JPS62244904A - 表面清浄ヘツド用傾斜カツタ - Google Patents

表面清浄ヘツド用傾斜カツタ

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JPS62244904A
JPS62244904A JP8427186A JP8427186A JPS62244904A JP S62244904 A JPS62244904 A JP S62244904A JP 8427186 A JP8427186 A JP 8427186A JP 8427186 A JP8427186 A JP 8427186A JP S62244904 A JPS62244904 A JP S62244904A
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JP
Japan
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cutter
bar
cutters
bore
cage
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JP8427186A
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English (en)
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フランク、ゼレンカ
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BAATERU IND Ltd
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BAATERU IND Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、表面層あるいは表面の被膜を除去するための
表面処理装置に関し、さらに詳しくは、処理されるべき
表面に衝撃を与える多数のカッタを有する回転カッタケ
ージに関する。
従来の技術 ]ンクリート舗装道路、金属製甲板、ガラス繊維甲板な
どの固体基体から被膜ないし表面層を除去し、引き続き
塗装、目止めあるいは再仕上室(リトツビング)などの
仕上塗装を行なえるように表面を調整することはしばし
ば望まれる。米国特許第3,156,231号には手動
コンクリート表面処理装置か開示されている。この装置
の回転カッタケージは、多数の星形カッタ要素を担持し
ている。カッタケージが回転する際に、カッタ要素はコ
ンクリート表面にV#撃を与え、表面から表面層を切り
取る。また、米国特許第3,266.846号には、よ
り大きな自己推進表面pl整装置が開示されている。こ
の装置は、幾つかのカッタ要素を有する回転カッタケー
ジを含んでいる。カッタケージは回転され、処理される
べき表面を横断して移動され、表面から材料層を除去す
る。米国特許第4,275,928号には、個々のカッ
タが超硬歯を具備する表面処理装置用回転カッタケージ
が開示されている。
個々のカッタは円形棒材上に取り付けられ、ここで各カ
ッタ要素はその中を通って切削歯が存在する面に垂直方
向く延びろ円筒状内孔な有する。また、米国特許第4,
040,668号には、処理される而にカッタ要素のよ
り長時間の衝撃を与えるようKその中に細長い内孔が形
成されたカッタ要素を有する回転カッタケージが記載さ
れている。
床面荒削り機械は米国特許第1.964,746号に開
示されている。この機械は、ケージKmり付けられた多
数のカッタを有する回転カッタケージを具備している。
各カッタ要素の中を通って延びる内孔は、それが取り付
けられている棒材よりもかなり大きい。これ罠より、カ
ッタケージの回転の際に生ずる遠心力により従順に外方
に保持されている間に、各カッタに自由な独立した活動
が与えられる。使用においては、カッタケージはおよそ
400〜800 rpmの速plで回転される。各カッ
