JP7415269B2 - 対面型キッチン - Google Patents

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本発明の態様は、一般的に対面型キッチンに関する。
リビング側(ダイニング側)を向いた状態で炊事などを行えるようにする対面型キッチンが知られている。このような対面型キッチンでは、調理中の油煙などをリビング側に飛散させないように、加熱調理機側とリビング側との間にガラス板からなる仕切部材(仕切パネル)が設けられている(特許文献1)。
特開2018-183435号公報
特許文献1に記載された仕切部材は、透明なガラス板となっている。従って、リビング側から雑然とした加熱調理機の周辺が見えてしまうので、リビング側にいる人に与える印象が悪くなる虞がある。一方、仕切部材を不透明な部材にすると、対面型キッチンのメリットでもあるキッチン側にいる人とリビング側にいる人とのコミュニケーションがとりづらくなる虞がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、加熱調理機の周辺を隠蔽するとともに、コミュニケーションがとりやすい対面型キッチンを提供することを目的とする。
第1の発明は、加熱調理機が設置されたキッチンカウンタを有する対面型キッチンにおいて、前記加熱調理機の上方に設けられたレンジフードと、前記キッチンカウンタと前記レンジフードとの間に設けられた仕切部材と、を備え、前記仕切部材は、透明領域と、前記透明領域の下側に位置する半透明領域と、を有することを特徴とする対面型キッチンである。
この対面型キッチンによれば、キッチン側にいる人とリビング側にいる人とが顔をあわせてコミュニケーションを図ることができるとともに、リビングにいる人から加熱調理機の周辺や加熱調理機上に載置された鍋を視認しづらくすることができる。従って、使い勝手とデザイン性の両立を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記半透明領域は、前記仕切部材の上端と下端との間の中央線よりも下方に設けられていることを特徴とする対面型キッチンである。
この対面型キッチンによれば、リビング側から加熱調理機の上にセットされた鍋を効果的に隠蔽することができる。さらに、キッチン側にいる人の身長が低い場合であっても、キッチン側にいる人とリビング側にいる人とが顔をあわせることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記半透明領域は、前記仕切部材の横方向の一端から他端にわたって設けられていることを特徴とする対面型キッチンである。
この対面型キッチンによれば、半透明領域の中に加熱調理機の幅方向における大部分を収めることができるので、加熱調理機の上にセットした鍋を効果的に隠蔽することができる。
第4の発明は、第1~第3のいずれか1つの発明において、前記半透明領域は、上側から下側に向けて透明度が低くなることを特徴とする対面型キッチンである。
この対面型キッチンによれば、仕切部材に透明領域と半透明領域とを設けた場合でも、透明度を徐々に低下させることで境界が曖昧となり、対面型キッチンの見栄えを向上することができる。
第5の発明は、第1~第4のいずれか1つの発明において、前記仕切部材は、前記加熱調理機の後側に位置して下端が前記キッチンカウンタに取り付けられており、前記半透明領域は、前記仕切部材の下端から上側に向けて延びており、前記半透明領域の高さは、前記キッチンカウンタの前端から前記仕切部材の下端までの長さよりも小さくなっていることを特徴とする対面型キッチンである。
この対面型キッチンによれば、半透明領域の高さを可及的に小さくして、加熱調理機の周囲を隠蔽しつつ、キッチン側にいる人とリビング側にいる人とのコミュニケーションがとれる範囲を大きくすることができる。また、半透明領域の高さを小さくすることにより、例えばリビング側にいる子供などの背の低い人でも仕切部材に近づいて、透明領域から安全に鍋の中を覗くことができる。
第6の発明は、第1~第5のいずれか1つの発明において、前記仕切部材は、第1ガラスと、前記第1ガラスと対面する第2ガラスと、前記第1ガラスと前記第2ガラスとの間に設けられ前記半透明領域を形成するための中間部材と、を有することを特徴とする対面型キッチンである。
