JP2022036660A - 自動搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

自動搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】非給紙時の用紙の揃えを容易にすることが可能な自動搬送装置の提供。【解決手段】複数のシート110を載置するシート載置台112と、シート載置台112上に設けられ、シートの搬送方向Xと交わるシートの幅方向Yの端部の位置決めをするサイドフェンス140a、bと、複数のシート110に向けてエアー143を噴出してシート間に空気層を形成してシートを捌くエアー噴出し手段141と、を備え、エアー噴出し手段141は、非給紙時にエアー143を噴出し、シート揃えを行う自動搬送装置100。【選択図】図4

Description

本発明は、自動搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
自動搬送装置を備えた画像形成装置において、原稿テーブルに原稿や転写紙等の用紙束をセットする際、用紙束を揃えてからセットすることは、特に用紙が薄紙である場合や用紙の枚数が多い場合、揃え作業に非常に手間がかかる。
自動搬送装置として、給紙を行っている間に用紙束に向けてエアーを噴出して用紙間に空気層を形成することにより、用紙同士を分離させるエアー分離給紙装置(例えば特許文献1等参照)が知られている。
このエアー分離給紙装置は、給紙を行うときに、原稿用紙をエアーによって分離しやすくなるが、給紙前の非給紙時に用紙を揃えておかないと原稿用紙の搬送不良やジャムが発生することがあった。特に薄紙や多枚数の原稿の場合は搬送不良やジャムが顕著に発生していた。
本発明は、非給紙時の用紙の揃えを容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、複数のシートを載置するシート載置台と、前記シート載置台上に設けられ、シートの搬送方向と交わるシートの幅方向の端部の位置決めをするサイドフェンスと、複数のシートに向けてエアーを噴出してシート間に空気層を形成してシートを捌くエアー噴出し手段と、を備え、前記エアー噴出し手段は、非給紙時にエアーを噴出し、シート揃えを行う自動搬送装置にある。
本発明によれば、非給紙時の用紙の揃えが容易になる。
本発明に係る自動搬送装置を備えた画像形成装置の一例の正面図である。 本発明に係る自動搬送装置の一例の正面図である。 図2に示した自動搬送装置の制御系のブロック図である。 図2に示した自動搬送装置の一例の斜視図である。 シート載置台に載置されたシート束に向けてエアーを噴出す様子を表した図である。 図2に示した自動搬送装置に備えられたサイドフェンスの動作を表した図である。 図2に示した自動搬送装置に備えられたシート載置台の動作を表した図である。 図2に示した自動搬送装置の動作を示すフローチャートである。 図2に示した自動搬送装置の他の動作を示すフローチャートである。 図2に示した自動搬送装置のまた他の動作を示すフローチャートである。 図2に示した自動搬送装置のさらに他の動作を示すフローチャートである。
図1に、本発明に係る自動搬送装置100を備えた画像形成装置1の一例を示す。図1以降の各図において、矢印Xで示されたX方向は画像形成装置1の左右方向を、矢印Yで示されたY方向はX方向に直交する画像形成装置1の前後方向を、矢印Zで示されたZ方向はX方向に直交する画像形成装置1の上下方向を示している。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取装置4と、給紙部2と、画像形成部3とを備えている。
画像読取装置4は、自動搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)100を備えている。
給紙部2は、用紙サイズの異なる記録紙を収納する給紙カセット21、22と、給紙カセット21、22に収納された記録紙を画像形成部3の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段23とを備えている。
画像形成部3は、露光装置31と、感光体ドラム32と、現像装置33と、転写ベルト34と、定着装置35とを備えている。
画像形成部3は、自動搬送装置100内部の、後述する第1画像読取部131及び第2画像読取部135により読み取られた原稿の画像データに基づいて、露光装置31により感光体ドラム32を露光して感光体ドラム32に潜像を形成する。画像形成部3は、現像装置33により感光体ドラム32に異なる色のトナーを供給して現像する。
画像形成部3は、転写ベルト34により感光体ドラム32に現像された像を給紙部2から供給された記録紙に転写した後、定着装置35により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着する。
図2に本発明に係る自動搬送装置100の一例を、図3に自動搬送装置100の制御系のブロック図を示す。図2において、X方向はシートの搬送方向に対応しており、Y方向はシートの搬送方向と交わるシートの幅方向に対応している。
