JP7387159B2 - 物品払出装置及び搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、上流側の搬送装置から下流側へ物品を一つずつ払い出すことができる物品払出装置に関するものである。また本発明は、物品払出装置を備えた搬送システムに関するものである。
物品の搬送装置は、作業能率の観点から、多数の物品を連続的に搬送するのが好ましい。一方、各物品の搬送先は、必ずしも同じであるとは限らない。そこで、従来の搬送装置では、物品を連続的に搬送すると共に、搬送経路上にセンサを設置し、物品に付与された搬送先情報が記録されたコードを読み取る。そして、各物品を適切に搬送先に搬送するべく仕分けが行われている。
この仕分けを実施する際、物品同士が当接していると、センサによる識別を適切に実施しにくく、搬送先が相違する複数の隣接する物品を、誤って同一の搬送先へ搬送してしまう事態が起こり得る。
特許文献1には、搬送路上を連続的に搬送される物品のうちの一つの物品のみを払い出す払出し装置が開示されている。特許文献1に開示された払出し装置によると、各物品を適切な搬送先へ搬送することができる。
特許第4485001号公報
ところで、特許文献1に開示されている払出し装置では、物品の底部を部分的に押圧して押上げる必要があり、物品によっては底部が破損する恐れがある。
そこで本発明は、連続的に搬送される物品を、破損させることなく一つずつ払い出すことができる物品払出装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための態様は、上流側の搬送装置と直列的に接続され、前記上流側搬送装置から受け渡された物品を下流側に排出する物品払出装置において、物品を載置可能な載置面を有し、少なくとも搬送方向の上流側が昇降する載置部と、載置部の下流側にあって前記載置面から出没するストッパを有し、待機姿勢と払出姿勢をとることが可能であり、前記待機姿勢においては、前記載置面の上流側の高さが降下位置にあると共にストッパが載置面よりも上に突出し、前記払出姿勢においては、前記載置面の上流側の高さが上昇位置にあると共にストッパが載置面よりも下に没入することを特徴とする物品払出装置である。
上記した態様において、前記ストッパは、物品と当接して物品の移動を阻止する当接部と、アーム部を有し、アーム部の中間部分をアーム部側支点として揺動し、載置部は、特定の位置を載置部側支点として揺動することが望ましい。
上記した態様において、前記載置部側支点からストッパが出没する出没位置までの載置面に沿った距離が、前記アーム部側支点から前記出没位置までの載置面に沿った距離よりも短いことが望ましい。
上記した態様において、前記載置部側支点は、前記アーム部側支点よりも搬送方向の下流側にあることが望ましい。
上記した態様において、前記アーム部はアーム部側力点を有し、前記ストッパは、アーム部側力点を昇降することによってアーム部側支点を中心として揺動し、前記載置部は載置部側力点を有し、載置部側力点を昇降することによって載置部側支点を中心として揺動し、前記アーム部側力点及び載置部側力点を昇降させる昇降機構を有することが望ましい。
上記した態様において、前記アーム部側力点と前記載置部側力点が連結部材によって連結され、両者の高さが揃っていることが望ましい。
同様の課題を解決するためのもう一つの態様は、複数の物品を連続的に搬送する搬送面を有する搬送装置の下流側に配置され、前記各物品をさらに下流側へ払い出す物品払出装置であって、物品を載置可能な載置面を構成する載置部を有し、前記載置面上、又は載置面よりも物品の移動方向下流側の前記載置面を含む平面上への突出と、載置面上又は前記平面上からの退避が可能なストッパを有し、前記載置部とストッパは、昇降機構を介して接続されており、待機姿勢と払出姿勢をとることができ、待機姿勢では、ストッパが載置面又は前記平面から突出すると共に、載置部の上流側端部が下降して載置面が前記搬送装置の搬送面と一致するか又は搬送面よりも下方に移動し、払出姿勢では、ストッパが載置面上又は前記平面上から退避すると共に、載置部の上流側端部が上昇して載置面が前記搬送装置の搬送面よりも上に移動することを特徴とする物品払出装置である。
上記した態様では、物品を載置可能な載置面を構成する載置部を有し、載置面上、又は載置面よりも物品の移動方向下流側の前記載置面を含む平面上への突出と、載置面上又は前記平面上からの退避が可能なストッパを有し、載置部とストッパは、昇降機構を介して接続されており、物品払出装置は、待機姿勢と払出姿勢をとることができる。
そして、待機姿勢では、ストッパが載置面又は前記平面から突出すると共に、載置部の上流側端部が下降して載置面が搬送装置の搬送面と一致するか又は搬送面よりも下方に移動するので、搬送装置の搬送面上の物品は載置面上に移動することができる。また、載置面上に移動した物品は、ストッパを超えて移動することができず、載置面上で停止する。
ここで、「載置面よりも物品の移動方向下流側の前記載置面を含む平面」とは、載置面を含む平面であって、物品の移動方向の下流側にのびる平面である。すなわち、待機姿勢では、物品は載置面上に載置されて支持されているが、物品の一部が載置面から搬送方向の下流側にはみ出しても差し支えがなく、この場合には、載置部によって構成された載置面上ではなく、載置面と同一面であって、載置面よりも物品の搬送方向の下流側の平面上をストッパが突出又は退避する。換言すると、待機姿勢では、物品の一部又は全部が載置面上に載置されている。よって、ここでは、待機姿勢の物品を載置面上に載置された物品(載置面上の物品)と表現する。
また、払出姿勢では、ストッパが載置面上又は前記平面上から退避すると共に、載置部の上流側端部が上昇して載置面が搬送装置の搬送面よりも上に移動するので、載置面上の物品の下流側への移動が可能になると共に、搬送装置の搬送面上の後続の物品が載置部の上流側端部に当接して停止する。そのため、当該後続の物品は、載置面上に移動することができない。
