JP7371644B2 - 発音トレーニングプログラム及び端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発音トレーニングプログラム及び端末装置に関する。
電子辞書等の端末装置の中には、英語等の発音トレーニングアプリケーションプログラムがインストールされているものがある。この種の発音トレーニングプログラムでは、ユーザに対して英単語等を実際に発音させる発音テストが実施され、その発音が正しいか否かが判定される。この正誤の結果が正しい発音とともにユーザに対して通知されることでユーザの英語等の発音能力の向上が期待される。
一方、電子辞書等の端末装置の中には、英語等のリスニングトレーニングアプリケーションプログラムがインストールされているものもある。この種のリスニングトレーニングプログラムでは、ユーザに対して英単語等を聞かせるリスニングテストが実施され、英単語が正しく聞き取れたか否かが判定される。この正誤の結果が正解とともにユーザに対して通知されることでユーザの英語等のリスニング能力の向上が期待される。
特開2002-175006号公報
ここで、英語等の発音能力とリスニング能力とには相関があると考えられる。このため、リスニングテストの結果が発音テストに利用されることでさらなる発音能力の向上が期待される。
本発明は、リスニングテストの結果を効果的に発音テストに利用できる発音トレーニングプログラム及び端末装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の発音トレーニングプログラムは、複数のリスニング問題それぞれに含まれる単語又は文章と複数の発音問題それぞれに含まれる単語又は文章との共通性を示す第1情報と、ユーザに対して実施されたリスニングテストによる前記複数のリスニング問題それぞれに対する前記ユーザの解答の正誤の結果を示す第2情報と、前記複数の発音問題それぞれに対する前記ユーザの点数を示す第3情報と、前記複数の発音問題における出題の優先度を示す第4情報と、を含むデータベースを参照し、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含む発音問題であって、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出する抽出処理と、前記ユーザに対し、前記抽出処理により抽出された発音問題に基づく発音テストを実施する発音テスト処理と、前記発音テスト処理による発音テストの結果に基づいて前記データベースに含まれる前記第3情報を更新するとともに、前記第3情報が示すユーザの点数が高いほど優先度が低くなるように前記第4情報を更新する更新処理と、前記更新処理により更新された前記データベースに基づいて、再び前記抽出処理および前記発音テスト処理を実行する再実行処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明の第2の態様の端末装置は、複数のリスニング問題それぞれに含まれる単語又は文章と複数の発音問題それぞれに含まれる単語又は文章との共通性を示す第1情報と、ユーザに対して実施されたリスニングテストによる前記複数のリスニング問題それぞれに対する前記ユーザの解答の正誤の結果を示す第2情報と、前記複数の発音問題それぞれに対する前記ユーザの点数を示す第3情報と、前記複数の発音問題における出題の優先度を示す第4情報と、を含むデータベースを参照し、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含む発音問題であって、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出する抽出部と、前記ユーザに対し、前記抽出部により抽出された発音問題に基づく発音テストを実施するテスト部と、前記テスト部による発音テストの結果に基づいて前記データベースに含まれる前記第3情報を更新するとともに、前記第3情報が示すユーザの点数が高いほど優先度が低くなるように前記第4情報を更新する更新部と、前記更新部により更新された前記データベースに基づいて、再び前記抽出および前記発音テストを実行する再実行部と、を具備する。
本発明によれば、リスニングテストの結果を効果的に発音テストに利用できる発音トレーニングプログラム及び端末装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、属性値DBの一例を示す図である。 図3は、リスニング問題文DBの一例を示す図である。 図4は、リスニング答えDBの一例を示す図である。 図5は、優先度DBの一例を示す図である。 図6は、発音問題DBの一例を示す図である。 図7は、リスニングトレーニングの実施時の動作を示すフローチャートである。 図8は、発音トレーニングの実施時の動作を示すフローチャートである。 図9は、優先度DBの更新処理を示すフローチャートである。 図10は、モード選択画面の例を示す図である。 図11は、おすすめモードのときの発音問題の表示例を示す図である。 図12は、優先度DBの更新処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシステム1の構成の一例を示す図である。システム1は、サーバ10と、端末20とを含む。サーバ10と端末20とは、ネットワーク30を介して通信可能に接続される。ネットワーク30は、例えばインターネットである。なお、図1には、1台の端末20のみが示されているが、端末20の台数は1台に限定されない。すなわち、端末20は2台以上であってもよい。
