JP2003085646A - 硬貨払出装置 - Google Patents

硬貨払出装置

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JP2003085646A
JP2003085646A JP2001280168A JP2001280168A JP2003085646A JP 2003085646 A JP2003085646 A JP 2003085646A JP 2001280168 A JP2001280168 A JP 2001280168A JP 2001280168 A JP2001280168 A JP 2001280168A JP 2003085646 A JP2003085646 A JP 2003085646A
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cassette
receipt
coin
coins
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Application number
JP2001280168A
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English (en)
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Masakazu Tanaka
雅和 田中
Kozo Hara
康三 原
Hiroaki Katahira
博明 片平
Kazumi Kotani
和己 小谷
Kazuya Okawa
一也 大川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客との貨幣の授受に必要とする時間を短縮
するとともにその作業を円滑化することができる硬貨払
出装置を提供する。 【解決手段】 硬貨が払い出される硬貨払出口23とと
もにレシートRを印字発行するレシートプリンタ25を
備える。これにより、他の電子機器に設けられたレシー
トプリンタによりレシートを印字発行する場合に比べ
て、レシートプリンタ25により印字発行されたレシー
トRと硬貨払出口23に払い出された硬貨とが従来の装
置に比べて近接することになるので、キャッシャは、紙
幣を手に取り、その紙幣の上にレシートRを重ね、その
レシートRの上に硬貨を載せ、紙幣とレシートRと硬貨
とを一緒にして客に手渡すような動作を無駄なく行える
ようになり、顧客との貨幣の授受に必要とする時間を短
縮するとともにその作業を円滑化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨払出装置であ
って、特にPOS(Point Of Sales)端末やECR(Elect
ronic Cash Register)等の電子機器に接続して使用する
のに適した硬貨払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、1円・5円・10円・50円・1
00円・500円等の硬貨を金種毎に収納する硬貨収納
部を内蔵し、POS端末やECRからの釣り銭の払い出
し指令により、硬貨収納部内の硬貨を釣り銭額だけ硬貨
払出口に払い出すようにした硬貨払出装置が普及しつつ
ある。
【0003】また、図19に示すように、このような硬
貨払出装置51には、紙幣入出金装置(図示せず)やド
ロワ装置52等とともにモジュール化されて、ユーザの
店舗運用に応じてそれらの内一つと組み合わされて並設
され、面一状態にされたそれらの上面にPOS端末53
等が載置されて使用されるものがある。
【0004】すなわち、キャッシャがPOS端末53を
用いて商品売上処理を順次実行するとともに商品売上処
理が完了した時点で締め処理を宣言した場合には、PO
S端末53からドロワ装置52にドロワ開放信号が出力
されるとともに、締め処理の終了後、POS端末53か
ら硬貨払出装置51に対して締め処理により算出された
釣り銭データが出力される。すると、図20に示すよう
に、ドロワ開放信号を受信したドロワ装置52において
は、ドロワ54がドロワケース55から外方に突出する
ことになる。また、釣り銭データを受信した硬貨払出装
置51は、釣り銭データに従った釣り銭分の硬貨を硬貨
払出口56に払い出すことになる。つまり、ドロワ54
の紙幣収納部57が露出して紙幣の出し入れが自在にな
るとともに、硬貨払出口56から釣り銭分の硬貨を取り
出すことが可能な状態になる。
【0005】さらに、図20に示すように、POS端末
53側では、締め処理が終了すると、レシート発行口5
8からレシート59が印字発行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
に示したように硬貨払出装置51とドロワ装置52とを
