JPH0312021B2 - - Google Patents

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JPH0312021B2
JPH0312021B2 JP56502458A JP50245881A JPH0312021B2 JP H0312021 B2 JPH0312021 B2 JP H0312021B2 JP 56502458 A JP56502458 A JP 56502458A JP 50245881 A JP50245881 A JP 50245881A JP H0312021 B2 JPH0312021 B2 JP H0312021B2
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JP
Japan
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currency
carrier
dispenser
band
banknotes
Prior art date
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JP56502458A
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English (en)
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JPS57500826A (ja
Inventor
Robaato Henrii Guranzo
Uiriamu Richaado Hoosuto
Uiriamu Joeru Heiru
Rarufu Biichamu Soondazu
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NCR Voyix Corp
Original Assignee
NCR Corp
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Publication date
Application filed by NCR Corp filed Critical NCR Corp
Publication of JPS57500826A publication Critical patent/JPS57500826A/ja
Publication of JPH0312021B2 publication Critical patent/JPH0312021B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/28Feeding articles stored in rolled or folded bands
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/12Containers for valuable papers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/202Depositing operations within ATMs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/419Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
    • B65H2301/4191Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length, e.g. AO format, arranged at intervals from each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

請求の範囲 1 排出口を有するハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、複数の通貨の
各々を取外可能に連続的に保持する帯状キヤリヤ
手段と、 前記ハウジング内において前記通貨の各々を前
記排出口の近くに配置するよう前記帯状キヤリヤ
手段を移動させる手段と、 前記排出口近くに設置され、前記帯状キヤリヤ
手段から前記通貨の各々を取外し前記排出口を通
して排出する排出手段と、 前記排出口を通して排出された通貨の数を感知
する手段とから成り、 前記帯状キヤリヤ手段は、前記通貨の各々を収
容するに十分な間隔をおいてヒンジ部を有しフア
ンホールドを形成するようにした可撓性エンドレ
ス・ベルトと、間に前記フアンホールド状エンド
レス・ベルトを摺動自在に収容しうるよう対向並
置された第1及び第2のガイドとを含むことを特
徴とする通貨デイスペンサ。
2 排出口を有するハウジングと、 可撓性の帯状キヤリヤと、 複数の通貨と、 前記帯状キヤリヤ上に前記複数の通貨を夫々連
続的に保持する保持手段と、 前記帯状キヤリヤ上に前記連続的に保持された
通貨の各々を前記排出口近くに移送配置するた
め、前記ハウジング内で前記帯状キヤリヤを移動
させる移動手段と、 前記排出口近くに設けられ、前記帯状キヤリヤ