図2に示すように、自動搬送装置100は、原稿束がセットされる原稿セット部Aと、セットされた原稿束から一枚ごとに原稿を分離してX方向に給送する分離給送部Bとを備えている。
自動搬送装置100は、給送された原稿を一次突当整合するとともに整合後の原稿を引き出し搬送するレジスト部Cと、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を第1画像読取部131による読取り側(図中の下方)に向けて搬送するターン部Dとを備えている。
自動搬送装置100は、原稿の表面画像をコンタクトガラスの下方から第1画像読取部131により読み取る第1読取搬送部Eと、表面画像が読み取られた後の原稿の裏面画像を第2画像読取部135により読み取る第2読取搬送部Fとを備えている。
自動搬送装置100は、表裏の画像の読み取りが完了した原稿を機外に排出する排紙部Gと、排出された原稿を積載保持するスタック部Hとを備えている。
図3に示すように、自動搬送装置100は、上記各部における駆動を行うモータ101~105と、一連の動作を制御するコントローラ150とを備えている。コントローラ150は、I/F107を介して画像形成装置1の全体制御を行う本体制御部10に接続されている。本体制御部10には、I/F106を介して、ユーザが各種操作を行う操作部11が接続されている。
図2に示すように、原稿セット部Aは、複数のシートからなるシート束として、例えば原稿束110を載置するシート載置台としての原稿テーブル112を備えている。
原稿セット部Aは、図4のように原稿テーブル112上に設けられるとともにX方向に沿って延在し、原稿束110の搬送方向Xと交わる原稿束110の幅方向Y両端部の位置決めをする一対のサイドフェンス140a、bを備えている。
図2の原稿セット部Aは、原稿テーブル112に原稿束110がセットされたことを検知するセットフィラー113及びセットセンサ114を備えている。
原稿テーブル112は、可動原稿テーブル111を有している。可動原稿テーブル111は、底板上昇モータ105(図3参照)により図2中のa、b方向に上下動可能な構成となっている。原稿テーブル112上に原稿束110がセットされていないとき、可動原稿テーブル111は下降した状態であり、この状態は底板HPセンサ117により検知される。原稿テーブル112上に原稿束110がセットされると、可動原稿テーブル111は上昇した状態となる。
原稿テーブル112は、原稿テーブル112に載置された原稿束110の重量を検知するシート重量検知手段としての原稿重量検知センサ144を有している。本実施形態では、原稿重量検知センサ144は、原稿テーブル112の略中央部に設けられているが、原稿テーブル112内であればこれに限られない。
原稿テーブル112は、原稿テーブル112に載置された原稿束110の搬送方向すなわちX方向長さを検知するシート長さ検知手段としての原稿長さ検知センサ115、116を有している。原稿長さ検知センサ115、116としては、例えば、反射型センサまたは原稿1枚でも検知可能なアクチェータタイプのセンサが用いられる。また、原稿長さ検知センサ115、116の配置は、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能な配置としておく必要がある。
分離給送部Bは、ピックアップローラ118と、給紙ベルト120と、リバースローラ121とを備えている。
分離給送部Bは、原稿束110に向けてエアーを噴出して原稿間に空気層を形成することにより、原稿同士を分離させるエアー噴出し手段141を備えている。
ピックアップローラ118は、ピックアップモータ101(図3参照)によりカム機構の作用で図2中のc、d方向に動作する。また、ピックアップローラ118は、可動原稿テーブル111が上昇して可動原稿テーブル111上の原稿束110上面によって押されることで図2中のc方向に上昇し、給紙適正位置センサ119により上限を検知可能となっている。
給紙ベルト120は、給紙モータ102(図3参照)の正転により給紙方向に駆動される。また、リバースローラ121は、給紙モータ102(図3参照)の正転により給紙と逆方向に回転駆動される。これにより、最上位の原稿とその下の原稿とを分離して、最上位の原稿のみを給紙できる構成となっている。さらに詳しく説明すると、リバースローラ121は、給紙ベルト120と所定圧で接し、給紙ベルト120と直接または原稿1枚を介して接している状態では、給紙ベルト120の回転につられて反時計方向に連れ回りする。原稿が2枚以上給紙ベルト120とリバースローラ121との間に進入したときは、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されており、リバースローラ121は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをする。これにより、原稿の重送が防止される。
レジスト部Cは、突き当てセンサ122と、プルアウトローラ123と、中間ローラ124と、原稿幅センサ125とを備えている。