サーバ10は、プロセッサ11と、ROM12と、RAM13と、ストレージ14と、通信装置15とを有している端末装置である。これらの各々は、システムバス19を介して互いに接続されている。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)等を含む集積回路であってよい。プロセッサ11として、CPU以外のプロセッサ、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphic Processing unit)等が用いられてもよい。
ROM12は、プロセッサ11等の動作に用いられる情報を記録している。RAM13は、プロセッサ11等の動作のための主記憶装置である。
ストレージ14には、プロセッサ11で用いられるサーバ制御プログラム、各種演算を実行するための演算プログラム等の各種プログラム、パラメータ等が記憶されている。このプログラムは、英語等のトレーニングプログラム141を含む。トレーニングプログラム141は、英単語等のリスニングトレーニングプログラムと、発音トレーニングプログラムとを含む。プロセッサ11は、ストレージ14に記憶されたトレーニングプログラム141に従って処理を実行することで、抽出部と、テスト部として動作し得る。なお、抽出部と、テスト部は、同様の動作を実現する専用の回路によって実現されてもよい。
また、ストレージ14には、リスニングデータベース(DB)142と、発音データベース(DB)143とが記憶されている。
リスニングDB142は、リスニングトレーニングに関わる各種のデータを記憶するデータベースである。リスニングDB142は、属性値DBと、リスニング問題文DBと、リスニング答えDBとを含む。
属性値DBは、問題の属性値を記憶したデータベースである。図2は、属性値DBの一例を示す図である。図2に示すように、属性値DBは、L_IDと、属性値と、ステータスとを要素として含む。L_IDは、リスニング問題毎に一意に割り当てられたリスニングIDである。属性値は、問題の属性を示す数値である。図2に示すように、属性値は、例えば1、2、3の数値を含む。属性値1は、例えば対応するリスニング問題が音声を正確に聞き取れているか否かを確認する問題であることを示す。属性値2は、例えば対応するリスニング問題が会話音声の中で重要なポイントを理解できているか否かを確認する問題であることを示す。属性値3は、例えば対応するリスニング問題が長文音声の中から必要な内容を抽出して理解できているか否かを確認する問題であることを示す。ここで、属性値DBにおける属性値は、リスニング問題の作成時にリスニング問題の作成者によって適宜に設定され得る。ステータスは、ユーザが対応する問題に正答しているか否かを示す。図2に示すように、ステータスは、例えば”OK”、”NG”、”未実施”のデータを含む。”OK”は、ユーザが対応する問題に正答していることを示す。”NG”は、ユーザが対応する問題に誤答していることを示す。”未実施”は、対応する問題のリスニングテストがユーザに対して実施されておらず、”OK”、”NG”の何れにも確定できないことを示す。ここで、ステータスの初期値は、”未実施”である。また、ステータスは、ユーザ毎に記憶されるデータである。
リスニング問題文DBは、リスニングテストの問題文の内容を記憶したデータベースである。図3は、リスニング問題文DBの一例を示す図である。図3に示すように、リスニング問題文DBは、L_IDと、質問文と、選択肢とを要素として含む。L_IDは、属性値DBと共通で用いられるリスニングIDである。質問文は、リスニングテストで出題される質問文のテキストデータ及び音声データである。選択肢は、質問文に対してユーザがする回答の選択肢のテキストデータ及び音声データである。図3では、選択肢は4つである。しかしながら、選択肢は2つ以上であればよい。
リスニング答えDBは、リスニング問題に対する回答を記憶したデータベースである。図4は、リスニング答えDBの一例を示す図である。図4に示すように、リスニング答えDBは、L_IDと、答えと、キーフレーズとを要素として含む。L_IDは、属性値DB及び質問文DBと共通で用いられるリスニングIDである。答えは、対応するL_IDの質問文に対する答えの選択肢のデータである。キーフレーズは、答えの選択肢に含まれるキーフレーズのテキストデータである。キーフレーズは、問題の出題意図に関連した重要な単語又は文章である。例えば、属性値1の問題は、キーフレーズに対応する単語又は文章を正確に聞き取れているか否かを問う問題である。ここで、図4の”null"は、対応するセルにおけるキーフレーズがないことを意味している。例えば、図4のL_ID1では、2つのキーフレーズがあることが示されている。リスニング答えDBにおけるキーフレーズは、リスニング問題の作成時にリスニング問題の作成者によって適宜に設定され得る。
