JP2000094363A - 綴じ部材除去装置およびこれを備えた自動原稿搬送装置 - Google Patents

綴じ部材除去装置およびこれを備えた自動原稿搬送装置

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JP2000094363A
JP2000094363A JP10273840A JP27384098A JP2000094363A JP 2000094363 A JP2000094363 A JP 2000094363A JP 10273840 A JP10273840 A JP 10273840A JP 27384098 A JP27384098 A JP 27384098A JP 2000094363 A JP2000094363 A JP 2000094363A
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Akiyoshi Jiyoudai
明儀 上代
Koji Tokawa
浩二 東川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴じ部材の除去に失敗した場合でも適切な処
理を行って、用紙束の損傷や搬送路の紙詰まりなどを引
き起こさないようにした綴じ部材除去装置を提供する。 【解決手段】 綴じ部材よって綴じられた用紙束から綴
じ部材を除去する綴じ部材除去装置において、用紙束を
綴じている綴じ部材を検出する検出手段と、検出手段に
よって検出された綴じ部材を用紙束から除去する除去手
段と、除去手段による綴じ部材の除去動作を行った後、
検出手段により綴じ部材の再検出を行うように検出手段
を制御する制御手段と、を有することを特徴とする綴じ
部材除去装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステープル針など
の綴じ部材を用紙束から除去する綴じ部材除去装置およ
びこれを備えた自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】綴じ部材除去装置は、多くの場合金属製
のステープル針によって綴じられた用紙束からこのステ
ープル針を自動で除去するものである。
【0003】このような綴じ部材除去装置は、例えば、
実願昭62−154445号公報、特開平6−1868
07号公報などに開示されている。
【0004】これら各公報に開示されている綴じ部材除
去装置は、いずれも原稿自動搬送装置(ADF)に設
け、ステープル針によって綴じられたままの原稿束を、
この綴じ部材除去装置が設けられたADFに載置するこ
とで、自動的にステープル針を除去し、その後、ステー
プル針が除去されたことによって分離された原稿束か
ら、1枚ずつ原稿を搬送して、複写機により複写を行う
ことができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の綴じ部材除去装置にあっては、単に綴じ部材
を除去するのみで、もし、この綴じ部材の除去に失敗し
た場合にどの様にするかといった点は考慮されておら
ず、例えば上記各公報に記載されているように、ADF
に綴じ部材除去装置を備えたものにあっては、ステープ
ル針が正常に除去されていれば何等問題は生じないもの
と思料されるが、もし、綴じ部材の除去に失敗した場合
には、原稿束は依然としてステープル針により綴じられ
たままであるにも拘らず、そのままADFによる搬送が
行われてしまうため、原稿が搬送路中に詰まり、原稿が
破れる、ADFが損傷を受けるなどと言った問題を引き
起こしてしまう。
【0006】そこで本発明の目的は、用紙束から綴じ部
材を除去する際に、綴じ部材の除去に失敗した場合でも
適切な処理を行うことができる綴じ部材除去装置を提供
することである。特に、自動原稿搬送装置に綴じ部材除
去装置が備えられた場合に、綴じ部材の除去に失敗した
場合でも適切な処理を行って、用紙束の損傷や搬送路の
詰まりなどと言った不具合を引き起こさないようにした
綴じ部材除去装置を提供することである。また、このよ
うな綴じ部材除去装置を備えた自動原稿搬送装置を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0008】(1)綴じ部材よって綴じられた用紙束か
ら該綴じ部材を除去する綴じ部材除去装置において、前
記用紙束から綴じ部材を除去する除去手段と、前記用紙
束から前記綴じ部材が除去されたか否かを判別する判別
手段と、前記除去手段による綴じ部材の除去動作を行っ
た後、前記判別手段による判別を行うように前記判別手
段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする綴
じ部材除去装置。
【0009】(2)前記制御手段は、前記綴じ部材が除
去されていないことが前記判別手段によって判別された
ときには、再度前記除去手段を動作させることを特徴と
する綴じ部材除去装置。
【0010】(3)前記の再度前記除去手段の動作させ
る回数は、予め定められた所定回数に制限されているこ
とを特徴とする綴じ部材除去装置。
【0011】(4)綴じ部材よって綴じられた用紙束か
ら該綴じ部材を除去する綴じ部材除去装置を備えた自動
