JP7422207B2 - 筆記具用リフィールおよびこれを用いた筆記具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばボールペン筆記具等に用いられる筆記具用リフィールおよびこれを用いた筆記具に関する。
ボールペン筆記具等に用いられる筆記具用リフィールは、一般にインク収容管の一端部(前端部)に筆記チップとしてのボールペンチップが、圧入嵌合されて取り付けられている。
そして、インク収容管には、成形の容易性とインク量の視認性を確保するために、透明もしくは半透明の樹脂素材、例えばポリプロピレンが用いられている。
図17は、従来のボールペンリフィールの一例を断面図で示したものであり、この図17に示す例は、円筒状に成形されたインク収容管1の前端部に、継手部材3を介してボールペンチップ2を取り付けた構成を示している。また、インク収容管1の外周面は面一の円筒状に形成されており、継手部材3を嵌合させるインク収容管1の前端部の内径と、インク収容部を構成するインク収容管1の軸方向中央部の内径とは、ほぼ同一寸法となるストレート状に構成されている。このような外周面と内周面がストレート状のインク収容管を用いたボールペンリフィールは、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、前記したボールペンリフィールにおいては、特にボールペンチップを嵌合させるインク収容管の前端部は、その取り付け強度を確保するために一定の肉厚を備える必要がある。したがって、前記した特許文献1に開示された構成のボールペンリフィールによると、インク収容管の長さ方向の全体に一定の肉厚を備えることから、インクの貯留量を十分に確保することができないという実用上の問題点を抱えることになる。
そこで、肉厚を薄くしたインク収容管を採用することができれば、インク収容管の外径寸法を拡張することなく、必要なインク貯留量を確保することができる。しかしながら肉厚の薄いインク収容管は、その前端部に取り付けられるボールペンチップもしくは継手部材に対する嵌合力を十分に確保することができず、ボールペンチップがインク収容管から外れ易くなるという問題が招来される。
そこで、ボールペンチップがインク収容管側から外れるのを防止するために、ボールペンチップの外周面に環状の溝を形成すると共に、インク収容管に圧入嵌合される継手部材の内周面に、環状の突部を備えたボールペンリフィールが提案されている。これは例えば特許文献2に開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示された機能は、ボールペンチップと継手部材との間の圧入嵌合に配慮したものであり、肉厚を薄くした可撓性のインク収容管と、ボールペンチップもしくは継手部材との間の外れ防止機能に、特許文献2に開示の構成をそのまま採用しても、その効果を発揮することは難しい。
特開2002-59682号公報 特開2002-52885号公報
ところで、必要なインクの貯留量を確保するために、インク収容管の肉厚を薄くした場合には、インク収容管とボールペンチップもしくは継手部材との間の嵌合力を十分に確保することができないという前記した問題の他に、樹脂素材により成形されたインク収容管が過度に変形し易くなるという問題も発生する。
すなわち、筆記チップからの筆記圧を受けて、インク収容管が過度に変形する場合には、筆記の感触に違和感が生ずる問題が発生する。
そこで、この発明はインク収容管の外径寸法を拡張することなく、必要なインクの貯留量を確保すると共に、筆記の感触に違和感が生ずることなく、快適な筆記が継続できるようにした筆記具用リフィールおよび筆記具を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る筆記具は、樹脂素材により直線状にして円筒状に形成されたインク収容管と、前記インク収容管の端部に取り付けられた筆記チップとを備えた筆記具用リフィールであって、前記インク収容管の外径をD〔mm〕とし、インク収容管の肉厚をt〔mm〕とした時、〔D-(D-2t)〕の値が、45以上であり、前記インク収容管の両端部には、内周面に向かって肉厚状に形成され、その中央部に軸方向に貫通する開口孔が施された圧入部が形成されると共に、一端部側の前記圧入部に前記筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材が圧入されて取り付けられ、他端部側の前記圧入部は筆記具に取り付けられることで、複数本の筆記具用リフィールが軸筒内に収容され、各筆記具用リフィールのインク収容管の外径と全長が同一に設定されると共に、黒インクを収容するインク収容管の肉厚が、前記黒インク以外のインクを収容するインク収容管の肉厚より薄く、かつ、筆記距離100mあたりのインク収容管のインク長さ変化量が10mm以下であることを特徴とする。