発音DB143は、発音トレーニングに関わる各種のデータを記憶するデータベースである。発音DB143は、優先度DBと、発音問題DBとを含む。
優先度DBは、発音問題DBから抽出される問題の優先度に関わるデータを記憶したデータベースである。図5は、優先度DBの一例を示す図である。図5に示すように、優先度DBは、S_IDと、属性と、点数と、L_IDと、優先度とを要素として含む。S_IDは、発音問題毎に一意に割り当てられた発音IDである。属性は、問題の属性を示す。図5に示すように、属性値は、例えば”単語”、”文章”のデータを含む。”単語”は、例えば対応する発音問題が単語の発音の問題であることを示す。”文章”は、例えば対応する発音問題が文章の発音の問題であることを示す。点数は、対応するS_IDの発音テストにおけるユーザの点数を示す。ここで、点数の初期値は、”未実施”である。L_IDは、S_IDと関連付けられたL_IDである。実施形態では、共通のキーフレーズを含むS_IDとL_IDとが関連付けられる。優先度は、後で説明するおすすめモードにおいて、対応するS_IDの発音問題を優先的に出題するか否かを示す。図5に示すように、優先度は、”高”、”低”のデータを含む。”高”は、対応するS_IDの発音問題の出題優先度が高いことを示す。”低”は、対応するS_IDの発音問題の出題優先度が低いことを示す。ここで、優先度は、必ずしも”高”、”低”の2値のデータである必要はない。優先度は、3値以上のデータであってもよい。また、点数と、優先度とは、ユーザ毎に記憶されるデータである。
発音問題DBは、発音テストの問題の内容を記憶したデータベースである。図6は、発音問題DBの一例を示す図である。図6に示すように、発音問題DBは、S_IDと、トレーニングテキストと、キーフレーズとを要素として含む。S_IDは、優先度DBと共通で用いられる発音IDである。トレーニングテキストは、発音テストで出題される問題の単語又は文章のテキストデータ及び音声データである。キーフレーズは、発音テストの問題に含まれるキーフレーズのテキストデータである。リスニングと同様、発音の場合のキーフレーズも、問題の出題意図に関連した重要な単語又は文章である。ここで、図6の”null"は、対応するセルにおけるキーフレーズがないことを意味している。例えば、図6のS_ID1では、1つのキーフレーズがあることが示されている。ここで、発音問題DBにおけるキーフレーズは、発音問題の作成時に発音問題の作成者によって適宜に設定され得る。そして、リスニング問題と発音問題とで共通のキーフレーズがあるときには、優先度DBにおいてS_IDとL_IDとが関連付けられる。例えば、図4のリスニング答えDBと図6の発音問題DBとを比較すると、L_ID1とS_ID3とが共通するキーフレーズ”ride"を含んでいる。したがって、優先度DBにおいて、S_ID3とL_ID1とが関連付けられる。
通信装置15は、ネットワーク30等の外部の通信ネットワークと通信するための回路を含む。
端末20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、ストレージ24と、入力装置25と、表示装置26と、スピーカ27と、通信装置28とを有している。これらの各々は、システムバス29を介して互いに接続されている。端末20は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末、スマートフォン等の電子機器であってよい。また、端末20は、通信機能を備えた電子辞書等であってもよい。
CPU21は、端末20の各種動作を制御するプロセッサである。ROM22は、端末20の起動プログラム等を記録している。RAM23は、CPU21等のための主記憶装置である。ストレージ24には、CPU21で用いられる端末制御プログラム等の各種プログラム、パラメータ等が記憶されている。CPU21は、入力装置25からの入力信号や通信装置28による受信信号に応じて各種プログラムを実行することで端末20の動作を制御する。各種プログラムは、不図示のウェブサーバからネットワーク30、通信装置28を介してストレージ24にダウンロードされてもよい。通信装置28は、ネットワーク30等の外部の通信ネットワークと通信するための回路を含む。
入力装置25は、キーボード、マウス、タッチパネル等を含む。また、入力装置25は、マイクロホン等の音声入力装置を含む。入力装置25を介したユーザ操作に応じて、そのユーザ操作の内容を示す信号がシステムバス29を介してCPU21に入力される。
表示装置26は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等である。表示装置26は、端末20に一体的に設けられていてもよいし、端末20とは別に設けられていてもよい。表示装置26には、各種の画像が表示される。
スピーカ27は、音声を出力する出力装置である。
次に、システム1の動作を説明する。図7は、リスニングトレーニングの実施時の動作を示すフローチャートである。図7の処理は、端末20からサーバ10に対してリスニングトレーニングの実施の要求がされたときに開始される。
ステップS101において、プロセッサ11は、ストレージ14に記憶されているリスニングトレーニングプログラムを起動する。
