JP3018785B2 - 自動販売機の袋搬出装置および袋 - Google Patents

自動販売機の袋搬出装置および袋

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アイスクリーム自動販
売機,ビール自動販売機などに搭載し、販売動作に合わ
せて販売された商品の持ち帰り用袋を1枚ずつ自動的に
払い出して利用客に提供する袋搬出装置,および該袋搬
出装置に適用する袋に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記のアイスクリーム自動販売機,ビー
ル自動販売機などでは、特に複数の商品を纏め買いした
場合など、販売された商品を手に持って運ぶのが困難で
あることから、利用客へのサービス策として、商品販売
に合わせて商品持ち帰り用の袋を1枚ずつ提供するよう
にした自動販売機の袋搬出装置の開発が現在進められて
いる。
【0003】一方、自動販売機内に収納した袋束から指
令に基づき袋を1枚ずつ切出して袋取出口に払い出すよ
うにした袋搬出装置が、本特許出願人と同一出願人より
特願平2−9795号として既に提案されている。この
袋搬出装置は、多数枚の平形袋を重ねてケース内部のフ
ック棒に吊り下げた袋束を、爪車とラチエット爪との組
合わせからなるフリーホイール機構を内蔵した送りロー
ラと押え板との間に挟さみ込み、この状態で袋払出指令
に基づき送りローラを回転駆動することにより、袋が1
枚ずフック棒から切り離れてケースの底部に開口した袋
取出口から袋の先端が覗くように送出される。そして、
客が袋の先端を摘んで手前に引っ張ると、前記送りロー
ラのフリーホイール機構が空回りして袋が自由に引き出
せるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した袋
搬出装置では、送りローラがフリーホイール機構を内蔵
しているために構造が複雑でコスト高となる難点があ
る。本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、
その目的は簡易な機構で客が袋を楽に引き出せるように
した自動販売機の袋搬出装置、および当該袋搬出装置に
適用する袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の袋搬出装置は、底部に袋払出口が開口した
袋束収納ケースと、該ケース内の上部に設けた袋束吊り
下げ用のフック棒と、袋払出口の近傍に設置した送りロ
ーラと、袋払出指令に基づいて送りローラを回転駆動す
るモータと、前記送りローラに並置配備したガイド部材
と、フック棒に吊り下げた袋束を前記ガイド部材との間
に挟み込んで背後から送りローラに押し当てる付勢ばね
付きの可動押え板とからなり、かつ前記の送りローラは
その周面一部をカットした断面D字形ローラとなし、袋
払出し動作の終了時点でローラのカット面が袋束に向く
ように送りローラを駆動制御するよう構成するものとす
る。
【0006】また、前記の実施態様して、次記のような
構成がある。 (1)ガイド部材をフック棒に吊り下げた袋束と平行し
て上下一列に並ぶ複数個のガイドローラで構成する。 (2)ガイド部材を袋束と平行に配備したガイド板, あ
るいは袋束収納ケース自身の壁で構成する。
【0007】(3)前項(2)のガイド部材の壁面に対
し、送りローラの下流側周域に袋巻き込み防止用の凹所
を形成する。 (4)可動押え板に、送りローラと向かい合わせに対向
する追従ローラを設ける。 (5)前項(4)において、可動押え板の送りローラと
対向する箇所にローラ窓を開口し、該窓内にローラ周面
を臨ませて追従ローラを回転フリーに取付ける。
【0008】(6)袋束収納ケースを自動販売機の前面
扉の裏面に取付け、該前面扉には商品取出口と並べて袋
束収納ケースの袋払出口に通じる袋取出口を形成する。
一方、前記袋搬出装置に適用する本発明の商品持ち帰り
用の袋は、平形袋の上端部に把手用スリット,およびフ
ック棒に通す掛け止め穴を有し、かつ該穴と袋の上縁と
の間に引き裂き用スリットを入れて構成するものとす
る。
【0009】
【作用】上記の構成において、商品の持ち帰り用袋(例
えばポリエチレン製の平形袋)を機内に設置の袋搬出装
