JP2605906B2 - 袋搬出装置 - Google Patents

袋搬出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動販売機に搭載するなどして客が一度に
複数本の商品を纏め買いした際に、商品持ち帰り用の携
帯袋を一枚ずつ客に提供する袋の搬出装置に関する。
〔従来の技術〕
ビールなどの大形商品の自動販売機を対象として機内
に袋の搬出装置を搭載し、一度に複数本の商品を纏め買
いした客に対し商品持ち帰り用の携帯袋を一枚ずつ提供
サービスするようにしたものが一部で実用化されてい
る。
かかる袋の搬出装置として、従来の装置では、ロール
状に巻回したポリエチレン製の連帳式平形袋をケース内
に収容しておき、該連帳ロールから引き出した袋を送り
ローラ機構を介して袋取出口へ向けて繰り出し、その搬
送経路上に配置したカッタ機構で袋をミシン目に沿い一
枚ずつ切り離して上で袋取出口へ取り出すすように構成
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記した従来の袋搬出装置では、連帳ロー
ルから袋を一枚分ずつ繰り出してピッチ送りし、さらに
カッタ機構を操作するなどの工程が必要であり、このた
めの機構,制御系が複雑で装置が高価となる他、ここで
手提げ用袋を採用するとすると連帳式袋が特注品となる
ので袋自身のコストも嵩む。しかも、袋を補充する際に
は、新しい連帳ロールをケース内にセットした上で、ロ
ールより引出した袋を搬送経路に沿って搬送ローラ,カ
ッタ機構などの間に引き回す作業が必要であり、その管
理が厄介である。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、客
に提供する携帯袋として、従来の連帳式袋に変えて入手
し易い平袋,ないし手提げ付き袋の袋束を採用し、かつ
複雑な制御系を必要とすることなく簡易な機構でケース
内に収納した袋束から袋を一枚ずつ払い出すことができ
るようにした袋搬出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため請求項1記載の発明は、
下端に袋取出口を開口したケースの内部には、袋束の頂
部に穿った掛け穴に通して袋束を吊り下げ保持する掛け
止め用フックと、前記フックの下方に配備したフリーホ
イール機構を内蔵した送りローラと、該送りローラに対
向してばね付勢された押え板とを備え、前記フックに掛
け止めして吊り下げた袋束を送りローラと押え板との間
に押え込み、この状態で送りローラの回転操作により送
りローラに接した袋を一枚ずつフックより切り離して袋
取出口へ送出するように構成し、前記送りローラの回転
操作をフックより切り離された袋の先端が袋取出口から
突き出した位置で停止するように定め、前記フックから
切り離された袋を送りローラにより保持することを特徴
とする。
また、請求項2記載の発明は、上部左右に手提げ帯を
残して中央部分が切り抜かれたU形袋を対象に、多数枚
のU形袋を重ねてケース内に一括収容した袋束から袋を
一枚ずつ払い出す袋搬出装置において、下端に袋取出口
を開口したケースの内部には、袋束を二つ折りに畳んで
懸架するとともに下端を支点としてケース外に傾倒する
衝立状の袋束支持板と、該袋束支持板に設けられ、その
袋束支持板の下端側に位置してケース内方向に突出する
袋束の掛け止め用フックと、前記袋束支持板の下方に位
置して左右に振り分け配備したフリーホイール機構を内
蔵した一対の送りローラと、該送りローラに対向してば
ね付勢された押え板が取付けられ、下端を支点として傾
倒するケース蓋とを備え、前記袋束支持板をケース外に
傾倒した状態でU形袋のミシン目入り頂部切り残し部に
穿った掛け穴をフックに掛け止めしてから袋束支持板を
衝立状にケース内に戻すことにより前記袋束を袋束支持
板に懸架し、前記ケース蓋を閉じることにより袋束支持
板から垂れ下がった袋束の左右両端部を押え板によって
送りローラに押し付け、この状態で送りローラの回転操
作により送りローラに接した袋を一枚ずつミシン目より
切り離して袋取出口へ送出するように構成し、前記送り
