JP7374665B2 - モビリティ管理システム、モビリティ管理装置及びモビリティ管理方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、モビリティ及びモビリティ利用者を管理するシステムは、モビリティとモビリティ利用者との紐づけ(関連付け)が一時的である。このため、このようなシステムは、モビリティ利用者などに対するサービスの提供の自由度が低い。
〔第1実施形態〕
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係るモビリティ管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。
モビリティ管理システム1は、カーシェアの利用者に、カーシェアだけでなく、カーシェア以外の付加的なサービスを提供することができるシステムである。
モビリティ管理システム1は、モビリティ管理装置10、シェアモビリティ20、サービス提供装置30、モビリティ識別装置40、利用者端末装置50及びサービス提供支援装置60を含む。なお、図1では、シェアモビリティ20、サービス提供装置30、モビリティ識別装置40及び利用者端末装置50をそれぞれ1台ずつ示している。しかしながら、典型的には、それぞれ複数存在する。
ネットワークNWは、典型的にはインターネットを含む通信網であり、WAN(wide area network)を含む通信網であるが、専用線又は公衆携帯電話網などを含む通信網であっても良い。
図2は、モビリティ管理装置10の要部回路構成の一例を示すブロック図である。
モビリティ管理装置10は、例えば、カーシェアに用いられるシェアモビリティ20及びカーシェア利用者についてのデータなどの管理などを行うサーバー装置である。モビリティ管理装置10は、一例として、プロセッサー11、ROM(read-only memory)12、RAM(random-access memory)13、補助記憶デバイス14及び通信インターフェース15を含む。そして、バス16などが、これら各部を接続する。
補助記憶デバイス14に記憶される利用DB141は、カーシェアに関する情報として、関連付けテーブルT1を記憶する。第1実施形態では、利用DB141は、関連付けテーブルT1として関連付けテーブルT1-1を含む。
ここで、車載器識別子は、例えばWCN(wireless call number)又は車載器管理番号などである。車両番号等は、車のナンバープレートが表示する車両番号又は自動車登録番号などの識別情報である。予約番号は、カーシェアの利用予約1件ごとにユニークに付与される識別情報である。顧客情報は、カーシェア利用者についての情報である。顧客情報は、利用者情報を含む。
利用者情報は、カーシェア利用者を特定する情報(以下「第1の利用者特定情報」という。)を含む。なお、利用者情報は、カーシェア利用者についての個人情報などを含む各種情報である。第1の利用者特定情報は、例えば、利用者端末装置50において用いられている電子メールアドレスである。
有効フラグは、有効又は無効を示すフラグ情報である。有効フラグが無効の場合は、カーシェア利用者が当該シェアモビリティ20の利用をまだ開始していない場合、あるいは、当該シェアモビリティ20の利用を終了していることを示す。有効フラグが有効を示す場合、カーシェア利用者が、当該シェアモビリティ20を利用中であることを示す。
なお、図3に示す関連付けテーブルT1-1では、カーシェア利用者が当該シェアモビリティ20の利用をまだ開始していない場合と、利用を終了している場合とで同一の値としているが、当該2つの場合で別の値をとるようにしてもよい。
ここで、車載器識別子及び車両番号等が同一で、予約番号が同一のレコードが複数ある場合、当該複数のレコードは、複数人での利用であることを示す。また、車載器識別子及び車両番号等が同一であり、予約番号が異なるレコードは、それぞれのレコードが、同一のシェアモビリティ20に対する別の予約であることを示す。また、関連付けテーブルT1-1は、顧客情報が同一であるレコードが複数あっても良い。
サービス提供装置30は、提供サービスの事業者ごとに設置され、モビリティ20に対して各種サービスの提供などに用いられるサーバー装置などである。提供サービスは、例えば、ファストフードなどのドライブスルーである。サービス提供装置30は、一例として、プロセッサー31、ROM32、RAM33、補助記憶デバイス34、第1の通信インターフェース35、第2の通信インターフェース36、表示デバイス37及び入力デバイス38を含む。そして、バス39などが、これら各部を接続する。
また、補助記憶デバイス34は、提供DB341を記憶する。提供DB341は、サービス提供装置30が提供するサービスに関する情報を記憶する。
なお、第1の通信インターフェース35及び第2の通信インターフェース36は、共通のインターフェースであっても良い。
また、表示デバイス37及び入力デバイス38を一体化したタッチパネルとして構成しても良い。
道路又は駐車場などに設置されるモビリティ識別装置40は、シェアモビリティ20を識別する識別情報を読み取る装置である。ここで、モビリティ識別装置40は、車載器23から車載器識別子などを読み取る、DSRC(dedicated short-range communications)機能を搭載したETC(electronic toll collection)用の路側機などであっても良い。あるいは、モビリティ識別装置40は、シェアモビリティ20に設置されたナンバープレート24から車両番号等を読み取るカメラであっても良い。
モビリティ識別装置40は、一例として、プロセッサー41、ROM42、RAM43、センサー44及び通信インターフェース45を含む。そして、バス46などが、これら各部を接続する。
サービス提供支援装置60は、サービス提供装置30の支援などに用いられるサーバー装置などである。サービス提供支援装置60は、一例として、プロセッサー61、ROM62、RAM63、補助記憶デバイス64、第1の通信インターフェース65及び第2の通信インターフェース66を含む。そして、バス67などが、これら各部を接続する。
