JP4744468B2 - 旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置 - Google Patents

旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置 Download PDF

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Description

本発明は、バックホー等、旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置に関するものである。
従来、バックホーは、走行装置上に旋回台を旋回軸心X廻りに回転自在に備えて構成され、走行装置は、左右一対のクローラ走行体を走行フレームに左右間隔を拡縮自在として備えている。また、左右一対のクローラ走行体の後部に、走行モータが設けられている。
また、走行装置の走行フレームの前記旋回軸心上にスイベルジョイントが設けられており、スイベルジョイントと走行モータとが油圧ホースを介して連結されている。これにより、旋回台に搭載された作動油タンク内の作動油がスイベルジョイントを介して走行モータに供給され、走行モータからの戻り油が旋回台に搭載された作動油タンクに戻るものとなる。
例えば、特許文献1には、この種の旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置が開示されている。該油圧配管装置は、図8に示す如く、スイベルジョイント91と走行モータMの駆動部との間に、可撓性を有する油圧ホース92が設けられている。該油圧ホース92は、一端部がスイベルジョイント91から後方突出するように連結されると共に、他端部が走行モータMの駆動部に走行モータから前方突出するように連結されている。油圧ホース92は、スイベルジョイント91から後方に突出した後に前方に湾曲状に反り返され、さらに再び後方に湾曲状に反り返されて走行モータMの駆動部に至っている。これにより、油圧ホース92の長さが省スペースで十分に確保され、左右一対のクローラ走行体93の左右間隔を拡縮する場合にも、油圧ホース92はその可撓性を利用してクローラ走行体93の動きに追従できるものとなる。
特開2002−294743号公報
しかしながら、上記油圧配管装置においては、油圧ホース92の中途部は走行フレームからもクローラ走行体からも露出しているので、該中途部が落下物や接地障害物、又は掘削装置等の他の部材に衝突・干渉するものとなり、油圧ホースが早期に汚損してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、左右一対のクローラ走行体の左右間隔を拡縮可能な旋回作業機において、走行モータからスイベルジョイントに配設される油圧ホースの汚損を防止することができる油圧配管装置を提供するようにしたものである。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、
走行フレーム12の側部に設けられて左右方向に軸心を有する支持筒22に、各クローラ走行体11に突設された筒状の脚体26bを摺動可能に挿入して左右一対のクローラ走行体11の左右間隔を拡縮自在とし、各クローラ走行体11の後部に設けられた走行モータML、MRと、前記走行フレーム12に設けられたスイベルジョイント10とが油圧ホース80を介して連結されている旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置において、
前記クローラ走行体11には、走行モータML、MRと脚体26bとの間に中空状の配管収容部Sが設けられ、前記走行モータML、MRから伸びる油圧ホース80は、該配管収容部Sに湾曲状に撓んだ状態で収容されると共に、前記クローラ走行体11の脚体26b内と前記走行フレーム12の支持筒22内とを通じてスイベルジョイント10に連結されていることを特徴としている。
これによれば、走行モータML、MRからスイベルジョイント10まで配設される油圧ホース80は、走行モータML、MRからスイベルジョイント10に至る経路がクローラ走行体11の脚体26bや走行フレーム12の支持筒22に覆われることとなるため、該油圧ホース80が機外に露出することはない。この結果、泥土等の落下物や接地障害物等への衝突・干渉による油圧ホース80の汚損を防止することができるものとなる。また、油圧ホース80の中途部が配管収容部Sに湾曲した状態で収容されるので、油圧ホース80の長さを省スペースで十分に確保することができ、左右一対のクローラ走行体11の左右間隔を拡縮する場合にも、油圧ホース80はその可撓性を利用してクローラ走行体11の動きに追従できるものとなる。さらには、該支持筒22や脚体26bによって、配管収容部Sからスイベルジョイント10までの油圧ホース80の配設が案内されると共に、クローラ走行体11の拡縮に伴う油圧ホース80の摺動・張撓も案内されるものとなる。
