JP7405718B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧シリンダの伸縮によって動作するフロント作業機を備える作業機械に関する。
従来より、ブーム、アーム、及びアタッチメントで構成されるフロント作業機を備える作業機械が知られている。また、フロント作業機には、ブーム、アーム、及びアタッチメントを動作させる油圧シリンダに、作動油を給排する油圧ホースが側面に沿って延設されている。
このような作業機械において、フロント作業機に沿って延設される油圧ホースは、作業機械が発生させる振動によって、ブームやアームに摺接して摩耗する。これを防止するために、ホースをリンクにクランプする技術が特許文献1に開示されている。
特開2000-110198号公報
しかしながら、特許文献1に記載のクランプは、アタッチメントの起伏時にホースとリンクとの相対位置が変わらない場所にしか配置することができない。そして、ブーム及びアームの接続部分のホースは複雑な軌跡を描くので、ブーム及びアームの接続部分のホースに、特許文献1に記載のクランプをそのまま適用するのは難しい。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブーム及びアームの側面に沿って延設された可撓性を有するホースを、適切に保持することができる作業機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、前記上部旋回体に支持されたフロント作業機とを備える作業機械であって、前記フロント作業機は、前記上部旋回体に起伏可能に支持されたブームと、前記ブームの先端に揺動可能に支持されたアームと、前記アームの先端に揺動可能に支持されたアタッチメントと、可撓性を有し、前記アームの側面に沿って延設されるホースと、前記ホースを通じて作動油が給排されて伸縮することにより、前記アームに対して前記アタッチメントを揺動させる油圧シリンダと、前記ブームに対する前記アームの揺動に伴って円弧状に湾曲する前記ホースの湾曲内面に、前記ホースの延設方向に沿って連続的に当接する当接部材とを備え、前記ホースは、常に円弧状に湾曲している第1領域と、前記第1領域より前記油圧シリンダから遠い位置において、前記ブームに対する前記アームの揺動角が小さくなるのに伴って、前記第1領域と逆向きに湾曲する第2領域とを含み、前記当接部材は、前記ブームの先端の側面に取り付けられて、前記第2領域の湾曲内面に当接し、前記当接部材は、円弧状に湾曲した前記第2領域の湾曲内面に沿う円弧部と、前記円弧部の一端から直線状に延びて、前記第1領域及び前記第2領域の境界を含む部分に当接する直線部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ブーム及びアームの側面に沿って延設された可撓性を有するホースを、適切に保持することができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係る作業機械の代表例である油圧ショベルの側面図である。 当接部材の斜視図(A)、側面図(B)、正面図(C)である。 油圧シリンダが最も縮小したときのフロント作業機の側面図である。 油圧シリンダが最も縮小したときの当接部材周辺の斜視図である。 油圧シリンダが途中まで伸長したときのフロント作業機の側面図である。 油圧シリンダが途中まで伸長したときの当接部材周辺の斜視図である。 油圧シリンダが最も伸長したときのフロント作業機の側面図である。 油圧シリンダが最も伸長したときの当接部材周辺の斜視図である。
本発明に係る作業機械の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る作業機械の代表例である油圧ショベル1の側面図である。なお、作業機械の具体例は油圧ショベル1に限定されず、ブーム、アーム、及びアタッチメントが油圧シリンダの伸縮によって動作するフロント作業機を備えるあらゆる機械(例えば、クレーン、解体作業機、アースドリル等)であってもよい。また、本明細書中の前後左右は、特に断らない限り、油圧ショベル1に搭乗して操作するオペレータの視点を基準としている。