ステップS102において、プロセッサ11は、ユーザに対してリスニングテストを実施する。例えば、プロセッサ11は、リスニング問題DBから質問文の音声データと対応する選択肢の音声データとを抽出する。質問文は、完全にランダムに抽出されてもよいし、ユーザによって指定された属性値の中でランダムに抽出されてもよいし、ユーザによって指定されてもよい。そして、プロセッサ11は、抽出した質問文の音声データと選択肢の音声データとを端末20に送信する。端末20のCPU21は、受信した質問文の音声データに基づいてスピーカ27から質問文の音声を発する。続いて、CPU21は、受信した選択肢の音声データに基づいてスピーカ27から選択肢の音声を順次に発する。ユーザは、質問文を聞いて回答の選択肢を例えば入力装置25を操作して選択する。回答が選択されると、CPU21は、選択された回答をサーバ10に送信する。プロセッサ11は、選択された回答とリスニング答えDBに記憶されている答えとを照合してユーザの回答に対する正誤を判定する。そして、プロセッサ11は、正誤の判定結果を端末20に返す。これを受けて、CPU21は、正誤の結果を例えば表示装置26に表示する。
ステップS103において、プロセッサ11は、テスト結果がOKであったかNGであったかをL_IDと関連付けて例えばRAM13に記憶する。
ステップS104において、プロセッサ11は、リスニングテストを終了するか否かを判定する。例えば、予め設定された問題数のリスニングテストが完了した場合にリスニングテストを終了すると判定される。または、端末20からサーバ10に対してリスニングテストの終了が指示された場合にリスニングテストを終了すると判定される。ステップS104において、リスニングテストを終了すると判定されていないときには、処理はステップS102に戻る。この場合、リスニングテストが継続される。ステップS104において、リスニングテストを終了すると判定されたときには、処理はステップS105に移行する。
ステップS105において、プロセッサ11は、RAM13に記憶されているテスト結果に基づいて属性値DBを更新する。すなわち、プロセッサ11は、テストが実施されたL_IDのステータスを”OK”又は”NG”に更新する。その後、プロセッサ11は、図7の処理を終了させる。
図8は、発音トレーニングの実施時の動作を示すフローチャートである。図8の処理は、端末20からサーバ10に対して発音トレーニングの実施の要求がされたときに開始される。
ステップS201において、プロセッサ11は、ストレージ14に記憶されている発音トレーニングプログラムを起動する。
ステップS202において、プロセッサ11は、リスニングテストの結果に基づいて優先度DBを更新する。その後、優先度DBの更新の後、処理はステップS203に移行する。以下、優先度DBの更新処理を説明する。図9は、優先度DBの更新処理を示すフローチャートである。
ステップS301において、プロセッサ11は、属性値DBを参照して属性値が”1”、すなわち対応するリスニング問題が音声を正確に聞き取れているか否かを確認する問題であることを示すL_IDを抽出する。このような処理が行われる理由は、音声が正確に聞き取ることができる能力は、この音声を正確に発音できる能力と相関があるとの考えに基づいている。つまり、実施形態では、発音の練習によってリスニング能力の向上が図られる。図2では、例えばL_ID1、2、3が抽出される。
ステップS302において、プロセッサ11は、優先度DBを参照して、抽出されたL_IDと関連付けられているS_IDを1つ抽出する。例えば、図5のL_ID1からはS_ID3が抽出される。
ステップS303において、プロセッサ11は、属性値DBを参照して、抽出されたS_IDと対応するL_IDのステータスが”未実施”であるか否かを判定する。ステップS303において、対応するL_IDのステータスが”未実施”であると判定されていないときには、処理はステップS304に移行する。ステップS303において、対応するL_IDのステータスが”未実施”であると判定されたときには、処理はステップS307に移行する。
ステップS304において、プロセッサ11は、属性値DBを参照して、抽出されたS_IDと対応するL_IDのステータスが”OK”であるか否かを判定する。ステップS304において、対応するL_IDのステータスが”OK”であると判定されていないとき、すなわち”NG”であると判定されたときには、処理はステップS305に移行する。ステップS304において、対応するL_IDのステータスが”OK”であると判定されたときには、処理はステップS307に移行する。
ステップS305において、プロセッサ11は、優先度DBを参照して、抽出されたS_IDにおける点数が閾値、例えば100点未満であるか否かを判定する。ここで、点数が”未実施”であるときには、点数が閾値未満であると判定される。ステップS305において、抽出されたS_IDにおける点数が閾値未満であると判定されたときには、処理はステップS306に移行する。ステップS305において、抽出されたS_IDにおける点数が閾値未満であると判定されていないときには、処理はステップS307に移行する。ここで、ステップS305の判定における閾値は、100点に限るものではなく、任意に設定されてよい。