プルアウトローラ123は、スキュー補正機能を有するとともに、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ124まで搬送するためのローラであり、給紙モータ102(図3参照)の逆転により駆動される。
原稿幅センサ125は、図2の奥行き方向すなわちY方向に複数個並べて設けられ、原稿の搬送方向Xと直交する幅方向Yのサイズを検知する。
ターン部Dは、読取入口センサ126、読取入口ローラ127、レジストセンサ130などを備えている。
第1読取搬送部Eは、第1画像読取部131などを備えている。
第2読取搬送部Fは、第2画像読取部135、第2読取ローラ136などを備えている。
第2読取ローラ136は、第2画像読取部135と対向配置されており、第2画像読取部135における原稿の浮きを抑えると同時に、第2画像読取部135におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
排紙部Gは、排紙ローラ133などを備えている。
スタック部Hは、排紙トレイ134を備えている。
原稿テーブル112上には、読み取りを行う原稿束110が原稿面を上向きの状態でセットされる。このとき、原稿束110の幅方向すなわちY方向は、サイドフェンス140a、bによって搬送方向Xと直交する方向に位置決めされる。原稿束110のセットは、セットフィラー113及びセットセンサ114によって検知され、原稿束110がセットされたことを示す情報が、コントローラ150からI/F107を介して本体制御部10に送信される(図3参照)。
さらに、原稿長さ検知センサ115、116により、原稿束110の搬送方向すなわちX方向長さの概略が判定される。
原稿テーブル112上に原稿束110がセットされたことが検知されると、コントローラ150は、底板上昇モータ105を正転させて原稿束110の最上面がピックアップローラ118と接触するように、可動原稿テーブル111を上昇させる。ピックアップローラ118は、可動原稿テーブル111が上昇して可動原稿テーブル111上の原稿束110上面によって押されることで図2中のc方向に上昇する。
ユーザにより操作部11のプリントキーが押下され、I/F106を介して本体制御部10に給紙動作開始の指示が送信されると、原稿の給紙を行う給紙モードが開始される。本体制御部10からI/F107を介してコントローラ150に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ118は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル112上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップし給紙を開始する。回転方向は、最上位の原稿をレジスト部C側に搬送する方向である。
給紙ベルト120は、給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動される。また、リバースローラ121は、給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動される。これにより、最上位の原稿とその下の原稿とを分離する。また、エアー噴出し手段141は、給紙時に原稿束110の搬送方向すなわちX方向下流側端部に向けてエアーを噴出して原稿間に空気層を形成することにより、原稿同士を分離させる。
給紙ベルト120とリバースローラ121との作用及びエアー噴出し手段141により1枚に分離された原稿は、給紙ベルト120によってレジスト部C側へと送られる。原稿は、突き当てセンサ122によって先端が検知された後、さらに進んで停止しているプルアウトローラ123に突き当たる。その後、原稿は、突き当てセンサ122の検知から所定量定められた距離送られ、プルアウトローラ123に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることによって、給紙ベルト120の駆動が停止する。このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラ118を原稿上面から退避させ、原稿を給紙ベルト120の搬送力のみで送る。これにより、原稿先端は、プルアウトローラ123の上下ローラ対のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ123は、給紙モータ102の逆転により駆動され、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ124まで搬送する。なお、給紙モータ102の逆転時には、プルアウトローラ123と中間ローラ124とは駆動されるが、ピックアップローラ118と給紙ベルト120とは駆動されない。
原稿幅センサ125は、プルアウトローラ123により搬送された原稿の搬送方向Xと直交する幅方向Yのサイズを検知する。また、原稿の搬送方向すなわちX方向の長さは、原稿の先端後端を突き当てセンサ122で読み取ることにより、モータパルスから原稿の長さが検知される。
