JP4238802B2 - クローラ式走行装置 - Google Patents

クローラ式走行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4238802B2
JP4238802B2 JP2004258795A JP2004258795A JP4238802B2 JP 4238802 B2 JP4238802 B2 JP 4238802B2 JP 2004258795 A JP2004258795 A JP 2004258795A JP 2004258795 A JP2004258795 A JP 2004258795A JP 4238802 B2 JP4238802 B2 JP 4238802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
car body
traveling device
type traveling
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004258795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006069492A (ja
Inventor
光夫 中谷
祥幸 栗屋
康成 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004258795A priority Critical patent/JP4238802B2/ja
Publication of JP2006069492A publication Critical patent/JP2006069492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4238802B2 publication Critical patent/JP4238802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は油圧ショベル等の作業機械に装備されるクローラ式の走行装置に関するものである。
クローラ式走行装置は、図7〜図9に示すようにカーボディ1と、左右のクローラフレーム2,2と、このクローラフレーム2,2の外周に架け回されたクローラ(履帯)3,3とによって構成される。
カーボディ1には、前後両側において左右方向に突出する一対のアクスル部4,4が設けられるとともに、前後方向中央部上面に旋回台5が設けられ、この旋回台5上に図示しない上部旋回体が旋回軸受を介して旋回自在に搭載される。
左右のクローラフレーム2,2には、前後両側に中空のアクスルボックス6,6(図7参照)が設けられ、前後のアクスル部4,4がこのアクスルボックス6,6に車幅方向にスライド自在に嵌合することにより、クローラフレーム2,2がカーボディ1に対して、図7中に二重線矢印で示すように車幅方向に移動可能に連結されている。
また、カーボディ1の前後方向中央部において、カーボディ1と両クローラフレーム2,2との間に拡縮シリンダ7,7が水平姿勢で設けられ、この拡縮シリンダ7,7の伸縮動作によって左右のクローラフレーム2,2が車幅方向に移動して車幅が拡縮変更される。
図中、8,8は左右のクローラフレーム2,2の後端部に設けられた駆動輪、9,9は同前端部に設けられた遊動輪で、これらによってクローラ3,3が駆動される。
駆動輪8,8は、それぞれ油圧走行モータ(以下、単にモータという)10,10によって回転駆動される。
このモータ10,10に圧油を供給する油圧ポンプ、及びモータ10,10から出た油を受けるタンクはいずれも上部旋回体側に設置されているため、上部旋回体側と走行装置側との間で油の授受を行うためのスイベルジョイント11が旋回中心部分(旋回台5の中心部分)に設けられている。
走行装置側の油圧配管(ホース。以下、モータ配管という)12,12は、一端がスイベルジョイント11に接続され、カーボディ1の内空部を後向きに通ってカーボディ後方に出た後、左右に方向転換してクローラフレーム2,2に向かい、同フレーム2,2に内側面(カーボディ側の面)沿いに後方に延びて、その先端がモータ10,10に接続される(特許文献1参照)。
なお、このモータ配管12,12は実際には供給用と排出用の2本ずつ設けられるが、ここでは図の簡略化のためにそれぞれ1本のみを示している。
特開平10−17274号公報
このモータ配管12,12について、従来は上記のようにカーボディ1から出てクローラフレーム2,2に到達するまでの部分(中間配管部分)12a,12aが外部に露出するため、走行時にこの露出した中間配管部分12a,12aが倒木等の障害物と干渉し、損傷するおそれがあった。
