JP7504523B1 - 文章の発話演習を支援するためのプログラム、システム、及び方法 - Google Patents

文章の発話演習を支援するためのプログラム、システム、及び方法 Download PDF

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【課題】 文章の発話能力の向上を支援する。【解決手段】本発明の一実施形態に係る学習支援サーバ10は、通信ネットワークNWを介して通信可能に接続されている学習ユーザ端末30を操作する学習ユーザに対して学習支援サービスを提供する。当該学習支援サーバ10は、出題文章の学習ユーザによる発話音声に基づいて、当該出題文章が有する語句群に含まれる各語句の発話を評価すると共に、当該各語句の発話の評価に基づいて出題文章全体の発話を評価し、出題文章全体の発話の評価と、対象語句の発話の評価、又は、当該対象語句の発話の評価に基づいて更新される当該対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、出題文章に対する発話能力値を更新するから、対象語句に対する発話能力、及び、文章全体に対する発話能力の両方に基づく発話演習の支援が可能となる。【選択図】 図1

Description

本発明は、文章の発話演習を支援するためのプログラム、システム、及び方法に関するものである。
従来、文章の発話演習を支援するための様々な技術が提案されている。例えば、下記特許文献1は、仮想話者との対話を通じて外国語会話学習を行うための外国語学習システムを開示している。当該システムでは、学習者の発話音声情報に会話レベル算出アルゴリズムを適用することによって、学習者が発話する文章各々の発話音声情報に対する会話レベルの評価が行われる。こうしたシステムでは、仮想話者との自由な対話を通じて学習が行われるため、時間的、空間的な制限無しに効率的に外国語会話学習を行うことが可能となり得る。
特開2021-071723号公報
しかしながら、上述したような従来のシステムは、効率的な発話演習を支援し得るが、発話能力を向上させるための十分な仕組みが実現されているとは言えなかった。例えば、英語学習において、ライティング及びリーディングと比較して、リスニング及びスピーキングを苦手とする学習者が多いのは、英語を使用するシーンに合わせて、学習者自身が覚えている語彙を引き出すための手続的知識(procedural knowledge)が不足しているためであると言われている。したがって、例えば、こうした手続的知識の取得の支援は、発話能力の向上にとって重要であると考えられえる。
本発明の実施形態は、文章の発話能力の向上を支援することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、文章の発話演習を支援するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータに、第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行させる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、文章の発話演習を支援するためのシステムであって、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行する。
本発明の一実施形態に係る方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、文章の発話演習を支援するための方法であって、第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を備える。
本発明の様々な実施形態は、文章の発話能力の向上を支援する。
本発明の一実施形態に係る学習支援サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図。 学習ユーザ端末30の構成を概略的に示す構成図。 学習ユーザ情報テーブル1511が管理する情報を例示する図。 問題集情報テーブル1512が管理する情報を例示する図。 文章情報テーブル1513が管理する情報を例示する図。 文章内単語情報テーブル1514が管理する情報を例示する図。 単語情報テーブル1515が管理する情報を例示する図。 文章発話能力値管理テーブル1516が管理する情報を例示する図。 単語発話能力値管理テーブル1517が管理する情報を例示する図。 学習計画情報テーブル1518が管理する情報を例示する図。 学習トップ画面50を例示する図。 学習ボタン524の選択に応じて学習支援サーバ10が実行する処理を例示するフローチャート。 演習画面60を例示する図。 発話音声を録音中の録音制御ボタン66を例示する図。 演習の難易度が通常モードである場合の演習画面60を例示する図。 演習の難易度が難解モードである場合の演習画面60を例示する図。 発話音声の評価を受信した学習ユーザ端末30において出力される演習画面60の出題文章表示領域64を例示する図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。各図面において、同一の又は類似する構成要素に対しては同一の参照符号が付され得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る学習支援サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。学習支援サーバ10は、図示するように、インターネット等の通信ネットワークNWを介して学習ユーザ端末30と通信可能に接続されている。図1においては、1つの学習ユーザ端末30のみが図示されているが、学習支援サーバ10は、複数の学習ユーザ端末30と通信可能に接続され得る。学習支援サーバ10は、学習ユーザ端末30を操作する学習ユーザに対して、学習支援サービスを提供する。当該学習支援サービスは、文章の発話演習を支援するための機能を有する。学習支援サーバ10は、本発明のシステムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
まず、学習支援サーバ10のハードウェア構成について説明する。学習支援サーバ10は、一般的なコンピュータとして構成されており、図1に示すように、コンピュータプロセッサ11と、メインメモリ12と、入出力I/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
コンピュータプロセッサ11は、CPU、GPU又はFPGA等、またはそれらを含む回路により構成され、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