組み合わせて並設し、それらの上面にPOS端末53を
載置して使用する場合、以下のような問題が発生する。
【0007】精算時において、キャッシャは、紙幣を手
に取り、その紙幣の上にレシートを重ね、そのレシート
の上に硬貨を載せ、紙幣とレシートと硬貨とを一緒にし
て客に手渡すような動作を行う。このような動作を行う
場合に、図20に示すように、硬貨払出装置51の硬貨
払出口56やドロワ装置52から開放されたドロワ54
の紙幣収納部57から、POS端末53のレシート発行
口58が離れてしまっている場合には、紙幣収納部57
からレシート発行口58に至る距離、及びレシート発行
口58から硬貨払出口56に至る距離が遠くなってしま
い、キャッシャの手の動きに無駄が生じてしまってい
た。このため、貨幣の取り出し作業を円滑に行うことが
できず、顧客との貨幣の授受に時間が掛かり、その結果
として、精算場所に顧客の渋滞を引き起こす要因にもな
っている。
【0008】本発明の目的は、顧客との貨幣の授受に必
要とする時間を短縮するとともにその作業を円滑化する
ことができる硬貨払出装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筐体内部の硬貨収納部に収納された硬貨を前記筐体外部
の硬貨払出口に払い出すようにした硬貨払出装置におい
て、電子機器から送信された印字データに従ってレシー
トを印字発行するレシートプリンタを備える。
【0010】したがって、硬貨が払い出される硬貨払出
口とともにレシートを印字発行するレシートプリンタが
備えられるので、他の電子機器に設けられたレシートプ
リンタによりレシートを印字発行する場合に比べて、レ
シートプリンタにより印字発行されたレシートと硬貨払
出口に払い出された硬貨とが従来の装置に比べて近接す
ることになる。これにより、キャッシャは、紙幣を手に
取り、その紙幣の上にレシートを重ね、そのレシートの
上に硬貨を載せ、紙幣とレシートと硬貨とを一緒にして
客に手渡すような動作を無駄なく行えるようになるの
で、顧客との貨幣の授受に必要とする時間を短縮すると
ともにその作業を円滑化することが可能になる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の硬
貨払出装置において、前記レシートプリンタは、前記硬
貨払出口の近傍にレシート発行口を有している。
【0012】したがって、レシートが印字発行されるレ
シート発行口から硬貨が払い出される硬貨払出口に至る
距離を確実に近づけることが可能になる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の硬貨払出装置において、前記レシートプリンタ
は、ロール紙を収納保持する用紙保持部を前記筐体に対
して開放・収納可能である。
【0014】したがって、用紙保持部に収納保持される
ロール紙の交換作業や各部の保守作業の容易化が図られ
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載の硬貨払出装置において、前記電子機
器は商品の売上処理を実行する商品販売データ処理装置
であって、この商品販売データ処理装置から送信された
釣り銭データに従って前記硬貨を払い出すようにした。
【0016】したがって、商品の取引に伴う金銭の授受
が容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図18に基づいて説明する。本実施の形態の硬貨払出
装置は、電子機器であるPOS端末(図示せず)に接続
して使用されるプリンタ機能付き硬貨払出装置に適用さ
れている。
【0018】ここで、図1はプリンタ機能付き硬貨払出
装置1の外観を示す斜視図、図2はプリンタ機能付き硬
貨払出装置1の内部構造を示す平面図、図3はプリンタ
機能付き硬貨払出装置の内部構造を示す縦断側面図であ
る。図1及び図2に示すように、プリンタ機能付き硬貨
払出装置1の筐体であるハウジング2の右側手前には、
硬貨を一括して投入する上方に開口した硬貨投入口3が
設けられている。この硬貨投入口3には、光電的に硬貨
の有無を検出する複数組の投入センサ4が設けられてい
る。
【0019】ハウジング2の内部には、硬貨払出機構A
が内蔵されている。以下において、硬貨払出機構Aにつ
いて詳述する。硬貨投入口3には、投入された硬貨を奥
に向けて搬送する投入口ベルト5が設けられ、この投入
口ベルト5上には硬貨投入口3の一端に位置させて不規
則に投入された硬貨を一枚ずつ送り出すための投入口ロ
ーラ6が設けられている。また、投入口ベルト5には、
硬貨の送り速度を速めて所定の隙間をあけてそれぞれの
硬貨を送ることができるように搬送速度を速めた搬送ベ
ルト7が連設されている。さらに、搬送ベルト7の終端
部分には、搬送方向を直角に変換して硬貨Cを硬貨選別
