JP7471988B2 - ブラインド - Google Patents

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Description

本実施形態は、遮蔽材を有するブラインドに関する。
従来、この種のブラインドに関する技術として、操作コードを巻き取り及び巻き解き可能に構成されたプーリを回転可能に軸支する固定軸の軸方向長さを短く構成することによって、操作コードの巻き取り及び巻き解きによるプーリの回転に対する軸ブレを低減する技術が知られている。
特許第4440802号公報
操作コードに対する操作に応じて遮蔽材を動作させる操作ユニットがヘッドボックス内に収容されるブラインドにおいては、ヘッドボックスによって上下方向及び前後方向のサイズに制限が生じる。この場合、プーリを含む操作ユニットにおける機構は左右方向にずらして配置する必要があるが、プーリ又はプーリと連動する部材が軸方向に長くなるため、軸ブレが生じやすくなる、という問題が生じる。このような軸ブレによれば、特に操作コードの巻き取りにおいて不具合が生じる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、プーリ又はプーリと連動する部材が軸方向に長くなっても軸ブレの発生を抑制することができる技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、操作コードが巻取り及び巻解き可能に連結され、該操作コードの操作により回転されることにより遮蔽材を動作させる駆動軸の回転力を生成するプーリと、前記プーリと回転軸方向に異なる位置に設けられるともに該プーリと一体回転可能に設けられ、前記プーリの回転力を前記駆動軸に伝達する接続部材と、前記プーリを回転可能に軸支する固定軸と、前記接続部材が摺動する摺動部とを有する支持体とを備える。
本発明によれば、プーリ又はプーリと連動する部材が軸方向に長くなっても軸ブレの発生を抑制することができる。
実施形態に係るブラインドを示す正面図である。 ヘッドボックスの内部構造を示す縦断面図である。 ヘッドボックスの内部構造を示す斜視図である。 スラットが下限に位置する状態におけるブラインドを示す側断面図である。 操作コードが引かれてスラットが上昇した状態におけるブラインドを示す側断面図である。 操作コードから手を離した状態におけるブラインドを示す側断面図である。 操作部材を回転させてスラットが傾動した状態におけるブラインドを示す側断面図である。 操作ユニットの構成を示す斜視図である。 操作ユニットの構成を示す縦断面図である。 クラッチ機構及びアダプタの構成を示す分解斜視図である。 中継軸及び固定軸の構成を示す縦断面図である。 操作コードを引いた状態における図9のA-A線断面相当図である。 非伝達状態における図9のB-B線断面図である。 伝達状態における図9のB-B線断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、遮蔽材としてスラットを備える横型ブラインドに本発明を適用した場合を例にとり説明を行う。なお、本実施形態においては、ブラインドが設けられた際の室内側の面を正面、室外側の面を背面、正面と背面とからなる方向を前後方向、ブラインドの長手方向を左右方向と称して以後説明を行う。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(全体構成)
先ず、本実施形態に係るブラインドの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るブラインドを示す正面図である。なお、この図においてはボトムレールが最下降位置まで下降され、スラットが水平、即ち全開状態にあるブラインドが示されている。また、図1においてはヘッドボックスのみ、その内部が示されている。
図1に示されるように、本実施形態に係るブラインド1は、ヘッドボックス2と、ヘッドボックス2内に設けられる操作ユニット3と、複数のスラット4と、ボトムレール5とを備える。
ヘッドボックス2は、複数のブラケット21を介して窓枠等に固定されており、両側面にヘッドボックスキャップ22が着脱自在に設けられている。ヘッドボックス2内には、第1駆動軸231及び第2駆動軸232と、3つの昇降ドラム241と、ここでは不図示の3つの回転ドラム242(図2参照)と、第1駆動軸231の回転を減速するブレーキ装置250と、第1駆動軸231の回転を拘束するストッパ装置260とが設けられている。