この場合、前記インク収容管の肉厚を異ならせることで、互いの筆記具用リフィールの筆記距離を、1.5~2.5倍の範囲に設定することが望ましい。
さらに、前記インク収容管には、せん断速度3.8/sにおいて、粘度が100~3000mPa・s、かつ、せん断速度383/sにおいて、粘度が20~200mPa・s、インク消費量が、300mg/100m以下である水性インク、もしくは、せん断速度3.8/sにおいて、粘度が20000mPa・s以下、インク消費量が80mg/100m以下である油性インクが収容されることが望ましい。
そして、一つの好ましい形態においては、前記インク収容管の端部内周面に、筆記チップを支持した継手部材が取り付けられ、前記継手部材内にインクの逆流防止機構が備えられる。加えて、前記インク収容管の組成成分に、プロピレンホモポリマーを含むことが望ましい。
また、インク収容管の端部の圧入部の肉厚は0.5~0.7mm、好ましくは0.55~0.65mm、圧入部の軸方向長さが1~6mm、好ましくは2.5~4.5mmであることが望ましい。
一方、この発明に係る筆記具用リフィールは、その複数本を軸筒内に収容し、前記軸筒の先端口より前記筆記具用リフィールの筆記チップが択一的に繰り出されるように構成した筆記具に対して好適に利用することができる。
また、この発明に係る筆記具用リフィールを軸筒内に収容した筆記具においては、筆記具用リフィールにおける筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材とインク収容管との接続部分の嵌合力が、前記インク収容管と軸筒側との接続部分の嵌合力よりも高く設定されていることが望ましい。
この発明に係る筆記具用リフィールおよび筆記具によると、インク収容管は樹脂素材により直線状にして円筒状に形成され、インク収容管の端部には筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材が圧入されて取り付けられる。
そして、インク収容管の外径D〔mm〕と肉厚t〔mm〕の関係を、前記した特定の範囲に設定することにより、インク収容管において必要なインクの貯留量を確保することができると共に、筆記の感触に違和感が生ずることなく、快適な筆記が継続できるようにした筆記具用リフィールおよび筆記具を提供することが可能となる。
また、インク収容管の端部には、内周面に向かって肉厚状に形成され、その中央部に軸方向に貫通する開口孔が施された圧入部が形成される。そして、圧入部に筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材が圧入により取り付けられるので、筆記チップもしくは継手部材の取り付け強度を十分に確保することができる。これにより、インク収容管の外径寸法を拡張することなく、必要なインク貯留量を確保することが可能となる。
この発明に係る筆記具用リフィールをボールペンリフィールに採用した第1実施例の中央断面図である。 図1に示すボールペンチップ部分の拡大断面図である。 図1に示すインク収容管の単体構成を拡大して示した中央断面図である。 同じくインク収容管における継手部材の圧入部の拡大断面図である。 圧縮測定機によってインク収容管の変形度合いを測定する状態を示した模式図である。 ボールペンリフィールの第2実施例を示した外観図である。 図6に示すボールペンリフィールの中央断面図である。 図6に示すインク収容管の単体構成を拡大して示した中央断面図である。 ボールペンリフィールの第3実施例を示した外観図である。 図9に示すボールペンリフィールの中央断面図である。 図9に示すボールペンリフィールの継手部材の部分拡大断面図である。 継手部材を構成する継手受け座の単体構成を拡大した斜視図である。 同じく継手受け座の中央断面図である。 この発明に係る筆記具用リフィールを複式筆記具に用いた例を示す外観図である。 図14に示す複式筆記具の中央断面図である。 複式筆記具に備えられるスライダーとボールペンリフィールの組み合わせ構成を拡大して示した外観図である。 従来の筆記具用リフィールの一例を示した中央断面図である。
