JP7467871B2 - ステープル取り外し装置 - Google Patents

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Description

本開示は、ステープル取り外し装置に関する。
従来より、用紙束からステープルを取り外すステープル取り外し装置が開示されている(例えば、特許文献1)。この種のステープル取り外し装置は、用紙束とステープルとの間に楔状の板(以下、楔板という)を挿入することで用紙束からステープルを取り外すものである。一般的にステープル取り外し装置には、楔板の用紙束とステープルとの間への挿入時における用紙束の移動(ずれ)を防止するために、用紙束を載置部上の所定位置に押さえ付けるための紙押さえ機構が設けられている。
例えば、特許文献1に開示されるステープル除去装置は、スプリングによりシート束に対して加圧する方向に付勢され、下方に移動してシート束を除去セット位置に加圧しプレス板を備えている。
特開2019-022923号公報
上記特許文献1に開示のステープル除去装置では、プレス板による用紙束に対する押し付け力が常に一定の値となるように設定される。そしてその押し付け力は、最も押し付け力が必要となる綴じ処理が可能な最大枚数の用紙束を押さえることのできる力以上に設定される。しかしその場合、例えば2枚、3枚の用紙からなる薄い用紙束のように、大きな押し付け力を必要としない用紙束に対して最大枚数の用紙束を抑えることのできる大きな押し付け力で押さえることとなり、エネルギー効率が悪い。また、同じ枚数の用紙束であっても、例えば、紙種、ステープルの種類、ステープルの用紙束への綴じ状態(例えば、用紙に食い込むように強く綴じられている場合)によって、用紙束とステープルとの間へ楔板を挿入する際の挿入負荷が異なる。このため、押し付け力を最大枚数の用紙束に合わせて設定しても、紙種、ステープルの種類、ステープルの用紙束への綴じ状態によっては、楔板の挿入負荷が想定を上回り、用紙束がずれてしまう場合があった。
そこで、各種の用紙束を最適な押し付け力で所定位置に固定することを可能としたステープル取り外し装置を提供することを目的とした。
本開示に係るステープル取り外し装置は、クラウン部と脚部とからなるステープルで綴じられた用紙束を載置可能な載置部と、前記載置部に載置された前記用紙束と対向する位置に設けられ、前記用紙束に向けて移動可能に構成され、前記移動により前記用紙束を前記載置部に押し付ける用紙押え部と、前記載置部に載置された前記用紙束の前記クラウン部が露出する側に位置し、前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入可能に構成され、前記挿入により前記用紙束から前記ステープルを除去する除去部と、前記除去部を移動させる第2モータと、前記除去部が前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入される際の前記除去部の挿入負荷として前記第2モータの電流値を検出する負荷検出部と、前記負荷検出部により検出された前記第2モータの電流値が高い場合に前記用紙押え部の押し付け力を上昇させ、前記第2モータの電流値が低い場合に前記用紙押え部の押し付け力を減少させる制御部とを備える。
本開示に係るステープル取り外し装置は、クラウン部と脚部とからなるステープルで綴じられた用紙束を載置可能な載置部と、前記載置部に載置された前記用紙束と対向する位置に設けられ、前記用紙束に向けて移動可能に構成され、前記移動により前記用紙束を前記載置部に押し付ける用紙押え部と、前記載置部に載置された前記用紙束の前記クラウン部が露出する側に位置し、前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入可能に構成され、前記挿入により前記用紙束から前記ステープルを除去する除去部と、前記除去部を移動させる第2モータと、前記載置部に載置された前記用紙束の厚さを検出する厚さ検出部と、前記厚さ検出部により検出された前記用紙束の厚さが厚い場合に前記用紙押え部の押し付け力を上昇させ、前記用紙束の厚さが薄い場合に前記用紙押え部の押し付け力を減少させる制御部とを備える。
本開示に係るステープル取り外し装置によれば、除去部を用紙束とステープルとの間に挿入する際の除去部の挿入負荷、又は用紙束の厚さに基づいて、用紙押さえ部の用紙束に対する押し付け力を調整するので、用紙束の種類に応じた最適な用紙押さえ部による押し付け力で用紙束を押圧できる。
第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置の前方斜視図である。 第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置の後方斜視図である 第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置の内部を右側から見た斜視図である。 第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置の内部を左側から見た斜視図である。 用紙束を綴じるステープルの状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るステープル抜き機構の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る紙押さえ機構の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置のブロック図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る用紙束からステープルを除去する場合におけるステープル取り外し装置の動作を示す側面図である。 第1の実施の形態に係る第2モータの電流値に基づいて紙押さえ板の押し付け力を調整する場合におけるステープル取り外し装置1Aの動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンである。 第2の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンである。 第3の実施の形態に係るステープル取り外し装置の内部の左前方斜視図である。 第3の実施の形態に係るステープル取り外し装置のブロック図である。 第3の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンである。 第4の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンである。 第5の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンである。 第6の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Fのブロック図である。 第6の実施の形態に係る用紙束情報に基づいて紙押さえ板の押し付け力を調整する場合におけるステープル取り外し装置1Fの動作を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係るリトライ制御を備えるステープル取り外し装置1Gの動作を示すフローチャートである。