なお、第1の通信インターフェース65及び第2の通信インターフェース66は、共通のインターフェースであっても良い。
次に、利用者側の構成について、説明する。
図7は、シェアモビリティ20の構成要素の要部回路構成の一例を示すブロック図である。
シェアモビリティ20は、利用者でシェアリングされるモビリティであり、例えば、カーシェアのために用いられる自動車又は自動二輪車などである。シェアモビリティ20は、利用通知装置21、電子錠22、車載器23及びナンバープレート24が設置される。
電子錠インターフェース216は、利用通知装置21が電子錠22と通信するためのインターフェースである。利用通知装置21は、電子錠インターフェース216を介して電子錠22の開閉を行うことができる。
利用者端末装置50は、カーシェア利用者などが操作するPC(personal computer)又はスマートホンなどの情報機器である。利用者端末装置50は、一例として、プロセッサー51、ROM52、RAM53、補助記憶デバイス54、通信インターフェース55、表示デバイス56及び入力デバイス57を含む。そして、バス58などが、これら各部を接続する。利用者端末装置50の構成の詳細については、PCやスマートホンの一般的な構成であるため、詳細説明については省略する。
以下、第1実施形態に係るモビリティ管理システム1の動作を説明する。第1実施形態は、カーシェア利用に関する全体的な流れを説明するための実施形態である。
図9は、第1実施形態に係る動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
カーシェア利用者は、カーシェアを利用する場合、モビリティ管理装置10を用いてカーシェアの利用予約を行う。カーシェア利用者は、利用者端末装置50に対し、カーシェアの利用予約に必要となる、利用者情報又は利用者ID(以下「利用者情報等」という。)を入力する。利用者IDは、カーシェア利用者ごとにユニークに付与される識別情報である。ここで利用者端末装置50に入力された情報は、モビリティ管理装置10に送信される。なお、1台のシェアモビリティ20を複数人で利用する場合、カーシェア利用者は、複数人分の利用者情報等を入力しても良い。
図10のフローチャートFL1は、利用者端末装置50のプロセッサー51が実行するシェアモビリティの予約についての処理を示す。また、フローチャートFL2は、モビリティ管理装置10のプロセッサー11が実行する、シェアモビリティの予約についての処理を示す。
送信された当該カーシェア予約要求は、モビリティ管理装置10の通信インターフェース15によって受信される。当該カーシェア予約要求は、図9ではステップST11として示す。
なお、カーシェア予約要求は、カーシェア利用者によるシェアモビリティ20の利用の予約についての情報を含むモビリティ予約情報の一例である。
前述したように、予約要求は、予約情報の一例である。したがって、プロセッサー11は、ステップS23の処理を行うことで、通信インターフェース15によって受信された予約情報に基づいてカーシェア利用者の利用者特定情報とモビリティのモビリティ特定情報とを関連付けるべく機能する。
送信された当該カーシェア予約通知は、利用者端末装置50の通信インターフェース55によって受信される。当該カーシェア予約通知は、図9ではステップST12として示す。
プロセッサー11は、図10のフローチャートFL2のステップS24の処理の後、ステップS21へと戻る。
カーシェア利用者は、予約した時間になったら、予約したシェアモビリティ20が備えるカードリーダー214に、利用者IDが記憶されているICカード又はICチップを搭載した電子機器などを読み込ませる。当該電子機器は、例えば利用者端末装置50である。
図11及び図12のフローチャートFL3は、利用通知装置21のプロセッサー211が実行する、カーシェアの利用開始及び終了についての処理を示す。また、フローチャートFL4は、モビリティ管理装置10のプロセッサー11が実行する、カーシェアの利用開始及び終了についての処理を示す。
プロセッサー211は、利用通知を生成した後、通信インターフェース215を介して、当該利用通知をモビリティ管理装置10に送信する。
送信された当該利用通知は、モビリティ管理装置10の通信インターフェース15によって受信される。当該利用通知は、図9ではステップST14として示す。利用通知は、モビリティ利用者によるモビリティの利用開始又は利用終了を示す通知情報の一例である。
プロセッサー11は、対象予約がされていないならば、ステップS42においてNoと判定してステップS43へと進む。
送信された当該第1のエラー通知は、利用通知装置21の通信インターフェース215によって受信される。プロセッサー11は、ステップS43の処理の後、ステップS41へ戻る。
ステップS44においてプロセッサー11は、対象予約が利用開始前の予約であるか否かを判定する。プロセッサー11は、対象予約が利用開始前の予約であるならば、ステップS44においてYesと判定してステップS45へと進む。
送信された当該第2のエラー通知は、利用通知装置21の通信インターフェース215によって受信される。プロセッサー11は、ステップS46の処理の後、ステップS41へ戻る。
ここでの関連付けテーブルT1-1の更新については、図9ではステップST15として示す。
したがって、プロセッサー11は、ステップS47の処理を行うことで、関連付けテーブルT1-1を、利用開始を示す通知情報が受信されたことに応じて、カーシェア利用者がモビリティを利用中であることが分かるようにするモビリティ管理処理部11aとして機能する。
送信された当該開始通知は、利用通知装置21の通信インターフェース215によって受信される。当該開始通知は、図9ではステップST16として示す。プロセッサー11は、図11のフローチャートFL4のステップS48の処理の後、ステップS41へと戻る。
ステップS36においてプロセッサー211は、ステップS33において受信されたデータが開始通知であるか否かを判定する。プロセッサー211は、受信されたデータが開始通知であるならば、ステップS36においてYesと判定してステップS37へと進む。
