JPH05151438A - 袋搬出装置 - Google Patents
袋搬出装置Info
- Publication number
- JPH05151438A JPH05151438A JP31257291A JP31257291A JPH05151438A JP H05151438 A JPH05151438 A JP H05151438A JP 31257291 A JP31257291 A JP 31257291A JP 31257291 A JP31257291 A JP 31257291A JP H05151438 A JPH05151438 A JP H05151438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- moving shaft
- take
- out port
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成で、確実に商品持ち帰り要の袋を
１枚、１枚繰り出せる袋搬出装置を提供する。 【構成】 袋取出口２０の取出口扉２１の開閉により、
ロープ３０連動で、移動シャフト１６を上下に移動す
る。移動シャフト１６に、外周に摩擦面３７を有した袋
搬出輪３８を設け、そして移動シャフト１６が上動する
とき、袋搬出輪３８を回転させず、下動するとき回転自
在とさせるローラークラッチ３９を設ける。取出口扉２
１の開時のみ、摩擦面３７により袋１枚がたくし上げら
れて袋取出口２０に出て、客は袋を取り出し易くなり、
閉められる時は何ら袋に作用を与えず復帰する。
１枚、１枚繰り出せる袋搬出装置を提供する。 【構成】 袋取出口２０の取出口扉２１の開閉により、
ロープ３０連動で、移動シャフト１６を上下に移動す
る。移動シャフト１６に、外周に摩擦面３７を有した袋
搬出輪３８を設け、そして移動シャフト１６が上動する
とき、袋搬出輪３８を回転させず、下動するとき回転自
在とさせるローラークラッチ３９を設ける。取出口扉２
１の開時のみ、摩擦面３７により袋１枚がたくし上げら
れて袋取出口２０に出て、客は袋を取り出し易くなり、
閉められる時は何ら袋に作用を与えず復帰する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は持ち帰り袋を１枚ずつ取
り出し易く搬出する袋搬出装置に関する。
り出し易く搬出する袋搬出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動販売機などで、購入した商品の持ち
帰りがし易いように、買物袋を１枚ずつ取り出せるサー
ビス装置を自動販売機に備えさせる考案が実開平３−５
４０７８号公報に開示されている。またその具体的な袋
取出装置として、実開平２−１１６３８２号公報に記載
するようにロール状に巻かれた携帯袋を、途中に設けた
一対の送りローラーからなる袋搬出機構によって、搬出
指令毎に一枚分ずつ繰り出し、繰り出された袋を客が引
っ張ると、ミシン目から切れて１枚取り出せる構成のも
のが提案されている。
帰りがし易いように、買物袋を１枚ずつ取り出せるサー
ビス装置を自動販売機に備えさせる考案が実開平３−５
４０７８号公報に開示されている。またその具体的な袋
取出装置として、実開平２−１１６３８２号公報に記載
するようにロール状に巻かれた携帯袋を、途中に設けた
一対の送りローラーからなる袋搬出機構によって、搬出
指令毎に一枚分ずつ繰り出し、繰り出された袋を客が引
っ張ると、ミシン目から切れて１枚取り出せる構成のも
のが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】袋の取出装置として、
実開平２−１１６３８２号公報のものは、袋が自動搬出
される利点があるが、モータやモータの始動、停止を制
御する制御装置などを要し、装置的に複雑で、高価とな
る。
実開平２−１１６３８２号公報のものは、袋が自動搬出
される利点があるが、モータやモータの始動、停止を制
御する制御装置などを要し、装置的に複雑で、高価とな
る。
【０００４】本発明は、袋取出装置としてこのような駆
動装置を用いずとも、簡易な取出機構で、かつ確実に１
枚の袋を取り出せる袋搬出装置を提供することを目的と
する。
動装置を用いずとも、簡易な取出機構で、かつ確実に１
枚の袋を取り出せる袋搬出装置を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は所定の前部位置
に設けたガイドに最前部の袋を押し当てるように袋全体
を後方より押して多数枚の袋を吊り下げ収納した袋収納
部と、この袋収納部の前面に設けた袋取出口と、この袋
取出口に上端を枢支して開閉自在に設けた取出口扉と、
この取出口扉の開閉操作に連動して上下動する移動シャ
フトと、前記移動シャフトに設けられ、外周の摩擦面を
前記最前部の袋に接触させると共に移動シャフトの上動