また、各クローラ走行体11は、前記脚体26bに連結された前記配管収容部Sを有するトラックフレーム13と、該トラックフレーム13の後部に連結されて前記走行モータML、MRを支持するモータホルダ60とを備え、該モータホルダ60には、前記トラックフレーム13に連結される取付壁61に開口部69が形成されており、前記油圧ホース80は、該開口部69を通じて走行モータML、MRから前記配管収容部Sに向けて配設されていることが好ましい。
これによれば、油圧ホース80がモータホルダ60から脚体26bに至る間の経路もモータホルダ60やトラックフレーム13に覆われるものとなり、クローラ走行体11内においても油圧ホース80が機外に露出するものとならない。
さらに、前記クローラ走行体11の脚体26bには、前記スイベルジョイント10と対向する位置に貫通孔28が形成されており、前記走行フレーム12の支持筒22には、該貫通孔28と対向する位置に挿通孔22aが形成されており、前記油圧ホース80は、これら貫通孔28及び挿通孔22aを通じて前記スイベルジョイント10に向けて配設されていることが好ましい。
これによって、左右一対のクローラ走行体11が拡縮する場合にも、油圧ホース80がクローラ走行体11の脚体26bや走行フレーム12の支持筒22に干渉することを防止することができる。この結果、油圧ホース80は左右一対のクローラ走行体11の拡縮に追従して撓ることができるものとなる。
本発明によれば、走行モータからスイベルジョイントに配設される油圧ホースの汚損を防止することができる。
以下、本発明を実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明していく。
図7に示す如く、1は旋回作業機として例示するバックホーであり、このバックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから構成されている。
走行装置2の前部にはドーザ装置4が取り付けられている。また、旋回体3は旋回台5に、掘削装置(作業装置)6、運転席7、操縦装置8、エンジン、ラジエータ、燃料タンク、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧機器のコントロールバルブ、ボンネット等を備えてなる。
図1及び図2に示す如く、走行装置2は、左右一対のクローラ走行体11と、該クローラ走行体11を支持する走行フレーム12とを有して主構成されており、クローラ走行体11の左右間隔を拡縮自在とした可変脚型に構成されている。
また、バックホー1は、所謂後方小旋回型であり、旋回台5の後端が描く旋回軌跡が、クローラ走行体11の前後幅、及び縮小した左右クローラ走行体11の幅内に収まり、クローラ幅縮小状態で狭い路地等の走行を容易なものとすると共に、走行装置(クローラ走行装置)2が通過できる場所であれば周囲との接触なく旋回台5を旋回できるようにしている。また、クローラ幅拡大時には、走行や側溝掘り等の掘削作業をより安定した状態で行うことが可能となっている。
図2に示す如く、走行フレーム12は、基板19の上部に、上面に旋回ベアリング9を支持し且つ中央にスイベルジョイント10を設けた旋回台5の支持部5aを備え、基板19の裏面側には、前後一対の支持壁21aを底壁21bで連結してなる上方開放状の支持枠21を長手方向を左右に向けて前後一対固着しており、基板19の裏面側と支持枠21の内面とで角筒状の支持筒22がそれぞれ構成されている。これにより、各支持筒22の軸心Pは左右方向を向くものとなる。
なお、図3に示す如く、該軸心Pは、バックホーの進行方向(前後方向)に伸びる中心線Qに対し垂直であり且つ旋回体3の旋回軸心X(図2参照)に対し垂直な方向を向いているものとする。
また、図3や図5に示す如く、後側の支持筒22には、スイベルジョイント10と対向する支持壁21aに貫通孔22aが形成されている。
図2に示す如く、前記支持部5aには、基板19の上方に位置する円板状の上板35と、基板19と上板35とを連結する円筒状の支持筒体36を備え、上板35及び基板19には開口37,38がそれぞれ形成されている。また、上板35上に旋回ベアリング9が配置されている。走行フレーム12は、該旋回ベアリング9を介して旋回体3を上下方向の旋回軸心X廻りに旋回自在に保持している。また、スイベルジョイント10は、基板19の下面側に設けた支持板40を介して支持筒体36内で旋回軸心X上に支持されている。
旋回台5は、走行フレーム12に、旋回ベアリング9を介して上下方向の旋回軸心Xを中心に左右に旋回自在に支持されており、図7に示す如く、旋回台5の前部には、支持ブラケット43が設けられ、該支持ブラケット43を介して掘削装置6が配備されている。
該掘削装置6は、支持ブラケット43に縦軸を介して上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持された揺動ブラケット44にブーム45とブームシリンダ46の各基端部を枢支し、該ブーム45の先端にアーム47を枢支すると共に該アーム47をアームシリンダ48で揺動可能にし、アーム47の先端にバケット(作業具)49を枢支して該バケット49をバケットシリンダ50で掬い及びダンプ動作可能にしている。
