JP7451097B2 - 袋収容ケース - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、袋収容ケースに関する。
顧客自身で会計処理を行う装置として、セルフチェックアウト装置や会計装置が知られている。例えば、セルフチェックアウト装置は、顧客自身で商品の情報を読み込ませて会計を行うための装置である。また、例えば、会計装置は、顧客自身が会計のみを行うための装置である。
このような装置を用いて会計処理を行った商品は、顧客が袋に商品を詰めて持ち帰る。このような袋は、所謂レジ袋と呼ばれ、例えば、案内担当の店員が顧客に手渡す運用が取られている。また、昨今においては、顧客自身が袋を取る運用とし、装置周辺に袋を吊り下げることも行われている。
また、衛生面を考慮して、サッカ台等の引き出し棚に積層した複数の袋を収容する技術や、積層した複数の袋を折り曲げてホルダに収容する技術も知られている。しかし、積層した袋を一枚だけつまんで取り出すことが難しく、一度に複数枚の袋が取り出されることがある。また、袋を取り出す取り出し装置も知られている。
特開平11-59753号公報
本発明が解決しようとする課題は、一枚の袋を好適に取り出せる袋収容ケースを提供することである。
袋収容ケースは、保持部と、一対の第1壁部と、一対の第2壁部と、第3壁部と、剥離機構と、操作部と、を備える。保持部は、積層され、二つ折りされた複数の袋折り返し部を保持する。一対の第1壁部は、前記二つ折りされた前記複数の袋を配置可能な間隔で対向する、底壁及び天壁を形成する。一対の第2壁部は、前記二つ折りされた前記複数の袋を配置可能に、前記袋の幅よりも広い間隔で離間して対向するとともに、前記一対の第1壁部と連続する。第3壁部は、前記袋を取り出す取り出し口を有する。第3壁部は、前記一対の第1壁部及び前記一対の第2壁部と連続する。剥離機構は、前記袋の折り返し部を剥離させる。操作部は、前記剥離機構を操作する。前記保持部は、前記積層された複数の袋を折り返す軸を有する。前記剥離機構は、前記軸とともに前記積層された複数の袋を挟持し、且つ、最外層の袋と当接するグリップ部材、及び、前記操作部の操作を伝達して前記グリップ部材を回転させる伝達機構を有する。前記第3壁部は、前記一対の第1壁部の対向方向に対して傾斜する第1傾斜部と、前記一対の第1壁部の対向方向に対して傾斜するとともに、前記第1傾斜部の傾斜方向と異なる傾斜方向に傾斜する第2傾斜部と、を有する。前記第1傾斜部は、前記第2傾斜部よりも上方に位置する。前記第1傾斜部及び前記第2傾斜部は、前記一対の第1壁部側よりも前記第3壁部の中央側において前記第1壁部から離間するように傾斜する。前記取り出し口は、前記第1傾斜部に形成される。前記操作部は、前記第3壁部の外面から一部が突出して、前記第3壁部に配置される。
第1の実施形態に係る袋収容ケースの構成を示す斜視図。 同袋収容ケースの構成を示す斜視図。 同袋収容ケースの構成を示す断面図。 同袋収容ケースの要部構成を示す断面図。 同袋収容ケースの要部構成を示す斜視図。 同袋収容ケースに用いられる剥離装置の構成を示す正面図。 同剥離装置の構成を示す側面図。 同剥離装置を用いた動作の一例を示す説明図。 他の実施形態に係る剥離装置の構成を示す側面図。 他の実施形態に係る袋収容ケースの構成を示す斜視図。
以下、第1の実施形態に係る袋収容ケース1について、図1乃至図8を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る袋収容ケース1の構成を正面側から示す斜視図、図2は、袋収容ケース1の構成を背面側から示す斜視図、図3は袋収容ケース1の構成を示す断面図である。図4は、袋収容ケース1の筐体11の第3壁部23及び剥離装置13の構成を示す断面図である。図5は、第3壁部23の構成を示す斜視図である。図6は剥離装置13の構成を示す正面図、図7は、剥離装置13の構成を示す側面図である。図8は、剥離装置13の動作の一例として、操作部62の各回転方向における動作を説明する説明図である。