電子錠22が開錠されることで、カーシェア利用者は、当該電子錠22が設置されたシェアモビリティ20を利用可能となる。なお、モビリティ管理装置10は、利用通知装置21を介さずに電子錠22を開錠しても良い。
カーシェア利用者は、シェアモビリティ20に乗車して移動する。
そして、モビリティ識別装置40のセンサー範囲内をシェアモビリティ20が通過又は停車した場合、モビリティ識別装置40は、シェアモビリティ20から車載器識別子又は車両番号等を読み取る。
このとき、モビリティ管理システム1は、図9のステップST18に示すサービス処理を行う。ステップST18のサービス処理の例を図13に示す。
図13は、第1実施形態に係るサービス処理の例における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図14のフローチャートFL5は、モビリティ識別装置40のプロセッサー41が実行する、車載器識別子又は車両番号等の読み取りについての処理を示す。また、フローチャートFL6は、サービス提供支援装置60のプロセッサー61が実行する処理を示す。また、フローチャートFL7は、モビリティ管理装置10のプロセッサー11が実行する、利用者特定情報の取得及び送信についての処理を示す。また、フローチャートFL8は、サービス提供装置30のプロセッサー31が実行する、サービス処理に関する処理を示す。
送信された当該読取通知は、サービス提供支援装置60の第2の通信インターフェース66によって受信される。当該読取通知は、図13ではステップST32として示す。プロセッサー41は、図14のフローチャートFL5のステップS62の処理の後、ステップS61へと戻る。
送信された当該車載器識別子又は車両番号等は、モビリティ管理装置10の通信インターフェース15によって受信される。当該車載器識別子は、図13ではステップST33として示す。
以上より、プロセッサー11は、図14のフローチャートFL7のステップS82の処理を行うことで、第1の利用者特定情報を取得するモビリティ管理処理部11aとして機能する。なお、前述のように、車載器識別子又は車両番号等は、モビリティ特定情報の一例である。したがって、第1の利用者特定情報は、通信インターフェース15によって受信されたモビリティ特定情報と同一のモビリティ特定情報に関連付けテーブルT1によって関連付けられた利用者特定情報である。また、以上より、第1の利用者特定情報は、第1の利用者特定情報で特定されるカーシェア利用者がモビリティ特定情報で特定されるシェアモビリティ20を利用中であることを示す。
送信された当該第1の利用者特定情報は、サービス提供支援装置60の第1の通信インターフェース65によって受信される。当該第1の利用者特定情報は、図13ではステップST35として示す。プロセッサー11は、図14のフローチャートFL7のステップS83の処理の後、ステップS81へと戻る。
以上より、プロセッサー61は、ステップS74の処理を行うことで、位置情報を取得するサービス提供支援処理部61aとして機能する。なお、当該位置情報は、前述から分かるように、モビリティからモビリティ特定情報が取得された位置を示す。
送信された当該支援通知は、当該サービス提供装置30の第2の通信インターフェース36によって受信される。当該支援通知は、図13ではステップST36として示す。プロセッサー61は、ステップS75の処理の後、ステップS71へと戻る。
プロセッサー31は、ステップS92の処理の後、ステップS91へと戻る。
カーシェア利用者がシェアモビリティ20の利用を終了する処理について説明する。シェアモビリティ20の利用を終える場合のモビリティ管理システム1の処理を、図9ではステップST19として示している。なお、ステップST19は、図15のシーケンス図を参照している。
図15は、第1実施形態に係る利用終了処理における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
カーシェア利用者は、シェアモビリティ20の利用を終える場合、シェアモビリティ20を、シェアモビリティ20の利用を開始した場所に戻す。そして、カーシェア利用者は、シェアモビリティ20が備えるカードリーダー214にICカード又はICチップを搭載した電子機器などを読み込ませる。これに応じて、利用通知装置21は、利用通知をモビリティ管理装置10に送信する。なお、ここで利用通知装置21が利用者端末装置50から利用者IDを読み取ることを図15ではステップST41として示す。また、ここで利用通知装置21が送信する利用通知は、図15ではステップST42として示す。
送信された当該第3のエラー通知は、利用通知装置21の通信インターフェース215によって受信される。プロセッサー11は、ステップS50の処理の後、図11のフローチャートFL4のステップS41へ戻る。
ステップS51において、プロセッサー11は、関連付けテーブルT1-1を更新して、対象予約の利用が終了されたことが分かるようにする。すなわち、プロセッサー11は、関連付けテーブルT1-1の対象予約についてのレコードの有効フラグフィールドの値を無効にする。
ここでの関連付けテーブルT1-1の更新については、図11ではステップST43として示す。
送信された当該終了通知は、利用通知装置21の通信インターフェース215によって受信される。終了通知は、図15ではステップST44として示す。プロセッサー11は、図12のフローチャートFL4のステップS52の処理の後、図11のフローチャートFL4のステップS41へ戻る。
ステップS38において、プロセッサー211は、例えば、電子錠22に錠のロックを指示するロックコマンドを送信することで、電子錠22をロックする。当該ロックコマンドは、図15ではステップST45として示す。プロセッサー211は、図11のフローチャートFL3のステップS38の処理の後、ステップS31へと戻る。
電子錠22がロックされている間、カーシェア利用者は、シェアモビリティ20の車内に入ることができないため、シェアモビリティ20を利用することができない。なお、モビリティ管理装置10は、利用通知装置21を介さずに電子錠22をロックしても良い。
第2実施形態は、関連付けテーブルT1として関連付けテーブルT1-2を用いる実施形態である。
