JPH0938911A - 電動ステープラ - Google Patents

電動ステープラ

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JPH0938911A
JPH0938911A JP19390995A JP19390995A JPH0938911A JP H0938911 A JPH0938911 A JP H0938911A JP 19390995 A JP19390995 A JP 19390995A JP 19390995 A JP19390995 A JP 19390995A JP H0938911 A JPH0938911 A JP H0938911A
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forming
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一雄 樋口
Toshiaki Kikuchi
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Toshio Shimizu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線形ステープルをフォーミングして打ち込
む電動ステープラにおいてフォーミング不良を検出して
綴り不良の発生を防止する。 【解決手段】 昇降駆動されるリンクアーム3へフォー
ミングプレート15を一定範囲上下動可能に装着し、引
張コイルバネ16によって下方へ付勢する。ホトインタ
ラプタ17とレバー形遮光板18とからなるフォーミン
グセンサ19をリンクアーム3に装着する。フォーミン
グプレート15が下方待機位置にあるときはレバー形遮
光板18がホトインタラプタ17の光路を遮断してい
る。フォーミング動作時には、ステープルの反力によっ
てフォーミングプレート15が上昇し、レバー形遮光板
18が回動してホトインタラプタ17からオン信号が出
力される。検出信号の有無や持続時間によってフォーミ
ング動作が正常に行われたか否かが判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動ステープラ
に関するものであり、特に、平板状のステープルシート
を使用する電動ステープラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数の直線形ステープルを平行に接着し
たステープルシートをカートリッジ内に積層させて収納
したステープルカートリッジを使用する電動ステープラ
が知られている。此種の電動ステープラは、コンベヤベ
ルト等によってステープルシートをドライバへ送り、ド
ライバと連動するフォーミングプレートによってステー
プルを門形に折曲げる。折曲げられたステープルは、更
に前方のドライバの直下に送られてドライバによって書
類等に打込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】平板状のステープルシ
ートを収納したステープルカートリッジには五千本程度
のステープルを収納したものがあり、電動ステープラに
一旦ステープルカートリッジを装着すれば、予め門形に
成形したステープルを使用する電動ステープラに比較し
て遙かに長時間連続的に綴り作業が行える。従って、作
業量の多い職場においてはステープルカートリッジを使
用する電動ステープラが使用されることが多い。また、
複写装置と電動ステープラを一体的に合体し、複写と綴
りとを自動的に行えるようにした複写機にも同様の要求
によって此種の電動ステープラが搭載される。
【0004】此種の電動ステープラは、ステープルカー
トリッジの最下層のステープルシートの後部を押圧して
前方へ突出す前後動作を反復する送りプレートと、突き
出されたステープルシートの下面に接触してステープル
シートを前方へ搬送する送りローラとからなるステープ
ルシート給送機構、或いはコンベヤベルトによるステー
プルシート給送機構と、フォーミングプレートとドライ
バを支持する昇降部材の動作とを一つのモータで駆動し
ている。従って、電動ステープラのステープル搬送路に
ステープルが残存していない状態でステープルカートリ
ッジを装填した場合は、フォーミングプレート並びにド
ライバが何回か空打ち動作を繰り返してステープルシー
トがステープルカートリッジからドライバの位置迄給送
された後に綴り可能なスタンバイ状態となる。
【0005】このような場合、単体の電動ステープラで
は作業者が綴り結果を見ながらステープルが打ち込まれ
るまで綴り操作を反復することになるが、電動ステープ
ラ内蔵形複写機等においては複写装置と電動ステープラ
とが連動して動作するため、先頭の数部の書類は未綴り
状態で排出されるという問題がある。
【0006】また、何らかの原因でステープルのフォー
ミング不良やドライバ部分でステープル詰まりが発生し