から前記連続的に支持された通貨の各々を取外し
前記排出口を通して排出する排出手段とから成
り、 前記排出手段は前記排出口を通して排出される
前記通貨を計数する手段を含み、 前記移動手段は、前記ハウジング内の前記排出
口近くに位置し、前記帯状キヤリヤからの前記通
貨の分離を容易にするため、前記帯状キヤリヤの
方向を第1の方向から第2の方向に変更すること
ができる変更要素を含み、 前記排出手段は、前記第1の方向に沿つて配置
されかつ前記排出口に対して整列され、前記帯状
キヤリヤが前記第2の方向に向つて転送されたと
きその上の前記通貨は前記第1の方向に継続する
ことができるようにして前記通貨を前記帯状キヤ
リヤから分離しうるようにした通貨取出部材を含
み、 前記保持手段は、前記通貨を前記帯状キヤリヤ
に取外可能に粘着するよう間隔をおいて固定され
た粘着手段から成り、 前記帯状キヤリヤは第1及び第2の側面と、該
帯状キヤリヤの長手方向に夫々間隔をおいてそれ
を貫通する複数の開口とを有し、前記粘着手段を
前記開口を通して一部が前記第2の側面に現われ
るよう前記帯状キヤリヤを前記第1の側面から固
定し、前記第2の側面に現われた前記粘着手段に
対し前記通貨を取外可能に粘着するようにした通
貨デイスペンサ。
3 排出口を有するハウジングと、 可撓性を有する帯状キヤリヤと、 複数の通貨と、 前記帯状キヤリヤ上に前記通貨を保持する複数
の保持手段と、 前記帯状キヤリヤ上の連続する前記通貨を前記
排出口の近くへ位置付けするよう、前記帯状キヤ
リヤを前記ハウジング内で移動する移動手段と、 前記排出口近くに配置され連続する前記通貨を
前記帯状キヤリヤから取外し、前記排出口を通し
て連続的に前記通貨を排出しうる排出手段とから
成り、 前記排出手段は、前記通貨が前記排出口を通し
て排出されたとき該通貨をカウントする手段を含
み、 前記移動手段は、前記ハウジング内の前記排出
口近くに配置され前記帯状キヤリヤの方向を第1
の方向から第2の方向に変化させることにより前
記帯状キヤリヤから前記通貨の分離を容易にする
ようにした方向変更要素を含み、 前記排出手段は、前記第1の方向に沿つて位置
付けされかつ前記排出口に沿つて整列され、前記
帯状キヤリヤが前記第2の方向に転送されたとき
その上にある前記通貨の前記第1の方向への移動
を更に続行させることにより前記通貨を前記帯状
キヤリヤから分離しうるようにした取外し部材を
含み、 前記複数の保持手段の各々は、前記帯状キヤリ
ヤの長手方向に沿い互いに間隔をおいて前記帯状
キヤリヤと一体形成され、前記帯状キヤリヤの移
動方向に向けられた自由端を有し、該自由端に前
記通貨の前端を係合して該通貨を前記帯状キヤリ
ヤ上に取外可能に保持しうるようにした舌状部材
を含む通貨デイスペンサ。
技術分野 この発明は、この明細書で記録部材(又は通
貨)の名で代表する、例えば紙幣、旅券、小切
手、クーポン及びそれに類似する紙葉等を分配す
る記録部材(又は通貨)デイスペンサに関する。
背景技術 通貨を勘定し、分配することは銀行の金銭出納
係と、それらの重要な業務の1つとして通貨の勘
定及び分配動作を実行させるために最近導入され
た自動金銭出納端末機(ATT)の両者が行う重
要な業務である。
現在使用されているATTを用いて通貨を顧客
に分配する第1の方法はまず所定の金額の通貨を
クリツプで止めるか又は封筒に入れるかする形式
で包装することである。該クリツプ又は封筒は
夫々が、例えば、米国通貨を使用した場合、25ド
ル又は50ドルを同封又は一緒に束ねるようにして
もよい。分配動作は有効な取引の際、顧客が要求
する合計金額に等しくなるように希望する数の封
筒あるいはクリツプ(合計は各封筒の金額の倍数
になる)を分配する。この方法は顧客の引出しが
封筒1つか或はクリツプ1つか、又はそれらの倍
数に等しい金額に限定されるという欠点がある。
ATTを使用する第2の現在使用されている通
貨分配方法は分配するべき各金種の通貨又は一積
の紙幣を端末機の中に貯蔵しておき、ピツカー機
構を使用して、顧客が要求した所定の金額となる
まで、貯蔵された通貨の積重ねの中から希望する
紙幣を取出すようにしている。その第2の方法
は、積重通貨の中から一度に一枚以上の紙幣を取
出したことに感応するようにしなければならず、
分配する実際の紙幣の枚数をチエツクするのに高
価なハードウエアが必要である。紙幣の“重複取
出し”のために、端末機の中に“リジエクト・ホ
ツパ”(reject hopper)を設けて、紙幣の数え違
いを知つた際、ATTに取付けられている顧客取
扱容器にその数え違い紙幣を送出しないで、“リ
ジエクト・ホツパ”に回送するようにしている。
上記“重複取出し”状態が発生すると、ATTの
中に紙幣を補給する度合は各顧客からの要求に対
して最初から正しく計数が行われたような場合よ
りも早く行われなければならない。そのため、端
末機の使用コストが増加する。その上、リジエク
ト・ホツパ及び関連する紙幣送りエラーの処理機
構はATTの買値を高くする。
既開示の米国特許第3675816は“重複取出し”
の問題を解決するために紙幣を収容する容器を設
けることを提案している。その実施例では、各紙
幣は積重ねられた一組の板の各々の板の上に別々