図1乃至図3に示すように、袋収容ケース1は、筐体11と、保持具12と、剥離装置13と、を備えている。袋収容ケース1は、保持具12により積層された複数の袋100を保持した状態で、筐体11内に複数の袋100を取り出し可能に収容する。袋収容ケース1は、例えば、積層可能に形成される。
本実施形態において、袋100は、所謂レジ袋である。袋100は、本体部分111と、一対の持ち手112と、吊り下げ部113と、を備える。本体部分111は、一端が閉塞し、他端が開口する。本体部分111の閉塞する一端は、袋100の底を形成する。なお、袋100の底を構成する一端縁の延設方向を袋100の幅方向として、以下説明する。
一対の持ち手112は、本体部分111の開口側の端部に一体に形成される。吊り下げ部113は、本体部分111の開口する一端であって、且つ、一対の持ち手112間に設けられる。吊り下げ部113は、例えば、孔113aが形成される。
吊り下げ部113は、本体部分111から切り離し可能に、本体部分111に一体に設けられる。具体例として、本体部分111及び吊り下げ部113の境界には、本体部分111から吊り下げ部113を切り離すためのミシン目等が形成される。
このような袋100は、例えば、図3に示すように、複数枚積層され、本体部分111で二つ折りされ、そして折り返し部150が保持具12の後述する軸51に保持され、そして、筐体11内に収容される。
図1乃至図3に示すように、筐体11は、一対の第1壁部21と、一対の第2壁部22と、第3壁部23と、を備える。筐体11は、例えば、一対の第1壁部21、一対の第2壁部22及び第3壁部23により、一面が開口する矩形箱状に形成される。
一対の第1壁部21は、例えば、二つ折りされた複数の袋100を配置な間隔で対向する。より具体的には、二つ折りされた複数の袋100を保持する保持具12を配置可能な間隔で離間して対向する。
一対の第1壁部21は、積層された複数の袋100の積層方向で袋100と対向する。換言すると、一対の第1壁部21は、袋100の本体部分111の主面と対向する。例えば、袋収容ケース1は、一対の第1壁部21の一方が下方となるように設置面に載置され、これにより一対の第1壁部21は、それぞれ袋収容ケース1の底壁及び天壁を構成する。
一対の第2壁部22は、一対の第1壁部21と連続する。一対の第2壁部22は、収容された袋100の幅方向で対向する。一対の第2壁部22は、積層された複数の袋100を配置可能に、袋100の幅よりも広い間隔で離間して対向する。例えば、一対の第1壁部21は、袋収容ケース1の側壁を構成する。
第3壁部23は、その一部に取り出し口31を有する。第3壁部23は、一対の第1壁部21及び一対の第2壁部22と連続する。第3壁部23は、例えば、一対の第1壁部21の対向方向に対して傾斜する第1傾斜部32と、一対の第1壁部21の対向方向に対して傾斜するとともに、第1傾斜部32の傾斜方向と異なる傾斜方向に傾斜する第2傾斜部33と、を備える。以下、「一対の第1壁部21の対向方向」を「第1方向」として説明する。なお、一対の第1壁部21が底壁及び天壁を構成する場合には、第1方向は上下方向となる。
具体例として、取り出し口31は、第1傾斜部32に設けられる。取り出し口31は、筐体11に収容された積層された複数の袋100と対向する。
取り出し口31は、一対の第2壁部22の対向方向に沿って延びる。以下、「一対の第2壁部22の対向方向」を「第2方向」として説明する。なお、一対の第1壁部21が底壁及び天壁を構成する場合には、第2方向は左右方向となる。取り出し口31の長手方向の幅は、袋100の幅よりも小さく設定される。また、取り出し口31は、中央側が両端側よりも第1方向で大きく設定される。即ち、取り出し口31は、第1方向において中央側が広く、そして両端側が狭い。即ち、取り出し口31の短手方向の幅は、中央側と両端側で異なり、中央側の幅が両端側の幅よりも大きく設定される。また、取り出し口31は、中央側の第1方向の幅が一定に設定されるとともに、両端側の第1方向の幅が一定に設定される。また、取り出し口31は、角部が曲面状に形成される。