原稿搬送装置において、前記綴じ部材除去装置が、前記
用紙束から綴じ部材を除去する除去手段と、前記用紙束
から前記綴じ部材が除去されたか否かを判別する判別手
段と、前記除去手段による綴じ部材の除去動作を行った
後、前記判別手段による判別を行うように前記判別手段
を制御する制御手段と、を有することを特徴とする自動
原稿搬送装置。
【0012】(5)前記制御手段は、前記綴じ部材が除
去されていないことが前記判別手段によって判別された
ときには、再度前記除去手段を動作させることを特徴と
する自動原稿搬送装置。
【0013】(6)前記の再度前記除去手段の動作させ
る回数は、予め定められた所定回数に制限されているこ
とを特徴とする自動原稿搬送装置。
【0014】(7)前記制御手段は、前記綴じ部材が除
去されていないことが前記判別手段によって判別された
ときには、原稿搬送動作を禁止することを特徴とする自
動原稿搬送装置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。本実施形態は、本発明を適用し
た綴じ部材除去装置を備えた自動原稿搬送装置を複写機
に設けたものである。
【0016】《複写機》まず、複写機の概略的な構成と
その動作とを説明する。
【0017】図1は、自動搬送装置を備える複写機の側
面図である。
【0018】図1に示す複写機は、複写機本体10の上
部に自動原稿搬送装置(ADF)20を備える。ADF
20は載置された原稿束から1枚ずつ原稿を複写機本体
上部のプラテンガラス上に搬送する。複数機本体10
は、ADF20によって搬送された原稿を複数機本体内
のイメージリーダ(不図示)により読み取り、読み取っ
た画像を一旦メモリに記憶して、必要により各種の画像
編集処理をしたのち、周知の電子写真方法によって用紙
上に画像を形成する、いわゆるデジタル複写機と称され
るものである。なお、この複写機本体(デジタル複写
機)自体の構成は周知のものであるので、ここではその
説明は省略する。
【0019】《自動原稿搬送装置》図2は、自動原稿搬
送装置(ADF)の内部構造を示す概略構成図である。
【0020】図2に示すように、ADF20は、用紙束
としての原稿束を載置するトレイ30と、原稿を1枚ず
つ引き出すための分離ローラ201と、分離された原稿
を搬送するためのレジストローラ対205および搬送ベ
ルト206と、原稿の表裏面を反転させるための反転ロ
ーラ207と、排紙するための排出ローラ対208とを
有している。なお、排出ローラ対208によって排出さ
れた原稿は、排紙トレイ209(図1参照)に排出され
る。また、搬送ベルト206は、複写機本体のプラテン
ガラスの全面を覆うように、駆動ローラ212と従動ロ
ーラ213との間に無端状に張り渡されている。搬送ベ
ルト206の内側には、搬送ベルト206をプラテンガ
ラスに圧接させるため、多数のバックアップローラ21
4が回転自在に設置されている。
【0021】そして、このADF20には、トレイ30
にステープル針によって綴じられた原稿束を載置した状
態で、この原稿束からステープル針を除去するための綴
じ部材除去装置300が設けられている。この綴じ部材
除去装置300は、概略、綴じ部材であるステープル針
を原稿束から引き抜いて除去する除去手段400と、除
去後のステープル針を用紙付近から取り去るための移動
手段を備えた回収手段500が備えられている。なお、
この綴じ部材除去装置については後に詳細に説明する。
【0022】綴じ部材除去装置300は、原稿束を載置
するトレイ30の原稿セット面近傍、例えば原稿の搬送
方向下流側先端部付近に設けられており、したがって、
原稿の搬送機構などのレイアウトに支障を与えることな
く、ADF全体としてコンパクトな構成とされ、メンテ
ナンスも容易となっている。
【0023】このADF20の概略動作は、トレイ30
上に、ステープル針によって綴じられたままの原稿束が
載置されると、まず、除去手段400によって、この原
稿束からステープル針が除去される。除去されたステー
プル針は、回収手段500によって、原稿束付近から取
り去られて回収される。その後、ADF20は原稿束か
ら1枚ずつ原稿を分離して、プラテンガラス上に搬送す
る。搬送された原稿は複写機本体10により画像が読み
取られて複写出力が行われる。
【0024】《除去手段》図3は、綴じ部材除去装置の
除去手段の概略構成を示す斜視図、図4は、ステープル
針の除去を説明するための斜視図であり、(A)は除去
前(B)は除去後を示す。
【0025】図3に示すように、除去手段400は、原
稿束Dと該原稿束を綴じるステープル針との間に挿入さ
れる挿入部材411を備えた除去ユニット410と、こ
の除去ユニット410を内部において摺動可能に支持す
る支持部材430と、除去ユニット410を支持部材4
30内で原稿搬送方向に垂直な方向、すなわち原稿幅方
向に移動させる除去ユニット移動手段440と、支持部
材430全体を原稿搬送方向に移動させる支持部材移動
手段450と、を備えている。
【0026】図4に示すように、除去ユニット410
は、上記した挿入部材411と、この挿入部材411を
原稿束Dと該原稿束を綴じているステープル針Sとの間
に向けて移動させる駆動手段と、を有している。駆動手