ステップS306において、プロセッサ11は、抽出されたS_IDにおける優先度に”高”を登録する。その後、処理はステップS308に移行する。すなわち、実施形態では、リスニングテストの結果がNGであって、かつ、発音テストの結果も悪い又は発音テストが未実施のときには、対応するS_IDの優先度が”高”になる。例えば、図5に示すように、S_ID3の優先度は”高”になる。
ステップS307において、プロセッサ11は、抽出されたS_IDにおける優先度に”低”を登録する。その後、処理はステップS308に移行する。すなわち、実施形態では、リスニングテストの結果がOK或いは未実施である又は発音テストの結果が良いときには、対応するS_IDの優先度が”低”になる。
ステップS308において、プロセッサ11は、優先度DBの更新処理を終了するか否かを判定する。すべての属性値が1であるL_IDと関連付けられているS_IDについてステップS303-S307の処理が完了したときに、優先度DBの更新処理を終了すると判定される。ステップS308において、優先度DBの更新処理を終了すると判定されていないときには、処理はステップS302に戻る。この場合、プロセッサ11は、別のS_IDを抽出して同様の処理を実施する。ステップS308において、優先度DBの更新処理を終了すると判定されたときには、プロセッサ11は、図9の処理を修了させる。
ここで、図8の説明に戻る。優先度DBの更新処理の後のステップS203において、プロセッサ11は、発音テストのモードが”おすすめモード”であるか否かを判定する。発音テストのモードは、例えば端末20の表示装置26に表示されるモード選択画面においてユーザによって選択され得る。例えば、発音テストのモードは、”ランダムモード”、”母音モード”、”子音モード”、”おすすめモード”を含む。ランダムモードは、問題がランダムに出題されるモードである。母音モードは、母音のトレーニングになる発音の問題が出題されるモードである。子音モードは、子音のトレーニングになる発音の問題が出題されるモードである。おすすめモードは、ユーザが苦手と考えられる発音の問題が出題されるモードである。ユーザが苦手と考えられる発音の問題は、リスニングテストの結果が悪い、すなわち優先度が”高”の問題である。図10は、モード選択画面の例を示す図である。図10に示すように、モード選択画面には、それぞれのモードに対応したランダムボタン261、母音ボタン262、子音ボタン263、おすすめボタン264が表示される。ユーザが何れかのボタンを選択すると、選択されたモードの説明文265が表示される。さらに、説明文265には練習ボタン266が表示される。ユーザが練習ボタン266を選択したときに対応するモードが選択されたと判定される。すなわち、ステップS203では、ユーザがおすすめボタン264を選択し、かつ、練習ボタン266を選択したときに、発音テストのモードが”おすすめモード”であると判定される。ステップS203において、発音テストのモードが”おすすめモード”であると判定されていないときには、処理はステップS204に移行する。ステップS203において、発音テストのモードが”おすすめモード”であると判定されたときには、処理はステップS207に移行する。
ステップS204において、プロセッサ11は、”おすすめモード”以外のモードの発音テストを実施する。例えば、プロセッサ11は、発音問題DBからモードに応じたトレーニングテキストを抽出する。プロセッサ11は、抽出したトレーニングテキストのテキストデータを端末20に送信する。端末20のCPU21は、受信したテキストデータに基づいて表示装置26に問題の単語又は文章を表示する。ユーザは、入力装置25のマイクを用いて単語又は文章を発音する。音声が入力されると、CPU21は、入力された音声に基づく音声データをサーバ10に送信する。プロセッサ11は、端末20から受信した音声データと発音問題DBに記憶されている問題に対応した単語又は文章の音声データとを比較し、比較結果に応じて点数を算出する。そして、プロセッサ11は、算出した点数を端末20に返す。これを受けて、CPU21は、点数を例えば表示装置26に表示する。
ステップS205において、プロセッサ11は、テスト結果としての点数をS_IDと関連付けて例えばRAM13に記憶する。
ステップS206において、プロセッサ11は、発音テストを終了するか否かを判定する。例えば、予め設定された問題数の発音テストが完了した場合に発音テストを終了すると判定される。または、端末20からサーバ10に対して発音テストの終了が指示された場合又はモードの変更が指示された場合に発音テストを終了すると判定される。ステップS206において、発音テストを終了すると判定されていないときには、処理はステップS204に戻る。この場合、発音テストが継続される。ステップS206において、発音テストを終了すると判定されたときには、処理はステップS212に移行する。