図4に示すように、取り出し口31は、袋100の幅によって、第2方向の長さ、即ち、長手方向の長さが設定される。具体例として、図1に示すように、取り出し口31は、中央側に設けられた第1開口31aと、第1開口31aの第2方向で両端であって、且つ、第1方向で中央に連続する第2開口31bと、により構成される。
例えば、第2方向の第1開口31aの幅は、袋100の幅に関わらず、一定に形成される。
第2方向の第2開口31bの幅は、袋100の幅よりも小さい幅であって、且つ、袋100の幅に基づいて適宜設定される。例えば、第2方向の第2開口31bの幅は、袋100の幅の関数に設定される。
第1傾斜部32は、天壁を構成する第1壁部21及び第2傾斜部33と、第1方向で連続する。第2傾斜部33は、底壁を構成する第1壁部21及び第1傾斜部32と、第1方向で連続する。即ち、第1傾斜部32は、例えば、第2傾斜部33よりも上方に位置する。
第1傾斜部32及び第2傾斜部33は、例えば、一対の第1壁部21側から第1方向で中央側に向かって、第1壁部21から離間する方向へ傾斜する。換言すると、第1傾斜部32及び第2傾斜部33は、第1方向の中央側で連続し、第1傾斜部32及び第2傾斜部33の連続する部位が筐体11外方へ突出する。換言すると、第3壁部23は、一対の第1壁部21のそれぞれと、第1傾斜部32及び第2傾斜部33によって面取りされた形状に形成される。
なお、このような筐体11は、例えば、一対の第1壁部21及び一対の第2壁部22が矩形筒状に一体成形されており、一対の第1壁部21及び一対の第2壁部22により構成される開口の一方を、第3壁部23を形成するパネルにより覆うことで形成される。また、筐体11は、第3壁部23側が正面側を構成し、第3壁部23と反対側の開口が背面側を構成する。
なお、筐体11は、直方体状のフレームに、一対の第1壁部21、一対の第2壁部22及び第3壁部23をそれぞれ形成するパネルを組み付けることで構成されていてもよい。また、筐体11は、一対の第1壁部21、一対の第2壁部22及び第3壁部23を一体成形することで形成してもよい。
図1乃至図3に示すように、保持具12は、例えば、トレイ部41と、保持部42と、案内部43と、を備えている。トレイ部41は、例えば、一対の第1壁部21及び一対の第2壁部22と当接する矩形筒状に形成される。例えば、トレイ部41は、上壁を構成する第1壁部21と対向する壁部が開閉可能に構成される。なお、トレイ部41は、上壁を構成する第1壁部21と対向する壁部を有さなくてもよい。
トレイ部41は、例えば、一対の第2壁部22と対向する一対の壁部の内面間の幅が、袋100の幅と同じ幅、又は、若干大きく形成される。トレイ部41は、筐体11の背面側の開口から差し込まれ、そして、取り出されることで、筐体11に着脱可能に構成される。また、トレイ部41は、保持部42で保持した袋100を収容し、そして、袋100を取り出し可能に正面側及び背面側が開口する。
保持部42は、例えば、トレイ部41に設けられる。図3に示すように、保持部42は、例えば、積層した複数の袋100を二つ折りにした折り返し部150を支持する軸51と、積層した複数の袋100の一端側を支持する支持板52と、積層した複数の袋100の吊り下げ部113を引っ掛けて保持する吊り部53と、軸51を一方向に付勢する調整部材54と、を備える。
軸51は、例えば、第3壁部23の取り出し口31と対向して配置される。軸51は、例えば、トレイ部41に支持される。例えば、軸51は、取り出し口31に向かって移動可能にトレイ部41に支持される。軸51は、積層した複数の袋100の二つ折りした本体部分111の折り返し部150が掛け回され、当該折り返し部150を内側から支持する。