に支持され、一組の板の最底部の板が積重ね位置
から排出シユートに隣り合う位置に回転しうるよ
うにされ、各紙幣はその排出シユートから重力に
よつて紙幣取出し口に落ちるようにしてある。こ
のシステムは一度に一枚の紙幣だけを分配するこ
とを保証するが、これは多数の正確な大きさの金
属部品、すなわち板と、この板を移動する機構と
を必要とする。容器も当然高価である。
発明の開示 この発明の目的は、所定の枚数又はその倍数の
記録部材の分配に限定されず、記録部材(又は通
貨、例えば紙幣など)を一度に一枚だけ分配する
ことを保証する簡単且つ経済的な記録部材デイス
ペンサを提供することである。
従つて、この発明は、排出口を持つ筐体と、該
筐体の中に設けられ排出口に隣り合うキヤリヤ装
置を移動して該キヤリヤ装置に取付けられている
記録部材を連続的に排出口まで移動し配置する装
置とを持つ記録部材デイスペンサであつて、該キ
ヤリヤ装置はそれに取付けられている記録部材を
取外し可能に保持し、該デイスペンサは更に連続
する個々の記録部材をキヤリヤ装置から取除いて
夫々を排出口から排出するように、該排出口近く
に設けられた排出装置を設けたことを特徴とする
記録部材デイスペンサを提供するものである。
記録部材を取外し可能に保持するキヤリヤ装置
と連続する記録部材の夫々をキヤリヤ装置から取
外す排出装置とを設けることによつて、一度にた
だ一枚の記録部材、例えば紙幣を排出することを
保証し、その結果、“リジエクト・ホツパ”を設
ける必要をなくして簡単且つ安価な機構を提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
次に、添付図面を参照してその例により、この
発明の一実施例を説明する。
第1図は、本出願に係る発明の記録部材デイス
ペンサ(以下、通貨デイスペンサと呼ぶ)の構成
を点線内で囲み、自動金銭出納端末機(ATT)
を含むシステム全体の好ましい実施形態をブロツ
ク形式の略図で示したものである。
第2図は、第1図のものと同様な複数の通貨デ
イスペンサがいかに異なる単位名の通貨の分配に
使用されるかを示す略図である。
第3図は、この発明の一実施例による通貨デイ
スペンサの側面図である。
第4図は、第3図のAの方向から見た通貨デイ
スペンサの詳細を表わす正面図である。
第5図は、第4図のV−V線に沿つて切断し、
第1図にはブロツク形式でのみ表わされている通
貨キヤリヤ、キヤリヤ・ドライブ、排出装置の詳
細を表わしたデイスペンサの断面図である。
第6図は、第3図の通貨キヤリヤの一部の拡大
断面図である。
第7図は、第1図にはブロツク形式でのみ表わ
してある通貨キヤリヤの他の実施例の側面図であ
る。
第8図は、そこに紙幣を取外し可能に固着する
粘着物を使用する通貨キヤリヤの平面図である。
第9図は、第1図にはブロツク形式で表わして
あり、そこに紙幣を位置決めする通貨キヤリヤの
他の実施例の平面図である。
第10図は、第9図の通貨キヤリヤの詳細を表
わすために、そのX−X線に沿つて切断した断面
図である。
第11図は、第1図にはブロツク形式でのみ表
わしてある排出装置に含まれている要素に通貨キ
ヤリヤがいかに反応するかを表わしている第7図
と同様な側面図である。
第12図は、第3図の巻取リールの代りに詰込
箱を使用したこの発明の他の実施例を表わした第
3図と同様な側面図である。
第13図は、この発明の他の実施例の模式的側
面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図は、この発明の好ましい実施例を使用す
ることができるATT20をブロツク形式で表わ
した略図である。この発明の記録部材分配システ
ムは第1図の点線22で表わしてある。
ATT20(第1図)は従来のものであり、
ATTの作用は公知であるから、ここではそれを
全体としてのみ説明する。一般に、顧客はATT
20の特定のスロツトに識別カード(図示してい
ない)を挿入し、キーボード24から秘密コード
番号を挿入して、ATT20における有効な処理
又は取引きを開始する。ATT20を動作する際
の使用者又は顧客を補佐するための指令、及び、
例えば顧客の当座預金から引出しを要求する金額
のような打鍵データ等はデイスプレイ26に現わ
れる。ATT20はATT20それ自体と通貨を分
配するべき場合における通貨デイスペンサ22の
動作とを制御するための共同する制御装置28を
有する。今、顧客は有効な取引を通して米国通貨
40ドルの引出しを希望し、又デイスペンサ22は
20ドル紙幣を貯蔵しているものと仮定する。そこ
で、デイスペンサ22はその排出口32を通し
て、顧客が引出しを希望した40ドルを取出すこと
ができる顧客通貨受容器34に2枚の紙幣30を
排出する。
第2図は、すべてデイスペンサ22と同様な複
数のデイスペンサ22,22−A,22−B,2
2−Cをいかに使用してATT20から一金種以
上の通貨を供給し、それによつてその有用性と多
様性とを強化するかを表わした図である。デイス
ペンサ22,22−A,22−B,22−Cは
夫々米国通貨で20ドル、10ドル、5ドル及び1ド
ル紙幣を分配することができる。22−A,22
−B,22−Cのような各デイスペンサには夫々