タ部材はその行程最下点の直前で床に衝突し、その後ケ
ージのその最外側位置に復帰する。各カッタを通る内孔
は円筒状であり、切削歯がある面に垂直方向に延びる中
央軸線を有する。少ない数のカッタかカッタケージに取
り付けられる場合忙はカッタディスク間に充分な空間が
形成され、各ディスクの傾斜動作を許容し、従ってディ
スクは硬点を滑動しより軟らかいところに切り込む。従
って、この配tl態様でカッタを連続使用する場合には
、各カッタの内孔の縁か丸くなっている。しかしながら
、内孔の中央部分は切削歯かある面に垂直な軸線を有す
る円筒状のままである。
表面の清浄及び亀裂の溝付けに関しては、米国特許第2
,664,281号に個々のカッタ要素を傾斜作動する
カッタ装置が開示されている。
この装置は、%にコンクリートの溝から材料を除去する
のに適する。カッタは、それが取り付けられる棒材より
も実質的に大きな中央内孔を有する。これKより、カッ
タが半径方向及び半径方向直交方向に自由に移動するこ
とが可能となり、また少ない数のスペーサワッシャが使
用されるときKは傾斜移動が可能となる。これKより、
再目止めのためにそれらを掘るときにコンクリートの亀
裂を機械がなぞることができる。
発明か解決しようとする問題点 原理的には、全ての表面調整機械は、処理面に本質的に
垂直な面にある切削歯で処理面に衝撃を与えるカッタ要
素によるものであり、前述した従来技術に共通している
。従って、カッタケージの各カッタ要素の切削歯は、処
理面に真直ぐに衝撃を与え、これによりコンクリートあ
るいは他の処理面の抵抗に打ち勝ち、圧縮力により削り
取りを起こさせるものである。
本発明の目的は、極めて効率よく、すなわち高処理スピ
ードでかつ一定の時間枠で高い切削効率で処理できる前
記したような表面処理装置及びそのためのカッタな提供
することにある。
本発明の他の目的は、均等に摩耗し長期間の寿命を有す
るカッタを提供することKある。本発明のさらに他の目
的は、処理面への接触の聞咎カッタ要素の横方向動きを
生ぜしめ、切削歯の切削作用による材料除去効率が著し
く改善された表面処理装置を提供することkある。
問題点を解決するための手段 本発明の1つの側面によれば、固体基体の表面から物質
を除去するための装置の改良が提供される。装置は、支
持フレーム、回転カッタケージ、回転カッタケージを7
tノームに取り・付けるための手段、及びカッタケージ
を回転させる手段からなる。回転カッタケージは、それ
に取り付けられて固体基体に衝撃を与えるための少なく
とも一列の多数のカッタを有する。少なくとも一例のカ
ッタは回転カッタケージに連結された棒材に取り付けら
れる。カッタの各々は多数の突出し゛(いる切削歯を有
する。主たる改良点は、上記装置の使用に際してカッタ
ケージが回転している間、カッタが処理される固体基体
に衝突するときにカッタの各々に横方向の動きを生ぜし
めろ手段を有することにある。
本発明の他の側面によれば、カッタは、固体基体の表面
から物質を除去するための装置の回転カッタケージ上で
使用されるように設けられる。カッタは、回転カッタケ
ージに取り付けられた棒材を受け入れそれに取り付ける
ために、その中を貫通して延びる孔を有する本体部分か
らなる。本体部分は外側に突出している多数の切削歯を
有する。また、カッタは、カッタが回転カッタケージ上
で使用されるときに、切削歯の横方向動きを生せしめろ
手段を有する。
実施例 以下、本発明の好ましい実施例を示す図面を参照しなが
ら本発明について詳細に説明する。
固体基体表面から物質を除去するための移動装置を示す
第1図において、装置10は、フレーム内に取り付けら
れる回転カッタケージ16のためのハウジング14を有
する符号12で総括的に示される支持フレーム12’k
Wt’+。モータ18は、ベルトハウジング20内に収
容されているベルト駆動により回転カッタケージ16を
駆動する。コントロールスイッチ24を具備するハンド
ル22は、支持7レーム12の後部Kmり付けられてい
る。ハンドル22の上部ニは高さ調節ノブ26が都合よ