支持板52は、例えば、二つ折りした積層した複数の袋100の底側を支持する。支持板52は、トレイ部41の筐体11内に配置された状態における背面側の開口であって、且つ、軸51よりも下方に配置される。支持板52は、上面が底板となる第1壁部21の主面に対して所定の角度に形成される。即ち、図3に示すように、支持板52は、軸51とともに、二つ折りした積層した複数の袋100を支持することで、底壁となる第1壁部21の主面に対して袋100が所定の角度に傾斜させて積層した複数の袋100を支持する。
吊り部53は、二つ折りした積層した複数の袋100の吊り下げ部113を保持する。例えば、吊り部53は、トレイ部41の上壁に設けられる。吊り部53は、例えば、吊り下げ部113の孔113aに挿入される筒状部53aと、孔113aの内径よりも大径のフランジ53bと、を有する。
吊り部53は、筒状部53aを複数の袋100の吊り下げ部113の孔113aに挿入し、フランジ53bで最内層の袋100の吊り下げ部113を保持することで、二つ折りされた複数の袋100の一端を保持する。なお、吊り部53は、例えば、吊り下げ部113の孔113aに挿入されるフックであってもよい。
調整部材54は、例えば、軸51を取り出し口31に向かって一方向に押圧する付勢部材である。調整部材54は、軸51を取り出し口31に向かって押圧することで、積層した複数の袋100の残枚数が減少しても、最外層に位置する袋100と取り出し口31との位置関係を一定に保つ。調整部材54は、例えば、軸51を取り出し口31に向かって押圧するコイルバネ等によって構成される。
このような保持部42は、例えば、トレイ部41上において、軸51、支持板52及び吊り部53によって、二つ折りされた積層した複数の袋100を3点支持し、取り出し口31に対する位置を調整部材54で調整する。
案内部43は、トレイ部41の軸51よりもトレイ部41の差し込み方向で先端側に設けられる。案内部43は、トレイ部41を筐体11内に配置したときに、取り出し口31及び軸51の間に配置される。
案内部43は、例えば、袋100の幅方向に並んで配置された一対の小片43aにより構成される。例えば、一対の小片43aは、対向する幅が袋100の幅と同じ幅から取り出し口31の第2開口31bの幅まで漸次減少して形成され、袋100を取り出し口31から取り出すときに、袋100の幅方向の両端を取り出し口31の第2開口31bへ案内する。
図4乃至図7に示すように、剥離装置13は、剥離機構61と、操作部62と、を備える。剥離装置13は、操作部62の操作によって、剥離機構61を駆動させて、積層された袋100のうち取り出し口31と対向する袋100の取り出し口31に位置する部位を、隣り合う袋100から剥離させる。
図4、図6及び図7に示すように、剥離機構61は、フレーム71と、回転軸72と、操作ギア73と、従動ギア74と、加圧ギア75と、ベルト76と、加圧軸77と、グリップ部材78と、付勢部材79と、を備えている。
フレーム71は、例えば、一対設けられる。一対のフレーム71は、一対の第2壁部22の対向する面であって、且つ、第3壁部23に隣接する位置にそれぞれ設けられる。各フレーム71は、例えば、螺子等によって一対の第2壁部22と所定の距離を開けて第2壁部22に固定される。
フレーム71は、例えば、回転軸72及び従動ギア74を回転可能に支持する。また、フレーム71は、円弧状に延びる溝71aを有する。溝71aは、加圧軸77を挿入可能、且つ、加圧軸77を延び方向に沿って移動可能な形状に形成される。なお、溝71aは、袋収容ケース1に収容される最大枚数の袋100の厚さから一枚の袋100の厚さまで、袋100の総厚さが減少したときに、加圧軸77が袋100に向かって移動可能な形状に形成される。また、溝71aは、加圧軸77が袋100の枚数に応じて各位置に位置したときに、ベルト76のベルト長が変わらない形状に形成される。