油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に支持された上部旋回体3とを備える。下部走行体2は、左右一対のクローラ8a、8bを備える。そして、走行モータ(図示省略)の回転が伝達されて左右一対のクローラ8a、8bが回転すると、油圧ショベル1が走行する。但し、下部走行体2は、クローラ8a、8bに代えて、装輪式であってもよい。
上部旋回体3は、下部走行体2に旋回可能に支持されている。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前方左側に配置されたキャブ(運転席)7と、旋回フレーム5の前端中央に上下方向に回動可能に取り付けられたフロント作業機10と、旋回フレーム5の後部に配置されてフロント作業機10との重量バランスを取るカウンタウェイト6とを主に備える。
キャブ7には、油圧ショベル1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャブ7の内部には、オペレータが着席するシート(図示省略)と、シートに着席したオペレータが操作する操作装置(ステアリング、ペダル、レバー、スイッチなど)が配置されている。そして、キャブ7に搭乗したオペレータが操作装置を操作することによって、下部走行体2が走行し、上部旋回体3が旋回し、フロント作業機10が動作する。
フロント作業機10は、上部旋回体3に起伏可能に支持されたブーム11と、ブーム11の先端に揺動可能に支持されたアーム12と、アーム12の先端に揺動可能に支持されたバケット13と、ブーム11、アーム12、及びバケット13を駆動させる油圧シリンダ14、15、16とを含む。
ブーム11は、背面11aと、フロント作業機10の幅方向(左右方向)において、背面11aの左端から背面11aと交差する方向に延設される左側面(側面)11bと、背面11aの右端から背面11aと交差する方向に延設される右側面(図示省略)とを有する。そして、油圧シリンダ15は、ボトム側がブーム11に接続され、ロッド側がアーム12の基端に接続されて、ブーム11の背面11aに沿って延設されている。
アーム12は、背面12aと、フロント作業機10の幅方向(左右方向)において、背面12aの左端から背面12aと交差する方向に延設される左側面(側面)12bと、背面12aの右端から背面12aと交差する方向に延設される右側面(図示省略)とを有する。そして、油圧シリンダ16は、ボトム側がアーム12の基端に接続され、ロッド側がバケット13に接続されて、アーム12の背面12aに沿って延設されている。
さらに、アーム12は、ブーム11の先端に固定されたピン9に揺動可能に支持されている。ピン9は、フロント作業機10の幅方向に延設されている。すなわち、アーム12は、ピン9の延設方向に直交する平面(以下、「揺動平面」と表記する。)上を、ブーム11に対して揺動する。
本実施形態に係る揺動平面は、上下方向及び前後方向に広がる平面である。そして、ブーム11に対するアーム12のなす角(以下、「揺動角α」と表記する。)は、油圧シリンダ15の伸縮によって変化する。より詳細には、揺動角αは、油圧シリンダ15が伸長するほど小さくなり、油圧シリンダ15が縮小するほど大きくなる。
また、フロント作業機10は、油圧シリンダ14、15、16それぞれに対して、作動油を給排する一対の管路を有する。一対の管路それぞれは、上部旋回体3に収容された油圧ポンプ及び作動油タンクに、油圧回路を介して接続される。また、一対の管路は、一方が油圧シリンダ14~16のボトム室に接続され、他方が油圧シリンダ14~16のロッド室に接続される。
そして、一方の管路を通じて油圧ポンプからボトム室に作動油が供給され、他方の管路を通じてロッド室から作動油タンクに作動油が排出されると、油圧シリンダ14~16が伸長する。そして、他方の管路を通じて油圧ポンプからロッド室に作動油が供給され、一方の管路を通じてボトム室から作動油タンクに作動油が排出されると、油圧シリンダ14~16が縮小する。
以下、フロント作業機10が備える複数の管路のうち、油圧シリンダ16のロッド室に作動油を給排する管路17ついて詳細に説明する。管路17は、ブーム11の背面11aに沿って延設される配管18と、アーム12の左側面12bに沿って延設されるホース19とを含む。配管18は、金属などの可撓性の低い(実質的に、可撓性を有しない)材料で構成されている。一方、ホース19は、可撓性を有する材料(例えば、ゴム、樹脂、繊維の組み合わせ)で構成されている。