入出力I/F13は、操作者等との間で情報をやり取りするための各種の入出力装置を含む。入出力I/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、入出力I/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装され、通信ネットワークNW等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ15は、例えば、磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。例えば、ストレージ15は、図1に示すように、様々な情報を記憶する各種テーブル151を有する。また、例えば、ストレージ15は、本発明の一実施形態に係るサーバ側プログラム40を記憶する。当該プログラム40は、学習支援サーバ10を、学習支援サービスを提供するためのシステムの全部又は一部として機能させるためのプログラムである。サーバ側プログラム40の少なくとも一部は、後述する学習ユーザ端末側プログラム44を介して、学習ユーザ端末30側において実行されるように構成され得る。
本実施形態において、学習支援サーバ10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、学習支援サーバ10は、1又は複数のサーバ装置によって構成され得る。
このように構成された学習支援サーバ10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有し、学習ユーザ端末30にインストールされている学習ユーザ端末側プログラム44からの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等を学習ユーザ端末30に対して送信する。学習ユーザ端末30では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が出力される。
次に、学習ユーザ端末30のハードウェア構成について説明する。学習ユーザ端末30は、一般的なコンピュータとして構成されており、図2に示すように、コンピュータプロセッサ31と、メインメモリ32と、入出力I/F33と、通信I/F34と、ストレージ(記憶装置)35とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
コンピュータプロセッサ31は、CPU、GPU又はFPGA等、またはそれらを含む回路により構成され、ストレージ35等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ32に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ32は、例えば、DRAM等によって構成される。
入出力I/F33は、操作者等との間で情報をやり取りするための各種の入出力装置を含む。入出力I/F33は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、入出力I/F33は、ディスプレイ等の画像出力装置、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F34は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、通信ネットワークNW等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ35は、例えば、磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ35は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。ストレージ35が記憶するプログラムは、アプリケーションマーケット等からダウンロードされてインストールされ得る。また、ストレージ35は、上述した学習ユーザ端末側プログラム44を記憶する。当該プログラム44は、ウェブブラウザ、又は、その他のアプリケーション(例えば、学習支援サービス用のアプリケーション等)として構成され、上述したように、サーバ側プログラム40の少なくとも一部を実行するように構成され得る。
本実施形態において、学習ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータ等として構成され得る。
このように構成された学習ユーザ端末30を操作する学習ユーザは、ストレージ35にインストールされている学習ユーザ端末側プログラム44を介した学習支援サーバ10との通信を実行することによって、学習支援サーバ10が提供する学習支援サービスを利用することができる。
次に、このように構成された学習支援サーバ10が有する機能について説明する。学習支援サーバ10のコンピュータプロセッサ11は、図1に示すように、メインメモリ12に読み込まれたプログラム(例えば、サーバ側プログラム40の少なくとも一部)に含まれる命令を実行することによって、管理機能制御部112、及び、学習管理部114として機能するように構成されている。
管理機能制御部112は、学習支援サービスの管理機能の制御に関する様々な処理を実行するように構成されている。例えば、管理機能制御部112は、管理機能に関する様々な画面の画面データ及び制御データ等を学習ユーザ端末30に対して送信し、学習ユーザ端末30において出力される当該画面を介したユーザによる操作入力に応答して様々な処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ及び制御データ等を学習ユーザ端末30に対して送信する。管理機能制御部112によって制御される管理機能は、例えば、ログイン処理(ユーザ認証)、課金制御、及び、ユーザ情報の管理等を含む。
学習管理部114は、学習ユーザによって行われる学習の管理に関する様々な処理を実行するように構成されている。例えば、学習管理部114は、学習の管理に関する様々な画面の画面データ及び制御データ等を学習ユーザ端末30に対して送信し、学習ユーザ端末30において出力される当該画面を介したユーザによる操作入力に応答して様々な処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ及び制御データ等を学習ユーザ端末30に対して送信する。
本実施形態において、学習管理部114は、文章の発話演習の制御に関する様々な処理を実行するように構成されている。例えば、学習管理部114は、学習ユーザによる出題文章の発話音声(第1発話音声)を取得するように構成されている。例えば、学習管理部114は、学習ユーザ端末30が有するマイクロフォンを介して入力された発話音声データを、当該学習ユーザ端末30から受信する。
本実施形態において、出題文章(第1出題文章)は、複数の語句から成る語句群(第1語句群)を有し、当該語句群は、発話演習のメインターゲットである対象語句(第1対象語句)を含む。語句は、単語及び熟語の少なくとも一方を含む。また、語句群が、複数の対象語句を含んでいてもよい。
また、学習管理部114は、取得した発話音声に基づいて、出題文章が有する各語句の発話を評価するように構成されている。