<第1の実施の形態>
[ステープル取り外し装置1Aの構成例]
図1Aは第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Aの前方斜視図、図1Bはステープル取り外し装置1Aの後方斜視図である。また、図2Aはステープル取り外し装置1Aの内部の右前方斜視図、図2Bは第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Aの内部の左前方斜視図である。図3は用紙束Pを綴じるステープルSの状態を示す図である。図4は、除去部120およびその周辺部品の分解斜視図である。図5は、紙押さえ機構160の分解斜視図である。図6は、ステープル取り外し装置1Aのブロック図である。
ステープル取り外し装置1Aは、ステープルにより綴られた用紙束からステープルを自動で除去する(取り外す)ための装置であり、図1、図2に示すように略直方体状をなす筐体100と、ステープル取り外し装置1Aは、クラウン部と脚部とからなるステープルで綴じられた用紙束を載置可能な載置部102と、載置部102に載置された用紙束と対向する位置に設けられ、用紙束に向けて移動可能に構成され、移動により用紙束を載置部102に押し付ける用紙押さえ部170と、載置部102に載置された用紙束のクラウン部が露出する側に位置し、用紙束とステープルとの間に挿入可能に構成され、挿入により用紙束からステープルを除去する除去部120と、除去部120が用紙束とステープルとの間に挿入される際の除去部120の挿入負荷(第2モータ152の電流値)を検出する負荷検出部の一例である電流検出部60と、電流検出部60により検出された挿入負荷に基づいて用紙押え部170の押し付け力を調整する制御部50とを備える。
載置部102の上方(載置部102に対して用紙束が載置される側)には、載置部102の一部を覆うカバー部104が設けられている。カバー部104と載置部102との間には所定の隙間(用紙挿入口)108が形成されており、この隙間に用紙束が挿入される。カバー部104の上面には、ステープル取り外し装置1Aを動作させる起動スイッチ106が設けられる。なお、本実施の形態において、収容部200が設けられる側をステープル取り外し装置1Aの後側とし、その反対側をステープル取り外し装置1Aの前側とする。
筐体100は、上方が開口した略直方体状の箱体であり、内部に除去部120、収容部200などが設けられる。
載置部102は、筐体100上方の開口部を覆うようにして設けられており、用紙束を載置するための載置面102aを有する。載置面102aには、除去部120の一部が突出可能なように開口部102bが形成されている。
図3等を参照して用紙束Pを綴じた状態のステープルSについて説明する。ステープルSは、クラウン部Saと、クラウン部Saの長手方向の両端部を折り曲げて形成される一対の脚部Sb,Sbとを有している。用紙束Pは、ステープルSの一対の脚部Sb,Sbを積層された複数枚の用紙の最下層の用紙から最上層の用紙に向けて貫通させ、貫通した脚部Sb,Sbを内側に折り曲げることで綴じ処理される。ステープルSの綴じ位置は、例えば用紙の角部や縁部である。本実施の形態では、このような用紙束PからステープルSを除去する。
除去部120は、図4に示すように、ステープルSのクラウン部と用紙束との間に挿入される楔板122と、断面略U字状をなす平板により構成されたプレートホルダ124と、ステープルSのクラウン部Saを支持するクラウンホルダ126と、プレートホルダ124の上面に重ねて配置されるホルダ128とプレートホルダ124の側面に取り付けられた一対のラック130,131とを備える。
楔板122は、図4等に示すように、用紙束PからステープルSを除去する楔板本体122aと、プレートホルダ124に取り付けられる取付部122bと、楔板本体122aにより用紙束Pから除去したステープルSを収容部200に落下させるためのステープル落し部122cとを備える。
プレートホルダ124は、図4等に示すように、断面略U字状をなす平板により構成され、上面に取付部122bが取り付けられ、クラウンホルダ126の上方に重ねて配置される。
クラウンホルダ126は、図4等に示すように、プレートホルダ124を挟んで楔板122の下方に配置され、用紙束Pから除去されるステープルSのクラウン部Saを支持する。クラウンホルダ126は、楔板122が前進する際に押さえ部140との接触を防止するための溝部126aと、用紙束Pから除去されたステープルSを収容部200に落下させるための開口部126bとを含む。クラウンホルダ126の開口部126bとプレートホルダ124に取り付けられる楔板122のステープル落し部122cとが平面視で同一位置となるように、配置される。溝部126aは、クラウンホルダ126の先端部から略中央部に亘って切り欠かれ、押さえ部140の幅よりも若干広い幅を有する。開口部126bは、クラウンホルダ126の長手方向の略中央部であってかつ溝部126aの基端側に連続して形成され、例えばステープルSのクラウン部Saの長さよりも広い幅を有する。
プレートホルダ124の他端側の下面とクラウンホルダ126の他端側の上面との間には、バネ125が配置され、バネ125の弾性力により楔板122の一端(先端)側とクラウンホルダ126の一端(先端)側とが近づく方向に付勢される。
ホルダ128は、断面略U字状をなす平板により構成される。ホルダ128は、楔板122を露出させる開口部128aと、少なくとも除去部120が待機位置L1で停止しているときに押さえ部140が楔板122の一端よりも下方に位置するように規制する支持部128bとを含む。
プレートホルダ124の左側には、図2B及び図4に示すように、プレートホルダ124の長手方向と略同一の長さを有する板状のラック130が配置されている。ラック130は、第2モータ152の駆動力を受ける。ラック130の下面には、後述するピニオン158に噛み合う複数の歯が形成されている。
プレートホルダ124の右側には、図2A及び図4に示すように、プレートホルダ124の長手方向と略同一の長さを有する板状のラック131が配置されている。ラック131は、第2モータ152の駆動力を受ける。ラック131の下面には、後述するピニオン159に噛み合う複数の歯が形成されている。
ラック130の左側には、図4に示すように、除去部120の位置を検出する第2センサ134が設けられ、除去部120の前後方向の位置を検出するためのフラグ取付板132が設けられている。フラグ取付板132の後端部には、楔板122の待機位置L1から除去位置L2への移動を検出するための第1フラグ132aが設けられている。フラグ取付板132の前端部には、楔板122の除去位置L2への到達を検出するための第2フラグ132bが設けられている。第2センサ134は、透過型センサで構成され、前後方向に移動するフラグ取付板132の第1フラグ132a及び第2フラグ132bを検出する。
第1駆動軸136は、筐体100の左側から右側に向かって、フラグ取付板132、ラック130、プレートホルダ124、クラウンホルダ126、ラック131のそれぞれに形成された開口部に挿入される。
第2駆動軸138は、筐体100の左側から右側に向かって、フラグ取付板132、ラック130、プレートホルダ124、ラック131のそれぞれに形成された開口部に挿入される。