なお、特許文献1には、両側モータ配管12,12を、カーボディ1内の前後方向中央部を左右に横切って直接クローラフレーム2,2に向かう経路で設置する技術も開示されているが、カーボディ中央部と両側クローラフレーム2,2との間には大き隙間があるため、配管がこの隙間部分で外部に大きく露出する。このため、根本的な解決にはなっていない。
そこで本発明は、カーボディから出てクローラフレームに至る中間配管部分を外部から隠蔽保護してその損傷を確実に防止することができるクローラ式走行装置を提供するものである。
請求項1の発明は、上部旋回体が旋回軸受を介して旋回自在に搭載されるカーボディ11と、このカーボディ11の左右両側に取付けられたクローラフレーム12,12と、この両側クローラフレーム12,12の後端側に設けられた駆動輪18,18と、この駆動輪18,18を回転駆動する油圧走行モータ20,20と、両側クローラフレーム12,12の前端側に設けられた遊動輪19,19と、この駆動輪18,18と遊動輪19,19とに架け渡された左右のクローラ13,13とを備え、かつ、カーボディ11の前後方向中央部に設けられた拡縮シリンダ17,17により両側クローラフレーム12,12を車幅方向に移動させて車幅を拡縮変更し得るように構成されるとともに、上記旋回軸受の旋回中心部分に設置されたスイベルジョイント21から出た油圧配管22,22が、上記カーボディ11内を通って上記クローラフレーム12,12に向かい、同フレーム沿いに後方に延びて上記油圧走行モータ20,20に接続されるクローラ式走行装置において、上記カーボディ11の下面側または上面側における後部に、上記カーボディ11内を出て上記クローラフレーム12,12に向かう油圧配管22a,22aを外部に対して隠蔽する状態で収容する配管収容部23を設け、この配管収容部23におけるクローラフレーム側の配管出口部分で上記車幅拡縮に応じて伸縮して油圧配管を外部から隠蔽する状態で収容する配管ダクト30を設けたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、カーボディ側及び両側クローラフレーム側にそれぞれダクト体31,32を、車幅拡張時に相対的に車幅方向にスライド自在に相嵌合する状態で設けることにより伸縮自在な配管ダクト30を構成したものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、カーボディ11の前後方向中央部を後部側に対し段差をもって下向きまたは上向きに突出させることによって相対的に後部側に凹み部分27を形成し、この凹み部分27を覆うカバー28を設けることによって配管収容部23を形成したものである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、カーボディ11の前後方向中央部の下面を後部下面よりも下向きに突出させて後部の下面側に凹み部分27を形成し、この凹み部分27下側から覆う状態でカバー28を設けたものである。
請求項5の発明は、請求項3または4の構成において、突出するカーボディ前後方向中央部の後面24bにメンテナンス用と配管用とを兼ねる開口部26を設けたものである。
請求項6の発明は、請求項5の構成において、ーボディ11の前後方向中央部を先すぼまりに突出させることによって、この中央部の後面24bを傾斜面に形成したものである
本発明によると、油圧配管22,22のうち、カーボディ11から出てクローラフレーム12,12に至る中間配管部分22a,22aを、外部から隠蔽する状態で配管収容部23に収容するため、この中間配管部分22a,22aを保護し、その損傷を確実に防止することができる。
この場合配管収容部23におけるクローラフレーム側の配管出口部分に車幅拡縮に応じて伸縮する配管ダクト30を設けたから、車幅拡縮にかかわらず中間配管部分22a,22aをクローラフレーム側の出口部分で外部から隠蔽・保護してその損傷を防止することができる。
ところで、配管収容部23を形成する手段として、カーボディ11の下面または上面(平坦面)にU字形または逆U字形のカバーを取付けることによって配管収容部23をカーボディ11から突出して形成することが考えられる。
しかし、こうすると、配管収容部23を下面側に配置した場合に配管収容部23の下面が地面や障害物にこすれて損傷するおそれがある。一方、配管収容部23を上面側に配置した場合は、上向きに突出する配管収容部23の上面が上部旋回体と干渉しないように何らかの改造を加える必要がある。