第2実施形態のモビリティ管理システム1のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ただし、第2実施形態では、利用DB141は、関連付けテーブルT1として関連付けテーブルT1-2を含む。
以下、第2実施形態に係るモビリティ管理システム1の動作を説明する。なお、第2実施形態のモビリティ管理システム1は、第1実施形態と同様に図9~図15に示す処理を行う。
ここでの関連付けテーブルT1-2の更新については、図15ではステップST43として示す。
第3実施形態は、関連付けテーブルT1として関連付けテーブルT1-3を用いる実施形態である。
第3実施形態のモビリティ管理システム1のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。ただし、第3実施形態では、利用DB141は、関連付けテーブルT1として関連付けテーブルT1-3を含む。
以下、第3実施形態に係るモビリティ管理システム1の動作を説明する。なお、第3実施形態のモビリティ管理システム1は、第1実施形態と同様に図9~図15に示す処理を行う。
ここでの関連付けテーブルT1-3の更新については、図9ではステップST15として示す。
ここでの関連付けテーブルT1-3の更新については、図11ではステップST43として示す。
第4実施形態は、モビリティ識別装置40でデータを暗号化することでセキュリティ性を向上させたモビリティ管理システムについての実施形態である。
図18は、第4実施形態に係るモビリティ管理システム1bの構成の一例を示すブロック図である。
モビリティ管理システム1bは、第1実施形態のモビリティ管理システム1に加えてセキュリティ装置70を含む。
セキュリティ装置70は、ネットワークNWに接続されている。
セキュリティ装置70は、暗号化されたデータを復号する装置である。セキュリティ装置70は、一例として、プロセッサー71、ROM72、RAM73、補助記憶デバイス74、第1通信インターフェース75及び第2通信インターフェース76を含む。そして、バス77などが、これら各部を接続する。
また、補助記憶デバイス74は、暗号化されたデータの復号に必要な鍵などの復号用データを記憶する復号DBを記憶する。復号DBの詳細については後述する。
以下、第4実施形態に係るモビリティ管理システム1bの動作を説明する。第4実施形態のモビリティ管理システム1bは、第1実施形態のモビリティ管理システム1とは異なり、図13に示すサービス処理に代えて、図20に示すサービス処理を行う実施の形態である。すなわち、第4実施形態のモビリティ管理システム1bは、第1実施形態のモビリティ管理システム1のセキュリティを向上させたものである。なお、モビリティ管理システム1bは、第1実施形態と同様に図9~図12及び図15に示す処理を行う。
図21は、第4実施形態における、モビリティ識別装置40のセンサー範囲内をシェアモビリティ20が通過又は停車した場合の動作の一例を示すフローチャートである。図21は、フローチャートFL7、フローチャートFL8、及びフローチャートFL21~フローチャートFL23を含む。なお、図21では、フローチャートFL8を省略して示している。
ここで、図21のフローチャートFL21は、モビリティ識別装置40のプロセッサー41が、第1実施形態の図14のフローチャートFL5に代えて実行する処理を示す。また、図21のフローチャートFL22は、サービス提供支援装置60のプロセッサー61が、第1実施形態の図14のフローチャートFL6に代えて実行する処理を示す。また、図21のフローチャートFL23は、セキュリティ装置70のプロセッサー71が実行する、暗号の復号に関する処理を示す。また、モビリティ管理装置10及びサービス提供装置30は、第1実施形態と同様にフローチャートFL7及びフローチャートFL8に示す処理を実行する。
ステップS211において、プロセッサー41は、ステップS61で読み取られた車載器識別子又は車両番号等を暗号化する。そして、プロセッサー41は、ステップS211の処理の後、ステップS62へと進む。したがって、第4実施形態では、ステップS62で送信される読取通知に含まれる車載器識別子又は車両番号等は、暗号化されている。
ステップS221において、プロセッサー61は、暗号通知を生成する。暗号通知は、ステップS71で受信された読取通知に含まれる、暗号化された車載器識別子又は車両番号等を含む。また、暗号通知は、当該読取通知に含まれる識別装置IDを含む。プロセッサー61は、暗号通知を生成した後、第1の通信インターフェース65を介して、当該暗号通知をセキュリティ装置70に送信する。送信された当該暗号通知は、セキュリティ装置70の第1通信インターフェース75によって受信される。当該暗号通知は、図20ではステップST201として示す。プロセッサー61は、図21のフローチャートFL22のステップS221の処理の後、ステップS73へと進む。
以上より、プロセッサー71は、ステップS232の処理を行うことで、サービス提供支援装置60からモビリティ管理装置10に送信される、暗号化されたモビリティ特定情報を復号するセキュリティ処理部71aとして機能する。
モビリティ管理装置10のプロセッサー11は、ここで送信された車載器識別子又は車両番号等が通信インターフェース15によって受信されたことに応じて、フローチャートFL7のステップS81においてYesと判定する。
上記の第4実施形態は以下のような変形も可能である。
第4実施形態のモビリティ管理システムは、サービス提供支援装置60及びセキュリティ装置70を別体で構成されていたが、サービス提供支援装置60及びセキュリティ装置70を一体化した装置としても良い。
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態は、複数の事業者がモビリティを管理する場合のモビリティ管理システムについての実施形態である。
図22は、第5実施形態に係るモビリティ管理システム1cの構成の一例を示すブロック図である。
モビリティ管理システム1cは、第1実施形態のモビリティ管理システム1のモビリティ管理装置10に代えて上位管理装置110及び下位管理装置120を含む。図22には、下位管理装置120を1台のみ示している。しかしながら、典型的には、下位管理装置120は、複数存在する。