段としては、コンパクト化の観点から、例えば電動アク
チュエータ、ここでは具体的には電動モータ415が用
いられている。
【0027】除去ユニット410の挿入部材411の先
端側には、その挿入方向に沿って伸延する櫛歯形状の複
数の伸延部412が形成されている。これらの伸延部4
12は、その原稿束厚さ方向の厚みが先端に向かって薄
くなるようにスロープ形状に形成される。また、伸延部
412のスロープ形状は傾斜した平面としてもよいが、
図示のように、伸延部412の下面が平担面をなし、上
面が凹状の円弧面をなすように形成するのが、挿入部材
411を原稿束Dとステープル針Sとの間にさらに確実
に差し込んで、ステープル針Sをスムーズに移動させる
観点から、より好ましい。
【0028】挿入部材411は、例えばアルミニウム合
金より形成される。なお、この材料に限られるものでは
なく、各種金属材料のほか、樹脂やセラミック材料を使
用することも可能である。また、摩擦抵抗を減じるため
にフッ素樹脂等の減摩材料を表面にコーティングしても
よい。
【0029】挿入部材411の複数の伸延部412の幅
寸法および隣接する伸延部412相互の間隔は、例えば
1mm程度に設定されるが、適宜変更することができ
る。但し、各伸延部412は、所定の強度を有すること
は勿論であるが、さらに適度な弾性を有するように材料
や幅寸法等を設定するのが好ましい。このようにすれ
ば、挿入部材411を原稿束Dとステープル針Sとの間
に挿入する際に伸延部412がステープル針Sの脚部S
a,Sbに接触しても、都合良く該伸延部412が弾性
変形して、ステープル針Sの脚部Sa,Sbをよけるこ
とができる。
【0030】また、挿入部材411の全幅寸法は、使用
されるステープル針Sのサイズの種類に応じて決定され
る。例えば、図4(B)に示すように、脚部Saおよび
Sbを有する最も大きいサイズの場合と、脚部Saおよ
びSc(図中破線で示す)を有する最も大きいサイズの
場合との双方において、挿入部材411を良好に原稿束
Dとステープル針Sとの間に挿入することができるよう
に、挿入部材411の全幅寸法を設定する。
【0031】このように本実施形態による除去手段は、
挿入部材411に櫛歯形状の複数の伸延部412を形成
したので、どのようなサイズのステープル針であって
も、所定本数の伸延部412がステープル針の両脚部の
間に挿入されて確実に保持することができ、一つの挿入
部材411により、各種サイズのステープル針の除去を
行うことができる。また、ステープル針Sに対する挿入
部材411の位置に多少のずれが存在していたとして
も、複数の伸延部412のうちの必要本数の伸延部41
2がステープル針の両脚部の間に挿入されるので、確実
かつ容易にステープル針の除去を行うことができる。
【0032】一方、挿入部材411の後端側にはラック
413が形成され、該ラック413にはピニオン416
が噛合している。なお、図4(A)では、ラック413
とピニオン416とは分離させて描いてある。このピニ
オン416は前述した電動モータ415の主軸417に
固着されている。したがって、電動モータ415の回転
駆動は、ピニオン416およびラック413を介して、
挿入部材411の進退動に変換されるようになってお
り、簡単かつコンパクトな構成とすることができる。な
お、挿入部材411を移動させる駆動手段としては、電
動モータ415に限定されるものではなく、例えばばね
部材による弾発力を利用して挿入部材411を駆動させ
ることにより、簡易に構成してもよい。この場合、徐々
にばね部材の弾発力が解放されるように制御することも
可能である。
【0033】また、図3に示したように、除去ユニット
410には、原稿束Dを綴じているステープル針Sを検
出する検出手段470が設けられている。この検出手段
470は、例えば金属製のステープル針Sを検出する磁
気センサであり、これにより、原稿束Dの上方から非接
触によりステープル針Sの有無ないし位置を把握するこ
とができるようになっている。なお、検出手段470
は、磁気センサに限られるものではなく、光学的に撮像
して画像処理したり、接触圧センサを利用して検知した
りするものであってもよい。
【0034】支持部材430は、下方に向けて所定部位
が開口した細長の箱体から構成されており、除去ユニッ
ト410が内部に収容されるようになっている。この支
持部材430の下端近傍には、4つの車輪431が回転
自在に取り付けられており、ADF20の本体側に設置
されたレール432上を、原稿搬送方向に移動可能とさ
れている。
【0035】除去ユニット移動手段440は、除去ユニ
ット410に設けられた図示しないナット部に螺合する
送りねじ軸441を有しており、ナット部には雌螺子が
形成されている。この送りねじ軸441の回転により、
除去ユニット410が支持部材430内を原稿幅方向に
移動できる構成とされている。なお、除去ユニット41
0が支持部材430内の長手方向に沿って滑らかに移動
できるように、例えば図示しないガイド棒が送りねじ軸
441と平行に配置される。また、送りねじ軸441の
一端にはギア442が固着されており、アイドラーギア
443を介して、電動モータ445の主軸に固着された
ギア444からの回転駆動力が送りねじ軸441に伝達
されるように構成されている。