なお、図2に示す如く、上板35の上面には開口37の外方に、旋回ベアリング9のインナレースが固着されると共に、旋回ベアリング9のアウタレースが旋回台5側に固定され、旋回ベアリング9の内輪の内周面には、旋回台5に取り付けられた旋回モータ(図示省略)のピニオンが噛合する大ギヤが形成されており、該旋回モータを駆動することにより旋回台5を旋回できる。
図1〜図3に示す如く、クローラ走行体11は、プレス成形等により板材を箱状に組み上げて形成される前後方向に長筒状のトラックフレーム13と、該トラックフレーム13の前部に回転自在に支持されたアイドラ14と、トラックフレーム13の後方に設けた油圧モータからなる走行モータML、MRに取り付けられて回転駆動可能とされた駆動輪(スプロケット)15と、トラックフレーム13の下部に回転自在に設けられた複数個の転輪16と、これらアイドラ14、駆動輪15、転輪16に亘って巻き掛けられたゴム製又は鉄製のクローラベルト18とを備えている。
これにより、各クローラ走行体11は、駆動輪15を走行モータML、MRに圧油を供給することにより該走行モータML、MRを駆動して駆動輪15を回転させることによりクローラベルト18を循環回走させる。該クローラベルト18の回走により、バックホー1を前後進させる。
また、図1、図3、図5に示す如く、各トラックフレーム13の内側面には、左右内方に突出する前脚体26aと後脚体(脚体)26bとがそれぞれが突設されている。
前脚体26aは、トラックフレーム13の内側面から突出する主脚部27aに補助脚部27bを隣接配備して構成されている。該主脚部27aは、トラックフレーム13から突出する部分が少なくとも走行フレーム12の左右幅の半分よりも大きい全長を有する角パイプにより形成されており、走行フレーム12の前側の支持筒22内を摺動自在として該支持筒22に挿通されている。
また、各クローラ走行体11の前脚体26aの主脚部27aは、前側の支持筒22内で前後に重なり合うように挿通されており、各主脚部27aと支持筒22との隙間を互いに埋めるようにして相互支持している。これによって、走行フレーム12に対するクローラ走行体11のガタつき等が防止されている。
補助脚部27bは、各主脚部27aの基端部側と支持筒22との隙間を埋めるようにして支持筒22内を摺動自在にとして該支持筒22内に挿通されている。該補助脚部27bによって主脚部27aの基端側でのガタつき等が防止されている。
また、左右クローラ走行体11の間隔を拡げた状態において、補助脚部27bは、左右一方の補助脚部27bの先端と他方の前脚体26aの主脚部27aと左右方向に対向する。左右クローラ走行体11の間隔を縮めた状態において、補助脚部27bは、他方の前脚体26aの主脚部27aと突き合わされるものとなる。
後脚体26bは、支持筒22の内周に当接可能若しくは僅かに離間した状態で対向可能な外形を有する角パイプにより形成されており、走行フレーム12の支持筒22内を摺動自在として該支持筒22に挿通されており、これによって走行フレーム12に対するクローラ走行体11のガタつき等を防止している。
また、図3に示す如く、後脚体26bの前壁部は、トラックフレーム13の内側壁13aを貫通して外側壁13bに達しており、後脚体26bの前壁部は該トラックフレーム13の外側壁13bに連結されている。これらトラックフレーム13の外側壁13b、内側壁13a及び後脚体26bによって、トラックフレーム13内に中空状の配管収容部Sが形成されると共に、該配管収容部Sが後脚体26bを介して走行フレーム12の後側の支持筒22に連通されるものとなる。
なお、後脚体26bの前壁部をトラックフレーム13の内側壁13aに突き合わせる構造とする場合であっても、長筒状に形成されるトラックフレーム13の内側壁13a、外側壁13bを含む周壁により配管収容部Sがトラックフレーム13内に形成されるものとなり、該配管収容部Sに後脚体26bが連通されるものとなる。さらには、後脚体26bのトラックフレーム13との連接部よりも前側となる位置に、例えばトラックフレーム13の外側壁13bと内側壁13aとを繋ぐ繋ぎ壁部を設け、これらトラックフレーム13の外側壁13b、内側壁13a及び繋ぎ壁部によって、トラックフレーム13内に中空状の配管収容部Sを形成することも可能である。
また、図5に示す如く、後脚体26bには、スイベルジョイント10に対向する位置であって且つ前記走行フレーム12の後側の支持筒22に形成された貫通孔22aと対向する位置に挿通孔28が形成されている。該挿通孔28は、後脚体26bの先端縁から基端部に向けて切り欠かれた状態に形成されている。
図1及び図3に示す如く、各クローラ走行体の後脚体26bは、走行フレーム12の支持筒22内で左右に突き合わせるように該支持筒22に挿通されており、これによって各後脚体26bの挿通孔28の開口縁どうしも互いに対向するものとなる。
