JP2021150853A - インターホン機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも簡易に組み立てることができるとともに、強度向上も図ることができるインターホン機器を提供する。【解決手段】本体ケースを組み立てるにあたり、前ケース2に設けられた第1の掛止片15、15を、後ケース3に設けられた第1の被掛止部25、25に掛止させることによって、前ケース2と後ケース3とを組み合わせるようにしている。また、前ケース2に、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁12と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁12の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁13、13とを備えるとともに、各第1の掛止片15を、前後方向が厚みとなる板状に形成し、前ケース2の上側の左右両隅部において、上壁12及び側壁13と一体的に設けている。【選択図】図2
Description
本発明は、たとえば居室内に設置されるインターホン親機等のインターホン機器に関するものである。
従来、インターホン機器の本体ケースとしては、前ケースと後ケースとを組み付けてなるものが多い(たとえば特許文献1)。
インターホン機器の組み立て作業の簡易化、及びインターホン機器の強度向上は、依然として解決すべき課題の1つである。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、従来よりも簡易に組み立てることができるとともに、強度向上も図ることができるインターホン機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周縁が後方へ折り曲げられた前ケースと、前ケースの後側に配される後ケースとを組み合わせてなる本体ケースを有するインターホン機器であって、前ケースに第1の掛止片が、後ケースに第1の掛止片を掛止可能な第1の被掛止部が夫々設けられており、第1の掛止片を第1の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとが組み合わされるとともに、前ケースは、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁とを備えており、第1の掛止片が、前後方向が厚みとなる板状に形成され、前ケースの上側の左右両隅部において、上壁及び側壁と一体的に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前ケースに第1の掛止片を、後ケースに第1の掛止片を掛止可能な第1の被掛止部を夫々設けており、第1の掛止片を第1の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとを組み合わせている。したがって、前ケースと後ケースとの位置を容易に合わせることができ、インターホン機器の組み立て作業の簡易化を図ることができる。また、前ケースに、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁とを備え、第1の掛止片を、前後方向が厚みとなる板状に形成し、前ケースの上側の左右両隅部において、上壁及び側壁と一体的に設けている。したがって、第1の掛止片が破損しづらく、ひいてはインターホン機器の強度を向上することができる。
請求項1に記載の発明によれば、前ケースに第1の掛止片を、後ケースに第1の掛止片を掛止可能な第1の被掛止部を夫々設けており、第1の掛止片を第1の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとを組み合わせている。したがって、前ケースと後ケースとの位置を容易に合わせることができ、インターホン機器の組み立て作業の簡易化を図ることができる。また、前ケースに、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁とを備え、第1の掛止片を、前後方向が厚みとなる板状に形成し、前ケースの上側の左右両隅部において、上壁及び側壁と一体的に設けている。したがって、第1の掛止片が破損しづらく、ひいてはインターホン機器の強度を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前ケースの上壁における左右方向での中央部分に、上壁から下方へ延びる板状の第2の掛止片が設けられている一方、後ケースに、第2の掛止片が掛止可能な第2の被掛止部が設けられており、第2の掛止片を第2の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとが組み合わされることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前ケースの上壁における左右方向での中央部分に、上壁から下方へ延びる板状の第2の掛止片を設ける一方、後ケースに、第2の掛止片が掛止可能な第2の被掛止部を設け、第2の掛止片を第2の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとを組み合わせている。