JP2541012Y2 - 自動販売機の商品投出口装置 - Google Patents
自動販売機の商品投出口装置Info
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- JP2541012Y2 JP2541012Y2 JP10755991U JP10755991U JP2541012Y2 JP 2541012 Y2 JP2541012 Y2 JP 2541012Y2 JP 10755991 U JP10755991 U JP 10755991U JP 10755991 U JP10755991 U JP 10755991U JP 2541012 Y2 JP2541012 Y2 JP 2541012Y2
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- Japan
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- product
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は生花などの自動販売機の
商品投出口装置に係り、商品取出し口に扉を備えたもの
に関する。
商品投出口装置に係り、商品取出し口に扉を備えたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の商品投出部は、販売
機本体の商品収納部から商品が投出される商品投出口、
投出された商品が受入れられる投出空間および投出され
た商品を購買者が取出す商品取出し口を備えている。そ
して、このような商品投出部において、商品収納部への
悪戯や商品収納部に収納された商品の盗難を防止する装
置が、例えば特開昭53ー42898号公報に記載され
ている装置が知られている。
機本体の商品収納部から商品が投出される商品投出口、
投出された商品が受入れられる投出空間および投出され
た商品を購買者が取出す商品取出し口を備えている。そ
して、このような商品投出部において、商品収納部への
悪戯や商品収納部に収納された商品の盗難を防止する装
置が、例えば特開昭53ー42898号公報に記載され
ている装置が知られている。
【0003】この公報に記載されている自動販売機は、
商品取出し口を閉塞する取出し口扉が上部を中心として
内側に向って回動可能に取付けられ、また、商品投出口
を閉塞する投出口遮蔽板が取出し口扉よりさらに奥方位
置に同様に上部を中心として回動可能に取付けられ、こ
の取出し口扉の裏面には突出して取付けられたカムロー
ラに対向するカムが前記投出口遮蔽板の表面に突出して
取付けた構造が採られている。
商品取出し口を閉塞する取出し口扉が上部を中心として
内側に向って回動可能に取付けられ、また、商品投出口
を閉塞する投出口遮蔽板が取出し口扉よりさらに奥方位
置に同様に上部を中心として回動可能に取付けられ、こ
の取出し口扉の裏面には突出して取付けられたカムロー
ラに対向するカムが前記投出口遮蔽板の表面に突出して
取付けた構造が採られている。
【0004】そして、この従来の自動販売機では、待機
時において、取出し口扉と投出口遮蔽板はともに垂直状
態となり、取出し口扉は商品取出し口を閉塞し、投出口
遮蔽板は商品投出口を開放し、商品投出後に購買者が商
品を取出すために取出し口扉を内方に向って押圧すれ
ば、前記カムとカムローラの働きにより取出し口扉が少
し開かれた時点で投出口遮蔽板が大きく回動して商品投
出口を閉塞するようになっている。。
時において、取出し口扉と投出口遮蔽板はともに垂直状
態となり、取出し口扉は商品取出し口を閉塞し、投出口
遮蔽板は商品投出口を開放し、商品投出後に購買者が商
品を取出すために取出し口扉を内方に向って押圧すれ
ば、前記カムとカムローラの働きにより取出し口扉が少
し開かれた時点で投出口遮蔽板が大きく回動して商品投
出口を閉塞するようになっている。。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造の自動販売機では、商品を取出す際に、取出し
口扉と投出口遮蔽板がともに投出空間内に入り込むよう
になるため、投出空間のうち上方のかなりの部分は取出
し口扉および投出口遮蔽板の移動用のスペースとして空
けておかなければならず、これらの部分に商品収納部か
ら投出された商品が突出していると、投出口の閉塞が円
滑に行われなくなる問題を有している。
来の構造の自動販売機では、商品を取出す際に、取出し
口扉と投出口遮蔽板がともに投出空間内に入り込むよう
になるため、投出空間のうち上方のかなりの部分は取出
し口扉および投出口遮蔽板の移動用のスペースとして空