この発明に係る筆記具用リフィールについて、ボールペンリフィールを例にした図に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1~図4は、ボールペンリフィールの第1の実施形態を示すものであり、樹脂素材により円筒状に形成されたインク収容管1の一端部(前端部)には、図1および図2に示すようにボールペンチップ2を装着した継手部材3が圧入されることで取り付けられている。そして、インク収容管1内にはインク4が収容され、インク4の後端部には、インクの消耗と共にインク面に接触して追従するグリース状またはゲル状のフォロア5が配設されている。なお図1および図2は、ボールペンチップ2が筒状の樹脂製キャップ6で覆われた状態を示している。
この実施の形態におけるインク収容管1には、プロピレンホモポリマーを含む樹脂素材が用いられており、この樹脂素材を含むインク収容管1によると、筆記圧による応力に対する変形度合いを少なくすることができ、また収容されたインクの視認性を十分に確保することが可能である。
さらにはインク溶剤の透過性や水分の吸湿性に対して、一定の耐透過性、耐吸湿性を有しており、したがってインクの保管性に優れ、また筆記チップ2もしくは継手部材3が圧入される後述する圧入部において、その圧入の応力に耐え得るボールペンリフィールを提供することが可能となる。
ボールペンチップ2および継手部材3を拡大して示した図2に示すように、ボールペンチップ2の先端部には、周知の筆記ボール7が装着されており、この実施の形態においては、ボールペンチップ2の内部空間内にスプリング8が装着されている。そして、スプリング8の先端部分は、真っ直ぐな棒状に形成されて押し棒8aを構成し、この押し棒8aによって筆記ボール7を先端方向に押圧している。
なお、ボールペンチップ2の後端部の一部は内向きにかしめられており、このかしめ部分により前記スプリング8の後端部を係止している。
また、ボールペンチップ2を嵌合して支持する継手部材3内には、インクの逆流防止機構として機能する逆流防止ボール9が収容されている。この逆流防止ボール9は、ボールペンチップ2が上向きとなるように保管した場合に、ボールペンチップ2の先端から空気が流入して、インク収容管1内のインク4が、収容管1内において後退するのを防止するように作用する。
前記インク収容管1は軸方向に沿って外周面がほぼ面一の円筒状に形成されており、図3に両端部を拡大して示したように、このインク収容管1の両端部には内周面に向かって肉厚状になされた圧入部1aがそれぞれインク収容管1と一体に形成されている。
この圧入部1aは、肉厚状になされた中央部に軸方向に沿って貫通して施された開口孔により構成されており、一方の肉厚状の圧入部1aを利用して継手部材3が圧入され、この継手部材3を介してボールペンチップ2が、インク収容管1の前端部に取り付けられている。
この例に示すボールペンリフィールによると、インク収容管1の端部に形成された前記圧入部1aは、内周面に向かって肉厚状に形成されているので、継手部材3の取り付け部分の機械的な強度を十分に確保することができる。したがって、図17に示した従来例に比較して、圧入部1aを除いたインク収容管1については、その管厚を相対的に薄くすることが可能となる。これにより、インク収容管1の外径寸法を拡張することなく、必要なインク貯留量を確保することが可能となる。
図4は、継手部材3が取り付けられるインク収容管1の圧入部1aについて、各部の好ましい寸法、および各部相互の関係について示している。
D(インク収容管外径):2.5~3.6mm、好ましくは2.9~3.2mm
t(収容管の肉厚) :0.25mm以上、好ましくは0.3~0.6mm
a(圧入部の肉厚) :0.5~0.7mm、好ましくは0.55~0.65mm
b(圧入部の長さ) :1~6mm、好ましくは2.5~4.5mm
c(圧入接触長) :1~6mm、好ましくは2.5~4.5mm
a×b(D-a) :1~12、好ましくは3~8、1未満は筆記チップとの十分な嵌合力が得られず、12以上は筆記チップの取り付けに必要な圧入力が大きくなり嵌合できない虞がある
〔D-(D-2t)〕:45以上、好ましくは55以上
なお、インク収容管1の外径(D)については、その外形寸法が大きいほど、インク貯留量を確保することができるものの、従来の筆記具との違いを感じることなく利用できるインク収容管1の外径寸法(D)の範囲は、3.6mm以下とすることが望ましい。
また、インク収容管1の前記圧入部1aを除いた部分の肉厚(t)については、これが0.6mmより大きい場合には、前記したインク収容管1の外径寸法(D)の望ましい範囲において、必要なインク貯留量が確保できないこと、および筆記速度が早い場合に、筆記にカスレが発生するという問題が生ずることから、前記した数値の範囲とすることが好ましい。
さらに、前記した〔D-(D-2t)〕を45以上、好ましくは55以上とする根拠については、筆記圧が加わった場合において、インク収容管1が変形する度合いを、市販の圧縮測定機(例:テンシロン万能試験機)を用いて実測した結果から得ている。