また、学習管理部114は、各語句の発話の評価に基づいて、出題文章全体の発話を評価するように構成されている。
また、学習管理部114は、出題文章全体の発話の評価と、対象語句の発話の評価、又は、当該対象語句の発話の評価に基づいて更新された学習ユーザの当該対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、学習ユーザの当該出題文章に対する発話能力値を更新するように構成されている。つまり、出題文章に対する発話能力値は、当該出題文章全体の今回の発話の評価、並びに、対象語句の今回の発話の評価、若しくは、(当該評価に基づいて更新された)対象語句に対する発話能力値に基づいて更新される。発話能力値は、発話能力の程度を示すパラメータと言うこともでき、例えば、各種テーブル151に含まれるテーブルにおいて管理される。発話能力値は、過去から現在までの複数回の発話音声に基づく複数回の発話の評価に基づいて設定される。
このように、本実施形態における学習支援サーバ10は、出題文章の学習ユーザによる発話音声に基づいて、当該出題文章が有する語句群に含まれる各語句の発話を評価すると共に、当該各語句の発話の評価に基づいて出題文章全体の発話を評価し、出題文章全体の発話の評価と、対象語句の発話の評価、又は、当該対象語句の発話の評価に基づいて更新される当該対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、出題文章に対する発話能力値を更新するから、対象語句に対する発話能力、及び、文章全体に対する発話能力の両方に基づく発話演習の支援が可能となる。このように、学習支援サーバ10は、文章の発話能力の向上を支援する。
本実施形態において、学習管理部114は、同じ対象語句を含む他の語句群(第2語句群)を有する他の出題文章(第2出題文章)の学習ユーザによる他の発話音声(第2発話音声)を取得し、当該他の発話音声に基づいて各語句の発話を評価すると共に、当該各語句の発話の評価に基づいて出題文章全体の発話を評価し、対象語句の発話の評価に基づいて、当該対象語句に対する発話能力値を更新し、当該他の出題文章全体の発話の評価と、当該対象語句の発話の評価、又は、当該対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、当該学習ユーザの当該他の出題文章に対する発話能力値を更新するように構成され得る。つまり、本実施形態において、特定の対象語句が、複数の出題文章に含まれるようにすることができ、この場合、各出題文章の発話演習(発話音声の取得及び発話の評価、並びに、当該評価に基づく発話能力値の更新)を介して、当該特定の対象語句に対する発話能力値が繰り返し更新される。こうした構成は、複数の出題文章の発話演習を介した対象語句に対する発話能力値の効率的な更新を可能とする。
また、学習管理部114は、出題文章が有する語句群のうちの対象語句とは異なる一般語句の発話の評価に基づいて、当該一般語句に対する発話能力値を更新し、当該一般語句に対する発話能力値にさらに基づいて、出題文章に対する発話能力値を更新するように構成され得る。このように、出題文章が有する語句群は、発話演習のメインターゲットである1又は複数の対象語句に加えて、1又は複数の一般語句によって構成され得る。こうした構成は、一般語句に対する発話能力に基づく発話演習の支援を可能とする。
この場合、出題文章に対する発話能力値を更新する際に、一般語句に対する発話能力値よりも、対象語句に対する発話能力値の方が、出題文章に対する発話能力値への影響が大きいようにしてもよい。こうした構成は、対象語句に対する発話能力値が優先されるように、出題文章に対する発話能力値を更新することを可能とする。
また、学習管理部114は、他の対象語句(第2対象語句)及び同じ一般語句を含む他の語句群(第3語句群)を有する他の出題文章(第3出題文章)の学習ユーザによる他の発話音声(第3発話音声)を取得し、当該他の発話音声に基づいて各語句の発話を評価すると共に、当該各語句の発話の評価に基づいて出題文章全体の発話を評価し、当該他の対象語句の発話の評価に基づいて、当該他の対象語句に対する発話能力値を更新し、当該一般語句の発話の評価に基づいて、当該一般語句に対する発話能力値を更新し、当該他の出題文章全体の発話の評価と、当該他の対象語句の発話の評価、又は、当該他の対象語句に対する発話能力値と、当該一般語句の発話の評価、又は、当該一般語句に対する発話能力値と、に基づいて、当該学習ユーザの当該他の出題文章に対する発話能力値を更新するように構成され得る。つまり、本実施形態において、特定の一般語句が、複数の出題文章に含まれるようにすることができ、この場合、各出題文章の発話演習(発話音声の取得及び発話の評価、並びに、当該評価に基づく発話能力値の更新)を介して、当該特定の一般語句に対する発話能力値が繰り返し更新される。こうした構成は、複数の出題文章の発話演習を介した一般語句に対する発話能力値の効率的な更新を可能とする。
また、学習管理部114は、各語句のうち発話の評価が良好である良好評価語句の数が閾値以上であり、且つ、各対象語句の発話の評価が良好である場合に、出題文章全体の発話の評価を肯定的な第1評価とする一方、当該良好評価語句の数が閾値未満であり、又は、少なくとも1つの対象語句の発話の評価が良好でない場合に、出題文章全体の発話の評価を否定的な第2評価とするように構成される。こうした構成は、発話の評価が良好である語句の数、及び、対象語句の発話の評価に基づく出題文章全体の発話の評価を可能とする。
本実施形態において、学習ユーザによる発話に制限時間を設けるようにしてもよい。例えば、学習管理部114は、制限時間内に学習ユーザによって行われた発話音声を取得するように構成される。例えば、学習ユーザ端末30において、発話音声の入力を開始してからの経過時間が閾値に到達すると、発話音声の入力が自動的に終了する。この場合、制限時間が、出題文章の長さに応じて変化する(例えば、出題文章が有する語句数が多いほど長時間となる。)ようにしてもよい。こうした構成は、学習ユーザによる制限時間内での流暢な発話を促す。
本実施形態において、出題文章の発話音声を取得する前に、当該出題文章の発話を指示する指示情報が学習ユーザに対して提供されるようにしてもよい。例えば、学習管理部114は、当該指示情報を含むデータを学習ユーザ端末30に対して送信し、当該学習ユーザ端末30において出力される画面において、当該指示情報が表示される。この場合、当該指示情報は、対象語句が視認不可能な状態(例えば、空白)となっている出題文章を含むようにしてもよい。こうした構成は、学習ユーザが対象語句を自身の記憶から引き出しながら発話することを促進し、この結果、当該対象語句を引き出すための手続的知識の取得を支援する。
本実施形態において、発話演習の対象となる出題文章は、様々な種類の文章を含む。例えば、出題文章は、外国語の文章を含み、この場合、上記指示情報は、当該出題文章の自国語訳(例えば、日本語訳)を含むようにしてもよい。こうした構成は、学習ユーザが、自国語訳を見ながら外国語の出題文章を発話することを可能とする。なお、対象語句に対応する自国語訳の単語は太文字にしたり色を変更したりすることで強調表示してもよい。