これに対し、請求項の発明によると、カーボディ11前後方向の中央部を後部側に対し段差をもって下向きまたは上向きに突出させることによって相対的に後部側に凹み部分27を形成し、この凹み部分27を覆う28カバーを設けることによって配管収容部23を形成したから、配管収容部23のみがカーボディ11から突出することがない。
従って、カーボディ11の前後方向中央部の厚み寸法を従来と同じとし、後部の厚み寸法を従来よりも小さくすることによって中央部を突出させる形態をとれば、配管収容部23によって装置下面の対地高さが低くなり、あるいは配管収容部23の上面が上部旋回体と干渉するといった弊害を招くおそれがない。
この場合、請求項の発明によると、カーボディの前後方向中央部の下面側に配管収容部23を設けるため、上部旋回体によって隠れてしまう上面側に設ける場合よりも配管収容部23を広くとることができるし、配管のメンテナンス作業も容易となる。
また、請求項5,6の発明によると、カーボディ突出部分の後面(縦の面)24bにメンテナンス用と配管用を兼ねる開口部26を設けたから、配管作業時、及びカーボディ前後方向中央部の内側に設置された機器類のメンテナンス作業時に、突出部分の内側に対する視界を広げ、手も入れ易い。このため、配管及びメンテナンス作業がやり易くなる。
とくに請求項の発明によると傾斜面に開口部を設けたから、突出部分内側の視界をさらに広げ、配管及びメンテナンス作業が一層やり易くなる。
本発明の実施形態を図1〜図6によって説明する。
この実施形態にかかるクローラ式走行装置の基本構成は図7〜図9に示す従来のクローラ式走行装置と同じである。
すなわち、この走行装置は、カーボディ11と、左右(図1,2の上下)のクローラフレーム12,12と、この両側クローラフレーム12,12の外周に架け回されたクローラ13,13とを具備している。
カーボディ11には、前後(図1,2の左右)両側に車幅方向の外向きに突出するアクスル部14,14が設けられるとともに、前後方向中央部上面に、上部旋回体が旋回自在に搭載される旋回台15が設けられている。
左右のクローラフレーム12,12には、前後両側にアクスルボックス16,16(図1,2参照)が設けられ、前後のアクスル部14,14がこのアクスルボックス16,16に車幅方向にスライド自在に嵌合することにより、両側クローラフレーム12,12がカーボディ11に対して車幅方向に移動可能に連結されている。
また、図1,2に示すようにカーボディ11の前後方向中央部において、カーボディ11と両側クローラフレーム12,12との間に拡縮シリンダ17,17が水平姿勢で設けられ、この拡縮シリンダ17,17の伸縮動作によって左右のクローラフレーム12,12が車幅方向に移動して車幅が拡縮変更される。
図1,2中、18,18は左右のクローラフレーム12,12の後端部に設けられた駆動輪、19,19は同前端部に設けられた遊動輪で、これらによって両側クローラ13,13が駆動される。
20,20は駆動輪18,18を回転駆動する油圧走行モータ(以下、単にモータという)で、このモータ20,20と、上部旋回体側に設置された図示しない油圧ポンプ及びタンクとが、旋回台15の中心部分に設けられたスイベルジョイント21を介して油圧配管(ホース)によって接続される。
この油圧配管のうち、走行装置側の油圧配管(モータ配管)22,22は、図1,2に示すように一端がスイベルジョイント21に接続され、カーボディ11の内空部を後向きに通過した後、カーボディ後部の下面側で左右に方向転換してクローラフレーム2,2に向かい、同フレーム2,2の内側面(カーボディ側の面)沿いに後方に延びて、その先端がモータ20,20に接続される。
なお、このモータ配管22,22は実際には供給用と排出用の2本ずつ設けられるが、図7〜図9と同様にそれぞれ1本のみを示している。
この走行装置においては、モータ配管22,22のうち、カーボディ11から出てクローラフレーム12,12の内側面に至る中間配管部分22a,22aを外部から隠蔽する状態で収容する配管収容部23をカーボディ11の後部下面側に設けている。
詳述すると、図3〜図5に示すようにカーボディ11の前後方向中央部下面を、前部及び後部(両側アクスル部14,14が設けられた部分)の下面に対して段差をもって下方に突出させることにより、相対的に前部及び後部を上方に凹ませている。
この場合、突出部分24は、下向き先すぼまり(逆台形状)に形成し、その傾斜した前後両面24a,24bにメンテナンス用の開口部25,26(後側開口部26は配管収容部23への配管導入口を兼ねる)を設けている。
そして、後側の凹み部分27(図3,4参照)を、突出部分24との段差を埋める形で下面側からカバー28で覆うことにより、カーボディ後部下面側に配管収容部23を形成し、中間配管部分22a,22aを後側開口部26を介してカーボディ11内からこの配管収容部23内に導入し、同収容部23内を左右方向に通って左右のクローラフレーム12,12側に導出している。