【0036】支持部材移動手段450は、支持部材43
0の一端に連設される連結部431に固着される駆動ベ
ルト451と、この駆動ベルト451が掛け渡されるプ
ーリ452,452と、一方のプーリ452が一端に固
着された軸の他端側に固着されるギア453と、ギア4
53に噛合するアイドラーギア454と、アイドラーギ
ア454に噛合する駆動ギア455と、駆動ギア455
に主軸を連結してこれを回転駆動させる電動モータ45
6と、を有している。したがって、電動モータ456を
正逆回転させることによって、支持部材430を原稿搬
送方向に所定距離だけ移動可能としている。
【0037】ここで、除去ユニット移動手段440を駆
動する電動モータ445、および支持部材移動手段45
0を駆動する電動モータ456は、いずれも任意の位置
に除去ユニット410を移動、停止させることがでるも
のが好ましく、例えばその回転位置(回転数)検出のた
めのエンコーダを設けたステッピングモータなどが好ま
しい。
【0038】《回収手段》図5および図6は、回収手段
500を説明するための概略図である。
【0039】この回収手段500は、支持ケース501
と、除去されたステープル針を移動させる移動手段であ
る移動ベルト502と、ケース501に取り付けられ、
移動ベルト502を支持する回転自在の支持ローラ50
3と、図示しないモータなどの駆動手段に接続され、移
動ベルト502を移動させる駆動ローラ504と、移動
ベルト502によって運ばれたステープル針Sを収容す
る収容ボックス505と、移動ベルト502からステー
プル針Sを外して収容ボックス505へ落とすための分
離手段であるブレード506とからなる。
【0040】ここで、移動ベルト502は、そのものが
磁力体であり、例えばゴムベルトの表面に磁性体をコー
ティングして磁力体としたものである。そして、この移
動ベルト502を、図示するようにローラ503および
504によって無端状に支持し、原稿幅全体をカバーす
るようにしている。これにより、原稿の幅方向のどの位
置でステープル針Sが引き抜かれても、これを取り去る
ことができる。
【0041】また、この回収手段500には、全体を上
下動させるための図示しない駆動手段が設けられてい
て、図5に示すように、移動ベルト502の下面が原稿
束Dと略接触するトレイ30に近接した第1の位置と、
ステープル針Sが除去手段400により除去され後、図
6に示すように、ステープル針Sを移動させるためにト
レイ30から離間した第2の位置に移動自在となってい
る。第2の位置への移動距離は、図6に示されるよう
に、ステープル針1つ分が原稿束Dと移動ベルト502
の間に入っている状態で僅かな隙間が空く程度あればよ
い。なお、回収手段全体を移動させる代わりに移動手段
である移動ベルト502のみを上下に移動するようにし
てもよし、さらには移動ベルト502の原稿束Dに面し
た側のみ上下させるようにしてもよい。
【0042】この回収手段500の動作は、除去手段4
00によりステープル針Sが除去されるときには、上方
位置(図6参照)あり、ステープル針Sの引き抜きに邪
魔にならないようになっている。そして、原稿束Dから
ステープル針Sが引き抜かれた後は、図5に示したよう
に、回収手段500全体が下方に移動して、移動ベルト
502の磁力によって引き抜かれたステープル針Sが移
動ベルト502にくっ付く。この状態で回収手段500
が上方へ移動した後、移動ベルト502が図6に示す矢
印方向に回転することで、ステープル針Sを収容ボック
ス505まで移動させる。そして、収容ボックス505
の上まできたステープル針Sは移動ベルト502がさら
に回転することで、ブレード506によって移動ベルト
502から引き離されて収容ボックス505内に落下す
る。
【0043】このように、回収手段500は、移動ベル
ト502自体を磁力体としたことで非常に簡単な構成
で、除去手段400によって原稿束Dから引き抜かれた
ステープル針Sを収容ボックス505まで運び、原稿束
近傍から取り去ることができる。
【0044】なお、移動手段としては、このように移動
ベルト自体を磁力体としたものに限らず、例えば移動ベ
ルトは単純なゴムベルトとし、その内側に、永久磁石や
電磁石など固定された磁力体を設けたものであっても、
同様にゴムベルトを回転移動させることで、除去後のス
テープル針を移動回収することができる。
【0045】《制御手段》上記した除去手段および回収
手段の制御を行う制御手段は、CPUを中心としたもの
で、図7に示すように、制御のための処理を実行するC
PU601と、このCPU601が処理に必要なデータ
の展開などに使用するRAM602と、CPU601に
より実行する所定のプログラムを記憶したEPROM6
03と、上記各手段の各部に対し必要な制御信号を伝達
するためのI/Oポート604と、複写機本体10の制
御装置(不図示)との間で信号の受け渡しを行うための
インターフェース(I/F)605とからなる。
【0046】ここで、CPU601は後述する動作手順
に従って作成された所定のプログラムを実行することに
より各手段を制御するものである。また、このCPU6
01は、ADF内にあり、綴じ部材除去装置の制御のみ
ならずADF全体の制御も行っている。