く取り付けられており、作業者が処理されるべき表面に
対する回転カッタケージの高さを調節できるようにされ
ている。第1図には図示されていないが、支持フレーム
12の後部にはハウジングI4に取り付けられた前輪3
0と連合して作動するヒンジ支承後輪が取り付けられて
いる。このようなシステムにおいては、作業者は高さ調
節ノブ26を調節することにより処理されるべき表面に
対する回転カッタケージの高さを変えることができ、こ
れによって固体基体から除去すべき層厚(層の深さ)を
変えることができる。
回転カッタケージ16に取り付けられるカッタ要素につ
いては、カッタが処理面に衝突するときに回転カッタケ
ージのカッタに横方向の動きを生じさせるような各棟の
態様が考えられる。
第3因を参照すると、ハウジング14はその各端部に取
り付けられた軸受台32及び34を有する。軸36は軸
受台34を通って延び、該軸には駆動グーリ38がキー
締めされ、ベルトハウジング20内に収容されている駆
動ベルト40により駆動される。軸36の他端忙は駆動
ハブ42が堰り付けられており、この駆動ハブ42は該
ハブのまわりに等間隔で配設された4本の突出する駆動
ビン44を有する。、駆動ハブ42の中央にはネジ穴4
6が設けられ、該ネジ穴46には回転カッタケージの連
接棒50のネジ端部4gが螺着される。
回転カッタケージ16は中央車軸52を有し、該中央車
軸52は中空で各端部54及び56において開口してい
る。車軸52の中央部処は一対の半円セグメント58及
び60が取り付けられている。回転カッタケージの各端
部には端板62及び64がある。端板62には複数(第
3図では4個)の盲穴6gがまた端板64には対応する
個数の透孔66が設けである。これに対応して、半円セ
グメント58及び60にも透孔70が設けられている。
各穴もしくは透孔66゜68及び70は互いに整合され
、この整合された透孔な通して4本の担持棒材72が延
びており、これらは端板62.64及び中央の半円セグ
メント56及び60&cより支持されている。
棒材72が透孔な貫通する際にカッタ要素74及びスペ
ーサリング76が棒材72に組み込まれる。所定位置の
棒材及びこれに組み込まれた全℃のカッタ要素罠より完
全なカッタケージ16が形成され、棒材72は、アレン
型(A11en )ネジ締結具80により端板64の外
側に固着される端板78により所定位置に固定される。
端板62の外側には駆動ビン44を受け入れる4つの穴
が設けられている。このようにして、組立てられた回転
カッタケージは駆動ビン44上に位置し、また連接棒5
0は軸受台32を貰通し駆動ハブ42のネジ穴46に螺
着される。
これ罠より駆動系への回転カッタケージの組立てが完了
する。それと同時に1この回転カッタケージの組立て方
法は、カッタ要素の交換が要求される場合に、あるいは
異なるタイプのカッタ要素を有する他のカッタケージの
取付けが要求される場合に、カッタケージの簡単で素速
い取りはすしを可能とする。このよう和して、異なる組
(セット)のカッタ要素を使用するだけで各棟の表面処
理装置の使用な提供する。
第2図に示す実施例によれば、カッタ要素74は星形の
形状を有し、硬化されたカッタ先端86を有する外側に
突出している切削歯84を形成した本体部分82を有す
る。本体部分82は円形内孔88を有し、カッタ先端8
6は中央軸線90のまわりに対称である。内孔88は回
転カッタケージの棒材72よりも大きい。この実施例に
よれば、棒材72は円形であり、内孔88の直径よりも
小さな直径を有する。スペーf−IJング76は棒材7
2の直径よりもわずかに大きな内径を有し、スペーサリ
ング76の外径は切削歯の基部920半径割合を超えな
い。この配置により、カッタ要素74が処理面に衝突す
るときく切削歯86の横方向の動きが可能となる。
第5図を参照すると、各カッタ要素74の内孔88と担
持棒材72の外径との間の直径の差が図示されている。
回転カッタケージは、カッタ要素74の遠心力により矢
印94の方向に回転する。各要素の内孔と棒材周囲の間
に生じるスペース96は、対応する棒材の外側に位置す