なお、突出部分24の前後両側の開口部25,26は、図示しない着脱式の蓋(後側開口部26用の蓋は配管通し穴付き)によって閉塞される。また、カバー28にもメンテナンス用の開口部29(図3〜図6参照)が設けられ、この開口部29も図示しない着脱式の蓋によって塞がれる。
この構成によると、配管中で最も傷つき易い中間配管部分22a,22aを外部から隠蔽・保護する状態で配管収容部23内に収容しているため、同配管部分22a,22aが倒木等の障害物に接触して損傷するおそれがなくなる。
ここで、この実施形態では、カーボディ11の前後方向中央の突出部分24を形成する形態として、カーボディ中央部の厚み寸法S1(図3参照)を、図8に示す従来装置におけるカーボディ1の厚み寸法S2とほぼ同じとし、カーボディ後部(アクスル部14)の厚み寸法S11を従来装置のカーボディ厚み寸法S2よりも小さくすることによって突出部分24を形成している。
こうすれば、突出部分下面の対地高さが、従来装置のカーボディ下面の対地高さとほぼ同じとなる。
そして、配管収容部23は、突出部分24の段差を埋める形で後側凹み部分27にカバー28を取付けて形成したから、同収容部23の下面(カバー28)は、図3に示すように突出部分下面の対地高さとほぼ同じレベルとなる。
従って、従来装置におけるカーボディの後部下面にU字形のカバーを取付けて配管収容部を下向きに突出して形成した場合のように、突出した配管収容部の下面(カバー)が地面や障害物にこすれて損傷するおそれがない。
また、この実施形態によると、次の利点を有する。
(イ) 配管収容部23をカーボディ前後方向中央部の下面側に設けているため、上部旋回体によって隠れてしまう上面側に設ける場合よりも配管収容部23を広くとることができるし、配管のメンテナンス作業も容易となる。
(ロ) 下向き先すぼまりに突出する突出部分24の後面(上下方向の傾斜した面)24bに、配管用とメンテナンス用を兼ねる開口部26を設けているため、配管作業時、及びカーボディ中央部の内側に設置された配管や機器類(たとえば拡縮シリンダ)のメンテナンス時に、突出部分24の内側を高い視点から広範囲に見渡し易く、手も入れ易い。このため、下側からの配管作業及メンテナンス作業がやり易くなる。
ところで、この実施形態で挙げた車幅拡縮式の走行装置の場合、車幅拡張状態で、カーボディ11とクローラフレーム12,12との間に隙間が発生し、中間配管部分22a,22aがこの隙間部分(配管収容部23内からクローラフレーム12,12の内側面に移行する部分)で外部に露出するおそれがある。
そこでこの実施形態では、配管収容部23におけるクローラフレーム側の配管出口部分で中間配管部分22aを外部から隠蔽する状態で収容する伸縮自在な配管ダクト30を設けている。
この配管ダクト30は、カバー28の内面(上面)に設けたカーボディ側ダクト体31と、同ダクト体31に対して車幅方向に相対的にスライド自在に内嵌する状態で両側クローラフレーム12,12に取付けたクローラフレーム側ダクト体32,32とによって伸縮自在に構成している。
カーボディ側ダクト体31は、図6等に示すように、カバー28の後端に左右方向全幅に亘る垂直壁31a、左右両側に平面視で大略への字形の垂直壁31b,31b(いずれも図6のみに符号を付している)を設けることによって、クローラフレーム側ダクト体32,32が嵌まり込む凹溝状に形成されている。
なお、このカーボディ側ダクト体31を左右に仕切る状態で仕切り壁33が設けられ、この仕切り壁32を境として中間配管部分22a,22aが左右に振り分けられる。
この構成とすれば、車幅拡縮時にクローラフレーム側ダクト体32,32がクローラフレーム12,12と一体にスライドして配管ダクト30が伸縮するため、車幅拡張状態でも、配管収容部23の出口側で配管隠蔽状態を確保し、中間配管部分22a,22aの損傷を防止することができる。
他の実施形態
(1) 配管収容部23をカーボディ11の後部上面側に形成してもよい。この場合、カーボディ11の後部上面を中央部上面に対して相対的に凹ませ、この凹み部分にカバーを設けて配管収容部を形成すればよい。
こうすれば、配管収容部の上面が上部旋回体と干渉するといった弊害を招くおそれがない。
(2) 配管ダクト30に関して、上記実施形態では、カーボディ側ダクト体31をカバー28の内面に設けたが、カーボディ11の下面に設けてもよい。
また、上記実施形態では配管ダクト30をカーボディ側及びクローラフレーム側両ダクト体31,32によって伸縮自在に構成したが、これに代えて、蛇腹状の伸縮ダクトを用いてもよい。