位置に搬送する搬送ベルト8が設けられている。したが
って、投入口ローラ6、投入口ベルト5及び搬送ベルト
7,8によって、硬貨投入口3に投入された硬貨を硬貨
選別位置までの硬貨搬送経路を形成して搬送する硬貨搬
送部9が構成されている。
【0020】次いで、搬送ベルト8に沿わせて順次穴幅
寸法が拡大する金種毎の選別穴10が設けられ、ここに
硬貨選別位置に位置し、搬送された硬貨を金種別に選別
する硬貨選別部11が形成されている。選別穴10は、
図2において右側から1円・50円・5円・100円・
10円・500円の順にそれぞれの金種に対応する大き
さで6個設けられている。そして、各選別穴10には、
金種毎に硬貨の枚数をカウントするための計数センサ1
2が設けられている。
【0021】また、図3に示すように、プリンタ機能付
き硬貨払出装置1のハウジング2の内部には、選別穴1
0のそれぞれに連通させて、仕切板13により金種毎に
仕切られた上方開口の硬貨収納部14が設けられてい
る。この硬貨収納部14のそれぞれの金種毎の底面部分
には、図示しないモータに連結されて駆動される搬送ベ
ルトである払出ベルト15が駆動ローラ16と従動ロー
ラ17とに懸け渡されて設けられている。この払出ベル
ト15は、エンドレスベルトであって、硬貨搬送方向下
流側に向かうに従い高さが高くなるような昇斜面を形成
するように傾斜配置されている。そして、硬貨収納部1
4の出口部には、硬貨を一枚毎に分離する分離ローラ1
8が、払出ベルト15に対して硬貨一枚が通過し得る間
隔を隔てて配設され、かつ、全ての金種の出口部をそれ
らの金種毎に横断するように配設されている。
【0022】さらに、硬貨収納部14の出口部には、所
定枚数の硬貨を一列に整列させて、待機させる硬貨待機
部19が金種毎に設けられている。この硬貨待機部19
には、それぞれ金種別に硬貨を一時的に停止させるとと
もに必要枚数の硬貨を送り出すように動作制御がなされ
る硬貨シャッタ20が設けられている。これらの硬貨シ
ャッタ20は、一端で払出ベルト15上の先頭の硬貨を
押えているが他端に連結されたシャッタソレノイド21
により駆動され指定された枚数だけ硬貨を払い出すよう
に構成されている。さらに、各硬貨シャッタ20の直後
には、金種毎に払い出された硬貨の枚数を計数する光セ
ンサである払出センサ22が設けられている。
【0023】このような硬貨払出機構Aは、POS端末
のCPU(Central Processing Unit)等のデータ制御
手段(図示せず)に接続されており、このデータ制御手
段の所定の出力データ(釣り銭データ)に従って釣り銭
分の硬貨を払い出す。
【0024】さらに、図1及び図2に示すように、払出
ベルト15によって硬貨を金種別に落下させる硬貨払出
位置であって、ハウジング2の左側手前には、上面が開
口した筐体状の硬貨払出口23が配置されている。この
硬貨払出口23は、左側に偏位させて設けられている。
また、この硬貨払出口23の上方には、表示器24及び
各種の操作キー26が設けられている。
【0025】加えて、図1及び図3に示すように、本実
施の形態のプリンタ機能付き硬貨払出装置1において
は、硬貨搬送方向下流側に向かうに従い高さが高くなる
ような昇斜面を形成するように傾斜配置されている払出
ベルト15の直下に、ハウジング2に対して開放・収納
可能なレシートプリンタであるプリンタ25が設けられ
ている。このプリンタ25は、硬貨払出口23の下方位
置において、ハウジング2から一部露出している。以下
において、プリンタ25について詳述する。
【0026】図1に示すように、プリンタ25は、ラベ
ルやレシートを発行するための発行口101をハウジン
グ2の正面に有する。この発行口101は、ハウジング
2の一部を構成する上カバー102と下カバー103と
によって形成されている。上カバー102及び下カバー
103はプリンタ25にネジ止めされている。
【0027】次に、プリンタ25の概略構造を図4ない
し図7に基づいて説明する。図4ないし図7は、プリン
タ25の斜視図であり、図4はカセット及びカセット保
持部が共に収納された状態を示す斜視図、図5はカセッ
ト保持部が最大引出位置まで引き出された状態を示す斜
視図、図6はカセットがさらに引き出された状態を示す
斜視図、図7はカセットが引き抜かれた状態を示す斜視
図である。
【0028】プリンタ25は、その概略構造として、板
金によって形成された本体ケース201に対し、カセッ
ト保持部202が引出自在に収納され、このカセット保
持部202にカセット203が引出自在に収納されて構
成されている。カセット保持部202は、印字ヘッドと
してのラインサーマルヘッド204を跳上げ自在に有し
(図5〜図7参照)、固定刃構造のカッタ205を有す
る(図4参照)。カセット203は、図示しないロール
紙を収納保持する用紙保持部206と、プラテン207
