JP2007188761A - 電気機器用押し釦スイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】釦の軸支持部に水が浸入しにくく、また故障しにくい電気機器用押し釦スイッチを提供する。
【解決手段】電気機器(図示せず)の器体7に設けた穴8から突出すると共に外部から押し操作される釦9と、前記釦9の根元の全周にわたり一体に、かつ水平に張り出して形成されたフランジ10と、前記釦9が取り付けられた軸15と、前記軸15を摺動自在に支持する軸支持部12を有するスイッチ枠体16とを備え、前記軸15の前記軸支持部12周囲を環状に取り囲むと共に上方に垂直に突出する防水壁13を設けたもので、器体7内へ進入した水は、軸支持部12を環状に取り囲む防水壁13にさえぎられ、軸支持部12に到達するのを防止し、故障しにくく信頼性の高いものである。
【選択図】図1
【解決手段】電気機器(図示せず)の器体7に設けた穴8から突出すると共に外部から押し操作される釦9と、前記釦9の根元の全周にわたり一体に、かつ水平に張り出して形成されたフランジ10と、前記釦9が取り付けられた軸15と、前記軸15を摺動自在に支持する軸支持部12を有するスイッチ枠体16とを備え、前記軸15の前記軸支持部12周囲を環状に取り囲むと共に上方に垂直に突出する防水壁13を設けたもので、器体7内へ進入した水は、軸支持部12を環状に取り囲む防水壁13にさえぎられ、軸支持部12に到達するのを防止し、故障しにくく信頼性の高いものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、家庭の調理機器等の電気機器に組み込まれる電気機器用押し釦スイッチに関するもので、特に防水の構成に関するものである。
従来の電気機器用押し釦スイッチは、釦の根元全周に水平に張り出したフランジを設けて、電気機器の器体に設けた穴と釦の隙間から器体内へ水などの異物が浸入しにくいように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
図3は、上記特許文献1に開示された従来の電気機器用押し釦スイッチの例を示すもので、釦1の根元全周に水平に張り出したフランジ2を設けて、器体3に設けた穴3aと、釦1との間の隙間4から、器体3内へ水などが浸入しにくいようにしている。
実公昭62−45624号公報
しかしながら、前記従来の電気機器用押し釦スイッチの構成によると、釦1を取り付けた軸5を支持する軸支持部6に、器体3内へ進入した水の一部が到達する場合があり、軸5の動作が円滑でなくなったり、また軸支持部6からさらに電気機器用押し釦スイッチの内部に水が浸入して電気機器用押し釦スイッチの故障の原因になるといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、器体内へ進入した水が軸支持部に到達するのを防止して故障しにくい電気機器用押し釦スイッチを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気機器用押し釦スイッチは、電気機器の器体に設けた穴から突出すると共に外部から押し操作される釦と、前記釦の根元の全周にわたり一体に、かつ水平に張り出して形成されたフランジと、前記釦が取り付けられた軸と、前記軸を摺動自在に支持する軸支持部を有するスイッチ枠体とを備え、前記軸の前記軸支持部周囲を環状に取り囲むと共に上方に突出する防水壁を設けたもので、器体内へ進入した水が、軸支持部を環状に取り囲む防水壁にさえぎられ、軸支持部に到達するのを防止し、故障しにくく信頼性の高いものである。
本発明の電気機器用押し釦スイッチは、器体内へ進入した水が、軸支持部を環状に取り囲むように設けた防水壁にさえぎられて、軸支持部に到達するのを防止し、故障しにくく信頼性の高いものである。
第1の発明は、電気機器の器体に設けた穴から突出すると共に外部から押し操作される釦と、前記釦の根元の全周にわたり一体に、かつ水平に張り出して形成されたフランジと、前記釦が取り付けられた軸と、前記軸を摺動自在に支持する軸支持部を有するスイッチ枠体とを備え、前記軸の前記軸支持部周囲を環状に取り囲むと共に上方に突出する防水壁を設けたもので、器体内へ進入した水が、軸支持部を環状に取り囲む防水壁にさえぎられ、軸支持部に到達するのを防止し、故障しにくく信頼性の高いものである。
第2の発明は、特に、第1の発明のスイッチ枠体の上面を覆う防水カバーを設け、前記防水カバーに防水壁を一体に形成したもので、防水壁とスイッチ枠体上面との間に隙間がないので、器体の穴と釦の隙間から器体内へ浸入した水が、防水壁とスイッチ枠体上面の隙間から釦の軸支持部に浸入することがない。
第3の発明は、特に、第1又は第2のフランジの外周下部に、環状リブを垂下形成し、前記環状リブを防水壁の外側に位置させたもので、万一、器体の穴と釦の隙間から器体内へ水が勢いよく浸入した場合でも、環状リブにより防水壁に達する前に水の勢いが弱められ、水が防水壁をのり越えにくくして釦の軸支持部に水が浸入しないようにすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の釦のストロークの下死点で、環状リブと防水壁が垂直方向でオーバーラップするようにしたもので、万一、器体の穴と釦の隙間から器体内へ水が勢いよく浸入した場合でも、防水壁とオーバーラップした環状リブにより水の勢いが弱められ、水が防水壁をのり越えないようにして釦の軸支持部に水が浸入しないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気機器用押し釦スイッチの要部断面図(「切」状態)、図2は、同電気機器用押し釦スイッチの要部断面図(「入」状態)である。