回転軸72は、操作部62に接続される。また、回転軸72は、操作ギア73に接続される。具体例として、回転軸72は、フレーム71に挿通されるとともに、フレーム71を挟んで一端側に操作部62が固定され、他端側に操作ギア73が固定される。また、回転軸72は、操作ギア73がフレーム71及び第2壁部22の間に位置するように、フレーム71に支持される。
操作ギア73は、例えば、回転軸72にピン72aにより固定される。操作ギア73は、回転軸72の回転により回転する。従動ギア74は、操作ギア73及び溝71aと所定の距離だけ離間して配置される。加圧ギア75は、加圧軸77の一端に固定される。例えば、加圧ギア75は、加圧軸77にピン77aにより固定される。
ベルト76は、操作ギア73、従動ギア74及び加圧ギア75に渡って設けられる。ベルト76は、所定の張力に設定される。ベルト76は、操作ギア73の回転により移動することで、加圧ギア75を回転させる。即ち、操作ギア73、従動ギア74、加圧ギア75及びベルト76は、回転軸72の回転を加圧軸77に伝達して、加圧軸77を回転させる伝達機構である。このような伝達機構は、操作ギア73及び従動ギア74がフレーム71に固定され、そして、加圧軸77に固定された加圧ギア75は、溝71aに沿って加圧軸77とともに移動する。
よって、伝達機構は、図7に示す実線及び二点鎖線で示すように、操作ギア73、従動ギア74及び加圧ギア75の三点にてベルト76を支持するが、この三点の位置関係は、袋100の残枚数、即ち袋100の総厚さによって変化する。
加圧軸77は、両端が一対のフレーム71の溝71aに移動及び回転可能に支持される。加圧軸77は、一端に接続された加圧ギア75が固定される。加圧軸77は、袋100の折り返し部150と対向して配置される。例えば、加圧軸77は、袋100の折り返し部150の下方に対向して配置される。
グリップ部材78は、円筒状に形成される。加圧軸77の袋100と対向する部位の一部に設けられる。グリップ部材78は、例えば、加圧軸77に嵌合又は接着により固定される。例えば、グリップ部材78は、図6に示すように、二つ設けられる。二つのグリップ部材78は、所定の間隔を空けて加圧軸77に固定される。グリップ部材78は、グリップ部材78と袋100との摩擦力が袋100同士の摩擦力よりも高くなる材料で形成される。例えば、グリップ部材78は、ゴム材料により形成される。
付勢部材79は、加圧軸77を袋100に向かって付勢する。付勢部材79は、例えばトーションバネであり、一端がフレームに支持され、そして、他端が加圧軸77に支持される。また、付勢部材79は、二つ設けられ、加圧軸77の両端を付勢する。付勢部材79は、例えば、袋100の枚数が減少し、加圧軸77が袋100に向かって移動すると、付勢力が低下する。付勢部材79は、図7に示す矢印Aに示すように、加圧軸77を付勢し、加圧軸77を溝71aに沿って移動させる。
操作部62は、円板状に形成される。操作部62は、例えば、第3壁部23の外面から一部が突出する。なお、図5に示すように、第3壁部23は、操作部62が配置される部位に、操作部62を一部露出可能な開口23aを有する。また、図5に示すように、第3壁部23は、操作部62の操作性向上のため、当該開口23aの周囲が窪む凹部23bを有する。
次に、このように構成された袋収容ケース1を用いた袋100の取り出しについて説明する。
まず、図4に示すように、取り出し口31に対向する最外層の袋100は、隣り合う袋100と密着した状態にある。また、このとき、加圧軸77は、二つの付勢部材79によって溝71aに沿う方向で袋100の折り返し部150に向かって付勢している。このため、積層された複数の袋100は、二つのグリップ部材78によって図4及び図6の矢印Bに示すように軸51に向かって押圧される。よって、積層された複数の袋100は、軸51及びグリップ部材78によって狭持された状態にある。また、グリップ部材78は、袋100によって軸51へ向かう移動が規制されることから、加圧軸77は積層された袋100の厚さに応じた溝71aの所定の位置に位置し、移動が規制される。