とを有する(図5〜図7参照)。
【0029】次いで、カセット203の詳細構造を図8
ないし図11に基づいて説明する。図8はカセット20
3の右側面を示す斜視図、図9はその左側面を示す斜視
図である。
【0030】カセット203は、全体が樹脂モールドに
よる一体成形品であり、その前部にはハウジング2の一
部を構成する下カバー103が着脱自在に取り付けられ
ている。この下カバー103も樹脂モールドの一体成形
品である。そして、カセット203は、その後方に用紙
保持部206を位置させ、前方にプラテン207を位置
させている。また、カセット203の内部一側部には取
付壁210が設けられ、この取付壁210と対向する他
側部には開放部211が形成されている。取付壁210
は、プラテン207を片持ち状態で支持する構造体であ
り、開放部211は切欠構造である。
【0031】用紙保持部206は、ロール紙を収納保持
し得る凹部形状をしており、このような用紙保持部20
6には樹脂モールド成形された1枚のサイドフェンス2
12がスライド自在に取り付けられている。つまり、用
紙保持部206では、カセット203の取付壁210か
ら金属製の2本の支持シャフト213が立設されてお
り、これらの支持シャフト213はサイドフェンス21
2に形成された2つの嵌合穴に嵌合している。これによ
り、サイドフェンス212は、2本の支持シャフト21
3にスライド自在に支持されており、スライド移動する
ことによって用紙保持部206に収納保持可能なロール
紙の幅を規制している。
【0032】図10はプラテン207を有する片持ちユ
ニットが取り外されたカセット203の右側面を示す斜
視図、図11はその左側面を示す斜視図である。
【0033】プラテン207は、図10及び図11に示
すように、1枚の板金214に支持されて片持ちユニッ
ト215を構成している。プラテン207の自由端は、
更に別の補助板金216に支持されて位置決め精度の向
上及び剛性確保が図られている。片持ちユニット215
において、プラテン207は回転自在に取り付けられて
おり、片持ちユニット215には、それらのプラテン2
07に対する動力伝達機構を構成するギヤ列217が設
けられている。これらのギヤ列217は、図11に示す
ように、板金214において、プラテン207が取り付
けられている側面と反対側の側面に配列されている。
【0034】このような片持ちユニット215は、カセ
ット203の取付壁210にネジ止めされて取り付けら
れている。この場合、カセット203の取付壁210
は、ギヤ列217を収納するギヤカバー218を有して
おり、したがって、ギヤ列217がギヤカバー218に
収納された状態で片持ちユニット215が取付壁210
に取り付けられている。こうして片持ちユニット215
が取付壁210に取り付けられた状態において、プラテ
ン207は、カセット203の引き出し及び押し込み方
向と直交する略水平軸に沿って配置されることになる。
【0035】ここで、プラテン207の近傍には、2つ
の用紙規制部材220が取り付けられており、そのうち
の1つの用紙規制部材220はスライド自在である。こ
れらの用紙規制部材220は、用紙の側部を規制し、こ
れによって用紙の蛇行を防止するための構造物である。
ここで、図8ないし図11中、用紙規制部材220は3
つ示されているが、中央に示す用紙規制部材220と右
側に示す用紙規制部材220とは同一のものであり、そ
の移動範囲を示すために2つ図示している。
【0036】次いで、本体ケース201とカセット保持
部202とカセット203とそれらが保持する構造部品
との間の構造的な関連性を図12ないし図17に基づい
て説明する。この場合、図1ないし図11も必要に応じ
て用いながら説明する。図12はカセット203及びカ
セット保持部202が共に収納された状態を示す右側面
図、図13はカセット203及びカセット保持部202
が僅かに引き出された状態を示す右側面図、図14はカ
セット203及びカセット保持部202が更に引き出さ
れてカッタ205が待避位置に位置付けられた状態を示
す右側面図、図15はカセット203及びカセット保持
部202が更に引き出された状態を示す右側面図、図1
6はカセット保持部202が最大引出位置まで引き出さ
れた状態を示す右側面図、図17はカセット203が引
き抜かれた状態を示す右側面図である。
【0037】カセット保持部202において、ラインサ
ーマルヘッド204は印字ヘッドホルダ221の先端部
の回動自在なリンクに弾性的に保持されている。ここで
の弾性力は、図示しないコイルスプリングにより付与さ
れている。印字ヘッドホルダ221は、カセット保持部
202の引き出し及び押し込み方向と直交する略水平軸
であるホルダシャフト222に回動自在に取り付けられ
た板金製のアーム状部材である。このような印字ヘッド
ホルダ221は、その先端部の回動自在なリンクにライ