置に装填セットするには、まず自動販売機の前面扉を開
放した状態で扉の裏面に取付けた袋束収納ケースの蓋を
開き、ケース内のフック棒に袋束の各袋に穿孔した掛け
止め穴を通して吊り下げ、さらに袋束の自由端を押え板
とガイド部材,送りローラとの間に挟み込む。なお、待
機状態では送りローラ(周面一部をカットした断面D字
形のローラ)のカット面が袋束に向かい合って停止して
いる。
【0010】この状態で、自動販売機の商品販売動作に
合わせて袋搬出装置に袋払出指令を与える(袋払出指令
は商品の販売動作ごとに自動的に与えるか、あるいは客
の釦操作で与える方式がある)と、モータの駆動で送り
ローラが定方向に回転を開始する。これにより、ローラ
の周面に接する袋束の1枚目の袋は、ローラとの間の摩
擦力による下向きの扱き力を受け、フック棒に通した掛
け止め穴の部分でスリット(例えばミシン目)が引き裂
かれてフック棒より切り離されるとともに、さらに下方
へローラ送りされる。そして、送りローラが1回転する
間に袋の先端がケースの袋払出口より多少突き出して自
動販売機の前面扉の袋取出口より覗き出るようになり、
同時に送りローラは1回転したところで停止する。ま
た、この払出動作の終了時点では待機状態と同様に送り
ローラのカット面が袋に向かい合うようになりので、送
りローラによる袋の拘束が解除される。したがって、客
が袋取出口から突き出した袋の先端を摘んで手前側に引
っ張れば、殆ど抵抗なく袋を自由に引き出すことができ
る。なお、送りローラの回転に伴って袋束の2枚目以降
にも多少の扱き力が加わるが、袋同士の間に働く摩擦力
は小さいので、2枚目以降の袋がフック棒から切り離さ
れることはなく、1回の搬出動作では1枚の袋が払出さ
れることになる。そして、袋搬出の進行に連れて袋の残
り枚数が次第に減っていくと、これに追随する形でばね
付勢された可動押え板が残りの袋束を送りローラに向け
て背後から押圧する。これにより最後の一枚まで全ての
袋を確実に搬出することができる。
【0011】また、送りローラに並置した袋束のガイド
板,ないしケース壁に対し、送りローラの下流側周域で
壁面に凹所(窪み)を形成しておくことにより、袋搬出
動作の際に送りローラに絡み付こうとする袋の動きに対
してこの凹所が送りローラより離脱する逃げとして機能
し、これにより袋の先端がローラとガイド部材との間の
狭い隙間に引き込まれてその場に詰まってしまうといっ
た搬出トラブルの発生が回避される。
【0012】さらに、送りローラに対向して可動押え板
に設けた追従ローラは、ケース内にセットした袋束が全
て搬出された残り枚数ゼロの状態で送りローラを回転し
た際に、送りローラの駆動モータがモータロックするの
を防ぐように働く。すなわち、ケース内で袋が品切れの
状態になると送りローラと可動押え板との間には袋が無
くなるので、この状態で仮に可動押え板に追従ローラを
備えてないと、背後からばね付勢を受けた押え板の板面
が送りローラに直接当接して押圧する。しかも可動押え
板はビニール製の袋と異なって摩擦係数が大きく、この
ために送りローラを回転駆動しようとしても断面D字形
の送りローラは可動押え板に拘束されて回転できず、結
果として送りローラの駆動モータがモータロックし、こ
れが原因で駆動モータが故障して自動販売機本体の商品
販売にも支障を来するおそれがある。かかる点、送りロ
ーラに対向して可動押え板に追従ローラを設けておけ
ば、袋の残り枚数がゼロになった状態で送りローラを回
転駆動しても、送りローラと回転フリーな追従ローラと
が接触し合うので、送りローラの回転を拘束することが
なくモータロックが回避される。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、図1は袋搬出装置の構成を示すものである。
図において、1は袋束収納ケース、1aはケース1の後
面に設けてケースに掛け止めされる開閉蓋であり、ケー
ス1の底部には袋払出口1bが開口している。また、ケ
ース内の上部には袋2の束(以下「袋束」と称する)を
一括して吊り下げ支持するフック棒3が、ケース内の下
部には前記袋払出口1bの近傍に位置して袋束と対向す
る送りローラ4が設置してあり、さらにフック棒3に吊