ローラの回転操作をフックから切り離された袋の先端が
袋取出口から突き出した位置で停止するように定め、前
記フックから切り離された袋を送りローラにより保持す
ることを特徴とする。
ここで、前記の各構成における送りローラは、袋搬出
指令を受けて回転する駆動モータ,ないし手動操作式の
回転駆動機構に連結して自動,ないし手動で操作するよ
う構成することができる。
また、袋束をケース内に補充セットする際の便宜を図
るために、前記構成における押え板はケース蓋の内面に
装着しておくのが好ましい。
〔作用〕
上記構成の装置で使用する袋は、例えばポリエチレン
製の平形袋,ないしは手提げ付きのU形袋であり、袋束
の頂部に穿った掛け穴を掛け止め用フックに掛けてケー
ス内に吊り下げるか、あるいは袋束を二つ折りに畳んで
衝立状の支持板に懸架し、さらに袋束の自由端側部分を
送りローラと押え板との間に押え込んで収納セットす
る。
この状態で袋搬出指令に基づくモータ駆動,ないしは
手動ハンドル操作により送りローラを定方向に回転操作
すると、送りローラのローラ面に接している一枚目の袋
が下向きに扱かれ、その際に加わる力でフックに掛けた
袋が一枚ずつフックより切り離され、さらにローラの送
り動作でケースの袋取出口へ送出される。なお、この際
のローラ送り動作は袋の先端がケースの袋取出口より多
少突き出したところで停止する。続いてケースの袋取出
口より外方に突出した袋の先端を客が掴んで下方に引っ
張ると、送りローラに組み込まれたフリーホイール機構
が働いて送りローラが空回りし、袋がそのまま外方に抜
き取れる。なお、一枚目の袋が送りローラに接して直接
扱かれる際に二枚目以降の袋にも多少の力が加わるが、
袋(ポリエチレン製)同士の間の摩擦係数は小さいの
で、これによって二枚目以降の袋がフックから切り離さ
れることはない。
また、U形袋用の装置では特に送りローラがU形袋の
左右両端部(手提げ帯の位置に対応する)と当接するよ
う左右に二分割されているので、袋の搬出過程で送りロ
ーラがU形袋の上部切り抜き部分を通じて二枚目の袋に
接触するおそれはなく、これにより余分な袋の搬出が回
避できる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、第1図,第2図は本発明一実施例の構造を示すもの
であり、図において、1は縦長な箱体として成る袋の収
納ケース、2はケース内に袋束を補充する際に開放する
開閉可能なケース蓋であり、ケース1の下面には袋取出
口3が開口している。また、ケース内の上部には袋束を
一括して吊り下げる掛け止め用フック4が、また下方に
はばね部材5を介してケース内方へ付勢された押え板6,
および送りローラ7が互いに向き合って設置されてい
る。そして、送りローラ7は駆動軸8,減速歯車9を介し
て駆動モータ10に連結されている。なお、駆動モータ10
は販売動作に関連して与えられる袋搬出指令で運転制御
される。
ここで、前記の押え板6は第3図,第4図に示すよう
に開閉蓋2の内面にばね部材5を介して取付けた方形状
の板である。また、送りローラ7は、第5図に示すごと
く、表面が摩擦係数の高いゴム層7aで作られたものであ
り、さらにローラ内部には駆動軸8との間に爪車11とラ
チエット爪12を組合わせたフリーホイール機構22が組み
込まれている。
次に前記の搬出装置で使用する袋を第6図に示す。す
なわち、袋13は例えばポリエチレンフィルムで作られた
平形袋であり、その頂部中央には小穴の掛け穴14が穿っ
てあり、かつ穴14と袋の上縁との間に第7図で示すよう
にミシン目15が入っている。したがって、前記した掛け
穴14にフック4に通して袋13を吊り下げ支持し、この状
態で図示のように袋13を僅かな力を加えて下方に引っ張
ると、ミシン目15に沿った部分が容易に破断し、袋13が
フック4から切り離される。
次に前記構成による袋の搬出動作を第8図(a)〜
(e)により説明する。まず、多数枚の平袋13を重ねた
袋束をケース1内に収納セットするには、ケース蓋2を
開いた状態で袋束の掛け穴14をケース1の後壁に取付け
たフック4に通して吊り下げ支持し、次にケース蓋2を
閉じて袋束を押え板6と送りローラ7との間に押え込
む。