例えば、仕切部材の半透明領域がすりガラスであった場合には、半透明領域に調理時に油跳ねによる油が付着したしたときや、ガラスを手入れしたときなどに、半透明領域の屈折率が変化して半透明領域の透明度が高くなる虞がある。しかし、この対面型キッチンによれば、第1ガラスと第2ガラスとの間にある中間部材で半透明処理を施しているため、仕切部材に油跳ねが起きたとしても、半透明度を維持することができる。
本発明の態様によれば、加熱調理機の周辺を隠蔽するとともに、コミュニケーションがとりやすい対面型キッチンが提供される。
実施形態に係る対面型キッチンを示す斜視図である。 仕切部材を正面からみた正面図である。 対面型キッチンを側方からみて、キッチン側にいる人とリビング側にいる人の視野を説明する説明図である。 図3中の仕切部材を拡大して示す側面図である。 図5(a)、図5(b)は、変形例による仕切部材を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る対面型キッチンを示す斜視図である。
図2は、仕切部材を正面からみた正面図である。
図3は、対面型キッチンを側方からみて、キッチン側にいる人とリビング側にいる人の視野を説明する説明図である。
図4は、図3中の仕切部材を拡大して示す側面図である。
図1に示すように、対面型キッチン10は、加熱調理機26が設置されたキッチンカウンタ20と、加熱調理機26の上方に設けられたレンジフード40と、キッチンカウンタ20とレンジフード40との間に設けられた仕切部材50と、を備えている。
対面型キッチン10は、キッチンKおよびリビングL(ダイニング)と対面して設置される。これにより、対面型キッチン10は、リビングL側を向いた状態で炊事などを行えるようになっている。
以下、本願明細書においては、リビングL側に立ち、キッチンK側を向くように対面型キッチン10と対面する使用者からみた上方、下方、前方、後方、右側方、および左側方を、それぞれ「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右側方」、及び「左側方」とする。すなわち、対面型キッチン10のキッチンK側を向く方向が前方である。図1は、前方側から見た対面型キッチン10の斜視図である。
キッチンカウンタ20は、例えば上方からみた平面視において略長方形の平板状となっている。キッチンカウンタ20は、例えば上面20aが略水平となるように設置されている。キッチンカウンタ20の上面20aは、例えばステンレス、人工大理石、および人造大理石などが用いられる。そして、キッチンカウンタ20は、シンク22、水栓24、および加熱調理機26を有している。
シンク22は、キッチンカウンタ20の長手方向の一側(例えば、左側方)に設けられている。シンク22は、キッチンカウンタ20の上面20aよりも下方に凹んでいる。シンク22は、シンク22内またはシンク22の周辺に水栓24が設けられる。水栓24は、対面型キッチン10に取り付けられて使用される。水栓24は、例えばシンク22の後方側に設けられる。水栓24は、シンク22内に向けて湯水を吐水する。換言すると、シンク22は、水栓24から吐水された湯水を受ける。また、シンク22は、水栓24などから受けた湯水を排水管などを介して外部に排出する。
加熱調理機26は、キッチンカウンタ20の長手方向の他側(例えば、右側方)に設けられている。加熱調理機26は、キッチンカウンタ20の前端20bと後端20cとの間に設けられている。加熱調理機26は、例えばキッチンカウンタ20によって支持されている。加熱調理機26は、例えばガスコンロ、電気コンロ、電磁調理器などである。加熱調理機26は、上面26aに鍋60やフライパンなどが載置され、鍋60やフライパンなどの中にある食材を加熱する。
キッチンカウンタ20は、シンク22と加熱調理機26との間に作業スペース20dを有している。すなわち、作業スペース20dは、キッチンカウンタ20の長手方向の中央部に設けられている。この作業スペース20dは、調理やシンク22で洗った食器の片付けなどの種々の作業を行うための部分である。シンク22、加熱調理機26、および作業スペース20dの配置は、これに限ることなく、任意の配置でよい。例えば、シンク22をキッチンカウンタ20の中央付近に配置してもよいし、加熱調理機26をキッチンカウンタ20の中央付近に配置してもよい。
支持部材28は、加熱調理機26とキッチンカウンタ20の後端20cとの間でキッチンカウンタ20の上面20aに設けられている。この支持部材28は、後述の仕切部材50を支持するものである。支持部材28は、キッチンカウンタ20の長手方向(左右方向)に離間して、複数個(例えば、2個)設けられている。なお、キッチンカウンタ20の上面20aには、左右方向に延びる1個の支持部材が設けられていてもよい。支持部材28は、前後方向で仕切部材50の下端50a側を挟持している。