(3) 上記実施形態ではカーボディ11の前後方向中央部を下向きに突出させて後部下面側を相対的に凹ませ、この凹み部分27にカバー28を設けて配管収容部23を形成したが、これに代えて、カーボディ下面全体はフラットなまま、後部下面に部分的に凹部を設け、この凹部をカバーで覆うことによって配管収容部を形成してもよい。これはカーボディ後部の上面側に配管収容部を形成する場合も同様である。
本発明の実施形態にかかる走行装置を一部切欠いて示す平面図である。 図1の半部を拡大して示す図である。 図2のIII−III線拡大断面図である。 走行装置を下側から見た斜視図である。 凹み部分にカバーを取付けた状態の図4相当図である。 カバーの拡大斜視図である。 従来の走行装置の平面図である。 同側面図である。 同斜視図である。
符号の説明
11 カーボディ
12,12 両側クローラフレーム
13,13 クローラ
14… アクスル部
17,17 拡縮シリンダ
18,18 駆動輪
20,20 油圧走行モータ
21 スイベルジョイント
22 油圧配管
22a,22a 中間配管部分
23 配管収容部
24 カーボディ中央の突出部分
24a,24b 突出部分の前後両面
26 開口部
27 凹み部分
28 カバー
30 配管ダクト
31 配管ダクトを構成するカーボディ側ダクト体
32 同、クローラフレーム側ダクト体

Claims (6)

  1. 上部旋回体が旋回軸受を介して旋回自在に搭載されるカーボディ11と、このカーボディ11の左右両側に取付けられたクローラフレーム12,12と、この両側クローラフレーム12,12の後端側に設けられた駆動輪18,18と、この駆動輪18,18を回転駆動する油圧走行モータ20,20と、両側クローラフレーム12,12の前端側に設けられた遊動輪19,19と、この駆動輪18,18と遊動輪19,19とに架け渡された左右のクローラ13,13とを備え、かつ、カーボディ11の前後方向中央部に設けられた拡縮シリンダ17,17により両側クローラフレーム12,12を車幅方向に移動させて車幅を拡縮変更し得るように構成されるとともに、上記旋回軸受の旋回中心部分に設置されたスイベルジョイント21から出た油圧配管22,22が、上記カーボディ11内を通って上記クローラフレーム12,12に向かい、同フレーム沿いに後方に延びて上記油圧走行モータ20,20に接続されるクローラ式走行装置において、上記カーボディ11の下面側または上面側における後部に、上記カーボディ11内を出て上記クローラフレーム12,12に向かう油圧配管22a,22aを外部に対して隠蔽する状態で収容する配管収容部23を設け、この配管収容部23におけるクローラフレーム側の配管出口部分で上記車幅拡縮に応じて伸縮して油圧配管を外部から隠蔽する状態で収容する配管ダクト30を設けたことを特徴とするクローラ式走行装置。
  2. 請求項1記載のクローラ式走行装置において、カーボディ側及び両側クローラフレーム側にそれぞれダクト体31,32を、車幅拡張時に相対的に車幅方向にスライド自在に相嵌合する状態で設けることにより伸縮自在な配管ダクト30を構成したことを特徴とするクローラ式走行装置。
  3. 請求項1または2記載のクローラ式走行装置において、カーボディ11の前後方向中央部を後部側に対し段差をもって下向きまたは上向きに突出させることによって相対的に後部側に凹み部分27を形成し、この凹み部分27を覆うカバー28を設けることによって配管収容部23を形成したことを特徴とするクローラ式走行装置。
  4. 請求項記載のクローラ式走行装置において、カーボディ11の前後方向中央部の下面を後部下面よりも下向きに突出させて後部の下面側に凹み部分27を形成し、この凹み部分27下側から覆う状態でカバー28を設けたことを特徴とするクローラ式走行装置。
  5. 請求項3または4記載のクローラ式走行装置において、突出するカーボディ前後方向中央部の後面24bにメンテナンス用と配管用とを兼ねる開口部26を設けたことを特徴とするクローラ式走行装置。
  6. 請求項5記載のクローラ式走行装置において、カーボディ11の前後方向中央部を先すぼまりに突出させることによって、この中央部の後面24bを傾斜面に形成したことを特徴とするクローラ式走行装置。