次に(a)図の待機状態から袋の搬出指令が与えられ
ると、第2図に示した駆動モータ10が始動して送りロー
ラ7を(b)図のように矢印P方向に回転駆動する。こ
れにより送りローラ7と接する一枚目の袋13がローラと
の間で働く摩擦力により下方に扱かれ、その際の引張り
力で第7図で述べたように袋12の頂部に穿った掛け穴14
がミシン目15に沿って破断し、フック4より切り離され
て下方にローラ送りされる。そして(c)図のように一
枚目の袋13の先端がケース1の袋取出口3よりある程度
突き出したところで、駆動モータ10が停止する。続いて
(d)図のようにケース1の取出口3から突き出た袋13
の先端部を客が掴んで下方へ引っ張ると、送りローラ7
が第5図に示したフリーホイール機構22の働きで空回り
し、(e)図のようにケース外に引き出される。同時に
ケース内に残る袋束は背後からばね付勢により押え板6
で押圧され、二枚目の袋が送りローラ7に押し付けられ
た状態で再び待機状態に戻る。以下同様にして各搬出指
令ごとに袋13が一枚ずつ払い出される。
なお、前記した袋の搬出動作を確実に行うには、送り
ローラ7と袋13との間に作用する摩擦係数を、袋同士,
および袋13と押え板6との間の摩擦係数よりも大に設定
するとともに、送りローラ7との間の引張摩擦力で一枚
目の袋13の掛け穴14が破断してフック4から容易に切り
離されるように、押え板6を押圧付勢するばね部材5の
ばね力を適正に設定するものとする。
次に前記実施例の一部を変えた応用実施例について述
べる。
まず、第9図,第10図はケースに対する応用実施例で
あり、ケース蓋2はその一端がケース1にヒンジ2aを介
して開閉式に取付けられており、さらに開閉蓋2の内面
にはそれ自身が板ばねとして作られた押え板6が取付け
てある。かかる構成でケース蓋2を開放して袋束をケー
ス内に装備したフック4に吊り下げ支持し、ここで開閉
蓋2を閉じると、同時に袋束が一括して送りローラ7と
押え板6との間に押え込まれることになる。
また、第11図,第12図はそれぞれ手動操作式による送
りローラの回転駆動機構16を示すものである。第11図の
構成では、送りローラ7の駆動軸8は大小の歯車からな
る歯車機構17と、該歯車機構17に連結した揺動式の操作
レバー18と、操作レバー18に取付けた復帰ばね19との組
合せから成り、操作レバー18の先端がケース1の前方に
突出している。かかる構成で、図示状態から操作レバー
18を手動で引き下げると、歯車機構17を介して送りロー
ラ7が定方向に回転駆動される。また、操作レバー18を
引き下げた後に手を離すと復帰ばね19でレバー18が復帰
するが、この復帰の際には第5図で述べたフリーホイー
ル機構22が働き、送りローラ7は逆回転せずに操作レバ
ー18が戻る。
また、第12図の実施例では、第11図の実施例における
歯車機構17の代わりにラック20とピニオン21を組み合わ
せたものであり、ラック20に操作レバー18が連結してあ
る。
次にU形袋に対応する本発明の実施例を第13図ないし
第18図により説明する。まず、第13図(a),(b)は
それぞれU形袋を畳んだ未使用状態,搬出後の使用状態
を表しており、U形袋23には上部左右の手提げ帯23a,お
よび左右の手提げ帯23aの間にまたがるミシン目23b付き
の切り残し部23cを残して上部中央が切り抜いてあり、
かつ前記切り残し部23cには左右二箇所に掛け穴23dが穿
孔されている。かかるU形袋23は第6図に示した平形袋
13と比べて袋の全長寸法Lが大であり、U形袋23をその
まま前記実施例(第1図)と同様にケース内に吊り下げ
たとすると、ケース1が大形化する。
そこで第14図,第15図で示す実施例では、袋収納ケー
ス1の内部に、ケース蓋2の内面側にばね5で背後より
押圧付勢された押し板6、該押し板6に対向する送りロ
ーラ7とともに、ケース内の上部には袋束を懸架する衝
立状の支持板24が設けてある。この支持板24は、ケース
内に収容した実線位置では適宜の固定手段(図示せず)
で縦姿勢に保持され、袋の補充時にはケース蓋2と同様
に、下端のヒンジ24aを支点としてケース外へ向け鎖線
で示した引出し姿勢の位置に開放できるように取付けら