た場合は空打ちして綴り不良となるが、ステープルのフ
ォーミング不良や送り不良を即座に認識できれば対応の
迅速化が図れ、作業能率の低下を抑制することができ
る。
【0007】そこで、ステープルカートリッジ装填時に
おいて即時にスタンバイ状態として綴り不良の発生を防
止するとともに、ステープルの送り不良等を検出して表
示し、空打ちによる作業能率の低下を解消するために解
決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上
記課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、複数の直線形ステ
ープルを平行に接着した平板状のステープルシートを使
用する電動ステープラであって、モータ等のアクチュエ
ータによって駆動される昇降部材にドライバとフォーミ
ングプレートを装着し、前記フォーミングプレートによ
ってステープルを門形に成形するとともに、成形したス
テープルを前記ドライバによって対象物に打ち込む電動
ステープラにおいて、前記フォーミングプレートを前記
昇降部材に対して上下一定範囲移動自在に装着し、バネ
によって前記フォーミングプレートを下方へ付勢し、前
記支持部材に対する前記フォーミングプレートの上下変
位を検出する検出器を設け、前記検出器の検出信号によ
りフォーミングプレートの作動状態を判断する制御部を
設けたことを特徴とする電動ステープラを提案するもの
である。
【0009】また、上記検出信号の持続時間を計測する
手段と、前記持続時間を基準時間と比較する手段と、前
記持続時間が基準時間を超過したときは動作を停止する
手段を備えたことを特徴とする電動ステープラ、並びに
1サイクルの打ち込み動作時に上記検出信号の有無を検
出する手段と、前記検出信号が入力されない場合は動作
を停止する手段を備えたことを特徴とする電動ステープ
ラを提案するものである。
【0010】また、上記検出信号の基準カウント数とス
テープラ駆動回数とを設定する手段と、上記検出信号並
びに駆動回数をカウントする手段と、入力カウント数と
駆動回数とが夫々設定数以下の場合に電動ステープラを
駆動する手段と、上記駆動回数が設定数に達した場合に
エラーと判断して動作を停止する手段とを備え、前記検
出信号の基準カウント数はステープルカートリッジ装填
時においてスタンバイ状態とするのに要するフォーミン
グ回数であり、前記駆動設定回数は前記検出信号の基準
カウント数以上であることを特徴とする電動ステープラ
を提案するものである。
【0011】上記の電動ステープラに於て、昇降部材に
取りつけられたフォーミングプレートは、ステープルを
フォーミングする際にステープルの反力によって昇降範
囲の上限に上昇し、フォーミング終了後はバネの付勢に
よって下部待機位置に復帰する。この昇降動作はスイッ
チ或いはホトセンサ等の検出器によって検出され、検出
信号の有無や持続時間によってフォーミング動作が正常
に行われたか否かが判断され、異常事態発生時には停止
処理が実行される。
【0012】また、請求項4記載の電動ステープラは、
新規にステープルカートリッジを装填した際に自動的に
空打ち動作が実行される。そして、ステープルシートが
ドライバへ到達するために必要な回数のフォーミング信
号を検出した後に動作を停止し、自動的にスタンバイ状
態となる。また、設定された回数の空打ち動作をしても
設定回数のフォーミング信号を検出しない場合は、ステ
ープルの送り不良と判断されてエラー停止状態となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に従って詳述する。図1は電動ステープラ1のシャーシ
を示し、フレーム2の後部にリンクアーム3とステープ
ルガイド4とが同軸に夫々上下回動自在に枢着されてい
る。リンクアーム枢着部の下方にはモータ5が配置さ
れ、モータ5の動力は減速ギヤ機構6に伝達される。
【0014】減速ギヤ機構6の最前部の歯車7の偏心軸
8に遊嵌した連接プレート9とリンクアーム3は圧縮コ
イルバネ10を介して連結されており、歯車7の回転に
より連接プレート9が上下運動し、リンクアーム3とス
テープルガイド4が、同図に示す上方待機位置から下降
駆動される。そして、ステープルガイド4がフレーム前
部のクリンチャ部11に圧接してステープルを打ち込ん
だ後に上昇して停止し、1サイクルの綴り動作が行われ
る。
【0015】ステープルガイド4には後部から前端部近
傍までコンベヤベルト(図示せず)が配設されており、
減速ギヤ機構6によりリンクアーム3の昇降動作と連動
してコンベヤベルトが回転する。ステープルガイド4の
後部上面に装着されるステープルカートリッジ12の下
面は開放されており、ステープルカートリッジ12内に
積層された最下層のステープルシートがコンベヤベルト
に接触して順次前方へ移送される。
【0016】ステープルガイド4の後部には、反射形ホ
トセンサであるステープルセンサ(図示せず)が発光方