排出口32.A,32−B,32−Cが設けら
れ、夫々関係する紙幣30はそこを通してコンベ
ヤ・ベルト36に分配することができる。コンベ
ヤ・ベルト36は第2図の右方向に移動して顧客
が取出しうるように該紙幣30を容器34(そこ
に紙幣の積重ね38を形成する)に堆積する。
ATT20に使用されている安全措置(顧客又は
潜在的泥棒による無権限な接近を防止する)は従
来方式であり、この発明の部分ではないので第1
図及び第2図には表わしていない。当然、特定の
ATTに使用する通貨デイスペンサ(22,22
−Aのような)の数はその応用の必要性に応じて
定められる。
好ましい実施例の通貨デイスペンサ22(第1
図)は共同するサイド・パネル42,43を持つ
従来の接触防止用筐体40(第3図)を含み、そ
のサイド・パネルのほとんどはデイスペンサ22
の内部を容易に見ることができるように第3図で
はほとんど取除いてある。デイスペンサ22(第
1図にはブロツク形式で表わしてある)はキヤリ
ヤ装置又は通貨キヤリヤ44(第12図)を有
し、モータ46及びキヤリヤ・ドライブ48はデ
イスペンサ22の中で通貨キヤリヤ44を移動し
て、その上に連続的に配置されている紙幣30を
排出口32の近くに移動し配置する装置を構成す
る。第1図にブロツク50として示されている排
出装置はキヤリヤ44から紙幣30を分離してそ
れを排出口32から容器34に排出することに用
いられる。通貨カウンタ52はキヤリヤ44及び
制御装置28に動作的に接続されて、デイスペン
サ22から分配される紙幣の枚数をカウントす
る。モータ46及びキヤリヤ・ドライブ48と通
貨カウンタ52とは制御ケーブル54(楕円で示
されている)によつて制御装置28に動作的に接
続され、通貨デイスペンサ22が紙幣を取付けた
キヤリヤ44をそれ自体に内蔵する内蔵ユニツト
として作用しうるよう、デイスペンサ22を制御
装置28及び端末機20に容易に接続することが
できるようにする。通貨デイスペンサ22は、例
えば前述したように、銀行業務システム内の中央
オフイスで通貨を積載することができ、その後第
3図の盗難防止シール56で密封してATT20
に運び、そこで装備することができる。シール5
6と接触防止用筐体40とは従来品のため、第3
図には模式的に描くに留める。
第3図は、第1図にはブロツクでのみ表わして
ある通貨デイスペンサ22の一実施例22−1の側
面図であり、その筐体40のある部分は前述した
ように取除かれて、内部を容易に見うるようにし
てある。
第3図に表わされている通貨デイスペンサ22
−1の通貨キヤリヤ44(第1図)は複数の紙幣
30が互いに離して取外し可能に取付けられてい
る透明プラスチツクのような一本の又は一帯の可
撓性材料帯58を持つ。紙幣30が留められてい
る可撓性材料帯58は供給リール60から弓形面
62(後述するようにブレーキ機構64の一部)
を通り、更に弓形要素(図は円形で示すが作用部
は弓形である)66、ドライブ・ローラ68,7
0とバツク・アツプ・ローラ72,74(第4
図)との間、及び円筒形摩擦棒76,78,80
を介して供給又は送られる。紙幣30がはがされ
た後、空の帯58は巻取リール82に送られる。
リール82はサイド・パネル42,43に支持さ
れている棒84に回転可能に支持され、そこに動
作的に接続されている従来方式の摺動クラツチ8
6を持つ。該クラツチ86はリール82に所定量
のトルクを与えて第3図のように時計方向に回転
させうるようにして帯58の張力を所定量に保つ
ように作用する。摩擦棒76,78,80は回転
せず、“デルリン”(Delrin:Dupont社製のプラ
スチツク材料)のような材料で作られ、これら固
定の棒76,78,80は帯58がドライブ・ロ
ーラ68,70と夫々に対応するバツクアツプ・
ローラ72,74とによつて進行した後、直ちに
巻取リール82に巻取られるのを防止するに必要
な摩擦を与える。巻取リールに比べて供給リール
60は帯58自体の重量とそれが巻付いた場合の
慣性及びその他、回転開始における力乃至速度に
差があるため、帯58は巻取リール82がそれを
巻取ることができる速度より速く移動し始めるか
もしれないので、短期間、バツクアツプ・ローラ
72と、例えば棒76との間にたるんだ帯58が
たまるかもしれないことを考慮した。そのたるん
だ帯58はピン89に集られ、巻取リール82が
速度を増すにつれ、ゆつくりした速度で引出され
る。巻取リール82は筐体40の中に設けられて
いるモータ94のドライビング・プーリ92に接
続されている無端歯付ドライブ・ベルト90によ
つて時計方向(第3図における)に回転する。
モータ94(第3図、第4図)は紙幣30を配
置する帯58の駆動に使用される。ドライブ・ベ
ルト90はプーリ92で駆動され、プーリ96と
噛合つてそれを第3図の時計方向に回転させる。
プーリ96は軸98に固定されてそれを回転す
る。軸98は従来の磁気クラツチ100(第4
図)を介して設けられ、クラツチを付勢したとき
に該軸98に駆動回転運動を与える。クラツチ1
00はそれと共同する板102を持ち、該板10
2は、モータ94が回転するときはいつでも連続
回転する軸98に回転しうるように取付けられて
いる歯車104に接続されている。クラツチ10