けておかなければならず、これらの部分に商品収納部か
ら投出された商品が突出していると、投出口の閉塞が円
滑に行われなくなる問題を有している。
【0006】そこで、商品収納部から商品投出空間に投
出された商品が取出し口扉、投出口遮蔽板に干渉しない
ように、投出空間の底部を下方に下げると、投出空間容
積が大きくなるとともに商品投出後の商品の位置が下方
に下がり購買者による商品の取出しが困難になる問題が
ある。
出された商品が取出し口扉、投出口遮蔽板に干渉しない
ように、投出空間の底部を下方に下げると、投出空間容
積が大きくなるとともに商品投出後の商品の位置が下方
に下がり購買者による商品の取出しが困難になる問題が
ある。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、商品投出部から商品が投出される投出空間の全域を
商品の投出に利用でき、投出後の商品がどの位置に存在
するかにかかわらず、商品取出し口の開放および商品投
出口の遮蔽が確実にできるとともに、商品取出し口を途
中まで開放すれば、商品投出口が遮蔽される自動販売機
の商品投出口装置を提供するものである。
で、商品投出部から商品が投出される投出空間の全域を
商品の投出に利用でき、投出後の商品がどの位置に存在
するかにかかわらず、商品取出し口の開放および商品投
出口の遮蔽が確実にできるとともに、商品取出し口を途
中まで開放すれば、商品投出口が遮蔽される自動販売機
の商品投出口装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の自動販売機の商
品投出口装置は、商品収納部に通じる商品投出口と外部
に通じる商品取出し口とを有する商品投出空間を備えた
自動販売機において、前記商品取出し口の近傍に外方に
向って回動可能に軸支され前記商品取出し口を開放する
全開位置と前記商品取出し口を閉塞する全閉位置との間
を回動する取出し口扉と、前記商品投出口に取付けられ
この商品投出口を開放する全開位置とこの商品投出口を
通じての前記商品収納部の取出しを不可能とする全閉位
置との間を移動する投出口シャッタと、前記取出し口扉
と前記投出口シャッタを連結し前記取出し口扉が少量開
放されるとその移動量を拡大して伝達し前記投出口シャ
ッタを全閉じ位置に移動させるとともに全閉後はばねの
変形により前記投出口シャッタを全閉位置に保持したま
まで前記取出し口扉を全開位置まで回動すること可能と
する連結機構とを具備したものである。
品投出口装置は、商品収納部に通じる商品投出口と外部
に通じる商品取出し口とを有する商品投出空間を備えた
自動販売機において、前記商品取出し口の近傍に外方に
向って回動可能に軸支され前記商品取出し口を開放する
全開位置と前記商品取出し口を閉塞する全閉位置との間
を回動する取出し口扉と、前記商品投出口に取付けられ
この商品投出口を開放する全開位置とこの商品投出口を
通じての前記商品収納部の取出しを不可能とする全閉位
置との間を移動する投出口シャッタと、前記取出し口扉
と前記投出口シャッタを連結し前記取出し口扉が少量開
放されるとその移動量を拡大して伝達し前記投出口シャ
ッタを全閉じ位置に移動させるとともに全閉後はばねの
変形により前記投出口シャッタを全閉位置に保持したま
まで前記取出し口扉を全開位置まで回動すること可能と
する連結機構とを具備したものである。
【0009】
【作用】本考案の自動販売機の商品投出口装置は、待機
時には取出し口扉は取出し口を全閉位置に、投出口シャ
ッタは全開位置に位置されている。そして、購買者が取
出し口扉を少量開放すると、連結機構が取出し口扉の移
動量を拡大して投出口シャッタに伝達し、投出口シャッ
タを全閉位置に移動させる。さらに、取出し口扉が全開
位置まで開放する間、連結機構内のばねが変形すること
により投出口シャッタに取出し口扉の動きが伝達されず
に、投出口シャッタは全閉位置に保持されたままで取出
し口扉は全開位置まで開放される。
時には取出し口扉は取出し口を全閉位置に、投出口シャ
ッタは全開位置に位置されている。そして、購買者が取
出し口扉を少量開放すると、連結機構が取出し口扉の移
動量を拡大して投出口シャッタに伝達し、投出口シャッ
タを全閉位置に移動させる。さらに、取出し口扉が全開
位置まで開放する間、連結機構内のばねが変形すること
により投出口シャッタに取出し口扉の動きが伝達されず
に、投出口シャッタは全閉位置に保持されたままで取出
し口扉は全開位置まで開放される。
【0010】
【実施例】次に本考案の自動販売機の商品投出口装置の
一実施例の構成を図面について説明する。図1および図
5において、販売機本体1の前面には透明な材料によっ
て形成された展示窓2が形成され、この展示窓2からこ
