JP2009190627A - クローラ式走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 左右間隔を拡縮自在なトラックフレームの拡張時における左右間隔を広げることができ、また、トラックフレームの収縮時における左右間隔が広がることのないクローラ式走行装置を提供する。
【解決手段】 トラックフレーム36から突出する脚体42をセンターフレーム18に左右移動自在に支持し、脚体42側の係合溝71に左右方向相対移動可能に挿入される規制部材72をセンターフレーム18に設け、トラックフレーム36を左右に移動させた際に、規制部材72が係合溝71の端部に接当することによりトラックフレーム36の左右間隔の拡張規制又は収縮規制が行われるものにおいて、脚体42の左右方向内端から左右方向内方に突出する突出部材77を設け、この突出部材77から脚体42にわたって係合溝71を形成し、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させた状態で、一方の脚体42の突出部材77が他方の脚体42内に挿入されるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックホー等の作業機の走行部に採用されるクローラ式走行装置に関するものである。
従来、センターフレームの左右両側に、クローラベルトを循環回走自在に支持するトラックフレームを配置し、各トラックフレームに左右方向内方に突出する脚体を設け、左右の脚体をセンターフレームに左右方向移動自在に支持することにより左右のトラックフレームの左右間隔を拡縮自在としたクローラ式走行装置がある(特許文献1参照)。
このクローラ式走行装置にあっては、センターフレームに左右方向の軸芯を有する筒状の挿通部が設けられ、左右一方のトラックフレームの脚体は左右一方から挿通部内に挿入され、左右他方のトラックフレームの脚体は左右他方から挿通部内に挿入されて、左右の脚体は左右方向で対向状に設けられている。
前記左右各脚体には左右方向に長い係合溝が設けられていると共に、センターフレーム側には前記係合溝に左右方向相対移動可能に挿入される規制部材が設けられており、トラックフレームを左右方向内方に移動させて該トラックフレームの左右間隔を収縮させる際においては、規制部材が係合溝の左右方向外端に接当することによりトラックフレームの左右間隔の収縮規制が行われ且つ該トラックフレームの左右間隔の収縮時には、左右の脚体が左右方向で突き合わせ状に近接され、また、トラックフレームを左右方向外方に移動させて該トラックフレームの左右間隔を拡張させる際においては、規制部材が係合溝の左右方向内端に接当することによりトラックフレームの左右間隔の拡張規制が行われるように構成されている。
特開2002−294743号公報
前記従来のクローラ式走行装置にあっては、係合溝の左右方向内端に規制部材が接当することによりトラックフレームの左右間隔の拡張規制がなされるように構成されていると共に、脚体の左右方向内端の少し手前が係合溝の内端側を形成することのできる限界であるので、係合溝を脚体の左右方向内端の少し手前まで形成したもの以上に、トラックフレームの拡張時における左右間隔を広くするということはできないものである。
また、従来のクローラ式走行装置にあっては、各脚体は、主脚部と、該主脚部の前後一側に設けられた補助脚部とから構成され、補助脚部は、主脚部より左右方向の長さが短く形成されていると共に、左右一方の脚体の主脚部が左右他方の脚体の補助脚部に左右方向で対向するように配置されている。
また、左右の主脚部同士は、左右方向の内端側が前後方向で重ね合わされると共に左右方向摺動自在に接当している。
トラックフレームの左右間隔の拡張時において、もし、左右の主脚部が左右方向に関して離反してしまうとすると、挿通部と脚体の間のガタによって脚体が僅かに傾き、トラックフレームの左右間隔を拡張状態から収縮させる際に、主脚部の左右方向の内端同士が当たってしまってトラックフレームの左右間隔を収縮させることができないという惧れがあるので、トラックフレームの左右間隔の拡張時においても、左右の主脚部の左右方向の内端側同士が摺動自在に接当していなければならず、それ以上に、トラックフレームの拡張時における左右間隔を広くするということはできないものである。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、トラックフレームの拡張時における左右間隔を広くすることができるクローラ式走行装置を提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、センターフレームの左右両側に、クローラベルトを循環回走自在に支持するトラックフレームを配置し、各トラックフレームに左右方向内方に突出する脚体を設け、左右の脚体をセンターフレームに左右方向移動自在に支持することにより左右のトラックフレームの左右間隔を拡縮自在とし、脚体側に係合溝を設けると共に該係合溝に左右方向相対移動可能に挿入される規制部材をセンターフレーム側に設け、トラックフレームを左右方向に移動させた際に、規制部材が係合溝の端部に接当することにより、トラックフレームの左右間隔の拡張規制又は収縮規制が行われるようにしたクローラ式走行装置において、