る。カッタ要素74aは固体基体+00の表面98に衝
突するように図示されている。カッタ要素74aは担持
棒材72上のその最外側位置かられずかに持ち上がった
ように図示されている。基体の表面78にカッタ74a
が切り込まれる深さは、前輪30及び後輪102の位置
決めにより決定される。後輪102の高さは、高さ調節
ノブ26によりフレーム構造14に対する担持アーム1
04を旋回することKよって(回転環をまわすことによ
って)変えることができる。後輪102がフレーム14
に対し【上方に揺動され(持ち上げられ)表面98に向
ってフレームを押し下げるにつれて、それぞれの担持棒
材72は下がり、内孔88の下側位置に対する担持棒材
の相互作用によりカッタ要素14Qが表面に衝突し押し
付けられる。
第4図を参照すると、組立てられた回転カッタケージ1
6が詳細に図示されている。既に説明したように、連接
棒50は駆動ハブ42のネジ穴46に螺着される。連接
棒50の延ばされたヘッド部分+10の内側面108は
、駆動ハブ42とスペーサ座金106との間に端板62
と64を締結している。ネジ穴46のネジ込み方向は、
カッタケージの作動回転の間ネジ穴46に連接棒端部を
締め付けるような方向である。ヘッド部分110には凹
部112が設けられており、最初に連接棒50を締め付
けるようにアレン型レンチを使用することが可能となる
。半円セグメント58及び60は回転カッタケージの中
央部に設けられ担持棒材72を支持するようになってお
り、コンクリートなどの硬い材料を切削するのに用いら
れる場合に酷使される間に連接棒に応力亀裂が生ずるの
を避けることができる。回転カッタケージは4本の担持
棒材72を有し、従って全カッタケージの幅にわたって
4列のカッタを具備している。半円セグメント58及び
60は、中央領域において一つの列のカッタが次の列の
カッタとの間とスペース的に重なり合うよ5&Cするた
めに片寄っている。第4図に概括的に示すように、カッ
タ74の上部列は全て第一の方向に対して傾斜しており
、一方、表面に衝突する底部列のカッタは反対方向に傾
斜している。
第6図及び第7図を参照すると、その作用はさらに詳細
に示され【いる。第6図に示すよう忙、内孔88mの上
端は担持棒材72と接触している。遠心力が個々のカッ
タ74に作用すると、カッタは第6図に示す方向に傾斜
しようとする。
何故ならば、切削歯86は内孔の接触点88aの横方向
忙片寄った面にあるからである。星形カツタの多数の凹
レンズ状板のために、カッタは接触点88aのまわりを
揺動しようとし、個々のカッタは一般に第6図に示す方
向に傾斜する。
0−リングスペーサ76は棒材にゆるく嵌合されている
。このスペーサのゆるい嵌合により、隣接するカッタの
全ての傾斜を調和してわずかな傾斜が許容される。
カッタ要素74のそれぞれを凹レンズ状又は皿状に形成
することくより、カッタ要素が固体基体の表面98と衝
突している間、切削歯B6の横方向動きを生じさせる。
カッタケージを作動する最良の周速は1,800〜3ρ
00 フィート7分の範囲であることが見い出された。
これらの周速においては、切削歯86が処理面に衝突す
るときに切削1sIKどのようなことが起こるか適正に
調べることは困難である。しかしながら、切削歯止の摩
耗模様の結果に基づいて、固体基体との衝突の間あるい
は少なくとも初期衝突の間に切削歯は一般に矢印114
の方向に動いていることが確認されている。担持棒材の
底部分72aは、カッタ74aが第5図に示すように処
理面に衝突した後、内孔の底端面88bと接触している
切削歯B6は内孔接触面88bから横方向に片寄った面
にあるので、モーメントは接触面88bのまわりに作用
し、カッタ要素を第6図に示す方向と反対方向に傾け、
従って矢印114の方向へ切削歯86の横方向動きを生
じさせる。その結果、切削歯86により処理面98に付
加される力は、下方成分と水平方向成分の両方を有する
従来のものに比べてこのタイプのカッタ要素の効率を実
質的に改善できるのは、この切削歯の横方向への傾斜移