【0047】《綴じ部材除去装置の動作》次に、以上説
明した綴じ部材除去装置の動作について説明する。
【0048】図8および図9は、この綴じ部材除去装置
の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0049】まず、ADF20のトレイ30上に、ステ
ープル針によって綴じられたままの原稿束Dが載置さ
れ、ユーザーによって複写機本体10の図示しない操作
パネルから複写スタートのキーが入力されると、図示し
ないセンサによりトレイ30上に載置された原稿束Dが
検出される(S1)。このとき、上述した回収手段50
0は、原稿束Dから離れた上方に位置している。ここ
で、原稿束Dを検出しないときには、その旨のエラー表
示を行い(S11)、処理を終了する。
【0050】そして、原稿束Dが検出されているときに
は、初期設定として処理に必要な各種変数の設定を行う
(S2)、ここでは、例えば以下に説明するリトライ変
数Rをゼロクリアする。
【0051】次に、上述した除去手段400の除去ユニ
ット移動手段440および支持部材移動手段450によ
り、除去ユニット410の移動を開始して、検出手段4
70によるステープル針Sの検出を実行する(S3)。
ここでは、原稿束Dをトレイ30上に載置する際に、ス
テープル針Sで綴じられている辺を原稿搬送方向上流側
に位置させるように限定しており、この場合について説
明すれば、ステープル針Sの検出は、原稿束Dの搬送方
向先端近傍の所定領域において行われる。なお、原稿束
Dのステープル針Sで綴じられている辺を、原稿搬送方
向上流側の先端部若しくは原稿幅方向の一端部のいずれ
かに位置させるように限定した場合には、ステープル針
Sの検出は、原稿搬送方向上流側先端近傍および原稿幅
方向端部近傍のL字形状の所定領域において行われる。
この場合は、挿入部材411を、その先端が図3におい
て搬送方向下流側に向かって略45°左側に傾斜するよ
うに配置させるのが好ましい(なお、図4ではこのよう
な配置で描いてある)。このようにすれば、ステープル
針Sの原稿束Dを綴じた後の針の向きに依存することな
く、挿入部材411の良好な挿入動作を確保することが
できる。もちろん、構造が若干複雑になるが、挿入部材
411の向きを可変できる構成とすることも可能であ
る。
【0052】検出手段470によりステープル針Sが検
出された場合には(S4)、ついで、リトライ変数Rが
3を越えているか否かを判断する(S5)。このリトラ
イ変数Rは、後述するステープル針Sの除去動作を行っ
た回数をカウントするためのものである。
【0053】ここで、リトライ変数Rが3を越えていな
ければ、先程検出手段470により検出したステープル
針Sの位置を記憶する(S6)。
【0054】そして、除去ユニット410がエンドポジ
ションか否か、すなわち、除去ユニット410が原稿の
幅方向及び長さ方向に全て移動し終わったか否かを判断
する(S7)。なお、エンドポジションの検出は、例え
ば前述のごとく除去ユニット移動手段440および支持
部材移動手段450を駆動する電動モータ445および
456としてエンコーダ付きのステッピングモータを用
いた場合には、このエンコーダ出力からステッピングモ
ータの回転数をカウントすることによって検出する。
【0055】ステップS7において、エンドポジション
に達していないと判断されたときには、ステップS4へ
戻り、ステープル針Sの検出動作を継続する。したがっ
て、ステープル針Sの検出動作中は、除去ユニット41
0は停止することなくエンドポジションまで移動し、そ
の間にステープル針Sの検出が行われることになる。な
お、この間、複数のステープル針Sを検出したときに
は、その都度、その検出したステープル針Sの位置を記
憶する(この場合、複数のステープル針Sの位置が記憶
されることになる)。
【0056】一方、ステップS7において、エンドポジ
ションであると判断されたときには除去ユニットを停止
させ(S8)、続いてステープル針Sの除去回収動作
(S9)に移る。
【0057】ステープル針の除去回収動作は、図9に示
すように、まず、記憶したステープル針Sの位置まで除
去ユニット410を移動させて、挿入部材411の先端
がステープル針Sの方に向くように、位置決めする(S
91)。
【0058】次いで、電動モータ415を回転駆動させ
て挿入部材411をステープル針Sに向けて移動させる
(挿入部材挿入、S92)。すると、挿入部材411の
伸延部412は、その原稿束厚さ方向の厚みが先端に向
かって薄くなるように形成されているので、挿入部材4
11は、原稿束Dとステープル針Sとの間に容易に挿入
される。しかも挿入部材411の挿入に伴って徐々にス
テープル針Sが原稿束Dから離間させられるので、スム
ーズにステープル針Sを除去することができ、原稿に損
傷を与えることも防止される。なお、このとき事前に、
図示しない昇降部材により原稿束Dの先端近傍が所定の
高さまで上昇され、挿入部材411とステープル針Sと
の高さ方向の位置合わせが行われる。あるいは挿入部材
411を所定距離だけ下降させるようにしてもよい。こ
れにより、図4(B)に示したように、ステープル針S
は原稿束Dから引き抜かれて除去される。
【0059】その後、電動モータ415を逆回転駆動し