本実施形態において、複数の文章(例えば、各種テーブル151に含まれるテーブルにおいて管理される。)の中から出題文章が選択されるようにしてもよい。この場合、出題文章を選択するためのルールは、様々なルールが適用され得る。例えば、学習管理部114は、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、これらの複数の文章の中から出題文章を選択する(例えば、発話能力が低い文章が優先して選択される。)ように構成される。また、例えば、学習管理部114は、対象語句に対する発話能力値に基づいて、これらの複数の文章の中から出題文章を選択する(例えば、発話能力が低い対象語句を有する文章が優先して選択される)ように構成される。また、例えば、学習管理部114は、予め定められた学習計画に従って、複数の文章の中から出題文章を選択するように構成される。
本実施形態において、複数の難易度の中から、発話演習の難易度が決定されるようにしてもよい。例えば、学習管理部114は、出題文章に対する発話能力値に基づいて、発話演習の難易度を決定する(例えば、発話能力が高いほど難度が高くなる。)ように構成される。また、例えば、学習管理部114は、出題文章に含まれる対象語句に対する発話能力値に基づいて、発話演習の難易度を決定する(例えば、発話能力が高いほど難度が高くなる。)ように構成される。
本実施形態において、出題文章の発話を指示する指示情報を学習ユーザに対して提供する態様が、発話演習の難易度に応じて変化するようにしてもよい。例えば、発話演習の難易度が第1の難易度である場合に、出題文章の模範音声を提供する一方、当該難易度が当該第1の難易度よりも難度が高い第2の難易度である場合に、当該模範音声を提供しないようにしてもよい。提供される模範音声は、学習ユーザ端末30において再生(出力)される。こうした構成は、発話演習の難易度に応じて、模範音声の提供の有無を制御することを可能とする。
また、例えば、発話演習の難易度が第1の難易度である場合に、学習ユーザによる指示に応じて、発話の制限時間の計時が開始される一方、当該難易度が当該第1の難易度よりも難度が高い第2の難易度である場合に、学習ユーザによる指示によらず自動的に(例えば、指示情報を提供してから所定時間が経過したタイミングで)、制限時間の計時が開始されるようにしてもよい。こうした構成は、発話演習の難易度に応じて、発話の制限時間の計時を開始するタイミングを制御することを可能とする。
また、学習管理部114は、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、これらの複数の文章全体に対する発話演習の進捗度を判定するように構成され得る。また、学習管理部114は、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、学習ユーザの総合的な発話能力値を判定するように構成され得る。こうした構成は、各文章に対する発話能力値に基づいて、発話演習の進捗度、及び、総合的な発話能力値を判定することを可能とする。
次に、このような機能を有する本実施形態の学習支援サーバ10の一態様としての具体例について説明する。まず、この例において、各種テーブル151に含まれる各テーブルが管理する情報について説明する。
図3は、この例において、学習ユーザ情報テーブル1511が管理する情報を例示する。この例における学習ユーザ情報テーブル1511は、学習ユーザに関する情報を管理し、図示するように、個別の学習ユーザを識別する「学習ユーザID」に対応付けて、氏名等を含む「基本情報」、利用可能な問題集に関する情報である「利用可能問題集情報」等の情報を管理する。利用可能問題集情報は、利用可能な複数の問題集の各々を識別する問題集IDを含む。
図4は、この例において、問題集情報テーブル1512が管理する情報を例示する。この例における問題集情報テーブル1512は、学習支援サービスにおいて提供される問題集に関する情報を管理し、図示するように、個別の問題集を識別する「問題集ID」に対応付けて、「名称」等の情報を管理する。
この例の学習支援サービスにおいて提供される問題集は、外国語の文章の発話(スピーキング)演習を目的とした問題集を含む。例えば、英語の文章の発話演習のための問題集には、問題としての複数の英文が含まれる。また、外国語の文章の発話演習の目的以外に自国語において発話により覚えたい文章(例えば、セールストーク等)の発話演習を目的とした問題集が含まれていてもよい。
図5は、この例において、文章情報テーブル1513が管理する情報を例示する。この例における文章情報テーブル1513は、発話演習の対象となる外国語の文章に関する情報を管理し、図示するように、個別の文章を識別する「文章ID」に対応付けて、この文章が含まれる問題集を識別する「問題集ID」、文章自体である「文章内容」、この外国語の文章の自国語訳である「自国語訳」等の情報を管理する。
図6は、この例において、文章内単語情報テーブル1514が管理する情報を例示する。この例における文章内単語情報テーブル1514は、発話演習の対象となる文章に含まれる単語(語句)に関する情報を管理し、図示するように、個別の文章を識別する「文章ID」、及び、その文章における語順(単語の順序)である「語順」の組合せに対応付けて、単語を識別する「単語ID」、その単語が発話演習のメインターゲットである対象単語(対象語句)であるか否かを示す「対象単語フラグ」等の情報を管理する。
図7は、この例において、単語情報テーブル1515が管理する情報を例示する。この例における単語情報テーブル1515は、単語に関する情報を管理し、図示するように、個別の単語を識別する「単語ID」に対応付けて、単語自体を示す「単語内容」等の情報を管理する。
図8は、この例において、文章発話能力値管理テーブル1516が管理する情報を例示する。この例における文章発話能力値管理テーブル1516は、学習ユーザの文章に対する発話能力値に関する情報を管理し、図示するように、個別の学習ユーザを識別する「学習ユーザID」及び個別の文章を識別する「文章ID」の組合せに対応付けて、「発話能力値」等の情報を管理する。この例において、発話能力値は、0~100ポイントまでの数値であり、その値が大きいほど発話能力が高いことを示す。
図9は、この例において、単語発話能力値管理テーブル1517が管理する情報を例示する。この例における単語発話能力値管理テーブル1517は、学習ユーザの単語に対する発話能力値に関する情報を管理し、図示するように、個別の学習ユーザを識別する「学習ユーザID」、個別の単語を識別する「単語ID」、及び、対象単語であるか否かを示す「対象単語フラグ」の組合せに対応付けて、「発話能力値」等の情報を管理する。このように、この例では、単語に対する発話能力値は、発話演習のメインターゲットである対象単語である場合の発話能力値と、対象単語でない一般単語(一般語句)である場合の発話能力値とが別々で管理される。