キャビネット部30は、キッチンカウンタ20を支持する。キャビネット部30は、内部に収納空間を有し、キッチン用品などの物品を収納可能とする。キャビネット部30は、建屋の床面Fに設置される。キッチンカウンタ20および加熱調理機26などは、キャビネット部30を介して建屋の床面Fに設置される。キャビネット部30は、いわゆるフロアキャビネットである。
レンジフード40は、加熱調理機26の上方に設けられている。レンジフード40は、例えば建屋の天井面や側壁面に取り付けられている。レンジフード40は、例えばシロッコファンなどの吸込ファン(図示せず)を内部に収納する筒部41と、筒部41の下端側に設けられた枠部42と、を有する。レンジフード40は、吸込ファンの作動により空気を吸い込んで、その空気を外部に排出させる。
仕切部材50は、キッチンカウンタ20とレンジフード40との間に設けられている。具体的には、仕切部材50は、加熱調理機26の後側に位置して下端50aが支持部材28を介してキッチンカウンタ20に取り付けられている。また、仕切部材50は、上端50b側がレンジフード40の筒部41に付設した枠部42に取り付けられている。これにより、仕切部材50は、加熱調理機26とリビングL側との間を遮蔽している。仕切部材50は、加熱調理機26で加熱された鍋60から跳ねる油や食材などがリビングL側に飛散するのを抑制している。
仕切部材50は、上側(レンジフード40側)に位置する透明領域50cと、透明領域50cの下側に位置する半透明領域50dと、を有している。透明領域50cは、キッチンK側にいる人H1とリビングL側にいる人H2とが顔を合わせることができるように形成され、その透明度は、例えば可視光透過率が85%以上となっている。一方、半透明領域50dは、リビングL側からキッチンK側(加熱調理機26側)への視認をぼやかすために形成され、その透明度は、例えば可視光透過率が85%未満となっている。透明領域50cと半透明領域50dとの可視光透過率は、対面型キッチン10が設置される場所、日当たり、照明具合などにより、実験、シミュレーションなどにより設定することができる。
図2に示すように、半透明領域50dは、仕切部材50の上端50bと下端50aとの間の中央線A-Aよりも下方に設けられている。また、半透明領域50dは、仕切部材50の横方向の一端から他端にわたって設けられている。この場合、半透明領域50dは、例えば横方向(左右方向)の長さL1が加熱調理機26の横方向の長さL2よりも長くなっている(L1≧L2)。これにより、半透明領域50dは、リビングL側にいる人H2から加熱調理機26の周辺への視認性を低下させている。
また、半透明領域50dは、仕切部材50の下端50aから上側に向けて延びている。そして、図3、図4に示すように、半透明領域50dの高さL3は、キッチンカウンタ20の前端20bから仕切部材50の下端50aまでの長さL4よりも小さくなっている(L3<L4)。これにより、半透明領域50dの高さを可及的に小さくして、加熱調理機26の周囲を隠蔽しつつ、キッチンK側にいる人H1とリビングL側にいる人H2とのコミュニケーションがとれる範囲を大きくすることができる。また、半透明領域50dの高さL3を小さくすることにより、例えばリビングL側にいる子供などの背の低い人でも仕切部材50に近づいて、透明領域50cから安全に鍋60の中を覗くことができる。
また、半透明領域50dは、上側(透明領域50c側)から下側(下端50a側)に向けて透明度が低くなるように形成されている。すなわち、半透明領域50dは、加熱調理機26に近づくに従って視認性が低下するようなグラデーションにより形成されている。一例を挙げると、半透明領域50dは、可視光透過率が上側から下側に向けて84%から50%に徐々(段階的)に低下させることができる。これにより、境界を曖昧にすることができるので、対面型キッチン10の見栄えを向上することができる。
仕切部材50は、第1ガラス51と、第1ガラス51と対面する第2ガラス52と、第1ガラス51と第2ガラス52との間に設けられた中間部材53と、を有している。すなわち、仕切部材50は、合わせガラスとなっている。図4に示すように、第1ガラス51は、キッチンK側に位置している。一方、第2ガラス52は、リビングL側に位置している。第1ガラス51と第2ガラス52とは、逆に配置されていてもよい。第1ガラス51と第2ガラス52とは、板状のガラスとなっている。