操作ユニット3は、ヘッドボックス2内の図1中右側に設けられており、ヘッドボックス2から垂下する操作部材36の一端と係合する。この操作部材36が操作者により操作されることにより、操作ユニット3は第1駆動軸231及び第2駆動軸232を回転駆動する。
スラット4は、ヘッドボックス2とボトムレール5との間において、上下方向に複数配置されるようラダーコード62により支持されている。ラダーコード62は、一端が回転ドラム242に連結されてヘッドボックス2から垂下すると共に、他端がボトムレール5に連結され、スラット4を挟むようにその前方及び後方に配されてスラット4を個別に支持している。したがって、回転ドラム242の回転に応じて前方及び後方のラダーコード62が互いに上下方向に沿って相対移動することにより傾動し、スラット4は全閉、水平(全開)、または反全閉状態等に回転する。
ボトムレール5は、昇降ドラム241に巻取り及び巻解き可能に一端が連結された昇降コード61の他端と連結することにより、ブラインド1の最下端に位置するように吊り下げ支持されている。したがって昇降コード61が昇降ドラム241により巻取り及び巻解きがなされることで昇降移動し、当該昇降移動により複数のスラット4が昇降することとなる。
(昇降ドラム及び回転ドラム)
次に、図2,3を用いて、上述した各ドラムの構成について説明する。図2,3は、それぞれ、ヘッドボックスの内部構造を示す縦断面図、斜視図である。
図2,3に示されるように、昇降ドラム241は、ヘッドボックス2内に設けられた昇降ドラム受け243に対して回転可能に収容されると共に、第1駆動軸231が貫通することにより当該第1駆動軸231と一体回転可能に連結されている。昇降ドラム受け243には、コード押さえ244が設けられており、当該コード押さえ244下方から昇降コード61が垂下するようにされている。以上の構成は3つの昇降ドラム241において同様であるが、図1に示されるように図中左側の昇降ドラム241についてはヘッドボックス2内の収容スペースの関係上、他の2つの昇降ドラム241とは逆向きに配置され、昇降コード61の巻方向も逆となっている。
第1駆動軸231の一端は操作ユニット3にまで達しており、後述する連動部材324に一体回転可能に連結されている。これにより連動部材324の回転に応じて第1駆動軸231を介して同方向に3つの昇降ドラム241が回転することとなる。
回転ドラム242は、昇降ドラム受け243に組付けられた回転ドラム受け246に対して回転可能に収容されると共に、第2駆動軸232が貫通することにより当該第2駆動軸232と一体回転可能に連結されている。第2駆動軸232の一端は操作ユニット3にまで達しており、後に詳述する出力ギア341に一体回転可能に連結されている。出力ギア341は操作部材36を操作者が回転操作した場合にその駆動力を第2駆動軸232に伝達するものであり、第2駆動軸232は当該駆動力に応じて回転し、同方向に3つの回転ドラム242が回転することとなる。
(操作ユニットの構成)
次に、図1~3を用いて、上述した操作ユニット3の構成について説明する。
操作ユニット3は、操作者により操作されることによって、ボトムレール5と共にスラット4を昇降動作させるとともに、スラット4を回転させるものである。操作ユニット3は、図2に示すように、ケース部材31a~31cが組み付けられることによって構成される支持体としての収容ケース31を備える。また、操作ユニット3は、収容ケース31内にそれぞれ収容されるプーリ321、操作コード361が巻き取られる巻取方向に回転させる回転力をプーリ321に付勢する付勢機構390、アダプタ323、一方向の回転力のみを第1駆動軸231に伝達するクラッチ機構380、第2駆動軸232を回転駆動する傾動機構、及びプーリ321の回転を減速させるブレーキ機構370を備える。
プーリ321は、軸方向が左右方向を向くようにケース部材31aに設けられた固定軸311(図11参照)に対して相対回転可能に軸支され、紐状に形成された操作コード361が巻取り及び巻解き可能に略円筒状に形成される部材であって、プーリ321の外周面には操作コード361が連結される。
操作部材36は、図1,3に示すように、上述した操作コード361、コード止め362、中空の筒状に形成された操作棒363、中空の筒状に形成され、ヘッドボックス2内において回転可能に支持されるチルタ入力軸365、チルタ入力軸365と操作棒363とを連結するジョイント部364を備える。操作棒363、ジョイント部364、チルタ入力軸365は、ジョイント部364において折り曲げ可能であり、全体として略筒状に形成される長尺部材を構成する。