ンサーマルヘッド204を支持しており、後端側の位置
変化に応じてラインサーマルヘッド204の姿勢制御が
可能な構造となっている。そこで、本実施の形態では、
印字ヘッドホルダ221の後端側の位置を制御すること
によって、カセット保持部202のスライド移動に伴う
ラインサーマルヘッド204の跳上げ動作を実現してい
る。つまり、印字ヘッドホルダ221の一対の後端側に
はそれぞれカムフォロワ223が取り付けられており、
これらのカムフォロワ223は本体ケース201の両側
壁に形成された溝カム224に係合している。この溝カ
ム224の形状は、カセット保持部202の引き出し動
作に伴いラインサーマルヘッド204が跳ね上げられる
方向に印字ヘッドホルダ221を回動させ、カセット保
持部202の押し込み動作に伴いラインサーマルヘッド
204をプラテン207に当接する印字位置に復帰させ
る方向に印字ヘッドホルダ221を回動させるような制
御を行ない得るように決められている。ここに、カセッ
ト保持部202が本体ケース201から最大限引き出さ
れた最大引出位置ではラインサーマルヘッド204を跳
ね上げるように印字ヘッドホルダ221を回動させる跳
上げカム構造の跳上げ手段225が形成されている。
【0038】また、印字ヘッドホルダ221は、その先
端部にホルダシャフト222と平行な回動軸回りに回動
自在のリンク部材226を有しており、このリンク部材
226にはカッタ205が固定されている。これによ
り、カッタ205は、ラインサーマルヘッド204の近
傍の用紙切断位置とラインサーマルヘッド204から離
反する待避位置とに移動自在であり、ここに、カッタ保
持機構227が構成されている。そして、リンク部材2
26と印字ヘッドホルダ221の先端部との間には、そ
れらの両側部に位置させて2本のコイルスプリングSP
が張設状態で掛け渡されている。これにより、リンク部
材226は、コイルスプリングSPによって、ラインサ
ーマルヘッド204から離反する方向に向けて付勢され
ている。そして、リンク部材226には、その上面両側
部に、一対のカム228が形成されており、本体ケース
201にはそれらのカム228に対応するカムフォロワ
229が形成されている。
【0039】カム228とカムフォロワ229とは、カ
セット保持部202が収納位置に位置付けられている場
合には(図4及び図12参照)、カム228がカムフォ
ロワ229に当接してリンク部材226をラインサーマ
ルヘッド204に近接する方向に回動させ、カセット保
持部202が有る程度引き出された後にはカムフォロワ
229からカム228が脱落するような配置関係に形成
されている。
【0040】これにより、カセット保持部202が収納
位置に位置付けられている場合には、コイルスプリング
SPの付勢力に抗してリンク部材226がラインサーマ
ルヘッド204に近接し、カッタ205がラインサーマ
ルヘッド204の近傍の用紙切断位置に位置付けられる
(図12参照)。これに対し、カムフォロワ229から
カム228が脱落した後は、コイルスプリングSPの付
勢力によってリンク部材226が引っ張られ、リンク部
材226がラインサーマルヘッド204から離反する方
向に回動し、カッタ205がラインサーマルヘッド20
4から離反した待避位置に位置付けられる(図13〜図
17参照)。これにより、カッタカム構造のカッタ位置
制御機構230が構成されている。そこで、印字ヘッド
ホルダ221には、用紙切断位置に位置するカッタ20
5を露出させ、待避位置に位置するカッタ205を覆う
カッタカバー231が取り付けられている。
【0041】また、カム228の裏側には、略同一形状
の図示しないカムが設けられている。このカムは、カム
フォロワ229とのカム作用によって、印字ヘッドホル
ダ221の回動自在なリンクに支持されたラインサーマ
ルヘッド204に対して押圧力を付与する構造である。
つまり、カム228の裏側に設けられた図示しないカム
は、カセット保持部202が収納位置に位置付けられて
いる場合に、カムフォロワ229との間のカム作用によ
って、プラテン207に対してラインサーマルヘッド2
04を当接するよう機能する。ここに、カセット保持部
202の収納位置への移動に従いラインサーマルヘッド
204をプラテン207への当接力を強める方向に付勢
するヘッドカム機構232が構成されている。
【0042】ここで、リンク部材226には、カム22
8及びその裏面側の図示しないカムが一対設けられてい
るため、一対のカム228及びその裏面側の図示しない
カムの間にはスペースが形成される。そこで、本実施の
形態では、このスペースを利用してラインサーマルヘッ
ド204の図示しない配線ケーブルを折りたたみ状態で
収納している。
【0043】次いで、図12ないし図17は、カセット
保持部202及びカセット203が引き出される過程を