ステップS207において、プロセッサ11は、優先度DBを参照して、優先度が”高”のS_IDを抽出する。ステップS207では、優先度DBに登録されているすべての優先度が”高”のS_IDが抽出されてもよいし、一部のS_IDが抽出されてもよい。一部のS_IDが抽出される場合、例えば発音テストの点数が”未実施”のもの、低いものが優先的に抽出されてよい。また、優先度が3値以上の値を有するときには、より優先度が高いものが優先的に抽出されてもよい。
ステップS208において、プロセッサ11は、発音問題DBを参照して、抽出したS_IDのトレーニングテキストを抽出する。そして、プロセッサ11は、抽出したトレーニングテキストのテキストデータを端末20に送信する。端末20のCPU21は、受信したテキストデータに基づいて表示装置26に問題の単語又は文章を表示する。図11は、おすすめモードのときの発音問題の表示例を示す図である。図11に示すように、発音問題の表示画面には、モード選択のためのモード選択ボタン267が表示される。また、発音問題の表示画面には、優先度が”高”であるS_IDのトレーニングテキストである単語又は文章が表示される。例えば、図11では、S_ID1のトレーニングテキストである”water"、S_ID3のトレーニングテキストである”ride"、S_ID101のトレーニングテキストである"He is getting out of the room."が表示されている。また、それぞれの単語又は文章の近傍にはチェックボタン268が表示される。チェックボタン268が選択されたとき、対応する単語又は文章に対する発音テストが実施される。
ステップS209において、プロセッサ11は、発音テストを実施する。すなわち、ユーザは、入力装置25のマイクを用いて単語又は文章を発音する。音声が入力されると、CPU21は、入力された音声に基づく音声データをサーバ10に送信する。プロセッサ11は、端末20から受信した音声データと発音問題DBに記憶されている問題に対応した単語又は文章の音声データとを比較し、比較結果に応じて点数を算出する。そして、プロセッサ11は、算出した点数を端末20に返す。これを受けて、CPU21は、点数を例えば表示装置26に表示する。
ステップS210において、プロセッサ11は、テスト結果としての点数をS_IDと関連付けて例えばRAM13に記憶する。
ステップS211において、プロセッサ11は、発音テストを終了するか否かを判定する。例えば、予め設定された問題数の発音テストが完了した場合に発音テストを終了すると判定される。または、端末20からサーバ10に対して発音テストの終了が指示された場合又はモードの変更が指示された場合に発音テストを終了すると判定される。ステップS211において、発音テストを終了すると判定されていないときには、処理はステップS209に戻る。この場合、発音テストが継続される。ステップS211において、発音テストを終了すると判定されたときには、処理はステップS212に移行する。
ステップS212において、プロセッサ11は、発音テストの結果に基づいて優先度DBを更新する。その後、優先度DBの更新の後、プロセッサ11は、図8の処理を終了させる。以下、優先度DBの更新処理を説明する。図12は、優先度DBの更新処理を示すフローチャートである。
ステップS401において、プロセッサ11は、発音テストの結果を優先度DBに登録する。すなわち、プロセッサ11は、テストが実施されたS_IDの点数を更新する。
ステップS402において、プロセッサ11は、優先度DBを参照して、優先度が”高”のS_IDを抽出する。ステップS402では発音テストが実施されたS_IDのうちで優先度が”高”のS_IDが抽出されてよい。
ステップS403において、プロセッサ11は、抽出したS_IDの点数が閾値以上になったか否かを判定する。ステップS403の閾値は、ステップS305の閾値と同じであってよい。ステップS403において、抽出したS_IDの点数が閾値以上になったと判定されたときには、処理はステップS404に移行する。ステップS403において、抽出したS_IDの点数が閾値以上になったと判定されていないときには、処理はステップS405に移行する。
ステップS404において、プロセッサ11は、対応するS_IDの優先度を”高”から”低”に更新する。その後、処理はステップS405に移行する。すなわち、対応するS_IDの単語又は文章の発音能力が向上したことにより、対応するL_IDの単語又は文章のリスニング能力の向上も期待される。このため、対応するS_IDは、おすすめモードにおける抽出対象からは除外される。
ステップS405において、プロセッサ11は、優先度DBの更新処理を終了するか否かを判定する。すべての抽出したS_IDについてステップS403-S404の処理が完了したときに、優先度DBの更新処理を終了すると判定される。ステップS405において、優先度DBの更新処理を終了すると判定されていないときには、処理はステップS402に戻る。この場合、プロセッサ11は、別のS_IDを抽出して同様の処理を実施する。ステップS405において、優先度DBの更新処理を終了すると判定されたときには、プロセッサ11は、図12の処理を修了させる。