向を上方へ向けて埋設されており、ステープルセンサの
上方に位置するステープルカートリッジ12内のステー
プルシートの有無を反射光によって検出する。
【0017】ステープルガイド4は、先端部のフェース
プレート13の背面側にドライバ14とフォーミングプ
レート15とが夫々上下スライド自在に装着され、ドラ
イバ14とフォーミングプレート15の上部から左右に
突出する凸部14a,15aがリンクアーム3の左右側
面に設けた穴3aに係合している。
【0018】図2に示すように、リンクアーム3の穴3
aの上下寸法は、フォーミングプレート15の凸部15
aの上下寸法よりも長く、リンクアーム3に対してフォ
ーミングプレート15が一定範囲上下動できるように形
成されている。そして、図1に示すように、フォーミン
グプレート15の凸部15aには引張コイルバネ16の
一端が接続され、引張コイルバネ16の他端は下方のリ
ンクアーム3の側面に係止されてフォーミングプレート
15を下方へ付勢している。
【0019】また、リンクアーム3の一方の側面にはホ
トインタラプタ17とホトインタラプタ17の光路を遮
断或いは開放する前後回動自在なレバー形遮光板18と
からなるフォーミングセンサ19が装着されている。フ
ォーミングセンサ19装着側のフォーミングプレート1
5の凸部15aは後方へ延長されてレバー形遮光板18
の一端部に接近し、同図に示すように、リンクアーム3
に対するフォーミングプレート15の上下位置が下方待
機位置にあるときはレバー形遮光板18がホトインタラ
プタ17の光路を遮断している。
【0020】電動ステープラが綴り動作に入り、図3に
示すように、ステープルガイド4がクリンチャ部11に
圧接して回動を停止すると、連接プレート9によってリ
ンクアーム3は更に下降され、凸部14a,15aによ
ってリンクアーム3に係合しているドライバ14とフォ
ーミングプレート15とが連動して下降する。これによ
り、ドライバ14がステープルガイド4上の先頭のステ
ープルを用紙に打ち込むとともに、フォーミングプレー
ト15が後列のステープルを門形にフォーミングする。
【0021】このとき、正常なフォーミング動作が行わ
れる場合は、図3に示すように、フォーミングするステ
ープルの反力によってフォーミングプレート15はリン
クアーム3に対する昇降範囲の上限迄上昇するため、レ
バー形遮光板18の前端部がフォーミングプレート15
の凸部15aの後端部によって押し上げられてレバー形
遮光板18が回動し、ホトインタラプタ17の光路が開
放されてオン信号が出力される。
【0022】また、同図に示すように、フォーミング時
にステープルへ圧接して昇降範囲の上限迄上昇したフォ
ーミングプレート15が、フォーミング不良やステープ
ル詰まり等の原因によりステープルと噛み合ってリンク
アーム3の上昇時に初期位置への復帰が遅延すると、ホ
トインタラプタ17からのオン信号の継続時間は通常の
オン信号出力時間よりも延長されることになる。
【0023】一方、ステープルの供給不良等の原因によ
ってフォーミングプレート15の位置にステープルが存
在しない場合は、フォーミングプレート15に反力が加
わらず、図4に示すように、フォーミングプレート15
は昇降範囲の下限の初期位置を維持した状態で下降する
ため、レバー形遮光板18は回動せず、ホトインタラプ
タ17からオン信号は出力されない。
【0024】図5は電動ステープラ1の回路ブロックを
示し、フォーミングセンサ19、ステープルセンサ2
0、並びにクリンチャ部11の近傍に配設されて用紙の
挿入を検出する紙検出スイッチ21が制御部22に接続
されている。制御部22は各検出器19,20,21の
出力状態に応じて、モータ5、表示部23を制御し、綴
り動作、自動的にスタンバイ状態とする自動ステープル
導入動作、メッセージ表示等を実行する。制御回路22
にはフォーミング回数や自動ステープル導入動作時の駆
動回数等を記憶する書換え可能な不揮発性メモリ24が
設けられている。
【0025】以下、図6及び図7に従って電動ステープ
ラ1の動作を説明する。先ず、初期状態で電源を投入し
(ステップ101)、ステープルセンサ20の出力がオ
フの場合はステップ102からステップ103へ進んで
表示部23にステープルカートリッジの装填を要求する
メッセージを表示し、停止状態(ステップ111)を維
持する。
【0026】ステープルカートリッジを装填するとステ
ープルセンサ20の出力がオンとなり、ステップ102
からステップ104へ進んでフォーミング信号のカウン
ト数を読み出す。スタンバイの判断基準値であるフォー
ミング回数は、フォーミングプレート15とドライバ1
4との間隔によって決定され、ここでは3回としている
が、図1に示した電動ステープラ1においてはステープ
ルシートの先頭のステープルがフォーミングプレート1
5によってフォーミングされてドライバ14の位置へ到
達するまでに3回のフォーミング動作が必要であること
による。