の展示窓2の内側に位置して形成した販売機本体1内の
商品収納部3に収納されている最前位置の、例えば透明
な容器に入れられた生花などの商品4を覗視できるよう
にして収納状態の商品4が商品見本としての作用を行
う。そして、商品収納部3には例えば、左右に5列、上
下の2段に、計10台の商品支持部5に商品4がそれぞれ
吊下げ支持されている。
一実施例の構成を図面について説明する。図1および図
5において、販売機本体1の前面には透明な材料によっ
て形成された展示窓2が形成され、この展示窓2からこ
の展示窓2の内側に位置して形成した販売機本体1内の
商品収納部3に収納されている最前位置の、例えば透明
な容器に入れられた生花などの商品4を覗視できるよう
にして収納状態の商品4が商品見本としての作用を行
う。そして、商品収納部3には例えば、左右に5列、上
下の2段に、計10台の商品支持部5に商品4がそれぞれ
吊下げ支持されている。
【0011】そして、商品4を投出する際には選択され
た商品4を支持している商品支持部5に支持されている
商品4の全てが前方に送出され、最前部の商品4が商品
支持部5から落下されると商品の送りが停止されるよう
になっている。
た商品4を支持している商品支持部5に支持されている
商品4の全てが前方に送出され、最前部の商品4が商品
支持部5から落下されると商品の送りが停止されるよう
になっている。
【0012】また、図5に示すように、前記販売機本体
1の一側に設けた操作パネル6には、商品選択ボタン
7、硬貨投入口8および硬貨返却ボタン9が取付けられ
ている。さらに、この販売機本体1の操作パネル6の下
部には硬貨返却口10が設けられている。
1の一側に設けた操作パネル6には、商品選択ボタン
7、硬貨投入口8および硬貨返却ボタン9が取付けられ
ている。さらに、この販売機本体1の操作パネル6の下
部には硬貨返却口10が設けられている。
【0013】さらに、図1および図5に示すように、前
記販売機本体1の展示窓2の下部には外部に通じる商品
取出し口11が形成され、この商品取出し口11の近辺には
この商品取出し口11を開閉する商品取出し口扉12が外方
に回動するように軸支されている。そして、この商品取
出し口扉12は購買者が開閉操作するようになっている。
記販売機本体1の展示窓2の下部には外部に通じる商品
取出し口11が形成され、この商品取出し口11の近辺には
この商品取出し口11を開閉する商品取出し口扉12が外方
に回動するように軸支されている。そして、この商品取
出し口扉12は購買者が開閉操作するようになっている。
【0014】また、前記販売機本体1の商品収納部3の
下方には、底板13が設けられ、この底板13の前部には前
記商品支持部5の前部から商品4が落下される位置に臨
ませて投出口14が開口されている。さらに、この投出口
14の下方に商品投出空間15が形成されて、この商品投出
空間15の前側に前記取出し口扉12によって開閉される商
品取出し口11が開口されている。
下方には、底板13が設けられ、この底板13の前部には前
記商品支持部5の前部から商品4が落下される位置に臨
ませて投出口14が開口されている。さらに、この投出口
14の下方に商品投出空間15が形成されて、この商品投出
空間15の前側に前記取出し口扉12によって開閉される商
品取出し口11が開口されている。
【0015】また、図2に示すように、前記商品投出口
14を開閉する投出口シャッタ16が前記底板13に設けた案
内レール(図示せず)に沿って前後方向に移動可能に設
けられ、この投出口シャッタ16は前進時には前記投出口
14を略遮蔽し、後退時には投出口14を開放するようにな
っている。そして、この投出口シャッタ16は引っ張りば
ね17にて後方に向かって付勢されている。
14を開閉する投出口シャッタ16が前記底板13に設けた案
内レール(図示せず)に沿って前後方向に移動可能に設
けられ、この投出口シャッタ16は前進時には前記投出口
14を略遮蔽し、後退時には投出口14を開放するようにな
っている。そして、この投出口シャッタ16は引っ張りば
ね17にて後方に向かって付勢されている。
【0016】さらに、前記商品取出し口扉12は下端両側
部が支軸18にて回動自在に軸支され、この取出し口扉12
の幅方向の寸法と前記投出口シャッタ16の幅寸法とが商
品投出空間15の幅寸法より長く、この取出し口扉12と投
出口シャッタ16との商品投出空間15の両側より突出した
部分にこの取出し口扉12と投出口シャッタ16とを連結す
る連結機構20がそれぞれ設けられ、この連結機構20は前
記投出空間15の両側に配設されている。
部が支軸18にて回動自在に軸支され、この取出し口扉12
の幅方向の寸法と前記投出口シャッタ16の幅寸法とが商