プルアウトローラ123及び中間ローラ124の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して、原稿を画像読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。原稿の先端が読取入口センサ126により検出されると、読取入口ローラ127の上下ローラ対のニップに原稿の先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始する。それと同時に、読取モータ103を正転駆動して読取入口ローラ127、読取出口ローラ128、CIS出口ローラ129を駆動する。コントローラ150は、原稿の先端をレジストセンサ130にて検知すると、所定の搬送距離をかけて原稿の搬送速度を減速し、第1画像読取部131の手前で原稿を一時停止させるとともに、本体制御部10にI/F107を介してレジスト停止信号を送信する。
本体制御部10からI/F107を介してコントローラ150に読取開始信号が送信されると、コントローラ150は、レジスト停止していた原稿を、第1画像読取部131の位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立ち上がるように増速して搬送させる。このとき、読取モータ103のパルスカウントにより原稿先端の位置が検出される。原稿先端が第1画像読取部131に到達するタイミングで、本体制御部10に対して原稿の表面の副走査方向(原稿の搬送方向と同じ方向すなわちX方向)の有効画像領域を示すゲート信号が送信される。このゲート信号は、原稿後端が第1画像読取部131を抜けるまで継続して送信される。そして、原稿が読取入口ローラ127及び読取出口ローラ128の駆動により搬送される間に、第1画像読取部131によって原稿の表面画像が読み取られる。
片面原稿読取りの場合には、第1画像読取部131による表面画像の読み取りが終了した原稿は、第2読取搬送部Fをそのまま通過して排紙部Gへと搬送される。この際、コントローラ150は、排紙センサ132により原稿の先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ133を反時計方向に回転させる。また、コントローラ150は、排紙センサ132による原稿の先端検知からの排紙モータ104のパルスカウントにより、原稿後端が排紙ローラ133の上下ローラ対のニップから抜ける直前に、排紙モータ駆動速度を減速させる。このように、排紙トレイ134上に排出される原稿が飛び出さないように制御している。
一方、両面原稿読取りの場合には、排紙センサ132にて原稿先端を検知してから読取モータ103のパルスカウントにより搬送中の原稿先端の位置が検出される。第2画像読取部135の位置に原稿先端が到達するタイミングで、コントローラ150から第2画像読取部135に対して、原稿の裏面の副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が送信される。このゲート信号は、原稿後端が第2画像読取部135を抜けるまで継続して送信される。そして、原稿が読取出口ローラ128及びCIS出口ローラ129の駆動により搬送される間に、原稿流し読み方式(シートスルー読取)で、第2画像読取部135によって原稿の裏面画像が読み取られる。
原稿テーブル112に載置されたすべての原稿について画像の読み取りが行われ、最後の原稿が排紙トレイ134上に排出されると、給紙モードが終了し、非給紙モードに移行する。
図4は、自動搬送装置100の一例の斜視図である。
図4に示すように、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141を複数備えている。具体的には、自動搬送装置100は、原稿テーブル112のサイドフェンス140a、bよりX方向下流側に設けられた第1のエアー噴出し手段141aを備えている。自動搬送装置100は、原稿テーブル112のY方向における両側でサイドフェンス140a、bよりX方向上流側に設けられた第2のエアー噴出し手段141bを備えている。自動搬送装置100は、原稿テーブル112の下部でサイドフェンス140a、bよりX方向上流側に設けられた第3のエアー噴出し手段141cを備えている。複数のエアー噴出し手段141a~cを互いに区別しなくてよい場合は、エアー噴出し手段141と記載する。
自動搬送装置100は、ケースに原稿テーブル112のX方向下流側に設けられた第1のエアー噴出し口142aを備えている。自動搬送装置100は、原稿テーブル112のY方向における両側に設けられた第2のエアー噴出し口142bを備えている。自動搬送装置100は、原稿テーブル112の略中央部に設けられた第3のエアー噴出し口142cを備えている。自動搬送装置100は、第1のエアー噴出し手段141a、第2のエアー噴出し手段141b、第3のエアー噴出し手段141cのエアーを噴出している。
