JP7371568B2 - 建設機械の反力受け構造及び反力受け部材 - Google Patents
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Description
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
当該建設機械の反力受け構造(以下、単に「反力受け構造」ともいう)は、図1~図4に示すように、筒状のケーシング21を回転させながら地盤に圧入する回転圧入装置20に生じる回転反力を、回転圧入装置20に接続される反力バー30を介して受け止める反力受け構造である。
当該反力受け部材10は、回転圧入装置20に生じる回転反力を、この回転圧入装置20に接続される反力バー30を介して受け止め可能に構成される。図1~図4に示すように、当該反力受け部材10は、クローラユニット4におけるクローラフレーム5の外面5a又は内面5bに着脱可能に取り付けられる。なお、以下では、当該反力受け部材10がクローラフレーム5の外面5aに取り付けられる場合について説明するが、クローラフレーム5の内面5bに取り付けられる場合も同じである。
次に、図6を参照して、当該反力受け部材10のクローラフレーム5への取り付け手順の一例について説明する。図6に示すように、当該反力受け部材10は、例えば補助クレーン(不図示)から垂下された紐部材Xを一対の係止孔13bに係止して当該反力受け部材10を吊り上げ、この吊り上げ状態でピン14をフック7に引っ掛けた後、紐部材Xを下ろしていき、当接面11a、12aをクローラフレーム5の外面5aに当接した後に、紐状部Xと一対の係止孔13bとの係合を解除することでクローラフレーム5に取り付けられる。なお、紐部材Xによって当該反力受け部材10を吊り上げる場合、一対の係止孔13bの間に当該反力受け部材10の重心が位置することが好ましい。
当該建設機械の反力受け構造は、建設機械1のクローラフレーム5の外面5a及び内面5bの少なくともいずれか一方に着脱可能に取り付けられている反力受け部材10を備えており、この反力受け部材10が、クローラフレーム5に当接する当接面11a、12aと、この当接面11a、12aに対向し、反力バー30に押圧される反力受け面13aとを有しているので、回転圧入装置20に生じる回転反力に基づく反力バー30の揺動をクローラフレーム5の側面によって確実に受け止めることができる。当該建設機械の反力受け構造は、反力受け部材10が水平方向に配設されるピン14を有し、クローラフレーム5がピン14に係合可能なフック7を有するので、反力受け部材10をクローラフレーム5に対して容易に着脱することができる。当該建設機械の反力受け構造は、ピン14とフック7との係合により、クローラフレーム5に取り付けられた状態で反力受け部材10を安定的に保持することができるので、反力受け部材10を反力バー30のサイズに合わせて形成する必要がなく、反力受け部材10の設計が容易であり、かつ使用性に優れる。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 クローラユニット
5 クローラフレーム
5a 外面
5b 内面
6 クローラ
7 フック
10 反力受け部材
11、12 当接板
11a、12a 当接面
13 反力受け板
13a 反力受け面
13b 係止孔
14 ピン
15、16 接続板
17 側壁
18 浮き上がり防止用凸部
20 回転圧入装置
21 ケーシング
22 ベースフレーム
30 反力バー
31 基端部
32 先端部
32a 内側面
D フックの深さ
L 凸部とクローラフレームとの上下方向の間隔
X 紐部材
Claims (6)
- 筒状のケーシングを回転させながら地盤に圧入する回転圧入装置に生じる回転反力を、この回転圧入装置に接続される反力バーを介して受け止める建設機械の反力受け構造であって、
クローラフレーム及びこのクローラフレームに装着されるクローラを有し、車幅方向に離間して配置される一対のクローラユニットと、
上記クローラフレームの外面及び内面の少なくともいずれか一方に着脱可能に取り付けられている反力受け部材と
を備えており、
上記反力受け部材が、上記クローラフレームに当接する当接面と、この当接面に対向し、上記反力バーに押圧される反力受け面とを有しており、
上記反力受け部材及び上記クローラフレームの一方が、水平方向に配設されるピンを有し、上記反力受け部材及び上記クローラフレームの他方が、上記ピンに係合可能なフックを有する建設機械の反力受け構造。 - 上記反力受け部材が、上記クローラフレームに下方から係止可能な浮き上がり防止用凸部を有する請求項1に記載の建設機械の反力受け構造。
- 上記フックが、上記ピンに係合した状態で水平方向に振れ幅を有する請求項1又は請求項2に記載の建設機械の反力受け構造。
- 一対の上記反力受け部材が上記クローラフレームの外面及び内面に取り付けられており、
上記反力バーの先端部が、上記一対の反力受け部材を挟み込むよう2又に分かれている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の建設機械の反力受け構造。 - 筒状のケーシングを回転させながら地盤に圧入する回転圧入装置に生じる回転反力を、この回転圧入装置に接続される反力バーを介して受け止める反力受け部材であって、
クローラフレーム及びこのクローラフレームに装着されるクローラを有するクローラユニットにおける上記クローラフレームの外面又は内面に着脱可能に取り付けられ、
上記クローラフレームに当接する当接面と、
上記当接面に対向し、上記反力バーに押圧される反力受け面と、
上記クローラフレームに係合可能なピン又はフックと
を備える反力受け部材。 - 上記クローラフレームに下方から係止可能な浮き上がり防止用凸部をさらに備える請求項5に記載の反力受け部材。
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