JP4880239B2 - ポリ容器用ガス抜き蓋 - Google Patents

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本発明は一般にポリ容器用ガス抜き蓋に関し、より特定的には、ガスを通過させるが液体を遮断する働きをするガス抜き用ペーパの、目詰まりを防止することができるように改良されたポリ容器用ガス抜き蓋に関する。
過酸化水素水、混酸、金属表面処理剤、次亜塩素酸ソーダ液等のガスを発生する液体を収容するポリ容器は、容器内の気圧増加を防止するために、通気性を有する蓋で、液取り出し口が密閉されている。
図5は、ポリ容器2に従来の蓋4が取り付けられた状態の部分断面図である。図6は、従来の蓋4の部分断面図である。こららの図を参照して、例えば過酸化水素水1を収容するポリ容器2には、上方に突出する液取り出し口3が設けられている。ポリ容器2は、13〜30リットル用のものが汎用されている。液取り出し口3を閉じる蓋4は、キャップ5と内蓋6と保護カバー11からなる。キャップ5の内壁面には、液取り出し口3の外面に設けられたねじ山に嵌まり込む、ねじ溝が設けられている。
内蓋6は、液取り出し口3の内面に接する嵌まり込み部6aを有し、嵌まり込み部6aが液取り出し口3の内面に接するように嵌まり込むことによって、ポリ容器2が密閉される。
図7は、内蓋6と保護カバー11との組み合わせ物の部分断面図である。図8(A)は、保護カバー11の部分断面図であり、図8(B)は、図8(A)のB方向から見た矢視図(保護カバー11の底面図)である。これらの図を参照して、内蓋6には、通気口9が設けられており、通気口9を閉じるように内蓋6の下面に、ガス抜き用ペーパ10が設けられている。ガス抜き用ペーパ10は、ガスを通過させるが、液体を遮断する働きをする。
内蓋6の下面に設けられたガス抜き用ペーパ10を覆うように、側部と底面部を有する保護カバー11が設けられている。保護カバー11は、ガス抜き用ペーパ10が剥がれて容器2内へ落下するのを防止するためのものである。保護カバー11の底面は、中央部で隆起しており、孔20が設けられている。
図9は、ガス抜き用ペーパ10の詳細を示す断面図である。図9を参照して、内蓋6の通気口9を閉じるように内蓋6の下面に設けられたガス抜き用ペーパ10は、気体を通すが、液体を通さないものであり、テトラフルオロエチレン樹脂で形成された多孔質膜である。ガス抜き用ペーパ10はポリエステル面10aとテトラフルオロエチレン面(撥水処理)10bを有し、内蓋6の下面に、熱融着することによって取り付けられる。図中、10cは、融着部を表している。ガス抜き用ペーパ10の取り付け方法は、保護カバー11と内蓋6で挟み込む方法もあるが、このタイプは嵌合密着が不十分なため、挟み込み面から液が漏れやすい。一方、熱融着によると、横倒し等による液漏れに対し、より性能が高くなる。
図5と図6を再び参照して、動作について説明する。過酸化水素水1から発生したO2ガスは、図中、矢印で示すように、保護カバー11の底面に設けられた孔20を通って、ガス抜き用ペーパ10、通気口9を通り、内蓋6の上面に形成された通気用溝6bを通り、液取り出し口3の外面に設けられたねじ山とキャップ5の内面の設けられたねじ溝の隙間25を通って、キャップ5に設けられた開口部5aから外部に放出される。これにより、ポリ容器2内の気圧が常圧に戻される。一方、ガス抜き用ペーパ10は液体を通さないので、通気口9から保護カバー11内に液体が入っても、液体の外部への漏出はガス抜き用ペーパ10によって防がれる。その結果、このポリ容器2は、内蓋6によって密閉されている状態となり、振動を受け、液が跳ねても、液は外部に漏出しない。
しかしながら、図7を参照して、従来の保護カバー11の構造であると、長期間使用していると、孔20から侵入した液が、保護カバー11の隆起部分の周辺の凹み部分21に溜まるという現象が観察された。保護カバー11の凹み部分21に液が溜まると、この液が頻繁にガス抜き用ペーパ10に接触し、ガス抜き用ペーパ10に目詰まりを生じさせ、通気性が悪くなるという問題点があった。また、保護カバー11の凹み部分21に液が溜まったままで放置しておくと、蓋4を開けた際、液が孔20を通って、外部に垂れだし、皮膚を冒す等の問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、ガス抜き用ペーパに目詰まりを生じさせないように改良されたポリ容器用ガス抜き蓋を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、蓋を開けた際、蓋から、外部に液が垂れだすことがないように改良されたポリ容器用ガス抜き蓋を提供することにある。