0はキヤリヤ・ドライブ48の一部であつて、第
1図のように制御装置28に動作的に接続され
る。クラツチ100が制御装置28で付勢された
ときはいつでも板102が回転してそれと共に歯
車104を回転させる。歯車104は軸108に
固定されている同様な歯車106と噛合わされ、
クラツチ100を付勢したときにそれを回転す
る。軸108と98とは第4図で明らかなように
側壁42,43に回転可能に取付けられる。ドラ
イブ・ローラ68,70は軸108に固定されて
それと共に回転し、バツクアツプ・ローラ72,
74は棒110に回転可能に取付けられる。棒1
10の端部は細長い溝112(第4図の如く)に
挿入されて、ローラ72,74を対応するドライ
ブ・ローラ68,70から離すような力を与え、
その間に帯58を挿入し易くして普通に通るよう
にすることができる。ローラ72,74はスプリ
ング・レバー114(第3図)でバイアスされて
ドライブ・ローラ68,70に当接する。スプリ
ング・レバー114の端部はローケータ116,
118の間に掛けられて、棒110を軸108の
方に偏倚する。故に、クラツチ100が作動する
と、通貨キヤリヤ又は帯58は常に、例えば毎秒
1 2/3フイート(約423mm)の速度で、ドライ
ブ・ローラ68,70とそれらと共同するバツク
アツプ・ローラ72,74とによつて駆動され
る。この帯58の速度は、筐体40の排出口32
を通して約毎秒4枚の紙幣を排出させるような速
度である。モータ94の速度を上げれば紙幣30
の筐体40からの排出速度を速くすることがで
き、又逆も可能である。ドライブ・ローラ12
0,122はモータ94が付勢している限り、回
転は続行するということに注目しよう。ドライ
ブ・ローラ120,122の外周は取去部材12
4に設けられている溝を通して棒130に回転可
能に取付けられている夫々に共同するバツクアツ
プ・ローラ126,128に当接している。棒1
30の端部は第4図の細長溝形の溝132に挿入
され、ローラ126,128を弾力的にバイアス
して夫々ドライブ・ローラ120,122に当接
することができるようにしてある。棒130は筐
体40の中で軸運動するのを制止され、棒130
に固定されているローケータ138,140の中
にその自由端136(第4図)が嵌めこまれてい
る片持ち梁型スプリング134で軸98の方に偏
倚されている。スプリング134,114は夫々
側壁42,43の間に固定されている交差バー1
42,144に掛けられている。
取去部材124(第3図)は帯58が弓形要素
66に達するまでのその帯の上面のわずか下にあ
るその面と平行な想像上の面の延長面上に設けら
れる。第3図の紙幣30−1は通貨キヤリヤ又は
帯58から取り去り又は分離されつつある過程を
表わしている。デイスペンサ22−1から紙幣3
0を排出するときには、クラツチ100(第4
図)は制御装置28によつて十分長時間付勢さ
れ、紙幣30−1(第3図)の先端をドライブ・
ローラ120,122とそれに共同するバツクア
ツプ・ローラ126,128との間に挾んで、該
紙幣を筐体40の排出口32から排出させること
ができるようにする。
第1図のブロツクにのみ表わしてある通貨カウ
ンタ52は発光ダイオード(LED)146のよ
うな光源と、第3部の帯58の反対側に表わして
ある相補的な受光部材148とを含む。該部材1
48は制御装置28(第1図)に動作的に接続さ
れ、LED146と受光部材148との間を紙幣
30が通過して、LED146から受光部材14
8に照射されていき、光がその紙幣30で遮ぎら
れたときは常に一枚の紙幣30が排出されたこと
を表示する。帯58はすき透つた又は透明材料で
作られるため、LED146と部材148との間
を通過して光を遮ぎる紙幣30の正確な枚数を容
易に得ることができる。
デイスペンサ22−1は、又第3図及び第4図
に主に表わされているブレーキ機構64を含む。
ブレーキ機構64の基本作用は、筐40から希望
する数量の紙幣30が排出された後、帯58が移
動を停止したときに、供給リール60の回転を押
えることである。
ブレーキ機構64は第3図では“オン”位置に
表わされ、その状態では、供給リール60は、第
4図に表わされているように、夫々離設されてい
るリール60の縁154,156に該機構64の
シユー150,152を当接させて、その回転を
防止している。シユー150,152は頂点16
0を持ち、一般に三角形状板158の延長部であ
る。その頂点160には緊張スプリング162の
一端が掛けられ、ブレーキ機構64をバイアス又
は押圧して第3図に見られるように棒164の周
囲を反時計方向に回転しうるようにしている。板
158は延長部166,168を持ち、そこから
夫々第3図に示すように、腕170,172が延
びている。腕170,172は、その上を帯58
が摺動又は通過する弓形面62を支持しており、
スプリング162の他端は、第4図に見られるよ
うに側壁42に固定されている片持ち梁型棒17
4の自由端に係留されている。
クラツチ100が機械の動作に従つて作動した
ときはいつでも、帯58は弓形要素66の方に駆
動され、それによつてブレーキ機構64は時計方
向(第3図の位置から見て)に回転され、その回
転により供給リール60の縁154,156に接