自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しの実行可否を設定する切り替え手段145を備えている。切り替え手段145は、自動搬送装置100に設けられたスイッチであり、オン・オフ操作することで各々のエアー噴出し手段(141a、141b、141c)のエアー噴出しの実行可否を設定し、少なくとも1つのエアー噴出し手段を実行できる。本実施形態では、切り替え手段145は、図2のピックアップローラ118、給紙ベルト120、プルアウトローラ123の上側ローラ等を保持する上カバーが上方に解放されたときに、自動搬送装置100の上部のX方向下流側かつY方向下流側に設けられている。切り替え手段145は、自動搬送装置100にあればこれに限られない。また、切り替え手段145は、操作部11上のボタンまたは画面表示されるアイコンを用いたものであってもよい。
図5(a)、(b)は、原稿テーブル112に載置された原稿束110に向けてエアー143を噴出す様子を表している。
本発明におけるエアー噴出し手段141は、給紙モード時に原稿の分離を行うとともに、給紙モード時以外の非給紙モード時にエアー143を噴出すことによって原稿揃えを行う。具体的には、非給紙モード時の原稿揃えは、原稿テーブル112に原稿束110がセットされ、セットフィラー113及びセットセンサ114(図2参照)によって原稿束110がセットされたことを示す情報が本体制御部10に送信された後に行われる。かつ、原稿揃えは、ユーザにより操作部11のプリントキーが押下または通信を介してプリント指示を受け付ける前に行われる。
第1のエアー噴出し手段141aは、第1のエアー噴出し口142aから傾斜した原稿束110の搬送方向すなわちX方向下流側端部に向けてエアー143を噴出して原稿間に空気層を形成する。そして、第1のエアー噴出し手段141aは、原稿束110を捌くことにより、原稿束110を第1のエアー噴出し口142aを備えるケース面およびサイドフェンス140a、bで揃える。
第2のエアー噴出し手段141bは、第2のエアー噴出し口142bから原稿束110の幅方向すなわちY方向両端部に向けてエアー143を噴出して原稿間に空気層を形成する。そして、第2のエアー噴出し手段141bは、原稿束110を捌くことにより、原稿束110をケース面およびサイドフェンス140a、bで揃える。
第3のエアー噴出し手段141cは、第3のエアー噴出し口142cから原稿束110の下面に向けてエアー143を噴出して原稿束110の下側に空気層を形成する。そして、第3のエアー噴出し手段141cは、原稿束110を捌くことにより、原稿束110をケース面およびサイドフェンス140a、bで揃える。
図6は、サイドフェンス140a、bの動作を表している。
サイドフェンス140a、bは、非給紙モードのエアー噴出し時に移動する。例えば、図6(a)に示すように、サイドフェンス140a、bは、原稿束110の幅方向サイズに合わせてY方向にスライド移動する。また、図6(b)に示すように、サイドフェンス140a、bは、支点を上部に有する振り子動作で揺動し原稿を揃えるようにしてもよい。また、サイドフェンス140a、bは、狭まる移動と広がる移動とを繰り返しながら狭まる方向に移動してもよい。
サイドフェンス140a、bがエアー噴出し時に移動することで、原稿束110の幅方向両端部の揃え性を向上させることが可能となる。
本実施形態では、一対のサイドフェンス140a、bによって原稿束110の幅方向両端部の位置決めを行っているが、サイドフェンス140bを固定静止し、サイドフェンス140aのみを移動する構成であってもよい。この場合、サイドフェンス140aが移動することで、サイドフェンス140aと自動搬送装置100本体との間で原稿束110の位置決めを行う。
図7は、原稿テーブル112の動作を表している。
原稿テーブル112は、X方向上流側から下流側に向けて傾斜がついており、原稿束110が自重でX方向下流側に進んでいく構成となっている。図7に示すように、可動原稿テーブル111を上下に揺動させることによって、原稿束110をさらに進みやすくしてもよい。
エアー噴出しを行う時間は、原稿の積載重量(積載枚数)やサイズに合わせて調整可能である。
図2のように原稿テーブル112上に原稿束110がセットされたことが検知されると、原稿重量検知センサ144により原稿束110の重量が検知されるとともに、原稿長さ検知センサ115、116により原稿束110のX方向長さが検知される。
判断手段としての本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116とから得られた情報に基づきエアー噴出しを行う時間の調整を行う。
例えば、本体制御部10は、原稿束110の重量が小さい又は原稿束110のサイズが小さい場合はエアー噴出し時間を短く設定し、原稿束110の重量が大きい又は原稿束110のサイズが大きい場合は、小さい場合と異なりエアー噴出し時間を長く設定する。なお、本体制御部10は、重量とサイズとの両方からエアー噴出し時間を設定してもよい。また、エアー噴出し時間を長く設定する場合は、給紙モードに移行するまでエアー噴出しを停止せずに、給紙モードへと連続してエアーを噴出し続けるようにエアー噴出し手段141を制御してもよい。さらに、エアー噴出しを行う時間は、操作部11を介してユーザが自由に設定入力することも可能である。
図8に、自動搬送装置100の動作の一例を示す。
ステップS1において、原稿テーブル112に原稿束110がセットされる。