動によるものであると考えられる。コンクリートに対し
て行なった試験においては、第6図の皿形の星形切削歯
の効率は、米国特許第4,275,928号及び同第3
,156,231号に記載されているような従来の通常
の星形カッタ要素に比べて、そのコンクリート表面層除
去効率において少なくとも5倍、幾つかの例では8倍も
増加した。上記のような高速度では、どのようKして切
削歯の横方向動きがこの著しい改善を達成しているかと
いうことを実証することは困難である。しかしながら、
コンクリートは引張り方向における破砕に対する抵抗の
およそ10倍の圧縮方向における破砕に対する抵抗を有
するために、切削歯の横方向動きにより切削作用が改善
されると理論付けることができる。すなわち、切削歯8
6の横方向動きが力の水平成分を生じ、これKよりその
圧縮強度に比べて弱いコンク17− トの横方向の引張
強さに有利に作用し、切削効率が著しく改善されると考
えられる。本発明によるカッタ要素は、凹レンズ状ある
いは皿状の形状を有しており、これがため処理面に衝突
する際に切削歯の横方向動きを生じさせる手段を提供す
ることになる。各カッタ要素の(ぼみ度は、カッタのこ
の蹴除去作用(蹴って取り去る作用)を光分に行なうた
めには成る角度範囲内になければならないと考えられる
。切削歯の面86aと&6bとの間の角度は90゜〜;
50の範囲内にあればよい。好ましい角度はおよそ12
0°である。カッタ要素が一旦処理面を離れると1本質
的に遠心力が作用し、第6図に示すようにカッタを逆角
度方向くリセットしようとし、第7図の矢印114の方
向への切削歯の動きの度合が最適化される。
第8図乃至第15図に示す他のカッタ要素においては、
処理面に衝突する際の切削歯のこの横方向動きを行なわ
せるために、カッタには撞々の構成態様が具備されてい
る。
第8図、第9図及び第10図のカッタ要素では、カッタ
要素116は、該カッタ要素の中央軸線122のまわり
に対称的に離間してその中に埋め込まれた超硬歯先(カ
ーバイトチップ)120を有する本体部分118から成
る。本体部分11Bは、超硬歯120においてのみ摩耗
が生じるように、隣接する超硬歯間の領域124ではそ
の周縁がほたて貝の縁のように扇形に形成されている。
第9図に示すように、カッタ要素1160本体部分11
8の中央には内孔126が形成されている。
内孔126は、カッタ要素の一方の側面130側の開口
が他方の開口よりも大きくなるようにテーパが付けられ
た皿穴部分128を有する。皿穴部分12gは内孔の大
部分を形成し、カッタ要素の他側面134に開口する小
径口部分132に続いている。超硬歯は全て、破線13
6で示すように同一面に全体的罠配設されている。切削
歯の面136は小径口部分132から横方向に片寄って
いる。
カッタ要素116の本体部分は、前記した薄いプレート
状のカッタ要素74に比べてかなり重くなっている。切
削歯の面136が、棒材72に対するカッタ内孔の小径
口部分132の接触領域に対して横方向に片寄っている
ために、カッタ要素に作用する遠心力によつ【カッタ要
素は一般に第10図に示す方向に傾斜する。先に説明し
たように、これらのカッタ要素の高速回転においては、
切削歯にどのような作用が働い【いるか正確に実証する
ことは困難である。しかしながら、衝突の際にカッタ要
素は、担持棒材72の接触点72aとカッタ内孔の小径
口部分132aとの間で、担持棒材72上で矢印13g
の方向にさらに傾斜すると考えられる。この傾斜作用は
、領域140の比較的軟らかい金属が摩耗して超硬歯1
20の縁が露出した切削歯の摩耗パターンによつ【立証
される。従って、カッタ内孔の形状において説明したよ
うに、切削歯に対し矢印138の方向く横方向動きを生
じさせる手段が提供されることKなり、固体基体表面か
らコンクリート層を除去するためにコンクリートの弱い
引張り強さに有利に作用し、切削効率が改善される。
第11図及び第12図においては、処理面に衝突の際に
切削歯の横方向動きを生じさせるためのカッタ要素の他