上位管理装置110及び下位管理装置120は、ネットワークNWに接続する。
上位管理装置110は、複数の下位管理装置120を統括するサーバー装置である。上位管理装置110は、一例として、プロセッサー111、ROM112、RAM113、補助記憶デバイス114、第1通信インターフェース115及び第2通信インターフェース116を含む。そして、バス117などが、これら各部を接続する。なお、上位管理装置110は、モビリティ管理装置の一例である。
また、補助記憶デバイス114は、利用DB141を記憶する。ただし、第5実施形態の利用DB141は、第4実施形態の関連付けテーブルT1に代えて関連付けテーブルT2を含む。関連付けテーブルT2については後で詳細に説明する。
なお、第1通信インターフェース115と第2通信インターフェース116は、共通のインターフェースであっても良い。
関連付けテーブルT2は、関連付けテーブルT1と同様に、モビリティ特定情報と利用者特定情報とを関連付ける。
関連付けテーブルT2の例として関連付けテーブルT2-1~関連付けテーブルT2-3について図24~図32を用いて説明する。なお、関連付けテーブルT2-1は、関連付け部の一例である。
このように、関連付けテーブルT2-1は、関連付けテーブルT1-1に加えて事業者IDを含む。事業者IDは、関連付けテーブルT2に含まれる各レコードがどの事業者についてのものであるかを示す。したがって、事業者IDは、シェアモビリティ20の所属を示す識別情報の一例である。
下位管理装置120は、例えば、カーシェアサービスの提供事業者ごとに設置されるサーバー装置である。下位管理装置120は、当該提供事業者によるシェアモビリティ20の管理などのために用いられる。なお、当該提供事業者ごとに事業者IDが付与される。事業者IDは、提供事業者ごとにユニークに付与される識別情報である。下位管理装置120は、一例として、プロセッサー121、ROM122、RAM123、補助記憶デバイス124、第1通信インターフェース125及び第2通信インターフェース126を含む。そして、バス127などが、これら各部を接続する。
また、補助記憶デバイス124は、下位DB1241を記憶する。下位DB1241は、下位管理装置120を使用している提供事業者が提供するカーシェアサービスについての情報を記憶する。例えば、下位DB1241は、当該提供事業者が管理するシェアモビリティ20についての情報などを記憶する。
なお、第1通信インターフェース125と第2通信インターフェース126は、共通のインターフェースであっても良い。
以下、第5実施形態に係るモビリティ管理システム1cの動作を説明する。なお、モビリティ管理システム1cは、第1実施形態と同様に図13及び図16に示す処理を行う。
図26は、第5実施形態における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
さらに、第5実施形態では、図14のフローチャートFL7に示す処理を、モビリティ管理装置10のプロセッサー11に代えて上位管理装置110のプロセッサー111が行う。
図27は、第5実施形態に係るシェアモビリティの予約処理の一例を示すフローチャートである。図27は、フローチャートFL1、フローチャートFL31及びフローチャートFL32を含む。
図27のフローチャートFL31は、下位管理装置120のプロセッサー121が実行する、シェアモビリティの予約についての処理である。また、フローチャートFL32は、上位管理装置110のプロセッサー111が実行する、シェアモビリティの予約についての処理である。また、利用者端末装置50のプロセッサー51は、第1実施形態と同様にフローチャートFL1に示す処理を実行する。
プロセッサー111は、ステップS322の処理の後、ステップS321へと戻る。
図28及び図29は、第5実施形態に係る利用通知に係る処理の一例に関するフローチャートである。図28及び図29は、フローチャートFL3、フローチャートFL33及びフローチャートFL34を含む。
図28及び図29のフローチャートFL33は、下位管理装置120のプロセッサー121が実行する、カーシェアの利用開始及び終了についての処理である。また、フローチャートFL34は、上位管理装置110のプロセッサー111が実行する処理である。また、利用通知装置21のプロセッサー211は、第1実施形態と同様にフローチャートFL3に示す処理を実行する。
ステップS331において、プロセッサー121は、第1実施形態のステップS42とは異なり、利用DB141に代えて下位DB1241を参照して、シェアモビリティ20の利用の予約がされているか否かを判定する。プロセッサー121は、ステップS331においてNoと判定したならば、ステップS43へと進む。プロセッサー121は、ステップS331においてYesと判定したならば、ステップS44へと進む。
ステップS332において、プロセッサー121は、下位DB1241を更新して、対象予約について、利用が開始されたことが分かるようにする。
送信された当該第2の開始通知は、上位管理装置110の第2通信インターフェース116によって受信される。当該第2の開始通知は、図26ではステップST301として示す。プロセッサー121は、図28のフローチャートFL33のステップS333の処理の後、ステップS48へと進む。
図30は、第5実施形態における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
第5実施形態では、プロセッサー121は、図29のフローチャートFL33のステップS49においてYesと判定したならば、ステップS334へと進む。
ステップS334において、プロセッサー121は、下位DB1241を更新して、対象予約について、利用が終了されたことが分かるようにする。
送信された当該第2の終了通知は、上位管理装置110の第2通信インターフェース116によって受信される。当該第2の終了通知は、図30ではステップST303として示す。プロセッサー121は、図29のフローチャートFL33のステップS335の処理の後、ステップS52へと進む。