順に示している。このようなカセット保持部202及び
カセット203の引き出し過程において、カセット保持
部202は、その最大引出位置(図16および図17参
照)に引き出されるまではカセット203に連結されて
カセット203と共に引き出され、カセット保持部20
2が最大引出位置に到った後はカセット203が単独で
引き出し可能なように構成されている。逆に、カセット
保持部202及びカセット203の押し込み時には、カ
セット203は、最大引出位置に位置するカセット保持
部202に達するまでは単独で押し込み可能であり、最
大引出位置に位置するカセット保持部202に達した後
はカセット保持部202に連結されてこのカセット保持
部202を伴い押し込み移動可能なように構成されてい
る。このようなカセット保持部202とカセット203
との連結を可能とする構造がラッチ機構233である。
以下、ラッチ機構233について説明する。
【0044】カセット保持部202の後部には、その引
き出し及び押し込み方向と直交する略水平軸回りに回動
自在にラッチ部材234が取り付けられている。このラ
ッチ部材234は、第1の方向(図12〜図17中、F
Dで示す)に回動することによってカセット203に設
けられた図示しない係合孔に係合する第1の係合部23
5と、第1の方向とは反対の第2の方向(図12〜図1
7中、SDで示す)に回動することによってカセット保
持部202の最大引出位置において本体ケース201に
設けられた図示しない係合孔に係合する第2の係合部2
36とを備える。このようなラッチ部材234は、カセ
ット203の移動軌跡中に配置された当接部237を備
える。この当接部237は、カセット保持部202に対
してカセット203が押し込まれた場合、カセット20
3の後部の当接によってラッチ部材234を第1の方向
に回動させる役割を果たす。つまり、押し込まれたカセ
ット203が当接部237に当接するとラッチ部材23
4が第1の方向に回動し、第1の係合部235がカセッ
ト203に設けられた図示しない係合孔に係合してカセ
ット保持部202とカセット203とが結合された状態
となる。この状態を、図12ないし図15に示す。した
がって、カセット保持部202が収納位置から最大引出
位置に到る区間においては、カセット保持部202とカ
セット203とが連結された状態となる。また、ラッチ
部材234は、図示しない付勢部材によって第2の方向
に付勢されている。これにより、カセット保持部202
が最大引出位置に到った場合には、第2の方向に付勢さ
れているラッチ部材234が第2の方向に回動し、本体
ケース201に設けられた係合孔に第2の係合部236
が落ち込んでカセット保持部202が本体ケース201
に係合する(図16及び図17参照)。
【0045】次いで、本体ケース201は、その内側壁
に、カセット203に取り付けられた片持ちユニット2
15の補助板金216の底部を支持する自由端支持部2
38を有する。つまり、この自由端支持部238は、直
接的に支持する補助板金216を支持することによって
この補助板金216に取り付けられたプラテン207の
自由端を支持する。
【0046】ここで、プリンタ25において、用紙の交
換作業や保守作業のためのカセット203の引き出し及
び押し込み動作について説明する。まず、本体ケース2
01にカセット保持部202が収納されてカセット保持
部202にカセット203が収納されている状態からカ
セット203を引き出すと、カセット203とカセット
保持部202とはラッチ機構233によって結合されて
いるためにカセット保持部202もカセット203に伴
い本体ケース201から引き出される。カセット保持部
202が最大引出位置まで引き出されると、ラッチ機構
233はカセット保持部202とカセット203との結
合を解除するため、カセット保持部202はその最大引
出位置に位置付けられたままカセット203がカセット
保持部202から引き出される。この際、カセット保持
部202が最大引出位置まで引き出された状態では、跳
上げ手段225によって印字ヘッドホルダ221が回動
させられ、ラインサーマルヘッド204が跳ね上げられ
る。しかも、カセット203には、プラテン207が片
持ち状態で設けられ、カセット203においてこれらを
片持ちする取付壁210と対面する側は開放部211と
なっている。そこで、カセット保持部202からカセッ
ト203を引き出した状態又は引き抜いた状態で、用紙
保持部206に対するロール紙のセット作業、各部の保
守作業等を容易に行うことが可能となる。
【0047】なお、用紙保持部206にロール紙をセッ
トするに際しては、サイドフェンス212をスライド移
動させることで、実際に使用するロール紙に幅に用紙保
持部206の用紙収納幅を合わせ、ロール紙の側面位置
を規制することができる。
【0048】また、カセット保持部202が最大引出位