中間部材53は、半透明領域50dを形成している。中間部材53は、例えばガラスとの接着性に優れたポリビニルブチラール(PVB)からなる薄膜材により形成されている。ここで、例えばガラス板をすり加工することにより、半透明領域を形成した場合には、すり加工した凹凸部に油が跳ねると、半透明領域の屈折率が変化して半透明領域の透明度が高くなる虞がある。しかし、本実施形態では、中間部材53は、第1ガラス51と第2ガラス52とに保護されるので、中間部材53が鍋60などから跳ねた油に影響されることなく、半透明領域50dの透明度が変化するのを抑制できる。
本実施形態による対面型キッチン10は、上述の如き構成を有するもので、次に対面型キッチン10の使用態様について説明する。
対面型キッチン10は、例えばリビングL側に向けて料理(炊事)をすることにより、キッチンK側にいる人H1とリビングL側にいる人H2とがコミュニケーションをとることができるようになっている。
ここで、上述した従来技術では、調理中の油煙などをリビングL側に飛散させないように、加熱調理機側とリビング側との間に透明なガラス板からなる仕切部材が設けられている。従って、リビング側から雑然とした加熱調理機の周辺が見えてしまうので、リビング側にいる人に与える印象が悪くなる虞がある。一方、仕切部材を不透明な部材にすると、対面型キッチンのメリットでもあるキッチン側にいる人とリビング側にいる人とのコミュニケーションがとりづらくなる虞がある。
そこで、本実施形態では、仕切部材50は、上側に位置する透明領域50cと、透明領域50cの下側に位置する半透明領域50dと、を有している。これにより、キッチンK側にいる人H1とリビングL側にいる人H2とが顔をあわせてコミュニケーションを図ることができるとともに、リビングL側にいる人H2から加熱調理機26の周辺や加熱調理機26上に載置された鍋60を視認しづらくすることができる。従って、対面型キッチン10は、使い勝手とデザイン性の両立を図ることができる。
図3は、キッチンK側にいる人H1とリビングL側にいる人H2とが顔をあわせたときの視認領域の一例を示している。図3では、キッチンK側にいる人H1の視認領域を二点鎖線S1で示し、リビングL側にいる人H2の視認領域を点線S2で示している。
図3に示すように、半透明領域50dは、仕切部材50の下端50aから上側に向けて延びている。半透明領域50dの高さL3は、リビングL側にいる人H2が加熱調理機26および加熱調理機26に載置された鍋60などを明瞭に視認できないように設定されている。半透明領域50dの高さL3は、加熱調理機26上に載置された20~30cmの高さの鍋60に対応して、例えば20~30cm程度に設定されている。
これにより、例えばリビングL側にいる人H2がキッチンカウンタ20の後端20cから1.5m位の位置で椅子に座っている場合には、リビングL側にいる人H2が若干顔を上げることにより透明領域50cを介してキッチンK側にいる人H1と顔をあわせることができる。一方、リビングL側にいる人H2は、加熱調理機26の周辺および鍋60を半透明領域50dによりぼやけた状態でみることになる。
これにより、仕切部材50は、透明領域50cにより、コミュニケーションを図ることができるとともに、半透明領域50dにより、料理中に雑然となった加熱調理機26の周辺や加熱調理機26に載置された鍋60などを隠すことができる。従って、対面型キッチン10は、使い勝手とデザイン性とを備えることができる。
また、半透明領域50dは、料理中の人H1の手元も隠すことができる。例えば、リビングL側にいる人H2から料理中の人H1の手元が見えている場合には、その手元の動きに目がいってしまい、円滑なコミュニケーションを図れなくなる虞がある。しかし、本実施形態では、リビングL側にいる人H2は、料理中の人H1の手元の動きを気にすることなく、円滑なコミュニケーションを図ることができる。
さらに、リビングL側にいる人H2は、キッチンカウンタ20に近づくことにより、透明領域50cを介して鍋60の中身を覗くことができる。この場合、リビングL側にいる人H2は、例えば鍋60から食材や油がリビングL側に跳ねたとしても仕切部材50により保護されて、安全に鍋60の中身を覗くことができる。
図5(a)、図5(b)は、変形例による仕切部材を示す正面図である。図5(a)は、第1変形例による半透明領域を仕切部材の中央下端側に設けた場合を示す正面図である。図5(b)は、第2変形例による半透明領域を仕切部材の横方向の一側に設けた場合を示す正面図である。