左右の各脚体に、該脚体の左右方向内端から左右方向内方に突出する突出部材を設け、この突出部材から脚体にわたって前記係合溝を形成し、トラックフレームの左右間隔を収縮させた状態で、一方の脚体の突出部材が他方の脚体内に挿入されるように構成されていることを特徴とする。
また、左右の脚体は左右方向の軸芯を有すると共に左右方向内端側が開口した筒状に形成されていて同芯状に配置され、前記突出部材は脚体の上端側に設けられていて係合溝が脚体の上壁及び突出部材の上面側に形成されており、突出部材及び係合溝を前後方向で位置ズレさせていてもよい。
また、他の技術的手段は、センターフレームの左右両側に、クローラベルトを循環回走自在に支持するトラックフレームを配置し、各トラックフレームに左右方向内方に突出する脚体を設け、各脚体をセンターフレームに左右方向移動自在に支持することにより左右のトラックフレームの左右間隔を拡縮自在とし、各脚体を主脚部と、該主脚部よりも左右方向の長さが短い補助脚部とから構成すると共に、左右一方の脚体の主脚部が左右他方の脚体の補助脚部に左右方向で対向するように配置したクローラ式走行装置において、
左右の各主脚部に、該主脚部の端部から左右方向内方に延出する延出部材を設け、該延出部材は、トラックフレームの左右間隔を拡張させた状態で相互に重なり合い、該拡張状態からトラックフレームの左右間隔を収縮させると、一方の脚体に設けた延出部材が他方の脚体の主脚部に摺動自在に接当すると共に、トラックフレームの左右間隔を収縮させた状態で一方の脚体に設けた延出部材が他方の脚体の補助脚部内に挿入されるように構成されている。
請求項1に記載の本発明によれば、トラックフレームの左右間隔を拡張する際において、脚体の左右方向内端から左右方向内方に突出する突出部材に形成した係合溝部分の左右方向内端側に規制部材が接当することでトラックフレームの左右間隔の拡張規制が行われるので、係合溝の脚体の左右方向内端から突出した分、トラックフレームの拡張時における左右間隔を広くすることができる。
また、トラックフレームの左右間隔を収縮させた状態では、一方の脚体の突出部材が他方の脚体内に挿入されるので、突出部材を設けない場合に比べて、トラックフレームの収縮時における左右間隔が広がることもない。
また、請求項3に記載の本発明によれば、トラックフレームの左右間隔を拡張した状態において、左右の主脚部の端部から左右方向内方に延出する延出部材同士が相互に重なり合うので、延出部材の分、トラックフレームの拡張時における左右間隔を広くすることができる。
また、トラックフレームの左右間隔を収縮させる際には、一方の脚体に設けた延出部材が他方の脚体の主脚部に摺動自在に接当すると共にトラックフレームの左右間隔を収縮させた状態で一方の脚体に設けた延出部材が他方の脚体の補助脚部内に挿入されるので、延出部材を設けない場合に比べて、トラックフレームの収縮時における左右間隔が広がることもない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3において、1は本発明に係るクローラ式走行装置2を採用した旋回作業機として例示するバックホーである。
このバックホー1は、図5にも示すように、クローラ式走行装置2上に、旋回ベアリング3を介して旋回台4を上下方向の旋回軸心回りに回動自在に設け、該旋回台4上に運転席5、操縦装置6、エンジン、ラジエータ、燃料タンク、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧機器を制御するコントロールバルブ及びボンネット7等を設け、旋回台4の前部に、ブーム8、アーム9、バケット10等を備えた掘削作業装置11を備え、クローラ式走行装置2の前部にドーザ装置12を備えている。
旋回台4の前部には、該旋回台4に設けられた支持ブラケット13に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持された揺動ブラケット14が設けられ、この揺動ブラケット14にブーム8とブームシリンダ15の各基端部が枢支され、該ブーム8の先端側にアーム9が枢支されると共に該アーム9をアームシリンダ16で揺動可能とし、アーム9の先端側にバケット10が枢支されると共に該バケット10をバケットシリンダ17で掬い及びダンプ動作可能にしている。
なお、以下の説明において、左右方向外方とは、クローラ式走行装置2の左右方向の中心から左右方向の端部に向かう方向をいい、左右方向内方とは、クローラ式走行装置2の左右方向の端部から左右方向の中心に向かう方向をいう。
前記クローラ式走行装置2は、図1〜図11に示すように、センターフレーム18と、このセンターフレーム18の左右両側にそれぞれ配置されたクローラ走行体19とから主構成されており、左右の各クローラ走行体19がセンターフレーム18に左右方向移動自在に支持されていて、左右クローラ走行体19の左右方向の間隔が拡縮自在とされた可変脚型に構成されている。
なお、本実施形態に係るバックホー1は、所謂後方小旋回型であり、旋回台4の後端が描く旋回軌跡が、クローラ走行体19の前後幅、及び収縮状態の左右クローラ走行体19の幅内に収まり、左右クローラ走行体19の間隔を収縮した状態で狭い路地等の走行を容易なものとすると共に、クローラ式走行装置2が通過できる場所であれば周囲との接触なく旋回台4を旋回できるようにしている。また、左右クローラ走行体19の左右方向の間隔を拡張した時には、走行や側溝掘り等の掘削作業をより安定した状態で行うことが可能となっている。
前記センターフレーム18は、図1、図2、図4〜6に示すように、基板20と、この基板20上に固定されたベアリング支持台21と、基板20の前端側及び後端側のそれぞれの下面側に設けられた支持フレーム22と、前後の支持フレーム22の左端側及び右端側の下面同士を連結する下板23と、前後支持フレーム22間で且つ基板20の左右両側に配置されていて基板20と下板23と連結する補強板24とを有する。
ベアリング支持台21は、基板20の上面に固定した上下方向の軸芯を有する支持筒25と、この支持筒25の上端に固定された取付板26とを有し、前記取付板26上に支持筒25と同芯状に配置された前記旋回ベアリング3のインナーレースが取付固定され、この旋回ベアリング3のアウターレースは旋回台4の底部に固定されており、これによって、旋回台4がベアリング支持台21に上下方向の旋回軸回りに回転自在に支持されている。
ベアリング支持台21の取付板26には旋回軸を中心とする円形状の開口27が形成され、この開口27の下方側の前記基板20にも開口28が形成されており、支持筒25の中心には、クローラ式走行装置2側に設けられた油圧機器(走行モータM、ドーザ装置12のブレードを上下動させる油圧シリンダ、左右クローラ走行体19を拡縮駆動させる油圧シリンダからなる拡縮駆動体29)と旋回台4側のコントロールバルブとの間の圧油の流通を図るためのスイベルジョイント30が設けられている。
スイベルジョイント30の底部は、基板20の開口28を挿通して、該基板20の下面側に取り付けられたステー31に取付固定され、スイベルジョイント30の上部は、ベアリング支持台21の取付板26の開口27を挿通すると共に、旋回台4の底部を貫通して旋回台4内に挿入されている。
前記支持フレーム22は前後壁22a,22bと、該前後壁22a,22bの下端同士を連結する下壁22cとを備えていて、板材を折曲することによって側面視上方開口状のコ字形に形成されており、前後壁22a,22bの上端が基板20の下面に固着されている。
この支持フレーム22と前記基板20の前後方向の端部側とで左右方向の軸芯を有し且つ左右両端が開口状とされた筒状(四角筒状)の挿通部32が構成されている。
後側の挿通部32(支持フレーム22)の前壁22aの左右方向中央側には、センターフレーム18の左右方向の中心から左右に振り分け状に配置された左右一対のホース挿通穴33が貫通形成されている。
左右の各ホース挿通穴33は、図10にも示すように、横長に形成され、開口縁部に沿って油圧ホースを保護する保護部材34が設けられている。
前記左右の下板23の前部側及び後部側は補強板によって相互に連結されている。
前記左右の各クローラ走行体19は、トラックフレーム36に駆動輪37(スプロケット)、アイドラ38及び複数の転輪39を回転自在に支持すると共に該駆動輪37、アイドラ38及び転輪39にわたって巻き付けられていてトラックフレーム36を上下及び前後から取り囲むように設けられた無端帯状のクローラベルト40を備え、油圧駆動式の走行モータMによって駆動輪37を回転駆動することによりクローラベルト40を周方向に循環回走して前後に走行するように構成されている。
本実施形態では、走行モータMはトラックフレーム36の後端側に設けられ、駆動輪37は走行モータMに左右方向の軸芯回りに回転駆動可能に取り付けられ、アイドラ38はトラックフレーム36の前端側に左右方向の軸芯回りに回転自在で且つ前後方向に移動可能に支持されており、該アイドラ38が図示省略の緊張装置の付勢力によって前方側に付勢されることでクローラベルト40に張りが付与されるよう構成されている。
転輪39は、駆動輪37とアイドラ38との間に前後方向に間隔をおいて3つ設けられ、トラックフレーム36の下部に左右方向の軸芯回りに回転自在に支持されている。
なお、左右の各クローラ走行体19は、前後方向で向きが逆向きとなっていてもよい。
各トラックフレーム36には、左右方向内方に突出する前後一対の脚体41,42が設けられ、前側の脚体41が前側の挿通部32に左右方向外方から左右方向移動自在に挿入されていると共に、後側の脚体42が後側の挿通部32に左右方向外方から左右方向移動自在に挿入されていて、前側の左右脚体41同士が左右方向で対向状とされていると共に、後側の左右脚体42同士が左右方向で対向状とされている。
また、前後の挿通部32間で且つ左右のトラックフレーム36間には、スイベルジョイント30の下方に位置する前記拡縮駆動体29(油圧シリンダ)が左右方向に沿って設けられ、この拡縮駆動体29のシリンダチューブのボトム側が一方のトラックフレーム36に連結され、拡縮駆動体29のピストンロッドの先端側が他方のトラックフレーム36に連結されており、拡縮駆動体29を伸縮させることにより、トラックフレーム36が左右方向に移動して該トラックフレーム36(左右クローラ走行体19)の左右間隔が拡縮されるよう構成されている。
前記トラックフレーム36は、前部フレーム43と、該前部フレーム43の後端側に接続された後部フレーム44とから構成されている。
後部フレーム44は、前部の脚体ホルダ45と後部のモータホルダ46とを一体形成してなる。
前部フレーム43にアイドラ38及び2つの転輪39並びに前側の脚体41が設けられていると共に拡縮駆動体29が連結されており、脚体ホルダ45に1つの転輪39及び後側の脚体42が固定され、モータホルダ46に走行モータMが取り付けられている。
なお、脚体ホルダ45と、モータホルダ46とは別体で形成されていてもよく、また、脚体ホルダ45と、モータホルダ46とを別体で形成すると共に脚体ホルダ45を前部フレーム43と一体形成してもよく、さらにまた、前部フレーム43と後部フレーム44とを一体形成してもよい。
なお、本実施形態では、前部フレーム43は板金によって形成され、後部フレーム44は鋳物によって構成されている。
前側の脚体41は、前部フレーム43の前後方向中途部に設けられており、主脚部47と補助脚部48とから主構成され、前側の脚体41の左右一方は前側の挿通部32に左右一方から挿入され、前側の脚体41の左右他方は前側の挿通部32に左右他方から挿入されている。
主脚部47は、図11(a)にも示すように、前後壁47a,47bと上下壁47c,47dとから左右方向の軸心を有する四角筒体(角パイプ)に形成され、左右方向外端側がトラックフレーム36の前部フレーム43に固定された取着板49に連結されている。
左側の前側脚体41の主脚部47と右側の前側脚体41の主脚部47とは、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させた状態において、該主脚部47の左右方向内端側同士が前後方向に関して重ね合わせ可能なように、前後方向に関して位置ズレしていると共にこれら主脚部47同士が左右方向摺動自在に接当可能とされている。
本実施形態では、左側の主脚部47が右側の主脚部47より前側に位置している。
補助脚部48は、上下壁48a,48bと、これら上下壁48a,48bの前後一端側同志を連結する連結壁48cとから側面視コ字形に形成されており、左右方向外端側がトラックフレーム36の前記取着板49に連結されている。
この補助脚部48の左右方向長さは主脚部47の左右方向長さよりも短い長さに形成されており、前後方向の開放側が主脚部47を向くようにして該主脚部47の基部側に溶接等によって固定されている。
主脚部47の上下幅と補助脚部48の上下幅とは同幅に形成されていると共に、これら主脚部47と補助脚部48との、上面同士及び下面同士は面一状とされている。
本実施形態では、左側の前側脚体41の補助脚部48が主脚部47の後側に位置し、右側の前側脚体41の補助脚部48が主脚部47の前側に位置している(したがって、左側の前側脚体41の主脚部47が右側の前側脚体41の補助脚部48と左右方向で対向状とされ、左側の前側脚体41の補助脚部48が右側の前側脚体41の主脚部47と左右方向で対向状とされている)。
前記左右の各主脚部47の上壁47cには、左右方向に長い(左右方向直線状の)長孔からなる係合溝51が形成されている。
一方、センターフレーム18の基板20には、前記係合溝51に係合してクローラ走行体19の左右方向の移動を規制する規制部材52が、各係合溝51に対応して一対設けられている。
この規制部材52は、上部に工具係合用の六角柱部52aが設けられ、下部に係合ピン部52bが設けられ、中途部に雄ねじ部52cが形成されている。
センターフレーム18の基板20上面には、該基板20に形成されたピン挿通孔53を介して前記係合溝51に連通するネジ孔54を備えた保持部材55が、各係合溝51に対応して設けられ、この保持部材55のネジ孔54に、規制部材52が上方から挿通されると共に該ネジ孔54に雄ねじ部52cが螺合されることで保持部材55に規制部材52が固定されている。
前記保持部材52はセンターフレーム18の基板20に溶接によって固定されている。
各規制部材52の係合ピン部52bは、ピン挿通孔53及び係合溝51に挿通状とされている。
したがって、トラックフレーム36を左右方向外方に移動させて規制部材52の係合ピン部52bが係合溝51の左右方向内端に接当することにより、トラックフレーム36の左右方向外方側への移動が規制されて該左右のトラックフレーム36の左右間隔が拡張状態(トラックフレーム36の左右間隔を最も拡げた状態、図2参照)とされ、トラックフレーム36を左右方向内方に移動させて規制部材52の係合ピン部52bが係合溝51の左右方向外端に接当することにより、トラックフレーム36の左右方向内方側への移動が規制されて左右のトラックフレーム36の左右間隔が収縮状態(トラックフレーム36の左右間隔を最も縮めた状態、図1参照)とされる。
なお、左右の各係合溝51の左右方向外端側上方には、該係合溝51の左右方向外端側を覆う覆い板59が設けられ、該覆い板59はセンターフレーム18の基板20の左右方向外端に溶接等によって固定されている。
図1、図2、図7(a)、図8(a)及び図11(a)に示すように、左右の各主脚部47の左右方向内端側には、各主脚部47の左右方向内端から左右方向内方に延出する延出部材50が設けられている。
この延出部材50は、主脚部47の上下方向中途部に配置されていて、その基部50a側は主脚部47内に挿入されて該主脚部47に溶接等によって固定されている。
本実施形態では、左側の延出部材50の基部50a側は左側の主脚部47の後壁47b内面に固定され、右側の延出部材50の基部50a側は右側の主脚部47の前壁47a内面に固定されている。
左右の延出部材50は、トラックフレーム36の左右間隔を拡張した状態において、図8(a)に示すように、前後方向で対向状とされ且つ対向面50bが平坦状に形成されていて該対向面50b同士が左右方向摺動自在に接当している。
また、延出部材50の対向面50bは、該延出部材50を設けた側の主脚部47の前後面の内の前記対向面50bと同じ側の面と面一状とされている(すなわち、本実施形態では、左側の延出部材50の対向面50b(後面)が左側の主脚部47の後面と面一状とされ、右側の延出部材50の対向面50b(前面)が右側の主脚部47の前面と面一状とされている)。
また、前述したように、左側の主脚部47の後面と右側の主脚部47の前面とは左右方向摺動自在に接当可能である。
したがって、トラックフレーム36の左右間隔を拡張した状態からトラックフレーム36を左右方向内方に移動させると、左右一方の延出部材50の対向面50bが、左右他方の主脚部47の前後一端側の面上を摺動し、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させた状態では、図7(a)に示すように、左右一方側の延出部材50が左右他方側の補助脚部48内に挿入状とされると共に、左右一方の補助脚部48と左右他方の主脚部47とが若干の隙間をおいて突き合わせ状に近接される。
本実施形態のものにあっては、延出部材50を設けない場合に比べて、延出部材50の分だけ、トラックフレーム36の、拡張時における左右間隔を広くすることができる。
また、延出部材50の、主脚部47から突出した部分だけ主脚部47を延長させても、本実施形態のクローラ式走行装置2と同じ幅だけトラックフレーム36の左右間隔を広げることができるが、そうすると、トラックフレーム36の左右間隔を縮めた場合に、前記主脚部47を延長させた分だけ(本実施形態におけるクローラ式走行装置において、延出部材50を設けない場合に比べて)、トラックフレーム36の収縮時における左右間隔が、広がることとなる。
これに対して、本実施形態のものにあっては、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させたときに延出部材50が補助脚部48内に挿入されるので、延出部材50を設けない場合に比べて、トラックフレーム36の、収縮時における左右間隔が広がることもない。
なお、トラックフレーム36の左右間隔を拡張した状態では、各補助脚部48が挿通部32から抜け出ないように構成されている。
トラックフレーム36の後部フレーム44は中空状に形成されており、脚体ホルダ45の内部空間は仕切り壁58(ガイド壁)によって前後に分割されており、脚体ホルダ45の仕切り壁58より後側の内部空間は油圧ホースを挿通するためのホース挿通用空間50とされている。
また、このホース挿通用空間50はモータホルダ46の内部空間76に連通している。
また、脚体ホルダ45の左右方向内側壁には後側の脚体42を接続するための脚体接続口57が左右方向内方に向けて開設されていると共に、該脚体接続口57はホース挿通用空間50に連通している。
このホース挿通用空間50の左右方向外側面、底面及び前面は閉塞状とされており、該ホース挿通用空間50の前面側を構成する前記仕切り壁58は、左右方向外方に行くに従って後方側(走行モータM側)に移行する傾斜状に形成されており、該仕切り壁58の後面は油圧ホースを後側の脚体42内から走行モータM側へと案内する(又は、走行モータM側から後側の脚体42内へと案内する)ガイド面60とされている
この仕切り壁58の左右方向内端側は前記脚体接続口57の前端側に接続され、該仕切り壁58の左右方向外端側は脚体ホルダ45の左右方向外側壁に接続されている。
また、ホース挿通用空間50の上方の、脚体ホルダ45の上壁45aには、走行モータM側から脚体42内へと配管される油圧ホースの配管の容易化を図るためのホース組付用穴61が貫通形成されている。
このホース組付用穴61の上方には、クローラベルト40を下から支えて該クローラベルト40を回走方向に案内するスベリ板62が配置され、このスベリ板62の前後方向中途部の左右方向外端側には、該壁部の左右方向外端側から下方に延出された取付壁63が一体形成され、この取付壁63は、脚体ホルダ45の左右方向外側面にボルトを介して着脱自在に取付固定されている。
なお、脚体ホルダ45の上面には、ホース組付用穴61から土砂等がホース挿通用空間50に侵入するのを防止すべく該ホース組付用穴61を塞ぐカバー部材が設けられ、このカバー部材は、板材によって形成されて前記スベリ板62の下方に配置されて該スベリ板62の前後端部に溶接によって固定されている。
また、トラックフレーム36の前部側にもスベリ板62が設けられている。
トラックフレーム36のモータホルダ46の内部空間は左右方向内側面が開口状とされ、該開口は、図示省略のカバー板によって閉塞される。
このモータホルダ46の左右方向外側壁の後部側は、左右方向内方側にオフセットして形成され、該左右方向外側壁の後部側が走行モータMが取り付けられるモータ取付部66とされ、このモータ取付部66に走行モータMが取り付けられている。
走行モータMの駆動部67はモータ取付部66の左右方向外側方に位置し、該駆動部67はプランジャ型の油圧モータと減速装置と該減速装置を介して油圧モータによって回転駆動される回転ドラムとを備えており、該回転ドラムに駆動輪37が一体回転自在に取付固定されている。
また、走行モータMのバルブ部68はモータ取付部66に形成された開口を介してモータホルダ46の内部空間76内に挿入され、該バルブ部68に油圧ホースが接続される。
該バルブ部68は、油圧ホースの接続部、カウンタバランス弁、ショックレス弁、1速・2速切換え用のスプール等を備えている。
図1、図2、図7(b)、図8(b)、図10及び図11(b)に示すように、後側の脚体42は、前後壁42a,42bと上下壁42c,42dとから左右方向の軸心を有すると共に左右両端が開口した四角筒体(角パイプ)に形成され、左右方向外端側が脚体ホルダ45の脚体接続口57に挿入されて該脚体接続口57に溶接等によって固定されており、ホース挿通用空間50が後側の脚体42内に連通している。
前記後側の脚体42は、四角筒体のみで構成され、後側の脚体42の左右一方は後側の挿通部32に左右一方から挿入され、後側の脚体42の左右他方は後側の挿通部32に左右他方から挿入され、且つ左右の後側の脚体42が同芯状とされて後側の挿通部32内に挿通されている。
この後側の脚体42の前壁42aの左右方向内方側には切欠開口69が貫通形成されており、該切欠開口69は左右方向内端から左右方向外方に向けて形成されていて、後側の脚体42の左右方向内端側の開口と連続状となっている。
また、後側の脚体42内面の左右方向内端側には、後壁42bから下壁42dに至るL字形の補強部材70が固着されており、後側の脚体42の左右方向内端側の強度確保が図られている。
走行モータMとスイベルジョイント30との間に配管される油圧ホースは、走行モータMのバルブ部68から左右方向外方に行くに従って前方に移行する傾斜方向へと延出されてモータホルダ46の内部空間76からホース挿通用空間50に挿入され、該ホース挿通用空間50から後側の脚体42内に挿入されている。
この脚体42内へと配管された油圧ホースHの他端側は、後側の脚体42の切欠開口69又は該脚体42の左右方向内端側の開口からホース挿通穴33を通してセンターフレーム18の中央側(センターフレーム18の後側の挿通部32の前側)へと配管され、該油圧ホースHの他端側がスイベルジョイント30に接続されている。
本実施形態において、前記油圧ホースHを配管する場合、例えば、以下の要領で行われる。
先ず、例えば、図2に示すような、トラックフレーム36の左右間隔を十分に広げた状態で、走行モータMに接続される油圧ホースHの一端側をホース挿通穴33から挿通部32内に挿入すると共に後側の脚体42の左右方向内端側の開口を介して該脚体42内に挿入していく。
次に、トラックフレーム36の左右間隔を縮めながら油圧ホースHの一端側を左右方向外方へもってくるように、該油圧ホースHを押し込む。
これにより、該油圧ホースHの一端側は、後側の脚体42の左右方向外端側の開口から送出されて脚体ホルダ45のホース挿通用空間56に挿入され、該ホース挿通用空間56に挿入された油圧ホースHの一端側はガイド面60に当たって該ガイド面60によって案内されて後方側(走行モータM側)へと向きが変更される。
このように油圧ホースHを後側の脚体42内からホース挿通用空間56を通して走行モータM側へと配管する場合に、該油圧ホースHはガイド面60によって後方側に湾曲状に折り曲げられて走行モータM側へと案内され、場所が狭く且つ屈曲した配管経路での油圧ホースHの配管がガイド面60によって容易に行える。
また、その後、油圧ホースHの一端側をホース挿通用空間56からモータホルダ46の内部空間76内に挿入させて走行モータMのバルブ部68へと接続するが、ガイド面60によって案内されて後方側へと向きが変更された油圧ホースHの一端側は、ガイド面60と脚体ホルダ45の内面の左右方向外側の面との接続部分あたりでつっかえる場合がある。また、走行モータMのバルブ部68は、ホース挿通用空間56の真後ろから左右方向内方側に変位した位置にある。
