JPH0648586A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH0648586A
JPH0648586A JP19885692A JP19885692A JPH0648586A JP H0648586 A JPH0648586 A JP H0648586A JP 19885692 A JP19885692 A JP 19885692A JP 19885692 A JP19885692 A JP 19885692A JP H0648586 A JPH0648586 A JP H0648586A
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幸一 角田
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秀明 新井
Makoto Kamikawaji
誠 上川路
Tetsuya Hiruma
哲也 蛭間
Masaaki Yamada
山田  正明
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小限の操作により、原稿揃え部材を用いて
容易に原稿のセッティングを行うことができること。 【構成】 原稿束をセットするための原稿送り台(3)
と、この原稿送り台(3)にセットされた原稿束を揃え
るための原稿揃え部材(5,6)と、この原稿揃え部材
(5,6)を駆動モータ(31)により駆動する駆動手
段(9,10,11,31)と、前記原稿送り台(3)
にセットされた原稿の有無を検知する原稿検知手段(1
7)とを備えた自動原稿送り装置であって、前記駆動手
段(9,10,11,31)の駆動モータ(31)の動
力の伝達をオン・オフするクラッチ手段(32,33)
と、前記原稿検知手段(17)により原稿がセットされ
ていないことが検知されている場合に、前記クラッチ手
段(32,33)及び駆動モータ(31)を共にオンに
し、且つ駆動手段(9,10,11,31)に前記原稿
揃え部材(5,6)を最大幅のホームポジションまで開
くように動作させる制御手段(40)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機の原稿載置台
上に配置され、原稿束を一枚ずつ分離して複写機の露光
部へ給紙する自動原稿送り装置に関し、特に、原稿揃え
部材の操作性の向上を図った自動原稿送り装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機の自動原稿送り装置
(以下、ADFと略記する)は広く使用されている。こ
のADFの原稿送り台上には、すべての原稿が斜行して
送られたりすることがなく、原稿載置台(コンタクトガ
ラス)上の適正な位置に送り込まれるように、原稿揃え
部材が設けられている。即ち、ADFを使用する時は、
原稿束の縦横をきれいに揃えてから原稿揃え部材に原稿
を合わせて原稿送り台上にセットする。この際、原稿揃
え部材は原稿サイズに合うように、手動で移動させるこ
とができる。この原稿揃え部材の例として、原稿供給部
の原稿揃え部材を原稿サイズに合うように移動させる手
段と、原稿揃え部材の移動量を検出する手段とを設け、
この移動量に応じて適正サイズの記録紙を自動的に選択
してミスコピーを防止する自動原稿送り装置が特開昭6
0−132846号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動原稿送り装置においては、原稿サイズと記録紙
の対応を取るものであって、原稿揃え部材を用いた原稿
セット時の操作性を向上させるものではなかった。ま
た、通常、ADFの原稿送り台上に原稿をセットする時
は、例えば、左手で原稿揃え部材の位置を調節し、右手
で原稿を挿入するという具合に両手を使用しなければな
らないが、自分が使用しようとしている原稿サイズとA
DFの原稿揃え部材の位置が違っている時は、原稿揃え
部材を調節するのが面倒に感じることがある。特に、両
手がふさがっている時は原稿揃え部材を調節するのが困
難になる。そこで、この発明は上述した従来の問題点を
解消して、最小限の操作により、原稿揃え部材を用いて
容易に原稿のセッティングを行うことができる自動原稿
送り装置を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、請求項1では、原稿束をセットするための原稿
送り台と、この原稿送り台にセットされた原稿束を揃え
るための原稿揃え部材と、この原稿揃え部材を駆動モー
タにより同時に駆動する駆動手段と、前記原稿送り台に
セットされた原稿の有無を検知する原稿検知手段とを備
えた自動原稿送り装置において、前記駆動手段の駆動モ
ータの動力の伝達をオン・オフするクラッチ手段と、前
記原稿検知手段により原稿がセットされていないことが