上述した実施形態では、半透明領域50dを仕切部材50の横方向の一側から他側にわたって全体に設けた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図5(a)に示す第1変形例のように、仕切部材55は、半透明領域55aを仕切部材55の中央下端側に設けてもよい。
また、図5(b)に示す第2変形例のように、仕切部材56は、半透明領域56aを横方向の一側に片寄らせて配置してもよい。
また、上述した実施形態では、半透明領域50dを上側から下側に向けて透過度が低くなるようにグラデーションを形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば半透明領域の透過度が上下2段階となっていてもよい。このことは、変形例についても同様である。
また、上述した実施形態では、半透明領域50dを仕切部材50の下端50aから上側に向けて形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば透明領域の下側に半透明領域が形成され、さらにその下側に透明領域が形成されていてもよい。例えば、半透明領域は、上下方向で透明領域に挟まれていてもよい。このことは、変形例についても同様である。
また、上述した実施形態では、仕切部材50は、加熱調理機26の後側に配設された場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば仕切部材50は、加熱調理機26の左右の側方に配設されていてもよい。このことは、変形例についても同様である。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、対面型キッチン10などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 対面型キッチン、 20 キッチンカウンタ、 20a 上面、 20b 前端、 20c 後端、 20d 作業スペース、 22 シンク、 24 水栓、 26 加熱調理機、 26a 上面、 28 支持部材、 30 キャビネット部、 40 レンジフード、 41 筒部、 42 枠部、 50 仕切部材、 50a 下端、 50b 上端、 50c 透明領域、 50d 半透明領域、 51 第1ガラス、 52 第2ガラス、 53 中間部材、 55 仕切部材、 55a 半透明領域、 56 仕切部材、 56a 半透明領域、 60 鍋、 F 床面、 H1 人、 H2 人、 K キッチン、 L リビング

Claims (5)

  1. 加熱調理機が設置されたキッチンカウンタを有する対面型キッチンにおいて、
    前記加熱調理機の上方に設けられたレンジフードと、
    前記キッチンカウンタと前記レンジフードとの間に設けられた仕切部材と、を備え、
    前記仕切部材は、透明領域と、前記透明領域の下側に位置する半透明領域と、を有し、
    前記半透明領域は、前記仕切部材の上端と下端との間の中央線よりも下方に設けられており、
    前記半透明領域は、上側から下側に向けて透明度が低くなることを特徴とする対面型キッチン。
  2. 前記半透明領域は、前記仕切部材の横方向の一端から他端にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の対面型キッチン。
  3. 前記仕切部材は、前記加熱調理機の後側に位置して下端が前記キッチンカウンタに取り付けられており、
    前記半透明領域は、前記仕切部材の下端から上側に向けて延びており、
    前記半透明領域の高さは、前記キッチンカウンタの前端から前記仕切部材の下端までの長さよりも小さくなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の対面型キッチン。
  4. 前記仕切部材は、第1ガラスと、前記第1ガラスと対面する第2ガラスと、前記第1ガラスと前記第2ガラスとの間に設けられ前記半透明領域を形成するための中間部材と、を有することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の対面型キッチン。
  5. 前記半透明領域の横方向の長さは、前記加熱調理機の横方向の長さよりも長くなっていることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の対面型キッチン。
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