JP2002294743A - 旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置 - Google Patents

旋回作業機の走行モータへの油圧配管装置

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JP2002294743A
JP2002294743A JP2001091155A JP2001091155A JP2002294743A JP 2002294743 A JP2002294743 A JP 2002294743A JP 2001091155 A JP2001091155 A JP 2001091155A JP 2001091155 A JP2001091155 A JP 2001091155A JP 2002294743 A JP2002294743 A JP 2002294743A
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swivel
turning
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Shigeru Yuki
滋 幸
Junichi Fujiwara
純一 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ホースの配置に十分な余裕を持たせるこ
とができると共に、油圧ホースが邪魔になったり、破損
したりしないないようにコンパクトに配置できるように
する。 【解決手段】 旋回台側からの作動油をスイベルジョイ
ント10を介して走行モータML,MRに供給すると共
に、走行モータML,MRからの戻り油を前記旋回台側
に戻すようにした旋回作業機の走行モータへの油圧配管
装置において、走行モータML,MRに、油圧配管7
1,72が前方突出状に設けられ、前記油圧ホース7
3,74が、スイベルジョイント10から後方に突出し
た後に左右方向外方に屈曲するように配置されて、油圧
ホース73,74の一端部がスイベルジョイント10側
に連結され、油圧ホース73,74の他端部が油圧配管
71,72の前端部側に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機の走行モータ部への油圧配管装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】バックホーには、走行装置上に旋回台を
上下方向の旋回軸心回りに左右に旋回自在に支持し、旋
回台の前部に掘削装置を設けると共に、旋回台上に、運
転席、エンジン、ラジエータ、作動油タンク、燃料タン
ク等を備えてなるものがあり、旋回台が、走行装置上に
旋回軸心X廻りに回転自在に備えられ、走行装置の走行
フレームの前記旋回軸心上に、スイベルジョイントが設
けられ、走行装置は、左右一対のクローラ走行体を走行
フレームに左右間隔を拡縮自在として備え、左右一対の
クローラ走行体の後部に、走行モータが設けられてい
る。
【0003】そして、スイベルジョイントと走行モータ
とを油圧ホースで連結して、旋回台に搭載されたポンプ
からの作動油をスイベルジョイントを介して走行モータ
Mに供給すると共に、走行モータMからの戻り油を前記
旋回台に搭載された作動油タンクに戻すようにしたもの
がある。この種の従来の旋回作業機の走行モータへの油
圧配管装置では、図6に示すように、スイベルジョイン
ト91と走行モータMの駆動部との間に、可撓性を有す
る油圧ホース92が設けられ、油圧ホース92の一端部
が、スイベルジョイント91に、スイベルジョイント9
1から後方突出するように連結され、油圧ホース92の
他端部が、走行モータMの駆動部に、走行モータMから
前方突出するように連結されており、油圧ホース92
は、スイベルジョイント92から後方に突出した後に前
方に屈曲されて折り返され、さらに再び前方に屈曲され
て、走行モータMの駆動部に至るように配置され、これ
により、油圧ホース92の配置に十分な余裕を持たせ
て、左右一対のクローラ走行体93の左右間隔を拡縮し
ても、油圧ホース92の可撓性を利用して、旋回台に搭
載されたポンプからの作動油をスイベルジョイント91
を介して走行モータMの駆動部に供給できると共に、走
行モータMからの戻り油を前記旋回台に搭載された作動
油タンクに戻すことができるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、油
圧ホース92の中途部が複数箇所で大きく屈曲してお
り、しかも、油圧ホース92が屈曲するためには、所定
のアールが必要であるため、油圧ホース92が複雑に屈