検知されている場合に、前記クラッチ手段及び駆動モー
タを共にオンにし、且つ駆動手段に前記原稿揃え部材を
最大幅のホームポジションまで開くように動作させる制
御手段とを備え、また、請求項2では、前記クラッチ手
段に加え、前記原稿揃え部材のホームポジションを任意
に設定するためのホームポジション設定手段と、各ホー
ムポジションに配置され、原稿揃え部材の位置を検知す
る複数のサイズ検知手段と、前記原稿検知手段により原
稿がセットされていないことが検知されている場合に、
前記クラッチ手段及び駆動モータを共にオンにし、且つ
前記ホームポジション設定手段による設定に応じた前記
サイズ検知手段がオンになるまで前記駆動手段を駆動さ
せる制御手段とを備え、また、請求項3では、前記クラ
ッチ手段に加え、前記原稿揃え部材の原稿束の揃え位置
を指定する揃え位置指定手段と、原稿束の各揃え位置に
配置され、原稿揃え部材の位置を検知する複数のサイズ
検知手段と、前記原稿検知手段により原稿がセットされ
ていないことが検知されている場合に、前記クラッチ手
段及び駆動モータを共にオンにし、且つ前記揃え位置指
定手段による指定に応じた前記サイズ検知手段がオンに
なるまで前記駆動手段を駆動させる制御手段とを備えた
ことにある。
【0005】
【作用】したがって、請求項1では、ADFの使用後、
原稿検知手段により、原稿送り台に原稿がセットされて
いないことが検知されている場合にその信号が制御手段
に入力され、制御手段はクラッチ手段及び駆動手段を共
にオンにし、且つ駆動手段に原稿揃え部材を最大幅のホ
ームポジションまで開くように動作させる。したがっ
て、原稿がセットされていない時は、常に原稿揃え部材
は最大幅のホームポジションまで開いた状態になってい
る。
【0006】また、請求項2では、使用者が、ホームポ
ジション設定手段により最も使用頻度の高いホームポジ
ションを設定しておき、ADFの使用後、原稿検知手段
により原稿送り台に原稿がセットされていないことが検
知されている場合にその信号が制御手段に入力され、制
御手段はクラッチ手段及び駆動手段を共にオンにし、且
つ駆動手段に前記ホームポジション設定手段による設定
に応じたサイズ検知手段がオンになるまで原稿揃え部材
を開くように動作させる。したがって、原稿がセットさ
れていない時は、常に原稿揃え部材は設定されたホーム
ポジションまで開いた状態になっている。
【0007】また、請求項3では、ADFを使用する
時、使用者が揃え位置指定手段により原稿の揃え位置を
指定する。そして、原稿検知手段により原稿送り台に原
稿がセットされていないことが検知されている場合にそ
の信号が制御手段に入力され、制御手段はクラッチ手段
及び駆動手段を共にオンにし、且つ駆動手段に前記揃え
位置指定手段による指定に応じたサイズ検知手段がオン
になるまで原稿揃え部材を開く(若しくは閉じる)よう
に動作させる。したがって、セットする原稿サイズが原
稿揃え部材のホームポジションと違っている場合に、各
原稿サイズに応じて原稿揃え部材を自動的に移動させる
ものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、ADF1は、原稿を載置する原
稿送り台3と、原稿送り台3に載置された原稿束を最下
位の原稿から順次一枚づつ供給する原稿供給部20と、
原稿供給部20によって供給された原稿を複写機2のコ
ンタクトガラス26の所定の位置に搬送する搬送部21
と、原稿の反転及び排紙を行う反転・排紙部22とから
構成されている。この原稿供給部20には、原稿トレイ
3上の原稿束の最下位の原稿を引き出す呼出コロ14及
び分離ベルト15、分離コロ16が設けられており、又
セットされた原稿の先端に対向する位置に原稿検知手段
である原稿検知センサ17が、供給された原稿を検知し
て原稿の位置合わせを行うための信号を出力するレジス
トセンサ18が所定の位置にそれぞれ配置されている。
この原稿検知センサ17はフォトインタラプタによって
構成され、対向する位置に原稿が挿入されるとオンにな
り、原稿を検知する。また、搬送部21は、搬送ベルト
19を駆動するベルト駆動ローラ23、搬送ベルト19
をコンタクトガラス26に押し付けて搬送されてきた原
稿を所定位置に固定する固定ローラ24、ベルト従動ロ
ーラ25、搬送ベルト19をコンタクトガラス26の上
面に押圧する複数の加圧コロ27から構成されている。
また、反転・排紙部22は、ターンローラ28、偏向爪
29、及び排紙コロ30を有しており、ターンローラ2
8と偏向爪29の操作により原稿が反転される。又、排
紙コロ30を介して露光済みの原稿が排紙される。
【0009】次に、原稿送り台3の構成について詳述す
る。この実施例のADFは、A3原稿縦送り方式であ
り、原稿基準位置は左中央で、A3縦とA4横の幅は同
じであって最大幅である。図2において、原稿送り台3