これには、図5に模式図で示したように、インク収容管1の前記圧入部1aを除いた部分の軸方向の長さ(L)を20mmとするサンプルSを利用している。
そして、サンプルSの両端を上下の圧縮盤31,32間に垂直にセットし、前記サンプルSに矢印で示すように荷重を加えた場合の変形(座屈)した荷重〔N〕を測定した結果を表1に示している。
Figure 0007422207000001
表1に示す変形荷重〔N〕は、比較例1~2、実施例1~5について、それぞれ10本のサンプルSを作成して、その平均値を求めたものとなる。
変形荷重〔N〕が70以上、好ましくは90以上であれは、筆記への影響は見られないことが検証されている。これは、表1にさらに「筆記時の曲がり」として、発明者の筆記による官能評価を加えた結果からも裏づけられている。
この官能評価についても比較例1~2、実施例1~5について、それぞれ10本のサンプルを用いて評価しており、官能評価A~Cは、次に示す基準にしたがうものとなる。
C:筆記困難(筆記困難なサンプルが、少なくとも1本以上発生)
B:筆記は可能
A:快適に筆記可能
以上のとおり、この発明に係る筆記具用リフィール(ボールペンリフィール)においては、表1に示す検証結果に示すように、変形荷重〔N〕が70以上であり、「筆記時の曲がり」としての官能評価が“A”および“B”ランクのものを対象として選定している。
一方、この発明に係る筆記具用リフィールにおいては、前記したインク収容管1に収容されるインクは、水性インクの場合は、インク粘度が25℃環境下、せん断速度3.8/sでの測定において100~3000mPa・s、せん断速度383/sでの測定において20~200mPa・sのインクが使用できる。その時の4.5m/minでの筆記速度で筆記した際のインク消費量が、300mg/100m以下、好ましくは、250mg/100m以下である。
また、油性インクの場合は、せん断速度3.8/sでの測定において20000mPa・s以下、好ましくは、3000mPa・s以下のインクが使用できる。その時の4.5m/minでの筆記速度で筆記した際のインク消費量が、80mg/100m以下、好ましくは、60mg/100m以下である。
また、インク収容管の内径を実質的に広げることで、筆記距離100mあたりのインク収容管内のインク長さ変化量を10mm以下となるように設定することができる。これにより、連続筆記によるインクの流出量(消費量)が激しい場合であっても、インク収容管内のインクの移動速度は適正に抑制されてインクが追従し、筆記にカスレが生ずることのない筆記性能を発揮することができる。
図6~図8は、この発明に係る筆記具用リフィール(ボールペンリフィール)の第2の実施形態を示したものである。なお、図6~図8に示すボールペンリフィールは、インク収容管1の前端部に継手部材を介することなく、ボールペンチップ2が直接圧入されて取り付けられる。
この第2の実施形態におけるインク収容管1も前記したプロピレンホモポリマーを含む樹脂素材により円筒状に形成されており、図8に拡大して示すようにインク収容管1の両端部には、内周面に向かって肉厚状になされ、軸方向に貫通する開口孔による圧入部1aがそれぞれ形成されている。
加えて、この第2の実施形態においては、ボールペンチップ2が取り付けられるインク収容管1の前端部における圧入部1aには、さらにインク収容管1の中央部側に、圧入部1aを構成する開口孔よりも小径の軸孔1cが施された当接部1bが形成されている。
この当接部1bは、図7に示すようにボールペンチップ2を圧入した時、ボールペンチップ2の後端部が当接することで、ストッパーとしての位置決めの機能を果たすものとなる。したがって、インク収容管1の前記した構成によると、ボールペンチップ2の外周面に、インク収容管1の端部と当接する位置決め用の段部を形成する必要がない。
なお、図6~図8に示した第2の実施形態に係るボールペンリフィールについても、第1の実施形態と同様な物性を有するインクが用いられると共に、前記した表1に実施例1~実施例5として示した条件を備えたものが選定される。
これにより、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する筆記具用リフィールを提供することが可能となる。
図9~図13は、この発明に係る筆記具用リフィール(ボールペンリフィール)の第3の実施形態を示したものである。なお、図9~図13に示すボールペンリフィールは、インク収容管の肉厚を薄くすることで、必要なインク貯留量を確保すると共に、インク収容管と継手部材との間で十分な結合作用を確保することができる筆記具用リフィールを提供しようとするものである。