曲することとなり、特に左右一対のクローラ走行体93
の後方突出寸法を短く設定した場合には、油圧ホース9
2の複雑な屈曲によって、体裁が悪くなるばかりでな
く、油圧ホース92が走行フレーム95側から大きく後
方に出っ張り、このため油圧ホース92が邪魔になった
り、油圧ホース93が他の部材と干渉して破損するおそ
れが大になった。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑みて、左右一対
のクローラ走行体の左右間隔を拡縮しても、油圧ホース
の可撓性を利用して、作動油を走行モータに給排できる
ように、油圧ホースの配置に十分な余裕を持たせること
ができると共に、油圧ホースが邪魔になったり、破損し
たりしないないようにコンパクトに配置できるようにし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、旋回台5が、走行装置2上に
旋回軸心X廻りに回転自在に備えられ、走行装置2の走
行フレーム12の旋回軸心X上に、スイベルジョイント
10が設けられ、走行装置2は、左右一対のクローラ走
行体11を走行フレーム12に左右間隔を拡縮自在とし
て備え、左右一対のクローラ走行体11の後部に、走行
モータML,MRが設けられ、スイベルジョイント10
と走行モータML,MRとを油圧ホース73,74で連
結して、旋回台5側からの作動油をスイベルジョイント
10を介して走行モータ(ML,MR)に供給すると共
に、走行モータ(ML,MR)からの戻り油を前記旋回
台5側に戻すようにした旋回作業機の走行モータへの油
圧配管装置において、走行モータ(ML,MR)に、油
圧配管71,72が前方突出状に設けられ、前記油圧ホ
ース73,74が、スイベルジョイント10から後方に
突出した後に左右方向外方に屈曲するように配置され
て、油圧ホース73,74の一端部がスイベルジョイン
ト10側に連結され、油圧ホース73,74の他端部が
油圧配管71,72の前端部側に連結されている点にあ
る。
【0007】本発明の他の技術的手段は、前記油圧配管
71,72は、作動油供給用の油圧配管とドレイン用の
油圧配管とを有し、前記油圧ホース73,74は、作動
油供給用の油圧ホースとドレイン用の油圧ホースとを有
している点にある。本発明の他の技術的手段は、前記左
右一対のクローラ走行体11は、旋回軸心Xからの前方
突出寸法と旋回軸心Xからの後方突出寸法とが略同一に
なるように、設定されている点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図5において、1は旋回作業機と
して例示するバックホーであり、このバックホー1は、
下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから主構成され
ており、走行装置2の前部にはドーザ装置4が取り付け
られ、旋回体3は旋回台5に、掘削装置(作業装置)
6、運転席7、操縦装置8、エンジン、ラジエータ、燃
料タンク、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧機器のコン
トロールバルブ、ボンネット等を備えてなる。
【0009】このバックホー1は、後方小旋回型バック
ホーと称されるもので、旋回台5の後面が、旋回しても
走行装置2の左右幅からはみでないように略円弧状に形
成されている。走行装置2は、図3及び図4に示すよう
に、走行フレーム12の左右両側にクローラ式走行機構
を備えてなるクローラ式走行装置が採用されており、走
行装置2は、左右一対のクローラ走行体11と、該クロ
ーラ走行体11を支持する走行フレーム12とを有して
主構成されており、クローラ走行体11の左右間隔を拡
縮自在とした可変脚型に構成されている。
【0010】前記バックホー1はいわゆる後方小旋回型
であり、旋回台5の後端が描く旋回軌跡が、クローラ走
行体11の前後幅、及び縮小した左右クローラ走行体1
1の幅内に収まり、クローラ幅縮小状態で狭い路地等の
走行を容易なものとするとともに、走行装置(クローラ
走行装置)2が通過できる場所であれば周囲との接触な
く旋回台5を旋回できるようにしている。また、クロー
ラ幅拡大時には、走行や側溝掘り等の掘削作業をより安
定した状態で行えるようになっている。前記クローラ走
行体11は、トラックフレーム13の前部に回転自在に
支持されたアイドラ14と、トラックフレーム13の後
部に設けた油圧モータからなる走行モータML,MRに
設けられて回転駆動可能とされた駆動輪(スプロケッ
ト)15と、トラックフレーム13の下部に回転自在に
設けられた複数個の転輪16と、これらアイドラ14,
駆動輪15、転輪16に亘って巻き掛けられたゴム製又