品投出空間15の幅寸法より長く、この取出し口扉12と投
出口シャッタ16との商品投出空間15の両側より突出した
部分にこの取出し口扉12と投出口シャッタ16とを連結す
る連結機構20がそれぞれ設けられ、この連結機構20は前
記投出空間15の両側に配設されている。
【0017】この連結機構20は、取出し口扉12と前記投
出口シャッタ16を連結し前記取出し口扉12が少量開放さ
れるとその移動量を拡大して伝達し前記投出口シャッタ
16を全閉じ位置に移動させるとともに全閉後はばね29の
変形により前記投出口シャッタ16を全閉位置に保持した
ままで前記取出し口扉12を全開位置まで回動することを
可能とするものである。
出口シャッタ16を連結し前記取出し口扉12が少量開放さ
れるとその移動量を拡大して伝達し前記投出口シャッタ
16を全閉じ位置に移動させるとともに全閉後はばね29の
変形により前記投出口シャッタ16を全閉位置に保持した
ままで前記取出し口扉12を全開位置まで回動することを
可能とするものである。
【0018】この連結機構20は前記取出し口扉12の裏面
両側に回動自在にそれぞれ取付けられた第1の連結棒21
の中央部近傍に連結板22の上部がそれぞれ固着され、こ
の両連結板22の下部には前記第1の連結棒21と略平行に
設けられた第2の連結棒23がそれぞれ固着されている。
また、この両側の第1の連結棒21と第2の連結棒23とそ
れぞれ交差するアーム部材24の下端はそれぞれ軸25にて
それぞれ前後方向に揺動自在に支持されている。そし
て、この両アーム部材24の上端はそれぞれ前記投出口シ
ャッタ16の両側に回動自在に連結されている。
両側に回動自在にそれぞれ取付けられた第1の連結棒21
の中央部近傍に連結板22の上部がそれぞれ固着され、こ
の両連結板22の下部には前記第1の連結棒21と略平行に
設けられた第2の連結棒23がそれぞれ固着されている。
また、この両側の第1の連結棒21と第2の連結棒23とそ
れぞれ交差するアーム部材24の下端はそれぞれ軸25にて
それぞれ前後方向に揺動自在に支持されている。そし
て、この両アーム部材24の上端はそれぞれ前記投出口シ
ャッタ16の両側に回動自在に連結されている。
【0019】さらに、前記両アーム部材24には前記第1
の連結棒21と第2の連結棒23との交差部において通孔2
6,27が形成され、この通孔26,27には第1の連結棒21
と第2の連結棒23がそれぞれ摺動自在に貫通されてい
る。
の連結棒21と第2の連結棒23との交差部において通孔2
6,27が形成され、この通孔26,27には第1の連結棒21
と第2の連結棒23がそれぞれ摺動自在に貫通されてい
る。
【0020】また、前記第1の連結棒21の後端には係止
ピン28が設けられ、この係止ピン28と前記アーム部材24
との間に前記第2の連結棒23に巻装したコイル状の圧縮
ばね29の両端が係止されている。
ピン28が設けられ、この係止ピン28と前記アーム部材24
との間に前記第2の連結棒23に巻装したコイル状の圧縮
ばね29の両端が係止されている。
【0021】また、前記両第1の連結棒21の後端には施
錠板30の両端が取付けられ、この施錠板30には前記第1
の連結棒21が最も後退して取出し口扉12が閉塞された状
態時に前記底板13に設けたロック部材31が係合するロッ
ク孔32が形成され、このロック部材31は電磁石33の励磁
動作でロック孔31から外れるようになっている。
錠板30の両端が取付けられ、この施錠板30には前記第1
の連結棒21が最も後退して取出し口扉12が閉塞された状
態時に前記底板13に設けたロック部材31が係合するロッ
ク孔32が形成され、このロック部材31は電磁石33の励磁
動作でロック孔31から外れるようになっている。
【0022】なお、前記連結板22の前方への移動を規制
するストッパ35が設けられている。
するストッパ35が設けられている。
【0023】次にこの実施例の作用を説明する。待機状
態においては図3に示すように、取出し口扉12は取出し
口11を閉塞しており、ロック部材31が施錠板30のロック
孔32に係止され、取出し口扉12は施錠されている。この
とき、投出口シャッタ16は引張りばね17によって後方に
付勢され、投出口14は開放されている。
態においては図3に示すように、取出し口扉12は取出し
口11を閉塞しており、ロック部材31が施錠板30のロック
孔32に係止され、取出し口扉12は施錠されている。この
とき、投出口シャッタ16は引張りばね17によって後方に
付勢され、投出口14は開放されている。
【0024】購買者は展示窓2から商品支持部5に支持
されている商品4を選択して選択ボタン7を操作する
と、選択された商品4が支持されている商品支持部5の