図10は、この例において、学習計画情報テーブル1518が管理する情報を例示する。この例における学習計画情報テーブル1518は、学習ユーザに対して設定される学習計画に関する情報を管理し、図示するように、個別の学習ユーザを識別する「学習ユーザID」及び個別の問題集を識別する「問題集ID」の組合せに対応付けて、「学習期間」等の情報を管理する。問題集は、対応する学習ユーザによって利用可能な複数の問題集の中から選択される。
この例において、学習計画は、各学習ユーザによって設定される。具体的には、学習ユーザ端末30において出力される図示しない画面を介して、問題集、及び、対応する学習期間(学習開始日及び学習終了日)の設定が行われる。
以上、この例において、各テーブルが管理する情報について説明した。次に、この例において、学習支援サーバ10が実行する処理、及び、学習ユーザ端末30において出力される画面等について説明する。
図11は、学習ユーザ端末30において出力される学習トップ画面50を例示する。当該画面50は、図示するように、対応する学習ユーザによって、その時点で利用可能な(学習期間に含まれる)問題集(学習計画情報テーブル1518を参照することによって特定される。)を一覧表示する問題集一覧表示領域52と、戻るボタン54とを有する。問題集一覧表示領域52には、各々が個別の問題集に対応する複数の個別表示領域521が上下方向に並べて配置される。
個別表示領域521は、図示するように、対応する問題集の画像及び名称を表示すると共に、当該問題集の学習(発話演習を含む。)の進捗を示す進捗インジケータ522と、学習ボタン524とを有する。この例において、発話演習の進捗は、問題集に含まれる複数の文章の各々に対する発話能力値(文章発話能力値管理テーブル1516において管理されている。)に基づいて算出され、例えば、各文章に対する発話能力値が大きいほど、進捗が進む。
学習ボタン524は、対応する問題集の学習を開始するためのオブジェクトである。図12は、外国語の文章の発話演習を目的とした問題集に対応する学習ボタン524の選択に応じて、学習支援サーバ10が実行する処理を例示するフローチャートである。学習支援サーバ10は、まず、図示するように、対応する問題集に含まれる複数の文章の中から出題文章を決定する(ステップS100)。例えば、対応する問題集に含まれる複数の文章の各々が、予め定められた順序に従って、出題文章として決定される。なお、出題文章を、他のルールで決定するようにしてもよい。例えば、出題文章の決定は、発話能力値に基づいて行われてもよい。例えば、発話能力値が閾値を超えていない文章が出題文章として決定されるようにしてもよい。
次に、学習支援サーバ10は、演習の難易度を決定する(ステップS110)。具体的には、演習の難易度は、出題文章に対する発話能力値に基づいて決定される。この例では、難易度は、容易モード、通常モード、及び、難解モードの3段階を有している。例えば、難易度は、学習ユーザの出題文章に対する発話能力値が第1閾値(例えば、20ポイント)未満である場合に、容易モードに決定され、当該発話能力値が第1閾値以上第2閾値(例えば、80ポイント)未満である場合に、通常モードに決定され、及び、当該発話能力値が第2閾値以上である場合に、難解モードに決定される。
続いて、学習支援サーバ10は、演習情報を学習ユーザ端末30に対して送信する(ステップS120)。具体的には、文章情報テーブル1513において管理されている文章内容、及び、自国語訳、並びに、決定された難易度を含む情報が、演習情報として送信される。
学習ユーザ端末30では、受信した演習情報に基づいて発話演習が行われる。図13は、演習情報を受信した学習ユーザ端末30において出力される演習画面60を例示する。演習画面60は、図示するように、出題文章の自国語訳(図13の例では、日本語訳)を表示する自国語訳表示領域62と、出題文章(図13の例では、英文)自体を表示する出題文章表示領域64と、マイクロフォンの図柄が付加された録音制御ボタン66とを有する。
図13に例示する演習画面60は、演習の難易度が容易モードである場合に対応しており、この場合、出題文章表示領域64において、出題文章全体が表示されると共に、出題文章が有する各単語のうち、2つの対象単語(図13の例では、「translate」及び「languages」)について、角括弧([])が付加されている。なお、文章に含まれる対象単語の数は、1つ、又は、3つ以上であってもよい。また、各文章に含まれる対象単語の数は、同一であってもよいし、相互に異なっていてもよい。
また、演習の難易度が容易モードである場合、学習ユーザ端末30において、演習画面60の出力後、出題文章の模範的な発話音声である模範音声が再生(出力)される。図13に例示するように、模範音声が出力されている間、演習画面60の録音制御ボタン66の下側には、「お手本を聞きましょう」というテキストが表示されている。当該テキストは、模範音声の再生が完了すると、「タップして話す」というテキストに変更される。模範音声の再生の完了後、学習ユーザによって録音制御ボタン66が選択されると、学習ユーザ端末30において録音(マイクロフォンを介した発話音声の入力)が開始される。学習ユーザは、再生された模範音声を参考にしつつ、出題文章表示領域64において表示されている出題文章全体を見ながら、出題文章の発話を行うことになる。
図14は、発話音声を録音中の録音制御ボタン66を例示する。図示するように、録音中の録音制御ボタン66は、その輪郭線の内側に、ドーナツ形状を有する残り時間インジケータ662が配置される。当該インジケータ662は、発話制限時間の残り時間を示す。
この例では、出題文章に含まれる単語数に応じて、発話制限時間が変化し、例えば、単語数が多くなるほど、制限時間が長くなる。制限時間の残り時間がなくなると、学習ユーザ端末30における録音が終了する。
図15は、演習の難易度が通常モードである場合の演習画面60を例示する。この状態の演習画面60では、図示するように、出題文章表示領域64において、出題文章が有する各単語のうち、対象単語を除く一般単語のみが表示され、対象単語は表示されず(空白となり)、当該対象単語の位置において角括弧が付加される。
また、演習の難易度が通常モードである場合、演習画面60の出力後、模範音声の再生は行われず、録音制御ボタン66の下側には、「タップして話す」というテキストが直ちに表示される。学習ユーザによって録音制御ボタン66が選択されると、学習ユーザ端末30において録音が開始される。学習ユーザは、出題文章表示領域64において表示されている、対象単語が空白となっている出題文章を見ながら、当該対象単語を記憶から引き出しつつ、出題文章の発話を行うことになる。
図16は、演習の難易度が難解モードである場合の演習画面60を例示する。この状態の演習画面60では、図示するように、出題文章表示領域64において、通常モードである場合と同様に、出題文章が有する各単語のうち、対象単語を除く一般単語のみが表示され、対象単語は表示されず、当該対象単語の位置において角括弧が付加される。