このように、第1駆動軸136及び第2駆動軸138によって、楔板122、プレートホルダ124、クラウンホルダ126、ホルダ128、ラック130,131及びフラグ取付板132が組み付けられることで除去部120が構成され、除去部120として一体的に前方及び後方に移動できるようになっている。
用紙束P及びステープルSの挿入方向への移動を規制する押さえ部140は、図3A及び図4に示すように、除去位置L2にあるクラウン部Saの後方側に配置され、楔板122によって押し込まれるクラウン部Saに当接可能に構成される。押さえ部140の幅は、例えば、楔板122の押し込み力で前方から後方に移動するクラウン部Saを支持可能で、かつクラウンホルダ126の溝部126aに挿入可能な長さに選定される。
押さえ部140を支持する押さえホルダ142は、上面視で略U字状に加工された平板で構成され、押さえホルダ142の後端側が軸146によって回動可能に支持される。押さえホルダ142の軸146よりもさらに後方には、引張りばね144の一端部が取り付けられている。引張りばね144の他端部は、図示しないフレームに取り付けられている。押さえホルダ142の後側上端部には、ホルダ128の支持部128bに当接可能な凸部142aが設けられている。
第2モータ152は、例えばDCモータやDCブラシレスモータ等から構成される。第2モータ152は、図示しない制御部からの指示に基づいて駆動することで、ギア153,154,155等の減速機構を介して第2モータ152の駆動力を除去部120に伝達し、除去部120を前方又は後方に移動させる。
用紙押さえ部170は、載置部102に載置された用紙束Pを押さえるものであり、図2に示すように、少なくとも一部が、載置部102の上方に位置し、載置部102に向けて移動可能に構成される。用紙押さえ部170を駆動する第1モータ192によって駆動される。
用紙押さえ部170は、載置部102に載置された用紙束Pを押さえる紙押さえ板176と、紙押さえ板176を支持するホールドレバー172と、ホールドレバー172に取り付けられる一対の紙押さえラック174,175とを有している。
ホールドレバー172は、筐体100の後方側に配置されると共に、その上部側は載置部102から露出するように配置され、カバー部104で覆われている。
紙押さえラック174,175は、ホールドレバー172の下方前端部に設けられる。紙押さえラック174,175は、略扇状からなり、紙押さえピニオン198,199に噛み合っている。紙押さえラック174,175は、紙押さえピニオン198,199の回転動作を略直線状の動作に変換する。
紙押さえ板176は、ステープルSの除去動作中に用紙束Pが載置部102の除去位置L2からズレないようにするために、載置面102aの方向に向けて移動することで、載置部102上に載置される用紙束Pを押圧する。紙押さえ板176は、載置部102に対して平行又は略平行となるようにホールドレバー172に取り付けられている。
第1モータ192は、例えばDCモータやDCブラシレスモータ等で構成される。第1モータ192は、図示しない制御部からの指示に基づいて駆動することで、ギア193,194,195等の減速機構を介して第1モータ192の駆動力を用紙押さえ部170に伝達し、用紙押さえ部170を動作させる。
ホールドレバー172と紙押さえラック174の間には、図5に示すように、用紙押さえ部170の位置を示すフラグ183が設けられる。フラグ183の近傍には、フラグ183の検出の有無により用紙押さえ部170の位置情報を取得する第1センサ184が設けられる。第1センサ184は、例えば、透過型センサで構成される。
[ステープル取り外し装置1Aのブロック図]
図6は、第1の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Aのブロック図である。
図6に示すように、ステープル取り外し装置1Aは、装置全体の動作を制御する制御部50を備える。制御部50には、第1センサ184、第2センサ134、第1モータ192、第2モータ152、電流検出部60がそれぞれ接続される。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)52及びメモリ54を有する。CPU52は、演算処理装置として機能し、各種プログラムに従ってステープル取り外し装置1A内の動作全般を制御する。メモリ54は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含む。メモリ54は、CPU52が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。また、メモリ54は、CPU52の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
第1センサ184は、第1モータ192の駆動に基づいて動作するフラグ183を検出し、この検出結果を紙押さえ板176の位置情報として制御部50に出力する。第2センサ134は、第2モータ152の駆動に基づいて動作する第1フラグ132a及び第2フラグ132bをそれぞれ検出し、この検出結果を楔板122の位置情報として制御部50に出力する。
第1モータ192は、駆動回路を含み、制御部50から供給される駆動信号に基づいて回転駆動し、紙押さえ板176を載置部102に対して近づく又は離れる方向に移動させる。第2モータ152は、駆動回路を含み、制御部50から供給される駆動信号に基づいて回転駆動し、楔板122を前方から後方、及び後方から前方に移動させる。
電流検出部60は、第2モータ152に流れる電流値を検出し、この検出結果を楔板122の挿入負荷として制御部50に出力する。
[ステープル取り外し装置1Aの動作例]
次に、用紙束PからステープルSを除去する場合におけるステープル取り外し装置1Aの動作等について説明する。
図7A~図7Gは、用紙束PからステープルSを除去する場合におけるステープル取り外し装置1Aの動作の一例を示す側面図である。
図7Aに示すように、用紙束PからステープルSを除去する場合には、まず、ステープルSにより綴じられた用紙束Pを、綴じ部を用紙挿入口108に挿入後、載置部102に載置される。このとき、ユーザーは、載置部102上に設けられた除去位置L2を示す目印に用紙束Pを位置合わせして、ステープルSのクラウン部Sa側を載置部に向けて載置する。
次に、ユーザーによりステープル取り外し装置1Aの起動スイッチ106が押されると、第1モータ192が駆動し、図7Bに示すように、紙押さえ板176が載置部102に近づく方向に移動(下降)する。紙押さえ板176が所定位置まで移動すると、用紙束Pが紙押さえ板176により一定の押圧力で押圧される。
続けて、第1モータ192の駆動開始から所定時間経過後、第2モータ152が駆動され、ピニオン159が時計回りに回転する。ピニオン159が回転すると、ラック131及び楔板122を含む除去部120が前進(筐体100に対して前方から後方に移動)する。
除去部120が前進すると、除去部120の第2駆動軸138が図示しないガイド溝に沿って移動するため、図7Cに示すように、楔板122の先端が載置部102の開口部102bを介して載置面102aから突出する。楔板122は、その上面が用紙束Pの最下層の用紙の裏面に接触しながら前進移動する。