本発明は、ポリ容器の液取り出し口に取り付けられ、該ポリ容器を密閉するポリ容器用ガス抜き蓋であって、通気口を有し、上記液取り出し口に嵌り込んで上記ポリ容器を密閉する内蓋と、上記内蓋の下面に下方向に延び、かつその外周面に周方向に延びる突起が形成された円筒状の脚と、上記内蓋の下面に上記通気口を閉じるように設けられ、ガスを通過させるが、液体を遮断するガス抜き用ペーパと、上記内蓋の下面に上記ガス抜き用ペーパを覆うように取り付けられ、上記ガス抜き用ペーパが剥がれて上記容器内へ落下するのを防止するための、底面部と、該底面部から上方向に延び、かつその内周面に周方向に延びるように形成された溝を有する円筒状の側部とが一体成形されてなる保護カバーと、を備える。上記保護カバーの上記円筒状の側部の径は、上記内蓋の上記円筒状の脚の径よりも一回り大きくされており、上記内蓋の上記円筒状の脚の上記外周面が、上記保護カバーの上記円筒状の側部の内周面内に嵌まり込み、かつ上記突起が上記溝に嵌り込むことにより、上記保護カバーは上記内蓋に固定されており、上記保護カバーの円筒状の上記側部の一部には液膜が張らない大きさを有する開口部が設けられている。この開口部は、該保護カバー内に入り込んだ液体をポリ容器内に戻す働きをするので、保護カバー内には液が溜まらない。上記保護カバーの前記側部の上端には、上記内蓋の脚の外周に設けられた上記突起を上記溝に導き易くするためのテーパが形成されており、上記保護カバーの底面部には強度を高めるためのリブが設けられている。
この発明の好ましい実施態様によれば、上記開口部の下端の位置は、上記保護カバーの底面部の上面の位置より低くされている。このように構成することにより、保護カバー内に入り込んだ液体は全てポリ容器内に戻される。
この発明のさらに好ましい実施態様によれば、上記保護カバーの底面部は、中央に向かって盛り上がっている。このように構成することにより、保護カバー内に入り込んだ液体を完全にポリ容器内に戻すことができる。
この発明のさらに好ましい実施態様によれば、上記保護カバーの底面部には強度を高めるためのリブが設けられている。
上記内蓋の上部を覆うように上記ポリ容器の取り出し口にキャップが取り付けられるのが好ましい。
本発明にかかるポリ容器用ガス抜き蓋によれば、上記保護カバーの側部には、該保護カバー内に入り込んだ液体をポリ容器内に戻すための、液膜が張らない大きさの開口部が設けられているので、保護カバー内には液が溜まらない。保護カバー内には液が溜まらない結果、ガス抜き用ペーパに目詰まりを生じさせない。また、保護カバー内には液が溜まらない結果、蓋を開けて液を取り出す際、蓋から、外部に液が垂れだすことがない。
ガス抜き用ペーパに目詰まりを生じさせないように改良されたポリ容器用ガス抜き蓋を提供するという目的を、保護カバーの側部に、該保護カバー内に入り込んだ液体をポリ容器内に戻すための、液膜が張らない大きさの開口部を設けることによって実現した。以下この発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、実施例1にかかるポリ容器用ガス抜き蓋をポリ容器に取り付けたときの部分断面図である。ポリ容器2の液取り出し口3に、キャップ5と内蓋6と保護カバー11からなる蓋4が設けられている。キャップ5、内蓋6および保護カバー11は、例えばポリエチレンで形成される。キャップ5の内壁面には、液取り出し口3の外面に設けられたねじ山に嵌まり込む、ねじ溝が設けられている。
内蓋6は、液取り出し口3の内面に接する嵌まり込み部6aを有する。嵌まり込み部6aが液取り出し口3の内面に接するように嵌まり込むことによって、容器2が密閉される。
図2は、ポリ容器用ガス抜き蓋の部分断面図である。
図2を参照して、ポリ容器用ガス抜き蓋は、内蓋6と保護カバー11とからなる。内蓋6は、通気口9を有する。通気口9を閉じるように内蓋6の下面に、ガスを抜くためのガス抜き用ペーパ10が設けられている。内蓋6の下面に、ガス抜き用ペーパ10を覆うように、側部11aと底面部11bが一体成形されてなる保護カバー11が設けられている。
内蓋6は、保護カバー11を支持する脚31を有する。図示しないが、脚31の外周には、周方向に延びる突起が設けられており、この突起が、保護カバー11の側部11aの内周面に周方向に延びて形成された溝に嵌まり込むことにより、保護カバー11は内蓋6に固定される。