ステップS2において、原稿束110の積載枚数及び/又はサイズに合わせてエアー噴出しを行う時間の調整が行われる。本体制御部10でエアー噴出しを行う時間の調整を行う場合は、本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116とから得られた情報に基づきエアー噴出しを行う時間の調整を行う。ユーザ側でエアー噴出しを行う時間の調整を行う場合は、操作部11を介してエアー噴出しを行う時間の設定が行なわれる。
ステップS3において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを開始する。
ステップS4において、自動搬送装置100は、サイドフェンス140a、bの移動を開始する。
ステップS5において、自動搬送装置100は、サイドフェンス140a、bの移動を停止する。
ステップS6において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを停止する。
ステップS7において、自動搬送装置100は、原稿揃え動作を終了する。
ステップS8において、自動搬送装置100は、ユーザによる給紙動作開始の指示があったかどうか、すなわち、非給紙モードから給紙モードに移行するかどうかを判定する。
ステップS8において、非給紙モードから給紙モードに移行すると判定された場合、ステップS9において、自動搬送装置100は給紙モードになり、給紙動作を開始し、原稿テーブル112に載置されたすべての原稿について給紙を行う。すべての原稿について給紙が完了すると、給紙モードから非給紙モードに移行し、自動搬送装置100は動作を終了する。
ステップS8において、非給紙モードから給紙モードに移行しないと判定された場合、自動搬送装置100は、原稿束110の給紙を行わずに動作を終了する。
このように、非給紙モード時にエアー噴出し手段141を動作させることで、給紙動作前の原稿の揃えを容易にすることが可能となり、安定した搬送、読み取りを行うことが可能となる。また、給紙モード時の分離のためのエアー噴出し手段141と非給紙モード時の捌きのためのエアー噴出し手段141とを兼用することで装置の小型化が図れる。
また、非給紙モード時の捌きにおいて、原稿の積載枚数やサイズに合わせてエアー噴出しを行う時間を調整可能とすることで、原稿束110ごとに最適なエアー噴出し時間に設定することが可能となり、消費電力を必要最低限に抑えることが可能となる。
なお、ステップS8において非給紙モードから給紙モードに移行するかの判定を行っており、本発明は、給紙動作前の原稿の揃えだけでなく、給紙を行わない原稿の揃えのみの場合にも適用することが可能になる。
エアー噴出しを行うエアー噴出し手段141は、原稿束110の重量等に合わせて複数のエアー噴出し手段141a~cの中から選択可能である。
エアー噴出しを行う時間の調整と同様に、本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116(図2参照)とから得られた情報に基づきエアー噴出し手段141の選択を行う。
例えば、原稿の紙厚が大きい場合や積載枚数が多い場合など、重量が大きい原稿束110を揃える場合は、図4のすべてのエアー噴出し手段141a~cを動作させる。すなわち、すべてのエアー噴出し口142a~cからエアー噴出しを行うことで、最上位の原稿から最下位の原稿までのすべての原稿間に空気層が形成され、原稿束110を揃えやすくなる。
原稿の紙厚が小さい場合や積載枚数が少ない場合など、重量が小さい原稿束110を揃える場合は、重量が大きい場合と異なり、エアー噴出し手段141aのみを動作させ、エアー噴出し口142aのみからエアー噴出しを行う。さらに、重量が大きい原稿束110と同様にサイドフェンス140a、bの移動と可動原稿テーブル111の揺動とを行うことで、原稿束110をより揃えやすくなる。
エアー噴出しを行うエアー噴出し手段141は、操作部11を介してユーザが自由に設定することも可能である。
例えば、Y方向にカールがついている原稿束110を揃える場合は、エアー噴出し手段141aのみを動作させるように設定する。すなわち、エアー噴出し口142aのみからエアー噴出し行うように設定することで、原稿束110が原稿テーブル112から浮き上がることなく、原稿束110を揃えることが可能となる。
原稿束110のカール位置に合わせてエアー噴出し手段141を選択可能とすることで、必要最低限のエアー噴出し量で原稿揃えを行うことが可能となるため、消費電力を抑えることが可能となる。
図9に、自動搬送装置100の動作の他の一例を示す。図9に示す例は、本体制御部10でエアー噴出しを行う時間の調整とエアー噴出し手段141の選択とを行う場合を示している。
ステップS11において、自動搬送装置100は、セットフィラー113及びセットセンサ114により原稿テーブル112に原稿束110がセットされたことを検知する。
ステップS12において、自動搬送装置100は、原稿重量検知センサ144により原稿束110の重量を検知するとともに、原稿長さ検知センサ115、116により原稿束110のX方向長さを検知する。