前記したプロピレンホモポリマーを含む樹脂素材により円筒状に形成されたインク収容管1の一端部(前端部)には、継手部材3が圧入されて取り付けられると共に、金属素材や樹脂素材で形成されたボールペンチップ2が継手部材3を介して取り付けられている。 そして、この実施の形態に係るボールペンリフィールは、図17に示した従来のボールペンリフィールに比較して、肉厚の薄いインク収容管1が用いられている。したがって、この実施の形態によると、インク収容管1の外径寸法を拡張することなく、十分なインクの貯留量を確保することができる。
一方、前記した継手部材3は、図11に一部を拡大して示したように、ボールペンチップ2の後端部が圧入されることで、ボールペンチップ2を取り付けた第1継手3aと、この第1継手3aの後半部における径が縮小された縮径部11の外側に、圧入により取り付けられた継手受け座3bより構成されている。
すなわち、前記継手受け座3bには、前記第1継手3aの縮径部11が圧入されることで取り付けられる軸孔12を備えることで、外観がほぼ円筒状となるように構成されている。なお、以下においては前記継手受け座3bを、第2継手3bと称呼する。
前記継手部材3は、第1継手3aと第2継手3bによる二つの部材により構成されており、したがって前記第1継手3aは例えば樹脂素材により形成し、前記第2継手3bは金属素材により形成することができる。
例えば真鍮などの金属素材により形成された第2継手3bの単体構成が、図12および図13示されている。この第2継手3bにおけるインク収容管1への挿入側には、その外周面に環状に突出するエッジ部13が形成されている。このエッジ部13は、前記した筆記チップ2の先端部側に向かって外径を除々に拡大するテーパ状の傾斜面13aと、前記傾斜面13aに続いて外径を縮小する立下がり面13bとにより構成されている。
この場合、前記エッジ部13の軸方向の切断面における前記テーパ状の傾斜面13aと、前記立下がり面13bとの交差角度は、鋭角(90度未満)に設定されていることが望ましい。一例として、図13に断面図で示すテーパ状の傾斜面13aにおける軸線に対する傾斜角度は20度にされており、また前記立下がり面13bは軸方向に直交する面と平行となるように形成されている。
したがって、この実施の形態におけるエッジ部13における前記したテーパ状の傾斜面13aと、前記した立下がり面13bとの交差角度θは、70度に設定されている。
前記第2継手3bには、前記したエッジ部13に続いて、ボールペンチップ2側に向かって段状に外径を太くする第1円筒面14、第2円筒面15、および円環状の鍔部16が形成されている。そして、前記円環状の鍔部16の周面は、図11に示すようにインク収容管1および第1継手3aの外径寸法とほぼ同一となるように設定されている。
すなわち、段状に外径を太くする第1円筒面14と、第2円筒面15は、前記したインク収容管1の接続部として機能することになる。
前記インク収容管1の前端部に、ボールペンチップ2と継手部材3との結合体を圧入する場合には、インク収容管1の前端部内面が、第2継手3bに形成されたエッジ部13を乗り越えるようにして装着される。
この場合、前記エッジ部13にはインク収容管1に向かってテーパ状の傾斜面13aが形成されているので、インク収容管1の可撓性を生かして、比較的容易にインク収容管1の前端部に継手部材3を装着することができる。
このようにして、インク収容管1の前端部に、ボールペンチップ2と継手部材3との結合体を圧入した図11に示す状態においては、前記継手部材3(特に第2継手3b)は、インク収容管1よりも高硬度の素材、例えば真鍮やステンレス等の金属素材、アルミ等の非鉄金属素材等により形成されているので、継手部材3に形成されたエッジ部13が、樹脂素材により形成されたインク収容管1の内面に食い込むようにして当接する。これにより、継手部材3はインク収容管1との間で十分な嵌合作用を得ることができる。
しかも、エッジ部13を構成する前記した立下がり面13bが、ボールペンチップ側に向かって形成されているので、この立下がり面13bがインク収容管1の内周面に効果的に係止して、継手部材3がインク収容管1から抜け出るのを阻止するように作用する。
これにより、インク収容管1から筆記チップ2が脱落するのを確実に阻止することができる筆記具用リフィールを提供することができる。
この第3の実施形態においては、インク収容管1の前端部に継手部材3を介して筆記チップとしてのボールペンチップ2を取り付けた例を示したが、この発明は継手部材を介さずに筆記チップを直接インク収容管の前端部に取り付ける構成にも採用することができる。この場合においては、筆記チップの後部外周面に前記したエッジ部13を形成することによって、同様の作用効果を得ることができる。