したがって、上側の左右両隅部のみならず、左右方向で中央部分についても前ケースと後ケースとが連結されることになり、左右方向に長い本体ケースであっても中央部分が撓みにくい等、本体ケースの強度、ひいてはインターホン機器の強度を更に向上することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前ケースの上壁における左右方向での中央部分に、上壁から下方へ延びる板状の第2の掛止片を設ける一方、後ケースに、第2の掛止片が掛止可能な第2の被掛止部を設け、第2の掛止片を第2の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとを組み合わせている。したがって、上側の左右両隅部のみならず、左右方向で中央部分についても前ケースと後ケースとが連結されることになり、左右方向に長い本体ケースであっても中央部分が撓みにくい等、本体ケースの強度、ひいてはインターホン機器の強度を更に向上することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第2の被掛止部が、上方と後方とに開口する凹部として形成され、当該凹部の前方を閉塞する前面が、第2の掛止片が掛止する被掛止部となる一方、凹部の左右両側を閉塞する側面が、後方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とされているとともに、側面の少なくとも上端際が、上方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とされていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2の被掛止部を、上方と後方とに開口する凹部として形成し、当該凹部の前方を閉塞する前面を、第2の掛止片が掛止する被掛止部とする一方、凹部の左右両側を閉塞する側面を、後方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とするとともに、側面の少なくとも上端際を、上方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面としているため、前ケースと後ケースとの組み合わせ時に、第2の掛止片を第2の被掛止部にスムーズに掛止させることができ、インターホン機器の組み立て作業の一層の簡易化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2の被掛止部を、上方と後方とに開口する凹部として形成し、当該凹部の前方を閉塞する前面を、第2の掛止片が掛止する被掛止部とする一方、凹部の左右両側を閉塞する側面を、後方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とするとともに、側面の少なくとも上端際を、上方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面としているため、前ケースと後ケースとの組み合わせ時に、第2の掛止片を第2の被掛止部にスムーズに掛止させることができ、インターホン機器の組み立て作業の一層の簡易化を図ることができる。
本発明によれば、前ケースに第1の掛止片を、後ケースに第1の掛止片を掛止可能な第1の被掛止部を夫々設けており、第1の掛止片を第1の被掛止部へ掛止させることによって、前ケースと後ケースとを組み合わせている。したがって、前ケースと後ケースとの位置を容易に合わせることができ、インターホン機器の組み立て作業の簡易化を図ることができる。また、前ケースに、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁とを備え、第1の掛止片を、前後方向が厚みとなる板状に形成し、前ケースの上側の左右両隅部において、上壁及び側壁と一体的に設けている。したがって、第1の掛止片が破損しづらく、ひいてはインターホン機器の強度を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態となるインターホン親機について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、インターホン親機1の前面側を示した説明図である。図2は、前ケース2を後側から示した斜視説明図である。図3は、図2における掛止片15、16部分を拡大して示した斜視説明図であり、(a)は第2の掛止片16、(b)は第1の掛止片15である。図4は、後ケース3の前面側を示した説明図である。図5は、後ケース3を前側から示した斜視説明図である。図6は、後ケース3を後側から示した斜視説明図である。図7は、第2の被掛止部26を拡大して示した説明図であり、(a)は後方から、(b)は上方から夫々示している。図8は、インターホン親機1を後側から示した斜視説明図である。