また、前後支持筒22の間には、油圧シリンダよりなる拡縮駆動体30が左右方向に沿って設けられ、該駆動体30のシリンダチューブが一方のトラックフレーム13の内面に固定され、シリンダロッドの先端が他方のトラックフレーム13内面に固定されている。これにより、駆動体30の伸縮に伴って左右のクローラ走行体11の間隔が拡縮するものとなる。
また、前脚体26aの主脚部27a及び後脚体26bの上面には左右方向の長孔状に形成された係合孔31が形成され、基板19の前部及び後部には係合孔31に挿通する係合ピン32が下方突出状に設けられている。該係合ピン32が係合孔31の端部に当接することにより、左右クローラ走行体11の左右移動が規制されるものとなる。
また、走行モータMR、MLは、モータホルダ60を介してトラックフレーム13の後端に取り付けられている。
図2、図3、図5に示す如く、該モータホルダ60は、トラックフレーム13の後端部に取り付けられる取付壁61と、該取付壁61の左右方向中途部から後方に突出して走行モータMR、MLを支持する支持壁62と、該支持壁62の後端部から他方のクローラ走行体11に向けて屈曲する屈曲壁63と、支持壁62の前後方向中途部と取付壁61の左右方向外端部とを連結する連結壁64とを備えている。また、取付壁61と屈曲壁63に亘って蓋体65が設けられており、これによって取付壁61、支持壁62、屈曲壁63及び蓋体65により収納室66が形成されている。また、取付壁61、支持壁62及び連結壁64により中間室67が形成されている。該中間室67と収納室66とは、支持壁62に形成された挿通窓68を介して連通されており、中間室67とトラックフレーム13の配管収容部Sとは、取付壁61に設けられた開口部69を介して連通されている。
また、支持壁62の後部には、取付孔70が開設されており、該取付孔70に走行モータMR、MLの駆動部Ma側が挿通されると共に、支持壁62にフランジを介して走行モータMR、MLがボルト等により固定される。これにより、走行モータML、MRはモータホルダ60に内外突出状に支持されるものとなっている。
前記スイベルジョイント10は、旋回体3に搭載されている作動油タンクからの作動油を走行装置2側の走行モータMR、MLやドーザ装置4のドーザシリンダ(図示省略)に配管するための回動自在な配管接続部としての機能を有し、スイベルジョイント10と走行モータMR、MLとを可撓性の油圧ホース80で連結することにより、旋回台5に搭載されたポンプからの作動油をスイベルジョイント10を介して走行モータMR、MLに供給すると共に、走行モータMR、MLからの戻り油を前記旋回台5に搭載された作動油タンクに戻すように構成されている。
以下、スイベルジョイント10と走行モータMR、MLとを連結する油圧ホース80の配設について説明する。
なお、走行モータMR、MLとスイベルジョイント10との間には、作動油供給用、戻り油用、ドレイン用(戻り油用)及び変速切換用の4本の油圧ホース80が配設されるが、これら油圧ホース80の配設は全て同じであるので、以下では作動油供給用の油圧ホース80の配設についてのみ説明することとする。また、左右一対のクローラ走行体11は拡幅状態に設定されているものとする。
走行モータMR、MLの駆動部Maはモータホルダ60の収納室66に収容されており、該駆動部Maの配管部には、アダプタを介してエルボ81が連結されている。該エルボ81は、走行装置2の左右方向外方に向けて略45度の屈曲角度を有して屈曲しており、、該エルボ81の先端部は支持壁62の挿通窓68を通じて中間室67に至っている。油圧ホース80は、該エルボ81の先端部に連結されており、取付壁61の開口部69を通じてトラックフレーム13の配管収容部Sに至る。この様に走行装置2の左右方向外方に屈曲するエルボ81の先端に油圧ホース80を連接して該油圧ホース80を配管収容部Sに導出することにより、該油圧ホース80は配管収容部S内に左右方向外方且つ前方に向けて凸円弧状に湾曲した状態で収容されるものとなり、これによって、左右一対のクローラ走行体11を拡縮する際の油圧ホース80の余長及び該余長を収容するスペースが確保されるものとなっている。
そして、該配管収容部Sにて前方突出状に湾曲して後脚体26bに導出され該後脚体26bの貫通孔28及び支持筒22の挿通孔22aを通じて走行フレーム12の内部にて前方の湾曲してスイベルジョイント10に向けて導出され、該スイベルジョイント10に取り付けられたアダプタに連結されている。
この様に、走行モータMR、MLに連結された油圧ホース80が配管収容部Sにて前方突出状に湾曲した後、後脚体26b内で反り返ると共に後方に湾曲してスイベルジョイント10まで導出されることにより、該油圧ホース80の変曲点は後脚体26b内に位置するものとなる。