の内孔形状の例が示されている。カッタ要素142はそ
の周辺部に多数の切削歯144を有し、これらの切削歯
は全て破線146で示すように全体的に同一面に配設さ
れている。
切削歯+44は、カッタ要素142の周囲のスパイク上
に担持され【いもカッタ要素の本体部分148は、全体
的に符号+50で示される担持棒材72取付は用の内孔
を有する。カッタ要素の本体部分148に形成された内
孔150の軸線+52は、切削歯+44がある面144
に対して傾斜している。
内孔150は第12図に示すように長方円形であり、上
部内孔面154と下部内孔面156を有する。
使用に際しては、上部内孔面154の縁部158が遠心
力のため最初に担持棒材72と接触する。
カッタ要素は第11図に示す方向に傾斜しようとし【、
衝突時にさらに第11図に示す位置まで傾斜する。カッ
タが処理面に接触するやいなや、棒材72のまわりにカ
ッタ要素142の回転を生起する。内孔150の傾斜配
向のために、カッタは棒材150のまわりを回転するに
伴ない揺れ動き始める。この揺動作用により、切削歯は
横方向に動(ので、処理面に対する切削歯の切削効果が
増大する。さらに、カッタは回転するので、処理面への
切削歯の圧力は内孔150の長方円形により周期的に増
大する。この作用はさらに切削効率を増大する。
第13図はカッタ翼素162の切削歯の他の例を示す。
切削歯164は、内孔170の小径口円筒部168から
片寄っているカッタ9I素162の一側面166に隣接
する面にある。内孔170は、第8図に示すカッタ要素
1160内孔126と同様の形状態様の皿穴部分172
を含む。第10図に示すようなカッタ要素の作用により
、同様に内孔170は矢印174の方向に切削歯164
の横方向動きを起こさせる。切削歯164は第11図に
示すものと同様にスパイク部分の端部に存在する。
カッタ要素は、それに超硬(炭化物)ビットを埋め込ん
で形成することもでき、また金属からその歯先を硬化さ
せることによって形成することもできる。例えば、第2
図の屋形カッタは、鋼板を星形に切断し、引き続き凹レ
ンズ状断面を形成するように皿状成形を行なうことによ
って形成できる。この場合、約060程度のロックフェ
ル硬さに硬化されたC−1075などの高炭素鋼などを
鋼材として選択することができる。
板材からのくぼみ形成は、打抜き板へのダイ抑圧操作に
より形成できる。成形されたカッタは、次いで所望の硬
さに硬化される。超硬歯カッタは、金属からの型押しで
成形された本体部分を有することができ、あるいは金型
内の所定位置に超硬歯を配置して投下鋳造により成形さ
れた本体部分を有することもできる。第8図に示すよう
な超硬歯カッタの壁部分の成形においては、カッタ本体
部分の内孔全体にわたって一側面にテーバ状に開口する
円錐状テーバ孔を設けるような配置態様よりも、良好な
摩耗特性を有する小径口円筒部+32を残すことが好ま
しい。カッタ本体部分はカナダ国トロント市のアトラス
・スチール社から市販されている「スーパー・インパク
ト5uper Impacto J (商標)金属から
成形できる。内孔の成形においては、内孔の円錐部分の
望ましい角度あるいは担持棒材の中央軸線に対する切削
歯の仙斜面の望ましい角度は、度を変えるときKも改善
された作業特性が得られるけれとも、好ましくは15〜
45の範囲である。
第2図のカッタ要素74と共に使用される〇−IJング
スペーサは、カッタ要素の本体部分の高さよりも小さな
全体外径を有するスプリングワイヤから作ることができ
、これによりカッタ要素の使用の間カッタの揺動を可能
とする。
以上、本発明の好ましい態様ないし実施例について説明
しまた図示したが、本発明の精神と範囲を逸脱せざる限
り各種の変更あるいは修正を行なうことができるという
ことは、当業者にとって明らかであろう。
発明の効果 本発明に従ってカッタ要素の内孔を第8図、第11図及
び第13図に示す実施例のように成形することにより、
処理面への接触の聞咎カッタ要素の切削歯の横方向動き
を生じ、切削歯の切削作用による材料除去が著しく改善
される。