また、演習の難易度が難解モードである場合、演習画面60の出力後、模範音声の再生は行われず、録音制御ボタン66の下側には、「録音開始まで3秒」というテキストが表示される。難解モードでは、演習画面60の出力後、所定時間(具体的には3秒)が経過すると、学習ユーザ端末30において、自動的に録音が開始される(録音制御ボタン66が選択されても録音は開始されない。)。学習ユーザは、出題文章表示領域64において表示されている、対象単語の部分が空白となっている出題文章を見ながら、当該対象単語を記憶から引き出しつつ、出題文章の発話を行うことになる。
図12のフローチャートに戻り、演習情報を送信すると、次に、学習支援サーバ10は、学習ユーザ端末30において録音された学習ユーザの発話音声を当該学習ユーザ端末30から受信する(ステップS130)。
続いて、学習支援サーバ10は、受信した発話音声に基づいて、出題文章が有する各語句の発話を評価し、当該評価を学習ユーザ端末30に対して送信する(ステップS140)。各語句の発話の評価は、様々な手法を適用することができる。この例では、音声認識技術を介して、発話音声に対応する発話文章が取得され、当該発話文章と出題文章との比較を介して、出題文章が有する各単語の発話の評価(合格又は不合格)が行われる。なお、各単語の発話の評価の際に、リンキング(リエゾン)が考慮されるようにしてもよい。また、発話の評価が、内部的に3以上の複数段階の評価で行われていてもよい。複数段階の評価を行う際は、所定の段階以上の評価を合格、所定の段階未満の評価を不合格とする。
図17は、各語句の発話の評価を受信した学習ユーザ端末30において出力される演習画面60の出題文章表示領域64を例示する。この状態の出題文章表示領域64では、図示するように、出題文章に含まれる各単語のうち、発話の評価が不合格であった単語(図17の例では「languages」及び「English」)について、当該単語自体が強調表示されると共に、その下側に、対応する単語の発音記号が付加された発音記号オブジェクト641が配置される。
図12のフローチャートに戻り、続いて、学習支援サーバ10は、出題文章全体の発話を評価する(ステップS150)。出題文章全体の発話の評価は、全体発話評価値を算出することによって行われる。全体発話評価値は、この例では、以下の2つの条件のうち、両方を充足する場合に100ポイントとなり、少なくとも一方を充足しない場合に0ポイントとなる。

条件1:出題文章に含まれる各単語のうち、発話の評価が合格であった単語の数が、全ての単語の数の80%以上であること
条件2:全ての対象単語の発話の評価が合格であること

例えば、図17の例では、発話の評価が合格であった単語の数(13個)が、全ての単語の数(15個)の80%以上であるから、条件1を充足するが、対象単語の1つである「languages」の発話の評価が不合格であるから、条件2を充足しない。この結果、全体発話評価値は0ポイントとなる。なお、条件2に関して、出題文章において2以上の所定数の対象単語が連続する場合には、所定数の対象単語のうち、発話の評価が合格であった対象単語の数と不合格であった対象単語の数の差や比率が予め定めた所定の値を超えている場合は条件2を満たしたと判定してもよい。このとき、条件2を満たしたと判定するとともに、全ての対象単語の発話の評価を合格として取り扱い、不合格であった対象単語も合格であったとして発話能力値を更新してもよい。これにより、音声認識の認識精度不足による誤った採点があった場合でも合格である可能性が高い状況であれば合格とすることができる。
次に、学習支援サーバ10は、学習ユーザの単語に対する発話能力値を更新する(ステップS160)。具体的には、出題文章に含まれる各単語のうち、発話の評価が合格であった単語に対する発話能力値については10ポイントが加算され、発話の評価が不合格であった単語に対する発話能力値については5ポイントが減算される。単語に対する発話能力値は、上述したように、対象単語である場合と一般単語である場合とで別々に管理される。例えば、図17の例では、発話の評価が合格であった「asked」に対する一般単語としての発話能力値については10ポイントが加算され、同じく合格であった「translate」に対する対象単語としての発話能力値については10ポイントが加算され、発話の評価が不合格であった「languages」に対する対象単語としての発話能力値については5ポイントが減算され、及び、同じく不合格であった「English」に対する一般単語としての発話能力値については5ポイントが減算される。単語に対する発話能力値は、上述したように、単語発話能力値管理テーブル1517において管理される。
続いて、学習支援サーバ10は、学習ユーザの出題文章に対する発話能力値を更新する(ステップS170)。文章に対する発話能力値は、この例では、以下の計算式を用いて算出される。

文章発話能力値=(今回の全体発話評価値 + 文章に含まれる一般単語の発話能力値の平均値 + 文章に含まれる対象単語の発話能力値の平均値)/3

こうして算出された値が、更新後の文章発話能力値として設定される。文章に対する発話能力値は、上述したように、文章発話能力値管理テーブル1516において管理される。なお、一般単語及び対象単語の発話能力値に代えて、一般単語及び対象単語の今回の発話の評価を用いるようにしてもよい。
続いて、学習支援サーバ10は、更新後の出題文章に対する発話能力値が閾値を超えたかどうかを判定する(ステップS180)。そして、当該発話能力値が閾値を超えている場合には(ステップS180においてYES)、この文章に対する発話演習を終了する。発話演習の終了後は、同じ問題集の他の文章を出題文章として決定してもよいし、学習ユーザに出題文章を選択させてもよい。一方、更新後の出題文章に対する発話能力値が閾値を超えていない場合は(ステップS180においてNO)、ステップS110へと戻り、出題文章に対する発話能力値が閾値を超えるまで(又は、学習ユーザが終了を指示するまで)、ステップS110~S170の処理が繰り返される。
上述した例において、演習の難易度が容易モードである場合に、発話の制限時間を設けないようにしてもよい(この場合、例えば、学習ユーザによる録音制御ボタン66の選択に応じて録音が終了する。)。また、演習の難易度が難解モードである場合に、演習画面60の出題文章表示領域64において、出題文章が非表示となるようにしてもよい。
上述した例では、全体発話評価値は、出題文章に含まれる各単語の発話の評価に基づいて算出されるようにしたが、その他の基準を適用することもできる。例えば、発話音声における発話速度、及び、ポーズ頻度等に基づいて、発話の「流暢さ」を評価し、当該「流暢さ」に基づいて、全体発話評価値を算出するようにしてもよい。
上述した例において、出題文章を自動生成するようにしてもよい。例えば、1又は複数の対象単語を指定すると、これらの対象単語を含む文章が自動生成されるようにしてもよい。こうした文章の自動生成は、例えば、大規模言語モデルを用いて実現することができる。