時には袋を１枚たくしあげ、前記袋取出口に送出する袋
搬出輪と、この移動シャフトの上動時には袋搬出輪を回
転不能とし、下動時には袋搬出輪を回転可能とする一方
向クラッチとを備えたものである。
に設けたガイドに最前部の袋を押し当てるように袋全体
を後方より押して多数枚の袋を吊り下げ収納した袋収納
部と、この袋収納部の前面に設けた袋取出口と、この袋
取出口に上端を枢支して開閉自在に設けた取出口扉と、
この取出口扉の開閉操作に連動して上下動する移動シャ
フトと、前記移動シャフトに設けられ、外周の摩擦面を
前記最前部の袋に接触させると共に移動シャフトの上動
時には袋を１枚たくしあげ、前記袋取出口に送出する袋
搬出輪と、この移動シャフトの上動時には袋搬出輪を回
転不能とし、下動時には袋搬出輪を回転可能とする一方
向クラッチとを備えたものである。
【０００６】
【作用】取出口扉を上方へ回動し開け始めると、移動シ
ャフトが上動する。移動シャフトの上動とともに、この
移動シャフトに設けてある袋搬出輪も上方へ移動する
が、この時、一方向クラッチによって袋搬出輪は回転せ
ず上動するので、最前部の袋を１枚、摩擦面によりたく
し上げて袋取出口に搬出する。
ャフトが上動する。移動シャフトの上動とともに、この
移動シャフトに設けてある袋搬出輪も上方へ移動する
が、この時、一方向クラッチによって袋搬出輪は回転せ
ず上動するので、最前部の袋を１枚、摩擦面によりたく
し上げて袋取出口に搬出する。
【０００７】袋を取り出した後、取出口扉が戻る（閉）
時、袋搬出輪も下動するが、この時には一方向クラッチ
は働かず袋搬出輪は空転して戻るので、袋を引き出す働
きをしない。
時、袋搬出輪も下動するが、この時には一方向クラッチ
は働かず袋搬出輪は空転して戻るので、袋を引き出す働
きをしない。
【０００８】このように、取出口扉を開けると確実に袋
が１枚袋取出口に出され、閉めれば次の袋の搬出状態に
支障なく待機できる。
が１枚袋取出口に出され、閉めれば次の袋の搬出状態に
支障なく待機できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。１は袋搬出装置１Ａの内部に設けられる袋収納部
にして、背部に開閉可能としたカバー２を備える。前記
袋収納部１の前面部（壁）１ｂ裏には後方へ水平に突出
する袋吊り下げシャフト３が設けられ、このシャフト３
に図３に示すように、袋を約１００枚、束ねて１パック
とした袋パック４が複数個、吊り下げられる。一枚一枚
の袋は、前記シャフト３に吊るすための吊り穴６と、こ
の袋を持つための取手穴７とを有するとともに、前記吊
り穴６の上部にミシン目８を入れ、袋５が下に引かれる
と容易に切れてシャフト３から取り外れるようにしてい
る。
する。１は袋搬出装置１Ａの内部に設けられる袋収納部
にして、背部に開閉可能としたカバー２を備える。前記
袋収納部１の前面部（壁）１ｂ裏には後方へ水平に突出
する袋吊り下げシャフト３が設けられ、このシャフト３
に図３に示すように、袋を約１００枚、束ねて１パック
とした袋パック４が複数個、吊り下げられる。一枚一枚
の袋は、前記シャフト３に吊るすための吊り穴６と、こ
の袋を持つための取手穴７とを有するとともに、前記吊
り穴６の上部にミシン目８を入れ、袋５が下に引かれる
と容易に切れてシャフト３から取り外れるようにしてい
る。
【００１０】袋を吊り下げるときは、前記カバー２を開
くことによりカバー２に設けた上下の袋押さえ１０、１
１がカバー２とともに移動し、袋を袋吊り下げシャフト
３に吊り下げることが出来る。カバー２を閉めると、上
下の袋押さえ１０、１１により袋が前側へ押され、袋収
納部１側の上下のガイド１２、１３との間に袋がはさま
れる状態になる。
くことによりカバー２に設けた上下の袋押さえ１０、１
１がカバー２とともに移動し、袋を袋吊り下げシャフト
３に吊り下げることが出来る。カバー２を閉めると、上
下の袋押さえ１０、１１により袋が前側へ押され、袋収
納部１側の上下のガイド１２、１３との間に袋がはさま
れる状態になる。
【００１１】上下の袋押さえ１０、１１は共にスプリン
グ１４、１５により袋の量に関係なく常に前側へ押され
ている。ただ、ここで上の袋押さえ１０は、上のガイド
１２との間に袋をはさむだけでよいので、袋パック４の
巾方向に渡って延在するシャフト部１０ａだけで押さえ
るものであって良い。しかし下の袋押さえ１１は移動シ
ャフト１６の上下動分の間押しはさんでいることが必要
であるため、シャフト部１１ａの先に袋押さえプレート
１７を設けて上下の巾を有して、はさんで安定した袋の
挾持を行っている。
グ１４、１５により袋の量に関係なく常に前側へ押され
ている。ただ、ここで上の袋押さえ１０は、上のガイド
１２との間に袋をはさむだけでよいので、袋パック４の
巾方向に渡って延在するシャフト部１０ａだけで押さえ
るものであって良い。しかし下の袋押さえ１１は移動シ