この状態から左右一対のクローラ走行体11を縮幅状態に設定すると、図4及び図6に示す如く、油圧ホース80は、後脚体26b内にて後方突出状に湾曲して撓み、該後脚体26bの内壁に当接する。同時に、配管収容部S内にて前方突出状に湾曲して撓み、該配管収容部Sを形成する後脚体26bの内壁に当接する。
なお、支持筒22の挿通孔22aは後脚体26bの貫通孔28と対向する位置に設けられているので、クローラ走行体11を拡縮する場合にも、支持筒22や後脚体26bが油圧ホース80の後脚体26b内での移動や撓みを干渉するものとはならない。
上記実施の形態によれば、油圧ホース80はモータホルダ60内に設けられた収納室66、中間室67、トラックフレーム13に設けられた配管収容部S及び後脚体26b内を通じてスイベルジョイント10に配設されており、機外に露出するものとはならない。このため、該油圧ホース80が落下物や接地障害物、又は掘削装置6のバケット49等に接触・衝突するものとはならない。
また、配管収容部S及び後脚体26bには十分なスペースが確保されているので、左右一対のクローラ走行体11の左右間隔を拡縮しても、油圧ホース80はこれら配管収容部S及び後脚体26b内で張撓することができ、クローラ走行体11の拡縮が油圧ホース80によって支障をきたすものとはならない。また、油圧ホース80どうしが互いの張撓を干渉するものともならない。
さらに、これら配管収容部S及び後脚体26bにより油圧ホース80の配設や撓りが案内されるものとなる。これにより、クローラ走行体の拡縮に伴う油圧ホース80の撓りによって該油圧ホース80に他の部材が干渉するおそれはなく、また、油圧ホース80に無理な力が作用するおそれもないものとなる。
本発明に係るバックホーの走行装置の平面図である。 走行装置の左側断面図である。 走行装置のクローラ拡幅状態の平面断面図である。 走行装置のクローラ縮幅状態の平面断面図である。 走行装置のクローラ拡幅状態の背面断面図である。 走行装置のクローラ縮幅状態の背面断面図である。 バックホーの斜視図である。 従来の走行装置の要部断面図である。
符号の説明
1 バックホー
2 走行装置
3 旋回体
5 旋回台
6 掘削装置
10 スイベルジョイント
11 クローラ走行体
12 走行フレーム
13 トラックフレーム
15 駆動輪
22 支持筒
22a 挿通孔
26a 前脚体
26b 後脚体
60 モータホルダ
61 取付壁
62 支持壁
66 収容室
67 中間室
68 挿通窓
69 開口部
80 油圧ホース
S 配管収容部
P 軸心
MR 油圧モータ
ML 油圧モータ

Claims (3)

  1. 走行フレーム(12)の側部に設けられて左右方向に軸心を有する支持筒(22)に、各クローラ走行体(11)に突設された筒状の脚体(26b)を摺動可能に挿入して左右一対のクローラ走行体(11)の左右間隔を拡縮自在とし、各クローラ走行体(11)の後部に設けられた走行モータ(ML、MR)と、前記走行フレーム(12)に設けられたスイベルジョイント(10)とが油圧ホース(80)を介して連結されている旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置において、
    前記クローラ走行体(11)には、走行モータ(ML、MR)と脚体(26b)との間に中空状の配管収容部(S)が設けられ、前記走行モータ(ML、MR)から伸びる油圧ホース(80)は、該配管収容部(S)に湾曲状に撓んだ状態で収容されると共に、前記クローラ走行体(11)の脚体(26b)内と前記走行フレーム(12)の支持筒(22)内とを通じてスイベルジョイント(10)に連結されていることを特徴とする旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置。
  2. 各クローラ走行体(11)は、前記脚体(26b)に連結された前記配管収容部(S)を有するトラックフレーム(13)と、該トラックフレーム(13)の後部に連結されて前記走行モータ(ML、MR)を支持するモータホルダ(60)とを備え、該モータホルダ(60)には、前記トラックフレーム(13)に連結される取付壁(61)に開口部(69)が形成されており、前記油圧ホース(80)は、該開口部(69)を通じて走行モータ(ML、MR)から前記配管収容部(S)に向けて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置。
  3. 前記クローラ走行体(11)の脚体(26b)には、前記スイベルジョイント(10)と対向する位置に貫通孔(28)が形成されており、前記走行フレーム(12)の支持筒(22)には、該貫通孔(28)と対向する位置に挿通孔(22a)が形成されており、前記油圧ホース(80)は、これら貫通孔(28)及び挿通孔(22a)を通じて前記スイベルジョイント(10)に向けて配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置。
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