上述した例において、複数の問題集に含まれる複数の文章に対する発話能力値に基づいて、学習ユーザの総合的な発話能力値を判定するようにしてもよい。こうした総合的な発話能力値は、例えば、学習トップ画面50等の画面において表示される。
以上説明した本実施形態に係る学習支援サーバ10は、出題文章の学習ユーザによる発話音声に基づいて、当該出題文章が有する語句群に含まれる各語句の発話を評価すると共に、当該各語句の発話の評価に基づいて出題文章全体の発話を評価し、出題文章全体の発話の評価と、対象語句の発話の評価、又は、当該対象語句の発話の評価に基づいて更新される当該対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、出題文章に対する発話能力値を更新するから、対象語句に対する発話能力、及び、文章全体に対する発話能力の両方に基づく発話演習の支援が可能となる。このように、学習支援サーバ10は、文章の発話能力の向上を支援する。
本発明の他の実施形態において、上述した実施形態における学習支援サーバ10が有する機能の一部又は全部は、学習支援サーバ10及び学習ユーザ端末30が協動することによって実現され、或いは、学習ユーザ端末30によって実現され得る。例えば、学習支援サーバ10の学習管理部114が有する機能の一部又は全部は、学習ユーザ端末30によって実現され、例えば、出題文章の決定、発話音声に基づく発話の評価、及び、発話能力値の更新についても、学習ユーザ端末30において行われるようにしてもよい。つまり、本発明のシステムは、学習支援サーバ10によって構成される他、学習支援サーバ10及び学習ユーザ端末30によって構成され、或いは、学習ユーザ端末30によって構成され得る。
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 学習支援サーバ
11 コンピュータプロセッサ
112 管理機能制御部
114 学習管理部
15 ストレージ
151 各種テーブル
1511 学習ユーザ情報テーブル
1512 問題集情報テーブル
1513 文章情報テーブル
1514 文章内単語情報テーブル
1515 単語情報テーブル
1516 文章発話能力値管理テーブル
1517 単語発話能力値管理テーブル
1518 学習計画情報テーブル
30 学習ユーザ端末
40 サーバ側プログラム
44 学習ユーザ端末側プログラム
50 学習トップ画面
60 演習画面
66 録音制御ボタン
662 残り時間インジケータ

Claims (18)

  1. 文章の発話演習を支援するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータに、
    前記発話演習のメインターゲットである第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、
    前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、
    前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、
    前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行させる、
    プログラム。
  2. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、
    前記第1対象語句を含む第2語句群を有する第2出題文章の前記学習ユーザによる第2発話音声を取得するステップと 、
    前記第2発話音声に基づいて、前記第2語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、
    前記第2語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第2発話音声に基づく前記第2出題文章全体の発話を評価するステップと 、
    前記第2発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて、前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値を更新するステップと、
    前記第2発話音声に基づく前記第2出題文章全体の発話の評価と、前記第2発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第2出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行させる、
    請求項1のプログラム。
  3. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、前記第1語句群のうちの前記第1対象語句とは異なる一般語句の前記第1発話音声に基づく発話の評価に基づいて、前記一般語句に対する発話能力値を更新するステップを実行させ、
    前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップは、前記第1発話音声に基づく前記一般語句の発話の評価、又は、前記一般語句に対する発話能力値にさらに基づいて、前記第1出題文章に対する発話能力値を更新する、
    請求項1のプログラム。
  4. 前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップは、前記一般語句に対する発話能力値よりも、前記第1対象語句に対する発話能力値の方が、前記第1出題文章に対する発話能力値への影響が大きい、
    請求項3のプログラム。
  5. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、
    前記発話演習のメインターゲットである第2対象語句及び前記一般語句を含む第3語句群を有する第3出題文章の前記学習ユーザによる第3発話音声を取得するステップと 、
    前記第3発話音声に基づいて、前記第3語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、
    前記第3語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第3発話音声に基づく前記第3出題文章全体の発話を評価するステップと 、
    前記第3発話音声に基づく前記第2対象語句の発話の評価に基づいて、前記学習ユーザの前記第2対象語句に対する発話能力値を更新するステップと、
    前記第3発話音声に基づく前記一般語句の発話の評価に基づいて、前記学習ユーザの前記一般語句に対する発話能力値を更新するステップと、