ャフト１６の上下動分の間押しはさんでいることが必要
であるため、シャフト部１１ａの先に袋押さえプレート
１７を設けて上下の巾を有して、はさんで安定した袋の
挾持を行っている。
【００１２】尚、１８、１９は各袋押さえ１０、１１の
取付部材で袋押さえの他方のシャフト部１０ｂ、１１ｂ
を挿通軸支している。
取付部材で袋押さえの他方のシャフト部１０ｂ、１１ｂ
を挿通軸支している。
【００１３】上ガイド１２と下ガイド１３との間が袋取
出口２０とされ、この袋取出口２０を開閉する取出口扉
２１がその上端を上ガイド１２側に軸支２２されてい
る。取出口扉２１を開けると、それに連動して前記移動
シャフト１６が上に移動するように、ロープ３０を取出
口扉２１の裏に取り付けられている。このロープ３０は
途中ガイドローラー３１に掛けられ、そしてこのロープ
３０の下端に前記移動シャフト１６を取付固定し、この
移動シャフト１６をスプリング３２にょり常に下方へ引
っ張り附勢している。
出口２０とされ、この袋取出口２０を開閉する取出口扉
２１がその上端を上ガイド１２側に軸支２２されてい
る。取出口扉２１を開けると、それに連動して前記移動
シャフト１６が上に移動するように、ロープ３０を取出
口扉２１の裏に取り付けられている。このロープ３０は
途中ガイドローラー３１に掛けられ、そしてこのロープ
３０の下端に前記移動シャフト１６を取付固定し、この
移動シャフト１６をスプリング３２にょり常に下方へ引
っ張り附勢している。
【００１４】３３はスプリング３２の下端を止着する取
付片を示す。従って取出口扉２１を開閉することで、ロ
ープ３０連動により移動シャフト１６を上下に移動し得
る。移動シャフト１６は回転しないようにその軸支部１
６ａを縦長にし、ガイド板３４に形成した縦方向の移動
シャフトガイド穴３５にはめて支持されている。
付片を示す。従って取出口扉２１を開閉することで、ロ
ープ３０連動により移動シャフト１６を上下に移動し得
る。移動シャフト１６は回転しないようにその軸支部１
６ａを縦長にし、ガイド板３４に形成した縦方向の移動
シャフトガイド穴３５にはめて支持されている。
【００１５】ここで、前記軸支部１６ａは、移動シャフ
ト１６の左右両端にあり、従って移動シャフトガイド穴
３５を有するガイド板３４も左右に一対備えられ、この
ガイド板３４を間に挾むように、前述の下ガイド１３も
左右に一対配設された構造となっている。移動シャフト
１６の中央軸部には、ゴム材等からなる外周の摩擦面３
７を、最前端の袋の前面に当てて、取出口扉２１が開け
られると、袋を１枚だけ、たくし上げて袋取出口２０に
搬出する袋搬出輪３８が支持されている。この袋搬出輪
３８は内部にローラークラッチ３９が設けられていて、
このローラークラッチ３９は移動シャフト１６が上に移
動する場合には回転せず下に移動する場合は回転できる
方向に作動する一方向クラッチである。すなわち、ロー
ラークラッチ３９によって、移動シャフト１６が上動す
るときは、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に対して回
転不能の固定の状態となり、一方移動シャフト１６が下
動するときは、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に対し
て回転が自在となる。
ト１６の左右両端にあり、従って移動シャフトガイド穴
３５を有するガイド板３４も左右に一対備えられ、この
ガイド板３４を間に挾むように、前述の下ガイド１３も
左右に一対配設された構造となっている。移動シャフト
１６の中央軸部には、ゴム材等からなる外周の摩擦面３
７を、最前端の袋の前面に当てて、取出口扉２１が開け
られると、袋を１枚だけ、たくし上げて袋取出口２０に
搬出する袋搬出輪３８が支持されている。この袋搬出輪
３８は内部にローラークラッチ３９が設けられていて、
このローラークラッチ３９は移動シャフト１６が上に移
動する場合には回転せず下に移動する場合は回転できる
方向に作動する一方向クラッチである。すなわち、ロー
ラークラッチ３９によって、移動シャフト１６が上動す
るときは、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に対して回
転不能の固定の状態となり、一方移動シャフト１６が下
動するときは、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に対し
て回転が自在となる。
【００１６】以上の構成となっている本発明の袋搬出装
置の袋搬出動作を次に説明する。通常は図１に示すよう
に、スプリング３２によりロープ３０は下に引っ張ら
れ、移動シャフト１６は移動シャフトガイド穴３５の下
端に停止し、取出口扉２１は袋取出口２０を閉じてい
る。
置の袋搬出動作を次に説明する。通常は図１に示すよう
に、スプリング３２によりロープ３０は下に引っ張ら