また、ホース19は、配管18の先端に取り付けられたジョイント17aに一端が接続され、油圧シリンダ16に設けられたジョイント17bに他端が接続されている。さらに、ホース19の長さは、ジョイント17a、17bの直線距離より長い。そのため、ホース19は、ジョイント17a、17bの間において、湾曲した状態で延設されている。
さらに、フロント作業機10の動作(より詳細には、ブーム11に対するアーム12の揺動)によって、ジョイント17a、17bの相対位置が変化することによって、ホース19が変形(湾曲)する。より詳細には、ホース19は、ブーム11に対するアーム12の揺動に伴って、後述する第1領域19a及び第2領域19bそれぞれの曲率半径が変化する。
図3、図5、図7に示すように、ホース19は、ジョイント17bに近い側(換言すれば、油圧シリンダ16に近い側)の第1領域19aと、ジョイント17aに近い側(換言すれば、第1領域19aより油圧シリンダ16から遠い側)の第2領域19bとを含む。そして、第1領域19a及び第2領域19bは、互いに接している。
第1領域19aは、ホース19のうち、揺動平面上において、常に円弧状に湾曲している部分である。また、第1領域19aの曲率半径は、ブーム11に対するアーム12の揺動角αに応じて変化する。より詳細には、第1領域19aの曲率半径は、揺動角αが大きくなるほど大きくなり、揺動角αが小さくなるほど小さくなる。
第2領域19bは、ブーム11に対するアーム12の揺動角αが小さくなる(すなわち、油圧シリンダ15が伸長する)のに伴って、揺動平面上において、第1領域19aと逆向きに湾曲する。また、第2領域19bの曲率半径は、ブーム11に対するアーム12の揺動角αに応じて変化する。より詳細には、第2領域19bの曲率半径は、揺動角αが大きくなるほど大きくなり、揺動角αが小さくなるほど小さくなる。
図3に示すように、油圧シリンダ15が最も縮小すると、第2領域19bは概ね直線状(曲率半径が最も大きい状態)に延設される。その結果、ホース19は、全体として概ねU字形状の外形を呈する。一方、油圧シリンダ15を伸長させると、第2領域19bが第1領域19aと逆向きに湾曲する。そして、図7に示すように、油圧シリンダ15が最も伸長すると、ホース19は、全体として概ねS字形状の外形を呈する。
図7に示す第2領域19bは、第1領域19aに近い位置ほど曲率半径が大きくなる。そのため、ホース19は、第1領域19a及び第2領域19bの境界部分において、曲がり方向が逆転する。すなわち、図7に示すホース19は、ジョイント17a側からジョイント17b側に向かって、反時計回りに湾曲する第1領域19aと、時計回りに湾曲する第2領域19bとで構成される。
さらに、フロント作業機10は、図2に示す当接部材20を備える。当接部材20は、円弧状に湾曲するホース19の湾曲内面に、ホース19の延設方向に沿って連続的に当接する。これにより、当接部材20は、円弧状に湾曲した状態のホース19を保持(ガイド)する役割を担う。「湾曲内面」とは、ホース19の湾曲した部分のうち、曲率半径が小さい側(すなわち、内側)の面を指す。より詳細には、当接部材20は、第2領域19bの湾曲内面に当接する。図2は、当接部材20の斜視図(A)、側面図(B)、正面図(C)である。図2に示すように、当接部材20は、ブラケット21と、当接チューブ22とを主に備える。
ブラケット21は、平板形状の部材である。ブラケット21は、フロント作業機10(より詳細には、ブーム11)に固定される。ブラケット21には、厚み方向に貫通する貫通孔21a、21bが形成されている。そして、ブラケット21は、ピン9よりブーム11の先端側において、貫通孔21a、21bに挿入されたボルト(図示省略)によってブーム11の側面に固定される。
また、ブラケット21は、アーム12に対面する側の端面において、当接チューブ22を支持する。当接チューブ22を支持する端面21cは、アーム12に向かって凸形状の円弧部21dと、円弧部21dの下端の接線方向に直線的に延びる直線部21eとで構成される。端面21cの具体的な形状は、アーム12の揺動に伴うホース19の移動軌跡に合わせて適宜設定される。