図3(A)は、保護カバー11の平面図であり、図3(B)は、保護カバー11の底面図であり、図3(C)は、図3(B)におけるC−C線に沿う断面図である。これらの図を参照して、保護カバー11の側部11aには、保護カバー11内に入り込んだ液体をポリ容器内に戻すための、液膜が張らない大きさの開口部12が設けられている。開口部12が四角の場合、その辺の長さは3mm以上にされる。これより、小さいと液膜が張り、保護カバー11内に入り込んだ液体をポリ容器内に戻すことができない。開口部12が円の場合、その直径は3.5mm以上にするのが好ましい。
なお、図2と図3(C)を参照して、保護カバー11の側部11aの内壁面には、内蓋6の脚31の外周に周方向に延びるように設けられた突起に嵌まり込む、周方向に延びる溝32が設けられている。また、保護カバー11の側部11aの上端には、内蓋の脚の外周に設けられた突起を溝32に導き易くするためのテーパ33が形成されている。内蓋6の脚31の外周に設けられた突起を保護カバー11のテーパ33にあてがい、保護カバー11を内蓋6に向けて押すと、小さな音を発して保護カバー11は内蓋6にしっかりと固定される。
次に動作について説明する。
図1を再び参照して、ポリ容器2内の液体から発生したガスは、保護カバー11の側部11aに設けられた開口部12を通って、保護カバー11内に入り、ガス抜き用ペーパ10、通気口9を通り、内蓋6の上面に形成された通気用溝を通り、液取り出し口3の外面に設けられたねじ山とキャップ5の内面の設けられたねじ溝の隙間25を通って、キャップ5に設けられた開口部5aから外部に放出される。また、保護カバー11の側部に設けられた開口部12は、液膜が張らない大きさにされているので、保護カバー11内に液体が入り込んでも、速やかにこの液体はポリ容器2内に戻される。したがって、長期間使用しても、ガス抜き用ペーパ10に目詰まりを生じさせない。また、蓋を開けて液を取り出す際、蓋から、外部に液が垂れだすことがない。
図3(C)を再び参照して、開口部12は、複数個設けられる。開口部12の下端の位置は、保護カバー11の底面部11bの上面の位置より低くされる。このように構成することにより、保護カバー11内に入り込んだ液体は全てポリ容器内に戻される。保護カバー11の底面部11bは、中央に向かって盛り上がっているのが好ましい。このように構成することにより、保護カバー11内に入り込んだ液体を完全にポリ容器内に戻すことができる。保護カバー11の底面部11bには、強度を高めるためのリブ14が設けられる。リブ14は、ポリエチレンで保護カバー11の底面部11bに一体的に形成される。
図4は、内蓋の側部と底面部と開口部の位置関係を簡略に示す図である。図4(A)は、上記実施例1を示すもので、開口部12の下端の位置は、保護カバー11の底面部11bの上面の位置に等しくされている。保護カバー11の底面部11bは、中央に向かって盛り上がっている。
図4(B)は、本発明の変形例を示す図である。保護カバー11の側部11aに開口部12が設けられている。保護カバー11の底面部11bは、中央に向かって連続的に盛り上がっている。本変形例では、開口部12の下端の位置は、保護カバー11の底面部11bの上面の位置より上にある。しかし、このような変形例であっても、従来例に比べると、液溜まり量は著しく減少することが認められた。
図4(C)は、本発明のさらなる変形例を示す図である。保護カバー11の側部11aに開口部12が設けられている。保護カバー11の底面部11bは、中央に向かって盛り上がっていないが、開口部12の下端の位置は、保護カバー11の底面部11bの上面の位置に等しくされている。このような変形例であっても、実施例1とほぼ同様の効果を奏する。
図4(D)は、本発明のさらなる変形例を示す図である。保護カバー11の側部11aに開口部12が設けられている。保護カバー11の底面部11bは、中央に向かって盛り上がっていない。本変形例では、開口部12の下端の位置は、保護カバー11の底面部11bの上面の位置より上にある。しかし、このような変形例であっても、従来例に比べると、液溜まり量は著しく減少することが認められた。
図4(E)は、比較例と示した、図8に示す従来の保護カバーの概略断面図である。
液溜まり量評価および水膜発生の有無の確認
図4(A)に示す保護カバーに内蓋をセットしたもの(実施例1)、図4(D)に示す保護カバーに内蓋をセットしたもの(実施例2)および図4(E)に示す従来の保護カバーに内蓋をセットしたもの(比較例)を用いて、過酸化水素水の替わりに水を満水充填した容器(20L)を、図1に示すように密閉し、10回振とうさせた後、内蓋と保護カバーセット品の重量を測定することにより、液溜まり量を把握した。また併せて水膜発生の有無を確認した。液溜まり量を5回繰り返して評価した結果を表1に示す。水膜発生の有無はそれぞれサンプル20個を試験し、発生率を求めた。結果を表2に示す。