また、第3の実施形態においては、第1継手3aと第2継手3bとが別部材により構成されているが、第1継手3aと第2継手3bとを一体にして継手部材3とした形態も採用することができる。
なお、図9~図13に示した第3の実施形態に係るボールペンリフィールについても、第1の実施形態と同様な物性を有するインクが用いられると共に、前記した表1に実施例1~実施例5として示した条件を備えたものが選定される。
これにより、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する筆記具用リフィールを提供することが可能となる。
図14~図16は、この発明に係る筆記具用リフィール(ボールペンリフィール)を複式多色ボールペンに用いた例を示しており、図示例においては、ボールペンリフィールとして、例えば図1に示したものが使用されている。
この複式多色ボールペンは、前軸21および後軸22により外郭が構成されており、前記前軸21は、その先端部が円錐形状に縮径して、先端口23が開口されている。そして、前記先端口23よりボールペンリフィールの筆記チップ(ボールペンチップ)2が択一的に繰り出されるように構成されている。
前記後軸22の後端部には、それぞれ軸方向に沿って複数本(この例においては4本)のガイドスリット24が形成されている。各ガイドスリット24には、スライダー25に形成された操作部25aが、前記後軸の外側に突出して、それぞれ軸方向に摺動可能に配置されている。そして、ガイドスリット24が形成された後軸22内には、内筒部材27が収容されており、この内筒部材27には前記スライダー25を前進状態に係止する係止面27a等が形成されている。
また、前記内筒部材27の後端部は若干細径に形成されて、前記後軸22の後端部より突出しており、この内筒部材27の突出部分を覆うようにして、クリップ28を一体に形成したキャップ部材29が嵌合されて取り付けられている。
図16に示すようにスライダー25の前端部が、インク収容管1の後端部に形成された肉厚状の圧入部1a(図3参照)に装着されて取り付けられており、それぞれのインク収容管1とスライダー25を取り巻くようにしてリターンスプリング(図示せず。)が配置されている。これにより、各インク収容管1とスライダー25は、複式多色ボールペンの軸方向の後方に向かって付勢された状態で配置されている。
この状態で、いずれかのスライダー25を、前記操作部25aを利用して前進移動させると、このスライダー25の前記操作部25aは、前記内筒部材27に形成された溝部に沿って前進移動して軸芯方向に落ち込む。これにより、スライダー25の後端係止部25bが、前記内筒部材27に形成された係止面27aに係止される。この時、前記スライダー25に取り付けられたリフィールは、それ自身の可撓性により適度に湾曲し、その先端部のボールペンチップ2が、先端口23から突出した状態で保持される。
またこの状態で、他の第2のスライダー25を前進移動させると、この第2のスライダー25に形成された係止解除カム25cが、すでに前進状態で係止されている第1のスライダー25の被押圧突起25bに当接し、第1のスライダー25の後端係止部25bを外側に押し出す。これにより、第1のスライダー25の係止状態が解除される。
この結果、第1のスライダー25は前記したリターンスプリングの作用により後退し、第2のスライダー25の後端係止部25bが、内筒部材27に形成された係止面27aに係止され、先端口23から繰り出されるボールペンチップ2の交換を行うことができる。
一方、この種の筆記具においては、ボールペンリフィールの交換にあたっては、後軸22から前軸21を取り外した状態で、軸筒側のスライダー25に嵌合されて取り付けられているインク収容管1の後端部を引き抜くようにしてリフィールを取り外す操作が行われる。この場合、利用者はリフィール先端のボールペンチップ2を摘んで、軸筒側のスライダー25からインク収容管1を引き抜く操作を行うことが度々行われる。
そこで、筆記チップ2もしくは筆記チップを支持する継手部材3とインク収容管1との接続部分の嵌合力が、軸筒側のスライダー25とインク収容管1との接続部分の嵌合力よりも高く設定されていることが望ましい。
これにより、筆記チップ2もしくは筆記チップを支持する継手部材3とインク収容管1との接続部分における結合が外れて、不用意にインクが漏れ出る問題を回避することができ、インク収容管1を軸筒側のスライダー25から確実に引き抜くことができる。
