JP2005105604A - 旋回作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイベルジョイントと走行装置側の油圧機器とを連結する油圧ホース等の配管を、納まりよくコンパクトにまとまった状態に配管することができるようにする。
【解決手段】旋回台4が、走行装置3上に旋回軸心X廻りに回転自在に備えられ、旋回軸心X上に、スイベルジョイント39が設けられ、スイベルジョイント39は、旋回台4側に固定されるシャフト101と、このシャフト101に回動自在に外嵌されると共に走行装置3側に固定されるアウタスリーブ103とを備え、アウタスリーブ103に、走行装置3側の油圧機器からの配管が接続される複数の接続口110a〜110jが外方突設され、旋回台4側からの作動油をスイベルジョイント39を介して走行装置3側の油圧機器に供給するようにした旋回作業機において、前記複数の接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周の一部に集中配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、旋回台側からの作動油をスイベルジョイントを介して走行装置側の油圧機器に供給するようにした旋回作業機に関するものである。
バックホーには、走行装置上に旋回台を上下方向の旋回軸心回りに左右に旋回自在に支持し、旋回台の前部に掘削装置を設けると共に、走行装置の走行フレームの前記旋回軸心上に、スイベルジョイントが設けられ、スイベルジョイントは、旋回台側に固定されるシャフトと、このシャフトに回動自在に外嵌されると共に走行装置側に固定されるアウタスリーブとを備え、アウタスリーブに、走行装置側の油圧機器からの配管が接続される複数の接続口が外方突設され、旋回台側からの作動油をスイベルジョイントを介して走行装置側の油圧機器に供給するようにしたものがある。
この種の従来の旋回作業機では、スイベルジョイントのアウタスリーブの外周に、走行装置側の油圧機器からの配管が接続される複数の接続口が放射状に外方突設されていた(例えば特許文献1,特許文献2)。
特開2002−348914号公報 特開2002−138511号公報
従って、従来では、アウタスリーブの外周に複数の接続口が放射状に外方突設されていたので、複数の接続口に接続される油圧ホース等の配管も、アウタスリーブの外周から放射状に配管されることとなり、油圧ホース等の配管がスイベルジョイントから周囲に大きく広がるように配置され、油圧ホース等の配管を納まりよくコンパクトにまとまった状態に配管することが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、スイベルジョイントと走行装置側の油圧機器とを連結する油圧ホース等の配管を、納まりよくコンパクトにまとまった状態に配管することができるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、旋回台4が、走行装置3上に旋回軸心X廻りに回転自在に備えられ、旋回軸心X上に、スイベルジョイント39が設けられ、スイベルジョイント39は、旋回台4側に固定されるシャフト101と、このシャフト101に回動自在に外嵌されると共に走行装置3側に固定されるアウタスリーブ103とを備え、アウタスリーブ103に、走行装置3側の油圧機器からの配管が接続される複数の接続口110a〜110jが外方突設され、旋回台4側からの作動油をスイベルジョイント39を介して走行装置3側の油圧機器に供給するようにした旋回作業機において、
前記複数の接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周の一部に集中配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記複数の接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周の左右側部に集中配置され、各接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周から左右方向に外方突出されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、アウタスリーブ103の外周部の前側又は後側の一方に、走行装置3側の油圧機器からの戻り油を前記旋回台4側に戻すためのドレン油路112が、上下方向に設けられ、ドレン油路112の下端は、左右両側に延設されて、ドレン油路112の接続口110jが、左右両側に向くように設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ドレン油路112は、アウタスリーブ103の外周部を隆起させるように、アウタスリーブ103に一体に形成されている点にある。