全商品が前方に送り出され、最前端の商品4が商品支持
部5から外れて落下し、商品4の送出しは停止する。そ
して、落下された商品4は商品投出口14から商品投出空
間15に落下される。この状態で電磁石33が励磁動作さ
れ、ロック部材31は施錠板30のロック孔32から外れ、商
品取出し口扉12は開放可能となる。
されている商品4を選択して選択ボタン7を操作する
と、選択された商品4が支持されている商品支持部5の
全商品が前方に送り出され、最前端の商品4が商品支持
部5から外れて落下し、商品4の送出しは停止する。そ
して、落下された商品4は商品投出口14から商品投出空
間15に落下される。この状態で電磁石33が励磁動作さ
れ、ロック部材31は施錠板30のロック孔32から外れ、商
品取出し口扉12は開放可能となる。
【0025】そこで、購買者が商品取出し口扉12を開く
と、第1の連結棒21が前方に引き寄せられ、連結板22に
より第2の連結棒23も前方に移動される。さらに、第2
の連結棒23に巻装した圧縮ばね28によりアーム部材24が
前方に押圧され、このアーム部材24の前側への揺動で投
出口シャッタ16は投出口14を閉塞する方向に移動され
る。
と、第1の連結棒21が前方に引き寄せられ、連結板22に
より第2の連結棒23も前方に移動される。さらに、第2
の連結棒23に巻装した圧縮ばね28によりアーム部材24が
前方に押圧され、このアーム部材24の前側への揺動で投
出口シャッタ16は投出口14を閉塞する方向に移動され
る。
【0026】そして、図4に示すように、前記取出し口
扉12の移動量は、アーム部材24によって拡大されて投出
口シャッタ16に伝達され、取出し口扉12を例えば、20°
程度の少量開放すると、投出口シャッタ16は投出口14を
遮蔽する位置に達する。この投出口シャッタ16が投出口
14を遮蔽した位置に達すると、アーム部材24もそれ以上
の移動は不可能となり、圧縮ばね29が収縮することによ
りアーム部材24が投出口シャッタ16を閉塞した位置に保
持されたままで、第1の連結棒21と第2の連結棒23は前
方への移動が可能となり、取出し口扉12を引続き開放方
向に回動できる。この状態では投出口14は投出口シャッ
タ16にて遮蔽されているので、商品収納部3に収納され
ている商品を悪戯したり、盗難にあうことがない。
扉12の移動量は、アーム部材24によって拡大されて投出
口シャッタ16に伝達され、取出し口扉12を例えば、20°
程度の少量開放すると、投出口シャッタ16は投出口14を
遮蔽する位置に達する。この投出口シャッタ16が投出口
14を遮蔽した位置に達すると、アーム部材24もそれ以上
の移動は不可能となり、圧縮ばね29が収縮することによ
りアーム部材24が投出口シャッタ16を閉塞した位置に保
持されたままで、第1の連結棒21と第2の連結棒23は前
方への移動が可能となり、取出し口扉12を引続き開放方
向に回動できる。この状態では投出口14は投出口シャッ
タ16にて遮蔽されているので、商品収納部3に収納され
ている商品を悪戯したり、盗難にあうことがない。
【0027】また、取出し口扉12が全開位置、すなわ
ち、取出し口14から商品投出空間15の商品を取出すこと
に支障がない程度に開放されると、連結板22がストッパ
35に当接して取出し口扉12はそれ以上開かなくなる。
ち、取出し口14から商品投出空間15の商品を取出すこと
に支障がない程度に開放されると、連結板22がストッパ
35に当接して取出し口扉12はそれ以上開かなくなる。
【0028】さらに、商品4の取出し後に、購買者が取
出し口扉12から手を外すと、圧縮ばね29の付勢力で第2
の連結棒23が後方に押し戻され、連結板22を介して第1
の連結棒21も後方に引き寄せられ、取出し口扉12は取出
し口11を閉塞する。そして、施錠板30も第1の連結棒21
とともに後退し、施錠板30のロック孔32にロック部材31
が係止し、取出し口扉12は次の購買者によって貨幣が投
入されるまで施錠されている。
出し口扉12から手を外すと、圧縮ばね29の付勢力で第2
の連結棒23が後方に押し戻され、連結板22を介して第1
の連結棒21も後方に引き寄せられ、取出し口扉12は取出
し口11を閉塞する。そして、施錠板30も第1の連結棒21
とともに後退し、施錠板30のロック孔32にロック部材31
が係止し、取出し口扉12は次の購買者によって貨幣が投
入されるまで施錠されている。
【0029】そして、取出し口扉12が取出し口11を閉塞
しているときは投出口シャッタ16は引張りばね17によっ
て付勢され投出口14を開放している。
しているときは投出口シャッタ16は引張りばね17によっ
て付勢され投出口14を開放している。