り下げた袋束を前後から挟み込むように前後にガイドロ
ーラ5,およびばね6で付勢された可動押え板7を備え
ている。なお、送りローラ4,ガイドローラ5は複数個
に分割した上で袋2の幅方向に架け渡した軸上に分散し
て取付けてある。
【0014】ここで、前記の送りローラ4は周面一部を
カットした断面D字形のローラとしてなり、前記ケース
1の内部を横切るように配置してその軸端がケース1の
側面に取付けた減速歯車内蔵の駆動モータ8に連結され
ている。また、ガイドローラ5は袋束を定位置に案内保
持する役目を果たすもので、送りローラ4の上方に上下
一列に並べて回動自在に軸支これている。さらに、可動
押え板7は付勢ばね6とともにケース1の蓋1aに取付
けられており、蓋1aを開くと可動押え板7が一緒にケ
ースから引き出されるようになる。
【0015】一方、当該袋搬出装置に適用する商品持ち
帰り用袋の構造を図3に示す。すなわち、袋2は図3
(a)のような平形袋であり、その上端部には把手用の
スリット2a,および左右2箇所に先記したフック棒3
に通す掛け止め穴2bがあらかじめ加工されており、さ
らに掛け止め穴2bと袋の上縁との間には(b)図で示
すような引き裂き用のスリット2c(例えばミシン目)
が入れてある。
【0016】次に、前記構成による袋の搬出動作を図2
について説明する。なお、(a)図は待機状態,(b)
図は袋払出動作の途中状態、(c)図は払い出した袋の
取出し状態を表している。まず、袋2をケース1に装填
セットするには、図1に示したケース蓋1aを開いた状
態で、袋束を単位に、袋2に穿孔した掛け止め穴2bを
フック棒3に差し込んで吊り下げた後、蓋1aを閉じて
袋束をガイドローラ5と可動押え板7との間に挟み込
む。なお、(a)図の待機状態では送りローラ4がカッ
ト面を袋束に向けて停止ている。この状態で袋搬出装置
に袋払出指令を与えると、駆動モータ8が始動して送り
ローラ4を反時計方向に回転させる。これにより、送り
ローラ4の周面と接する袋束の1枚目の袋2に下方への
扱き力が加わり、袋2はフック棒3に通した掛け止め穴
2bがスリット2cに沿って引き裂かれて(図3(b)
参照)フック棒3から切り離れ、(b)図のように下方
へローラ送りされる。そして、送りローラ4が1回転す
る間に袋2の先端がケース1の袋払出口1bより多少突
き出すようになる。また、送りローラ4が1回転する
と、図示されてない自走カムスイッチなどの制御で駆動
モータ8が停止し、送りローラ4は(c)図のようにカ
ット面が袋2と向かい合った状態に戻る。つまり、袋払
出口1bに払い出された袋2と送りローラ4との間の拘
束が解除される。したがって、(c)図のように袋払出
口1bから突き出た袋2の先端を掴んで前方に引き出す
と、袋2は送りローラ4の拘束を受けずに殆ど抵抗なし
にケース外に引き出せるようになる。以下、袋払出指令
が与えられる度に袋が1枚ずつ払いだされる。なお、袋
2の払出し動作の進行に連れてケース内に残る袋束の枚
数が減ると、これに対応してはばね付勢を受けた可動押
え板7が袋束を前方に押し出す。
【0017】また、図1の実施例では、袋束を定位置に
支えるガイド部材としてガイドローラ5を使用している
が、ガイドローラの代わりに袋束と平行に配備したガイ
ド板を設置するか、あるいは袋束収納ケース1自身の壁
を利用して実施することもできる。なお、前記一連の袋
払出動作を確実に行うには、送りローラ4が空回りしな
いようにローラの摩擦係数は大きいほうがよい。
【0018】次に、図4は前記構成の袋搬出装置を搭載
した自動販売機を示すものである。図において9は自動
販売機の前面扉、10は商品取出口であり、袋搬出装置
11は商品取出口10に並べて前面扉9の裏面側に装着
されており、かつ図1で述べた袋束収納ケース1の袋払
出口1bに連ねて前面扉9には袋取出口12が開口して
いる。このように袋搬出装置11を商品取出口10と並
べて自動販売機の機内に搭載することで、自動販売機の
利用客は、商品購入後に商品取出口10から取り出した
商品をほぼ同じ位置に並ぶ袋取出口12から引き出した
商品持ち帰り用の袋へその場で入れることができる。
【0019】図5は、袋搬出動作の際に袋2の先端が送
りローラ4に絡み付く搬出トラブル発生の防止策を施し