楔板122の先端が除去位置L2まで移動すると、図7Cに示すように、クラウン部Saと用紙束Pとの間に挿入される。楔板122がさらに前進すると、押さえホルダ142の凸部142aがホルダ128の支持部128bから外れる。これにより、押さえ部140が引張りばね144の付勢により上昇し、楔板122の押し込み力で前方から後方に移動する用紙束Pのクラウン部Saに当接して、ステープルSの前方への移動を規制する。
楔板122の先端側が除去位置L2を通過してさらに前進すると、図7Dに示すように、除去位置L2での用紙束Pとクラウン部Saとの間に挿入される楔板122の側面視での厚みが厚くなり、用紙束Pからステープルが徐々に抜かれていく。押さえ部140は、引張りばね144の伸長により、楔板122及びクラウン部Saに当接した状態で楔板122の厚さ方向に追従して下がる。これにより、クラウン部Saが楔板122によって用紙束Pから離れる方向に押され、内側に折れ曲がっていたステープルSの脚部Sb,Sbが用紙束Pの用紙面に対して略直交するように起きた状態となる。図7Eに示すように、除去位置L2での楔板122の側面視での厚みがさらに厚くなると、ステープルSの脚部Sb,Sbが用紙束Pから引き抜かれる。しかし、ステープルSのスプリングバックにより脚部Sb,Sbが楔板122の側面に引っかかった状態となるため、この段階ではステープルSは落下しない。
図7Fに示すように、楔板122が移動範囲の終端位置まで移動すると、ステープル落し部122cが除去位置L2に位置し、除去したステープルもステープル落し部122cに位置するようになる。これにより、ステープルSの脚部Sb,Sbが楔板122の側面から離れ、ステープルSが収容部200内に落下する。
図7Gに示すように、用紙束PからステープルSの除去が完了すると、第2モータ152が逆回転し、ピニオン159も反時計回りに逆回転する。ピニオン159が逆回転すると、除去部120が載置部102に沿って後進(筐体100に対して後方から前方に移動)し、除去部120が除去位置L2から待機位置L1に戻る。また、第2モータ152の逆回転時から所定時間経過後、第1モータ192が逆回転で駆動される。これに伴い、紙押さえピニオン199が反時計回りに回転することで、紙押さえラック175が略上方に移動する。紙押さえラック175が上方に移動すると、ホールドレバー172を介して紙押さえ板176が載置部102から離れる方向に移動して待機位置に戻る。
[紙押さえ板176の押し付け力の制御例]
図8は、第1の実施の形態に係る第2モータ152の電流値に基づいて紙押さえ板176の押し付け力を調整する場合におけるステープル取り外し装置1Aの動作の一例を示すフローチャートである。図8に示す動作は、制御部50のCPU52が、メモリ54に記憶されているプログラムを実行することにより主に実現される。なお、載置部102上には、ステープルSで綴じられた用紙束Pが載置されているものとする。
ステップS100において、ユーザーにより起動スイッチ106がオンされたか否かを判断する。起動スイッチ106がオンされていない場合、起動スイッチ106のオンの入力を継続して監視する。一方、起動スイッチ106がオンされた場合、ステップS110に進む。
ステップS110において、第1モータ192の電流値として第1電流値を設定し、第1モータ192を第1値(たとえば、第1モータ192の電流値が0.5Aのときの押し付け力)で正転させる。これにより、紙押さえ板176がホームポジションから載置部102上に載置された用紙束Pに近づく方向に移動(下降)を開始する。
ステップS120において、所定の電流値で第2モータ152を正転させる。これにより、除去部120である楔板122がホームポジションの前進移動を開始する。
ステップS130において、電流検出部60により検出された第2モータ152の電流値に基づいて第1モータ192の電流値を制限し、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を調整する。なお、ステップS130のサブルーチンの詳細については後述する。
ステップS140において、第2センサ134により第2フラグ134b(図4参照)が検知されたら、第2モータ152を停止させる。このとき、楔板122は、図示しないガイド溝等における移動範囲の終端まで移動し、ステープルSが用紙束Pから除去された状態である。続けて、所定時間経過後、第2モータ152を逆転させる。これにより、楔板122は、後進してホームポジションに向かって移動する。
ステップS150において、楔板122の後進移動を開始してから所定時間経過後、第1モータ192を停止させる。このとき、載置部102上の用紙束Pが紙押さえ板176により所定の押し付け力で押圧されている状態である。続けて、所定時間経過後、第1モータ192を逆転させる。これにより、紙押さえ板176は、用紙束Pから離れる方向(上方)に移動する。
ステップS160において、第2センサ134により第1フラグ132a(図4参照)が検知されたら、第2モータ152を停止することにより楔板122をホームポジションで停止させる。同様に、第1センサ184によりフラグ183が検知されたら、第1モータ192を停止することにより紙押さえ板176をホームポジションで停止させる。
図9は、第1の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンであり、制御部50による第1モータ192の制御動作を示すフローチャートである。
ステップS200において、電流検出部60により検出された第2モータ152に流れる電流値を取得する(読み込む)。
ステップS210において、取得した第2モータ152の電流値が、1.0A(第1閾値)未満であるか否かを判断する。第2モータ152の電流値が1.0A未満となる場合としては、例えば、薄い用紙束Pが細い径のステープルSで綴じられている場合であって、ステープルSを用紙束Pから除去する際の負荷が小さい場合である。つまり、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力がそれほど必要ない場合である。第2モータ152の電流値が1.0A未満である場合にはステップS220に進み、第2モータ152の電流値が1.0A以上である場合にはステップS230に進む。
ステップS220において、紙押さえ板176の押し付け力が第1値未満になるように第1モータ192の電流値を制御する。本実施の形態では、第1モータの電流値を0.5A以下に制限することにより、紙押さえ板176の押し付け力が第1値未満に調整する。これにより、紙押さえ板176は、弱い押圧力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS220が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
ステップS230において、第2モータ152の電流値が1.5A未満であるか否かを判断する。第2モータ152の電流値が1.5A未満である場合にはステップS240に進み、第2モータ152の電流値が1.5A以上である場合にはステップS240に進む。