以上説明したように本実施形態によれば、リスニングトレーニングのためのリスニングテストの結果に基づいて発音トレーニングのための発音テストのトレーニングテキストが優先的に抽出される。発音能力とリスニング能力とには相関があると考えられることから、ユーザがリスニングを苦手とする単語又は文章を正しく発音させることにより、この単語又は文章に対するリスニング能力の向上が期待され得る。このように、実施形態では、リスニングテストの結果が効果的に発音テストに利用され得る。
また、実施形態では、ユーザが苦手としていたリスニングテストの問題に正答できた場合又はユーザがリスニングを苦手としていた単語又は文章を正しく発音できた場合には、対応する単語又は文章を含むトレーニングテキストは、抽出対象から除外される。これにより、リスニング能力の向上を目的としたおすすめモードにおいて不要なテストが実施されることが抑制され得る。
ここで、実施形態では、リスニングテストの結果に基づく優先度DBの更新処理が発音テストの実施の前にわれる。これに対し、リスニングテストの結果に基づく優先度DBの更新処理は、リスニングテストの終了時に行われてもよい。
また、実施形態では、リスニングテストの実施、発音テストの実施、及び各種のデータベースの登録は、トレーニングプログラム141に従ってサーバ10において行われる。これに対し、トレーニングプログラム141が電子辞書等の端末20に記憶されていれば、リスニングテストの実施及び発音テストの実施は、端末20において行われてもよい。この場合において、リスニングDB142及び発音DB143は、端末20のストレージ24に記憶されていてもよいし、サーバ10のストレージ14に記憶されていてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ユーザに対して実施されたリスニングテストの結果に基づいて単語又は前記単語を含む文章を発音問題のデータベースから抽出することと、
前記ユーザに対し、抽出された前記単語又は前記文章に基づく発音テストを実施することと、
をコンピュータに実行させるための発音トレーニングプログラム。
[2] 前記単語又は前記単語を含む文章を抽出することは、前記ユーザに対して実施されたリスニングテストにおいて誤答であった単語又は誤答であった前記単語を含む文章を優先的に抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む[1]に記載の発音トレーニングプログラム。
[3] 前記単語又は前記単語を含む文章を抽出することは、抽出された前記単語又は前記文章に基づく発音テストの結果、閾値以上の点数であった前記単語又は閾値以上の点数であった前記単語を含む文章を抽出の対象から除外することを前記コンピュータに実行させることを含む[1]に記載の発音トレーニングプログラム。
[4] 前記単語又は前記単語を含む文章を抽出することは、抽出された前記単語又は前記文章に基づく再度のリスニングテストの結果、正答であった単語又は正答であった前記単語を含む文章を抽出の対象から除外することを前記コンピュータに実行させることを含む[1]に記載の発音トレーニングプログラム。
[5] ユーザに対して実施されたリスニングテストの結果に基づいて単語又は前記単語を含む文章を発音問題のデータベースから抽出する抽出部と、
前記ユーザに対し、抽出された前記単語又は前記文章に基づく発音テストを実施するテスト部と、
を具備する端末装置。
[6] 前記端末装置は、電子辞書である[5]に記載の端末装置。
1 システム、10 サーバ、11 プロセッサ、12 ROM、13 RAM、14 ストレージ、15 通信装置、19 システムバス、20 端末、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 ストレージ、25 入力装置、26 表示装置、27 スピーカ、28 通信装置、29 システムバス、30 ネットワーク、141 トレーニングプログラム、142 リスニングデータベース(DB)、143 発音データベース(DB)。

Claims (9)

  1. 複数のリスニング問題それぞれに含まれる単語又は文章と複数の発音問題それぞれに含まれる単語又は文章との共通性を示す第1情報と、ユーザに対して実施されたリスニングテストによる前記複数のリスニング問題それぞれに対する前記ユーザの解答の正誤の結果を示す第2情報と、前記複数の発音問題それぞれに対する前記ユーザの点数を示す第3情報と、前記複数の発音問題における出題の優先度を示す第4情報と、を含むデータベースを参照し、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含む発音問題であって、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出する抽出処理と、
    前記ユーザに対し、前記抽出処理により抽出された発音問題に基づく発音テストを実施する発音テスト処理と、
    前記発音テスト処理による発音テストの結果に基づいて前記データベースに含まれる前記第3情報を更新するとともに、前記第3情報が示すユーザの点数が高いほど優先度が低くなるように前記第4情報を更新する更新処理と、
    前記更新処理により更新された前記データベースに基づいて、再び前記抽出処理および前記発音テスト処理を実行する再実行処理と、
    をコンピュータに実行させるための発音トレーニングプログラム。