れており、さらに支持板24の裏面側の下部中央には先記
した実施例と同様に袋束を一括して掛け止めする2本の
フック4が植設されている。また、送りローラ7は、第
14図に明示されているように駆動軸8の軸上で一対のロ
ーラ71と72を左右に振り分けて配備した二分割構造のロ
ーラであり、各分割ローラ71,72には駆動軸8との間に
第5図で述べたと同様なフリーホイール機構22が組み込
まれている。また、送りローラ7の駆動軸8は第2図,
あるいは第11図,第12図と同様に駆動モータないし手動
操作式の回転駆動機構に連結されている。
次に前記構成によるU形袋23の搬出動作について説明
する。まず、ケース1に袋を収納セットするには、最初
に第16図のようにケース蓋2を開放し、さらに支持板24
を前方に倒す。続いてU形袋23の袋束を支持板24の上に
載せ、この状態でフック4に第13図(a)に示した袋23
の掛け穴23dを掛け止めする。次に支持板24を立ててケ
ース内に押し戻してケース蓋2を閉れば第17図の状態と
なる。すなわち、袋束は二つ折りに畳まれて支持板24に
懸架され、かつ支持板24の前面から下方に垂れ下がった
自由端側で袋束の左右両端部が送りローラ7と押し板6
との間に押え込まれる。この状態の正面図を第18図に示
す。
ここで、駆動モータないし手動式回転駆動機構を介し
て送りローラ7を定方向に回転操作すると、送りローラ
7の送り動作により該ローラ7に接した一枚目の袋23が
下方に扱かれ、その際に袋に働く力によりU形袋23は頂
部の切り残し部23aをフック4側に残してミシン目23bに
沿って切り離された上でケースの袋取出口3へ向けてロ
ーラ送りされる。その後の袋取り出し操作は第8図で述
べたと同様である。しかも、前記のローラ送り過程で
は、ローラ7の分割ローラ71,72がU形袋23の手提げ帯2
3aに対応する左右両端部と接触するので、中央の切り抜
き部を通じてその背後に重なっている二枚目の袋に接触
しない。これにより二枚目の袋にローラ7の送り動作が
加わることなく、各回ごとに一枚ずつ袋を確実に払い出
すことができる。また、袋束はケース1内で二つ折りに
畳まれた形で支持板24に懸架されるので、袋の長さ寸法
L(第13図(a)参照)に比してケース1の縦寸法を小
形化できる。
〔発明の効果〕
本発明による袋搬出装置は、以上説明したように構成
されているので、次記の効果を奏する。
(1)持ち帰り商品の携帯袋として、従来装置のように
特注品の連帳ロールを使用することなく、一般市販品と
して入手が可能な平形袋,ないしU形袋の袋束をそのま
ま使用して客に提供できる。
(2)袋の搬出時には連帳式の袋のような複雑な繰り出
し機構,制御系が必要なく、単に送りローラを駆動モー
タ,ないし手動レバーなどで回転操作するだけの簡単な
機構で袋を一枚ずつ確実に払い出すことができ、また、
フックから切り離された袋は袋取出口から突出した状態
で停止して保持されるので、客が袋を掴んで抜き取るタ
イミングを得ることができ、未だ送りローラが回転中
(一枚目の袋の送り出し中)に客により袋が抜き取られ
てしまうことによって次の袋が送りローラに接してフッ
クから切り離されてしまうことを防止できる。
(3)また、袋を補充する場合でも、任意の枚数を追加
補充でき、かつその作業は袋をケース側のフックに掛け
止めして吊り下げるだけであり作業が極簡単で済む。
(4)特に手提げ用のU形袋に対応する装置として、ケ
ース内に袋束を二つ折りに畳んで懸架する支持板,およ
び左右二分割構造の送りローラを設けたことにより、長
さ寸法が大であるU形袋を小形なケースに収容できる
他、袋の中央切り抜き部との干渉なしに袋を一枚ずつ確
実に搬出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明一実施例の構成を示す縦断側面
図,および正面図、第3図,第4図は押え板の側面図,
および正面図、第5図は送りローラ内部のフリーホイー
ル機構図、第6図は袋の外形図、第7図は第6図の部分
拡大図、第8図(a)〜(e)は袋搬出動作の説明図、
第9図はケースの応用実施例の構成断面図、第10図は第
9図のケース蓋開放状態の外形図、第11図,第12図はそ