本発明によれば、複数の接続口は、アウタスリーブの外周の一部に集中配置されているので、アウタスリーブに接続される走行装置側の油圧機器からの配管を、納まりよくコンパクトにまとまった状態に配管することができ、配管がイベルジョイントから周囲に大きく広がるようなことがなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態にかかる旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体2を有する走行装置3の上部に、旋回ベアリングを介して上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に旋回台4を搭載したものとなっており、この旋回台4の前端部には作業装置5が設けられている。
作業装置5は、旋回台4の前端部に左右揺動自在に取り付けられたスイングブラケット12と、このスイングブラケット12に上下揺動自在に連結されたブーム6と、このブーム6の先端に上下揺動自在に連結されたアーム7と、このアーム7の先端に上下回動自在に連結されたバケット8とを有する掘削作業装置とされており、上記スイングブラケット12,ブーム6、アーム7およびバケット8は、それぞれ油圧シリンダ13,9,10,11によって作動するようになっている。なお、この作業装置5は、上記バケット8に代えてブレーカ等の他の機器を取り付けたものとしても良い。
旋回台4の後部にはボンネット15が搭載され、このボンネット15の前側には、図4〜図6に示すように、運転席16や操縦フロア17、操縦レバー18,19、操縦ペダル20等を有する操縦部14が設けられている。この操縦部14は旋回台4上の前部に備えられたキャビン21によって包囲されている。
旋回台4は、平面視で左右側部及び前部が直線状に形成され、後端部が円弧状に形成されており、この後端部は走行装置3から後方に突出している。旋回軸心Xは、旋回台4の前後中央よりも前寄りに配設され、旋回台4を左右横向きに旋回したときにも、旋回台4の後端部が走行装置3から左右に突出するようになっている。運転席16は旋回軸心Xの後側であって、旋回台4の前後及び左右のほぼ中央部に配設されている。
旋回台4の底部には板状のベースフレーム23が設けられ、このベースフレーム23の後端部にカウンタウエイト24、25が設けられ、ベースフレーム23の左右側部及び前部は、カバー体26により覆われている。なお、カウンタウエイト24,25は、左右中央に配設された主ウエイト24と、この主ウエイト24の左右両側に配設された側部ウエイト25とを有し、この側部ウエイト25は、旋回台4の後端左右隅部を保護するプロテクタとされている。
図4及び図7に示すように、ベースフレーム23の後部上面にはエンジン27が横置きに搭載され、エンジン27の左右一方(右側)に油圧ポンプ28が直結され、左右他方(左側)にファン29およびラジエータ30が配設されている。本実施形態では、吸い込み式のラジエータ30が採用されており、左右各側部ウエイト25には、外気の流入口31および吐き出し口32(図5及び図6参照)が形成されている。
ベースフレーム23の前端部には、作業装置5を装着するための装着ブラケット34が前方突出状に設けられ、この装着ブラケット34からは左右一対の縦リブ35が後方広がり状(略ハの字状)に延設されている。ベースフレーム23の前後中途部には、左右方向に延びる区画壁36が立設され、この区画壁36の後側に前記エンジン27、油圧ポンプ28、ラジエータ30等が配設されている。
旋回軸心X位置にはスイベルジョイント39が配設され、その近傍に旋回モータ37が配設されており、操縦フロア17の前部左側には各油圧アクチュエータ13,9,10,11等を制御する制御弁38が配設されている。
前記区画壁36の前側であってベースフレーム23の左右一側(左側)には作動油タンク41が配設され、左右他側(右側)には燃料タンク40が配設されている。区画壁36の後側にはサクションホース42が左右方向に配設され、このサクションホース42の一端が作動油タンク41の後部に接続され、他端が油圧ポンプ28に接続されている。作動油タンク41の前側には外置き型のリターンフィルタ(オイルフィルタ)43が配設されている。