た本発明の請求項4に対応する応用実施例を示すもので
ある。この実施例においては、先記したガイド部材とし
てケース1の前壁を用いており、該壁に開口した窓1c
に送りローラ4の端面が覗いている。ここで、前記ケー
ス壁に対して送りローラ4の下流側(ローラ軸より下
側)の周域には、壁面を窪ませて形成した袋巻き込み防
止用の凹所1dが設けてある。
【0020】すなわち、ガイド部材としてのケース壁が
平坦面のままであると、特に袋束の残り枚数が多い状態
では、ばね6による押圧力が強く働いて送りローラ4と
これに接する袋2との間の摩擦が大きく作用し、このた
めに袋搬出動作時に袋2の先端がローラ4とケース壁に
開口した窓1cとの間の隙間に引き込まれてローラに絡
み付くといった搬送トラブルの発生することがある。か
かる点、図5のように送りローラ4の下流側周域でケー
ス壁に凹所1dを形成しておけば、該凹所1dが袋2の
絡み付きに対する逃げとして機能し、袋2の先端はロー
ラ4と窓1cとの間の狭い隙間へ引き込まれる以前に送
りローラ4から離脱して下方に垂れ下がるので、ローラ
への絡み付きが原因で発生する袋の搬出トラブルを確実
に防止できる。
【0021】また、図6は袋の残り枚数がゼロになった
状態でも送りローラの回転駆動を拘束しないようにした
本発明の請求項5,6に対応する応用実施例を示すもの
である。すなわち、この実施例においては、送りローラ
4と向かい合わせに並ぶように、可動押え板7に追従ロ
ーラ13が設けてある。この追従ローラ13は送りロー
ラ4と平行に配置して回転フリーに軸支したものであ
り、送りローラ4に位置を合わせて可動押え板7の板面
に開口したローラ窓7aにローラの周面一部を臨ませて
押え板の裏面側に設けた軸受(図示せず)に軸支されて
いる。
【0022】かかる構成により、ケース1内にセットし
た袋2が全て搬出されて残り枚数がゼロになると、付勢
ばね6で付勢された可動押え板7が前方に押し出されて
送りローラ4に追従ローラ13が当接するようになる。
したがって、この状態で送りローラ4を回転駆動して
も、送りローラ4は追従ローラ13に接しているので回
転が拘束されずに回転できるので、駆動モータ8のモー
タロックを引き起こすことがない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の袋搬出装置
によれば、自動販売機の利用客に対し、商品販売動作に
合わせて商品持ち帰り用袋を自動的に払い出して提供す
ることができる。また、当該装置内に組み込んだ送りロ
ーラとしては、周面一部をカットした断面D字形の単純
なローラを採用したので、従来装置のようにフリーホイ
ール機構を併用する必要がなしに安価に製作できる。
【0024】また、袋のガイド部材となるガイド板,ケ
ース壁に対して送りローラの下流側周域で壁面に窪み状
の凹所を形成しておくことにより、袋搬出動作の際に袋
がガイド壁との間の狭い隙間に引き込まれてローラに絡
み付くといった搬出トラブルを未然に回避できる。さら
に、送りローラに対向して可動押え板に回転フリーな追
従ローラを設けた構造を採用することにより、ケース内
にセットした袋束が全て搬出した残り枚数ゼロになった
状態で送りローラを回転駆動しても、送りローラの駆動
モータがモータロックされることがなくなる。これによ
り自動販売機本体での商品販売に支障を来すことなく、
ケース内にセットした袋束を最後の1枚まで余すことな
く全て確実に搬出することができる。
【0025】一方、当該袋搬出装置に適用する袋とし
て、袋の上端部に把手用スリット,およびフック棒に通
す掛け止め穴を有し、かつ該穴と袋の上縁との間に引き
裂き用スリットを入れた平形袋を用いることにより、安
価なコストで、かつ使い安く、しかも前記袋搬出装置に
よる袋払出し動作がスムーズに行えるなどの利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による袋搬出装置の構成図であ
り、(a)は装置全体の縦断側面図、(b)は一部切欠
正面図
【図2】図1の構成による袋払出し動作の説明図であ
り、(a)は待機状態図、(b)は払出し途中の状態
図、(c)は袋の引き出し状態図
【図3】図1の袋搬出装置に適用する商品持ち帰り用袋
を示し、(a)は袋全体の外形図、(b)は(a)図に