て挿入部材411を後方に移動させて、元の位置に戻す
(挿入部材元位置復帰、S93)。
【0060】そして、除去すべきステープル針が全てな
くなったか否かを判断して(S94)、除去すべきステ
ープル針がなければ次のステップS95へ移り、一方、
さらに除去すべきステープル針Sがあるときには、ステ
ップS91へ戻り、ステップS91〜94を繰り返すこ
とにより、除去していないステープル針Sを除去する。
なお、ここで、除去すべきステープル針が全てなくなっ
たか否かを判断するには、ステープル針位置の記憶から
判断する。具体的には、例えば検出したステープル針位
置をRAMなどに記憶しておき、ステープル針の除去動
作を行う都度これを消去することで、ステープル針位置
の記憶が残っていれば、未だ全てのステープル針が除去
されていないものと判断する。
【0061】ステープル針Sの除去が全て終了した後
は、前述した回収手段500を下方に移動して原稿束D
に略接触するように移動させる(S95)。これによ
り、移動ベルト502の磁力によって、先程原稿束Dか
ら除去されたステープル針Sが引き付けられる。
【0062】その後、この回収手段500を上方に移動
し(S96)、移動ベルト502を回転移動させて(S
97)、ステープル針Sを収容ボックス505まで移動
して原稿付近から取り去り、収容ボックス505内に回
収する。なお、この間に除去ユニット410をホームポ
ジション(図3に示したように原稿幅方向の搬送方向に
向かって左端)に移動しておく。
【0063】これによりステープル針Sの除去回収動作
が終了するので、図8に示したルーチンへ戻り、ステー
プル針Sの除去回収動作が終了したので、リトライ変数
Rを1加算して(S10)、ステップS3に戻る。
【0064】そして、再び除去ユニット410を移動さ
せて、ステープル針Sの検出動作を行う(S3〜7)。
ここで、先程のステープル針Sの除去回収動作で、正常
にステープル針Sが原稿束Dから引き抜かれていればス
テープル針Sは検出されないことになる。したがって、
ステップS4において、ステープル針Sが検出されなけ
れば、続いて除去ユニット410がエンドポジションに
達するまで、このステープル針Sの検出動作を実行し、
エンドポジションまで達していれば(S12)、ステー
プル針Sは原稿束Dにはないので、原稿の搬送動作を開
始して(S13)、このステープル針の除去動作は終了
する。
【0065】その後、ADF20からは原稿の搬送動作
によって、原稿束Dから複写機本体10のプラテンガラ
ス上へ1枚ずつ原稿が搬送されて、複写機本体10によ
り原稿画像が読み取られて、複写出力が行われる。
【0066】一方、ステップS4において、再び検出手
段470によってステープル針Sが検出された場合、す
なわち、先程のステープル針Sの除去回収動作(S9)
で、ステープル針Sが除去されていなかった場合には、
ステップS5においてリトライ変数Rが3を越えるま
で、ステップS3〜7の位置ステープル針検出動作とス
テップS8〜10のステープル針Sの除去回収を含む処
理を実行して、ステープル針Sの除去回収動作をリトラ
イする。したがって、本実施形態では、ステープル針S
の除去に失敗した場合には、最初の除去回収動作を含め
て3回、ステープル針の除去回収動作を繰り返すことに
なる。
【0067】そして、この3回のステープル針Sの除去
回収動作によってもステープル針Sが除去されなかった
場合、つまり、ステップS5においてリトライ変数Rが
3を越えたときには、ステープル針Sの除去に何等かの
問題があるものとして異常処理、例えばステープル針S
の除去が不可能である旨の表示を行い(S12)、複写
機本体10の動作を含め全ての処理を終了する。
【0068】したがって、以上の処理により、ステープ
ル針Sの除去に失敗したような場合でも、最初の除去回
収動作と合わせて3回のリトライを行い、その間にステ
ープル針Sが検出手段470によって検出されなくなっ
たときには、正常にステープル針Sが除去回収されたも
のとして、原稿の搬送を実行するが、もし、3回の除去
回収動作を行った後でも、依然として検出手段470に
よりステープル針Sが検出されるときには、処理を終了
して原稿の搬送動作は実行しないようにしている。これ
により、もしステープル針Sが除去されなかった場合
に、そのまま原稿の搬送動作を行うようなことはないの
で、このような場合に原稿を損傷したり、また、原稿の
一部が千切れて搬送路内に入り込んで詰まるなどと言っ
た不具合が防止される。
【0069】また、本実施形態では、検出手段、除去手
段および回収手段などの綴じ部材除去装置としての主要
な構成を除去ユニット410内に備え、この除去ユニッ
ト410を移動させて、ステープル針の検出や除去、回
収を行うこととしているので、ステープル針によって綴
じられた原稿束自体はトレイ30上に載置するのみでよ
く、原稿束自体をステープル針除去のために移動させる
必要はないので、ADFとしての装置構成をコンパクト
なものとすることができる。
【0070】以上、本発明を適用した実施形態を説明し
たが、本発明はこのような実施形態に限定されるもので
はなく、例えばステープル針Sの検出において、上述し
た本実施形態では、検出手段470を移動させてステー