ステップS240において、第1モータ192の押し付け力が第2値未満になるように第1モータ192の電流地を制御する。本実施の形態では、第1モータの電流値を電流値を1.0A以下に制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第2値未満に調整する。これにより、紙押さえ板176は、中間(標準)の押圧力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS240が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
一方、ステップS250では、第1モータ192の押し付け力を第3値未満になるように第1モータ192の電流値を1.0Aより大きく1.5A以下に制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第3値未満に調整する。これにより、紙押さえ板176は、強い押圧力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS250が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
以上説明したように、第1の本実施の形態によれば、楔板122の用紙束Pとクラウン部Saとの間への挿入時における第2モータ152の電流値(負荷)に基づいて、第1モータ192の電流値を制御することにより紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を調整する。これにより、従来のように用紙束Pの種類に関係なく常に最大(一定)の押し付け力で用紙束Pを押圧することを防止でき、用紙束Pの種類に応じた最適な紙押さえ板176による押し付け力で用紙束Pを押圧できる。また、例えば、用紙束Pが薄い場合には弱い押し付け力で、用紙束Pが厚い場合には強い押し付け力で、用紙束Pを押圧できるので、常に一定の押し付け力で押圧する場合と比べて無駄な電流消費を防止できる。さらに、紙押さえ板176による押し付け力が用紙束Pに対して強過ぎることによる用紙束Pの損傷を防止できる。
なお、第1の実施の形態では、第2のモータの電流値の閾値の例として、0.5A、1.0A、1.5Aを用いたが、これらに限定されることはない。また、第2モータ152の電流値に基づく第1モータ192の電流値の制御を、一例として3パターン(ステップ220、S240、S250)に分けたが、これに限定されることもない。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態のステープル取り外し装置1Bでは、第1モータ192の電流値の調整の方法が第1の実施の形態と相違している。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
図10は、第2の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンであり、制御部50による第1モータ192の制御動作を示すフローチャートである。
ステップS300において、電流検出部60により検出された第2モータ152に流れる電流値を取得する。
ステップS310において、電流検出部60から取得した第2モータ152の電流値が、1.0A(第1閾値)と同一であるか否かを判断する。第2モータ152の電流値が1.0Aである場合にはステップS320に進み、第2モータ152の電流値が1.0Aでない場合にはステップS330に進む。
ステップS320において、電流検出部60により検出された第2モータ152の電流値に基づいて、紙押さえ板176の押し付け力が第1値(例えば、第1モータ192の電流値が0.5Aのときの押し付け力)になるように第1モータ192の電流値を制御する。
一方、ステップS330では、電流検出部60から取得した第2モータ152の電流値が、予め設定された閾値である1.0A未満であるか否かを判断する。第2モータ152の電流値が1.0A未満である場合にはステップS340に進み、第2モータ152の電流値が1.0Aを超える場合にはステップS350に進む。
ステップS340において、電流検出部60により検出された第2モータ152の電流値に基づいて、第2モータ152の電流値が1.0Aから遠ざかるにつれて紙押さえ板176の押し付け力を第1値に対して連続的又は断続的に減少するように第1モータ192を制御する。
ステップS350では、電流検出部60により検出された第2モータ152の電流値に基づいて、第2モータ152の電流値が1.0Aから遠ざかるにつれて紙押さえ板176の押し付け力を第1値に対して連続的又は断続的に増加するように第1モータ192を制御する。
以上説明したように、第2の本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、楔板122の用紙束Pとクラウン部Saとの間への挿入時における第2モータ152の電流値(負荷)に基づいて紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を調整するので用紙束Pの種類に応じた最適な押し付け力で用紙束Pを押圧できる。
なお、第2の実施の形態では、第2のモータの電流値の閾値の例として1.0Aを用いたが、これらに限定されることはない。また、第2モータ152の電流値に基づく第1モータ192の電流値の制御を、一例として3パターンに分けたが、これに限定されることもない。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態のステープル取り外し装置1Cでは、紙押さえ板176の押し付け力を第1センサ184からのエンコーダ信号(用紙束Pの厚さ)に基づいて調整する点において、第1の実施の形態と相違している。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
[ステープル取り外し装置1Cの構成例]
図11は、第3の実施の形態に係る紙押さえ機構160の斜視図である。図12は、第3の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Cのブロック図である。
ステープル取り外し装置1Cは、載置部102、用紙押さえ部170、除去部120、及び制御部50に加えて、載置部102に載置された用紙束Pの厚さを検出する厚さ検出部の一例である複数のスリット183a及び第1センサ184を備える。
複数のスリット183aは、図11に示すように、フラグ183を厚み方向に貫通する開口であって、紙押さえ板176の略押圧方向に沿って所定の間隔をあけて形成される。第1センサ184は発光部184a及び受光部184bを有し、発光部184aと受光部184bはフラグ183を挟んで配置される。図12に示すように、第1センサ184の受光部184bは、発光部184aからスリット183aを通過した光のオン/オフに応じたパルス状のエンコーダ信号を生成し、生成したエンコーダ信号を制御部50に出力する。
制御部50は、第1センサ184から出力されたエンコーダ信号に基づいて載置部102上に載置される用紙束Pの厚みを判断し、その判断結果により得られた用紙束Pの厚みに応じて用紙押え部170の押し付け力を調整する。例えば、制御部50は、エンコーダ信号のパルス数が多い場合、紙押さえ板176の移動量が多いため、用紙束Pが薄いと判断する。また、エンコーダ信号のパルス数が少ない場合、紙押さえ板176の移動量が少ないため、用紙束Pの厚いと判断する。