これにより、載置面上の物品を、載置部の下流側へ払い出す際に、後続の物品が一緒に払い出されることを防止することができる。
載置部とストッパは、昇降機構を介して接続されているので、載置部の上流側端部の昇降動作と、ストッパの突出動作及び退避動作が連動する。
ここで、仮に、払出姿勢において、載置面の上流側端部を下流側端部よりも上方に移動させると、載置面は上流側が上になるように傾斜する。そのため、載置面上の物品は、重力の作用(自重)で下流側へ移動する。また、払出姿勢において、載置部が水平姿勢を保った状態で昇降する場合には、載置部に搬送機能を設けることにより、載置面上の物品を下流側へ払い出すことができる。
また、昇降機構として、リンク機構やカム機構を採用することができる。
上記した態様において、前記ストッパは、載置面の上流側端部と下流側端部の間の予め設定した所定の位置を昇降することが望ましい。
上記した態様では、ストッパは、載置面の上流側端部と下流側端部の間の予め設定した所定の位置を昇降する。そのため、載置面の上流側端部からストッパまでの長さを、物品の搬送方向の長さに合わせて調整することができる。すなわち、載置面の搬送方向の長さに対して、物品の長さが短い場合に、載置面上に複数の物品が載置される事態を回避することができ、載置面上に一つの物品のみを確実に載置することができる。
また、事情によっては、連続的に搬送される物品を、所定の個数ずつ(例えば二つずつ)載置面上に載置されるようにストッパの突出位置を設定することも可能である。
上記した態様において、載置部の上流側端部に物品を当接させる当接部が設けられていることが望ましい。
上記した態様では、載置部の上流側端部に物品を当接させる当接部が設けられているので、載置部の上流側で物品を確実に停止させることができる。また、この当接部は当接面を有していて、この当接面で物品と当接するのが好ましい。さらに、当接部には、クッション(衝撃緩衝部材)を設けることもできる。
上記した態様において、前記載置部は、物品の払い出し方向に並ぶと共に回転軸が平行なコロ列を一対有しており、前記一対のコロ列は所定の間隔を置いて配置されており、前記一対のコロ列の各コロの上端部分によって載置面が構成されており、前記一対のコロ列の間に前記ストッパが配置されていることが望ましい。
上記した態様では、載置部は、物品の払い出し方向に並ぶと共に回転軸が平行なコロ列を一対有しており、一対のコロ列は所定の間隔を置いて配置されており、一対のコロ列の各コロの上端部分によって載置面が構成されているので、待機姿勢では物品は各コロ列のコロ上に載る。よって、各コロが回転すると、コロ上の物品は下流側へ移動し、載置部から払い出される。
また、一対のコロ列の間にストッパが配置されているので、ストッパは、各コロ列の間の空間内で昇降することができる。
上記した態様において、前記待機姿勢を基準とすると前記払出姿勢は上流側の高さが上昇し、下流側の高さが降下した姿勢であることが望ましい。
上記した態様において、載置面の長さが、載置面上に載置されることが想定される物品よりも短いことが望ましい。
搬送システムに関する態様は、上記したいずれかに記載の物品払出装置と、上流側搬送装置を有し、
物品払出装置の上流側に上流側搬送装置が接続されていることを特徴とする搬送システムである。
本発明の物品払出装置では、待機姿勢では、物品を載置面上に停止させることができ、払出姿勢では、載置部よりも上流側の物品を停止させた状態で、載置面上の物品のみを載置部よりも下流側へ払い出すことができる。
本実施形態に係る物品払出装置を設けた搬送装置の、物品を払い出す状態を示す説明図であり、(a)は、物品が上流側搬送装置の搬送面上と物品払出装置の載置部材の載置面上に載置されている状態を示す側面図であり、(b)は、(a)の状態から載置部材の上流側端部が上昇して載置面上の物品が下流側搬送装置に払い出される途中の状態を示す側面図であり、(c)は、(b)に続いて、物品が下流側搬送装置に払い出された状態と、物品払出装置の載置部材の上流側端部が下降して、後続の二つの物品がそれぞれ載置部材の載置面及び上流側搬送装置の搬送面上に移動した状態を示す側面図であり、(d)は、(a)~(c)に示す搬送路の平面図である。 物品払出装置が待機姿勢となった状態の搬送装置の斜視図である。 物品払出装置が払出状態となった状態の搬送装置の斜視図である。 (a)は、待機姿勢の載置部材の斜視図であり、(b)は、払出姿勢の載置部材の斜視図である。 (a)は、待機姿勢のストッパ部材の斜視図であり、(b)は、払出姿勢のストッパ部材の斜視図である。 図1とは別の実施形態に係る物品払出装置を設けた搬送装置の、物品を払い出す状態を示す説明図であり、(a)は、物品払出装置が待機姿勢状態の搬送装置の側面図であり、(b)は、物品払出装置が払出姿勢状態の搬送装置の側面図である。 物品払出装置の機構図であり、(a)は物品払出装置が待機姿勢となった状態の機構図を示し、(b)は物品払出装置が払出姿勢となった状態の機構図を示す。
本発明の実施形態の具体的態様の説明に先立って、実施形態の物品払出装置の概要及び機構について説明する。
図1は、本実施形態に係る物品払出装置を設けた搬送装置(搬送システム)の、側面図及び平面図であり、図7は、物品払出装置の機構図である。
本実施形態の物品払出装置1は、機構図の様に載置部材6と、ストッパ部材7及び昇降機構によって構成されている。
載置部材6は、表面にコロがあり、物品は載置部材6の上を転がり移動することができる。
ストッパ部材7は、アーム部16があり、当該アーム部16の先端が立ち上がっていて当接部材17が取り付けられている。
物品払出装置1は、図7(a)の様な待機姿勢と、図7(b)の様な払出姿勢の二つの姿勢をとることができる。
待機姿勢は、図7(a)の様に載置部材6が水平姿勢である。なお物品払出装置1を搭載した搬送装置自体が傾斜姿勢である場合には、前後の搬送装置の姿勢に合わせて傾斜姿勢を取ることとなる。