カッタに均等な摩耗を生じさせるために、カッタは、同
じ切削歯が常に処理面と衝突しまたカッタの一つの面が
他の面よりも多く摩耗することを避けるように、担持棒
材上を回転させられる。コンクリート面を処理する場合
には、この切削歯の横方向動きにより、処理面に垂直に
衝突する通常の平板型カッタ要素よりも、処理された面
をより平滑に仕上げることができるということが確認さ
れた。さらに、カッタ要素は、一定の時間枠の間に材料
除去量に関して著しく優れた結果を達成できるにも拘ら
ず、極めて長期間の寿命を有することが確認された。こ
のことは、一定の角度で処理面に衝突する本発明のカッ
タを用いることにより、コンクリートなどの処理される
材料の比較的弱い引張強さに有利に作用し、高い材料除
去速度を達成できると結論付けることができる。
4図面の簡単な説明   □ 第1図は固体基体の表面から物質を除去するだめの移動
表面処理装置の斜視図、第2図は第1図の装置に取り付
けられる回転カッタケージに使用するカッタ要素の斜視
図、第3図は第1図の装置の回転カッタケージの分解斜
視図、第4図は第1図の装置に取り付けられる回転カッ
タケージの一部断面で示した正面図、第5図は回転カッ
タケージに取り付けられたカッタ要素を示す部分破断側
面図、第6図はカッタ要素に遠心力が作用している場合
の回転カッタケージ内のカッタ要素の位置を示す説明図
、第7図は処理面衝突時の各カッタ要素の横方向動きを
示す説明図、第8図は他のカッタ要素の実施例を示す正
面図、第9図は第6図のカッタ要素の休止位置を示す説
明図、第10図は第8図のカッタ要素の切削作用位置を
示す説明図、第11図は他のカッタ要素の実施例及びそ
の作用状態を示す説明図、第12図は第11図のカッタ
要素の内孔部分を示す部分斜視図、第13図は他のカッ
タ要素の実施例を示す部分断面図である。
12は支持フレーム、14はハウジング、16は回転カ
ッタケージ、72は棒材、74はカッタ要素、76はス
ペーサリング、82は本体部分、84は切削歯、88は
内孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持フレームと、回転カッタケージと、該回転カッ
    タケージを上記支持フレームに取付けるための手段と、
    中央軸線のまわりに上記回転カッタケージを回転させる
    手段とからなり、上記回転カッタケージはそれに取り付
    けられて固体基体に衝撃を与えるための少なくとも一列
    の多数のカッタを有すると共に、該少なくとも一列のカ
    ッタは上記回転カッタケージに連結された棒材に取り付
    けられており、また該棒材は上記中央軸線と平行にかつ
    離間して配置されており、上記カッタの各々は多数の突
    出している切削歯を有すると共に上記棒材にゆるく取り
    付けられてなる固体基体の表面から物質を除去するため
    の装置において、該装置の使用時に上記回転カッタケー
    ジが回転している間、上記カッタが処理される固体基体
    に衝突するときに上記カッタの各々に全体的に上記棒材
    に沿つた方向に横方向動きを生ぜしめる手段を有するこ
    とを特徴とする表面処理装置。 2、前記横方向動きを生ぜしめる手段が、凹レンズ状形
    状を有する前記カッタの各々の中央に形成された内孔か
    らなり、該カッタの内孔の各々が、前記棒材にカッタを
    ゆるく取り付けられるように棒材よりも大きな径を有し
    、かつ、上記カッタの凹レンズ状形状が、カッタが処理
    される固体基体に衝突するときに切削歯の横方向動きを
    生ぜしめるものである特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 3、前記横方向動きを生ぜしめる手段が、前記カッタの
    各々の中央に形成された内孔からなり、該内孔が前記棒
    材にカッタをゆるく取り付けられるように棒材よりも大
    きな径を有し、かつ、該内孔がその大部分にわたつて延
    びかつ内孔の外側に開口しているテーパ状皿穴部分を有