ステップS13において、本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116とから得られた情報に基づきエアー噴出しを行う時間の調整及びエアー噴出し手段141の選択を行う。
ステップS14において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを開始する。
ステップS15において、自動搬送装置100は、サイドフェンス140a、bの移動を開始する。
ステップS16において、自動搬送装置100は、サイドフェンス140a、bの移動を停止する。
ステップS17において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを停止する。
ステップS18において、自動搬送装置100は、原稿揃え動作を終了する。
ステップS19において、自動搬送装置100は、ユーザによる給紙動作開始の指示があったかどうか、すなわち、非給紙モードから給紙モードに移行するかどうかを判定する。
ステップS19において、非給紙モードから給紙モードに移行すると判定された場合、ステップS20において、自動搬送装置100は給紙動作を開始し、原稿テーブル112に載置されたすべての原稿について給紙を行う。すべての原稿について給紙が完了すると、給紙モードから非給紙モードに移行し、自動搬送装置100は動作を終了する。
ステップS19において、非給紙モードから給紙モードに移行しないと判定された場合、自動搬送装置100は、原稿束110の給紙を行わずに動作を終了する。
このように、ユーザ側でエアー噴出しを行う時間やエアー噴出し手段141の設定を行うことなく原稿揃えが行われるため、操作性が向上する。
上述したように、自動搬送装置100は、ユーザにより操作部11のプリントキーが押下され、本体制御部10に給紙動作開始の指示が送信されると、非給紙モードから給紙モードに移行する。エアー噴出し手段141による原稿揃えを行っている間に、ユーザによる給紙動作開始の指示があった場合、すなわち、非給紙モードのエアー噴出し時に給紙モードに移行する場合は、自動搬送装置100は、エアー噴出しを一度停止してから給紙動作を開始する。その後、自動搬送装置100は、非給紙モードから給紙モードにモードを変更し、原稿揃え動作から給紙動作に動作を変更したことをユーザに伝えるメッセージを操作部11に表示する。
また、自動搬送装置100は、給紙モードに移行する際にエアー噴出しを停止せずに、エアー噴出しを実行したまま給紙動作を開始するようにしてもよい。すなわち、原稿揃えに使用していたエアー噴出し手段141をそのまま給紙中の原稿の分離に使用するようにしてもよい。この場合も、自動搬送装置100は、動作を変更したことをユーザに伝えるメッセージを表示する。
図10に、自動搬送装置100の動作のまた他の一例を示す。
ステップS21において、原稿テーブル112に原稿束110がセットされる。
ステップS22において、原稿束110の積載枚数及び/又はサイズに合わせてエアー噴出しを行う時間の調整が行われる。本体制御部10でエアー噴出しを行う時間の調整を行う場合は、本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116とから得られた情報に基づきエアー噴出しを行う時間の調整を行う。ユーザ側でエアー噴出しを行う時間の調整を行う場合は、操作部11を介してエアー噴出しを行う時間の設定が行なわれる。
ステップS23において、エアー噴出しを行うエアー噴出し手段141の選択が行なわれる。本体制御部10でエアー噴出し手段141の選択を行う場合は、本体制御部10は、原稿重量検知センサ144と原稿長さ検知センサ115、116とから得られた情報に基づきエアー噴出し手段141の選択を行う。ユーザ側でエアー噴出し手段141の選択を行う場合は、操作部11を介してエアー噴出し手段141の設定が行なわれる。
ステップS24において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを開始する。
ステップS25において、自動搬送装置100はサイドフェンス140a、bの移動を開始する。
ステップS26において、本体制御部10は、ユーザによる給紙動作開始の指示を検知する。
ステップS27において、自動搬送装置100は、サイドフェンス140a、bの移動を停止する。
ステップS28において、自動搬送装置100は、エアー噴出し手段141によるエアー噴出しを停止し、給紙動作を開始する。
ステップS29において、自動搬送装置100は、非給紙モードから給紙モードにモードを変更したことをユーザに伝えるメッセージを操作部11に表示し、動作を終了する。
このように、動作が切り替わったことをメッセージでユーザに伝えることによって、動作が切り替わったことに疑問を抱いたユーザが自動搬送装置100に触ろうとすることが防止され、安全性が向上する。
図11に、自動搬送装置100の動作のさらに他の一例を示す。図11に示す例は、切り替え手段145によりエアー噴出しの実行可否の設定を行う場合を示している。
ステップS31において、自動搬送装置100は、切り替え手段145から得られたオン・オフ情報に基づき原稿揃えを実行するかどうかを判定する。