待機姿勢においては、ストッパ部材7は、先端の当接部材17が載置部材6の載置面から上方に突出し、物品の移動が阻止される。図1(a)はその状態を示す実体図である。
一方、払出姿勢においては、図7(b)の様に、載置部材6が傾斜姿勢となる。
載置部材6の払出姿勢は、待機姿勢を基準とすると、上流側の高さが上昇し、下流側の高さが降下した姿勢である。
払出姿勢においては、ストッパ部材7は、先端の当接部材17が載置部材6の載置面よりも下に没入している。
載置部材6及びストッパ部材7は、共にてこ状であり、力点、支点、作用点を有している。
載置部材6は、載置部側軸止部65で軸止されており、載置部側軸止部65を支点として揺動する。
載置部材6は物品の搬送方向の上流側に力点がある。載置部材6は搬送方向の下流側端部が作用点に相当する。
同様に、ストッパ部材7は、アーム部側軸止部60で軸止されており、アーム部側軸止部60を支点として揺動する。
ストッパ部材7についても搬送方向の上流側に力点がある。ストッパ部材7では、先端の当接部材17が作用点に相当する。
載置部側軸止部(載置部側支点)65とアーム部側軸止部(アーム部側支点)60の位置に注目すると、載置部側軸止部65は、アーム部側軸止部60よりも搬送方向の下流側にある。
また支点に相当する位置と、作用点に相当する位置との間の長さに注目すると、載置部材6の方が、ストッパ部材7側のそれよりも短い。
力点と支点との間の長さに注目すると載置部材6の方が、ストッパ部材7側のそれよりも長い。
載置部材6の力点と、アーム部16の力点は、ピンによって連結されており、両者は常に同じ高さとなっている。なお載置部材6とアーム部16の間の角度については自由度がある。
昇降機構は、第一機素26、及び第二機素27によって構成されている。第一機素26は、基端側の揺動軸を揺動中心として揺動する。また第一機素26の先端は、ピンによって第二機素27に取り付けられており、両者の間は揺動可能である。
そして第二機素27の先端側が、載置部材6の力点とアーム部16の力点との連結部分にピンを介して取り付けられている。なお載置部材6の力点とアーム部16の力点との連結部分は、長孔状となっており、第二機素27と載置部材6の力点等との間には、わずかに自由度がある。
本実施形態の物品払出装置1では、昇降機構の第一機素26が後記する様に動力によって揺動される。
第一機素26が揺動すると、第二機素27の先端が昇降し、載置部材6の力点とアーム部16の力点が同時に昇降する。
二つの力点が降下位置にある状態が図1(a)、図7(a)の様な待機姿勢であり、載置部材6とアーム部16が共に水平に近い姿勢となっている。
しかしながら、アーム部16は、先端の当接部材17が垂直方向に立ち上がっているから、当該立ち上がり部分が、載置部材6の載置面よりも上に突出する。
一方、二つの力点が上昇位置にある状態が図7(b)の様な払出姿勢であり、載置部材6とアーム部16が共に傾斜姿勢となっている。
ここで前記した様に、載置部材6とアーム部16は支点の位置が異なり、支点に相当する位置と、作用点に相当する位置との間の長さを比較すると、載置部材6の方が、ストッパ部材7側のそれよりも短い。
そのため作用点の昇降移動量は、載置部材6の方が、ストッパ部材7側のそれよりも小さい。
そのため力点の上昇量は同じであるが、作用点の移動量は大きく相違し、アーム部16の先端の降下量は、載置部材6の先端の降下量よりも大きくなる。
そのため払出姿勢においては、ストッパ部材7は、先端の当接部材17が載置部材6の載置面よりも下に没入する。
本実施形態の搬送システムでは、搬送される物品Pは、載置部材6よりも大きいものを想定している。
物品払出装置1が待機姿勢をとる場合には、載置部材6の先端にストッパ部材7が突出しているので、物品が進行方向に押されても、先頭の物品P1はストッパ部材7に衝突し、図1(a)の様に、載置部材6の上に止まる。
前記した様に搬送される物品Pは、載置部材6よりも大きいものを想定しており、載置面の長さが、物品Pよりも短いので、物品Pの上流側は載置部材6に乗り切らず、上流側にはみ出す。
物品払出装置1が払出姿勢をとる場合には、ストッパ部材7は、先端の当接部材17が載置部材6の載置面よりも下に没入し、且つ載置部材6が傾斜姿勢となるので、物品P1は、図1(b)の様に、載置部材6から滑り落ちて排出される。
その一方、載置部材6の基端側が上昇するので、次の物品P2は、載置部材6の基端側と衝突し、載置部材6には進入しない。
物品払出装置1を待機姿勢に戻すと、載置部材6の基端の高さと、上流側の搬送装置の高さが揃い、次の物品P2が載置部材6に進む。
次に、実体図を使用して、物品払出装置1の構成をさらに詳細に説明する。
図1(a)~図1(d)に示すように、物品払出装置1は、上流側搬送装置2と下流側搬送装置3の間に配置されている。
図1(d)に示すように、上流側搬送装置2は、一対の細長いコロ部材2a、2bからなるコンベヤ装置である。コロ部材2a、2bは、同じ構造を有しており、それぞれ筐体4a、4bを有している。筐体4a、4bの上部には、コロ5a、5bを突出させる複数の孔が設けられている。コロ5a、5bは、図示しない駆動機構によって回転駆動が可能である。
コロ部材2a、2bは、対向して平行に配置され、コロ部材2a、2bの間隔は、物品の幅よりも若干狭く、コロ5a、5bの上端部分によって搬送面S1(図1(a))が構成されている。本実施形態では、上流側搬送装置2は水平姿勢であるが、上流側よりも下流側が低くなるように傾斜した姿勢であってもよい。この場合には、図示しない駆動機構は不要であり、物品は重力の作用(自重)で上流側搬送装置2上を移動する。
図1(d)に示すように、下流側搬送装置3はローラコンベヤであり、一つの駆動ローラ(モータ内蔵ローラ)と所定数(例えば3~7個)の従動ローラを一つの単位とするユニットを搬送方向に複数並べて構成されたものである。各ユニット内では、駆動ローラに対して各従動ローラがベルトで動力伝達されており、駆動ローラを駆動すると、従動ローラも同期して回転するように構成されている。