  2. 前記抽出処理は、前記データベースを参照することにより、前記発音テストにおける前記ユーザの点数が閾値未満の発音問題であって、かつ、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含み、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む請求項1に記載の発音トレーニングプログラム。
  3. 前記データベースは、前記複数の発音問題それぞれについて前記ユーザに対する発音テストが未実施であるか否かを示す第5情報を更に含み、
    前記データベースを参照することにより、前記発音テストにおける前記ユーザの点数が閾値未満の発音問題または前記ユーザに対する発音テストが未実施である発音問題であって、かつ、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含み、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む請求項2に記載の発音トレーニングプログラム。
  4. 前記データベースは、前記複数のリスニング問題それぞれについて前記ユーザに対するリスニングテストが未実施であるか否かを示す第6情報を更に含み、
    前記データベースを参照することにより、前記ユーザに対するリスニングテストが未実施であるリスニング問題と共通する単語又は文章を含む発音問題を除外した前記複数の発音問題の中から、前記発音テストの対象となる発音問題を抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発音トレーニングプログラム。
  5. 前記データベースは、前記複数のリスニング問題それぞれが、音声を正確に聞き取れているか否かを確認する問題である第1属性のリスニング問題か、前記第1属性のリスニング問題とは異なる第2属性のリスニング問題かを示す第7情報を更に含み、
    前記データベースを参照することにより、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答した前記第1属性のリスニング問題と関連する発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発音トレーニングプログラム。
  6. 前記第7情報は、前記複数のリスニング問題それぞれが、前記第1属性のリスニング問題か、会話音声の中で重要なポイントを理解できているか否かを確認する問題である前記第2属性のリスニング問題か、長文音声の中で必要な内容を抽出して理解できているか否かを確認する問題であって、前記第1属性のリスニング問題及び前記第2属性のリスニング問題のいずれとも異なる第3属性のリスニング問題かを示す情報であることを含む請求項5に記載の発音トレーニングプログラム。
  7. ユーザが苦手と考えられる発音問題が出題される第1モードと、前記第1モードとは異なる第2モードであって、発音問題がランダムに出題されるランダムモード、母音のトレーニングになる発音問題が出題される母音モード、子音のトレーニングになる発音問題が出題される子音モード、のうちのいずれかのモードである第2モードとを選択可能であり、
    前記第1モードが選択された場合に、前記データベースを参照し、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と関連する発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出することを前記コンピュータに実行させることを含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発音トレーニングプログラム。
  8. 複数のリスニング問題それぞれに含まれる単語又は文章と複数の発音問題それぞれに含まれる単語又は文章との共通性を示す第1情報と、ユーザに対して実施されたリスニングテストによる前記複数のリスニング問題それぞれに対する前記ユーザの解答の正誤の結果を示す第2情報と、前記複数の発音問題それぞれに対する前記ユーザの点数を示す第3情報と、前記複数の発音問題における出題の優先度を示す第4情報と、を含むデータベースを参照し、前記リスニングテストにおいて前記ユーザが誤答したリスニング問題と共通する単語又は文章を含む発音問題であって、かつ、前記第4情報が示す優先度が所定値以上の発音問題を前記複数の発音問題の中から抽出する抽出部と、
    前記ユーザに対し、前記抽出部により抽出された発音問題に基づく発音テストを実施するテスト部と、
    前記テスト部による発音テストの結果に基づいて前記データベースに含まれる前記第3情報を更新するとともに、前記第3情報が示すユーザの点数が高いほど優先度が低くなるように前記第4情報を更新する更新部と、
    前記更新部により更新された前記データベースに基づいて、再び前記抽出および前記発音テストを実行する再実行部と、
    を具備する端末装置。
  9. 前記端末装置は、電子辞書である請求項8に記載の端末装置。
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