れ、移動シャフト１６は移動シャフトガイド穴３５の下
端に停止し、取出口扉２１は袋取出口２０を閉じてい
る。
【００１７】客がスプリング３２の弾力に抗し、取出口
扉２１を開けるよう上方へ回動し始めると、ガイドロー
ラー３１で案内されたロープ３０が引き上げられ、移動
シャフト１６が移動シャフトガイド穴３５に沿い、上に
移動する。この時にローラークラッチ３９が回転しない
ので、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に固定した状態
でそのまま上方へ移動させられる。よって袋搬出輪３８
に押しつけられている袋の１枚が、摩擦面３７により上
にたくし上げられる。
扉２１を開けるよう上方へ回動し始めると、ガイドロー
ラー３１で案内されたロープ３０が引き上げられ、移動
シャフト１６が移動シャフトガイド穴３５に沿い、上に
移動する。この時にローラークラッチ３９が回転しない
ので、袋搬出輪３８は移動シャフト１６に固定した状態
でそのまま上方へ移動させられる。よって袋搬出輪３８
に押しつけられている袋の１枚が、摩擦面３７により上
にたくし上げられる。
【００１８】図２に示すように取出口扉２１が完全に開
いた状態となった時は、袋の上方では上ガイド１２と上
の袋押さえ１０にて挾まれて動かなくされているので、
１枚の袋５が袋取出口２０に図示する如くたくし出て、
１枚の袋が取出易い状況となる。従って客はこの袋５を
引っ張ればミシン目８より切れて引き取ることが出来
る。このとき袋の下部は摩擦面３７に押しつけられてい
るが、袋が引き出される方向にはローラークラッチが回
転し袋の取り出しを防げない。
いた状態となった時は、袋の上方では上ガイド１２と上
の袋押さえ１０にて挾まれて動かなくされているので、
１枚の袋５が袋取出口２０に図示する如くたくし出て、
１枚の袋が取出易い状況となる。従って客はこの袋５を
引っ張ればミシン目８より切れて引き取ることが出来
る。このとき袋の下部は摩擦面３７に押しつけられてい
るが、袋が引き出される方向にはローラークラッチが回
転し袋の取り出しを防げない。
【００１９】袋５を取出後に取出口扉２１を戻す（閉）
と、スプリング３２により移動シャフト１６及び取出口
扉２１が元に戻るが、この時、ローラークラッチ３９が
回転し（ローラークラッチ３９が一方向のみ回転するも
ので、本案の場合下に移動するときのみ回転する）袋搬
出輪３８は空転し、摩擦面の作用は働かず、次の袋を引
き取ることなく戻る。
と、スプリング３２により移動シャフト１６及び取出口
扉２１が元に戻るが、この時、ローラークラッチ３９が
回転し（ローラークラッチ３９が一方向のみ回転するも
ので、本案の場合下に移動するときのみ回転する）袋搬
出輪３８は空転し、摩擦面の作用は働かず、次の袋を引
き取ることなく戻る。
【００２０】図４及び図５は他の実施例に係り、移動シ
ャフトをロープに換えてリンク連動により、上下動させ
る構造を示す。次にこの実施例について説明する。尚、
先の実施例と同一または同等の構成部は同一番号を付
す。
ャフトをロープに換えてリンク連動により、上下動させ
る構造を示す。次にこの実施例について説明する。尚、
先の実施例と同一または同等の構成部は同一番号を付
す。
【００２１】取出口扉２１の裏に一端を軸支した第１リ
ンク４０を設け、一方移動シャフト１６を下端に支持し
た第２リング４１とを設けこれら第１、第２リンク４
０、４１を中間を軸４２で枢支されたＬ字形をした中間
リンク４３の両端に軸支して、連結している。
ンク４０を設け、一方移動シャフト１６を下端に支持し
た第２リング４１とを設けこれら第１、第２リンク４
０、４１を中間を軸４２で枢支されたＬ字形をした中間
リンク４３の両端に軸支して、連結している。
【００２２】従って、３ヶのリンク４０、４１、４３に
より取出口扉２１と移動シャフト１６とは連繋され、取
出口扉２１の開閉に連動して、移動シャフト１６は上下
に移動させられる。取出口扉２１の開方向の回転によ
り、移動シャフト１６が上動し、ローラークラッチ３９
によって袋搬出輪３８は回転せずに移動して摩擦面３９
により袋１枚をたぐり出し、そして取出口扉２１を下方
に回動して戻るときは、ローラークラッチ３９によって
袋搬出輪３８の自由な回転をさせ、袋の搬出動作に関与
しない動作は先の実施例と異なるところは無いので、説
明は割愛する。
より取出口扉２１と移動シャフト１６とは連繋され、取
出口扉２１の開閉に連動して、移動シャフト１６は上下
に移動させられる。取出口扉２１の開方向の回転によ
り、移動シャフト１６が上動し、ローラークラッチ３９
によって袋搬出輪３８は回転せずに移動して摩擦面３９
により袋１枚をたぐり出し、そして取出口扉２１を下方
に回動して戻るときは、ローラークラッチ３９によって
袋搬出輪３８の自由な回転をさせ、袋の搬出動作に関与
しない動作は先の実施例と異なるところは無いので、説