かくして、プロセッサー111は、第2の開始通知又は第2の終了通知が受信されるまでステップS341及びステップS342を繰り返す。
また、第5実施形態のモビリティ管理システム1cは、関連付けテーブルT2において、車載器識別子又は車両番号等に事業者IDを関連付ける。これにより、複数のカーシェアサービスの提供事業者が共同でモビリティ管理システム1cを利用可能である。
上記の第5実施形態は以下のような変形も可能である。
上記の第5実施形態では、上位管理装置110のプロセッサー111は、下位管理装置120から送信される下位要求を受信することで、当該下位要求に含まれる車載器識別子及び車両番号等を取得した。しかしながら、プロセッサー111は、利用DB141から車載器識別子及び車両番号等を取得しても良い。例えば、上位管理装置110のプロセッサー111は、利用DB141を参照して、カーシェア予約要求に含まれる条件情報に合致するシェアモビリティ20を、図27のフローチャートFL32のステップS321で受信された下位要求に含まれる事業者IDに関連付けられたシェアモビリティ20の中から特定する。そして、プロセッサー11は、当該シェアモビリティ20の車載器識別子及び車両番号等を取得する。なお、この場合、利用DB141は、各シェアモビリティ20を、当該シェアモビリティ20を管理する事業者などの事業者IDと関連付けて記憶している。
第6実施形態は、関連付けテーブルT2として関連付けテーブルT2-2を用いる実施形態である。
第6実施形態のモビリティ管理システム1cのハードウェア構成は、第5実施形態と同様であるので説明を省略する。
ただし、第6実施形態では、利用DB141は、関連付けテーブルT2として関連付けテーブルT2-2を含む。なお、関連付けテーブルT2-2は、関連付け部の一例である。
関連付けテーブルT2-2は、車載器識別子及び車両番号等に、事業者ID、顧客情報、利用開始時刻及び利用終了時刻を関連付けたテーブルである。
このように、関連付けテーブルT2-2は、関連付けテーブルT1-2に加えて事業者IDを含む。
以下、第6実施形態に係るモビリティ管理システム1cの動作を説明する。なお、第6実施形態のモビリティ管理システム1cは、第5実施形態と同様に図13~図15、及び図26~図30に示す処理を行う。
第7実施形態は、関連付けテーブルT2として関連付けテーブルT2-3を用いる実施形態である。
第7実施形態のモビリティ管理システム1cのハードウェア構成は、第5実施形態と同様であるので説明を省略する。
ただし、第7実施形態では、利用DB141は、関連付けテーブルT2として関連付けテーブルT2-3を含む。なお、関連付けテーブルT2-3は、関連付け部の一例である。
関連付けテーブルT2-3は、車載器識別子及び車両番号等に、事業者ID、顧客情報を関連付けたテーブルである。
このように、関連付けテーブルT2-3は、関連付けテーブルT1-3に加えて事業者IDを含む。
第8実施形態は、カーシェア利用者に提供される提供サービスの一例を説明するための実施形態である。第8実施形態が対象とする提供サービスは、例えば、飲食店などのドライブスルーなどである。以下の説明では、カーシェア利用者がシェアモビリティ20に乗車して、ファストフードのドライブスルーに入る場合を例に説明を行う。
第8実施形態のモビリティ管理システム1のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以下、第8実施形態に係るモビリティ管理システム1の動作を説明する。なお、第8実施形態のモビリティ管理システム1は、第1実施形態と同様に図9~図12及び図15に示す処理を行う。
図33は、第8実施形態に係るサービス処理の例における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図33は、カーシェア利用者がシェアモビリティ20に乗車して、ファストフード店のドライブスルーに入る場合のサービス処理を示す。
図34のフローチャートFL41は、サービス提供装置30のプロセッサー31が第1実施形態の図14のフローチャートFL8に代えて実行する処理を示す。図34のフローチャートFL42は、利用者端末装置50のプロセッサー51が実行する、サービス処理に関する処理を示す。
図34のフローチャートFL41のステップS411において、プロセッサー31は、電子メールを、支援通知に含まれる電子メールアドレスを宛先として送信するように第1の通信インターフェース35を介して該電子メールを当該宛先に送信する。ここで、当該電子メールは、ドライブスルーで注文する内容を入力するように指示する内容を含む。また、当該電子メールは、例えば、注文内容を入力するためのオーダー画面へ遷移するためのリンクなどを含む。
送信された当該電子メールは、ここでは、利用者端末装置50によって受信されるものとする。当該電子メールは、図33ではステップST37として示す。
かくして、プロセッサー51は、電子メールが受信されるか、電子メールを開くと判定するまでステップS421及びステップS422を繰り返す。
かくして、プロセッサー51は、開いている電子メールを閉じると判定するか、オーダー画面を表示すると判定するまでステップS425及びステップS426を繰り返す。
送信された当該注文内容は、当該サービス提供装置30の第1の通信インターフェース35によって受信される。ここで送信される注文内容は、図33ではステップST38として示す。プロセッサー51は、図34のフローチャートFL42のステップS430の処理の後、ステップS421へと戻る。
送信された当該電子メールは、ステップS411の場合と同様に、利用者端末装置50によって受信されるものとする。当該電子メールは、図33ではステップST39として示す。プロセッサー31は、図34のフローチャートFL41のステップS415の処理の後、ステップS91へと戻る。
以上より、支援通知に含まれる電子メールアドレスを宛先として電子メールを送信する第1の通信インターフェース35は、情報を送信する情報送信部の一例である。
第9実施形態のモビリティ管理システムは、カーシェア利用者に、サービスの予約を伴う提供サービスを提供する場合に用いられる。第9実施形態が対象とする提供サービスは、例えば、宿泊施設への宿泊予約、レストランの予約、又はその他の施設の利用予約などである。あるいは、提供サービスは、テイクアウトの予約などである。