インターホン親機1は、前側に配置される前ケース2、及び前ケース2の後側に組み合わされる後ケース3で構成される本体ケースと、前ケース2の前面に組み付けられ、前ケース2の前面下部を覆うカバー部材4とを有しており、本体ケースの前面中央から上部にかけては、インターホン子機(図示せず)で撮像された映像等を表示する表示部としての機能と、インターホン子機からの呼び出しに対する応答時等に操作する操作部としての機能とを兼ね備えたタッチパネル式の表示操作部5が設けられている。また、表示操作部5の上側には、インターホン子機との間で通話するためのマイク部6が設けられている。さらに、表示操作部5の下側には、自身の設定等のための設定ボタンや非常時に操作する非常報知ボタン等、使用者が押し込み操作する各種ボタン7、7・・が設けられているとともに、インターホン子機との間で通話するためのスピーカ部8が設けられている。そして、このようなインターホン親機1は、居室内の壁面等に設置されており、インターホン子機からの呼び出しに応じて表示操作部5に映像を表示するとともに、表示操作部5において所定の応答操作がなされたことをもって、インターホン子機との間での通話を可能な状態とする。
ここで、本発明の要部となる本体ケースの組み立て構造、すなわち前ケース2の後ケース3への掛止構造について説明する。
前ケース2は、後方へ開口する箱状に形成されており、液晶表示装置(図示せず)の液晶画面を露出させるための窓11が開設された正面視略矩形の前面と、前面の上縁から後方へ延びる上壁12と、前面の左右側縁から夫々後方へ延びる側壁13、13と、前面の下縁から後方へ延びる下壁14とを有する。上壁12は、前面の上縁に沿って左右に延びており、側壁13、13は、上壁12の左右両端部から下方へ延びている。また、前ケース2の後面側における左右の上隅部には、前ケース2を後ケース3へ掛止するための第1の掛止片15、15が設けられており、前ケース2の後面側における上縁で、左右方向で略中央となる箇所には、前ケース2を後ケース3へ掛止するための第2の掛止片16が設けられている。第1の掛止片15は、前後方向が厚み方向となる板状で、上壁12の後端及び側壁13の後端と一体に設けられている(すなわち、上壁12の後端から下方へ延びるとともに、側壁13の後端から左右方向で内側へ延びる板状に形成されている)。一方、第2の掛止片16は、前後方向が厚み方向となる板状で、上壁12の後端から下方へ延設されている。そして、両掛止片15、16の前面には、先端(下端)から上方へ向かって徐々に肉厚となる傾斜面15A、16Aが設けられている。
前ケース2は、後方へ開口する箱状に形成されており、液晶表示装置(図示せず)の液晶画面を露出させるための窓11が開設された正面視略矩形の前面と、前面の上縁から後方へ延びる上壁12と、前面の左右側縁から夫々後方へ延びる側壁13、13と、前面の下縁から後方へ延びる下壁14とを有する。上壁12は、前面の上縁に沿って左右に延びており、側壁13、13は、上壁12の左右両端部から下方へ延びている。また、前ケース2の後面側における左右の上隅部には、前ケース2を後ケース3へ掛止するための第1の掛止片15、15が設けられており、前ケース2の後面側における上縁で、左右方向で略中央となる箇所には、前ケース2を後ケース3へ掛止するための第2の掛止片16が設けられている。第1の掛止片15は、前後方向が厚み方向となる板状で、上壁12の後端及び側壁13の後端と一体に設けられている(すなわち、上壁12の後端から下方へ延びるとともに、側壁13の後端から左右方向で内側へ延びる板状に形成されている)。一方、第2の掛止片16は、前後方向が厚み方向となる板状で、上壁12の後端から下方へ延設されている。そして、両掛止片15、16の前面には、先端(下端)から上方へ向かって徐々に肉厚となる傾斜面15A、16Aが設けられている。
一方、後ケース3は、前方へ開口する箱状に形成されており、前面開口の周縁には夫々外方へ延びる鍔状の取付部(上取付部21、左右の側取付部22、22、及び下取付部23)が設けられている。そして、各取付部同士が交差する四隅には、前ケース2と後ケース3とをネジ止めするためのネジ孔41が設けられている。また、各ネジ孔41の上下方向で内側に隣接して、本体ケースを壁面との間に介在される設置金具に固定するための固定孔42が設けられている。さらに、右側の側取付部22において、上側の固定孔42の更に下方には、前ケース2と後ケース3とを繋ぐ施工紐(図示せず)を引っ掛けるためのフック43が設けられている。