操作コード361は、上述したように一端がプーリ321に連結され、図2,3に示すように、他端がプーリ321から垂下すると共に、チルタ入力軸365、ジョイント部364、操作棒363に挿通されて、操作棒363の下端から露出され、コード止め362に連結される(図1参照)。操作コード361は巻取方向に付勢されるとともに、操作棒363の下端とコード止め362が当接するため、これ以上の操作コード361の巻取りが防止されている。なお、操作棒363下部は拡径され、操作部材36を操作者が操作する際に把持するための把持部となっており、コード止め362はこの把持部下端に当接することとなる。コード止め362を操作棒363から引き離すように引き下げた後に手を離すと、付勢機構390により操作コード361が巻き取られ、コード止め362と操作棒363とが再度当接した状態となる。
図2に示すように、チルタ入力軸365の上端部には所謂ウォームホイルである入力ギア366が設けられ、また、チルタ入力軸365は、回転可能に、且つ回転軸方向が鉛直方向に対して所定角度だけ前方に傾斜するように収容ケース31に支持される。入力ギア366は、収容ケース31内に回転可能に軸支される所謂ウォームギアである中間ギア342に噛み合っている。中間ギア342は、同じくウォームギアであり、第2駆動軸232と一体回転可能に収容ケース31内に軸支された出力ギア341と噛み合っている。入力ギア366、中間ギア342、出力ギア341により、傾動機構が構成される。
操作棒363は、その上端部がジョイント部364を介してチルタ入力軸365に一体回転可能に連結される。したがって、操作者によって、操作棒363に加えられた回転力は、傾動機構を介して第2駆動軸232へ伝達される。よって、操作者は、操作棒363を回転操作することによって、スラット4を回転させることができる。
(ブラインドの動作)
操作ユニットによるブラインドの動作を説明する。図4~7は、それぞれ、スラットが下限に位置する状態、操作コードが引かれてスラットが上昇した状態、操作コードから手を離した状態、操作部材を回転させてスラットが傾動した状態におけるブラインドを示す側断面図である。
図4に示すように、既にボトムレール5が最下降位置まで降下された状態において、図5に示すように、操作者が操作部材36のコード止め362を引き下げると、操作コード361が巻き解かれてプーリ321が回転する。続いて、プーリ321の巻き解き方向の回転力は、ブレーキ機構370、アダプタ323を介してクラッチ機構380に伝達される。クラッチ機構380は、巻き解き方向の回転力のみを連動部材324に伝達するため、プーリ321の巻き解き方向の回転力は、第1駆動軸231に伝達され、第1駆動軸231と一体回転する昇降ドラム241が昇降コード61を巻き取ることにより、図5に示すようにボトムレール5を引き上げてスラットを上昇させることができる。
操作者がコード止め362の引き下げ操作を止めると、第1駆動軸231はボトムレール5の自重で下降方向に回転しようとするが、ストッパ装置260(図1参照)が作動して回転を停止する。コード止め362を引いた状態において手を離すと、図6に示すように、付勢機構390によりプーリ321は巻き取り方向に回転し、操作コード361が巻き取られる。この際、この巻き取り方向の回転力は、クラッチ機構380により連動部材324には伝達されないため、上昇したボトムレール5の位置は変わらない。操作者はこのような操作部材36のコード止め362の引き下げ操作を複数回繰り返すことにより、ボトムレール5と共にスラット4を最上昇位置まで上昇させることができる。なお、付勢機構390によるプーリ321の回転は、ブレーキ機構370によって減速される。
一方、上昇したスラット4及びボトムレール5を下降させるには、操作者がコード止め362を引き、若干量操作コード361を引き出した状態において手を離すことによって、第1駆動軸231を介してストッパ装置260の停止が解除され、スラット4及びボトムレール5が自重によって下降する。このとき、第1駆動軸231の回転を減速するブレーキ装置250の作用によって、スラット4及びボトムレール5は減速されながら自重降下する。
図7に示すように、操作部材36の操作棒363を一方向に回転させると、そのジョイント部364、チルタ入力軸365、及び入力ギア366が同一の回転量で回転し、入力ギア366に噛み合う中間ギア342に対して、その駆動力が伝達される。駆動力は中間ギア342を介して出力ギア341に伝達し、当該ギアに連結された第2駆動軸232が回転することとなる。この第2駆動軸232の回転に応じて回転ドラム242が回転し、ラダーコード62を巻き取ることにより、スラット4が傾動(回転)する。一方、操作棒363を逆方向に回転させると、上記とは逆方向に第2駆動軸232が回転し、スラット4が逆方向に傾動する。