触しているブレーキ・シユー150,152をそ
こから離すようにする。その結果、紙幣30を持
つ帯58が供給リール60から巻戻されうるよう
にする。紙幣30がデイスペンサ22−1から排
出されると、供給リール60は時計方向に回転す
る(第3図で見て)。クラツチ100の動作が止
まり、紙幣30の排出が停止したときに、リール
60にはまだある回転の慣性が残り、リール60
と要素66との間の帯58に、あるゆるみを起こ
させる。帯58にこのゆるみが生じたときに、ス
プリング162はブレーキ機構64を反時計方向
(第3図でみて)に押圧して、ブレーキ・シユー
150,152を供給リール60の共同する縁1
54,156に当接させてその回転を停止する。
第3,4及び5図のデイスペンサ22−1の供
給リール60は帯58に米国紙幣約3000枚を貯蔵
する場合、約10インチ(約254mm)の直径を持ち、
30のような紙幣約3000枚を乗せるために帯58の
長さは約1250フイート(約381000mm)を必要とす
る。このような状況下において、巻取リール82
は紙幣30を持たない約1250フイート(約381000
mm)の長さの帯58を巻取るように、約4.5イン
チ(114.3mm)の直径を持つ。第3図乃至第5図
のデイスペンサ22−1の実施例では、帯58
は、マイラ(Mylar、Dupont社製)のような透
明な可撓性プラスチツク材料で作られ、約
0.00092インチ(約0.023mm)の厚さを持ち、米国
通貨及びほとんどの外国通貨、旅行者用小切手、
手形及びそれに類するものの長さに適合するよう
に、その幅は約7.4インチ(約187.96mm)に作ら
れた。この発明の特徴の1つは、帯58の寸法を
変えることなく、帯などその構造の範囲内で異な
る大きさの通貨を帯58に乗せることができると
いうことである。要素66(第3図)は約0.5イ
ンチ(約12.7mm)の直径を持ち、第3図の30−
1のような紙幣の先端が取去部材124に平行方
向に移動を続ける一方、帯58を要素66の上を
摺動してドライブ・ローラ68,70の方に移動
させるときに該帯58の移動方向を急激に変化さ
せる。この実施例では、要素66に最も近い部材
124の端は要素66から約1/32インチ(約
0.794mm)離されて、帯58から紙幣30−1を
取外すように作用する。
第3図乃至第5図のデイスペンサ22−1にお
ける紙幣30は、第6図に拡大して表わしてある
ような貼着部材176(第3図)によつて取外し
可能にキヤリヤ又は帯58に固定される。紙幣3
0はその長い方が帯58の長手方向に直角になる
ように、帯58の上に位置決めされる。使用する
通貨の大きさの範囲を広くとるために、粘着部材
176は帯58の長手方向に沿つて中心間距離5
インチ(約127mm)の間隔で、且つ帯58の幅方
向に沿つて中心間距離3 1/2インチ(約88.9mm)
の間隔を置いて設けられる。帯58は第6図に表
わされているように、粘着部材176を受入れる
ように穿たれた穴178を持つ。第6図では、帯
58の厚さは非常に誇張して描かれており、各粘
着部材176の縁は共同する穴178よりその面
積が大きいため帯58の下側180に粘着する。
又、粘着部材176は帯58に紙幣30を乗せる
場合、穴178を通し、紙幣30を押えるように
してそこに該紙幣30を取外可能に固定する。例
示として、粘着部材は3M社製のテープ3M8402の
ようなシリコン粘着テープで作られる。紙幣30
に対して粘着部材176を押し付ける際、第6図
に示すような構造に各粘着部材を押嵌して、帯5
8に該紙幣を取外自在に固定するために、直径1/
2インチ(12.7mm)当り約15ポンド(6795グラム)
の力のプランジヤ(図示していない)を使用する
のが適当である。第6図に点線で表わしてある要
素66は帯58及び紙幣30の方向を読者に知ら
せるために描いてある。各紙幣30は粘着部材1
76に取付けられる点が紙幣30の先端184近
くよりも尾端182の近くになるように、帯58
(第6図)に位置決めするのが好ましい。これは
帯58が要素66の上を摺動するときに紙幣30
が取去部材124(第3図)の上を摺動するよう
に各紙幣30を帯58から分離するのを容易にす
る。
第1図でブロツク図でのみ示した通貨キヤリヤ
44の実施例を第3図乃至第6図に帯58として
示したが、その代り他の実施例を第3図乃至第5
図に示す通貨デイスペンサ22−1に使用するこ
ともできる。第7図では、読者の判読を容易にす
るため、通貨デイスペンサ22−1のある部分を
略図で表わし、第3図乃至第5図に使用されてい
るその部分の番号と同一番号で示してある。
第7図の通貨キヤリヤは粘着部188に取外自
在に取付けられた紙幣30を持つキヤリヤ帯18
6を有する。帯186は既述した帯58の大きさ
と全体的に同じ大きさを有し、帯58と同じ材料
で作られる。粘着部188は3M社製のJET
MELT粘着剤のような感熱粘着剤を加熱して作
られる。粘着剤は第8図に表わしているように、
帯186の長手方向に沿つて平行に離して設けら
れた細い帯185,187の形のキヤリヤ又は帯
186上に設けられる。紙幣30は第8図の点線
で描かれているように帯186に位置決めされ、