当接チューブ22は、円筒形状のチューブを軸方向に2分割した形状である。すなわち、当接チューブ22は、横断面(軸方向に直交する方向の断面)が円弧形状となっている。そして、ブラケット21の端面21cに当接チューブ22の外周面を固定することによって、当接チューブ22の内周面がホース19に当接する当接溝22aとして機能する。
当接溝22aは、ブラケット21の端面21c(すなわち、円弧部21d及び直線部21e)の形状に合わせて、円弧部22b及び直線部22cを有する。より詳細には、円弧部22bは、円弧部21dに対応する位置において、円弧形状に湾曲した部分である。直線部22cは、直線部21eに対応する位置において、円弧部22bの端部(下端)の接線方向に延びる直線部分である。
また、図2(C)に示すように、当接溝22aは、奥側から開口端側に向かって徐々に幅が広がっている。さらに、円弧部22bの曲率半径は、ホース19の最小曲げ半径以上に設定される。ホース19の最小曲げ半径とは、ホース19の損傷や破断を防止するために、「これ以上曲げてはいけない」とホースメーカによって予め設定されたスペック(設定値)である。
次に、図3~図8を参照して、ブーム11に対してアーム12を揺動させたときのホース19及び当接部材20との関係を説明する。図3は、油圧シリンダ15が最も縮小したときのフロント作業機10の側面図である。図4は、油圧シリンダ15が最も縮小したときの当接部材20周辺の斜視図である。図5は、油圧シリンダ15が途中まで伸長したときのフロント作業機10の側面図である。図6は、油圧シリンダ15が途中まで伸長したときの当接部材20周辺の斜視図である。図7は、油圧シリンダ15が最も伸長したときのフロント作業機10の側面図である。図8は、油圧シリンダ15が最も伸長したときの当接部材20周辺の斜視図である。
図3及び図4に示すように、油圧シリンダ15が最も縮小すると、第1領域19aと逆向きに湾曲した第2領域19bの曲率半径が、最も大きくなる。これにより、ホース19の第2領域19bの一部(より詳細には、ジョイント17aに近い側の一部)の湾曲内面が、当接溝22aの円弧部22bに連続的に当接して保持される。一方、第1領域19a及び第2領域19bの他の一部は、当接溝22aから離間する。
次に、図5及び図6に示すように、油圧シリンダ15が伸長すると、ホース19の第2領域19bが当接溝22aに沿って円弧状に湾曲する。換言すれば、第2領域19bの曲率半径が小さくなる。これにより、当接溝22aに当接する第2領域19bの長さが長くなる。油圧シリンダ15がさらに伸長すると、第2領域19bが当接溝22aの直線部22cにも連続的に当接して保持される。
そして、図7及び図8に示すように、油圧シリンダ15が最も伸長すると、ホース19の湾曲内面が当接溝22aの全域に当接して保持される。このとき、当接溝22aの直線部22cは、揺動平面上で互いに逆向きに湾曲する第1領域19a及び第2領域19bの境界部分が直線部22cに当接する。すなわち、ブーム11に対するアーム12の揺動角αが小さくなる(すなわち、油圧シリンダ15が伸縮する)ほど、当接溝22aに当接するホース19の長さが長くなる。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、ブーム11に対するアーム12の揺動に伴って湾曲するホース19の湾曲内面に、ホース19の延設方向に沿って連続的に当接部材20を当接させることにより、複雑な軌跡を描くホース19を適切に保持できる。その結果、油圧ショベル1が発生させる振動によって、ホース19がブーム11やアーム12に摺接して摩耗するのを防止できる。
また、ホース19の第1領域19a及び第2領域19bのうち、第2領域19bは、ブーム11に対するアーム12の揺動に伴って、同一の位置において曲率が変化する。そのため、上記の実施形態のように、第2領域19bの湾曲内面に当接部材20を連続的に当接させることにより、シンプルな構造でホース19を保持することができる。
但し、当接部材20は、第2領域19bに代えて、第1領域19aの湾曲内面に当接してホース19を保持してもよい。このとき、ホース19の第1領域19aは、ブーム11に対するアーム12の揺動に伴って、アーム12の長手方向に移動する。そこで、第1領域19aに当接する当接部材20は、付勢部材によってホース19側に付勢された状態で、アーム12の左側面12bに取り付けられる。これにより、第1領域19aの移動に追従して当接部材20も移動するので、ホース19を適切に保持できる。