(アダプタの構成)
アダプタの構成について説明する。図8,9は、それぞれ、操作ユニットの構成を示す斜視図、縦断面図である。図10は、クラッチ機構及びアダプタの構成を示す分解斜視図である。図11は、中継軸及び固定軸の構成を示す縦断面図である。図12は、操作コードを引いた状態における図9のA-A線断面相当図である。
図8~11に示すように、操作ユニット3における各構成要素は、左右方向において外方側から内方側に向かって、付勢機構390、プーリ321、ブレーキ機構370、アダプタ323、連動部材324を含むクラッチ機構380の順に配される。上述したように、プーリ321は、ケース部材31aに設けられた固定軸311に回転可能に軸支される(図9参照)。図11に示すように、固定軸311には、軸方向に延在する中継軸325が固定ねじ325aによって取り付けられ、この中継軸325によって固定軸311の軸方向長さが延長される。中継軸325にはクラッチ機構380が相対回転可能に軸支される。中継軸325は、一端側が固定軸311により支持されており、他端側が連動部材324に支持されている。
上述したように、中継軸325によって固定軸311の軸方向長さが延長されることで、プーリ321の軸方向長さも延長することができるため、後述するようなブレーキ機構370を搭載したプーリ321を含む操作ユニット3をヘッドボックス2に収容することができるようになる。一方、従来のようにプーリ321が固定軸311のみで支持される場合、プーリ321が軸方向に長くなると、プーリ321の偏心に起因した軸ブレ(プーリ321の芯ブレ)に伴う問題が生じ得る。より具体的には、プーリ321の軸ブレにより回転動作が不安定になって操作コード361の巻取不良が生じたり、プーリ321の軸ブレに伴う連動部材324等の抵抗増大によりスラット4及びボトムレール5の自重下降不良が生じたりするといった問題が生じ得る。更に、プーリ321の中心を貫通している中継軸325の軸ブレを引き起こしたり、中継軸325を支持する固定軸311にも悪影響を及ぼしたりすることで、プーリ321の巻き解き方向の回転力を第1駆動軸231に伝達させる際の動力伝達性能を低下させるといった問題も生じ得る。
このようなプーリ321の軸ブレを抑制するため、ブレーキ機構370とクラッチ機構380との間に接続部材としてのアダプタ323が設けられる。図8~12に示すように、アダプタ323は、略円盤上、即ち上面と底面との距離が短い円柱状に形成され、中継軸325と相対回転可能に構成された部材である。プーリ321には、軸方向に突出するように形成され、ブレーキ機構370の一部を構成するロータ371が設けられており(図9参照)、このロータ371がアダプタ323の中央部分に嵌合することによって、アダプタ323は、プーリ321に一体回転可能に連結される。回転軸方向に直交する径方向において、ロータ371は、アダプタ323よりも小さく形成される。
アダプタ323は、ケース部材31cにおいて略円柱状に形成された収容空間312にクラッチ機構380とともに収容される。また、アダプタ323の回転軸垂直断面における外郭形状は、プーリ321と一体回転された際に収容空間312の内壁面にアダプタ323の周壁が摺接する円状に形成される。このようなアダプタ323によれば、プーリ321の他端側がアダプタ323を介してケース部材31cにおいて支持されることとなる。即ち、本実施形態におけるロータ371が設けられたプーリ321は、一端側が固定軸311で支持されるともに、他端側はロータ371が嵌合するアダプタ323を介してケース部材31cにおいて支持される。これによって、プーリ321の軸ブレを抑制することができ、延いては、中継軸325の軸ブレ及び固定軸311に悪影響が生じてしまうことを抑制することができる。これにより、上述した操作コード361の巻取不良やスラット4及びボトムレール5の自重下降不良の発生を抑制することができるとともに、プーリ321の巻き解き方向の回転力を第1駆動軸231に伝達させる際の動力伝達性能を向上させることができる。また、図10に示すようにアダプタ323には、軸方向におけるクラッチ機構380側に延在する3つの突起部323aが設けられている。突起部323aについては後に詳述する。
(クラッチ機構の構成)
クラッチ機構の構成について説明する。図13,14は、非伝達状態、伝達状態における図9のB-B線断面図である。