【0027】そして、初期状態においてはフォーミング
信号のカウント数は0であるからステップ105に進
み、電動ステープラ1の駆動サイクル回数0が異常判断
値として設定した10回と比較され、ステップ106に
進んでモータ5を駆動し、1サイクルの空打ち動作が実
行される。
【0028】新規にステープルカートリッジ12を装填
した場合は、ステープルカートリッジ12からフォーミ
ングプレート15の位置へステープルシートが搬送され
るまで、フォーミングプレート15がステープルシート
に接触しないため、図4に示したようにフォーミングセ
ンサ19からフォーミング信号は出力されず、ステップ
107からステップ102へ戻るルーチンを反復する。
【0029】そして、通常は数サイクルの駆動の後にス
テープルシートがフォーミングプレート15の位置に達
してフォーミングされ、フォーミングセンサ19からフ
ォーミング信号が出力される。フォーミング信号を検出
するとステップ107からステップ108に進み、フォ
ーミング信号の持続時間が正常であればフォーミングカ
ウント数nを1とし(ステップ109)、ステップ10
2に戻ってフォーミング信号検出ルーチンを反復する。
そして、フォーミング信号のカウント数が3となったと
きに、フォーミングされた先頭のステープルがドライバ
14の位置に達したとみなしてスタンバイ状態(ステッ
プ201)となる。
【0030】また、装填したステープルカートリッジ1
2のステープルシートの異常によりステープルシートが
搬送されず、10サイクル駆動した時点でフォーミング
信号のカウント数が3に達しないときは、ステップ10
5からステップ110に進んで異常メッセージを表示
し、フォーミング信号のカウント数と駆動回数とをリセ
ットしてエラー停止状態(ステップ111)になる。
【0031】使用者がメッセージに従ってステープルカ
ートリッジを取外し、ステープルガイド4上の不良ステ
ープルシートを除去して再びステープルカートリッジを
装填すると、上述した自動ステープル導入動作がステッ
プ102から再実行される。
【0032】ステップ201のスタンバイ状態で用紙が
所定の位置に挿入されると、紙検出スイッチ21がオン
し、1サイクル駆動されて用紙を綴り(ステップ20
2)、フォーミング信号が正常であれば、ステップ20
3→204→102→104→201と進みスタンバイ
状態となる。
【0033】綴り動作中に、ステープルの送り不良が発
生してステープルシートが連続的に搬送されず、間隔が
開いてフォーミング信号が検出されないときはステップ
203からステップ110へ進み、異常メッセージを表
示してフォーミング信号のカウント数と駆動回数とをリ
セットし、エラー停止状態(ステップ111)となる。
そして、使用者がステープルカートリッジを取外してス
テープルガイド4上の不良ステープルシートを除去し、
再びステープルカートリッジを装填すると、ステップ1
02から自動ステープル導入動作が実行されてスタンバ
イ状態(ステップ201)になる。
【0034】また、例えばフォーミングプレート15と
ステープルとが噛み合ってステープルが詰まり、フォー
ミングプレート15の初期位置への復帰が遅延してフォ
ーミング信号が正常作動時の持続時間を超過した場合
は、ステップ204からステップ110に進んで、前述
した供給不良の場合と同様に、異常メッセージを表示
し、フォーミング信号のカウント数と駆動回数とをリセ
ットしてエラー停止状態(ステップ112)となる。
【0035】正常な綴り動作に伴ってステープルカート
リッジ12のステープルが消費され、最後のステープル
シートがステープルセンサ20上を通過すると、ステー
プルセンサ20がオフし(ステップ102)、ステープ
ルカートリッジ交換メッセージが表示部23に表示され
る(ステップ103→111)。ここで、ステープルカ
ートリッジ12を交換すると、ステップ102からステ
ップ104へ進むが、フォーミング信号のカウント数n
=3はリセットされていないため自動ステープル導入動
作は行われず、ステップ201へ進んでスタンバイ状態
となり、即座に綴り動作を再開することができる。そし
て、綴り動作に伴ってステープルカートリッジのステー
プルシートが前方へ搬送され、カートリッジ交換時にス
テープルガイド4上に残存していたステープルシートの
後尾に新規なステープルシートが接触してステープルの
供給が中断することなく綴り動作を連続させることがで
きる。
【0036】また、電源を切断した場合でもフォーミン
グ信号のカウント数n=3は不揮発性メモリ24に保存
されているので、電源再投入時にはステップ101→1
02→104→201と進みスタンバイ状態となる。
【0037】このように、ステープルの供給不良発生時
は、異常事態の発生を即座に表示し、且つ、不良ステー
プルを除去した後には自動ステープル導入動作によって
自動的にスタンバイ状態となる。また、正常作動時にス
テープルカートリッジを交換する際にはステープル導入