また、第2領域19bの曲率半径は、第1領域19aに近づくほど大きくなる。そのため、当接溝22aを円弧部22bのみで構成すると、ホース19と当接溝22aとの当接長さを長くすることができない。そこで上記の実施形態のように、第2領域19bに当接する円弧部22bと、第1領域19a及び第2領域19bの境界を含む部分に当接する直線部22cとで当接溝22aを構成することによって、ホース19と当接溝22aとの当接長さを長くすることができる。
また、上記の実施形態によれば、円弧部22bの曲率半径をホース19の最小曲げ半径以上に設定することによって、ホース19の損傷や破断を防止することができる。但し、円弧部22bの曲率半径を大きくすると、油圧シリンダ15を伸長させたときに第1領域19aの曲率半径が小さくなる。そのため、第1領域19a及び第2領域19b両方の曲率半径が最小曲げ半径以上になるように、円弧部22bの曲率半径を設定するのが望ましい。
さらに、上記の実施形態によれば、当接溝22aの幅を奥側から開口端側に向かって広げることによって、当接溝22aにホース19をスムーズに進入させることができる。その結果、油圧ショベル1が発生させる振動によって、ホース19が当接溝22aに進入できなくなる事態を防止できる。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
5 旋回フレーム
6 カウンタウェイト
7 キャブ(運転席)
8a、8b クローラ
10 フロント作業機
11 ブーム
11a,12a 背面
11b,12b 左側面
12 アーム
13 バケット
14,15,16 油圧シリンダ
17 管路
17a,17b ジョイント
18 配管
19 ホース
19a 第1領域
19b 第2領域
20 当接部材
21 ブラケット
21a,21b 貫通孔
21c 端面
21d,22b 円弧部
21e、22c 直線部
22 当接チューブ
22a 当接溝

Claims (3)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に支持されたフロント作業機とを備える作業機械であって、
    前記フロント作業機は、
    前記上部旋回体に起伏可能に支持されたブームと、
    前記ブームの先端に揺動可能に支持されたアームと、
    前記アームの先端に揺動可能に支持されたアタッチメントと、
    可撓性を有し、前記アームの側面に沿って延設されるホースと、
    前記ホースを通じて作動油が給排されて伸縮することにより、前記アームに対して前記アタッチメントを揺動させる油圧シリンダと、
    前記ブームに対する前記アームの揺動に伴って円弧状に湾曲する前記ホースの湾曲内面に、前記ホースの延設方向に沿って連続的に当接する当接部材とを備え
    前記ホースは、
    常に円弧状に湾曲している第1領域と、
    前記第1領域より前記油圧シリンダから遠い位置において、前記ブームに対する前記アームの揺動角が小さくなるのに伴って、前記第1領域と逆向きに湾曲する第2領域とを含み、
    前記当接部材は、前記ブームの先端の側面に取り付けられて、前記第2領域の湾曲内面に当接し、
    前記当接部材は、
    円弧状に湾曲した前記第2領域の湾曲内面に沿う円弧部と、
    前記円弧部の一端から直線状に延びて、前記第1領域及び前記第2領域の境界を含む部分に当接する直線部とを含むことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項に記載の作業機械において、
    前記円弧部の曲率半径は、前記ホースの最小曲げ半径以上に設定されていることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記当接部材は、前記ホースの湾曲内面に、前記ホースの延設方向に沿って連続的に当接する当接溝を有し、
    前記当接溝は、奥側から開口端側に向かって徐々に幅が広がっていることを特徴とする作業機械。
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