ところで、図14~図16に示した複式多色ボールペンにおいては、例えば黒、赤、青、緑などの異なる色のインクを個別に収容した筆記具用フィール(ボールペンリフィール)が、軸筒内に収容される。この場合、一般に黒インクの利用頻度が高く、他の3色のインクの利用頻度は比較的低い。
そこで、各筆記具用リフィールのインク収容管1として、外径と全長がそれぞれ同一に設定されたものを用いると共に、利用頻度が高い黒インクを収容するインク収容管の肉厚を薄く設定することで、黒インクの筆記距離を長く設定することができる。
なお、ここで述べる黒インクとは、ISO27668に準拠し、筆記角度60°、筆記力1N、速度4.5m/sの条件で紙面上に筆記した描線において、光の波長が380nm以上780nm以下の全領域において吸収があり、積分球型分光測色計の正反射光成分を含まない測色方式でD50光源環境を用いて測色し、CIE表色系において明度Lが25以下を示すものである。
すなわち、各色インクの利用頻度に応じて、インク収容管の肉厚を適宜設定することで、各色のボールペンリフィールの交換サイクル(インク切れの時期)を、合わせることが可能となる。この場合、各色のボールペンリフィールのうち、最も利用頻度の低い色のボールペンリフィール(例えば、赤色のリフィール)の筆記距離を“1”とした場合、最も利用頻度の高い前記した黒インクリフィールの筆記距離を1.5~2.5倍の範囲で異ならせることで、それぞれのボールペンリフィールのインク切れの時期をある程度合わせることが可能となる。
これにより、各色のボールペンリフィールのインクを多量に残すことなく、一度に無駄なくボールペンリフィールを交換することができるものとなる。
以上の説明で明らかなとおり、この発明によると、樹脂素材により円筒状に形成されたインク収容管の外径D〔mm〕と肉厚t〔mm〕との関係を、特定の範囲に設定したことで、必要なインクの貯留量を確保することができると共に、筆記の感触に違和感が生ずることなく、快適な筆記を継続することができる筆記具用リフィールを提供することが可能となる。
また以上の説明においては、実施の形態としてボールペンリフィールを挙げているが、この発明はボールペンチップ以外の他の筆記チップを備えた筆記具用リフィールにも利用することができ、前記と同様の作用効果を得ることができる。
1 インク収容管
1a 圧入部
1b 当接部
1c 軸孔
2 筆記チップ(ボールペンチップ)
3 継手部材
3a 第1継手
3b 第2継手(継手受け座)
4 インク
5 フォロア
6 キャップ
7 筆記ボール
8 スプリング
9 逆流防止機構(逆流防止ボール)
11 縮径部
12 軸孔
13 エッジ部
13a テーパ状傾斜面
13b 立下がり面
14 第1円筒面
15 第2円筒面
16 鍔部
21 前軸
22 後軸
23 先端口
24 ガイドスリット
25 スライダー
27 内筒部材
28 クリップ
29 キャップ部材
31 圧縮盤(上)
32 圧縮盤(下)
S サンプル(インク収容管)

Claims (2)

  1. 樹脂素材により直線状にして円筒状に形成されたインク収容管と、前記インク収容管の端部に取り付けられた筆記チップとを備えた筆記具用リフィールであって、
    前記インク収容管の外径をD〔mm〕とし、インク収容管の肉厚をt〔mm〕とした時、〔D-(D-2t)〕の値が、45以上であり、前記インク収容管の両端部には、内周面に向かって肉厚状に形成され、その中央部に軸方向に貫通する開口孔が施された圧入部が形成されると共に、一端部側の前記圧入部に前記筆記チップもしくは筆記チップを支持する継手部材が圧入されて取り付けられ、他端部側の前記圧入部は筆記具に取り付けられることで、複数本の筆記具用リフィールが軸筒内に収容され、
    各筆記具用リフィールのインク収容管の外径と全長が同一に設定されると共に、黒インクを収容するインク収容管の肉厚が、前記黒インク以外のインクを収容するインク収容管の肉厚より薄く、かつ、筆記距離100mあたりのインク収容管のインク長さ変化量が10mm以下であることを特徴とする筆記具。
  2. 前記インク収容管には、せん断速度3.8/sにおいて、粘度が100~3000mPa・s、かつ、せん断速度383/sにおいて、粘度が20~200mPa・s、インク消費量が、300mg/100m以下である水性インク、もしくは、せん断速度3.8/sにおいて、粘度が20000mPa・s以下、インク消費量が80mg/100m以下である油性インクが収容されることを特徴とする請求項1に記載の筆記具用リフィール。
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