[紙押さえ板176の押し付け力の制御例]
図13は、第3の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンであり、制御部50による第1モータ192の制御動作を示すフローチャートである。
ステップS400において、第1センサ184からのエンコーダ信号を取得する。
ステップS410において、第1センサ184からのエンコーダ信号の出力が停止したか否かを判断する。つまり、紙押さえ板176が用紙束Pの最上面を押し付けた状態で停止したか否かを判断する。第1センサ184からのエンコーダ信号の出力が停止していないと判断した場合、エンコーダ信号の出力を継続して監視する。一方、第1センサ184からのエンコーダ信号の出力が停止したと判断した場合、ステップS420に進む。
ステップS420において、制御部50は、第1センサ184から取得したエンコーダ信号のパルス数が8パルス(第2閾値)以上であるか否かを判断する。つまり、用紙束Pの用紙枚数が少なく、用紙束Pが薄いか否かを判断する。第1センサ184から取得したエンコーダ信号のパルス数が8パルス以上である場合にはステップS430に進み、第1センサ184から取得したエンコーダ信号のパルス数が8パルス未満である場合にはステップS440に進む。
ステップS430において、紙押さえ板176の押し付け力が第1値未満になるように第1モータ192の電流値を制御する。本実施の形態では、第1モータ192の電流値を0.5A以下に制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を調整する。これにより、紙押さえ板176は、弱い押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS430が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
一方、ステップS440では、第1センサ184から取得したエンコーダ信号のパルス数が4パルス以上であるか否かを判断する。つまり、用紙束Pの用紙枚数が多く、用紙束Pが厚いか否かを判断する。第1センサ184から取得したエンコーダ信号のパルス数が4パルス以上(第3閾値)である場合には、例えば用紙束Pが中間の厚みであると判断してステップS450に進み、エンコーダ信号のパルス数が4パルス未満である場合には例えば用紙束Pが厚いと判断してステップS460に進む。
ステップS450において、紙押さえ板176の押し付け力が第2値未満になるように第1モータ192の電流値を制御する。本実施の形態では、第1モータ192の電流値を0.5Aより大きく1.0A以下に制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第2値未満に調整する。これにより、紙押さえ板176は、中間(標準)の押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS450が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
ステップS460において、紙押さえ板176の押し付け力が第3値未満になるように第1モータ192の電流値を1.0Aより大きく1.5A以下に制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第3値未満調整する。これにより、紙押さえ板176は、強い押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。ステップS460が終了したら、図8に示すステップS140に進む。
なお、第3の実施の形態では、閾値の一例として4、8パルスをそれぞれ用いたが、これらに限定されることはない。また、第2モータ152の電流値に基づく第1モータ192の電流値の制御を3パターンに分けたが、これに限定されることもない。また、第3の実施の形態において、図10に示した制御部50による第1モータ192の制御を適用することもできる。例えば、用紙束Pの厚さが所定の閾値のときは押し付け力を第1値とし、用紙束Pの厚さが所定の閾値を超える場合は用紙束Pの厚さが所定の閾値から遠ざかるにつれて押し付け力を第1値に対して連続的又は断続的に上昇させ、用紙束Pの厚さが所定の閾値を下回る場合は用紙束Pの厚さが所定の閾値から遠ざかるにつれて押し付け力を第1値に対して連続的又は断続的に減少させる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態のステープル取り外し装置1Dでは、予め設定された待機時間に基づいて第1モータ192の電流値を調整する点において第1の実施の形態と相違している。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
図14は、第4の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンであり、制御部50による第1モータ192の制御動作を示すフローチャートである。
ステップS500において、楔板122の移動により第2センサ134による第1フラグ132aの検出がオフになった時点から、予め設定されている待機時間のカウントを開始する。待機時間とは、例えば、楔板122がホームポジションから後方に移動して、ステープルSの用紙束Pからの除去が完了するまでの時間、又はステープルSの脚部Sbが用紙束Pからほぼ抜けた状態となるまでの時間を意味している。
ステップS510において、待機時間が経過したか否かを判断する。待機時間が経過していない場合には待機時間が経過するまでカウントを継続する。一方、待機時間が経過した場合には、ステップS520に進む。
ステップS520において、例えば、第1モータ192の電流値を初期値の1.0Aよりも小さい0.5Aに制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第1値(例えば、第1モータ192の電流値が0.5Aのときの押し付け力)に調整する。この場合、ステープルSの用紙束Pからの除去作業が完了又は略完了しており、用紙束Pを押圧する押し付け力がそれほど必要ないからである。そのため、紙押さえ板176が、弱い押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧するよう制御する。ステップS520が終了したら図8に示すステップS140に進む。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態のステープル取り外し装置1Eでは、予め設定された到達距離に基づいて第1モータ192の電流値を調整する点において第1の実施の形態と相違している。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
[ステープル取り外し装置1Eの構成例]