は鉄製のクローラベルト18とを備えて構成され、駆動
輪15を走行モータML,MRで駆動してクローラベル
ト18を循環回走させることで、バックホー1を前後進
させるように構成されている。
【0011】前記走行フレーム12は、基板19の上部
に、上面に旋回ベアリング9を支持しかつ中央にスイベ
ルジョイント10を設けた旋回台5の支持部を備え、基
板19の裏面側には、上方が開放した断面コ字状の支持
枠21を長手方向を左右に向けて前後一対固着してお
り、基板19の裏面側と支持枠21の内面とで角筒状の
支持筒22を構成している。また、走行フレーム12の
前部にはドーザ装置4を備えている。ドーザ装置4は、
走行フレーム12に上下揺動自在に支持された揺動アー
ム24と、この揺動アーム24の前端側に固着されたブ
レード25と、揺動アーム24を昇降する(上下動させ
る)ドーザシリンダ20とを有する。
【0012】図1及び図2に示すように、前記トラック
フレーム13の内側面には、左右内方に突出する脚体2
6が前後一対設けられ、該脚体26は角パイプにより形
成されており、前記支持筒22内に左右移動自在に挿通
されている。また、左右に対応する脚体26は、支持筒
22内で前後に重なり合うように挿通されており、各脚
体26と支持筒22との隙間を互いに埋めるようにして
相互支持し、これによって走行フレーム12に対するク
ローラ走行体11のガタつき等を防止している。
【0013】トラックフレーム13には、各脚体26の
基端部側に隣接して補助脚体27が設けられており、該
補助脚体27は、各脚体26の基端部側と支持筒22と
の隙間を埋めるようにして支持筒22内に左右移動自在
に挿通されており、この補助脚体27によって脚体26
の基端側のガタつき等を防止している。また、補助脚体
27は、左右一方の補助脚体27の先端と他方の脚体2
6の先端とが左右方向に対向し、左右クローラ走行体1
1の間隔を縮めた状態においては、補助脚体27及び脚
体26が突き合わさるようになっている。
【0014】前後支持筒22間には、油圧シリンダより
なる拡縮駆動体30が左右方向に沿って設けられ、該駆
動体30のシリンダチューブが左右一方のトラックフレ
ーム13の内面に固定され、シリンダロッドの先端が他
方のトラックフレーム13内面に固定されている。従っ
て、駆動体30の作動によって左右のクローラ走行体1
1の間隔が拡縮動作するようになっている。また、各脚
体26の上面には左右方向の長孔状に形成された係合孔
31を形成し、基板19には係合孔31に挿通する係合
ピン32を下方突出状に設けており、該係合ピン32が
係合孔31の端部に当接することにより左右クローラ走
行体11の左右移動量を規制するようになっている。
【0015】前記走行フレーム12の、旋回台5の支持
部には、基板19の上方に位置する円板状の上板35
と、基板19と上板35とを連結する円筒状の支持筒体
36を備え、上板35及び基板19は開口37,38を
有し、上板35上に旋回ベアリング9が配置され、走行
フレーム12は旋回ベアリング9を介して旋回体3を上
下方向の旋回軸心X廻りに旋回自在に保持している。ス
イベルジョイント10が、基板19の下面側に設けた支
持板40を介して、支持筒体36内で旋回軸心X上に支
持されている。支持筒体36には、挿通窓41が周方向
に間隔をおいて複数形成されている。
【0016】前記旋回台5は、走行フレーム12に、旋
回ベアリング9を介して上下方向の旋回軸心Xを中心に
左右に旋回自在に支持されており、旋回台5の前部に
は、支持ブラケット43が固定され、この支持ブラケッ
ト43に前記掘削装置6が装着されている。この掘削装
置6は、前記支持ブラケット43に縦軸を介して上下方
向の軸心回りに左右揺動自在に支持された揺動ブラケッ
ト44にブーム45とブームシリンダ46の各基端部を
枢支し、ブーム45の先端にアーム47を枢支して該ア
ーム47をアームシリンダ48で揺動可能にし、アーム
47の先端にバケット(作業具)49を枢支して該バケ
ット49をバケットシリンダ50で掬い及びダンプ動作
可能にしている。
【0017】なお、上板35の上面には開口37の外方
に、旋回ベアリング9の内輪が固着されると共に、旋回
ベアリング9の外輪が旋回台5側に固定され、旋回ベア
リング9の内輪の内周面には、旋回台5に取付けられた
旋回モータのピニオンが噛合する大ギヤが形成されてお
り、旋回モータを駆動することにより旋回台5を旋回で
きるようになっている。図1〜図3に示すように、左右
各トラックフレーム13の後端に支持板60が固着さ
れ、支持板60にモータホルダ59が取付られている。
【0018】また、前記トッラクフレーム13にアイド
ラ14、転輪16が取付支持され、左右のモータホルダ