には、原稿挿入口4への送り方向(矢印A方向)に対し
て直行する方向(A4原稿横方向)に移動可能な一対の
原稿揃え部材であるサイドフェンス5及び6が配置され
ている。即ち、原稿トレイ3に設けられたガイド溝7
に、サイドフェンス5及び6に取り付けられた図示しな
いピン等が嵌合していて、このピンがガイド溝7に案内
されることにより、前記移動が円滑に行われる。このよ
うに、サイドフェンス5,6は原稿を両側から挟むよう
に移動することにより、原稿の揃え作業や、原稿の横方
向のレジストレイション(位置合わせ)等を行う。この
サイドフェンス5,6の移動機構は、図3に示すよう
に、サイドフェンス5及び6に第1ラックギヤ9及び第
2ラックギヤ10がそれぞれ固定され、この第1ラック
ギヤ9と第2ラックギヤ10に挟まれる位置に、これら
のギヤが両側から同時に噛み合うピニオンギヤ11が原
稿送り台3に回転自在に軸固定された構成である。この
第1ラックギヤ9及び第2ラックギヤ10にはそれぞれ
案内溝9a及び10aが設けられ、原稿送り台3に取り
付けられた図示しないピン等が当該溝9a及び10aに
嵌合し各ギヤの移動を案内する。そして、サイドフェン
ス5及び6の少なくとも一方にはセクタ35と、これを
検知するサイズ検知手段である原稿サイズセンサ36が
原稿送り台3若しくは装置本体側に設けられ、原稿のサ
イズを検出する。この原稿サイズセンサ36は原稿サイ
ズの数だけ(36a,36b,36c・・・等)取り付
けるものであって、透過型フォトインタラプタを用いて
いる(透過型フォトインタラプタに限らず他の素子であ
っても良い)。
【0010】また、ピニオンギヤ11を駆動する機構
は、図4に示すように、ピニオンギヤ11の軸にクラッ
チ32及びクラッチギヤ33が取り付けられており、こ
のクラッチギヤ33と駆動モータ31のウォームギヤ3
4が噛み合っている。このクラッチ32は電磁クラッチ
を使用しており、又ウォームギヤ34を使用したのは、
駆動モータ31を横向きに使用して省スペースを図るた
めである。この構成において、通常はクラッチ32は切
られて(オフ)おり、ピニオンギヤ11は自由に回転で
きるので、図3に示すように、サイドフェンス5及び6
は手で自由に動かすことができ、一方のサイドフェンス
5を矢印B方向に所定量動かすと、他方のサイドフェン
ス6もそれに連動して矢印C方向に同じ量だけ移動す
る。このように、一方のサイドフェンスを手で動かすだ
けで、原稿は両サイドフェンス5及び6に挟まれる形で
中心位置の位置合わせを行うことができる。そして、サ
イドフェンス5及び6を自動的に動かす場合は、クラッ
チ32をオンにして駆動モータ31を回転させる。
【0011】次に、サイドフェンス5及び6が自動的に
原稿の最大幅のホームポジションまで戻る一連の動作に
ついて説明する。この実施例のADFは、A3縦送り方
式であるため、サイドフェンス5及び6を最大幅に開く
と、最大原稿はA3縦送り用とA4横送り用の2種類の
サイズをセットすることができる。この内、A4横送り
に関しては、A4をコピーする時に、A4縦を用いるよ
りも、A4横を用いる方が光学系の読み取り距離が短か
く、1分間にコピーできる枚数が多いので、A4横送り
を用いることが多い。このように、一般的に言ってもA
4原稿を用いることが多いので、前述したサイドフェン
ス5及び6を最大幅に開いた位置は最も使用頻度の高い
位置である。したがって、ADFの使用後、常にサイド
フェンス5及び6が前記最大幅のホームポジションに自
動的に戻れば、この幅より小さいB4やB5等の原稿を
セットする時は、サイドフェンス5及び6を狭めるとい
う操作だけで良い。このように、サイドフェンス5及び
6が最大幅のホームポジションまで戻る処理ルーチンの
フローチャートを図5に示している。同図において、コ
ピーがスタートしてから、原稿検知センサ17がオンか
らオフに切り替わった時にコピー作業が終了したと判定
し、原稿サイズセンサ36によって、サイドフェンス5
及び6の位置が最大幅の位置ではないと判定されるとク
ラッチ32がオンされて駆動モータ31が回転する。こ
れにより、サイドフェンス6のセクタ35が最大幅の位
置に配置されている原稿サイズセンサ36の位置に達す
るまで駆動モータ31は回転し続ける。一方、原稿サイ
ズセンサ36によってサイドフェンス5及び6が最大幅
に達していると判定されると、制御は行わず図示しない
メインルーチンに復帰する。
【0012】次に、サイドフェンス5及び6のホームポ
ジションをADFの最大幅に固定するのではなく、任意
に設定できる実施例について説明する。上記実施例で
は、A3縦送り方式での最大幅を設定したが、ユーザに
よっては、この幅よりも小さいB5横等のサイズが最も
使用頻度の多い原稿サイズである場合も考慮して、複写
機2の図示しない操作部にホームポジション設定手段で
あるホームポジション設定スイッチ37を設け、このス