下流側搬送装置3は、搬送方向が上流側搬送装置2に対して直交する方向に設置されている。
また、図1(d)、図2、図3に示すように、下流側搬送装置3のフレームにおける物品払出装置1を接続した部位には、切欠部3aが設けられている。切欠部3aは、フレームの一部が下流側搬送装置3の搬送面S2よりも低くなるように形成されている。
図2、図3に示すように、本実施形態に係る物品払出装置1は、載置部材6とストッパ部材7と基台11(図4(a))を有している。基台11の上面は、載置部材6とストッパ部材7を設置する設置面11aとして機能する。
基台11の設置面11aは、上流側搬送装置2及び下流側搬送装置3の高さに対応した高さ位置に設定されている。本実施形態では、基台11の設置面11aの高さは、後述の待機姿勢における載置部材6の載置面S3の高さが、上流側搬送装置2の搬送面S1と一致する高さに設定されている。本実施形態では、基台11の設置面11aは水平面であるが、傾斜面とすることもできる。すなわち、上流側搬送装置2が、上流側よりも下流側が低くなるように傾斜している場合には、基台11の設置面11aは、上流側搬送装置2の傾斜と同程度に傾斜させるのが好ましい。
図4(a)、図4(b)に示すように、載置部材6は、一対のコロ部材8a、8bを有している。コロ部材8a、8bは、筐体9a、9bを有している。筐体9a、9bは、細長い四角柱形状の外観を呈する部材であり、筐体9a、9bの長手方向にのびる両側面と下面は閉じており、上面には複数の孔10a、10bが設けられている。
コロ部材8a、8bには、前端部分(上流部分)と後端部分(下流部分)があり、筐体9a、9bの後端は開放されている。そして、筐体9a、9bの後端は、最も後端側の孔10a、10bと連通している。すなわち、最も後端側の孔10a、10bは、筐体9a、9bの上面の後端側に形成された切欠である。
筐体9a、9bの前端部分には、当接部材12が固定されている。すなわち、当接部材12は、所定の間隔で平行に離間した筐体9a、9bの前端部分を接続している。また、当接部材12の前端側(上流側であって、筐体9a、9bとは反対側)の面は、平坦な当接面12aを構成している。
筐体9a、9b内には、それぞれ複数のコロ13a、13bが設けられている。各コロ13a(13b)の回転軸は平行であって、前端側から後端側に配列されている。各コロ13a、13bの上部は、筐体9a、9bの上面の孔10a、10bから外部に突出している。また、最も後端側のコロ13a、13bは、筐体9a、9bの後端からも突出している。各コロ13a、13bの上端によって、載置面S3(仮想面)が構成されている。載置面S3は、物品を載置可能な面である。
筐体9a、9bの後端付近が、それぞれ基台11の設置面11a上に固定された軸受14a、14bで回転可能に支持されている。基台11に設置された筐体9a、9b(コロ部材8a、8b)は、所定の間隔だけ離間しており、平行である。さらに、基台11上には、支持部材15a、15bが設けられている。支持部材15a、15bは、短尺状の部材である。
コロ部材8a、8bが軸受14a、14bを中心に回転し、コロ部材8a、8bが基台11に接近する際に、支持部材15a、15bは、筐体9a、9bの下面(底面)と当接する。このとき、コロ部材8a、8bは基台11の設置面11aに対して平行姿勢となる。すなわち、支持部材15a、15bは、コロ部材8a、8b(載置部材6)の軸受14a、14b周りの回転範囲を限定する機能を有している。
次にストッパ部材7について説明する。
図5(a)、図5(b)に示すように、ストッパ部材7は、アーム部材16a、16b、当接部材17、リンク機構部18(昇降機構)、駆動機構部19、連結部材20を有している。
アーム部材16a、16bは、細長い板状の部材であり、互いに対向し平行状態で配置されている。アーム部材16a、16bは、長手方向の途中の部位に第一屈曲部21a、21bと第二屈曲部22a、22bを有している。第一屈曲部21a、21bと第二屈曲部22a、22bは、同方向に屈曲している。
第一屈曲部21a、21bは、アーム部材16a、16bの前側の端部付近に設けられている。アーム部材16a、16bの第一屈曲部21a、21bよりも前側には、後述のリンク機構部18が接続されている。
第二屈曲部22a、22bは、アーム部材16a、16bの中央よりも後側の部位に設けられている。第二屈曲部22a、22bによって、アーム部材16a、16bは、後側が反り返ったような形状を呈している。アーム部材16a、16bの後端には、起立部23a、23bが設けられている。
起立部23a、23bは屈曲して上方にのびており、起立部23a、23bには、板部材からなる当接部材17が固定されている。すなわち、起立部23a、23bは、当接部材17で連結されている。当接部材17の前側の面は平坦面であり、物品が当接する当接面を構成している。
リンク機構部18は、アーム部材16a、16bの前端部分に接続されている。
リンク機構部18は、ギヤ24、シャフト25、機素26a、26b、27a、27b、回動ストッパ部材34等で構成されている。
ギヤ24は、シャフト25の中央部分に固定されている。すなわち、ギヤ24とシャフト25は、一体に回転する。
シャフト25の一方側の端部には、機素26a、27aを介してアーム部材16aの前端部分が接続されている。すなわち、シャフト25の一方側の端部に機素26aが一体固着されており、機素26aと機素27aが軸32aで相対回転可能に連結されている。また、機素27aとアーム部材16aの前端部分が軸33aを介して相対回転可能に連結されている。
同様に、シャフト25の他方側の端部には、機素26b、27bを介してアーム部材16bの前端部分が接続されている。すなわち、シャフト25の他方側の端部に機素26bが一体固着されており、機素26bと機素27bが軸32bで相対回転可能に連結されている。また、機素27bとアーム部材16bの前端部分が軸33bを介して相対回転可能に連結されている。