49に走行モータML,MRがそれぞれ取付支持されて
いる。左右のモータホルダ59の左右方向内端側はカバ
ー体61で塞がれている。このカバー体61は図示省略
の取付金具でモータホルダ59に固定されている。モー
タホルダ59の左右方向外端側は取付板63で塞がれて
いる。取付板63の取付孔64に走行モータML,MR
の駆動部Ma側が挿通されると共に、取付板63に、フ
ランジ65を介して走行モータML,MRがボルト等に
より固定され、走行用モータML,MRはモータホルダ
59に内外突出状に支持されている。
【0019】カバー体61の前端部に、コの字状の切欠
凹部67が設けられると共に、支持板50の左右方向内
端部に、コの字状の切欠凹部68が設けられている。と
ころで、掘削作業を行う際に、ドーザ装置4を前方に突
出させてブレード25を地面等に接地させて突っ張った
状態にして掘削作業をすれば、旋回体3乃至走行フレー
ム12に対する(旋回軸心Xに対する)左右一対のクロ
ーラ走行体11の前方突出寸法が小さくても、安定した
掘削作業を行うことが可能になるが、このような方法に
よる掘削作業では、ドーザ装置4で地面等を不用意に傷
付けたりするという不都合が生じる。そこで、この実施
の形態におけるバックホー1では、上記のような不都合
を回避するために、ドーザ装置4で突っ張らなくても、
安定した掘削作業等が行えるように、図6に示す従来の
バックホーに比べると、旋回体3乃至走行フレーム12
に対する(旋回軸心Xに対する)左右一対のクローラ走
行体11の前後方向の配置を、より前側にすることによ
り、左右一対のクローラ走行体11の、旋回軸心Xから
の前方突出寸法と旋回軸心Xからの後方突出寸法とが略
同一になるように設定し、これにより、図6に示す従来
のバックホーに比べて、左右一対のクローラ走行体11
の前方突出寸法を大に設定し、左右一対のクローラ走行
体11の後方突出寸法を小に設定している。従って、こ
の場合、左右一対のクローラ走行体11の後方突出寸法
が、短く設定され、図6に示す従来のバックホーと比較
すると、特に走行フレーム12と支持板60との前後間
隔が狭くなっており、これに対応してスイベルジョイン
ト10と走行モータML,MRの駆動部Maとの間の前
後方向の離間距離が短くなっている。
【0020】前記スイベルジョイント10は、旋回体3
側に搭載されている油圧駆動源からの作動油を走行装置
2側の走行モータML,MRやドーザシリンダ20に配
管するための回動自在な配管接続部としての機能を有
し、スイベルジョイント10と走行モータML,MRと
を油圧ホースで連結することにより、旋回台5に搭載さ
れたポンプからの作動油をスイベルジョイント10を介
して走行モータML,MRに供給すると共に、走行モー
タML,MRからの戻り油を前記旋回台5に搭載された
作動油タンクに戻すように構成されている。
【0021】即ち、図1〜図3に示すように、各走行モ
ータML,MRの駆動部Maに、可撓性のない作動油供
給用の油圧配管71と可撓性のないドレイン用の油圧配
管72とが前方突出状に設けられ、一方の油圧配管71
の前端部は支持板50の切欠凹部68から前方突出さ
れ、他方の油圧配管72の前端部は、切欠凹部67,6
8の近傍に配置されて外部に露出されている。また、各
走行モータML,MRに対応して、作動油供給用の油圧
ホース73とドレイン用の油圧ホース74とがあって、
作動油供給用の油圧ホース73及びドレイン用の油圧ホ
ース74の一端部は、それぞれスイベルジョイント10
に、スイベルジョイント10から後方に突出するように
連結され、作動油供給用の油圧ホース73の他端部は、
作動油供給用の油圧配管71の前端部に、該油圧配管7
1から左右方向内方でかつ斜め上方に突出するように連
結され、ドレイン用の油圧ホース74の他端部は、ドレ
イン用の油圧配管72の前端部に、該油圧配管72から
左右方向内方でかつ斜め上方に突出するように連結さ
れ、作動油供給用の油圧ホース73及びドレイン用の油
圧ホース74は、下降傾斜しながら、それぞれスイベル
ジョイント10から後方に突出した後に左右方向外方に
屈曲して、スイベルジョイント側から油圧配管71,7
2の前端部に至るように配置されている。
【0022】上記実施の形態によれば、左右一対のクロ
ーラ走行体11の左右間隔を拡縮しても、油圧ホース7
3,74の配置に十分な余裕を持たせて、油圧ホース7
3,74の可撓性を利用して、旋回台5に搭載されたポ
ンプからの作動油をスイベルジョイント10を介して走
行モータML,MRに供給できると共に、走行モータM
L,MRからの戻り油を前記旋回台5に搭載された作動
油タンクに戻すことができる。しかも、左右一対のクロ