プル針Sの検出を行っているが、これに代えて、原稿束
自体を移動させ、原稿束の幅全体の中から一度にステー
プル針Sを検出できるような圧接式やCCDラインセン
サなどのような検出手段を用いて検出するようにしても
よい。また、除去手段400の挿入部材411の向きを
変更できるものにあっては、3回のリトライにおいて、
それぞれ挿入部材411の向きを少しずつ変更しながら
除去動作を行うようにしてもよい。こうすることで、ス
テープル針Sの打ち込まれている向きがずれているため
に除去することができない場合には、3回のリトライの
間に挿入部材411の向きが変化するので、除去が可能
となる場合もある。なお、もちろんリトライの回数につ
いては、3回に限られるものではなく任意に設定すると
よい。
【0071】また、上記実施形態においては、除去手段
の動作後、綴じ部材の有無を検出手段によって直接検出
することで、綴じ部材が除去されたか否かを検出する、
すなわち、この検出手段を本発明における判別手段とし
て機能させているものであるが、本発明はこのように綴
じ部材の有無を直接検出するものに限らず、除去手段の
動作によって綴じ部材が除去されたか否かを間接的に検
出するものであってもよく、具体的には、例えば上記実
施形態において、除去手段の挿入部材411を動作させ
ているモータ415のトルクを検出して、トルクの変化
からステープル針が除去されたか否かを判別するように
してもよい。
【0072】さらには、本発明の自動原稿搬送装置は、
これを複写機に備えた場合に限らず、例えば、綴じ部材
によって綴じられた複数の原稿束から順次綴じ部材を除
去し、分離した原稿束としてソートやオフセットなどの
原稿束の揃え直しを行う用紙処理装置に備えてもよい
し、あるいは、シュレッダに本発明の綴じ部材除去装置
を備えることで、シュレッダが金属製のステープル針を
噛み込んで停止してしまうようなことを防止することが
できる。
【0073】さらにまた、上述の実施形態では、綴じ部
材としてステープル針Sの例を示したが、本発明はステ
ープル針以外に、例えばクリップや紙ステープルなどの
場合であっても適用することができる。また、複数種類
の綴じ部材を除去できるように、綴じ部材の種類ごとの
除去手段を設けてもよい。この場合、第1種類の綴じ部
材を除去できなかった場合には、種類の異なる綴じ部材
で綴じられている可能性があるので、第2種類の綴じ部
材用の除去手段を動作させるようにしてもよい。
【0074】なお、さらに本発明は、その技術思想の範
囲内において当業者が様々に変形できることはいうまで
もない。
【0075】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項ご
とに以下のような効果を奏する。
【0076】請求項1記載の本発明によれば、制御手段
が、除去手段による綴じ部材の除去動作を行った後、判
別手段によって綴じ部材が除去されたか否かを判別する
こととしたので、もし、除去手段の動作によって、綴じ
部材が用紙束から除去されていなかったような場合で
も、これを検出することができる。したがって、例えば
再度除去手段を動作させて確実に綴じ部材を除去した
り、あるいは、この綴じ部材除去装置を自動原稿搬送装
置に設けることで、綴じ部材の除去に失敗いた場合でも
原稿の搬送を停止させるなどして、綴じ部材が付いたま
ま原稿の搬送動作を行うことを防止することが可能とな
る。
【0077】請求項2記載の本発明によれば、除去手段
による綴じ部材の除去動作を行った後、判別手段により
綴じ部材が除去されていないものと判別されたときに
は、再び除去手段を動作させることとしたので、確実に
綴じ部材を除去することができる。
【0078】請求項3記載の本発明によれば、綴じ部材
が除去されていないと判別されたときに、除去手段が行
う除去動作の再実行回数を制限することとしたので、何
回か除去動作を繰返しても綴じ部材を除去できないよう
な場合に、無駄な動作を繰返すことを防止することがで
きる。
【0079】請求項4記載の本発明によれば、制御手段
が除去手段による綴じ部材の除去動作を行った後、判別
手段によって綴じ部材が除去されたか否かを判別するこ
ととしたので、もし、綴じ部材の除去動作によって綴じ
部材が用紙束から除去されていなかったような場合で
も、これを検出することができる。したがって、再度除
去手段を動作させて確実に綴じ部材を除去したり、ある
いは、綴じ部材の除去に失敗いた場合でも原稿の搬送を
停止させるなどして、綴じ部材が付いたまま原稿の搬送
動作を行うことを防止することができる。
【0080】請求項5記載の本発明によれば、除去手段
による綴じ部材の除去動作を行った後、判別手段により
綴じ部材が除去されていないものと判別されたときに
は、再び除去手段を動作させることとしたので、確実に
綴じ部材を除去することができる。
【0081】請求項6記載の本発明によれば、綴じ部材
が除去されていないと判別されたときに、除去手段が行
う除去動作の再実行回数を制限することとしたので、何
回か除去動作を繰返しても綴じ部材を除去できないよう
な場合に、無駄な動作を繰返すことを防止することがで
きる。
【0082】請求項7記載の本発明によれば、除去手段
による綴じ部材の除去動作を行った後、判別手段により