    前記第3発話音声に基づく前記第3出題文章全体の発話の評価と、前記第3発話音声に基づく前記第2対象語句の発話の評価、又は、前記第2対象語句に対する発話能力値と、前記第3発話音声に基づく前記一般語句の発話の評価、又は、前記一般語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第3出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行させる、
    請求項3のプログラム。
  6. 前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップは、前記第1語句群に含まれる各語句のうち発話の評価が良好である良好評価語句の数が閾値以上であり、且つ、前記第1対象語句の発話の評価が良好である場合に、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価を肯定的な第1評価とする一方、前記第1語句群に含まれる各語句のうち前記良好評価語句の数が前記閾値未満であり、又は、前記第1対象語句の発話の評価が良好でない場合に、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章の発話の評価を否定的な第2評価とする、
    請求項1のプログラム。
  7. 前記第1発話音声を取得するステップは、制限時間内に前記学習ユーザによって行われた前記第1発話音声を取得する、
    請求項1のプログラム。
  8. 前記制限時間は、前記第1出題文章の長さに応じて変化する、
    請求項のプログラム。
  9. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、前記第1発話音声を取得する前に、前記第1出題文章の発話を指示する指示情報を前記学習ユーザに対して提供するステップを実行させ、
    前記指示情報は、前記第1対象語句が視認不可能な状態となっている前記第1出題文章を含む、
    請求項1のプログラム。
  10. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、前記第1発話音声を取得する前に、前記第1出題文章の発話を指示する指示情報を前記学習ユーザに対して提供するステップを実行させ、
    前記第1出題文章は、外国語の文章であり、
    前記指示情報は、前記第1出題文章の自国語訳を含む、
    請求項1のプログラム。
  11. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、前記複数の文章の中から前記第1出題文章を選択するステップを実行させる、
    請求項1のプログラム。
  12. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、前記第1出題文章に対する発話能力値に基づいて、複数の難易度の中から、前記第1出題文章の発話演習の難易度を決定する、
    請求項1のプログラム。
  13. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、複数の難易度の中から前記第1出題文章の発話演習の難易度を決定するステップと、前記第1発話音声を取得する前に、前記第1出題文章の発話を指示する指示情報を前記学習ユーザに対して提供するステップと、を実行させ、
    前記指示情報を提供するステップは、前記難易度が第1の難易度である場合に、前記第1出題文章の模範音声を提供する一方、前記難易度が前記第1の難易度よりも難度が高い第2の難易度である場合に、前記第1出題文章の模範音声を提供しない、
    請求項1のプログラム。
  14. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、複数の難易度の中から前記第1出題文章の発話演習の難易度を決定するステップと、前記第1発話音声を取得する前に、前記第1出題文章の発話を指示する指示情報を前記学習ユーザに対して提供するステップと、を実行させ、
    前記第1発話音声を取得するステップは、制限時間内に前記学習ユーザによって行われた前記第1発話音声を取得し、
    前記制限時間の計時は、前記難易度が第1の難易度である場合に、前記学習ユーザによる指示に応じて開始される一方、前記難易度が前記第1の難易度よりも難度が高い第2の難易度である場合に、前記学習ユーザによる指示によらず自動的に開始される、
    請求項1のプログラム。
  15. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、前記複数の文章全体に対する発話演習の進捗度を判定するステップを実行させる、
    請求項1のプログラム。
  16. 前記1又は複数のコンピュータに、さらに、複数の文章の各々に対する発話能力値に基づいて、前記学習ユーザの総合的な発話能力値を判定するステップを実行させる、
    請求項1のプログラム。
  17. 1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、文章の発話演習を支援するためのシステムであって、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、
    前記発話演習のメインターゲットである第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、
    前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、
    前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、
    前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を実行する、
    システム。
  18. 1又は複数のコンピュータによって実行され、文章の発話演習を支援するための方法であって、
    前記発話演習のメインターゲットである第1対象語句を含む第1語句群を有する第1出題文章の学習ユーザによる第1発話音声を取得するステップと、
    前記第1発話音声に基づいて、前記第1語句群に含まれる各語句の発話を評価するステップと、
    前記第1語句群に含まれる各語句の発話の評価に基づいて、前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話を評価するステップと、
    前記第1発話音声に基づく前記第1出題文章全体の発話の評価と、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価、又は、前記第1発話音声に基づく前記第1対象語句の発話の評価に基づいて更新された前記学習ユーザの前記第1対象語句に対する発話能力値と、に基づいて、前記学習ユーザの前記第1出題文章に対する発話能力値を更新するステップと、を備える、
    方法。
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