イッチを操作することにより、サイドフェンス5及び6
のホームポジションをユーザにとって都合の良い幅に任
意に設定する。このように、ホームポジション設定スイ
ッチ37によりサイドフェンス5及び6のホームポジシ
ョンを任意に設定する処理ルーチンのフローチャートを
図6に示している。同図において、コピーがスタートし
てから、原稿検知センサ17がオンからオフに切り替わ
った時にコピー作業が終了したと判定し、原稿サイズセ
ンサ36によって、サイドフェンス5及び6の位置がホ
ームポジション設定スイッチ37によって設定された位
置ではないと判定されるとクラッチ32がオンされる。
そして、サイドフェンス5及び6の位置が設定したホー
ムポジションより広いかあるいは狭いかを判定し、それ
に応じて駆動モータ31を正あるいは逆回転させる。こ
れにより、サイドフェンス6のセクタ35が設定された
ホームポジションの位置に配置されている原稿サイズセ
ンサ36の位置に達するまで駆動モータは回転し続け
る。一方、原稿サイズセンサ36によってサイドフェン
ス5及び6が設定されたホームポジションに達している
と判定されると、制御は行わずメインルーチンに復帰す
る。
【0013】次に、サイドフェンス5及び6がホームポ
ジションにある時に、原稿束をセット後、ワンタッチで
サイドフェンス5及び6を自動的に原稿位置まで移動さ
せる実施例について説明する。複写機2の前記操作部に
揃え位置指定手段である原稿サイズ指定スイッチ38を
設け、このスイッチをオンにすることにより、クラッチ
32がオンになり、サイドフェンス5及び6を原稿束の
位置まで駆動モータ31で移動させる。この場合、AD
Fが動作中の時に、原稿サイズ指定スイッチ38をオン
してサイドフェンス5及び6が広がると原稿束が崩れた
り、逆に狭まると原稿束が圧縮されて折れ曲がったり、
駆動モータ31に支障が出たりするので、原稿挿入口4
に原稿が挿入されているか否かを原稿検知センサ17で
検知して、挿入されている時(ADFが動作中の時)
は、原稿サイズ指定スイッチ38をオンしてもサイドフ
ェンス5及び6は動かない構成にする。
【0014】この原稿サイズ指定スイッチ38による処
理ルーチンのフローチャートを図7に示している。同図
において、コピーがスタートしてから、原稿検知センサ
17がオンからオフに切り替わった時にコピー作業が終
了したと判定し、オンであればオフになるまで制御は進
まない。次に原稿サイズ指定スイッチ38によって、原
稿サイズが指定されたか否かを判定し、指定されるとク
ラッチ32がオンされ、指定されるまで制御は進まな
い。そして、指定された原稿サイズと現状サイズとを比
較して、指定された原稿サイズが現状サイズより大きい
か小さいかに応じて駆動モータ31を正あるいは逆回転
させる。これにより、サイドフェンス6のセクタ35が
指定された原稿サイズの位置に配置されている原稿サイ
ズセンサ36の位置に達するまで駆動モータは回転し続
ける。サイドフェンス5及び6が指定したサイズになる
と駆動モータ31は停止する。このように、セットする
原稿束の原稿サイズがサイドフェンス5及び6のホーム
ポジションと違っている場合は、原稿サイズ指定スイッ
チ38によって原稿サイズを指定することによって、サ
イドフェンス5及び6を自動的に指定位置まで移動させ
る。
【0015】上記実施例の機能をすべて有するADFの
マイクロコンピュータの制御部の構成は、図7に示すよ
うに、サイズ検知センサ36、ホームポジション設定ス
イッチ37、原稿サイズ指定スイッチ38、原稿検知セ
ンサ17からの信号がCPU(中央処理装置)40に入
力され、CPU40は入力された信号に基づいて駆動モ
ータ31を駆動する、あるいはクラッチ32をオン・オ
フする制御信号を出力する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、原稿揃え部材の駆動手段の駆動モータの動力の伝達
をオン・オフするクラッチ手段と、前記原稿検知手段に
より原稿がセットされていないことが検知されている場
合に、前記クラッチ手段及び駆動モータを共にオンに
し、且つ駆動手段に前記原稿揃え部材を最大幅のホーム
ポジションまで開くように動作させる制御手段とを備え
たので、ADFを使用後は自動的に原稿揃え部材が最大
幅のホームポジションまで戻り、次にADFを使用する
時は、原稿サイズが最大幅であればそのまま使用するこ
とができ、最大幅より小さいサイズの場合は、原稿揃え
部材を原稿サイズに合わせて手で狭めるという動作だけ
で原稿をセットすることができる。また、原稿束をセッ
トした状態の時に、原稿揃え部材が動いて原稿束を損傷
するのを防止することができる。
【0017】また、請求項2によれば、原稿揃え部材の
ホームポジション設定手段と、原稿揃え部材の位置を検
知する複数のサイズ検知手段と、前記ホームポジション