おける掛け止め穴部の部分拡大図
【図4】図1の袋搬出装置を搭載した自動販売機の正面
【図5】袋の送りローラへの絡み付き防止策を施した本
発明の応用実施例を示すものであり、(a)は袋搬出装
置の縦断側面図、(b)は(a)図における要部の部分
拡大斜視図
【図6】送りローラのモータロック防止策を施した本発
明の応用実施例を示すものであり、(a)は袋搬出装置
全体の縦断側面図、(b)は(a)図における要部部品
の斜視配置図
【符号の説明】
1 袋束収納ケース 1d 袋巻き込み防止用凹所 2 袋 2a 把手用スリット 2b 掛け止め穴 2c 引き裂き用スリット 3 フック棒 4 送りローラ 5 ガイドローラ(ガイド部材) 6 付勢ばね 7 可動押え板 7a ローラ窓 8 駆動モータ 9 前面扉 10 商品取出口 12 袋取出口 13 追従ローラ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機に搭載して、販売動作ごとに販
    売された商品を入れる持ち帰り用袋を1枚ずつ払い出す
    袋搬出装置であって、底部に袋払出口が開口した袋束収
    納ケースと、該ケース内の上部に設けた袋束吊り下げ用
    のフック棒と、袋払出口の近傍に設置した送りローラ
    と、袋払出指令に基づいて送りローラを回転駆動するモ
    ータと、前記送りローラに並置配備した袋束のガイド部
    材と、フック棒に吊り下げた袋束を前記ガイド部材との
    間に挟み込んで背後から送りローラに押し当てる付勢ば
    ね付きの可動押え板とからなり、かつ前記の送りローラ
    はその周面一部をカットした断面D字形ローラとなし、
    袋払出し動作の終了時点でローラのカット面が袋束に向
    くように送りローラを駆動制御することを特徴とする自
    動販売機の袋搬出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の袋搬出装置において、ガイ
    ド部材がフック棒に吊り下げた袋束と平行して上下一列
    に並ぶ複数個のガイドローラであることを特徴とする自
    動販売機の袋搬出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の袋搬出装置において、ガイ
    ド部材がフック棒に吊り下げた袋束と平行に配備したガ
    イド板, ないし袋束収納ケースの壁であることを特徴と
    する自動販売機の袋搬出装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の袋搬出装置において、ガイ
    ド部材の壁面に対し、送りローラの下流側周域に袋巻き
    込み防止用の凹所を形成したことを特徴とする自動販売
    機の袋搬出装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の袋搬出装置において、可動
    押え板に、送りローラと向かい合わせに対向する追従ロ
    ーラを設けたことを特徴とする自動販売機の袋搬出装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の袋搬出装置において、可動
    押え板の送りローラと対向する箇所にローラ窓を開口
    し、該窓内にローラ周面を臨ませて追従ローラを回転フ
    リーに取付けたことを特徴とする自動販売機の袋搬出装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の袋搬出装置において、袋束
    収納ケースを自動販売機の前面扉の裏面に取付け、該前
    面扉には商品取出口と並べて袋束収納ケースの袋払出口
    に通じる袋取出口を開口したことを特徴とする自動販売
    機の袋搬出装置。
  8. 【請求項8】平形袋の上端部に把手用スリット,および
    フック棒に通す掛け止め穴を有し、かつ該穴と袋の上縁
    との間に引き裂き用スリットを入れたことを特徴とする
    請求項1記載の袋搬出装置に適用する袋。
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