JP2004258795A 2004-09-06 2004-09-06 クローラ式走行装置 Expired - Fee Related JP4238802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258795A JP4238802B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 クローラ式走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004258795A JP4238802B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 クローラ式走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006069492A JP2006069492A (ja) 2006-03-16
JP4238802B2 true JP4238802B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=36150536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004258795A Expired - Fee Related JP4238802B2 (ja) 2004-09-06 2004-09-06 クローラ式走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4238802B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4640817B2 (ja) * 2005-03-15 2011-03-02 日立建機株式会社 作業機の走行体
JP4744468B2 (ja) * 2007-03-27 2011-08-10 株式会社クボタ 旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置
JP4746638B2 (ja) * 2008-02-15 2011-08-10 株式会社クボタ クローラ式走行装置
JP5741548B2 (ja) * 2012-10-05 2015-07-01 コベルコクレーン株式会社 建設機械の下部走行体
JP5794247B2 (ja) * 2013-03-14 2015-10-14 コベルコクレーン株式会社 建設機械
JP6032712B2 (ja) * 2013-11-28 2016-11-30 キャタピラー エス エー アール エル 走行装置および作業機械
JP6588804B2 (ja) * 2015-11-10 2019-10-09 株式会社日立建機ティエラ ミニショベル
JP2022147167A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 ヤンマーホールディングス株式会社 建設機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006069492A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4238802B2 (ja) クローラ式走行装置
JP5562777B2 (ja) 建設機械
JP5719092B1 (ja) ブルドーザ
WO2016136535A1 (ja) 作業車両
JP4962935B2 (ja) 建設車両
JP2006335329A (ja) 作業車両の冷却装置
JP4640817B2 (ja) 作業機の走行体
JP2011074605A (ja) クローラ式走行装置
JP6912432B2 (ja) 建設機械
JP2000326875A5 (ja)
JP2007083825A (ja) 給油口の設置構造
JP2007162358A (ja) 建設車両
JP4744468B2 (ja) 旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置
JP4797032B2 (ja) クローラ式走行装置
JP2020152334A (ja) 建設機械
JP2008248607A (ja) 建設機械のステップ装置
JP4459027B2 (ja) 旋回作業機
JP4615389B2 (ja) 装軌車両
JPH09271310A (ja) 自走式散布機
JP4798985B2 (ja) 旋回作業機
JP4005429B2 (ja) 旋回式建設機械
JP3947579B2 (ja) 自走式散布機
JP3691772B2 (ja) 旋回作業機
JP5202581B2 (ja) 旋回作業機
JP6971779B2 (ja) 作業機械

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4238802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees