JP7396990B2 - 材料除去製造品、アセンブリ、および組み立ての方法 - Google Patents

Description

本願は、その内容全体が参照によって本明細書に組み込まれている、２０１７年１１月２７日に出願した米国特許仮出願第６２／５９０７２７号およびその内容全体が参照によって本明細書に組み込まれている、２０１７年１１月２７日に出願した米国特許仮出願第６２／５９０７２４号の利益および優先権を主張するものである。

開示される革新は、材料除去のためのシステム、製造品、および製作の方法に関する。より具体的には、本革新は、たとえば、街路舗装マーカーの除去および／もしくは交換に関する街路からのコンクリートまたはアスファルトの除去、または別の例として、工業フロアもしくは他のタイプのフローリング／フローリング材料からの樹脂または他の材料の除去、ならびにインレー舗装マーカーの設置に伴う路面標識、ライン、および交通標識の設置および／または除去など、材料を除去する製造品に関する。本革新は、大きいミリング・ドラムの必要性を排除する構成を製作するために、研削および／もしくは切断ブレード要素またはブレード要素およびスペーサを組み立てるシステムおよび方法にも関する。この方法は、カッター・プレート要素および／またはスペーサを交換し、追加し、または減ずることによって、構成を、先在するシステムのほとんどの材料除去幅に現場状況で簡単に調整することを可能にする。

たとえば研削および／または切断などの材料除去を用いる従来技術の材料除去システムでは、システムは、通常、単一の大きいミリング・ドラムを含む形で、ある幅にされた。この種類のミリング・ドラムは、ほこり、破片、および損傷をもたらす他の要因にさらされる。当技術分野で既知の通り、ビット、チャック、つるはし、および類似物のさまざまな構成を、直接にまたはホルダなどの媒介を用いて（ホルダは、通常は単一の大きいミリング・ドラムに溶接される）のいずれかで、さまざまな形で単一の大きいミリング・ドラムに取り付けることができる。研削および／または切断ヘッドが、コンクリート表面およびアスファルト表面などの表面を研削するか溝を掘るのに使用され得、通常は、５～７”または８”などの幅にされる。了解されるように、そのようなミリング・ドラムは、しばしば、特定の作業に特殊化される。当技術分野で普及している単一の専用ミリング・ドラム・スタイルは、しばしば、単一の労働者がドラム交換および／または保守を処理するには重過ぎるということを含む短所を有する。当技術の上記および他の不利益に、開示される新によって対処することができる。

以下では、本革新のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、本革新の単純化された要約を提示する。この要約は、本開示の網羅的な概要ではない。本革新の主要な／クリティカルな要素を識別することも、本革新の範囲を区切ることも、意図されていない。その唯一の目的は、後で提示される、より詳細な説明の前置きとして単純化された形で本革新のいくつかの概念を提示することである。

本明細書で開示され、請求される革新は、その諸態様で、材料除去のためのミリングドラムレス・システムを含むことのできるシステム、方法、および物品を含む。このシステムは、ロータリ・ドライブと係合するマンドレルを含むことができる。マンドレルは、マルチピース構成とすることができ、内側ショルダおよび内側円筒表面を提供する第１のピースを有することができる。このシステムは、マンドレルと係合し、より大きいデバイスへの取り付け点を提供するラビリンス・リングと、複数のブレード要素と複数のブレード要素およびスペーサとのうちの少なくとも１つとをも有することができる。複数が、非常にカスタマイズ可能であり、したがって、所定のカスタマイゼーションが、製造環境および現場状況のいずれにおいても簡単に構成されることを了解されたい。

複数のブレード要素およびスペーサのそれぞれは、対応するマンドレル円筒表面にはまる内径を有することができ、複数のブレード要素のそれぞれは、コア部分と複数のショルダ部分とを有することができ、コア部分は、横接触面と、研磨要素の取り付け区域を提供する複数のショルダ部分とを提供し、研磨要素は、ロータリ・ドライブの回転運動が、研磨部分を動かし、作業ゾーンがその中に配置される材料を除去する作業ゾーンを提供するように取り付けられる。

ある種の実施形態の開示される革新は、エンド・ピースを有するマンドレルを有することができ、このエンド・ピースは、第２の内部ショルダを提供し、マンドレル・ピースが取り付けられた時に、マンドレル円筒表面上に配置された複数のブレード要素と複数のブレード要素およびスペーサとのうちの少なくとも１つが、マンドレルの円筒表面部分の軸に平行な横力を伴って定位置に保持される。

より頑健な最終製品を超える利益は、減らされた在庫、減らされた搬送コスト、およびより低い保守コスト（時間および材料の一方または両方に関する）をも含むことができる。

前述の目的および関連する目的を達成するために、本革新のある種の例示的態様が、本明細書で、以下の説明および添付図面に関連して説明される。しかし、これらの態様は、本革新の原理を使用できるさまざまな形のうちの少数のみを示し、本革新は、すべてのそのような態様およびその同等物を含むことが意図されている。本革新の他の利点および新規の特徴は、図面に関連して考慮される時に本革新の以下の詳細な説明から当業者に明白になり、本革新が、添付の特許請求およびその同等物の範囲に含まれる限り、すべてのそのような変更および代替物を含むことが意図されている。

本革新は、ある種の部分および部分の配置の物理的形態をとることができ、そのさまざまな実施形態が、詳細に説明され、添付図面に示される。

それぞれ、本革新の諸態様による、システムのヘッド・アセンブリを示す側面図、正面図、および等角図である。 それぞれ、本革新の諸態様による、システムのヘッド・アセンブリを示す正面図、側面図、等角図、および断面図である、 それぞれ、本革新の諸態様による、システムのヘッド・アセンブリを示す正面図および側面図である。 それぞれ、本革新の２つの態様による、システムのヘッド・アセンブリを示す正面図である。 それぞれ、本革新の諸態様による、システムのヘッド・アセンブリを示す等角図および部分正面図である。 それぞれ、本革新の諸態様による製造品を示す側面図、正面図、および等角図である。 それぞれ、本革新の諸態様による製造品を示す側面図、正面図、および等角図である。 それぞれ、本革新の諸態様による製造品を示す側面図、正面図、および等角図である。 それぞれ、本革新の諸態様による研磨要素を示す側面図、等角図、上面図、および端面図である。 それぞれ、本革新の諸態様による、「二重」研磨要素１０００Ａを示す側面図、等角図、上面図、および端面図である。 それぞれ、本革新の諸態様による、「単一」研磨要素１０００Ｂを示す側面図、等角図、上面図、および端面図である。 本革新の諸態様による方法を表す流れ図である。 本革新によるアセンブリの追加実施形態を示すさまざまな図である。 本革新によるアセンブリの別の追加実施形態を示すさまざまな図である。 それぞれ、本革新の諸態様による製造品の研磨セクションの上面図および側面図と一緒に、本革新による製造品を示す上面図および側面図である。 本革新によるアセンブリのさらに別の追加実施形態を示すさまざまな図である。 本革新によるアセンブリのさらに別の追加実施形態を示すさまざまな図である。 本革新によるアセンブリのさらに別の実施形態を示す側面図である。

本革新を、これから図面を参照して説明するが、図面では、同様の符号が、終始同様の要素を指すのに使用される。以下の説明では、説明において、本革新の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細を示す。しかし、本革新をこれらの特定の詳細なしで実践できることは明白であろう。他の場合には、本革新の説明を容易にするために、周知の構造およびデバイスをブロック図形式で示す場合がある。

特定の特性（たとえば、厚さ、方位、構成など）が、本明細書で説明されるが、本革新の特徴、機能、および利益が、本明細書で説明されるものとは異なる特性を使用できることを理解されたい。これらの代替物は、本革新および添付の特許請求の範囲に含まれなければならない。

図面は、構成部品と一緒に、完成したヘッド・アセンブリのシステムのさまざまな実施形態のさまざまな図を示す。これらのヘッド・アセンブリの一部は、ブレード要素の材料除去部分（研削部分または切断部分など）のさまざまな実施形態を特徴とし、他のアセンブリは、スペーサ要素と組み合わされた（または組み合わされない）ブレード要素のさまざまな実施形態を特徴とする。

本革新が、現在の技術的現状より高い柔軟性を提供することを了解されたい。本革新は、本明細書で例の実施形態で定義される、交換可能で柔軟に構成可能なヘッド・アセンブリの異なるシステムならびに開示される革新を読み、了解した時に当業者が構成でき組み立てることのできる他のシステムを有する能力を提供する。

さまざまな図に示された実施形態に関して、ヘッド・アセンブリは、ブレード要素およびスペーサ要素の所定の組合せからなるものとすることができる。所定の構成のそれぞれに関して、ブレード要素およびスペーサ要素の選択は、全体でブレード・ヘッド・アセンブリと呼ばれる場合があり、少なくとも１つのブレード要素、またはその代わりに少なくとも２つのブレード要素および少なくとも１つのスペーサ要素、またはその代わりに複数のブレード要素およびスペーサ要素の所定の組合せを含むことができる。ブレード・ヘッド・アセンブリは、単一のブレードから所与のツール幅におさめることのできる多数のブレードまでの間の任意の場所に、かつ／または使用の特定の所期の応用のために、所定の個数のブレードを含めるために、ブレードまたはブレードおよびスペーサを積み重ねることによって構成され得る。そのように含まれるブレードの個数は、開示される革新に関する限定ではない。個々のブレード要素構成を、図７Ａ～図７Ｃおよび図８Ａ～図８Ｃに関してさらに議論する。「ヘッド・アセンブリ」、「ブレード・ヘッド・アセンブリ」、および「システム」が、交換可能に使用され得、「カッター・プレート」および「ブレード要素」などの用語も、交換可能に使用され得、意味が使用の文脈から明瞭になることを了解されたい。

図１Ａに移ると、交換可能に取り付けられたブレード要素およびスペーサなしにブレード要素を有するシステムを特徴とする例の実施形態が示されている。この実施形態は、異なる従来のミリング・ドラムによるアクションに類似し、ミリング・ドラムの幅にまたがる材料除去のために構成された材料除去要素を有するが、そのようなミリング・ドラムの短所を有しない、所定の幅全体の材料除去ゾーンを提供する。

アセンブリ１００は、マンドレル・アセンブリ、たとえば下で図５に関してさらに詳細に議論する、図５のマンドレル・アセンブリ５００を含むことができる。アセンブリ１００を製作する例の方法を、下で図１０に関してさらに詳細に議論する。アセンブリ１００は、接点の周辺がゾーン１ １０４を作成するように、ブレード本体ゾーン（コア・ゾーンとも呼ばれる）へのブレード本体ゾーンの横接触で積み重ねられた所定の量のブレード要素１０２を含むことができる。ブレード要素１０２は、軸方向に積み重ねられ、積み重ねられたブレード要素１０２の各セットは、ブレード本体ゾーンまたはコア・ゾーンを形成する。ブレード要素の詳細を、後で図７～８に関して議論する。図１Ａ～図１Ｃは、本体同士の接触を作成する、軸方向に積み重ねられたブレード要素１０２のアレイの一部を示すゾーン１ １０４の一部を示す。各ブレード要素１０２は、複数の周辺に延びるショルダ１０６を有する。隣接するブレード１０２のショルダ１０６は、は、軸方向に積み重ねられた時に、お互いからオフセットされ得る。より小さい直径のゾーン２ １０８が、ゾーン１ １０４内に設けられる。下で説明するように、マンドレルのエンド・ピースの直径は、マンドレルの円筒部分の軸に平行な、ゾーン２ １０８を通るブレード・ヘッド・アセンブリ１００への横向きのロック圧力を作成する。アセンブリ１００などのブレード・ヘッド・アセンブリ内では、ブレード・ヘッド・アセンブリの幅を横切るブレード要素（スペーサを特徴とする実施形態では、隣接するブレード要素（１つまたは複数）およびスペーサ（１つまたは複数））の外面によって作成される連続する表面が、少なくともマンドレル、キー溝、およびドライブ・シャフトを含むブレード・ヘッド・アセンブリの内部に達することへの、ほこりおよび破片に対する有効なバリアを提供する。ゾーン１ １０４内の、いくつかの実施形態ではブレード要素の重量を軽量化することを企図された、個々のブレード要素内の穴またはスロット（図示せず）は、ほこり、破片、または他の損傷を与える品目に関するトラップを提示しない。

図２Ａ～図２Ｄに移ると、ブレード・ヘッド・アセンブリ２００の別の例の実施形態が提示されている。ブレード・ヘッド・アセンブリ１００と同様に、ブレード・アセンブリ２００は、材料除去能力がアセンブリ２０４の幅に沿って提供されるように、ブレード要素２０２を伴って構成される。ブレード・アセンブリ２００は、下で図５に関してさらに議論されるマンドレル・アセンブリを含む。アセンブリ２００を製作する例の方法を、下で図１０に関してさらに議論する。アセンブリ２００を、ブレード構成において例のアセンブリ１００から区別することもでき、このブレード構成を、下で図７および図８に関してさらに詳細に議論する。

ここで図３Ａおよび図３Ｂに移ると、ブレード・ヘッド・アセンブリ３００の別の例の実施形態が提示されている。ブレード・ヘッド・アセンブリ１００および２００との区別として、ブレード・アセンブリ３００は、材料除去能力が必ずしもアセンブリ３０６の全幅に沿って提供されないように、ブレード要素３０２およびスペーサ要素３０４を伴って構成される。材料除去のある種の実施形態および応用例で、材料除去システムの作業ゾーン内の材料のサブセットを除去することが望まれる場合があることを理解されたい。たとえば、材料除去応用例が、道路車線区分線の両側（またはその間）から材料を除去せずに、そのような道路車線区分線を除去することを目指す場合がある。この例のアセンブリでは、ブレード要素およびスペーサは、システム・スパン内の材料を除去しないゾーンを設けることのできる対応する隣接するスペーサの散在する所望の材料除去作業ゾーンに寄与するブレード要素３０２を提供することによって、材料除去幅３０８を作成できるように構成される。材料不除去ゾーンは、所定の構成に従うものとすることができ、たとえば道路車線区分線の単一の幅だけを除去し、アセンブリ幅によってカバーされる道路材料を全く除去しないなど、さまざまな道路条件に合わせて構成され得る。図３Ａおよび図３Ｂの現在の例では、材料除去幅３０８が、ブレード・アセンブリ幅の中央に位置するが、材料除去能力のさまざまな位置および複数の位置さえもが（図４Ｂに図示）、開示される革新を用いて提供されることを了解されたい。ブレード・アセンブリ３００は、下で図５に関してさらに議論するマンドレル・アセンブリを含む。アセンブリ３００を製作する例の方法を、下で図１０に関してさらに議論する。アセンブリ３００を、ブレード構成において例のアセンブリ１００から区別することもでき（かつ、例のアセンブリ２００に類似するものとすることができ）、これを、下で図７および図８に関してさらに議論する。

ここで図４Ａおよび図４Ｂに移ると、スペーサを有するブレード・ヘッド・アセンブリの追加の例の実施形態が提供されている。例のブレード・アセンブリ４００Ａでは、横向き断面図が、複数のサイズを有するスペーサ４０２を有する構成を示す。少なくとも１つのスペーサとすることができ、所定の厚さＴ１を有し、ブレード要素４０４の内部のスペーサ４０２は、ブレード要素４０４切断エッジの配置および間隔が正確に制御されるように使用され得る。そのようなスペーサは、複数の目的を実現することができる。スペーサとブレード要素との両方の特定の厚さ（１つまたは複数）が、たとえば０．０５インチ～２インチの範囲内、またはより具体的に０．０８７インチから２．０インチまでの範囲内など、当技術分野で伝統的な厚さとすることができ、隣接するブレード要素（１つまたは複数）の厚さに対応する厚さを有利に有することができることを理解し、了解されたい。前に示したように、そのようなスペーサは、システム全体の幅の中での材料除去ゾーンの構成の変更をもたらすことができる。さらなる効用は、隣接するカッター・プレート要素の材料除去セクションの異なる度合のオーバーラップをもたらすことであろう。厚さＴ２の、少なくとも１つのスペーサとすることのできるスペーサ４０６の他の実施形態をブレード・アセンブリ４００Ａの両端で使用して、システムの完全な幅を提供することができる。スペーサとブレード要素との両方の特定の厚さ（１つまたは複数）が、たとえば０．０５インチ～２インチの範囲内、またはより具体的に０．０８７インチから２．０インチまでの範囲内など、当技術分野で伝統的な厚さとすることができ、隣接するブレード要素（１つまたは複数）の厚さに対応する厚さを有利に有することができることを理解し、了解されたい。たとえば、より少数の要素がシステム・アセンブリを構成するように、より大きい幅のスペーサを有することが有利である場合がある。いくつかの実施形態で、配置が、システム・アセンブリの軸に沿った材料除去能力の全幅を提供でき、他の実施形態で、望み通りに全幅未満（または複数の幅）を構成できることを了解されたい。例のブレード・アセンブリ４００Ｂは、対応するブレード要素（１つまたは複数）４０４の隣接するセットの厚さに類似するか同一の厚さである所与の所望の厚さを有するスペーサ４０６を使用する例を示す。例のブレード・アセンブリ４００Ｂは、複数の材料除去ゾーンが達成されるようになっている構成の例を示す。ブレード・アセンブリ４００Ａおよび４００Ｂは、それぞれ、下で図５に関してさらに議論するマンドレルを含むことができる。アセンブリ４００Ａおよび４００Ｂを製造する例の方法を、下で図１０に関してさらに議論する。図示のように、アセンブリ４００Ａおよび４００Ｂを、ブレード構成において例のアセンブリ１００から区別することもできる（例のアセンブリ２００に類似するものとすることができる）。図示されたもの以外の他の実施形態のブレード・アセンブリを、図７および図８に関してより詳細に議論する複数のブレード構成を用いて有利に構成できることを了解されたい。

本革新による複数ブレードのアセンブリのいくつかの実施形態では、マンドレルの円筒部分の軸によって決定されるアセンブリ中心ヘッド軸の軸に沿って測定され得る、隣接する研削部分および／または切断部分の間の所定のセグメント間隔を有することが望まれまたは有利である場合がある。セグメント間隔は、少なくとも１つのスペーサの使用によって達成され得る。本明細書で議論される実施形態では、少なくとも１つのスペーサのスペーサは、構成（すなわち、周囲）において実質的に円形とすることができ、所定の外径および所定の厚さを有することができる。外径は、有利に、たとえば、７インチから３０インチまでの範囲にわたることができる。それでも、当技術分野で伝統的な任意の外径を、本革新の範囲から逸脱せずに使用できることを了解されたい。図４Ａおよび図４Ｂに示されているように、さまざまな厚さ（１つまたは複数）のスペーサが望まれる場合があることを了解されたい。当技術分野で伝統的な任意の所望の厚さのスペーサおよびブレードを本革新に従って使用できることと、スペーサ（１つまたは複数）の外径が、対応する隣接するブレード要素の外径に有利に対応できることとを理解し、了解されたい。複数の実施形態では、ブレード・ヘッド・アセンブリは、連続するブレード要素ＡとＢとの間に位置決めされた第１のスペーサＳＰ１と、異なる連続するブレード要素ＢとＣとの間に位置決めされた第２のスペーサＳＰ２とを含むことができる。スペーサＳＰ１およびＳＰ２を含めることによって、隣接する研削セグメントを、セグメントの間のダイヤモンド対ダイヤモンド接触なしにお互いから間隔をとることができる。その代わりに、ブレード・コア部分とスペーサとの間の金属対金属接触がある。研磨要素寸法（たとえば、幅ＡＥＤ）が、研磨要素が取り付けられるカッター・プレートの厚さより幅広く、スペーサの使用が、隣接するカッター・プレート上のそれぞれの研磨要素がお互いとの干渉を回避することをもたらすことのできる、千鳥になった回転モードで、スペーサを伴うまたは伴わないブレードの組み立てを行うことができることを了解されたい。さらに、ほとんどすべての所望の間隔が、望み通りに複数のプレートおよび／またはスペーサを構成することによって、さまざまな所望の材料除去応用例、たとえばコンクリートに溝を掘ることに関して作成され得る。

後で図１０に関して議論するように、いくつかの実施形態では、ヘッド・アセンブリのアセンブリ、スペーサは、切断セグメントの間の所望の間隔を作るために、各ブレード・コアの間に手作業で位置決めされ得る。他の実施形態では、所定の材料除去ゾーンの中実の幅を達成するために、ブレード・コアの間のスペーサが望まれない場合がある。

ここで図５に移ると、ブレード・ヘッド・アセンブリ５００の別の例の実施形態が提示されている。ブレード・ヘッド・アセンブリ１００、２００、３００、および４００からの区別として、ブレード・ヘッド・アセンブリ５００は、材料除去能力がアセンブリ５００の全幅に沿って提供されないことに加えて、材料除去ゾーンを提供するシステム中心線からの複数の半径距離があるように、ブレード要素５０２、５０４およびスペーサ要素５０６を伴って構成される。異なる事前に選択された半径距離に研磨要素を有する異なるブレード要素の構成を用いると、複数の異なる材料除去ゾーンに作用することができる。ブレード要素５０２は、有効半径距離５０８に研磨要素を有することができる。ブレード要素５０４は、所定の量５１０だけ有効半径距離５０８とは異なる有効半径距離に研磨要素を有することができる。したがって、材料除去ゾーン５１２内で、材料除去ゾーン５１４の第２の異なる深さを達成することができる。材料除去のある種の実施形態および応用例で、材料除去システムの作業ゾーンの幅内で材料の複数のサブセットを除去し、同一パスで材料除去深さの複数のレベルでそれを行うことが望まれる場合がある。たとえば、材料除去応用例が、レーン・リフレクタの設置に備えて道路材料を除去することを目指す場合がある。当技術分野で既知のレーン・リフレクタは、道路に埋め込まれる１つまたは複数の舌部と１つまたは複数の平坦領域とを有する場合があり、舌部および平坦部は、道路の異なる深さに埋め込まれる。制御された区域内で複数の深さで道路材料を除去すると同時に、そのようなレーン・リフレクタの両側で材料を全く除去しないことが可能であることが有利である可能性がある。この例のアセンブリでは、複数の第１の材料除去幅（図ではゾーン５１４を除くゾーン５１２）が、第１の半径距離５０８で材料除去作業ゾーンに寄与するブレード要素を提供することによって作成される（第２の半径距離（図では、５１０を除く５０８）で第２の材料除去作業ゾーンに寄与するブレード要素によって作成される複数の第２の材料除去幅５１４を伴う）ように、ブレード要素およびスペーサが構成される。図示の実施形態は、複数の材料除去ゾーンの寸法の微細な制御を可能にするシステム・スパン内のゾーンならび材料を除去しないゾーンを提供できる複数のスペーサ（この図には図示せず）を散在されることも可能である。材料不除去ゾーンは、所定の構成に従うものとすることができ、さまざまな道路条件に合わせて構成され得る。他の実施形態（図示せず）は、作業ゾーンの幅にまたがる複数の半径周囲で複数の材料除去ゾーンを提供することができる。この図に示されているように、各ブレード要素の各ホルダは、２つの研磨要素を含むことができる。しかし、各ブレード要素の各ホルダは、単一の研磨要素または、同一ブレード要素の続く後続ホルダ上の単一の研磨要素が続くホルダ上の２つの研磨要素など（下でより詳細に議論する）、ブレード要素（プレート）の外周の回りの研磨要素の交番する構成さえも含むこともできることを了解されたい。言い換えると、この図に示されているように、アセンブリの各対向する端の２つの最も外側のブレード要素（プレート）または複数の最も外側のブレード要素は、有利に、第１の深さで切断／研削し、最も外側のプレートの間の最も内側のブレード要素（プレート）は、第２の深さで切断／切削し、たとえば動作の下向きの突入運動中に「Ｈ」の最下部を形成する。この例では、第１の深さは、第２の深さより深い。別の例では、第１の深さを、第２の深さより浅くすることができる。図示されているように、最も外側のブレード要素５０２は、５０８に２つの研磨要素を含むが、本開示の範囲内で、単一の研磨要素または３つ以上の研磨要素を含むことができる。やはり図示されているように、５０８に示された研磨要素は、形状において円形であるが、先端を切り取った円形（下でさらに議論する）、長方形、三角形、多角形、六角形、および類似物などであるがこれに限定されない任意の他の形状とすることもできる。図１７を参照すると、そのような実施形態の表現が、アセンブリ１７００に示されている。アセンブリ１７００は、他の点では、他の実施形態に関しておよびお互いに対する複数のブレード要素（プレート）の整列に関して、本明細書で議論されるように構成され、組み立てられる。図示されているように、アセンブリ１７００は、対向するエンド・プレート１７０２の対を含むが、その代わりに、エンド・プレートの複数の対向するセット（すなわち、アセンブリ１７００の各側に複数）を含むことができる。エンド・プレート１７０２は、少なくとも１つの研磨要素１７０６を保持する少なくとも１つのホルダ１７０４を含む。図示されているように、少なくとも１つの研磨要素１７０６は、エンド・プレート１７０２の対向する対の各ホルダ上の研磨要素の対として図示されている。対向するエンド・プレート１７０２は、たとえば直径１８～２０インチの間など、特定の応用例に望まれる任意の直径とすることのできる対応する直径を有する。複数の副ブレード要素（プレート）１７０８が、エンド・プレート１７０２の対向する対の間に設けられる。図示されているように、副ブレード要素１７０８は、たとえば直径１８～２０インチの間またはより具体的には直径１８～１９インチの間など、特定の応用例に所望されるがエンド・プレート１７０２の対向する対の直径より小さい直径である任意の直径を含む。ブレード要素１７０８は、それぞれ、少なくとも１つの研磨要素を保持する少なくとも１つのホルダ１７１０を含む。上で説明したように、ブレード要素１７０８の各ブレード要素は、ブレード要素の外周の回りの、ホルダ１７１２ａ上の単一の研磨材とそれに続く同一のホルダ１７１２ｂ上の２つの隣接する研磨要素との交番するパターンを含む。この図に示されているように、アセンブリの各対向する端の２つの最も外側のブレード要素（プレート）１７０２は、第１の所望の深さで有利に切断／切削することができ、最も外側のプレートの間の最も内側のブレード要素（プレート）１７０８は、第２の所望の深さで切断／研削し、たとえば動作の下向きの突入運動中に「Ｈ」の最下部を形成する。この例では、第１の所望の深さは、第２の所望の深さより深い。本革新による複数のスペーサが、複数のブレード１７０８の各ブレードの間ならびに、複数のブレード１７０８の２つの最も外側のブレード要素と隣接する対応する最も外側のブレード要素１７０２との間（図１７に具体的には示されていないスペーサ）に設けられ得る。スペーサは、複数のブレード要素１７０８の対応する隣接するブレード要素の直径と同一の直径を有利に有することができる。スペーサは、０．０６２インチ、０．０９５インチ、０．１２０インチ、０．０８７インチ、および０．１０２インチを含む、０．０６２～０．２インチの範囲内の厚さを有することもできる。 やはり図示されているように、１７０６、１７１２ａ、１７１２ｂに示された研磨要素は、形状において円形であるが、先端を切り取った円形（下でさらに議論する）、長方形、三角形、多角形、六角形、および類似物などであるがこれに限定されない任意の他の形状とすることもできる。

図６は、本革新の諸態様によるマンドレル・アセンブリの側面図、正面図、および等角図を表す。例の実施形態では、マンドレル・アセンブリ６００は、複数の分割されたピースからなるものとすることができる。ピース６０２は、さまざまなドライブ・シャフトと嵌合するスリーブと、組み立てられ締め付けられた時に、ブレード・ヘッド・アセンブリのさまざまな実施形態の複数のブレード要素または複数のブレード要素およびスペーサに、内側に向けられ、マンドレルの円筒部分の軸に平行な横向きの締め付ける力を与えるボルトの整列を容易にするキー溝６０４とを構成する。本革新が嵌合できる道路機器が、さまざまな、標準的ではあるが異なるドライブ・シャフト・サイズを有する可能性があることを了解されたい。ラビリンス・リング６０６は、当技術分野で既知のキー溝６０４と同様に、さまざまなドライブ・シャフト（図示せず）へのマンドレル・アセンブリ６００の嵌合を助けることができる。同様に、さまざまなサイズのマンドレルを、開示される革新の範囲内で企図することができる。たとえば、複数のボルトまたは他の接続機構（図６Ｃの６２４）が、隣接する分割されたピースのスルー・ホール（６２６）を介してマンドレルの分割されたピースを有利に取り付けることができる。ラビリンス・リング（この図には図示せず）が同様に関連付けられ、たとえば独立型ハイウェイ車両とすることのできるより大きいユニットまたはより大きい独立型デバイスの要素へのマンドレルの取り付けに影響を及ぼすことができるようになっている。ラビリンス・リングおよびドライブ・シャフトへのマンドレルのボルト締めを、ブレード・ヘッド・アセンブリの組み立ての前に行うことができ、あるいは、ブレード・ヘッド・アセンブリを、まず構成し、組み立て、その後にドライブ・シャフトおよびラビリンス・リングに取り付けることができることを了解されたい。例の方法を、後で図１０に関して議論する。当技術分野で伝統的な代替の取り付け機構が、本革新の範囲内で企図されていることを理解し、了解されたい。

ピース６０２は、内面６１０を有するショルダ６０８をも含むことができる。ピース６０２のスリーブ（代替の番号を付されていない別々の項目として図示）は、例のシステム図１～図５で、および下で図７～８に関してより詳細に議論するように、ブレード要素およびスペーサの内径に対処するサイズにされた外径６１２を有することができる。内面６１０は、ブレード要素（または、所定の構成に応じてスペーサ）の横エッジ部分が接することのできるほとんどまたは実質的に平坦な表面を提供する。

マンドレル・アセンブリ６００は、ピース６１４を含むこともできる。ピース６１４は、キー溝６０４を参照してピース６０２（またはその代わりに、ピース６０２と嵌合する番号を付されていないスリーブ）と嵌合することができ、嵌合部分と一緒に外径６１２を共有することができる。ピース６１４は、ショルダ６１６をも有することができ、ショルダ６１６は、表面６１８を作成することができる。所定の構成に応じて、表面６１８は、ブレード・アセンブリ、たとえば図１～図５のブレード・アセンブリに似たブレード・アセンブリの最後のブレード要素または最後のスペーサのいずれかにも有利に接する。所定の個数のブレード要素またはブレード要素およびスペーサを有するマンドレル・アセンブリ６００が、ピース６１４をピース６０２に取り付けられる時に、接続要素、たとえばボルト（６２４）は、マンドレル・ピースを取り付けるのに使用され、ブレード要素またはブレード要素およびスペーサに横力を与えることができる。所定の構成は、材料除去作業ゾーンを構成することのできる幅６２０をもたらす。幅６２０が、所定の構成に応じて、同一または異なるものとすることのできる実際の材料除去ゾーンの複数の複数の幅を含むことができ、潜在的な材料除去応用例に関するほとんどすべての所望のギャップ幅）と、より大きい車両またはデバイス（図示せず）のハウジング内に含まれ得る全幅６２２とを伴って、望み通りに間隔を設けられ得ることを了解されたい。

開示される革新は、研削システムおよび／または切断システムの全体的なバランスを改善することがわかっており、ブレード・アセンブリは、減らされた全体的な振動、研削ブレード・セグメントおよび／または切断ブレード・セグメントでの減らされた振動、ブレード・アセンブリの高められた剛性、高められた性能、およびブレード・アセンブリとブレード要素との高められた寿命の見込みを有する。これは、部分的には、事実上、ブレード・コア・ゾーン全体が隣接するブレード・コア・ゾーンに係合する、隣接するブレード要素の間の横コア・ゾーンでの材料対材料接触に起因する。そのような構成は、ブレード・アセンブリの全体的な剛性を高め、したがって振動を減らす。さらに、材料対材料接触と連続する外面とを有するブレード・コアを有することは、ブレード要素の間またはその代わりにブレード要素とスペーサとの間のボイドを除去しまたは実質的に除去し、したがって、ほこり、破片、または他の材料がブレード要素の間に集まり、またはマンドレルに損傷を与えるのを予防する。破片がブレード要素の間に集まるのを予防することは、少なくとも部分的に、ブレード・アセンブリの多少減らされた振動をもたらす。ブレード要素の他の実施形態は、増やされた厚さを有することができ、これは、ブレード・アセンブリの全体的な硬さおよび剛性を改善し、これによって、全体的な機能性を改善することができる。高められた硬さおよび剛性は、よりよい研削および／または切断の両方を提供でき、研磨寿命を改善することができる。したがって、開示される革新は、コストを下げ、ツールの性能および寿命を高める。

ここで図７および図８に移ると、ブレード要素の製造の例が、図示され、開示されている。図７のブレード要素７００が、側面図、正面図、および等角図で示されている。ここで特に示される例の実施形態は、本体部分７０６に推移するショルダ部分７０４に永久的に固定された研磨セクション７０２を含む。下でさらに説明するように、研磨セクション７０２が、少なくとも１つの実例で提供され得、あるいは、複数の実例で提供され得ることを理解し、了解されたい。図７Ａ～図７Ｃに示された実施形態は、３つの実例の例を示す。複数の研磨セクション７０２を単一のショルダ部分７０４に関連して使用できることをも理解し、了解されたい。水平方位または垂直方位で横に並べてまたはその組合せなどであるがこれに限定されない複数の研磨セクション７０２のさまざまな全体構成が、本革新の範囲内と企図されている。さらに、研磨セクション７０２が、多結晶ダイヤモンド（ＰＣＤ）材料などであるがこれに限定されない、当技術分野で伝統的なほとんどの任意の材料を含むことができることを了解されたい。より具体的には、研磨セクション（１つまたは複数）７０２は、当技術分野で既知であり理解されるように、多結晶ダイヤモンド（ＰＣＤ）とすることができるがこれに限定されない。さらに、研磨セクション７０２（１つまたは複数）は、円形、正方形、長方形、三角形、六角形、多角形、半球形、前述の先端を切り取ったバージョン、類似物、およびその組合せなどであるがこれに限定されないほとんどの任意の形状を含むことができる。マンドレル・アセンブリを伴うブレード要素７００などのブレード要素のアセンブリを、後で図１０に関して議論する。本革新は、本体部分７０６の厚さの外周７０８が、ヘッド・アセンブリ内に効果的にゾーン１を作成することを開示する。ブレード要素７００は、１個からＭ個までなどの複数のショルダ部分７０４を有し、Ｍは整数である。ショルダ部分７０４は、それぞれ、材料除去（たとえば、研削および／または切断）部分７０２を有することができる。いくつかの実施形態は、ショルダに一体化された材料除去部分７０２を有する（ブレード要素７００など）ことができるが、他の実施形態は、ショルダに一体化されない材料除去部分７０２を有する（図８に関して議論するブレード要素８００など）ことができる。複数の材料除去部分７０２が、所定の円周材料除去ゾーンを作成する、内径７１２の中心から決定される中心軸から所定の距離７１０でブレード・ショルダ７０４に対して相対的に固定されることを了解されたい。内径７１２が、マンドレル・スリーブ円筒部分、たとえばマンドレル・アセンブリ６００の外径すなわち図６に示された外径６１２と嵌合するサイズにされ、マンドレル円筒部分がブレード・アセンブリの垂直軸を形成することを了解されたい。

ブレード要素７００の例の実施形態は、研磨要素７０２がマウンティング７０４に永久的に固定され得、マウンティング７０４が本体部分７０６に永久的に固定されることを示す。一例として示されているのが、マウンティング７０４内にセットされたほぼ長方形の研磨要素７０２である。マウンティング７０４を、望み通りに、かつ当技術分野で企図され、本開示を読む時に知らされる通りに、さまざまな形状とすることができることをも了解されたい。永久的マウンティング７０４のタイプが、開示される革新に対する限定ではないことを了解されたい。ショルダ部分７０６の少なくとも一部が、本体部分厚さ７１５より厚い厚さ７１４を有することを了解されたい。

研削部分および／または切断部分７０２を含むショルダ７０６の個数は、１からＭまで変化することができ、Ｍは、整数であり、除去される材料の応用例ならびにその部分の所望の相対サイズおよびブレードの直径のサイズによって決定され得る数である。より大きい直径のブレード（たとえば、２０から３０インチの上側範囲内など）を有する実施形態に関して、これが、所定の直径７１０の回りに円周上に間隔を置かれた研削部分および／または切断部分７０２を含む多数のショルダ７０６を含む可能性があることを了解されたい。直径７１０は、材料作業ゾーンを提供し、複数のそのような材料作業ゾーンが、たとえば図５に関して開示されるように、複数の直径７１０を有する個々のブレード要素７００を設けられ得ることを了解されたい。さらに、ブレード要素が、広い範囲の直径で提供され得、開示される革新が、研削ブレードおよび／または切断ブレードの特定のサイズまたはタイプに限定されないことを了解されたい。図７のブレード要素７００は、Ｍ＝３個のショルダを有するものとして図示されている。代替実施形態では、アセンブリ１２００（図１２Ａ～図１２Ｈ）のブレード要素１２０２は、Ｍ＝１２個のショルダを有するものとして図示されている。この図に示されているように、個々のブレード１２０１の各ショルダ１２０４は、ブレード要素１２０２の外側周囲の回りに円周に配置された単一の研磨セクション１２０６を含む。個々の研磨セクション１２０６が、お互いと同一の方位に配置され得、あるいはその代わりに、中心の左右への１～４５°オフセットの範囲内の角度、より具体的には、ブレードの幅を増やさず、全体的なアセンブリ構成に追加のブレードを追加せずに、切断／研削／研磨フットプリントを有利に増やすために、中心の左右への１０～３０°オフセットの範囲内の角度だけオフセットされるなど、次／前の研磨セクションからオフセットされた方位に配置され得ることを了解されたい。この図に示されているように、各ブレード１２０１は、４つの隣接するスペーサ１２０８など、少なくとも１つのスペーサによって隣接するブレードから分離される。

さらなる代替実施形態では、アセンブリ１３００（図１３Ａ～図１３Ｇ）のブレード要素１３０２は、Ｍ＝３０個のショルダを有するものとして図示されている。この図に示されているように、個々のブレード１３０１の各ショルダ１３０４は、ブレード１３２０２の外径周辺の回りに円周に配置された単一の研磨セクション１３０６を含む。各研磨セクション１３０６が、お互いに同一の方位に配置され得、あるいはその代わりに、中心の左右への１～４５°オフセットの範囲内、より具体的には中心の左右への１０～３０°オフセットの範囲内の角度だけオフセットされるなど、次／前の研磨セクションからオフセットされた方位で配置され得ることを了解されたい。上で説明したように、各ブレード１３０１は、少なくとも１つのスペーサによって隣接するブレードから分離され得、あるいは、図示のように、スペーサが使用されないものとすることができ、この場合に、各ブレード１３０１は、隣接するブレード１３０１に実質的に接触し、同一平面である。

ここで図８Ａ～図８Ｃに移ると、ブレード要素の別の例の実施形態が示されている。ブレード要素８００は、取替可能で交換可能な研磨要素８０２を特徴とする実施形態を強調するものである。研磨要素８０２は、本体部分８０６に推移するショルダ部分８０４で取り付けられる。マンドレルを有するブレード要素８００などのブレード要素のアセンブリを、後で図１０に関して説明する。本革新は、スペーサなしまたはスペーサの外面を有するヘッド・アセンブリ内の連続外面、スペーサを有するヘッド・アセンブリ内の連続外面を効果的に作成する厚さ８０８を有する本体部分の外側周辺を有する本体部分８０６を開示する。ブレード要素８００は、複数（１からＭまで）のショルダ部分８０４を有し、Ｍは整数である。ショルダ部分８０４は、それぞれ、研削部分および／または切断部分８０２を有することができる。いくつかの実施形態は、ショルダ部分８０４に一体化された研削部分および／または切断部分８０２を有する（ブレード要素７００など）ことができるが、他の実施形態は、ショルダと一体ではない研削部分および／または切断部分８０２を有する（ブレード要素８００など）ことができる。複数の研削部分および／または切断部分８０２が、所定の円周材料除去ゾーンを作成する内径８１２の中心から決定される中心軸からの所定の半径距離８１０付近でショルダ部分８０４に対して相対的に取り付けられることを了解されたい。内径８１２が、マンドレル・スリープ円筒部分の外径、たとえば図６に示されたマンドレル・アセンブリ６００外径６１２と嵌合するサイズにされ、マンドレル円筒部分が、ブレード・アセンブリの垂直軸を形成することを了解されたい。

研削部分および／または切断部分８０２を含むショルダの個数は、１からＭまで変化することができ、Ｍは、整数であり、除去される材料の応用例ならびにその部分の所望の相対サイズおよびブレードの直径のサイズによって決定され得る数である。より大きい直径のブレードを有する実施形態に関して、これが、所定の半径距離８１０の回りに円周上に間隔を置かれた研削部分および／または切断部分８０２を含む多数のショルダを含む可能性があることを了解されたい。さらに、ブレード要素が、広い範囲の直径で提供され得、開示される革新が、研削ブレードおよび／または切断ブレードの特定のサイズまたはタイプに限定されないことを了解されたい。図８Ａ～図８Ｃのブレード要素８００は、Ｍ＝４個のショルダを有するものとして図示されている。別の実施形態では、対応するカッターを有する１０個のショルダが、本革新に従って使用され得る。

ブレード要素８００の例の実施形態は、研磨要素８０２が、マウンティングに永久的に固定され、マウンティングがショルダ部分に取り外し可能に固定され得ることを示す。図９、図１０Ａ、および図１０Ｂは、取り外し可能研磨セクションの構成での開示される革新の他の実施形態のいくつかの例を示す。取り外し可能なマウンティングは、ねじおよびキー配置として示されているが、他のタイプの取り外し可能マウンティングが、開示される革新に関する限定ではないことを了解されたい。

図７および図８に示された実施形態では、ショルダに取り付けられた研磨部分は、ブレード要素の厚さ次元に沿ってセンタリングされて図示されている。図示されていないが、この中心性は、単に、実施形態の１セットに関して示す。他の実施形態は、厚さ次元の中心線からいずれかの方向にセンタからオフセットされた研磨部分を提供することができる。言い換えると、研磨セクションは、ブレード要素本体に対称に示されているが、ブレード要素中心から左右にシフトされた非対称の形（図示せず）で提供され得る。たとえば、一実施形態では、研磨セグメントは、横クリアランスを作るために、ブレード・コアの横エッジを超えてシフトされ得る。他の実施形態では、開示される革新は、異なってシフトされたブレード要素の研磨セクションを伴って構成され得、個々のブレード要素の研磨セクションが、ブレード要素の周辺に沿って異なってシフトされたセクションを有することさえできる。

図９Ａ～図９Ｄに移ると、開示される革新の追加の態様による取り外し可能／交換可能研磨要素の例の実施形態９００が示されている。前に議論したように、有利に、研磨要素を、取り外し不能研磨要素とすることもできることを了解されたい。研磨要素は、ホルダ部分９０２および研磨部分９０４を含んで示されている。ホルダ部分９０２は、嵌合するブレード要素、たとえば図７のブレード要素７００（この図には図示せず）のショルダ部分内の対応する溝にはまることのできる舌部９０６を有することができる。ホルダ部分は、取り付け機構９０８、たとえばねじ、ボルト、および類似物（図示せず）の穴をも有することができる。その代わりにまたはそれに加えて、ホルダ部分９０２は、永久的に取り付けられた研磨材９０４を受けるようにも形作られ得る。永久的に取り付けられた研磨材９０４は、丸い、長方形、その他など、さまざまな形状と、多結晶ダイヤモンド（ＰＣＤ）などの組成を有することができ、研磨材の取り付けは、当技術分野で既知のほとんどの任意の個数の方法に従うものとすることができる。当業者が、ホルダ９０２に研磨材９０４をどのように取り付けるべきかを知っている可能性はあるが、開示される革新は、当技術分野で既知の物品を超える利点をもたらすことがわかっている態様を含む。たとえば、図９Ａ～図９Ｄに示されているように、研磨材９０４は、ホルダ９０２に取り付けられる。研磨材９０４は、上平面から後退角のついた角度９１０で取り付けられ得る。この角度９１０が、少なくとも、加工され除去されるさまざまな表面材料に関するさまざまな設計の指定された最終使用に基づいて選択され得ることを了解されたい。非限定的な例として、角度９１０は、水平面に対して相対的に０～４５°の範囲内、より具体的には１０～３０°の範囲内とすることができる（図９A）。さらに、研磨材９０４は、リーディング・エッジの各角で、ならびに傾いた平面エッジから３つの垂直エッジへ、面取りされ得る。研磨材９０４の面取りおよび他の設計変更を本革新の範囲内と考えることができることを了解されたい。

図１０Ａ～図１０Ｈに移ると、開示される革新の諸態様による取り外し可能／交換可能研磨要素の追加の例の実施形態１０００Ａおよび１０００Ｂが、側面図、正面図、および等角図に示されている。ブレード要素、たとえば図７で議論したブレード要素７００内で、単一－二重配置で連続して研磨要素１０００Ａおよび１０００Ｂのそれぞれを取り付けること（すなわち、単一のホルダ上の単一の研磨要素およびそれに続く単一のホルダ上の少なくとも２つの研磨要素、またはその代わりに、単一のホルダ上の少なくとも２つの研磨要素およびそれに続く単一のホルダ上の単一の研磨要素）が、ある種の材料、具体的にはアスファルトの材料除去の全体的有効性を高めることが判定された。たとえば、本革新によるそのような配置を示す１つのそのような代替実施形態が、複数のブレード要素１５０１を含むアセンブリ１５００を示す図１５Ａ～図１５Ｇに示されている。この図に示されているように、アセンブリ１５００は、研磨要素の単一－二重配置を有する少なくとも１つのブレード要素を含み、少なくとも１つのブレード要素は、各ホルダ上に単一の研磨要素を有し、少なくとも１つのブレード要素は、各ホルダ上に少なくとも２つの研磨要素を有する。また、たとえば、本革新によるそのような配置を示す別のそのような代替実施形態が、複数のブレード要素１６０１を含むアセンブリ１６００を示す図１６Ａ～図１６Ｇに示されている。この図に示されているように、アセンブリ１６００は、研磨要素の単一－二重配置を有する少なくとも１つのブレード要素を含み、少なくとも１つのブレード要素は、各ホルダ上に単一の研磨要素を有し、少なくとも１つのブレード要素は、各ホルダ上に少なくとも２つの研磨要素を有する。代替案では、各ブレードは、ターゲット研削位置のさまざまな深さに対処するために各ホルダ上に少なくとも１つの研磨要素を、より具体的には各ホルダ上に少なくとも２つの研磨要素を含むことができる（図１６Ｄ）。研磨要素１０００Ａおよび１０００Ｂが、研磨材の完全に円筒形の形状に少なくとも部分的に起因して、より耐久性のある研磨材を提供し、１０００Ａの対をなす研磨材１００２が、それぞれ、加工される表面上の製造品のパス中に加工される材料の実質的な部分を除去し、１０００Ｂの研磨材１００４が、対をなす研磨材１００２に続いて、加工される材料の弱められた中央部分を除去するように働くことを了解されたい。研磨要素１０００Ａおよび１０００Ｂは、ホルダ部分１００６、１００８と、前述の研磨部分１００２および１００４とを含んで図示されている。ホルダ部分１００６、１００８は、嵌合するブレード要素、たとえば図７のブレード要素７００のショルダ部分内の溝にはまることのできる舌部１０１０を有することができる。ホルダ部分は、取り付け機構１０１２、たとえばねじ、ボルト、および類似物（図示せず）の穴を有することもできる。ホルダ部分１００６、１００８は、永久的に取り付けられる研磨材１００２、１００４を受けるようにも形作られ得る。非永久的に取り付けられる研磨要素１００２、１００４が、本革新の範囲内で使用され得ることを了解されたい。永久的に取り付けられる研磨材１００２、１００４は、さまざまな形状および組成を有することができ、研磨材の取り付けは、当技術分野で既知のほとんどの任意の個数の方法に従うものとすることができる。特定の実施形態では、各研磨要素の形状は、円筒形である。当業者が、研磨材１００２、１００４をそれぞれホルダ１００６、１００８にどのように取り付けるかを知っている可能性はあるが、開示される革新は、従来技術で既知の物品に対する利点を提供することがわかっている態様を含む。たとえば、図１０に示されているように、研磨材１００２、１００４を、上面から後退角のついた角度１０１４で取り付けることができる。この角度１０１４が、加工され除去される表面材料に関するさまざまな設計に関して変化できることを了解されたい。さらに、ある種の実施形態では、研磨材１００２、１００４は、それぞれの周辺の付近で面取りされ得るが、他の実施形態では、そのような面取りが提供されないものとすることができる。

次に図１０で前に議論したものに類似する実施形態に移ると、切り捨てられた円形研磨要素を有する実施形態が、図１４Ａ～図１４Ｅに開示されている。了解されるように、先端を切り取った円形研磨要素の取り付けは、前に議論したものと同様とすることができる。この実施形態が、より微細な仕上げを有するように設計された状況での材料除去の提供に有利である可能性がある。図１４Ａ～図１４Ｅは、開示される革新の諸態様による取り外し可能／交換可能研磨要素の追加の例の実施形態１４００を示す がさまざまな図に提示されている。ブレード要素、たとえば図７で議論したブレード要素７００での連続する研磨要素１４００のそれぞれの取り付けが、たとえばフローリング、アスファルト、またはコンクリートなどであるがこれに限定されないある種の材料の材料除去の全体的な有効性を高めると判定された。研磨要素１４００が、研磨材の先端を切り取った円形形状に少なくとも部分的に起因して改善された研磨を提供し、１４００の対をなす研磨材１４０２ａおよび１４０２ｂは、それぞれ、加工される表面に対する製造のパス中に加工される材料の実質的な部分を除去し、続く研磨材（図示せず。オプションで単一または二重の研磨材）は、加工された材料の弱められた中央部分を除去するように働くことを了解されたい。先端を切り取った円形形状が、たとえばコンクリート応用例で、長方形研磨要素の切断／研削フットプリントと組み合わされた、円形研磨要素の耐久性および強度という利点をもたらすことが、有利に見出された。研磨要素１４００は、ホルダ部分１１４０６と前述の研磨部分１４０２とを含んで図示されている。ホルダ部分１４０６は、嵌合するブレード要素、たとえば図７のブレード要素７００のショルダ部分内の溝におさまることのできる舌部１４１０を有することができる。ホルダ部分は、取り付け機構１４１２、たとえば、ねじ、ボルト、および類似物（図示せず）の穴をも有することができる。ホルダ部分１４０６は、永久的に取り付けられた研磨部分１４０２を受けるようにも形作られ得る。永久的に取り付けられた研磨部分１４０２は、さまざまな形状および組成を有することができ、研磨材の取り付けは、当技術分野で既知のほとんどの任意の個数の方法に従うものとすることができる。特定の実施形態では、各研磨要素の形状は、円筒形または先端を切り取った円筒形である。当業者が、研磨材１４０２をホルダ１４０６にどのように取り付けるかを知っている可能性はあるが、開示される革新は、従来技術で既知の物品に対する利点を提供することがわかっている態様を含む。たとえば、この図に示されているように、研磨材１４０２を、上面から後退角のついた角度（上面に関して１０～２０°の範囲内など）で取り付けることができる。この角度１４１４が、加工され除去される表面材料に関するさまざまな設計に関してオプションで変化できることを了解されたい。さらに、ある種の実施形態では、研磨材１４０２は、それぞれの周辺の付近で面取りされ得るが、他の実施形態では、そのような面取りが提供されないものとすることができる。

研磨要素厚さおよびブレード要素厚さのさまざまな相対厚さを有する本発明の他の実施形態を提供することができる。たとえば、一実施形態は、スペーサなしでブレード・ヘッド・アセンブリの隣接するセグメントの間の所望のセグメント間隔を作るために、ブレード・コア厚さとコア厚さより小さい研削および／または切断セグメント厚さとを有するブレード要素を含むことができる。別の実施形態では、隣接するセグメントの間の所望のセグメント間隔を作るため、またはブレード・ヘッド・アセンブリ内の横クリアランスを作るために、研削および／または切断セグメントがブレード・コアからオフセットされる。本革新の実施形態を示す追加の図が示される付録Ａが含まれる。

ここで図１１に移ると、ヘッド・アセンブリを組み立てる、本発明の一態様による方法の流れ図１１００が提示されている。流れ図１１００によれば、方法１１００（または方法１１００に類似する実施形態）を使用して、本明細書で議論されるさまざまな実施形態を組み立てることができる。ステップ１１０２では、固定されたエンド・プレートおよびドライブ・シャフトから開始して、キー溝をドライブ・シャフト上に設置する。ステップ１１０４では、マンドレルを、ドライブ・シャフトおよびキー溝上に滑り込ませる。マンドレルが、ミリング・ドラムではないことを了解されたい。マンドレルのどの部分も、材料除去ゾーンに露出されない。次のステップ１１０６では、ラビリンス・リングをマンドレルに取り付ける。ラビリンス・リングの取り付けは、ステップ１１０２で組み立てられた固定されたエンド・プレートとインターロックし、固定されたエンド・プレートは、マンドレスの一部を形成し、ショルダ、たとえば図６で議論したショルダ６０８を作成する。エンド・プレートは、ブレード要素またはブレード要素およびスペーサを受けるサイド・プレートまたは表面をも提示することができる。後続のステップ１１０８を参照すると、マンドレル上に、ブレード要素またはブレード要素およびスペーサをはめることができる。各連続する品目を、第１の品目がラビリンス・リングに接し、次の品目が第１の品目に接して、固定された端まで完全にマンドレル上に所定のシーケンスで滑り込ませることができる。ブレード要素またはブレード要素およびスペーサが、マンドレルとの緊密な公差を有することと、スライド中にゴム・ハンマーまたは手作業のロックを使用することが組み立てを助ける可能性があることとを了解されたい。ステップ１１１０では、ある種の実施形態で、ブレード要素またはスペーサがエンド・プレートに向かって十分にスライドされ、エンド・プレートまたは以前に設置されたブレード要素に隣接した後に、後者のブレードは、あるブレード要素のショルダ部分が前のブレード要素のショルダに衝突する状態で、品目を前のピースに「ロックする」ために、マンドレルの軸の回りに回転方向に回転され得る。ショルダ同士のオーバーラップがブレード要素またはブレード要素およびスペーサの所定のシーケンス内で発生する実施形態では、「ロック」は、完成したヘッド・アセンブリに追加の剛性をもたらす。回転させてスピン・ロックするステップが、ショルダ同士のオーバーラップがない所定の構成に関して省略され得ることを了解されたい。

本革新の一態様は、プレートならびに／またはプレートおよびスペーサの所定の組立てが非対称の形で行われることである。この非対称は、アセンブリが材料除去モードで使用される時の完成したアセンブリの高調波を減らし、完成したアセンブリのより高い耐久性をもたらす。ステップ１１１２は、所望の個数に達したかどうかを判定し、それ ない 、ステップ１１０８および１１１０（構成に基づいて存在する場合がある）が、最終的なアセンブリの所定の幅が完成するまで繰り返され得る。

本革新の利益が、初期組立て時点ならびに、アセンブリを効果的に変更し、材料除去能力の可変ゾーンを提供するために「現場」状況の両方で、そのような最終アセンブリを簡単に変更できることであることを了解されたい。これは、事前にセットされた大きく重いミリング・ドラムが、材料除去構成の変更をもたらすために、より大きいシステムから変更される必要がある技術的現状と対照的である。開示される革新は、複数の材料除去幅ならびに複数の材料除去構成を非常に効率的な形で満足する能力を提供する。たとえば、アセンブリは、不連続な道路材料を有する道路から、さまざまな等級のコンクリートおよびアスファルトからの材料除去のために現場ですばやく変更され得る。さらに、アセンブリは、さまざまな幅および、現場で便利に組み立てられ、再組立もされ得る、材料除去なしの所定のゾーンを有する複数の切断ゾーンなど、変化する材料除去構成のためにすばやく変更され得る。１つのアセンブリ構成の実施形態を、別の実施形態にすばやく変更することができる。

ステップ１１１２で、エンドキャップ、たとえば図６の例のマンドレル６００のピース６１４を、シャフト上に滑り込ませることができる。代替実施形態では、エンドキャップは、最後のプレートまたはスペーサをマンドレルに取り付ける前に、最後のプレートまたはスペーサに取り付けられ得る。他の実施形態では、エンドキャップをマンドレル・ピース６１４に加えることができる。ステップ１１１４で、接着剤および仕上げボルトを使用して、マンドレルの軸に沿ってブレード要素またはブレード要素およびスペーサに圧縮力を与えることができる。接着剤は、ほとんどの任意の適当なボルト接着剤とすることができ、好ましい実施形態では、Ｂｌｕｅ ＬＯＣＴＩＴＥ（登録商標）２４８を使用することができる。ブレード対ブレード・ロックのさまざまな実施形態と一緒の圧縮は、大きいミリング・ドラムの必要を置換するコンパクトなアセンブリをもたらす。ステップ１１１６で、ボルトを設置し、締め付けた後に、ブレード・シャフト・ナットを設置することができる。一実施形態では、ブレード・シャフト・ナットをねじ止めすることができ、いくつかの実施形態では、ダブル・ナットが好ましい可能性がある。ステップ１１１８で、アセンブリを、カバーの設置で完成することができる。

開示される革新的方法が、専用ミリング・ドラムを有する必要を除去するアセンブリを含むために、いくつかの実施形態では「スピン・アンド・ロック」嵌合と一緒に、エンド・プレートに対する仕上げボルトの締め付けからの圧力を利用するアセンブリを提供することを了解されたい。開示される革新のアセンブリは、ほとんどすべてのドライブ・シャフト・サイズに適合するように簡単に変更され得る。開始するラビリンス・リングを、ほとんどすべてのドライブ・システムと嵌合するように構成することができる。

本革新のある種の実施形態が、プレートに類似する厚さおよび取り付け特徴のスペーサを含み、これによって、組み立て時間を短縮し、スペーサの在庫および処理を最小化し、プレートまたはプレートおよびスペーサの一貫したクランプ圧力を提供することを了解されたい。他の実施形態では、本明細書で議論したように、異なる厚さのスペーサが企図されている。

さらに、材料除去に用いられる既存の機械類に適合するように複数の嵌合特徴を有するために、固定端およびエンド・プレートを構成できることを了解されたい。諸実施形態では、嵌合する特徴は、アーバー・ホールを含むことができる。その代わりにまたはそれに加えて、嵌合する特徴は、さまざまなフィールド機器に対処するために取付け穴またはスロットのファミリを含むことができる。

この組み立て方法を用いて、単一の現場労働者が、大きく重いミリング・ドラムを必要とする現在の技術の実践よりすばやく効率的にフィールド・デバイスを構成し、変更することができる。

図示され本明細書で説明される革新の実施形態が強調されたが、本革新の原理から逸脱せずに、他の実施形態およびその同等物を作ることができることと、説明される実施形態の多数の変更を行うことができることとを了解されたい。さらに、上で説明された実施形態を組み合わせて、開示される革新のさらなる他の実施形態を形成することができる。したがって、前述の説明が、限定ではなく単に本革新の例示的な例として解釈されるべきであることを、明瞭に理解されたい。特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱せずに、複数の変形形態および修正系他を作ることができることが、当業者には明白である。さらに、用語「ｉｎｃｌｕｄｅｓ（含む）」が、この詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される範囲で、そのような用語は、「ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ（含む）」が特許請求の範囲で前後を接続させる語として使用される時に用語「ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ」が解釈されるのに類似する形で包含的であることが意図されている。

Claims (36)