    し、該皿穴部分が、カッタが処理される固体基体に衝突
    するときに切削歯の横方向動きを生ぜしめるものである
    特許請求の範囲第1項に記載の装置。 4、前記横方向動きを生ぜしめる手段が、前記カッタの
    各々の中央に形成された内孔からなり、該内孔が前記棒
    材にカッタをゆるく取り付けられるように棒材よりも大
    きな径を有し、かつ、該内孔は上記カッタの中央軸線に
    対して傾斜した軸線に沿つて延びており、前記切削歯は
    全て全体的に同一面にあり、上記カッタの中央軸線は上
    記切削歯により規定される上記面に垂直であり、上記傾
    斜したカッタ内孔が処理される固体基体に衝突するとき
    に上記切削歯に横方向動きを生ぜしめるものである特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。 6、前記回転カッタケージが、少なくとも一対の直径方
    向に相対する棒材が取り付けられる円形端板を有し、各
    棒材は円形断面を有し、多数のカッタを担持しており、
    上記棒材上の隣接するカッタ間にスペーサリングが設け
    られ、上記棒材上のカッタの数は切削歯の横方向動きを
    許容するような数である特許請求の範囲第2項又は第4
    項に記載の装置。 6、多数のカッタが棒材上に配置されて一組のカッタを
    構成しており、一組のカッタの皿穴部分は全て同一方向
    に開口しており、前記内孔は上記主たる皿穴部分に隣接
    するわずかな小径口円筒部を有し、上記カッタを通つて
    延びる中央面に切削歯が存在し、各カッタは上記中央面
    から横方向に片寄つて配設された上記小径口円筒部上で
    揺動し、これにより、上記カッタケージが回転する間、
    固体基体に上記カッタが衝突して上記内孔細穴部分と上
    記棒材との間の相互作用により上記切削歯を横方向に動
    かしめる特許請求の範囲第3項に記載の装置。 7、固体基体の表面から物質を除去するための装置の回
    転カッタケージ用カッタにおいて、該カッタが、回転カ
    ッタケージに固着される棒材を受け入れかつ該棒材に取
    り付けられるための内孔を有する本体部分を有し、該本
    体部分が多数の外側に突出する切削歯を担持しており、
    かつ、該カッタが回転カッタケージに取り付けられて使
    用されるときに上記切削歯の横方向動きを生ぜしめる手
    段を有してなるカッタ。 8、前記カッタ本体部分が板材であり、前記横方向動き
    を生ぜしめる手段が上記板材の凹レンズ状断面形状から
    なり、これにより前記切削歯が上記本体部分の内孔から
    横方向に片寄つた面に配置されている特許請求の範囲第
    7項に記載のカッタ。 9、前記切削歯が全体的に同一面に配置され、前記横方
    向動きを生ぜしめる手段が、内孔の小径口円筒部と、該
    小径口円筒部から横方向に片寄つている上記切削歯配置
    面を過ぎて内孔の大部分にわたつて延びカッタの一側面
    の外側に開口するテーパ状皿穴部分とからなる特許請求
    の範囲第7項に記載のカッタ。 10、前記切削歯が全体的に同一面にあり、前記横方向
    動きを生ぜしめる手段が上記面に対して傾斜している中
    央軸線を有する円筒状内孔からなる特許請求の範囲第7
    項に記載のカッタ。
JP8427186A 1986-04-14 1986-04-14 表面清浄ヘツド用傾斜カツタ Pending JPS62244904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021504615A (ja) * 2017-11-27 2021-02-15 ダイナテック システムズ,インコーポレイテッド 材料除去製造品、アセンブリ、および組み立ての方法

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