Figure 0004880239
Figure 0004880239
表1から明らかなように、保護カバーの側部に開口部を設けた実施例1,2の場合には、液溜まり量は従来例に比べて著しく減少することが認められた。また、表2を参照して、実施例1,2では、保護カバーの側部に開口部の大きさは液膜が張らない大きさに選ばれているので、全く水膜を発生させなかったが、比較例の場合には、55%の保護カバーが水膜を発生させていた。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ガス抜き用ペーパの目詰まりを防止することができ、長期使用が可能なポリ容器用ガス抜き蓋を与える。
ポリ容器に、本発明の実施例1にかかるポリ容器用ガス抜き蓋が取り付けられた状態の部分断面図である 実施例1にかかるポリ容器用ガス抜き蓋の部分断面図である。 (A)は、実施例1にかかる保護カバーの平面図である。 (B)は、実施例1にかかる保護カバーの底面図である。 (C)は、図2(B)におけるC−C線に沿う断面図である。 種々のポリ容器用ガス抜き蓋の、内蓋の側部と底面部と開口部の関係を簡略に示す図である。 ポリ容器に従来の蓋が取り付けられた状態の部分断面図である。 従来のキャップの部分の拡大部分断面図である。 従来の内蓋と保護カバーとの組み合わせ物の詳細部分断面図である。 (A) 従来の保護カバーの詳細部分断面図である。 (B) 従来の保護カバーの底面図である。 ガス抜き用ペーパの詳細を示す断面図である。
符号の説明
1 過酸化水素水
2 ポリ容器
3 液取り出し口
4 蓋
5 キャップ
5a 開口部
6 内蓋
6a 嵌まり込み部
6b 通気用溝
9 通気口
10 ガス抜き用ペーパ
10a ポリエステル面
10b テトラフルオロエチレン面(撥水処理)
10c 融着部
11 保護カバー
11a 側部
11b 底面部
12 開口部
14 リブ
20 孔
21 凹み部分
25 ねじ溝の隙間
31 脚
32 周方向に延びる溝
33 テーパ

Claims (5)

  1. ポリ容器の液取り出し口に取り付けられ、該ポリ容器を密閉するポリ容器用ガス抜き蓋であって、
    通気口を有し、前記液取り出し口に嵌り込んで前記ポリ容器を密閉する内蓋と、
    前記内蓋の下面に下方向に延び、かつその外周面に周方向に延びる突起が形成された円筒状の脚と、
    前記内蓋の下面に前記通気口を閉じるように設けられ、ガスを通過させるが、液体を遮断するガス抜き用ペーパと、
    前記内蓋の下面に前記ガス抜き用ペーパを覆うように取り付けられ、前記ガス抜き用ペーパが剥がれて前記容器内へ落下するのを防止するための、底面部と、該底面部から上方向に延び、かつその内周面に周方向に延びるように形成された溝を有する円筒状の側部とが一体成形されてなる保護カバーと、を備え、
    前記保護カバーの前記円筒状の側部の径は、前記内蓋の前記円筒状の脚の径よりも一回り大きくされており、
    前記内蓋の前記円筒状の脚の前記外周面が、前記保護カバーの前記円筒状の側部の内周面内に嵌まり込み、かつ前記突起が前記溝に嵌り込むことにより、前記保護カバーは前記内蓋に固定されており、
    前記保護カバーの円筒状の前記側部の一部には液膜が張らない大きさを有する開口部が設けられており、
    前記保護カバーの前記側部の上端には、前記内蓋の脚の外周に設けられた前記突起を前記溝に導き易くするためのテーパが形成されており、
    前記保護カバーの底面部には強度を高めるためのリブが設けられているポリ容器用ガス抜き蓋。
  2. 前記開口部の下端の位置は、前記前記保護カバーの底面部の上面の位置より低くされている請求項1に記載のポリ容器用ガス抜き蓋。
  3. 前記保護カバーの底面部は、中央に向かって盛り上がっている請求項1または2に記載のポリ容器用ガス抜き蓋。
  4. 前記リブはポリエチレンで、前記保護カバーの底面部に一体的に形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載のポリ容器用ガス抜き蓋。
  5. 前記内蓋の上部を覆うように前記ポリ容器の取り出し口に取り付けられるキャップをさらに備える請求項1から4のいずれか1項に記載のポリ容器用ガス抜き蓋。
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