前記ボンネット15は、合成樹脂製又は金属製によって形成され、主としてエンジン27、ラジエータ30、油圧ポンプ28等の外方を覆うものであり、前部カバー45と、後部カバー46と、側部カバー47とから構成されている。前部カバー45及び後部カバー46は、旋回台4の略全体にわたる左右幅を有し、前部カバー45は旋回台4に固定され、後部カバー46はその前端上部を支点として上方に跳ね上げ可能とされた開閉カバーとなっている。
側部カバー47は、前部カバー45と後部カバー46との前後間に形成された略3角形の開口を塞ぐものとなっている。
前記キャビン21は、旋回台4と左右略同幅に形成されており、この旋回台4の前端部からボンネット15上にかけてアーチ状(略U字状)に形成された主枠50を左右両側に備えている。左右主枠50の前後支柱50A,50Bの下端部同士は連結部材51により連結され、上部間には天井部52が設けられている。
キャビン21の左側面には、その前後中途部に中間支柱53が上下方向に設けられ、この中間支柱53の前側がキャビン21への出入り口54とされ、この出入り口54を開閉するドア55が中間支柱53に揺動自在に取り付けられている。
中間支柱53よりも後側には、上部にサイドガラス56が設けられ、下部に側部外装パネル57が設けられている。
キャビン21の前面及び後面にはそれぞれフロントガラス58、リヤガラス59が設けられている。
キャビン21の右側面では、主枠50の前後支柱50A,50B間に横梁部材60が架設され、この横梁部材60の上側にはサイドガラス56が設けられ、下側に外装パネル57が設けられている。
このキャビン21の後部下端は、ボンネット15の前部カバー45上面に搭載されるようになっている。具体的には、図4〜図7に示すように、前部カバー45上面の裏側には支持板61が設けられ、この支持板61にマウントゴム等を介してキャビン21の後部が連結されるようになっている。。
支持板61は横長の帯板形状であり、その左右両側が脚部62を介してベースフレーム23又はウエイト24に支持されている。
また、支持板61には、ヒンジ部材63を介して後部カバー46の前上部が回動自在に支持されている。
図3に示す背面視において、前記ボンネット15を構成する後部カバー46は、その側面形状が下方外広がり状の曲面となっている。一方側部カバー47は、図1及び図2に示すように側面視で略三角形状に形成されている。
図8及び図9に示すように、走行装置3は、走行フレーム72の左右両側にクローラ式走行機構を備えてなるクローラ式走行装置が採用されており、走行装置3は、左右一対のクローラ走行体2と、該クローラ走行体2を支持する走行フレーム72とを有して主構成されており、クローラ走行体2の左右間隔を拡縮自在とした可変脚型に構成されている。
前記旋回作業機(バックホー)1はいわゆる後方小旋回型であり、旋回台4の後端が描く旋回軌跡が、クローラ走行体2の前後幅、及び縮小した左右クローラ走行体2の幅内に収まり、クローラ幅縮小状態で狭い路地等の走行を容易なものとするとともに、走行装置(クローラ走行装置)2が通過できる場所であれば周囲との接触なく旋回台4を旋回できるようにしている。また、クローラ幅拡大時には、走行や側溝掘り等の掘削作業をより安定した状態で行えるようになっている。
前記クローラ走行体2は、トラックフレーム73の前部に回転自在に支持されたアイドラ74と、トラックフレーム73の後部に設けた油圧モータからなる走行モータML,MRに設けられて回転駆動可能とされた駆動輪(スプロケット)75と、トラックフレーム73の下部に回転自在に設けられた複数個の転輪76と、これらアイドラ74,駆動輪75、転輪76に亘って巻き掛けられたゴム製又は鉄製のクローラベルト78とを備えて構成され、駆動輪75を走行モータML,MRで駆動してクローラベルト78を循環回走させることで、バックホー1を前後進させるように構成されている。
前記走行フレーム72は、基板79の上部に、上面に旋回ベアリング69を支持しかつ中央にスイベルジョイント39を設けた旋回台4の支持部を備え、基板79の裏面側には、上方が開放した断面コ字状の支持枠81を長手方向を左右に向けて前後一対固着しており、基板79の裏面側と支持枠81の内面とで角筒状の支持筒82を構成している。
また、走行フレーム72の前部にはドーザ装置64を備えている。ドーザ装置64は、走行フレーム72に上下揺動自在に支持された揺動アーム84と、この揺動アーム84の前端側に固着されたブレード85と、揺動アーム84を昇降する(上下動させる)ドーザシリンダ80とを有する。