そして、第3壁部23の外面側から操作部62を一方向、例えば、図8の矢印D又は矢印Gで示す一方向へ回転操作すると、回転軸72を介して操作ギア73が回転する。操作ギア73が回転すると、ベルト76が移動し、従動ギア74及び加圧ギア75が回転する。加圧ギア75の回転によって加圧軸77及び加圧軸77に固定されたグリップ部材78が回転する。よって、軸51及びグリップ部材78により狭持された複数の袋100のうち、グリップ部材78と当接する取り出し口31に対向する最外層の袋100が移動する。これにより、グリップ部材78と当接する袋100は、折り返し部150で剥離する。
具体例を図8(D方向への操作)で説明すると、図8中矢印Dで示す方向に操作部62を操作すると、ベルト76によって加圧ギア75が図8中矢印Eで示す方向に回転し、加圧軸77及びグリップ部材78も加圧ギア75と同方向に回転する。そして、グリップ部材78の回転によって、袋100は、図8中矢印Fで示す方向に移動する。グリップ部材78によりF方向に運ばれた袋100は、図8(D方向への操作)に二点鎖線で示すように、隣り合う袋100から剥離して緩み、取り出し口31から浮き出る。
また、他の具体例を図8(G方向への操作)で説明すると、図8中矢印Gで示す方向に操作部62を操作すると、ベルト76によって加圧ギア75が図8中矢印Hで示す方向に回転し、加圧軸77及びグリップ部材78も加圧ギア75と同方向に回転する。そして、グリップ部材78の回転によって、袋100は、図8中矢印Kで示す方向に移動する。グリップ部材78によりK方向に運ばれた袋100は、図8(G方向への操作)に二点鎖線で示すように、隣り合う袋100から剥離して緩み、取り出し口31から浮き出る。
これらのように、グリップ部材78によりF方向又はK方向に運ばれ、そして、取り出し口31から浮き出た袋100を摘まんで取り出すと、隣り合う袋100から剥離した一枚の袋100が取り出される。
そして、袋100が取り出されると、付勢部材79により付勢されている加圧軸77は、一枚の袋100の厚さ分だけ、溝71aに沿って軸51に向かって移動する。このように、操作部62を操作後、袋100を取り出すたびに、上述した工程によって、加圧軸77は、溝71aに沿って軸51に近接する方向に移動する。
なお、袋100をすべて取り出した後は、トレイ部41を引き出して、積層した複数の袋100を二つ折りにして保持部42に保持させて、トレイ部41を差し入れることで、袋100を補充する。なお、袋100を補充するときに、図4に示すように、加圧軸77を溝71aの初期位置に移動させる方法としては、トレイ部41の挿入時に所定の曲率半径で湾曲する複数の袋100の折り返し部150によってグリップ部材78を押圧して加圧軸77を移動させてもよい。
また、例えば、天壁となる第1壁部21を着脱可能とし、第1壁部21を取り外して加圧軸77を手によって押圧して初期位置に移動させてもよい。また、剥離装置13を一対の第2壁部22に設けるのではなく、トレイ部41に設け、トレイ部41を引き出したときに合わせて剥離装置13を引き出して、加圧軸77を手によって押圧して初期位置に移動させてもよい。さらに、第2壁部22に溝71aと同形状の溝を設け、加圧ギア75に第2壁部22に設けた溝から外部に露出する操作レバーを設け、この操作レバーを操作することで、加圧軸77を初期位置に移動させてもよい。
このように構成された袋収容ケース1は、軸51及びグリップ部材78により積層された複数の袋100を狭持し、そして、グリップ部材78を操作部62の操作により回転させる構成とした。この構成により、剥離装置13は、グリップ部材78が回転したときにグリップ部材78と当接する袋100を移動させることで、移動させた袋100を隣り合う袋100から剥離させて浮かせることができる。よって、袋収容ケース1は、取り出し口31から袋100を取り出すときに、袋100を摘まみやすくなるとともに、一枚の袋100のみを取り出すことが可能となる。