また、シャフト25の両端付近が、基台11の設置面11a上に固定された支持部材28a、28bによって回転可能に支持されている。
さらに、シャフト25の途中の部位には、回動ストッパ部材34が装着されている。回動ストッパ部材34は、シャフト25と一体に回転(回動)する部材である。回動ストッパ部材34は、扇形の外形を有しており、扇の両側部分にそれぞれ当接面34a、34bを有している。当接面34a、34bは、図4(a)に示す基台11の設置面11aと当接する面であり、シャフト25の回転角度範囲を制限する機能を有している。
駆動機構部19は、駆動モータ29と、駆動モータ29の回転軸29aに固定されたギヤ30を有している。駆動モータ29は、基台11の設置面11a上に固定されている。ギヤ30は、シャフト25に固定されたギヤ24と係合している。すなわち、ギヤ30とギヤ24の間で動力伝達が可能である。駆動モータ29の回転軸29aと、シャフト25の向きは直交しており、ギヤ24とギヤ30には、傘歯車(ベベルギヤ)、斜歯歯車(ヘリカルギヤ)等が採用されている。よって、駆動モータ29の回転駆動力は、シャフト25に伝達され、駆動モータ29を駆動するとシャフト25が回転する。回転軸29aとシャフト25の係合部分は、ギヤボックス36内に収容されている。
連結部材20は、アーム部材16a、16bの中央付近を接続する部材である。連結部材20によって、アーム部材16a、16bの中央部分が一体固着されている。また、連結部材20によって、アーム部材16a、16bの平行状態が維持されている。連結部材20におけるアーム部材16a、16bに対する固定部分付近(すなわち、連結部材20の両端付近)が、支持部材31a、31bによって支持されている。支持部材31a、31bは、基台11の設置面11a上に固定されている。すなわち、連結部材20は、支持部材31a、31bを介して、基台11の設置面11a上に固定されている。
載置部材6とストッパ部材7は、リンク機構部18を介して連結されている。すなわち、載置部材6のコロ部材8a、8bの筐体9a、9bと、ストッパ部材7のアーム部材16a、16bが、軸33a、33bを介して相対回転可能に連結されている。
よって、軸33a、33bは、機素27a、27bと、アーム部材16a、16bと、筐体9a、9bをそれぞれ同時に相対回転可能に連結している。
ストッパ部材7は、載置部材6の内側に配置されている。すなわち、ストッパ部材7は、載置部材6の一対のコロ部材8a、8b(コロ列)の間に配置されている。そして、ストッパ部材7(当接部材17)は、コロ部材8a、8bの間の空間内で昇降する。各コロ部材8a、8bは、回転軸が平行な複数のコロ13a、13bを有しており、各コロ13a、13bの上端によって載置面S3が形成されている。物品払出装置1は、コロ部材8a、8bの各コロ13a、13bが、物品の払い出し方向に並ぶ向きで使用される。
図2、図5(a)は、物品払出装置1の待機姿勢状態を示しており、待機姿勢状態から駆動モータ29を駆動し、シャフト25を回転させると、図3、図5(b)に示す払出姿勢状態になる。すなわち、シャフト25と一体の機素26a、26bが回転し、機素26a、26bと機素27a、27bが相対回転しながら両者を連結した軸32aが上昇し、また、機素27a、27bとアーム部材16a、16b、及びコロ部材8a、8bが相対回転すると共に、これらを連結する軸33a、33bが上昇して図3、図5(b)に示す状態になる。
このとき、アーム部材16a、16bは、支持部材31a、31bを中心に回転し、アーム部材16a、16bの上流側端部(前端部)が上昇し、下流側端部(後端部)が下降する。すなわち、下流側の当接部材17が下降する。
また、コロ部材8a、8bは、軸受14a、14bを中心に回転し、載置部材6の上流側端部(前端部)が上昇し、載置部材6(載置面S3)は、図1(b)、図3に示すように傾斜する。このとき、ストッパ部材7の当接部材17は、図3に示すように、載置部材6の載置面S3よりも下方に退避している。
逆に、図3、図5(b)に示す払出姿勢から駆動モータ29を駆動すると、シャフト25と一体の機素26a、26bが回転し、軸32a、32bと、軸33a、33bが下降し、アーム部材16a、16bの上流側端部とコロ部材8a、8bの上流側端部が下降する。そのため、アーム部材16a、16bは、支持部材31a、31bを中心に回転し、アーム部材16a、16bの下流側端部(当接部材17)が上昇すると共に、コロ部材8a、8b(載置部材6)が軸受14a、14bを中心に回転し、図2、図5(a)に示す待機姿勢状態になる。
また、コロ部材8a、8bは、軸受14a、14bを中心に回転し、載置部材6の上流側端部(前端部)が下降し、載置部材6(載置面S3)は、図1(a)、図2に示すように水平姿勢(待機姿勢)になる。このとき、ストッパ部材7の当接部材17は、図1(a)、図2に示すように、載置部材6の載置面S3よりも上方に突出している。
アーム部材16a、16bには、第一屈曲部21a、21bと第二屈曲部22a、22b(図5(a))が設けられている。そして、物品払出装置1が払出姿勢になったときに、当接部材17が載置面S3よりも下方に移動するように、第一屈曲部21a、21bと第二屈曲部22a、22bは形成されており、逆に、物品払出装置1が待機姿勢になったときに、当接部材17が載置面S3から突出するように、第一屈曲部21a、21bと第二屈曲部22a、22bは形成されている。
すなわち、載置部材6とストッパ部材7が、リンク機構部18を介して接続されているため、載置部材6の上流側端部の昇降動作と、ストッパ部材7の当接部材17の昇降動作(載置面S3からの突出動作と、退避動作)とが連動している。
次に物品払出装置1の動作について説明する。