また、後ケース3における各取付部の先端には、前方へ折り曲げられた折り曲げ部が設けられており、上取付部21の先端から前方へ延びる上折り曲げ部24には、第1の掛止片15、15が掛止可能な第1の被掛止部25、25と、第2の掛止片16が掛止可能な第2の被掛止部26とが設けられている。第1の被掛止部25は、上折り曲げ部24の左右両端に夫々設けられており、左右外側の側方、後方、及び上方に開口し、深さは第1の掛止片15の上下長さ(上壁12からの突出量)と略同じ、左右幅は第1の掛止片15の左右長さ(側壁13からの突出量)と略同じとなる凹部として成形されている。そして、第1の被掛止部25において、左右内側を閉塞する側面25A、及び底面25Bは、前ケース2の掛止作業時に第1の掛止片15を案内する案内面となり、前方を閉塞する前面25Cは、第1の掛止片15が掛止する掛止面となる。
一方、第2の被掛止部26は、上折り曲げ部24の左右方向で略中央となる箇所に設けられており、後方及び上方に開口し、深さは第2の掛止片16の上下長さ(上壁12からの突出量)と略同じ、左右幅は第2の掛止片16の左右長さ以上となる凹部として成形されている。そして、第2の被掛止部26において、左右両側を閉塞する左右側面26A、26A、及び底面26Bは、前ケース2の掛止作業時に第2の掛止片16を案内する案内面となり、前方を閉塞する前面26Cは、第2の掛止片16が掛止する掛止面となる。また、各側面26Aの上端際には、上方へ向かって左右夫々外方へ傾斜する傾斜面が形成されており、第2の被掛止部26の左右幅は、上端際において、上方へ向かって徐々に広くなっている(図7(a)、L1<L2)。さらに、第2の被掛止部26における各側面26Aは、後方へ向かって左右夫々外方へ傾斜する傾斜面とされており、第2の被掛止部26の左右幅は、後方へ向かって徐々に広くなっている(図7(b)、L3<L4)。なお、右側の側取付部22から前方へ延びる側折り曲げ部29は、上部(特にフック43の右方)において、上折り曲げ部24や下折り曲げ部等よりも大きく前方へ突出しており、フック43に引っ掛けられた施工紐の本体ケース外へのはみ出しを防止している。
そして、本体ケースを組み立てるにあたっては、後ケース3に対して、前ケース2を、上縁を軸として片開きさせたような姿勢とした上で、各被掛止部25、26の後方に対応する掛止片15、16を夫々位置させ、上記姿勢のまま前ケース2を前方へ移動させることにより、各被掛止部25、26内に対応する掛止片15、16を差し込む。その後、上縁を軸として前ケース2を下方へ回動させるような格好で後ケース3の前面開口を前ケース2で被覆すれば、各被掛止部25、26に対応する掛止片15、16が掛止する(図8)。そこで、当該掛止状態のまま、両ケース2、3をネジ止めして一体化すれば、インターホン親機1の本体ケースの組み立ては完了となる。
以上のような構成を有するインターホン親機1によれば、本体ケースを組み立てるにあたり、前ケース2に設けられた第1の掛止片15、15を、後ケース3に設けられた第1の被掛止部25、25に掛止させることによって、前ケース2と後ケース3とを組み合わせるようにしている。したがって、前ケース2と後ケース3との位置を容易に合わせることができ、インターホン親機1の組み立て作業の簡易化を図ることができる。
また、前ケース2に、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、上縁に沿って左右に延びる上壁12と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、上壁12の左右両端部から下方へ側縁に沿って延びる側壁13、13とを備えるとともに、各第1の掛止片15を、前後方向が厚みとなる板状に形成し、前ケース2の上側の左右両隅部において、上壁12及び側壁13と一体的に設けている。したがって、第1の掛止片15、15が破損しづらく、ひいてはインターホン親機1の強度を向上することができる。
さらに、前ケース2の上壁12における左右方向での中央部分に、上壁12から下方へ延びる板状の第2の掛止片16を設ける一方、後ケース3に、第2の掛止片16が掛止可能な第2の被掛止部26を設けており、第2の掛止片16を第2の被掛止部26へ掛止させることによって、前ケース2と後ケース3とを組み合わせている。したがって、第1の掛止片15、15が設けられた左右両隅部のみならず、左右方向で中央部分についても前ケース2と後ケース3とが連結されることになり、左右方向に長い本体ケースであっても中央部分が撓みにくい等、本体ケースの強度、ひいてはインターホン親機1の強度を更に向上することができる。
さらにまた、第2の被掛止部26を、上方と後方とに開口する凹部として形成し、当該凹部の前方を閉塞する前面26Cを、第2の掛止片16が掛止する掛止面とする一方、凹部の左右両側を閉塞する側面26A、26Aを、後方へ向かって左右外方へ傾斜する(側面26A同士の間隔が広がる)傾斜面とするとともに、側面26A、26Aの上端際を、上方へ向かって左右外方へ傾斜する(側面26A同士の間隔が広がる)傾斜面としているため、前ケース2と後ケース3との組み合わせ時に、第2の掛止片16を第2の被掛止部26にスムーズに掛止させることができ、インターホン親機1の組み立て作業の一層の簡易化を図ることができる。