ーラ走行体11の左右間隔を最も拡大した場合でも、油
圧ホース73,74が比較的単純に大きく屈曲するよう
になり、油圧ホース73,74の配置の体裁が良くなる
ばかりではなく、左右一対のクローラ走行体11の後方
突出寸法を短く設定しても、油圧ホース73,74が従
来のように複雑に屈曲して、油圧ホース73,74が走
行フレーム12側から大きく後方に出っ張ったりするこ
とがなくなり、このため油圧ホース73,74が邪魔に
なるのを効果的に防止できるし、また、油圧ホース7
3,74が他の部材と干渉して破損するおそれも防ぐこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、左右一対のクローラ走
行体11の左右間隔を拡縮しても、油圧ホース73,7
4の可撓性を利用して、旋回台5側から作動油を走行モ
ータML,MRに給排できるように、油圧ホース73,
74の配置に十分な余裕を持たせることができる。しか
も、油圧ホース73,74をコンパクトに配置できるよ
うになり、油圧ホース73,74の配置の体裁が良くな
るし、油圧ホース73,74が邪魔になったり、破損し
たりするおそれも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す走行装置の平面断
面図である。
【図2】同走行装置の背面断面図である。
【図3】同走行装置の平面図である。
【図4】同走行装置の側面断面図である。
【図5】バックホーの全体側面図である。
【図6】従来例を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 バックホー 2 走行装置 5 旋回台 10 スイベルジョイント 11 トラックフレーム(走行フレーム) 12 走行フレーム 71 作動油供給用の油圧配管 72 ドレイン用の油圧配管 73 作動油供給用の油圧ホース 74 ドレイン用の油圧ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D015 BA01 BA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回台(5)が、走行装置(2)上に旋
    回軸心X廻りに回転自在に備えられ、走行装置(2)の
    走行フレーム(12)の旋回軸心X上に、スイベルジョ
    イント(10)が設けられ、走行装置(2)は、左右一
    対のクローラ走行体(11)を走行フレーム(12)に
    左右間隔を拡縮自在として備え、左右一対のクローラ走
    行体(11)の後部に、走行モータ(ML,MR)が設
    けられ、 スイベルジョイント(10)と走行モータ(ML,M
    R)とを油圧ホース(73,74)で連結して、旋回台
    (5)側からの作動油をスイベルジョイント(10)を
    介して走行モータ(ML,MR)に供給すると共に、走
    行モータ(ML,MR)からの戻り油を前記旋回台
    (5)側に戻すようにした旋回作業機の走行モータへの
    油圧配管装置において、 走行モータ(ML,MR)に、油圧配管(71,72)
    が前方突出状に設けられ、前記油圧ホース(73,7
    4)が、スイベルジョイント(10)から後方に突出し
    た後に左右方向外方に屈曲するように配置されて、油圧
    ホース(73,74)の一端部がスイベルジョイント
    (10)側に連結され、油圧ホース(73,74)の他
    端部が油圧配管(71,72)の前端部側に連結されて
    いることを特徴とする旋回作業機の走行モータへの油圧
    配管装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧配管(71,72)は、作動油
    供給用の油圧配管とドレイン用の油圧配管とを有し、前
    記油圧ホース(73,74)は、作動油供給用の油圧ホ
    ースとドレイン用の油圧ホースとを有していることを特
    徴とする請求項1に記載の旋回作業機の走行モータへの
    油圧配管装置。
  3. 【請求項3】 前記左右一対のクローラ走行体(11)
    は、旋回軸心Xからの前方突出寸法と旋回軸心Xからの
    後方突出寸法とが略同一になるように、設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機の走行モ
    ータへの油圧配管装置。
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Cited By (5)

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