第9実施形態のモビリティ管理システム1のハードウェア構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
以下、第9実施形態に係るモビリティ管理システム1の動作を説明する。なお、第9実施形態のモビリティ管理システム1は、第1実施形態と同様に図12~図12及び図15に示す処理を行う。
なお、以下の説明では、カーシェア利用者がシェアモビリティ20に乗車して、提供サービスを用いて予約した宿泊施設に向かう場合を例として説明を行う。
第9実施形態では、モビリティ識別装置40は、例えば、宿泊施設の駐車場などに設置される。したがって、第9実施形態では、支援通知の送信先は、当該宿泊施設の運営会社などである。すなわち、支援通知は、当該管理会社などによって使用されるサービス提供装置30などに送信される。
図35は、第9実施形態における動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図36のフローチャートFL51は、利用者端末装置50のプロセッサー51が実行する、提供サービスの予約についての処理である。また、フローチャートFL52は、サービス提供装置30のプロセッサー31が実行する、提供サービスの予約についての処理である。
ステップS512において、プロセッサー51は、サービス予約要求を送信するか否かを判定する。プロセッサー51は、提供サービスの予約に関する情報が入力された状態で送信ボタンなどが操作されたことに応じて、サービス予約要求を送信すると判定する。プロセッサー51は、サービス予約要求を送信すると判定しないならば、ステップS512においてNoと判定してステップS512を繰り返す。プロセッサー51は、サービス予約要求を送信すると判定するならば、ステップS512においてYesと判定してステップS513へと進む。
図37は、第9実施形態における宿泊施設を利用する時の動作の一例を示すフローチャートである。図21は、フローチャートFL5~フローチャートFL7、及びフローチャートFL53を含む。
図37のフローチャートFL53は、サービス提供装置30のプロセッサー31が図14及び図15のフローチャートFL8に代えて実行する処理を示す。また、モビリティ識別装置40、サービス提供支援装置60及びモビリティ管理装置10は、第1実施形態と同様にフローチャートFL5~フローチャートFL7に示す処理を実行する。
図37のフローチャートFL53のステップS531において、プロセッサー31は、提供DB341に記憶されている第2の利用者特定情報に、ステップS91において受信された支援通知に含まれる第1の利用者特定情報と同一のものがあるか探索する。そして、プロセッサー31は、同一のものがある場合、当該第2の利用者特定情報に関連付けられている予約情報を取得する。
したがって、プロセッサー31は、ステップS531の処理を行うことで、第1の利用者特定情報と同一の第2の利用者特定情報に関連付けられた、サービスの利用予約を特定するサービス提供処理部31aとして機能する。
また、モビリティ管理システム1が、利用者IDとサービスIDとで共通のIDを用いたシステムであり、且つカーシェア利用者(サービス利用者)が、第1の利用者特定情報と第2の利用者特定情報に同一のIDを用いている場合、ステップS531において、プロセッサー31は、予約情報の取得が可能である。
また、カーシェア利用者(サービス利用者)が、第1の利用者特定情報と第2の利用者特定情報に同一の個人識別情報を用いている場合、ステップS531において、プロセッサー31は、予約情報の取得が可能である。
ステップS535において、プロセッサー31は、カーシェア利用者(サービス利用者)が、カーシェア利用者(サービス利用者)が予約した施設に到着したことを当該施設の職員などに報知する。例えば、プロセッサー31は、表示デバイス37を制御して、カーシェア利用者(サービス利用者)が当該施設に到着したことを表示させる。また、プロセッサー31は、スピーカーなどの表示デバイス37以外の装置を用いて当該報知を行っても良い。あるいは、プロセッサー31は、第1の通信インターフェース35を介して、施設の職員が使用する端末装置に対してカーシェア利用者(サービス利用者)が当該施設に到着したことを示す情報などを送信する。なお、当該情報の送信には、例えば電子メールなどを用いることができる。プロセッサー31は、ステップS535の処理の後、ステップS91へと戻る。
したがって、プロセッサー31は、ステップS535の処理を行うことで、モビリティ利用者がサービスの利用場所に到着することを報知するサービス提供処理部31aとして機能する。
上記の第9実施形態は以下のような変形も可能である。
上記の第9実施形態では、サービス提供装置30のプロセッサー31は、図37のフローチャートFL53のステップS531において、第2の利用者特定情報に関連付けられている予約情報を取得した。しかしながら、ここで、プロセッサー31は、予約情報に代えて会員情報などを取得しても良い。会員情報は、例えば、第2の利用者特定情報と関連付けて提供DB341に記憶される。会員情報は、第2の利用者特定情報で特定される利用者の個人情報などの当該利用者についての情報である。この場合、当該利用者が予約無しで施設などに来た場合にもステップS534及びステップS535の報知が行われる。したがって、当該施設の職員などは、予約無しで来た利用者に対しても出迎えなどのサービスが可能となる。
また、上記の第1実施形態~第9実施形態は以下のような変形も可能である。
上記の第1実施形態~第9実施形態では、カーシェアの場合について説明した。しかしながら、実施形態のモビリティ管理システムは、ライドシェア、レンタカー又はタクシーなどに対しても用いることができる。
Claims (13)
- モビリティを管理するモビリティ管理システムにおいて、
利用通知装置、モビリティ管理装置及びサービス提供支援装置を含み、
前記利用通知装置は、モビリティ利用者によるモビリティの利用開始又は利用終了を示す通知情報を前記モビリティ管理装置に送信する利用通知通信部を備え、