熱は約0.040インチ(約1.016mm)直径の加熱棒を
用いて小さな部分188に加えられ、そこに(帯
186)紙幣30を取外自在に固定する。第8図
に表わされているように、各紙幣30は少くとも
2箇所でキヤリヤに熱を加えて粘着剤を熱反応さ
せることによつて帯186に固定される。すなわ
ち、粘着剤は、第8図の189と印されている紙
幣30の先端よりもその尾端近くの帯186上の
部分188で紙幣30を取外自在に固定する。必
要があるか又は希望する場合、帯185,187
は部分188−1(第8図)にも熱が加えられ、
紙幣30をキヤリヤ帯186に補足的に固着す
る。
第9,10,11図は、全体的に11で示される
通貨キヤリヤの他の実施例の詳細を表わす。キヤ
リヤ190は前述の帯58,186のそれらと同
じ全体的長さ、幅及び厚さを持ち、現金デイスペ
ンサ22−1(第3図乃至第5図)の中に収容さ
れる。次に、第11図はキヤリヤ190がいかに
デイスペンサ22−1の各要素と協働するかとい
うことを表わし、第3図乃至第5図の各要素と同
一の要素には同一参照番号を付してある。
キヤリヤ190(第9図)は舌状部材194を
作るため該キヤリヤから取除かれた部分192を
有する。舌状部材194はそのベース近くの上方
に曲げられた部分196と、第9図及び第10図
に表わされているように、舌状部材194の下に
紙幣30を保持することができるように、自由端
を形成する下方に曲げられた部分198とを有す
る。キヤリヤ190は、更に短いタブ202を作
るために、キヤリヤ190から離して切取られた
2つの“C”形部分200を持つ。第9図に見ら
れるように、紙幣30がキヤリヤ190に乗せら
れた後は紙幣30の尾端が2つのタブ202の下
に置かれ、同じく紙幣30の先端は舌状部材19
4の下に曲げられた部分198で保持されるよう
にして、キヤリヤ190に紙幣30を固定する。
キヤリヤ190の紙幣30の間隔は、デイスペン
サ22−1に使用された場合には帯58及び18
6に使用されたものと同一でよいが、特別な応用
に適合するように変えることもできる。上の方に
曲げられた部分196と下の方に曲げられた部分
198の形成は、切欠部192,200が作られ
るときに同時に従来の回転ダイス型で行うことが
できる。
第11図は、紙幣30が通貨デイスペンサ22
−1の排出口32近くで、いかにキヤリヤ190
から分離されるかを示す模式図である。キヤリヤ
190が要素66の上を摺動するときに、舌状部
材194は取去部材124に平行方向に、そして
その上に移動を続け、それと同時に紙幣30(第
11図にはない)も舌状部材194の下にあつて
同じ方向に移動を続ける。最後に、舌状部材(第
11図は194−1として示してある)はキヤリ
ヤの方向に押戻されて後巻取リール82に巻取ら
れる。分離した紙幣30は前述したように排出口
32から排出される。
第12図は、以下に説明することを除いてデイ
スペンサ22−1(第3図乃至第5図に表わして
ある)に全体的に類似するような通貨デイスペン
サ22−2と称するこの発明の他の実施例を表わ
す。第3図乃至第5図の各要素と同じ要素につい
ては、第12図でも同じ番号が使用される。デイ
スペンサ22−2は第3図の巻取リール82、ビ
ン89及び棒76,78,80の代りに詰込箱2
06が使用される。通貨キヤリヤは、例えば帯5
8,186のように既に詳述したどのような型の
ものでもよく、第12図では番号44で示され、
106のようなドライブ・ローラと72のような
バツクアツプ・ローラとによつて詰込箱206の
中に駆動される。紙幣30がキヤリヤ44から取
去られた後に、キヤリヤ44は詰込箱206の中
に落とされて、回旋状態又は折畳み状態208に
形成される。通貨デイスペンサ22−2は、詰込
箱206が使用されたときに、供給リール60上
に米国通貨の大きさの約1000枚の紙幣を保有する
ことができるが、詰込箱206は空のキヤリヤ4
4の保管には巻取リール82(第3図)ほど便利
ではない。モータ94の出力プーリ92(第12
図)は第3図で使用されたものより短い歯型ドラ
イブ・ベルト210によつて磁気クラツチ100
(第12図には示していない)のプーリ96に動
作的に接続される。
第13図は、通貨デイスペンサ212として全
体的に指定されたこの発明の他の実施例の模式的
側面図である。デイスペンサ212は30のよう
な紙幣がそこを通して排出される排出口216を
持つ筐214を含む。同図では、筐214はサイ
ドパネル215のほとんどを取去られ、筐214
の内部を容易に表わしうるようにしている。筐2
14は便宜的に開放して筐214の内部に手を入
れ、紙幣を積込むことができるようにした21
8,220のような従来のエンドパネルを持ち、
前述したように、従来通りに個々のATT20に
運送するために閉じられて、ロツクされる。
通貨デイスペンサ212(第13図)用の通貨
キヤリヤは224,226のような複数の蝶番部
分を持つエンドレス・キヤリヤ222から成り、
該キヤリヤ222に折り目をつけて複数のフアン
ホールド228,230を形成する。1枚の紙幣
30は図示のように、各フアンホールド230の
1つに置かれる。筐214の中には従来通りに互
いに平行に離して設置された案内232,234