ステープル取り外し装置1Eは、第3の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Cのブロック図と共通するため、以下では異なる部分についてのみ説明する。図11に示す第2モータ152は、第2モータ152の回転位置を検出するエンコーダを有する。制御部50は、エンコーダの出力に基づいて第2モータ152の回転数を取得し、この回転数に基づいて楔板122のホームポジションから後方に進んだ移動距離を算出する。
[紙押さえ板176の押し付け力の制御例]
図15は、第5の実施の形態に係る図8に示すステップS130のサブルーチンであり、制御部50による第1モータ192の制御動作を示すフローチャートである。
ステップS600において、楔板122の移動により第2センサ134による第1フラグ132a(図4参照)の検出がオフになった時点から、第2モータ152のエンコーダからの出力に基づいて予め設定されている規定到達距離のカウントを開始する。規定到達距離とは、例えば、楔板122の移動により用紙束PからステープルSの除去が完了するホームポジションからの距離、又はステープルSの脚部Sbが用紙束Pからほぼ抜けた状態となるまでのホームポジションからの距離を意味している。
ステップS610において、規定到達距離が経過したか否かを判断する。規定到達距離が経過していない場合、規定到達距離が経過するまでカウントを継続する。一方、規定到達距離が経過した場合、ステップS620に進む。
ステップS620において、例えば、第1モータ192の電流値を初期値の1.0Aよりも小さい0.5Aに制限することにより、紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を第1値(例えば、第1モータ192の電流値が0.5Aのときの押し付け力)に調整する。この場合、ステープルSの用紙束Pからの除去作業が完了しており、用紙束Pを押さえる押し付け力がそれほど必要ないからである。そのため、紙押さえ板176は、弱い押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧する。ステップS620が終了したら図8に示すステップS140に進む。
<第6の実施の形態>
第6の実施の形態のステープル取り外し装置1Fでは、入力される用紙束情報に基づいて第1モータ192の電流値を調整する点において第1の実施の形態と相違している。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
[ステープル取り外し装置1Fのブロック図]
図16は、第6の実施の形態に係るステープル取り外し装置1Fのブロック図である。
ステープル取り外し装置1Fは、制御部50、第1モータ192及び第2モータ152に加えて、用紙束Pの厚み及びステープルSの径等の用紙束Pの状態に関する用紙束情報が入力される入力部70を備える。
入力部70は、例えば、筐体100に設けた操作ボタン、タッチパネル、又は筐体100に有線又は無線で接続されるマウス、キーボード等の入力装置で構成され、入力に基づく入力信号を制御部50に出力する。入力部70は、赤外線やその他の電波を利用した装置であってもよいし、インターネット等のネットワークに接続された携帯端末、又はコンピュータ等の外部機器であってもよい。
本実施の形態において用紙束情報は、例えば、ステープル除去時における楔板122の負荷が大きくなる第1群と、第1群よりもステープル除去時における楔板122の負荷が小さくなる第2群とに分類される。第1群は、例えばステープルSの径が大きく、用紙束Pが厚い場合に分類される。第2群は、例えばステープルSの径が小さく、用紙束Pが薄い場合に分類される。用紙束情報が第1群に属するか、第2群に属するかは、入力部70で入力された用紙束Pの厚み、ステープルSの径等から制御部50が自動的に判断してもよいし、ユーザーが第1群又は第2群を直接選択して入力するようにしてもよい。なお、本実施の形態では、負荷情報を2つの群に分類したが、これに限定されることはなく、3つ以上の群に分類することもできる。また、ステープルSの径の大小、用紙束Pの厚みの厚薄を各郡に分類する際の要素としたが、これに限定されることはなく、さらに用紙の種類等の他の要素を追加してもよい。
[紙押さえ板176の押し付け力の制御例]
図17は、第6の実施の形態に係る用紙束情報に基づいて紙押さえ板176の押し付け力を調整する場合におけるステープル取り外し装置1Fの動作を示すフローチャートである。図17に示す動作は、制御部50のCPU52が、メモリ54に記憶されているプログラムを実行することにより主に実現される。なお、載置部102上には、図7Aに示したように、ステープルSで綴じられた用紙束Pが載置されているものとする。
ステップS700において、ユーザーにより起動スイッチ106がオンされたか否かを判断する。起動スイッチ106がオンされていない場合、起動スイッチ106がオンされたか否かを継続して監視する。一方、起動スイッチ106がオンされた場合、ステップS710に進む。
ステップS710において、制御部50は、入力された用紙束情報が第1群に属するか否かを判断する。つまり、用紙束情報から、ステープル除去動作時における楔板122の負荷が大きくなるか否かを判断する。用紙束情報が第1群に属すると判断した場合にはステップS720に進み、用紙束情報が第1群に属さない、つまり第2群に属すると判断した場合にはステップS730に進む。
ステップS720では、ステープル除去動作時における楔板122の負荷が大きくなることが予測されるため、第1モータ192の電流値を1.0Aに設定することによりを調整し、第2モータ152の電流値を2.5Aに設定することにより楔板122の荷重(トルク)を調整する。これにより、紙押さえ板176は、より大きな押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。各電流値の設定が終了したら、ステップS740に進む。
一方、ステップS730では、ステープル除去動作時における楔板122の負荷が小さくなることが予測されるため、第1モータ192の電流値を0.5Aに設定することによりを調整し、第2モータ152の電流値を1.5Aに設定することにより楔板122の押し荷重(トルク)を調整する。これにより、紙押さえ板176は、より小さな押し付け力にて載置部102上の用紙束Pを押圧できる。各電流値の設定が終了したら、ステップS740に進む。
ステップS740において、ステップS720,S730で設定された電流値にて第1モータ192を正転させる。同様に、ステップS750において、ステップS720,S730で設定された電流値にて第2モータ152を正転させる。
なお、ステップS760~ステップS790までの処理は、図8に示したステップS130~ステップS160までの処理と同様であるため、詳細な説明については省略する。また、ステップS760では、第1の実施の形態の図9のサブルーチン、第2の実施の形態の図10のサブルーチンを適用できる。
以上説明したように、第6の実施の形態によれば、入力される用紙束情報に基づいて第1モータ192の電流値を制御することにより紙押さえ板176の用紙束Pに対する押し付け力を調整する。これにより、従来のように用紙束Pの種類に関係なく常に最大(一定)の押し付け力で用紙束Pを押圧することを防止でき、用紙束Pの種類に応じた最適な紙押さえ板176による押し付け力で用紙束Pを押圧できる。