明は割愛する。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、持ち帰り
袋の取出口に設けた取出口扉を開閉するだけの操作で、
袋を１枚１枚確実にたくし上げて、取出口に出せる。よ
って装置的に大掛かり的、また複雑とならず、簡単な機
械的作動機構で、袋搬出装置が構成できる。袋搬出動作
も安定して行われ、客にとっても袋を取出易いという効
果を奏する。
袋の取出口に設けた取出口扉を開閉するだけの操作で、
袋を１枚１枚確実にたくし上げて、取出口に出せる。よ
って装置的に大掛かり的、また複雑とならず、簡単な機
械的作動機構で、袋搬出装置が構成できる。袋搬出動作
も安定して行われ、客にとっても袋を取出易いという効
果を奏する。
【図１】取出口扉が閉じた袋取出前の状態を示す本発明
袋搬出装置の縦断側面図
袋搬出装置の縦断側面図
【図２】取出口扉が閉じた袋取出前の状態を示す本発明
袋搬出装置の要部構成正面図
袋搬出装置の要部構成正面図
【図３】取出口扉を開けることにより、袋が１枚たくし
上げられる取出状態を示す同装置の縦断側面図
上げられる取出状態を示す同装置の縦断側面図
【図４】本発明袋搬出装置内に吊り下げて使用される１
パックが多数枚の袋から成る袋パックの外観斜視図
パックが多数枚の袋から成る袋パックの外観斜視図
【図５】他の実施例に係る袋搬出装置の袋取出前状態を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図６】同実施例の袋取出状態を示す同袋搬出装置の縦
断側面図
断側面図
１ 袋収納部 ５ 袋 １２、１３ ガイド １６ 移動シャフト ２０ 袋取出口 ２１ 取出口扉 ３７ 摩擦面 ３８ 袋搬出輪 ３９ ローラークラッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 所定の前部位置に設けたガイドに最前部
の袋を押し当てるように袋全体を後方より押して多数枚
の袋を吊り下げ収納した袋収納部と、この袋収納部の前
面に設けた袋取出口と、この袋取出口に上端を枢支して
開閉自在に設けた取出口扉と、この取出口扉の開閉操作
に連動して上下動する移動シャフトと、前記移動シャフ
トに設けられ、外周の摩擦面を前記最前部の袋に接触さ
せると共に移動シャフトの上動時には袋を１枚たくしあ
げ、前記袋取出口に送出する袋搬出輪と、この移動シャ
フトの上動時には袋搬出輪を回転不能とし、下動時には
袋搬出輪を回転可能とする一方向クラッチとを備えたこ
とを特徴とする袋搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31257291A JPH05151438A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 袋搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31257291A JPH05151438A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 袋搬出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05151438A true JPH05151438A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18030832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31257291A Pending JPH05151438A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 袋搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05151438A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018177366A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 株式会社エムティーシー | レジ袋給送装置 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31257291A patent/JPH05151438A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018177366A (ja) * | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 株式会社エムティーシー | レジ袋給送装置 |
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