クラッチ機構380は、プーリ321の回転方向に応じて、図13に示すように、第1駆動軸231に回転力を伝達させない非伝達状態と、図14に示すように、第1駆動軸231に回転力を伝達する伝達状態とに切り替えられるものであり、中継軸325と、クラッチドラム326と、クラッチピン327と、ガイドワッシャ328と、カムドライブ329とを備える。本実施形態において、クラッチ機構380は、プーリ321が巻き解き方向に回転される際に伝達状態となり、一方、プーリ321が巻き取り方向に回転される際に非伝達状態となる。
クラッチドラム326は、中空の円筒状に形成されて中継軸325が挿通されるとともに、その周壁にはクラッチバネ330が嵌合される。クラッチピン327は、円柱状に形成され、径方向に沿って進退することにより連動部材324に対しプーリ321の回転の伝達/非伝達を行う。
ガイドワッシャ328は、中空円盤状をなしてその中空部にクラッチドラム326が貫通し、相対回転可能に支持されている。また、ガイドワッシャ328は、一方の面にクラッチピン327の進退動作を案内する突起328aを3組、カムドライブ329と一体回転するための突起328bを2組有している。
カムドライブ329は、中空円盤状をなしてその中空部にクラッチドラム326が貫通し、相対回転可能に支持されている。カムドライブ329は、アダプタ323の突起部323aが回転方向両側に係合するように形成されることによりプーリ321と一体回転可能に構成され、クラッチピン327を進退移動させるカム面を有する突起329bと、ガイドワッシャ328の突起328bに当接可能な突起329cとが外周面に設けられている。
カムドライブ329はガイドワッシャ328と互いに相対回転可能に構成されるが、突起328bと突起329cとが当接した際には相対回転が規制される。連動部材324は、図2及び図3に示されるように収容ケース31内において第1駆動軸231が相対回転不能に嵌合しており、図14に示されるようにクラッチピン327と係合可能に径内方向に突出する係合部324aが設けられている。
アダプタ323が突起部323aによってカムドライブ329と係合することによって、カムドライブ329がアダプタ323を介してプーリ321と一体回転し、この回転方向が巻き解き方向である場合には、突起329bのカム面によりクラッチピン327が径外方向へ押し上げられ、連動部材324の係合部324aに係合する。当該係合時には、突起328bと突起329cとが当接し、図14に示される伝達状態となる。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 ブラインド
4 スラット(遮蔽材)
321 プーリ
323 アダプタ(接続部材)
361 操作コード
380 クラッチ機構

Claims (6)

  1. 操作コードが巻取り及び巻解き可能に連結され、該操作コードの操作により回転されることにより遮蔽材を動作させる駆動軸の回転力を生成するプーリと、
    前記プーリと回転軸方向に異なる位置に設けられるともに該プーリと一体回転可能に設けられ、前記プーリの回転力を前記駆動軸に伝達する接続部材と、
    前記プーリを回転可能に軸支する固定軸と、前記接続部材が摺動する摺動部とを有する支持体と
    回転軸方向に延在するとともに、回転軸方向に直交する径方向において前記接続部材よりも小さく形成されるロータとを備え、
    前記接続部材は、前記ロータを介して前記プーリと一体回転可能に接続されることを特徴とするブラインド。
  2. 前記摺動部は、前記支持体に設けられた壁面であることを特徴とする請求項1に記載のブラインド。
  3. 前記壁面は円筒状の内壁面であることを特徴とする請求項2に記載のブラインド。
  4. 前記接続部材における回転軸垂直断面の外郭形状は、前記内壁面に接する円状をなしていることを特徴とする請求項3に記載のブラインド。
  5. 前記ロータは、回転軸方向に突出するように前記プーリに形成されことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載のブラインド。
  6. 前記プーリの一方向の回転力のみを前記駆動軸に伝達するクラッチ機構を更に備え、
    前記プーリの回転力は、前記接続部材を介して前記クラッチ機構に伝達されることを特徴とする請求項1~請求項のいずれか一項に記載のブラインド。
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