置まで引き出された状態ではラインサーマルヘッド20
4が跳ね上げられ、しかもカセット203は単独で引き
出し及び押し込み可能となるため、その際に必要な力が
軽くて済む。これにより、軽快な操作感が得られ、カセ
ット203の引き出し及び押し込みに際しての操作性が
良好となる。
【0049】このようなプリンタ25は、POS端末の
CPU等のデータ制御手段(図示せず)に接続されてお
り、このデータ制御手段の所定の出力データ(印字デー
タ)に従ってレシート等を発行する。例えば、用紙保持
部206に感熱紙であるロール紙が収納される場合に
は、そのロール紙にラインサーマルヘッド204により
所定事項を印字し、カッタ205で切断したレシートを
発行口101から発行する。
【0050】このような構成において、キャッシャがP
OS端末を用いて商品売上処理を順次実行するとともに
商品売上処理が完了した時点で締め処理を宣言した場合
には、POS端末のCPU等のデータ制御手段は、締め
処理を実行するとともに、プリンタ25に印字データを
出力する。加えて、POS端末のCPU等のデータ制御
手段は、締め処理の終了後、締め処理により算出された
釣り銭データを硬貨払出機構Aに出力する。
【0051】すると、印字データをプリンタ25は、各
部を駆動してレシートを印字発行する。また、釣り銭デ
ータを受信した硬貨払出機構Aは、釣り銭データに従っ
た釣り銭分の硬貨を硬貨払出口23に払い出す。ここ
で、図18はプリンタ機能付き硬貨払出装置1をドロワ
装置30と併せて使用した状態を示す外観斜視図であ
る。図18に示すように、精算の際には、硬貨が払い出
される硬貨払出口23の近傍に設けられているプリンタ
25の発行口101からレシートRが発行される。これ
により、キャッシャは、POS端末のCPU等のデータ
制御手段から出力信号に基づいて開放されたドロワ装置
30の紙幣収納部31から紙幣を手に取り、その紙幣の
上にプリンタ25の発行口101から発行されたレシー
トRを重ね、硬貨払出口23から取った硬貨を載せ、紙
幣とレシートRと硬貨とを一緒にして客に手渡すような
動作を無駄なく行えるようになるので、顧客との貨幣の
授受に必要とする時間を短縮するとともにその作業を円
滑化することが可能になる。
【0052】また、プリンタ25は、硬貨払出口23の
近傍(下方位置)に発行口101を有していることか
ら、レシートRが印字発行される発行口101から硬貨
が払い出される硬貨払出口23に至る距離が非常に近く
なっている。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、筐体内部
の硬貨収納部に収納された硬貨を前記筐体外部の硬貨払
出口に払い出すようにした硬貨払出装置において、前記
電子機器から送信された印字データに従ってレシートを
印字発行するレシートプリンタを備えることにより、他
の電子機器に設けられたレシートプリンタによりレシー
トを印字発行する場合に比べて、レシートプリンタによ
り印字発行されたレシートと硬貨払出口に払い出された
硬貨とを従来の装置に比べて近接させることができるの
で、キャッシャは、紙幣を手に取り、その紙幣の上にレ
シートを重ね、そのレシートの上に硬貨を載せ、紙幣と
レシートと硬貨とを一緒にして客に手渡すような動作を
無駄なく行えるようになり、顧客との貨幣の授受に必要
とする時間を短縮するとともにその作業を円滑化するこ
とができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の硬貨払出装置において、前記レシートプリンタは、
前記硬貨払出口の近傍にレシート発行口を有しているこ
とにより、レシートが印字発行されるレシート発行口か
ら硬貨が払い出される硬貨払出口に至る距離を確実に近
づけることができる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の硬貨払出装置において、前記レシートプリ
ンタは、ロール紙を収納保持する用紙保持部を前記筐体
に対して開放・収納可能であることにより、用紙保持部
に収納保持されるロール紙の交換作業や各部の保守作業
の容易化を図ることができる。
【0056】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれか一記載の硬貨払出装置において、前記
電子機器は商品の売上処理を実行する商品販売データ処
理装置であって、この商品販売データ処理装置から送信
された釣り銭データに従って前記硬貨を払い出すように
したことにより、商品の取引に伴う金銭を容易に授受す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のプリンタ機能付き硬貨
払出装置の外観を示す斜視図である。
【図2】プリンタ機能付き硬貨払出装置の内部構造を示
す平面図である。