加えて、後ケース3の右側の側取付部22の上部において、前ケース2と後ケース3とを一体化するネジ孔41の下側に、本体ケースを設置金具に固定するための固定孔42を設け、固定孔42の更に下側に、施工紐が引っ掛けられるフック43を設けているとともに、右側の側取付部22から前方へ延びる側折り曲げ部29のうち、特にフック43の右側に位置する部分を、上折り曲げ部24や下折り曲げ部等よりも大きく前方へ突出させている。したがって、フック43に引っ掛けられた施工紐が本体ケース外へはみ出しにくい構造とすることができる。
なお、本発明に係るインターホン機器は、インターホン機器の全体的な構成は勿論、本体ケースの組み立てに係る構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、第2の掛止片や第2の被掛止部の有無については適宜設計変更可能であり、本体ケースの大きさによっては第2の掛止片等を設けないとしてもよいし、反対に第2の掛止片等を複数設けるとしてもよい。
また、第2の被掛止部を設けるとしても、本実施形態のように前後方向で傾斜させなくともよいし、上下方向での傾斜面を設けずともよい。なお、上記実施形態では、第2の被掛止部において、側面の上端際にのみ上下方向での傾斜面を設けるとしているが、側面を全体的に上下方向で傾斜させるように構成することも可能である。
加えて、上記実施形態ではインターホン親機について説明しているが、本発明は、前ケースと後ケースとを組み合わせてなる本体ケースを有してさえいれば、インターホン子機や集合玄関機等の他のインターホン機器に対しても好適に採用することができる。
また、第2の被掛止部を設けるとしても、本実施形態のように前後方向で傾斜させなくともよいし、上下方向での傾斜面を設けずともよい。なお、上記実施形態では、第2の被掛止部において、側面の上端際にのみ上下方向での傾斜面を設けるとしているが、側面を全体的に上下方向で傾斜させるように構成することも可能である。
加えて、上記実施形態ではインターホン親機について説明しているが、本発明は、前ケースと後ケースとを組み合わせてなる本体ケースを有してさえいれば、インターホン子機や集合玄関機等の他のインターホン機器に対しても好適に採用することができる。
1・・インターホン親機(インターホン機器)、2・・前ケース(本体ケース)、3・・後ケース(本体ケース)、12・・上壁、13・・側壁、15・・第1の掛止片、16・・第2の掛止片、22・・側取付部、24・・上折り曲げ部、25・・第1の被掛止部、25A・・側面、25C・・前面、26・・第2の被掛止部、26A・・側面、26C・・前面(被掛止部)、41・・ネジ孔、42・・固定孔、43・・フック。
Claims (3)
- 外周縁が後方へ折り曲げられた前ケースと、前記前ケースの後側に配される後ケースとを組み合わせてなる本体ケースを有するインターホン機器であって、
前記前ケースに第1の掛止片が、前記後ケースに前記第1の掛止片を掛止可能な第1の被掛止部が夫々設けられており、
前記第1の掛止片を前記第1の被掛止部へ掛止させることによって、前記前ケースと前記後ケースとが組み合わされるとともに、
前記前ケースは、前面の上縁から後方へ折り曲げられ、前記上縁に沿って左右に延びる上壁と、前面の左右両側縁から後方へ折り曲げられ、前記上壁の左右両端部から下方へ前記側縁に沿って延びる側壁とを備えており、
前記第1の掛止片が、前後方向が厚みとなる板状に形成され、前記前ケースの上側の左右両隅部において、前記上壁及び前記側壁と一体的に設けられていることを特徴とするインターホン機器。 - 前記前ケースの前記上壁における左右方向での中央部分に、前記上壁から下方へ延びる板状の第2の掛止片が設けられている一方、
前記後ケースに、前記第2の掛止片が掛止可能な第2の被掛止部が設けられており、
前記第2の掛止片を前記第2の被掛止部へ掛止させることによって、前記前ケースと前記後ケースとが組み合わされることを特徴とする請求項1に記載のインターホン機器。 - 前記第2の被掛止部が、上方と後方とに開口する凹部として形成され、当該凹部の前方を閉塞する前面が、前記第2の掛止片が掛止する被掛止部となる一方、
前記凹部の左右両側を閉塞する側面が、後方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とされているとともに、前記側面の少なくとも上端際が、上方へ向かって左右外方へ傾斜する傾斜面とされていることを特徴とする請求項2に記載のインターホン機器。
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