動作が実行されることがなく、不要な空打ちが行われる
こともない。
【0038】尚、この発明は上記の実施形態に限定され
るものではなく、例えば、フォーミングプレートの上下
変位を検出する検出器は光学式のもの以外にリミットス
イッチ等他の形式の検出器を用いてもよい。また、電動
ステープラを複写機に内蔵する際は、複写機の制御回路
や表示部によって上記の制御や表示を行うようにする
等、本発明の技術的範囲内に於て種々の改変ができ、こ
の発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
【0039】
【発明の効果】上記実施形態において詳述したように、
本発明の電動ステープラはステープルカートリッジ装填
時にステープルガイド上のステープルの残存状態に応じ
て自動的にステープルが導入されてスタンバイ状態とな
る。また、ステープルのフォーミング不良や送り不良が
発生した場合は動作を停止するので綴り不良の発生を未
然に防止でき、作業能率の低下を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、電動ステープラの側
面図。
【図2】図1に示す電動ステープラのフォーミングプレ
ートの装着状態を示す斜視図。
【図3】図1に示す電動ステープラの作動状態を示し、
正常フォーミング時の側面図。
【図4】図1に示す電動ステープラの作動状態を示し、
フォーミング不良時の側面図。
【図5】図1に示す電動ステープラのブロック図。
【図6】図1に示す電動ステープラのステープル導入動
作のフローチャート。
【図7】図6に続くステープル打込み動作のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 電動ステープラ 3 リンクアーム 3a 穴 4 ステープルガイド 10 圧縮コイルバネ 12 ステープルカートリッジ 14 ドライバ 15 フォーミングプレート 15a 凸部 16 引張コイルバネ 17 ホトインタラプタ 18 レバー形遮光板 19 フォーミングセンサ 22 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の直線形ステープルを平行に接着し
    た平板状のステープルシートを使用する電動ステープラ
    であって、モータ等のアクチュエータによって駆動され
    る昇降部材にドライバとフォーミングプレートを装着
    し、前記フォーミングプレートによってステープルを門
    形に成形するとともに、成形したステープルを前記ドラ
    イバによって対象物に打ち込む電動ステープラにおい
    て、前記フォーミングプレート(15)を前記昇降部材
    (3)に対して上下一定範囲移動自在に装着し、バネ
    (16)によって前記フォーミングプレート(15)を
    下方へ付勢し、前記支持部材(3)に対する前記フォー
    ミングプレート(15)の上下変位を検出する検出器
    (19)を設け、前記検出器(19)の検出信号により
    フォーミングプレート(15)の作動状態を判断する制
    御部(22)を設けたことを特徴とする電動ステープ
    ラ。
  2. 【請求項2】 上記検出信号の持続時間を計測する手段
    と、前記持続時間を基準時間と比較する手段と、前記持
    続時間が基準時間を超過したときは動作を停止する手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動ステープ
    ラ。
  3. 【請求項3】 1サイクルの打ち込み動作時に上記検出
    信号の有無を検出する手段と、前記検出信号が入力され
    ない場合は動作を停止する手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の電動ステープラ。
  4. 【請求項4】 上記検出信号の基準カウント数とステー
    プラ駆動回数とを設定する手段と、上記検出信号並びに
    駆動回数をカウントする手段と、入力カウント数と駆動
    回数とが夫々設定数以下の場合に電動ステープラを駆動
    する手段と、上記駆動回数が設定数に達した場合にエラ
    ーと判断して動作を停止する手段とを備え、前記検出信
    号の基準カウント数はステープルカートリッジ装填時に
    おいてスタンバイ状態とするのに要するフォーミング回
    数であり、前記駆動設定回数は前記検出信号の基準カウ
    ント数以上であることを特徴とする請求項1記載の電動
    ステープラ。
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CN103796811A (zh) * 2011-09-13 2014-05-14 伊萨贝格雷玻德股份公司 在订书机中的连杆结构

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