1. 材料除去のためのミリングドラムレス・システムであって、前記システムは、
   ロータリ・ドライブと係合するマンドレルであって、前記マンドレルの第１のピースは、内側ショルダおよび内側円筒表面を提供する、マンドレルと、
   前記マンドレルと係合し、より大きいデバイスへの取り付け点を提供するラビリンス・リングと、
   複数のブレード要素であって、
   前記複数のブレード要素は、前記マンドレル円筒表面にはまる内径を有し、
   前記複数のブレード要素のそれぞれは、コア部分および少なくとも１つのショルダ部分を有し、前記コア部分は、横接触面を提供し、前記複数のショルダ部分の各ショルダ部分は、少なくとも１つの研磨要素を取り付けられ、前記ロータリ・ドライブの回転運動が、研磨部分を動かし、作業ゾーンがその中に配置される材料を除去する前記作業ゾーンを提供するようになっている
   複数のブレード要素と、
   複数のスペーサであって、
   前記複数のスペーサは、前記マンドレル円筒表面にはまる内径を有し、
   前記複数のスペーサは、材料不除去ゾーンがその中に配置される材料を除去しない前記材料不除去ゾーンを提供するように構成されている
   複数のスペーサと、
   第２の内部ショルダを提供するマンドレル・エンド・ピースであって、マンドレル・ピースが取り付けられる時に、横力が、前記マンドレル円筒表面上に配置された複数のブレード要素および複数のスペーサとのうちの少なくとも１つを定位置に保持する、マンドレル・エンド・ピースと、
   を含む、システム。
2. 前記複数のスペーサは、前記ブレード要素の前記コア部分の周辺と一貫する外径を有し、前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサが、前記マンドレル・ピースが取り付けられる時に、前記マンドレル円筒部分を保護する連続面を提供するようになっている、請求項１に記載のシステム。
3. 前記ブレード要素の複数のショルダのそれぞれの一部は、ブレード要素のコア部分より大きい厚さを有し、前記ラビリンス・リングならびに前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記マンドレル上に取り付けられた時に所定の構成を有し、ブレード要素の１つのより大きい厚さのショルダ部分の干渉ゾーンが、連続するブレード要素のより大きい厚さの部分に接するようになっている、請求項１に記載のシステム。
4. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記研磨要素が材料除去能力を提供するように構成される、請求項１に記載のシステム。
5. 前記研磨要素の構成は、前記マンドレルの中心線から複数の半径距離での材料除去能力を提供する、請求項４に記載のシステム。
6. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記少なくとも１つの研磨要素が、前記システムの幅未満にまたがる材料除去能力を提供するように構成される、請求項１に記載のシステム。
7. 前記研磨要素の構成は、前記マンドレルの中心線から複数の半径距離での材料除去能力を提供する、請求項６に記載のシステム。
8. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記研磨要素が材料除去能力を提供するように構成される、請求項１に記載のシステム。
9. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、研磨要素がブレード要素に永久的に取り付けられるように構成される、請求項１に記載のシステム。
10. 前記複数のブレード要素のうちの少なくとも１つは、前記対応するそれぞれのブレード要素の各研磨要素が、第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、マンドレル中心線から同一の半径距離に整列された少なくとも２つの研磨要素を含み、前記第２の構成は、マンドレル中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された少なくとも１つの研磨要素を含み、前記第１の構成および前記第２の構成は、同一のまたは異なる個数の研磨要素を含む、請求項９に記載のシステム。
11. 前記複数のブレード要素のうちの少なくとも１つは、前記それぞれのブレード要素の研磨要素が第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、マンドレル中心線から同一の半径距離に整列された２つの研磨要素を含み、前記第２の構成は、マンドレル中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された単一の研磨要素を含み、前記第１の構成の２つの円形研磨要素の中心の間と等距離の点と同一の回転経路内で回転する単一の円形研磨要素 前記第２の構成 の中心線の回転経路をさらに含む、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、研磨要素が前記ブレード要素に取り外し可能に取り付けられるように構成される、請求項１に記載のシステム。
13. 前記複数のブレード要素のうちの少なくとも１つは、ブレード要素ごとの研磨要素が、第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、マンドレル中心線から同一の半径距離に整列された２つの研磨要素を含み、前記第２の構成は、マンドレル中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された単一の研磨要素を含み、前記第２の構成の単一の円形研磨要素の中心線の回転経路が、前記第１の構成の２つの円形研磨要素の中心の間の等距離の点と同一の回転経路内で回転することをさらに含む、請求項１０に記載のシステム。
14. 前記少なくとも１つの研磨要素の各研磨要素は、円形、長方形、正方形、三角形、多角形、楕円形、および先端を切り取った円形からなる群から選択された動作形状を含む、請求項１に記載のシステム。
15. 材料除去のためのミリングドラムレス・システムであって、前記システムは、
    ドライブ・シャフトをマンドレルに係合する手段と、
    ブレード要素の複数のショルダのそれぞれに研磨要素を取り付ける手段と、
    複数のブレードおよび複数のスペーサの変更可能な構成を、前記マンドレルに取り付けられる所定の構成に構成する手段であって、前記複数のスペーサは、材料不除去ゾーンがその中に配置される材料を除去しない前記材料不除去ゾーンを提供するように構成されている手段と、
    前記変更可能な構成を一緒に保持する手段と、
    を含む、システム。
16. 前記ブレード要素の複数のショルダのそれぞれの一部は、ブレード要素のコア部分より大きい厚さを有し、前記マンドレルに取り付けられる前記所定の構成は、ブレード要素の１つのより大きい厚さのショルダ部分の干渉ゾーンが連続するブレード要素のより大きい厚さの部分に接するように取り付けられる、請求項１５に記載のシステム。
17. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記研磨要素が材料除去能力を提供するように構成される、請求項１５に記載のシステム。
18. 前記研磨要素の構成は、前記マンドレルの中心線から複数の半径距離での材料除去能力を提供する、請求項１７に記載のシステム。
19. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記研磨要素が材料除去能力を提供するように構成される、請求項１５に記載のシステム。
20. 前記研磨要素の構成は、前記マンドレルの中心線から複数の半径距離での材料除去能力を提供する、請求項１９に記載のシステム。
21. 前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサは、前記研磨要素が材料除去能力を提供するように構成される、請求項１５に記載のシステム。
22. 前記研磨要素の構成は、前記マンドレルの中心線から複数の半径距離での材料除去能力を提供する、請求項２１に記載のシステム。
23. 前記ブレード要素の複数のショルダのそれぞれに研磨要素を取り付ける手段は、前記研磨要素を前記それぞれのブレード要素の前記それぞれの複数のショルダのそれぞれに永久的に取り付ける、請求項１５に記載のシステム。
24. 前記複数のブレード要素のうちの少なくとも１つは、ブレード要素ごとの研磨要素が第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、マンドレル中心線から同一の半径距離に整列された２つの円形研磨要素を含み、前記第２の構成は、マンドレル中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された単一の円形研磨要素を含み、前記第２の構成の前記単一の円形研磨要素の中心線の回転経路が、前記第１の構成の前記２つの円形研磨要素の中心の間の等距離の点と同一の回転経路内で回転することをさらに含む、請求項２３に記載のシステム。
25. ブレード要素の複数のショルダのそれぞれに研磨要素を取り付ける前記手段は、前記それぞれのブレード要素の前記それぞれの複数のショルダに前記研磨要素を取り外し可能に取り付ける、請求項１５に記載のシステム。
26. 前記複数のブレード要素のうちの少なくとも１つは、ブレード要素ごとの研磨要素が第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、マンドレル中心線から同一の半径距離に整列された２つの円形研磨要素を含み、前記第２の構成は、マンドレル中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された単一の円形研磨要素を含み、前記第２の構成の前記単一の円形研磨要素の中心線の回転経路が、前記第１の構成の前記２つの円形研磨要素の中心の間の等距離の点と同一の回転経路内で回転することをさらに含む、請求項２５に記載のシステム。
27. 材料除去のためのミリングドラムレス・ヘッド・アセンブリを製作する方法であって、前記方法は、
    マンドレルの第１の端部をラビリンス・リングに係合することであって、前記ラビリンス・リングは、ドライブ・シャフトと係合するサイズにされ、より大きいデバイスへの取り付け点を提供し、
    前記マンドレルは、前記ドライブ・シャフトのキー溝と係合し、
    前記マンドレルは、前記第１の端部に第１のショルダ部分を含み、前記第１のショルダ部分は、複数のブレード要素と複数のブレード要素およびスペーサとのうちの少なくとも１つの横部分の接触ゾーンを提供し、前記マンドレルは、複数のブレード要素と複数のブレード要素およびスペーサとのうちの前記少なくとも１つの内径と嵌合する円筒表面部分を有する
    ことと、
    複数のブレード要素と複数のブレード要素およびスペーサのうちの少なくとも１つをマンドレル円筒部分に所定の順序および個数で配置することであって、複数のうちの前記少なくとも１つの第１の横エッジは、前記マンドレル接触ゾーンに接触することと、
    前記マンドレルのエンド・ピースを前記マンドレル円筒部分に取り付けることであって、前記マンドレルの前記エンド・ピースは、前記ドライブ・シャフトのキー溝と係合し、前記エンド・ピースは、複数のうちの前記少なくとも１つの最後の連続する選択物の外側横ゾーンと接触する内側ショルダ部分を提供し、前記マンドレルの前記取り付けられたエンド・ピースは、前記マンドレルの前記円筒部分の軸に平行な横力を提供することと、
    を含む、方法。
28. 前記複数のブレード要素のそれぞれは、コア部分および複数のショルダ部分を有し、前記コア部分は、横接触面を提供し、前記複数のショルダ部分は、それぞれ、取り付けられた研磨部分を含み、前記ロータリ・ドライブの回転運動は、前記研磨部分を動かし、作業ゾーンがその中に配置される材料を除去する前記作業ゾーンを提供する、請求項２７に記載の方法。
29. 前記ブレード要素とブレード要素およびスペーサとの前記横部分は、コア・ゾーンを作成し、前記コア・ゾーンの外側周辺は、１つの連続する品目の横ゾーンから所定の選択物全体の次への完全な接触を有する、請求項２７に記載の方法。
30. 少なくともブレード要素またはブレード要素およびスペーサの所定の順序および個数の少なくともサブセットに関して、前記ブレード要素は、前記コア部分より大きい厚さを有し干渉ゾーンを提供する部分を少なくとも有するショルダ部分を有し、
    マンドレル上で連続するブレード要素の配置上の所定の順序および個数のブレード要素の第１の配置に従って、２つのブレード要素の間の前記干渉ゾーンの接触が行われるまで、前記マンドレルの前記円筒部分の軸の回りで前記連続するブレード要素を回転するステップであって、前記接触する干渉ゾーンは、前記少なくともブレード要素またはブレード要素およびスペーサの方位を維持するのを助けるスピン・ロックを提供するステップ
    をさらに含む、請求項２７に記載の方法。
31. 前記少なくともブレード要素またはブレード要素およびスペーサを所定の順序および個数で前記マンドレル円筒表面および取り付けられた前記マンドレルの前記エンド・ピース上に配置する前記ステップは、マンドレルの第１の端部をラビリンス・リングに係合するステップに先行し、前記ラビリンス・リングは、ドライブ・シャフトに係合するサイズにされ、より大きいデバイスへの取り付け点を提供する、請求項２７に記載の方法。
32. 材料除去のためのミリングドラムレス・システムであって、前記システムは、
    ロータリ・ドライブと係合するマンドレルであって、前記マンドレルは、内側ショルダおよび内側円筒表面を提供する第１のピースを含む、マンドレルと、
    前記マンドレルと係合し、より大きいデバイスへの取り付け点を提供するラビリンス・リングと、
    複数のブレード要素と、
    複数のスペーサと、
    を含み、
    前記複数のブレード要素および前記複数のスペーサのそれぞれは、前記マンドレル円筒表面にはまる内径を有し、
    前記複数のブレード要素のそれぞれは、コア部分および複数のショルダ部分を有し、前記コア部分は、横接触表面を提供し、前記複数のショルダ部分は、それぞれ、研磨要素を取り付けられ、前記ロータリ・ドライブの回転運動が、前記研磨部分を動かし、作業ゾーンがその中に配置される材料を除去する前記作業ゾーンを提供するようになっており、
    前記複数のスペーサは、材料不除去ゾーンがその中に配置される材料を除去しない前記材料不除去ゾーンを提供するように構成されており、
    前記マンドレルは、第２の内部ショルダを提供するエンド・ピースを有し、前記エンド・ピース内では、マンドレル・ピースが取り付けられる時に、前記マンドレル円筒表面上に配置された複数のブレード要素および複数のスペーサが、横力によって定位置に保持される、システム。
33. 材料除去システム内での使用のための製造品であって、前記製造品は、
    複数のブレード要素であって、ブレード要素ごとの複数の研磨要素が、第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、
    前記第１の構成は、ブレード要素中心線から同一の半径距離に整列された少なくとも２つの研磨要素を含み、前記第２の構成は、ブレード要素中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された少なくとも１つの研磨要素を含み、
    前記第２の構成の単一の円形研磨要素のブレード要素中心線の回りの回転経路は、前記第１の構成の２つの円形研磨要素の中心の間の等距離の点と同一の回転経路内で回転する
    複数のブレード要素と、
    材料不除去ゾーンがその中に配置される材料を除去しない前記材料不除去ゾーンを提供するように構成された複数のスペーサと、
    を含む、製造品。
34. 前記複数のブレード要素は、ブレード要素ごとの複数の研磨要素が、第１の構成および第２の構成が互い違いになっている構成からなるように構成され、前記第１の構成は、ブレード要素中心線から同一の半径距離に整列された２つの円形研磨要素を含み、前記第２の構成は、ブレード要素中心線から前記第１の構成と同一の半径距離に整列された単一の円形研磨要素を含む、請求項３３に記載の製造品。
35. 各研磨要素は、多結晶ダイヤモンド（ＰＣＤ）である材料を含む、請求項３３に記載の製造品。
36. 前記製造品は、請求項１に記載のシステムとの使用のために構成される、請求項３３に記載の製造品。

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