そこで、ホース組付用穴61からホース挿通用空間56内に手を入れて、ガイド面60によって案内された油圧ホースHの一端側をつかんで走行モータMのバルブ部68側へと(後方に行くに従って左右方向内方側に移行する傾斜方向へと)該油圧ホースHの一端側の向きを変更させて、該油圧ホースHの一端側を走行モータMのバルブ部68へと送って該バルブ部68に接続する。
このように、脚体ホルダ45の上壁45aにホース組付用穴61を形成しているので、ホース挿通用空間56から走行モータM側へと油圧ホースHを配管する際に、実際に油圧ホースHに触れて行うことができ、場所が狭く且つ屈曲した配管経路での油圧ホースHの配管がさらに容易となる。
なお、油圧ホースHの他端側のスイベルジョイント30への接続は、油圧ホースHの配管前又は配管後のいずれであってもよい。
また、油圧ホースHは、スイベルジョイント30側から走行モータM側へと配管する場合を例示したが、走行モータM側からスイベルジョイント30側へと配管してもよい。
前述したように、走行モータMとスイベルジョイント30との間に配管される油圧ホースHは、モータホルダ46内、脚体ホルダ45のホース挿通用空間56及び後側の脚体42内に収納状とされているので、該油圧ホースHの破損を防止することができると共に、外観も良好となる。
なお、走行モータMとスイベルジョイント30との間に配管される油圧ホースは、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させた状態で後側の脚体42内及びホース挿通用空間56内で湾曲状に撓んだ状態で収納され、トラックフレーム36の左右間隔を拡張させる際に伸びることにより、トラックフレーム36の左右間隔の拡縮動作に対応する。
左右の後側の脚体42の左右方向内端側には、該脚体42の左右方向内端から左右方向内方に突出する突出部材77が設けられている。
この突出部材77は後側の脚体42上端側に配置され、その基部側77aが後側の脚体42内に挿入されて該脚体42内面に溶接等によって固着されている。
この突出部材77の上面は平坦面とされていると共に、該突出部材77の基部側77a上面は後側の脚体42の上壁42c下面に面接触していて、該突出部材77の上面と後側の脚体42の上壁42c下面とが同一面内にある。
また、左右の突出部材77は前後方向で位置ズレさせて配置されている(本実施形態では、左側の突出部材77が左側の後側脚体42の前部に配置され、右側の突出部材77が右側の後側脚体42の後部に配置されている)。
したがって、トラックフレーム36の左右間隔を収縮させて左右の後側脚体42の左右方向内端側を突き合わせ状に近接させたときに左右一方の突出部材77が左右他方の後側脚体42内に挿入されるように構成されている。
なお、左右各突出部材77の左右方向内端側上部の角部は、左右方向内方に行くに従って下方に移行する傾斜状に面取りされている。
各突出部材77の上面には、左右方向に長い延長溝部78が形成され、この延長溝部78は左右方向内端が閉塞状とされ、左右方向外端が左右方向外方に開放状とされている。
一方、左右各後側脚体42の上壁42cの左右方向内端側には、左右方向に長い主溝部79が貫通形成されている。
この主溝部79は、左右方向外端が閉塞状とされ、左右方向内端が左右方向外方に開放状とされていると共に、左右方向内端側が延長溝部78の左右方向外端側に上下方向でオーバーラップしており、該主溝部79と延長溝部78とが左右方向で連続状とされている。
この主溝部79と前記延長溝部78とから、突出部材77から後側脚体42にわたる(左右方向直線状の)係合溝71が構成されている。
なお、左右の突出部材77が前後方向で位置ズレしているので、左右の係合溝71も前後方向に位置ズレしている。
前記センターフレーム18の基板20には、前記係合溝71に係合してクローラ走行体19の左右方向の移動を規制する規制部材72が、各係合溝71に対応して一対設けられている。
この規制部材72は、上部に工具係合用の六角柱部72aが設けられ、下部に係合ピン部72bが設けられ、中途部に雄ねじ部72cが形成されている。
センターフレーム18の基板20上面には、該基板20に形成されたピン挿通孔73を介して前記係合溝71に連通するネジ孔74を備えた保持部材75が、各係合溝71に対応して設けられ、この保持部材75のネジ孔74に、規制部材72が上方から挿通されると共に該ネジ孔74に雄ねじ部72cが螺合されることで保持部材75に規制部材72が固定されている。
前記保持部材75はセンターフレーム18の基板20にボルトによって固定されている。
各規制部材72の係合ピン部72bは、ピン挿通孔73及び係合溝71に挿通状とされている。
したがって、クローラ走行体19を左右方向外方に移動させて規制部材72の係合ピン部72bが係合溝71(延長溝部78)の左右方向内端に接当することにより、クローラ走行体19の左右方向外方側への移動が規制されて該左右のクローラ走行体19が拡張状態とされる。
したがって、係合溝71が後側脚体42から左右方向内方に延出する分に略相当する分、突出部材77を設けない場合に比べて、トラックフレーム36の、拡張時における左右間隔を広くすることができる。