図1(a)、図2に示すように、物品払出装置1は、上流側搬送装置2と下流側搬送装置3の間に配置されている。物品払出装置1の図1(a)及び図2に示す姿勢は待機姿勢であり、待機姿勢では、載置面S3が水平面になっている。図1(a)に示すように、本実施形態では、待機姿勢のときの載置面S3の高さは、上流側搬送装置2の搬送面S1の高さと一致しており、下流側搬送装置3の搬送面S2の高さよりは高い。また、待機姿勢では、ストッパ部材7の当接部材17が、載置面S3よりも上方に突出している。
上流側搬送装置2は、駆動モータ(図示せず)を備えており、駆動モータによって各コロ5a、5bが回転駆動されている。そのため、コロ5a、5b上(搬送面S1上)の物品は、下流側の物品払出装置1へ移動し、物品払出装置1の載置面S3上に載置される。図1(a)では、先行した物品P1が物品払出装置1の載置面S3と、上流側搬送装置2の搬送面S1に跨がって載置されており、物品P1に後続する物品P2が上流側搬送装置2の搬送面S1上に載置されている状態が示されている。すなわち、当接部材17は、載置面S3の下流側端部付近から突出しており、物品P1は、載置面S3の全領域に配置されていると共に、一部が載置面S3からはみ出して上流側搬送装置2の搬送面S1上で支持されている。換言すると、物品P1の搬送方向の長さは、載置面S3の搬送方向の長さよりも長い。
また、上流側搬送装置2から物品P1、P2が連続的に搬送されており、物品P1の上流側端部は、後続の物品P2の下流側端部と当接し、搬送面S1上の物品P2によって下流側に押圧されている。
待機姿勢の物品払出装置1は、載置面S3が水平状態であるが、載置面S3からストッパ部材7の当接部材17が載置面S3上に突出している。そのため、搬送面S1上を下流側へ移動しようとする物品P2によって下流側へ押圧されている物品P1は、当接部材17の当接面17aに当接して載置面S3上で停止している。すなわち、物品P1は載置面S3上で停止しており、物品P2は搬送面S1上で停止している。
この状態で、図2に示す駆動モータ29を駆動すると、載置部材6及びストッパ部材7の上流側端部が上昇し、載置面S3が、上流側が上方となるように傾斜すると共に、当接部材17が傾斜した載置面S3よりも下方へ退避し、物品払出装置1は払出姿勢になる。そして、図5(b)に示す回動ストッパ部材34の当接面34bが基台11の設置面11a(図4(b))に当接し、シャフト25の回転が停止されている。その結果、ストッパ部材7の当接部材17が載置面S3より下方に退避した状態が維持されている。そのため、載置面S3上には物品P1が通過するのに障害となるものがなくなり、物品P1は、図1(b)に示すように載置面S3上を自重で移動し、図1(c)に示すように下流側搬送装置3の搬送面S2上に移動する。
その際、各コロ部材8a、8bの最も下流側のコロ13a、13bが、上部のみならず、下流側端部も露出しているので、物品P1は、コロ13a、13bに導かれて円滑に下流側搬送装置3側へ移動する。
また、このとき、物品P1が下流側へ移動することによって、物品P1と物品P2は当接しなくなる。ところが、物品払出装置1が払出姿勢になると、載置部材6の上流側端部が、待機姿勢時の載置面S3よりも上方へ移動し、回動ストッパ部材34によってシャフト25の回転が停止することにより、載置部材6の姿勢が待機姿勢に維持される。そのため、物品P2は載置部材6の上流側端部に設けられた当接部材12の当接面12aに当接して停止する。すなわち、物品P1の上流側端部が当接面12aの位置に達する前に、当接面12aが上昇するため、物品P2は当接面12aを超えて載置面S3上に載ることができない。その結果、物品P2は、当接面12aより下流側へ移動することができず、物品P1のみが下流側へ移動し、下流側搬送装置3へ払い出される。下流側搬送装置3に払い出された物品P1は、図示しない所定の搬送先へ搬送される。
物品払出装置1を、再度待機姿勢にすると、載置部材6の当接部材12が下降し、物品P2は、図1(c)に示すように、載置部材6(載置面S3)上に移動し、当接部材17に当接して停止する。上流側搬送装置2の回転駆動されるコロ5a、5bによって、物品P2は載置面S3上に移動する。図1(c)では、物品P2の上流側に、さらに後続の物品P3が搬送面S1上を下流側へ移動し、物品P2に当接している状態が示されている。
待機姿勢では、回動ストッパ部材34の当接面34aが、基台11の設置面11aに当接し、シャフト25の回転が停止している。そのため、載置部材6とストッパ部材7は、図2に示す待機姿勢を維持することができる。
ここで、ストッパ部材7の当接部材17と載置部材6の当接部材12は、平面である当接面17a、12aが設けられている。そのため、物品P1、P2は、当接部材17及び当接部材12と面で当接することになり、物品P1、P2には局部的に大きな力が作用しない。よって、物品P1、P2は破損しにくい。また、両当接面17a、12aには、スポンジ等のクッション性を有する緩衝部材を設けてもよい。
本実施形態では、待機姿勢における載置面S3の高さが、上流側搬送装置2の搬送面S1の高さと一致しており、下流側搬送装置3の搬送面S2の高さよりは高い場合について説明したが、待機姿勢における載置面S3の高さを、上流側搬送装置2の搬送面S2の高さよりも若干低くなるようにしてもよい。
また、本実施形態では、ストッパ部材7の当接部材17が、載置部材6の下流側端部付近を昇降する場合について説明したが、ストッパ部材7(当接部材17)を、載置部材6における上流側端部から下流側端部の間の所定の位置を昇降するようにしてもよい。
すなわち、物品P1の搬送方向の長さが、載置面S3の搬送方向の長さよりも短い場合には、物品P1の当該長さに対応する位置で当接部材17が昇降するように物品払出装置1を構成する。具体的には、物品P1が当接部材17に当接した際に、物品P1の上流側端部が、載置部材6の上流側端部と一致するか、又は載置部材6の上流側端部よりも若干上流側に位置するように当接部材17の昇降位置を調整する。