前記トラックフレーム73の内側面には、左右内方に突出する脚体86が前後一対設けられ、該脚体86は角パイプにより形成されており、前記支持筒82内に左右移動自在に挿通されている。
また、左右に対応する脚体86は、支持筒82内で前後に重なり合うように挿通されており、各脚体86と支持筒82との隙間を互いに埋めるようにして相互支持し、これよって走行フレーム72に対するクローラ走行体2のガタつき等を防止している。
トラックフレーム73には、各脚体86の基端部側に隣接して補助脚体87が設けられており、該補助脚体87は、各脚体86の基端部側と支持筒82との隙間を埋めるようにして支持筒82内に左右移動自在に挿通されており、この補助脚体87によって脚体86の基端側のガタつき等を防止している。
また、補助脚体87は、左右一方の補助脚体87の先端と他方の脚体86の先端とが左右方向に対向し、左右クローラ走行体2の間隔を縮めた状態においては、補助脚体87及び脚体86が突き合わさるようになっている。
前後支持筒82間には、油圧シリンダよりなる拡縮駆動体90が左右方向に沿って設けられ、該駆動体90のシリンダチューブが左右一方のトラックフレーム73の内面に固定され、シリンダロッドの先端が他方のトラックフレーム73内面に固定されている。従って、駆動体90の作動によって左右のクローラ走行体2の間隔が拡縮動作するようになっている。
また、各脚体86の上面には左右方向の長孔状に形成された係合孔91を形成し、基板79には係合孔91に挿通する係合ピン92を下方突出状に設けており、該係合ピン92が係合孔91の端部に当接することにより左右クローラ走行体2の左右移動量を規制するようになっている。
前記走行フレーム72の、旋回台4の支持部には、基板19の上方に位置する円板状の上板95と、基板79と上板95とを連結する円筒状の支持筒体96を備え、上板95及び基板79は開口97,98を有し、上板35上に旋回ベアリング9が配置され、走行フレーム12は旋回ベアリング69を介してベースフレーム23を上下方向の旋回軸心X廻りに旋回自在に保持している。スイベルジョイント39が、基板79の下面側に設けた支持板100を介して、支持筒体96内で旋回軸心X上に支持されている。
前記旋回台4は、走行フレーム12に、旋回ベアリング9を介して上下方向の旋回軸心Xを中心に左右に旋回自在に支持されており、旋回台4の前部には、装着ブラケット34が固定され、この装着ブラケット34に前記作業装置(掘削装置)5が装着されている。
なお、上板95の上面には開口97の外方に、旋回ベアリング69の内輪が固着されると共に、旋回ベアリング69の外輪が旋回台4側に固定され、旋回ベアリング69の内輪の内周面には、旋回台4に取付けられた旋回モータ37のピニオンが噛合する大ギヤが形成されており、旋回モータ37を駆動することにより旋回台4を旋回できるようになっている。
前記スイベルジョイント39は、ベースフレーム23側に搭載されている油圧駆動源からの作動油を走行装置3側の走行モータML,MRやドーザシリンダ80に配管するための回動自在な配管接続部としての機能を有し、スイベルジョイント39と走行モータML,MRとを油圧ホースで連結することにより、旋回台4に搭載されたポンプからの作動油をスイベルジョイント39を介して走行モータML,MRに供給すると共に、走行モータML,MRからの戻り油を前記旋回台4に搭載された作動油タンクに戻すように構成されている。
図10〜図13に示すように、前記スイベルジョイント39は、縦向きのシャフト101と、このシャフト101の胴部102に回動自在に外嵌されたアウタスリーブ103とを備えており、上部にベースフレーム23側の配管が接続されるシャフト101は、取付ステー105を介してベースフレーム23に固定され、側面に走行装置3側の配管が接続されるアウタスリーブ103は、前記支持板100を介して旋回台4の基板79に固定されている。
前記シャフト101は、複数の接続口107A〜107Jを上面及び外周面に有する短円柱状の頭部108と、前記アウタスリーブ103が外嵌される長円柱状の胴部102とを一体に備えた鋼鉄棒状体よりなり、この胴部102を頭部108よりもやや小径に形成することにより全体が段付き棒状に形成されている。