ステップS31において、原稿揃えを実行すると判定された場合の動作、すなわちステップS32~S40は、図10に示したステップS21~S29と同様であるため、説明を省略する。
ステップS31において、原稿揃えを実行しないと判定された場合、ステップS41において、原稿テーブル112に原稿束110がセットされる。
ステップS42において、本体制御部10は、ユーザによる給紙動作開始の指示を検知する。
ステップS43において、自動搬送装置100は給紙動作を開始し、原稿テーブル112に載置されたすべての原稿について給紙を行う。すべての原稿について給紙が完了すると、給紙モードから非給紙モードに移行し、自動搬送装置100は動作を終了する。
このように、切り替え手段145によってエアー噴出しの実行可否を設定可能とすることで、ユーザ側での設定が容易となり、操作性が向上する。
切り替え手段145は、非給紙モード時の原稿揃えの実行可否の設定だけでなく、給紙モード時の原稿の分離の実行可否の設定も行えるようにしてもよい。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態では、原稿テーブル112に載置された原稿束110を揃える例を説明したが、本発明は、同様のサイドフェンスやエアー噴出し手段を備えた手差しトレイや給紙カセットでも実施可能である。また、本発明は、同様のサイドフェンスやエアー噴出し手段を備えた排紙トレイでも実施可能である。
本発明は、インクジェット方式による画像形成装置に適用することも可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 画像形成装置
4 画像読取装置
100 自動搬送装置
110 シート、シート束、原稿束
112 シート載置台、原稿テーブル
115、116 シート長さ検知手段、原稿長さ検知センサ
140a、b サイドフェンス
141 エアー噴出し手段
141a 第1のエアー噴出し手段
141b 第2のエアー噴出し手段
141c 第3のエアー噴出し手段
142a 第1のエアー噴出し口
142b 第2のエアー噴出し口
142c 第3のエアー噴出し口
143 エアー
144 シート重量検知手段、原稿重量検知センサ
145 切り替え手段
X シートの搬送方向
Y シートの幅方向
特開平10-338361号公報

Claims (9)

  1. 複数のシートを載置するシート載置台と、
    前記シート載置台上に設けられ、シートの搬送方向と交わるシートの幅方向の端部の位置決めをするサイドフェンスと、
    複数のシートに向けてエアーを噴出してシート間に空気層を形成してシートを捌くエアー噴出し手段と、を備え、
    前記エアー噴出し手段は、非給紙時にエアーを噴出し、シート揃えを行う自動搬送装置。
  2. 請求項1記載の自動搬送装置において、
    前記サイドフェンスは、前記非給紙時に移動することを特徴とする自動搬送装置。
  3. 請求項1または2記載の自動搬送装置において、
    シートの積載重量またはシートのサイズに合わせてエアー噴出しを行う時間が異なることを特徴とする自動搬送装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記エアー噴出し手段は、シートの前記搬送方向で前記シートの下流側端部に向けてエアーを噴出す第1のエアー噴出し手段と、シートの前記幅方向で前記シートの端部に向けてエアーを噴出す第2のエアー噴出し手段と、シートの下面に向けてエアーを噴出す第3のエアー噴出し手段とのうちの少なくとも1つを有することを特徴とする自動搬送装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記シート載置台に載置されたシートの重量を検知するシート重量検知手段、または、
    前記シート載置台に載置されたシートの長さを検知するシート長さ検知手段を備え、
    前記シート重量検知手段または前記シート長さ検知手段から得られた情報に基づきエアー噴出しを行う時間の変更または複数の前記エアー噴出し手段からの選択を行うことを特徴とする自動搬送装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記非給紙時のエアー噴出し時に給紙動作を開始する場合はエアー噴出しを停止し、
    シート揃え動作から給紙動作に変更したことをユーザに伝えるメッセージを表示することを特徴とする自動搬送装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の自動搬送装置において、
    前記エアー噴出し手段によるエアー噴出しの実行可否を設定する切り替え手段を備えることを特徴とする自動搬送装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の自動搬送装置を備えた画像読取装置。
  9. 請求項8記載の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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