<第7の実施の形態>
第7の実施の形態のステープル取り外し装置1Gでは、楔板122が正常に動作していない(動作不良が発生した)場合に楔板122をホームポジションに戻し、再度前進移動させるリトライ制御を設けている。なお、リトライ制御は、図8等に示した除去動作の一部に組み込むことができる。なお、第1の実施の形態のステープル取り外し装置1Aと実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略又は簡略化する。
図18は、第7の実施の形態に係るリトライ制御を備えるステープル取り外し装置1Gの動作を示すフローチャートである。リトライ制御は、例えば図8に示したステップS130とステップS140との間に挿入することができる。そのため、図8の各ステップについての説明は省略し、リトライ制御についてのみ詳しく説明する。
ステップS800において、第2センサ134により第2フラグ132b(図4参照)が検出されたか否かを判断する。つまり、楔板122が移動範囲の終端付近まで正常に移動しているか否かを判断する。第2センサ134により第2フラグ132bが検出された場合、楔板122が正常に移動していると判断し、図8に示すステップS140に戻る。一方、第2センサ134により第2フラグ132bが一定時間経過しても検出されない場合、ステップS810に進む。
ステップS810において、リトライ回数が規定回数を超えているか否かを判断する。リトライ回数が規定回数を超えていると判断した場合、ステップS820に進み、エラー処理を実行する。エラー処理としては、例えば、第1モータ192、第2モータ152の停止処理、図示しない表示部へのエラーメッセージの表示、警告音の出力等が挙げられる。なお、リトライ回数のカウンタは、初期値として「0」に設定される。
一方、ステップS810において、リトライ回数が規定回数を超えていないと判断した場合、ステップS830に進む。
ステップS830では、第2モータ152を停止し、所定時間経過後に逆転させる。この場合、楔板122が移動範囲の途中で停止している可能性が高いため、楔板122をホームポジションに戻るように制御する。また、リトライ回数のカウンタを「+1」した後、再度、図8に示すステップS120に戻り、楔板122をホームポジションから前進移動させるリトライ制御を実行する。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属する。
1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G ステープル取り外し装置
50 制御部
60 電流検出部(負荷検出部)
70 入力部
102 載置部
120 除去部
122 楔板
134 第2センサ
152 第2モータ
170 用紙押さえ部
183a スリット(厚さ検出部)
184 第1センサ(厚さ検出部)
192 第1モータ
200 収容部
P 用紙束
S ステープル
Sa クラウン部
Sb 脚部

Claims (9)

  1. クラウン部と脚部とからなるステープルで綴じられた用紙束を載置可能な載置部と、
    前記載置部に載置された前記用紙束と対向する位置に設けられ、前記用紙束に向けて移動可能に構成され、前記移動により前記用紙束を前記載置部に押し付ける用紙押え部と、
    前記載置部に載置された前記用紙束の前記クラウン部が露出する側に位置し、前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入可能に構成され、前記挿入により前記用紙束から前記ステープルを除去する除去部と、
    前記除去部を移動させる第2モータと、
    前記除去部が前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入される際の前記除去部の挿入負荷として前記第2モータの電流値を検出する負荷検出部と、
    前記負荷検出部により検出された前記第2モータの電流値が高い場合に前記用紙押え部の押し付け力を上昇させ、前記第2モータの電流値が低い場合に前記用紙押え部の押し付け力を減少させる制御部と
    を備えるステープル取り外し装置。
  2. 前記用紙押え部を移動させる第1モータを備え、
    前記制御部は、前記第1モータを制御することで前記押し付け力を調整する
    請求項1に記載のステープル取り外し装置。
  3. 前記制御部は、前記電流値が第1閾値未満のときは前記押し付け力が第1値未満、前記電流値が前記第1閾値以上のときは前記押し付け力が前記第1値以上となるように前記押し付け力を調整する
    請求項に記載のステープル取り外し装置。
  4. 前記制御部は、前記電流値が前記第1閾値のときは前記押し付け力を前記第1値、前記電流値が前記第1閾値を超える場合は前記電流値が前記第1閾値から遠ざかるにつれて前記押し付け力を前記第1値に対して連続的又は断続的に上昇させる
    請求項に記載のステープル取り外し装置。
  5. 前記制御部は、前記電流値が前記第1閾値のときは前記押し付け力を前記第1値、前記電流値が前記第1閾値を下回る場合は前記電流値が前記第1閾値から遠ざかるにつれて前記押し付け力を前記第1値に対して連続的又は断続的に減少させる
    請求項又はに記載のステープル取り外し装置。
  6. クラウン部と脚部とからなるステープルで綴じられた用紙束を載置可能な載置部と、
    前記載置部に載置された前記用紙束と対向する位置に設けられ、前記用紙束に向けて移動可能に構成され、前記移動により前記用紙束を前記載置部に押し付ける用紙押え部と、
    前記載置部に載置された前記用紙束の前記クラウン部が露出する側に位置し、前記用紙束と前記ステープルとの間に挿入可能に構成され、前記挿入により前記用紙束から前記ステープルを除去する除去部と、
    前記除去部を移動させる第2モータと、
    前記載置部に載置された前記用紙束の厚さを検出する厚さ検出部と、
    前記厚さ検出部により検出された前記用紙束の厚さが厚い場合に前記用紙押え部の押し付け力を上昇させ、前記用紙束の厚さが薄い場合に前記用紙押え部の押し付け力を減少させる制御部と
    を備えるステープル取り外し装置。
  7. 前記制御部は、前記用紙束の厚さが第1閾値未満のときは前記押し付け力が第1値未満、前記用紙束の厚さが前記第1閾値以上のときは前記押し付け力が前記第1値以上となるように前記押し付け力を調整する
    請求項に記載のステープル取り外し装置。
  8. 前記制御部は、前記用紙束の厚さが前記第1閾値のときは前記押し付け力を前記第1値、前記用紙束の厚さが前記第1閾値を超える場合は前記用紙束の厚さが前記第1閾値から遠ざかるにつれて前記押し付け力を前記第1値に対して連続的又は断続的に上昇させる
    請求項に記載のステープル取り外し装置。
  9. 前記制御部は、前記用紙束の厚さが前記第1閾値のときは前記押し付け力を前記第1値、前記用紙束の厚さが前記第1閾値を下回る場合は前記用紙束の厚さが前記第1閾値から遠ざかるにつれて前記押し付け力を前記第1値に対して連続的又は断続的に減少させる
    請求項又はに記載のステープル取り外し装置。
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