また、剥離装置13は、グリップ部材78を付勢部材79によって袋100及び軸51に向かって付勢するとともに、グリップ部材78と袋100との摩擦力を袋100同士の摩擦力よりも大きく設定する。このため、グリップ部材78が回転するときに移動する袋100は表面の一枚となる。
また、剥離装置13は、軸51に向かって付勢する付勢部材79を、袋100が減少して軸51にグリップ部材78が近付くと、加圧軸77を付勢する付勢部材79の付勢力が減少する構成とした。これにより、袋100の枚数が減ってきたときであっても、袋100を一枚だけ剥離させることが可能となる。
上述したように本実施形態に係る袋収容ケース1によれば、剥離装置13により積層された複数の袋100から最外層の袋100を剥離させることで、一枚の袋100を好適に取り出せる。
なお、袋収容ケース1は上記実施形態に限定されない。例えば、剥離装置13は、上述した構成に限定されない。例えば、図9に示す変形例のように、剥離装置13は、さらに、ベルト76の張力を保つことができる張力印加装置80を備える構成であってもよい。張力印加装置80は、例えば、調整ギア81及び調整バネ82を備える。調整ギア81は、ベルト76を操作ギア73、従動ギア74及び加圧ギア75とともに支持する。また、調整ギア81は、フレーム71に移動可能に支持される。そして、調整バネ82は、図9に矢印Mで示すように、付勢部材79により加圧軸77を付勢する方向と逆方向へ調整ギア81を付勢する。加圧ギア75が加圧軸77とともに溝71aに沿って移動するときに、ベルト76は、調整バネ82によって所定の付勢力で付勢された調整ギア81によって保持される。このため、張力印加装置80は、加圧ギア75が移動する際にも、ベルト76のテンションを安定して保つことができる。
なお、加圧軸77を介して付勢部材79によって加圧ギア75を付勢するばね力をαとし、調整バネ82を介して調整ギア81を付勢するばね力をβとし、付勢部材79を二つ設けた場合には、2α>βに設定される。
また、上述した例では、剥離装置13を、袋100の折り返し部150の下方に加圧軸77を対向させる構成を説明したがこれに限定されず、例えば、剥離装置13は、加圧軸77が折り返し部150の上方に対向する構成であってもよい。
また、上述した例では、剥離装置13は、付勢部材79としてトーションバネを用いる構成を説明したが、コイルバネや板バネ等の他の構成であってもよい。また、グリップ部材78は、ゴム材料により形成され、二つ設けられる構成を説明したがこれに限定されず、グリップ部材78は、数量及び素材は適宜設定可能である。
また、上述した例では、剥離装置13は、フレーム71の溝71a及び付勢部材79によって、袋100の残枚数に応じて加圧軸77及びグリップ部材78を軸51に向かって移動させる構成を説明したがこれに限定されない。例えば、袋100の残枚数に応じて軸51をグリップ部材78に向かって移動させる部材を設ける構成であってもよい。
また、上述した例では、第3壁部23は、第1傾斜部32及び第2傾斜部33を有する構成を説明したがこれに限定されない。例えば、図10に示すように、第3壁部23は、第1傾斜部32及び第2傾斜部33を有さず、第1壁部21及び第2壁部22と直交する平面状に形成されていてもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の袋収容ケースによれば、剥離装置により積層された複数の袋から最外層の袋を剥離させることで、一枚の袋を好適に取り出せる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1] 積層された複数の袋を折り返して保持する保持部と、
前記袋を取り出す取り出し口を有する壁部と、
前記袋の折り返し部を剥離させる剥離機構と、