シャフト101の頭部108に形成すべき接続口107A〜107Jとして、拡縮駆動体90縮小用の接続口107Aと、ドーザシリンダDC上昇用の接続部107Bと、ドーザシリンダDC下降用の接続口107Cと、拡縮駆動体90拡張用の接続口107Dと、右側の走行モータMR後進用の接続口107Eと、右側の走行モータMR前進用の接続口107Fと、一対の走行モータ速度変更用の接続口107Gと、左側の走行モータML後進用の接続口107Hと、左側の走行モータML前進用の接続口107Iと、走行モータのドレン用の接続口107Jとが設けられている。
アウタスリーブ103に、走行装置3側の油圧機器からの油圧ホース等の配管が接続される複数の接続口110a〜110jが外方突設され、旋回台4側からの作動油をスイベルジョイント39を介して走行装置3側の油圧機器に供給するようになっている。
バックホー1は、走行装置3側の油圧機器として前記左右の走行モータML,MRと、ドーザシリンダDCと、(左右のクローラ走行体2の間隔を拡縮動作させる油圧シリンダよりなる)拡縮駆動体90とを備えているため、アウタスリーブ103の外周に形成すべき接続口110a〜110iとして、拡縮駆動体90縮小用の接続口110aと、ドーザシリンダDC上昇用の接続部110bと、ドーザシリンダDC下降用の接続口110cと、拡縮駆動体90拡張用の接続口110dと、右側の走行モータMR後進用の接続口110eと、右側の走行モータMR前進用の接続口110fと、一対の走行モータ速度変更用の接続口110gと、左側の走行モータML後進用の接続口110hと、左側の走行モータML前進用の接続口110iとが設けられている。
前記複数の接続口110a〜110iは、アウタスリーブ103の外周の一部即ち左右側部に集中配置され、各接続口110a〜110iは、アウタスリーブ103の外周から左右方向に外方突出されている。
アウタスリーブ103の外周部の後側に、走行装置3側の油圧機器(左側の走行モータML及び右側の走行モータMR)からの戻り油を前記旋回台4側に戻すためのドレン油路112が、上下方向に設けられ、ドレン油路112の下端は、左右両側に延設されて、一対の走行モータのドレン用の接続口110jが、左右両側に向くように設けられ、これにより、シャフト101とアウスリーブ103との相対回動によって、ドレン油路112と旋回モータ7及び取付ステー105等とが干渉しないようになっている。ドレン油路112は、アウタスリーブ103の外周部を隆起させるように、アウタスリーブ103に一体に形成されている。従って、両走行モータML,MRからの戻り油を作動油タンク48に戻すための一対の走行モータのドレン用の接続口110jも、アウタスリーブ103の外周の左右側部に前記複数の接続口110a〜110iと共に集中配置され、アウタスリーブ103の外周から左右方向に外方突出されている。
上記実施の形態によれば、複数の接続口110a〜110iは、アウタスリーブ103の外周の左右側部に集中配置され、各接続口110a〜110iは、アウタスリーブ103の外周から左右方向に外方突出されているので、複数の接続口110a〜110jに接続される油圧ホース等の配管、即ち、拡縮駆動体90縮小用の接続口110aに接続される油圧ホース等の配管と、ドーザシリンダDC上昇用の接続部110bに接続される油圧ホース等の配管と、ドーザシリンダDC下降用の接続口110cに接続される油圧ホース等の配管と、拡縮駆動体90拡張用の接続口110dに接続される油圧ホース等の配管と、右側の走行モータMR後進用の接続口110eに接続される油圧ホース等の配管と、右側の走行モータMR前進用の接続口110fに接続される油圧ホース等の配管と、一対の走行モータ速度変更用の接続口110gに接続される油圧ホース等の配管と、左側の走行モータML後進用の接続口110hに接続される油圧ホース等の配管と、左側の走行モータML前進用の接続口110iに接続される油圧ホース等の配管とを、アウタスリーブ103の外周の左右側部に集中配置して、アウタスリーブ103の外周の左右側部から左右方向にまとまった状態で外方突出させることができ、また、一対の走行モータのドレン用の接続口110jに接続されるドレン用の油圧ホース等の配管も、他の油圧ホース等の配管と共にアウタスリーブ103の外周の左右側部に集中配置して、アウタスリーブ103の外周の左右側部から左右方向にまとまった状態で外方突出することができる。従って、複数の接続口110a〜110i及び一対の走行モータのドレン用の接続口110jに接続される油圧ホース等の複数の配管を納まりよくコンパクトにまとまった状態に配管することができ、スイベルジョイント39から周囲に大きく広がるようにことがなくなる。