【0030】
【考案の効果】本考案によれば、商品収納部に通じる商
品投出口と商品取出し口とを有する商品投出空間の全域
を商品の投出に利用でき、商品の大きさに対して過大な
商品投出空間の必要がなく、投出された商品の向きや位
置にかかわらず、取出し口扉の開閉ができ、また、商品
取出し口を少量開放した時点で投出口が遮蔽されるので
収納部の商品を悪戯されたり盗難にあうことを防止でき
る。
品投出口と商品取出し口とを有する商品投出空間の全域
を商品の投出に利用でき、商品の大きさに対して過大な
商品投出空間の必要がなく、投出された商品の向きや位
置にかかわらず、取出し口扉の開閉ができ、また、商品
取出し口を少量開放した時点で投出口が遮蔽されるので
収納部の商品を悪戯されたり盗難にあうことを防止でき
る。
【図1】本考案の一実施例を示す自動販売機の商品投出
口装置の縦断側面図である。
口装置の縦断側面図である。
【図2】同上取出し口扉と投出口シャッタとの連動機構
部の一部を切り欠いた斜視図である。
部の一部を切り欠いた斜視図である。
【図3】同上取出し口閉塞状態の商品投出口装置の縦断
側面図である。
側面図である。
【図4】同上取出し口の開放開始状態時の商品投出口装
置の縦断側面図である
置の縦断側面図である
【図5】同上自動販売機の斜視図である。
3 商品収納部 11 商品取出し口 12 取出し口扉 14 商品投出口 15 商品投出空間 16 投出口シャッタ 20 連結機構
Claims (1)
- 【請求項1】 商品収納部に通じる商品投出口と外部に
通じる商品取出し口とを有する商品投出空間を備えた自
動販売機において、 前記商品取出し口の近傍に外方に向って回動可能に軸支
され前記商品取出し口を開放する全開位置と前記商品取
出し口を閉塞する全閉位置との間を回動する取出し口扉
と、 前記商品投出口に取付けられこの商品投出口を開放する
全開位置とこの商品投出口を通じての前記商品収納部の
取出しを不可能とする全閉位置との間を移動する投出口
シャッタと、 前記取出し口扉と前記投出口シャッタを連結し前記取出
し口扉が少量開放されるとその移動量を拡大して伝達し
前記投出口シャッタを全閉じ位置に移動させるとともに
全閉後はばねの変形により前記投出口シャッタを全閉位
置に保持したままで前記取出し口扉を全開位置まで回動
すること可能とする連結機構とを具備したことを特徴と
する自動販売機の商品投出口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10755991U JP2541012Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動販売機の商品投出口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10755991U JP2541012Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動販売機の商品投出口装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555279U JPH0555279U (ja) | 1993-07-23 |
JP2541012Y2 true JP2541012Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14462250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10755991U Expired - Lifetime JP2541012Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動販売機の商品投出口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541012Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101416016B1 (ko) * | 2012-10-24 | 2014-07-08 | 롯데알미늄 주식회사 | 멀티 자동판매기의 상품투출구 록킹장치 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP10755991U patent/JP2541012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555279U (ja) | 1993-07-23 |
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