また、クローラ走行体19を左右方向内方に移動させて規制部材72の係合ピン部72bが係合溝71(主溝部79)の左右方向外端に接当することにより、クローラ走行体19の左右方向内方側への移動が規制されて左右のクローラ走行体19が収縮状態とされる。
このとき、左右一方の突出部材77が左右他方の後側脚体42内に挿入されるので、突出部材77を設けない場合に比べて、トラックフレーム36の、収縮時における左右間隔が広くなることはない。
なお、左右の各係合溝71の左右方向外端側上方には、該係合溝71の左右方向外端側を覆う覆い板80が設けられ、該覆い板80はセンターフレーム18の基板20の左右方向外端に溶接等によって固定されている。
また、本発明のクローラ式走行装置2を採用する作業機としては、前述したバックホー1に限定されることはない。
トラックフレームの拡張状態のクローラ式走行装置の平面図である。 トラックフレームの収縮状態のクローラ式走行装置の平面図である。 バックホーの斜視図である。 クローラ式走行装置の平面図である。 クローラ式走行装置の側面図である。 クローラ式走行装置の側面断面図である。 (a)はトラックフレームの収縮状態の前側脚体支持部分の平面断面図、(b)はトラックフレームの収縮状態の後側脚体支持部分の平面断面図である。 (a)はトラックフレームの拡張状態の前側脚体支持部分の平面断面図、(b)はトラックフレームの拡張状態の後側脚体支持部分の平面断面図である。 トラックフレームの拡張状態の前側脚体支持部分の正面断面図である。 トラックフレームの拡張状態の後側脚体支持部分の背面断面図である。 (a)は前側脚体を挿通部に挿通した状態の側面断面図、(b)は後側脚体を挿通部に挿通した状態の側面断面図である。
符号の説明
18 センターフレーム
36 トラックフレーム
40 クローラベルト
41 脚体
42 脚体
42c 上壁
47 主脚部
48 補助脚部
50 延出部材
71 係合溝
72 規制部材
77 突出部材

Claims (3)

  1. センターフレーム(18)の左右両側に、クローラベルト(40)を循環回走自在に支持するトラックフレーム(36)を配置し、各トラックフレーム(36)に左右方向内方に突出する脚体(42)を設け、左右の脚体(42)をセンターフレーム(18)に左右方向移動自在に支持することにより左右のトラックフレーム(36)の左右間隔を拡縮自在とし、脚体(42)側に係合溝(71)を設けると共に該係合溝(71)に左右方向相対移動可能に挿入される規制部材(72)をセンターフレーム(18)側に設け、トラックフレーム(36)を左右方向に移動させた際に、規制部材(72)が係合溝(71)の端部に接当することにより、トラックフレーム(36)の左右間隔の拡張規制又は収縮規制が行われるようにしたクローラ式走行装置において、
    左右の各脚体(42)に、該脚体(42)の左右方向内端から左右方向内方に突出する突出部材(77)を設け、この突出部材(77)から脚体(42)にわたって前記係合溝(71)を形成し、トラックフレーム(36)の左右間隔を収縮させた状態で、一方の脚体(42)の突出部材(77)が他方の脚体(42)内に挿入されるように構成されていることを特徴とするクローラ式走行装置。
  2. 左右の脚体(42)は左右方向の軸芯を有すると共に左右方向内端側が開口した筒状に形成されていて同芯状に配置され、前記突出部材(77)は脚体(42)の上端側に設けられていて係合溝(71)が脚体(42)の上壁(42c)及び突出部材(77)の上面側に形成されており、左右の突出部材(77)及び係合溝(71)を前後方向で位置ズレさせていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式走行装置。
  3. センターフレーム(18)の左右両側に、クローラベルト(40)を循環回走自在に支持するトラックフレーム(36)を配置し、各トラックフレーム(36)に左右方向内方に突出する脚体(41)を設け、各脚体(41)をセンターフレーム(18)に左右方向移動自在に支持することにより左右のトラックフレーム(36)の左右間隔を拡縮自在とし、各脚体(41)を主脚部(47)と、該主脚部(47)よりも左右方向の長さが短い補助脚部(48)とから構成すると共に、左右一方の脚体(41)の主脚部(47)が左右他方の脚体(41)の補助脚部(48)に左右方向で対向するように配置したクローラ式走行装置において、
    左右の各主脚部(47)に、該主脚部(47)の端部から左右方向内方に延出する延出部材(50)を設け、該延出部材(50)は、トラックフレーム(36)の左右間隔を拡張させた状態で相互に重なり合い、該拡張状態からトラックフレーム(36)の左右間隔を収縮させると、一方の脚体(41)に設けた延出部材(50)が他方の脚体(41)の主脚部(47)に摺動自在に接当すると共に、トラックフレーム(36)の左右間隔を収縮させた状態で一方の脚体(41)に設けた延出部材(50)が他方の脚体(41)の補助脚部(48)内に挿入されるように構成されていることを特徴とするクローラ式走行装置。
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