当接部材17の昇降する位置を調整する以外に、当接部材17の当接面17aに当接部材17と共に昇降するアダプタを装着し、アダプタに物品P1を当接させることによって物品P1の上流側端部を、載置部材6の上流側端部に位置合わせしてもよい。
また、ストッパ部材7(当接部材17)が、載置部材6(載置面S3)よりも下流側の所定の位置(物品の移動方向下流側の載置面を含む平面上)を昇降するようにしてもよい。すなわち、この場合には、物品払出装置1が待機姿勢状態になると、ストッパ部材7の当接部材17が載置面S3よりも下流側の位置から突出し、当接部材17に当接して停止した物品P1の一部が、載置面S3の下流側にはみ出し、物品P1のはみ出した部分は載置面S3上から外れている。しかし、物品P1の大半の部位が載置面S3上に載置されており、載置部材6によって支持されている。
また、載置部材6とストッパ部材7は、昇降機構としてリンク機構部18を介して接続されているが、リンク機構の代わりに、カム機構によって、載置部材6の上流側端部の昇降動作と、ストッパ部材7の当接部材17の昇降動作(載置面S3からの突出動作と、退避動作)とを連動させてもよい。
本実施形態では、駆動機構部19(駆動モータ29)とシャフト25が二つのギヤ24、30で係合しているが、駆動機構部19とシャフト25の間に減速機構を設けてもよい。また、使用される駆動モータ29は、ギヤードモータであるが、ステップモータを採用することもできる。
本実施形態では、待機姿勢時の物品払出装置1の載置面S3が水平状態であるが、上流側搬送装置2が上流側よりも下流側が低くなるように傾斜している場合には、上流側搬送装置2の傾斜に合わせて同程度に傾斜していてもよい。この場合には、載置面S3は、払出姿勢時には待機姿勢時よりも大きく傾斜する。
本実施形態では、駆動機構部19に駆動モータ29を設けているが、駆動モータ29及びギヤ30、24を省略し、代わりにシャフト25にレバーを取り付け、作業者が手動で当該レバーを操作して載置部材6及びストッパ部材7を昇降させることもできる。
本実施形態の物品払出装置1は、一対のコロ部材8a、8bの間にストッパ部材7が配置された構造を有している。しかし、物品払出装置1は、一対のコロ部材8a、8bの代わりに、搬送方向と直交する方向にのびる複数のローラを有するローラコンベヤや、ベルトコンベヤを採用することもできる。ローラコンベヤを採用する場合には、ローラコンベヤの隣接する一組のローラの間や、ローラコンベヤの下流側端部付近をストッパ部材7の当接部材17が上下移動(突出及び退避)するように物品払出装置を構成する。ベルトコンベヤを採用する場合には、ベルトコンベヤの下流側端部付近をストッパ部材7の当接部材17が上下移動(突出及び退避)するように物品払出装置を構成する。
以上では、載置部材6の上流側端部のみが昇降し、払出姿勢では載置部材6(載置面S3)が傾斜する場合について説明した。しかし、本発明に係る物品払出装置は、これに限らず、載置部材6全体が昇降するように構成することもできる。
以下、図6を参照しながら説明する。
図6(a)に示すように、物品払出装置41は、上流側搬送装置2と下流側搬送装置3の間に配置されている。上流側搬送装置2の搬送面S1よりも、下流側搬送装置3の搬送面S2の方が高い。
物品払出装置41は、載置面S3を構成する載置部材46と、当接部材47を有している。
当接部材47は、図示しない基台上に固定されており、当接部材47の上端は、下流側搬送装置3の搬送面S2の高さ位置に配置されている。当接部材47の上端の高さは、払出姿勢の物品払出装置の載置面S3と一致しているか、又は若干低い。
図示していないが、載置部材46は、所定高さ位置にある基台上に設置されており、昇降機構によって昇降可能である。載置部材46は、図4(a)に示す載置部材6と同様のコロ部材を有している。コロ部材は複数のコロ48を有し、各コロ48は図示しない駆動モータによって回転駆動される。各コロ48の上部によって載置面S3が構成されている。
載置部材46は、図示しない昇降装置によって水平姿勢を保った状態で昇降する。
待機姿勢では、図6(a)に示すように、載置面S3が搬送面S1と一致している。また、払出姿勢では、図6(b)に示すように、載置面S3が搬送面S1の高さを超え、搬送面S2と一致するか、又は搬送面S2よりも若干高い位置まで上昇する。
そのため、載置部材46(載置面S3)が水平状態で上昇すると、当然ながら載置部材46の下流側端部も上昇する。載置部材46が上昇すると、上流側搬送装置2の搬送面S1上の物品P2は、載置部材46の上流側端部(当接部)に当接し、下流側への移動が阻止される。また、載置面S3が当接部材47の高さと一致するか、又は超えると、載置面S3上の物品P1は、回転駆動されるコロ48によって下流側搬送装置3へ払い出される。
以上説明した各実施形態では、上流側搬送装置2の搬送面S1が水平姿勢の場合を例示したが、搬送面S1は、上流側が高く下流側が低い傾斜面であっても差し支えない。また、逆に、搬送面S1は、上流側が低く下流側が高い傾斜面であっても差し支えない。
また、各実施形態では、載置面S3上には、一つの物品のみが載置されることを想定しているが、事情によっては連続的に搬送される物品を、所定の個数ずつ(例えば二つずつ)載置面S3上に載置されるようにストッパ部材7の当接部材17、47の突出位置を設定することもできる。
1、41 物品払出装置
2 上流側搬送装置
6 載置部材(載置部)
7 ストッパ部材(ストッパ)
8a、8b コロ部材(コロ列)
12 当接部材(載置部の上流側端部)
12a 当接面
13a、13b コロ部材のコロ
18 リンク機構部(リンク機構)
P1、P2 物品
S1 上流側搬送装置の搬送面
S3 載置部材の載置面

Claims (11)

  1. 上流側の搬送装置と直列的に接続され、前記搬送装置から受け渡された物品を下流側に排出する物品払出装置において、
    物品を載置可能な載置面を有し、少なくとも搬送方向の上流側が昇降する載置部と、