設定手段による設定に応じた前記サイズ検知手段がオン
になるまで前記駆動手段を駆動させる制御手段とを備え
たので、ADF使用後は、原稿揃え部材が、ホームポジ
ション設定手段によって設定した最も使用頻度の高い原
稿サイズの幅に自動的に戻り、大抵の場合、原稿揃え部
材を手で動かす手間を省くことができる。
【0018】また、請求項3によれば、原稿揃え部材の
原稿束の揃え位置を指定する揃え位置指定手段と、原稿
揃え部材の位置を検知する複数のサイズ検知手段と、前
記揃え位置指定手段による指定に応じた前記サイズ検知
手段がオンになるまで前記駆動手段を駆動させる制御手
段とを備えたので、セットする原稿束が原稿揃え部材の
ホームポジションと違っている場合に、原稿サイズに応
じて原稿揃え部材を自動的に動かすことができ、原稿揃
え部材を手で動かす手間を省くことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原稿自動送り装置の実施例を示す全
体概略構成図である。
【図2】この発明の原稿揃え部材を備えた原稿送り台を
示す斜視図である。
【図3】原稿揃え部材の移動機構を示す斜視図である。
【図4】クラッチと駆動モータの位置関係を示す斜視図
である。
【図5】原稿揃え部材が最大幅のホームポジションに開
く制御を示すフローチャートである。
【図6】原稿揃え部材が設定したホームポジションに開
く制御を示すフローチャートである。
【図7】原稿揃え部材が指定した原稿サイズの幅に移動
する制御を示すフローチャートである。
【図8】原稿揃え部材の動作を制御する構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
3 原稿送り台 5,6 原稿揃え部材 9,10,11etc 駆動手段 17 原稿検知手段 31 駆動モータ 32,33 クラッチ手段 36 サイズ検知手段 37 ホームポジション設定手段 38 揃え位置指定手段 40 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭間 哲也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 正明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿束をセットするための原稿送り台と、
    この原稿送り台にセットされた原稿束を揃えるための原
    稿揃え部材と、この原稿揃え部材を駆動モータにより駆
    動する駆動手段と、前記原稿送り台にセットされた原稿
    の有無を検知する原稿検知手段とを備えた自動原稿送り
    装置において、 前記駆動手段の駆動モータの動力の伝達をオン・オフす
    るクラッチ手段と、前記原稿検知手段により原稿がセッ
    トされていないことが検知されている場合に、前記クラ
    ッチ手段及び駆動モータを共にオンにし、且つ駆動手段
    に前記原稿揃え部材を最大幅のホームポジションまで開
    くように動作させる制御手段とを備えたことを特徴とす
    る自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】前記クラッチ手段に加え、前記原稿揃え部
    材のホームポジションを任意に設定するためのホームポ
    ジション設定手段と、各ホームポジションに配置され、
    原稿揃え部材の位置を検知する複数のサイズ検知手段
    と、前記原稿検知手段により原稿がセットされていない
    ことが検知されている場合に、前記クラッチ手段及び駆
    動モータを共にオンにし、且つ前記ホームポジション設
    定手段による設定に応じた前記サイズ検知手段がオンに
    なるまで前記駆動手段を駆動させる制御手段とを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装
    置。
  3. 【請求項3】前記クラッチ手段に加え、前記原稿揃え部
    材の原稿束の揃え位置を指定する揃え位置指定手段と、
    原稿束の各揃え位置に配置され、原稿揃え部材の位置を
    検知する複数のサイズ検知手段と、前記原稿検知手段に
    より原稿がセットされていないことが検知されている場
    合に、前記クラッチ手段及び駆動モータを共にオンに
    し、且つ前記揃え位置指定手段による指定に応じた前記
    サイズ検知手段がオンになるまで前記駆動手段を駆動さ
    せる制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の自動原稿送り装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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