図1は、本発明の実施の形態1における電気機器用押し釦スイッチの要部断面図(「切」状態)、図2は、同電気機器用押し釦スイッチの要部断面図(「入」状態)である。
図1、図2において、本実施の形態における電気機器用押し釦スイッチ20は、外部から押し操作される釦9と、先端に釦9が取り付けられた軸15と、軸15を摺動自在に支持する軸支持部12を有するスイッチ枠体16と、スイッチ枠体16の上面を覆う防水カバー14を備えると共に、電気機器(図示せず)の器体7に設けた穴8から前記釦9の先端が突出するよう取り付けられる。釦9の根元全周には、水平に張り出したフランジ10を一体に有し、このフランジ10の外周下部に環状リブ11が垂下形成されている。
さらに、釦9の軸15を支持する軸支持部12の周囲は、防水壁13により環状に取り囲まれており、その防水壁13は、スイッチ枠体16の上面を覆う防水カバー14と一体に形成されている。
さらに、環状リブ11は、防水壁13の外側に位置し、釦9のストロークの下死点においても環状リブ11と防水壁13を垂直方向でオーバーラップさせている。
以上のように、本実施の形態によれば、穴8と釦9の隙間から器体7内へ進入した水は、軸支持部12を環状に取り囲むように設けた防水壁13にさえぎられて、軸支持部12に至るのを防止でき、また防水壁13が、防水カバー14に一体に形成されているので、スイッチ枠体16上面と防水壁13との間に隙間がなくなり、軸支持部12への水の浸入を確実に防げる。さらに、穴8と釦9の隙間から器体7内へ水が勢いよく浸入した場合にでも、防水壁13とオーバーラップさせた環状リブ11により、防水壁13に水が達する前に水の勢いが弱められ防水壁13をのり越えないようにして、軸支持部12に水が浸入することなく、故障しにくい電気機器用押し釦スイッチが得られる。
以上のように本発明にかかる電気機器用押し釦スイッチは、電気機器の器体内部に容易に水などの液体が侵入しないので、ミキサーなど水を使用する調理器等の各種電気機器に適用できる。
7 器体
9 釦
10 フランジ
11 環状リブ
12 軸支持部
13 防水壁
14 防水カバー
15 軸
16 スイッチ枠体
9 釦
10 フランジ
11 環状リブ
12 軸支持部
13 防水壁
14 防水カバー
15 軸
16 スイッチ枠体
Claims (4)
- 電気機器の器体に設けた穴から突出すると共に外部から押し操作される釦と、前記釦の根元の全周にわたり一体に、かつ水平に張り出して形成されたフランジと、前記釦が取り付けられた軸と、前記軸を摺動自在に支持する軸支持部を有するスイッチ枠体とを備え、前記軸の前記軸支持部周囲を環状に取り囲むと共に上方に突出する防水壁を設けた電気機器用押し釦スイッチ。
- スイッチ枠体の上面を覆う防水カバーを設け、前記防水カバーに防水壁を一体に形成した請求項1に記載の電気機器用押し釦スイッチ。
- フランジの外周下部に、環状リブを垂下形成し、前記環状リブを防水壁の外側に位置させた請求項1又は2に記載の電気機器用押し釦スイッチ。
- 釦のストロークの下死点で、環状リブと防水壁が垂直方向でオーバーラップするようにした請求項3に記載の電気機器用押し釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005902A JP2007188761A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 電気機器用押し釦スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006005902A JP2007188761A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 電気機器用押し釦スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007188761A true JP2007188761A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38343777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006005902A Pending JP2007188761A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 電気機器用押し釦スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007188761A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-01-13 JP JP2006005902A patent/JP2007188761A/ja active Pending
Cited By (13)
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