    載置部の下流側にあって前記載置面から出没するストッパを有し、
    前記載置部とストッパは、昇降機構を介して接続されており、
    待機姿勢と払出姿勢をとることが可能であり、
    前記待機姿勢においては、前記載置面の上流側の高さが降下位置にあると共にストッパが載置面よりも上に突出し、
    前記払出姿勢においては、前記載置面の上流側の高さが上昇位置にあると共にストッパが載置面よりも下に没入し、
    前記ストッパは、物品と当接して物品の移動を阻止する第一当接部と、アーム部を有し、前記アーム部の中間部分をアーム部側支点として揺動し、
    前記載置部は、特定の位置を載置部側支点として揺動し、
    前記アーム部は、その長手方向の途中の部位であって前記アーム部側支点と前記第一当接部との間の部位で、前記第一当接部側が起立する方向に屈曲しており、
    前記昇降機構は、リンク機構又はカム機構で構成されており、
    前記載置部は、物品の払い出し方向に並ぶと共に回転軸が平行なコロ列を一対有しており、前記一対のコロ列は所定の間隔を置いて配置されており、前記一対のコロ列の各コロの上端部分によって載置面が構成されており、
    前記一対のコロ列の間に前記ストッパが配置されており、
    基台を有し、
    前記基台の上面に、前記載置部と前記ストッパと前記昇降機構が設置されており、
    前記一対のコロ列の間に前記昇降機構が配置されていることを特徴とする物品払出装置。
  2. 前記載置部側支点からストッパが出没する出没位置までの載置面に沿った距離が、前記アーム部側支点から前記出没位置までの載置面に沿った距離よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の物品払出装置。
  3. 前記載置部側支点は、前記アーム部側支点よりも搬送方向の下流側にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の物品払出装置。
  4. 前記アーム部はアーム部側力点を有し、前記ストッパは、アーム部側力点を昇降することによってアーム部側支点を中心として揺動し、
    前記載置部は載置部側力点を有し、載置部側力点を昇降することによって載置部側支点を中心として揺動し、
    前記アーム部側力点及び載置部側力点を昇降させる昇降機構を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物品払出装置。
  5. 前記アーム部側力点と前記載置部側力点が連結部材によって連結され、両者の高さが揃っていることを特徴とする請求項4に記載の物品払出装置。
  6. 複数の物品を連続的に搬送する搬送面を有する搬送装置の下流側に配置され、前記各物品をさらに下流側へ払い出す物品払出装置であって、
    物品を載置可能な載置面を構成する載置部を有し、
    前記載置面上、又は載置面よりも物品の移動方向下流側の前記載置面を含む平面上への突出と、載置面上又は前記平面上からの退避が可能なストッパを有し、
    前記載置部とストッパは、昇降機構を介して接続されており、
    待機姿勢と払出姿勢をとることができ、
    待機姿勢では、ストッパが載置面又は前記平面から突出すると共に、載置部の上流側端部が下降して載置面が前記搬送装置の搬送面と一致するか又は搬送面よりも下方に移動し、
    払出姿勢では、ストッパが載置面上又は前記平面上から退避すると共に、載置部の上流側端部が上昇して載置面が前記搬送装置の搬送面よりも上に移動し、
    前記ストッパは、物品と当接して物品の移動を阻止する第一当接部と、アーム部を有し、前記アーム部の中間部分をアーム部側支点として揺動し、
    前記載置部は、特定の位置を載置部側支点として揺動し、
    前記アーム部は、その長手方向の途中の部位であって前記アーム部側支点と前記第一当接部との間の部位で、前記第一当接部側が起立する方向に屈曲しており、
    前記昇降機構は、リンク機構又はカム機構で構成されており、
    前記載置部は、物品の払い出し方向に並ぶと共に回転軸が平行なコロ列を一対有しており、前記一対のコロ列は所定の間隔を置いて配置されており、前記一対のコロ列の各コロの上端部分によって載置面が構成されており、
    前記一対のコロ列の間に前記ストッパが配置されており、
    基台を有し、
    前記基台の上面に、前記載置部と前記ストッパと前記昇降機構が設置されており、
    前記一対のコロ列の間に前記昇降機構が配置されていることを特徴とする物品払出装置。
  7. 前記ストッパは、載置面の上流側端部と下流側端部の間の予め設定した所定の位置を昇降することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物品払出装置。
  8. 載置部の上流側端部に物品を当接させる当接面を有する第二当接部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物品払出装置。
  9. 前記待機姿勢を基準とすると前記払出姿勢は上流側の高さが上昇し、下流側の高さが降下した姿勢であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物品払出装置。
  10. 載置面の長さが、載置面上に載置されることが想定される物品よりも短いことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の物品払出装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の物品払出装置と、搬送装置を有し、
    物品払出装置の上流側に搬送装置が接続されていることを特徴とする搬送システム。
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