が設けられ、図示のようにその間にキヤリヤ22
2のフアンホールド228,230を収容する。
第13図に表わされているような位置にあるとき
には、キヤリヤ222は第13図の面に直角な方
向に延びる幅を有する。紙幣30の幅は第13図
に見られ、それら紙幣の長さは第13図の面に直
角な方向に延びる。
紙幣30の先端236((排出口216の方に
向つて)は送りローラ238,240の間を通過
しようとしているところであり、その後第13図
に表わされている紙幣30−1のように、排出口
216を通して排出される。通過カウンタ50
(第1図)はLED242のような光源と従来通り
に制御装置28(第1図)に接続されているそれ
と共同する受光部材244とから成り、排出した
紙幣の数を計数表示を制御装置28に与える。デ
イスペンサ212は、更に第3図において既述し
た取去部材124の作用と同じ作用を実行する取
去部材246を含む。取去部材246はすきとう
る又は透明プラスチツク材料で作られ、紙幣30
がないときにはLED242からの光を通しうる
ようにし、又は取去部材246を金属のような不
透明材料で作り、そこに整列された溝(図示して
いない)を設け、そこを通してLED242から
の光を通過させうるようにしてデイスペンサ21
2から排出された紙幣の計数を行うようにしても
よい。
筐214(第13図)の中でキヤリヤ222を
移動する装置はそこから延長するドライブ・プー
リ250を持つモータ248と、ドライブ・ロー
ラ252及びバツクアツプ・ローラ254とを含
む。各ローラ238,240,252,254は
円筒形状であり、キヤリヤ222をその間に握る
ように、弾力性又はゴム状表面を持つローラ24
0は弾力性バイアスがかけられてローラ238に
当接し、ローラ254は弾力性バイアスがかけら
れてドライブ・ローラ252に当接する。ドライ
ブ・ローラ252は第13図に模式的にのみ表わ
されている従来の磁気回転クラツチ260の出力
部材258によつて時計方向(第13図でみて)
に回転する駆動軸256を持つ。磁気回転クラツ
チ260は該クラツチ260に一定の回転運動を
与えるモータ248の出力プーリ250に動作的
に接続される。クラツチ260が付勢すると、常
にモータ248から与えられる一定の回転運動は
第13図には点線262でのみ表わしてある従来
の接続部材を用いてドライブ・ローラ252の駆
動軸256に伝えられる。
クラツチ260(第13図)が制御装置28
(第1図)によつて付勢されたときに、ドライ
ブ・ローラ252が回転する。ドライブ・ローラ
252が回転すると、ローラ238とローラ25
2との間にあるキヤリヤ222の部分264が第
13図の左方向に移動する。これは紙幣30の先
端236をローラ238とローラ240との間に
移動し、キヤリヤ222がローラ238の回りに
移動したときに、紙幣30を筐214の排出口2
16の外に移動させる。取去部材246は30−
1のような紙幣を排出口216から排出する案内
を容易にする。例えば、部分266のようなキヤ
リヤ222の部分がドライブ・ローラ252の回
りを通過した後、無造作に筐214の領域268
に押込まれ、平案内232,234の間にある残
りのフアンホールド228,230に累積圧力を
及ぼして、230のように第13図の右の方にフ
アンホールドを移動する。
キヤリヤ222は、前述したように、透明プラ
スチツク材料で作られ、その厚さは約0.001イン
チ(約0.0254mm)である。デイスペンサ212
は、デイスペンサから水平方向に紙幣30を排出
するのに好ましい位置に表わしているが、デイス
ペンサ212の排出口216は上方に傾斜して第
13図の位置からその角度を45度近く変えてもま
だ有効に働く。キヤリヤに対して紙幣30を添付
する上述のどの装置(例えば、第6図及び第8図
に表わすような)を使用しても、紙幣30を机上
から上方に排出するようにデイスペンサ212に
対する応用を述べた上記の45度以上の傾斜角を許
しうるであろう。
次に、上記したこの発明の実施例の利点を列挙
する。
(1) 信頼性をもつて所定の紙幣枚数を排出するこ
とができ、そのため、リジエクト・ホツパ及び
ATT内のそれに関連する機構を設ける必要が
ない。
(2) この通貨デイスペンサに対する紙幣の積載は
自動化された装置によつて中央オフイスで行う
ことができる。
(3) この通貨デイスペンサはATTに配るために
中央オフイスで紙幣を積載した後では、盗難を
防止しうる独立したユニツトである。
(4) この通貨デイスペンサは銀行で金銭出納係が
使用することもでき、顧客に渡す通貨の計数を
容易にする。
(5) この通貨デイスペンサは古い又は使い古した
通貨や、又は寸法又は形状の異なる通貨でも取
扱うことができ、正確な排出動作を行うことが
できる。
(6) この通貨デイスペンサは再使用可能である。
(7) この通貨デイスペンサはキヤリヤ装置から各
紙幣を引きはがす積極的な装置を持ち、排出さ
れた紙幣の数の監視を容易にする。
(8) この通貨デイスペンサは紙幣又は多種の記録
部材を排出するための安価且つ正確な装置を提
供する。
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