綴じ部材が除去されていないと判別されたときには、原
稿の搬送を禁止することとしたので、綴じ部材が付いた
まま原稿が搬送されることを防止して、原稿の損傷や搬
送路などでの紙詰まり、あるいは自動原稿搬送装置の損
傷を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動原稿搬送装置を備える複写機の側面図で
ある。
【図2】 自動原稿搬送装置の内部構造を示す概略構成
図である。
【図3】 綴じ部材除去装置の除去手段の概略構成を示
す斜視図である。
【図4】 ステープル針の除去を説明するための斜視図
であり、(A)は除去前、(B)は除去後を示す。
【図5】 綴じ部材除去装置の回収手段を説明するため
の概略図である。
【図6】 上記回収手段を説明するための概略図であ
る。
【図7】 制御手段の構成を示すブロック図である。
【図8】 綴じ部材除去装置の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】 図8に示すフローチャート中のステープル針
除去回収のサブルーチンフローチャートである。
【符号の説明】
10…複写機本体、 20…ADF(自動原稿搬送装置)、 30…トレイ、 300…綴じ部材除去装置、 400…除去手段、 470…検出手段、 500…回収手段、 601…CPU、 602…RAM、 603…EPROM、 D…原稿束(用紙束)、 S…ステープル針(綴じ部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 ED30 FA21 FA22 2H076 BB10 3C068 AA04 BB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綴じ部材よって綴じられた用紙束から該
    綴じ部材を除去する綴じ部材除去装置において、 前記用紙束から綴じ部材を除去する除去手段と、 前記用紙束から前記綴じ部材が除去されたか否かを判別
    する判別手段と、 前記除去手段による綴じ部材の除去動作を行った後、前
    記判別手段による判別を行うように前記判別手段を制御
    する制御手段と、 を有することを特徴とする綴じ部材除去装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記綴じ部材が除去さ
    れていないことが前記判別手段によって判別されたとき
    には、再度前記除去手段を動作させることを特徴とする
    請求項1記載の綴じ部材除去装置。
  3. 【請求項3】 前記の再度前記除去手段の動作させる回
    数は、予め定められた所定回数に制限されていることを
    特徴とする請求項2記載の綴じ部材除去装置。
  4. 【請求項4】 綴じ部材よって綴じられた用紙束から該
    綴じ部材を除去する綴じ部材除去装置を備えた自動原稿
    搬送装置において、 前記綴じ部材除去装置が、 前記用紙束から綴じ部材を除去する除去手段と、 前記用紙束から前記綴じ部材が除去されたか否かを判別
    する判別手段と、 前記除去手段による綴じ部材の除去動作を行った後、前
    記判別手段による判別を行うように前記判別手段を制御
    する制御手段と、 を有することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記綴じ部材が除去さ
    れていないことが前記判別手段によって判別されたとき
    には、再度前記除去手段を動作させることを特徴とする
    請求項4記載の自動原稿搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記の再度前記除去手段の動作させる回
    数は、予め定められた所定回数に制限されていることを
    特徴とする請求項5記載の自動原稿搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記綴じ部材が除去さ
    れていないことが前記判別手段によって判別されたとき
    には、原稿搬送動作を禁止することを特徴とする請求項
    4記載の自動原稿搬送装置。
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US09/377,011 US6634633B1 (en) 1998-08-25 1999-08-18 Binding member removing apparatus, automatic document feeder, sheet processing apparatus, and image forming apparatus
US10/632,427 US6886824B2 (en) 1998-08-25 2003-08-01 Binding member removing apparatus, automatic document feeder, sheet processing apparatus, and image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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