れぞれ手動操作式の送りローラ回転駆動機構の構成図、
第13図(a),(b)はU形袋の未使用,および使用状
態図、第14図,第15図はそれぞれU形袋搬出用に対する
実施例のケース内部機構を示す斜視図,側面図、第16
図,第17図はそれぞれ袋束の補充時,補充後の状態図、
第18図はU形袋の搬出動作説明図である。図において、 1:袋収納ケース、2:ケース蓋、3:袋取出口、4:フック、
5:ばね、6:押え板、7:送りローラ、71,72:分割ローラ、
10:駆動モータ、13:平形袋、14:掛け穴、15:ミシン目、
16,17:手動操作式回転駆動機構、22:フリーホイール機
構、23:U形袋、23a:手提げ帯、23b:切り残し部、23c:掛
け穴、24:支持板。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚の平形袋を重ねてケース内に一括収
    容した袋束から袋を一枚ずつ払い出す袋搬出装置におい
    て、下端に袋取出口を開口したケースの内部には、袋束
    の頂部に穿った掛け穴に通して袋束を吊り下げ保持する
    掛け止め用フックと、前記フックの下方に配備したフリ
    ーホイール機構を内蔵した送りローラと、該送りローラ
    に対向してばね付勢された押え板とを備え、前記フック
    に掛け止めして吊り下げた袋束を送りローラと押え板と
    の間に押え込み、この状態で送りローラの回転操作によ
    り送りローラに接した袋を一枚ずつフックより切り離し
    て袋取出口へ送出するように構成し、前記送りローラの
    回転操作をフックより切り離された袋の先端が袋取出口
    から突き出した位置で停止するように定め、前記フック
    から切り離された袋を送りローラにより保持することを
    特徴とする袋搬出装置。
  2. 【請求項2】袋の上部左右に手提げ帯を残して中央部分
    が切り抜かれたU形袋を対象に、多数枚のU形袋を重ね
    てケース内に一括収容した袋束から袋を一枚ずつ払い出
    す袋搬出装置において、下端に袋取出口を開口したケー
    スの内部には、袋束を二つ折りに畳んで懸架するととも
    に下端を支点としてケース外に傾倒する衝立状の袋束支
    持板と、該袋束支持板に設けられ、その袋束支持板の下
    端側に位置してケース内方向に突出する袋束の掛け止め
    用フックと、前記袋束支持板の下方に位置して左右に振
    り分け配備したフリーホイール機構を内蔵した一対の送
    りローラと、該送りローラに対向してばね付勢された押
    え板が取付けられ、下端を支点として傾倒するケース蓋
    とを備え、前記袋束支持板をケース外に傾倒した状態で
    U形袋のミシン目入り頂部切り残し部に穿った掛け穴を
    フックに掛け止めしてから袋束支持板を衝立状にケース
    内に戻すことにより前記袋束を袋束支持板に懸架し、前
    記ケース蓋を閉じることにより袋束支持板から垂れ下が
    った袋束の左右両端部を押え板によって送りローラに押
    し付け、この状態で送りローラの回転操作により送りロ
    ーラに接した袋を一枚ずつミシン目より切り離して袋取
    出口へ送出するように構成し、前記送りローラの回転操
    作をフックから切り離された袋の先端が袋取出口から突
    き出した位置で停止するように定め、前記フックから切
    り離された袋を送りローラにより保持することを特徴と
    する袋搬出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の袋搬出装
    置において、送りローラは袋搬出指令を受けて回転する
    駆動モータに連結されていることを特徴とする袋搬出装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の袋搬出装
    置において、送りローラは手動操作式の回転駆動機構に
    連結されていることを特徴とする袋搬出装置。
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