前記モビリティ管理装置は、
前記モビリティを特定するモビリティ特定情報及び前記通知情報を受信するモビリティ管理通信部と、
前記モビリティ特定情報と、前記モビリティ利用者を特定する利用者特定情報とを関連付ける関連付け部を、利用開始を示す前記通知情報が受信されたことに応じて、前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることが分かるようにし、
前記モビリティ管理通信部によって受信されたモビリティ特定情報と同一の前記モビリティ特定情報に前記関連付け部によって関連付けられた利用者特定情報のうち、前記利用者特定情報で特定される前記モビリティ利用者が前記モビリティ特定情報で特定される前記モビリティを利用中であることを示す利用者特定情報を取得する
モビリティ管理処理部と、を備え
前記サービス提供支援装置は、前記モビリティから取得された前記モビリティ特定情報を前記モビリティ管理装置に送信するサービス提供支援通信部を備える、
モビリティ管理システム。 - 前記モビリティ管理通信部は、
前記モビリティ利用者による前記モビリティの利用の予約についての情報を含むモビリティ予約情報を受信し、
前記モビリティ管理処理部は、
前記モビリティ予約情報に基づいて前記モビリティ利用者の前記利用者特定情報と前記モビリティの前記モビリティ特定情報とを関連付ける、請求項1に記載のモビリティ管理システム。 - 前記モビリティ特定情報は、
前記モビリティに設置された車載器の識別情報、又は前記モビリティの識別情報である、請求項1又は請求項2に記載のモビリティ管理システム。 - 前記モビリティ管理処理部は、
前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることを示す情報を関連付けることで、前記関連付け部を、前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることが分かるようにする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。 - 前記モビリティ管理処理部は、
前記モビリティ利用者が前記モビリティの利用を開始した時間を関連付けることで、前記関連付け部を、前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることが分かるようにする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。 - 前記サービス提供支援装置は、
前記モビリティからモビリティ特定情報が取得された位置を示す位置情報を取得するサービス提供支援処理部をさらに備え、
前記サービス提供支援通信部は、
前記位置情報を送信する、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。 - 前記サービス提供支援装置から前記モビリティ管理装置に送信される、暗号化されたモビリティ特定情報を復号するセキュリティ処理部を備えたセキュリティ装置をさらに含む、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。
- 前記関連付け部は、
前記モビリティ特定情報に、前記モビリティ特定情報で特定される前記モビリティの所属を示す識別情報を関連付ける、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。 - 前記利用者特定情報は、前記モビリティ利用者への送信先を示す情報であり、
前記送信先に情報を送信する情報送信部をさらに備える、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。 - 前記モビリティ管理処理部によって取得された前記利用者特定情報と同一の利用者特定情報に関連付けられた、サービスの利用予約を特定するサービス提供処理部を備えるサービス提供装置をさらに備える、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のモビリティ管理システム。
- 前記サービス提供処理部は、前記モビリティからモビリティ特定情報が取得された位置を示す位置情報に基づき、前記モビリティ利用者が前記サービスの利用場所に到着することを報知する、請求項10に記載のモビリティ管理システム。
- モビリティ利用者によるモビリティの利用開始又は利用終了を示す通知情報、及び前記モビリティから取得されたモビリティ特定情報を受信するモビリティ管理通信部と、
前記モビリティを特定するモビリティ特定情報と、前記モビリティ利用者を特定する利用者特定情報とを関連付ける関連付け部を、利用開始を示す前記通知情報が受信されたことに応じて、前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることが分かるようにし、
前記モビリティ管理通信部によって受信された前記モビリティ特定情報と同一の前記モビリティ特定情報に前記関連付け部によって関連付けられた利用者特定情報のうち、利用者特定情報で特定される前記モビリティ利用者が前記モビリティ特定情報で特定される前記モビリティを利用中である利用者特定情報を取得する、
モビリティ管理処理部と、
を備えるモビリティ管理装置。 - モビリティ管理装置が実行するモビリティ管理方法であって、
前記モビリティ管理装置のモビリティ管理処理部が、モビリティを特定するモビリティ特定情報と、モビリティ利用者を特定する利用者特定情報とを関連付ける関連付け部を、前記モビリティ利用者による前記モビリティの利用開始を示す通知情報に応じて、前記モビリティ利用者が前記モビリティを利用中であることが分かるようにし、
前記モビリティ管理処理部が、前記モビリティから取得されたモビリティ特定情報と同一の前記モビリティ特定情報に前記関連付け部によって関連付けられた利用者特定情報のうち、利用者特定情報で特定される前記モビリティ利用者が前記モビリティ特定情報で特定される前記モビリティを利用中である利用者特定情報を取得する、
モビリティ管理方法。
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