なお、前記実施の形態では、複数の接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周の左右側部に集中配置され、各接続口110a〜110jは、アウタスリーブ103の外周から左右方向に外方突出されているが、これに代え、複数の接続口110a〜110jを、アウタスリーブ103の外周の前後に集中配置し、各接続口110a〜110jを、アウタスリーブ103の外周から前後方向に外方突出するようにしてもよい。また、複数の接続口110a〜110jを、アウタスリーブ103の外周の左側部又は右側部の一方のみに集中配置し、又はアウタスリーブ103の外周の前又は後の一方のみに集中配置するようにしてもよい。また、複数の接続口110a〜110jを、アウタスリーブ103の外周の左右側部又は前後以外の一部に集中配置するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、走行装置3側の油圧機器(左側の走行モータML及び右側の走行モータMR)からの戻り油を旋回台4側に戻すためのドレン油路112が、アウタスリーブ103の外周部の後側に設けられているが、これに代え、走行装置3側の油圧機器(左側の走行モータML及び右側の走行モータMR)からの戻り油を旋回台4側に戻すためのドレン油路112を、アウタスリーブ103の外周部の前側又は左右方向の一方側に上下方向に設けるようにしてもよい。
本発明は、旋回台側からの作動油をスイベルジョイントを介して走行装置側の油圧機器に供給するようにしたバックホー等の旋回作業機に利用することができる。
本発明の実施形態にかかる旋回作業機の全体側面図である。 同旋回作業機を斜め後方から見た斜視図である。 同旋回台の背面図である。 同キャビンを省略した旋回台の平面図 同旋回台の左側面図である。 同旋回台の右側面図である。 同旋回台内部の平面図である。 同走行装置の平面図である。 同走行装置の側面断面図である。 同スイベルジョイントの左側面図である。 同スイベルジョイントの右側面図である。 同スイベルジョイントのシャフトの平面図である。 同スイベルジョイントのアウタスリーブの平面図である。
符号の説明
1 旋回作業機
3 走行装置
4 旋回台
39 スイベルジョイント
101 シャフト
103 アウタスリーブ
110 接続口
112 ドレン油路
X 旋回軸心

Claims (4)

  1. 旋回台(4)が、走行装置(3)上に旋回軸心X廻りに回転自在に備えられ、旋回軸心X上に、スイベルジョイント(39)が設けられ、スイベルジョイント(39)は、旋回台(4)側に固定されるシャフト(101)と、このシャフト(101)に回動自在に外嵌されると共に走行装置(3)側に固定されるアウタスリーブ(103)とを備え、アウタスリーブ(103)に、走行装置(3)側の油圧機器からの配管が接続される複数の接続口(110a〜110j)が外方突設され、旋回台(4)側からの作動油をスイベルジョイント(39)を介して走行装置(3)側の油圧機器に供給するようにした旋回作業機において、
    前記複数の接続口(110a〜110j)は、アウタスリーブ(103)の外周の一部に集中配置されていることを特徴とする旋回作業機。
  2. 前記複数の接続口(110a〜110j)は、アウタスリーブ(103)の外周の左右側部に集中配置され、各接続口(110a〜110j)は、アウタスリーブ(103)の外周から左右方向に外方突出されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. アウタスリーブ(103)の外周部の前側又は後側の一方に、走行装置(3)側の油圧機器からの戻り油を前記旋回台(4)側に戻すためのドレン油路(112)が、上下方向に設けられ、ドレン油路(112)の下端は、左右両側に延設されて、ドレン油路(112)の接続口(110j)が、左右両側に向くように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  4. 前記ドレン油路(112)は、アウタスリーブ(103)の外周部を隆起させるように、アウタスリーブ(103)に一体に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の旋回作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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