【図3】プリンタ機能付き硬貨払出装置の内部構造を示
す縦断側面図である。
【図4】カセット及びカセット保持部が共に収納された
状態を示す斜視図である。
【図5】カセット保持部が最大引出位置まで引き出され
た状態を示す斜視図である。
【図6】カセットがさらに引き出された状態を示す斜視
図である。
【図7】カセットが引き抜かれた状態を示す斜視図であ
る。
【図8】カセットの右側面を示す斜視図である。
【図9】カセットの左側面を示す斜視図である。
【図10】プラテン、ラベル剥離板及び台紙巻取り軸を
一体化する片持ちユニットが取り外されたカセットの右
側面を示す斜視図である。
【図11】プラテン、ラベル剥離板及び台紙巻取り軸を
一体化する片持ちユニットが取り外されたカセットの左
側面を示す斜視図である。
【図12】カセット及びカセット保持部が共に収納され
た状態を示す右側面図である。
【図13】カセット及びカセット保持部が僅かに引き出
された状態を示す右側面図である。
【図14】カセット及びカセット保持部が更に引き出さ
れてカッタが待避位置に位置付けられた状態を示す右側
面図である。
【図15】カセット及びカセット保持部が更に引き出さ
れた状態を示す右側面図である。
【図16】カセット保持部が最大引出位置まで引き出さ
れた状態を示す右側面図である。
【図17】カセットが引き抜かれた状態を示す右側面図
である。
【図18】プリンタ機能付き硬貨払出装置をドロワ装置
と併せて使用した状態を示す外観斜視図である。
【図19】従来の硬貨払出装置とドロワ装置とを組み合
わせて並設し、POS端末を載置した状態を示す外観斜
視図である。
【図20】図19の状態からドロワ装置のドロワが開放
された状態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】 1 硬貨払出装置 2 筐体 14 硬貨収納部 23 硬貨払出口 25 レシートプリンタ 206 用紙保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片平 博明 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 (72)発明者 小谷 和己 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 (72)発明者 大川 一也 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 Fターム(参考) 3E042 BA15 CB05 CE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部の硬貨収納部に収納された硬貨
    を前記筐体外部の硬貨払出口に払い出すようにした硬貨
    払出装置において、 電子機器から送信された印字データに従ってレシートを
    印字発行するレシートプリンタを備えることを特徴とす
    る硬貨払出装置。
  2. 【請求項2】 前記レシートプリンタは、前記硬貨払出
    口の近傍にレシート発行口を有していることを特徴とす
    る請求項1記載の硬貨払出装置。
  3. 【請求項3】 前記レシートプリンタは、ロール紙を収
    納保持する用紙保持部を前記筐体に対して開放・収納可
    能であることを特徴とする請求項1または2記載の硬貨
    払出装置。
  4. 【請求項4】 前記電子機器は商品の売上処理を実行す
    る商品販売データ処理装置であって、この商品販売デー
    タ処理装置から送信された釣り銭データに従って前記硬
    貨を払い出すようにしたことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一記載の硬貨払出装置。
JP2001280168A 2001-09-14 2001-09-14 硬貨払出装置 Pending JP2003085646A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014164390A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Daifuku Co Ltd つり銭返却ボックス
JP2015156138A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置

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JP2014164390A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Daifuku Co Ltd つり銭返却ボックス
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