前記剥離機構を操作する操作部と、
を備える袋収容ケース。
[2] 前記保持部は、前記積層された複数の袋を折り返す軸を有し、
前記剥離機構は、前記軸とともに前記積層された複数の袋を挟持し、且つ、最外層の袋と当接するグリップ部材、及び、前記操作部の操作を伝達して前記グリップ部材を回転させる伝達機構を有する、
[1]に記載の袋収容ケース。
[3] 前記グリップ部材は、前記袋との摩擦力が前記袋同士の摩擦力よりも大きく設定される、[2]に記載の袋収容ケース。
[4] 前記軸は、前記取り出し口と対向して配置される、[2]又は[3]に記載の袋収容ケース。
[5] 前記グリップ部材を前記袋に向かって付勢する付勢部材を備える、[2]乃至[4]のいずれか一項に記載の袋収容ケース。
1…袋収容ケース、11…筐体、12…保持具、13…剥離装置、21…第1壁部、22…第2壁部、23…第3壁部、23a…開口、23b…凹部、31…取り出し口、31a…第1開口、31b…第2開口、32…第1傾斜部、33…第2傾斜部、41…トレイ部、42…保持部、43…案内部、43a…小片、51…軸、52…支持板、53…吊り部、53a…筒状部、53b…フランジ、54…調整部材、61…剥離機構、62…操作部、71…フレーム、71a…溝、72…回転軸、72a…ピン、73…操作ギア、74…従動ギア、75…加圧ギア、76…ベルト、77…加圧軸、77a…ピン、78…グリップ部材、79…付勢部材、80…張力印加装置、81…調整ギア、82…調整バネ、100…袋、111…本体部分、112…持ち手、113…吊り下げ部、113a…孔、150…折り返し部。

Claims (5)

  1. 積層され、二つ折りされた複数の袋折り返し部を保持する保持部と、
    前記二つ折りされた前記複数の袋を配置可能な間隔で対向する、底壁及び天壁を形成する一対の第1壁部と、
    記二つ折りされた前記複数の袋を配置可能に、前記袋の幅よりも広い間隔で離間して対向するとともに、前記一対の第1壁部と連続する一対の第2壁部と、
    前記袋を取り出す取り出し口を有する、前記一対の第1壁部及び前記一対の第2壁部と連続する第3壁部と、
    前記袋の折り返し部を剥離させる剥離機構と、
    前記剥離機構を操作する操作部と、
    を備え、
    前記保持部は、前記積層された複数の袋を折り返す軸を有し、
    前記剥離機構は、前記軸とともに前記積層された複数の袋を挟持し、且つ、最外層の袋と当接するグリップ部材、及び、前記操作部の操作を伝達して前記グリップ部材を回転させる伝達機構を有し、
    前記第3壁部は、前記一対の第1壁部の対向方向に対して傾斜する第1傾斜部と、前記一対の第1壁部の対向方向に対して傾斜するとともに、前記第1傾斜部の傾斜方向と異なる傾斜方向に傾斜する第2傾斜部と、を有し、
    前記第1傾斜部は、前記第2傾斜部よりも上方に位置し、
    前記第1傾斜部及び前記第2傾斜部は、前記一対の第1壁部側よりも前記第3壁部の中央側において前記第1壁部から離間するように傾斜し、
    前記取り出し口は、前記第1傾斜部に形成され、
    前記操作部は、前記第3壁部の外面から一部が突出して、前記第3壁部に配置される、袋収容ケース。
  2. 前記グリップ部材は、前記袋との摩擦力が前記袋同士の摩擦力よりも大きく設定される、請求項1に記載の袋収容ケース。
  3. 前記軸は、前記取り出し口と対向して配置される、請求項1又は請求項2に記載の袋収容ケース。
  4. 前記保持部は、前記積層した複数の袋を引っ掛けて保持する吊り部を有する、請求項1に記載の袋収容ケース。
  5. 前記グリップ部材を前記袋に向かって付勢する付勢部材を備える、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の袋収容ケース。
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