JP7363537B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両用表示装置に関する。
表示装置では、箱状のケースに、表示を制御するための制御回路が実装された回路基板等が収納されている。
特許文献1には、回路基板上の電子部品から発生した熱をケースの外部に逃すため、回路基板上で電子部品を包囲し覆う金属製のシールドケースと、電子部品全体を覆い電子部品とシールドケースとに当接する熱伝導体層とが設けられ、当該シールドケースに設けられた放熱用の複数のフィンがケースに設けられた開口から突出するように配置されることが記載されている。
特開2017-151381号公報
近年、車両に搭載される表示装置である車両用表示装置の高性能化が進んでおり、車両用表示装置に搭載されたLSI等の電子部品における処理負荷が増大し、電子部品からの発熱量が大きくなっている。その結果、放熱用に設けられたフィン自体も高温になる傾向にある。
回路基板には車両本体側に接続されるケーブルが接続されており、当該ケーブルとフィンとが接触することでケーブルの温度がその耐熱温度を超えてしまう可能性がある。
本開示の一局面は、ケーブルとフィンとが接触しにくい車両用表示装置を提供する。
本開示の一態様は、車両用表示装置(1)であって、回路基板(4)と、放熱部材(8)と、基板側コネクタ(5)と、ケーブル(6)と、規制部材(23,24)と、を備える。放熱部材は、回路基板に設けられ、回路基板から生じる熱を発散するように構成される。基板側コネクタは、回路基板に設けられ、車両用表示装置を車両に搭載した状態において、放熱部材よりも上側に位置する。ケーブルは、基板側コネクタに接続する。規制部材は、ケーブルと放熱部材との接触を規制するように構成される。
このような構成によれば、ケーブルとフィンとが接触しにくい。
車両用表示装置の正面図である。 第1実施形態の車両用表示装置の背面図である。 第1実施形態の車両用表示装置の、図2に示すIII-III線における断面図である。 クランプ部を上から見た図である。 第2実施形態の車両用表示装置の背面図である。 第2実施形態の車両用表示装置の、図5に示すVI-VI線における断面図である。 第2実施形態の車両用表示装置の、図5に示すVII-VII線における断面図である。 第2実施形態の車両用表示装置の、図5に示すVIII-VIII線における断面図である。 第3実施形態の車両用表示装置の背面図である。 第3実施形態の車両用表示装置の、図9に示すX-X線における断面図である。 第3実施形態の車両用表示装置の、図9に示すXI-XI線における断面図である。 第3実施形態の車両用表示装置の、図9に示すXII-XII線における断面図である。 スリットの変形例を示す図である。
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す車両用表示装置1は、車両に搭載され、スピードメータ等の車両に関する情報の表示がなされる装置である。車両用表示装置1は、車両において例えば運転者と対向する位置に設置される。
車両用表示装置1は、図1~図3に示すように、ケース2と、表示板3と、回路基板4と、を備える。
ケース2は、表示板3及び回路基板4を収納する樹脂製の筐体である。図1に示すように、ケース2における、車両用表示装置1を車両に搭載した状態において運転者と対向する面を正面とした場合に、ケース2の正面の中央に開口20が形成されている。当該開口20を通じて表示板3の表示画面31が視認される。以下では、左右方向、上下方向、及び背面をいうときは、車両用表示装置1を車両に搭載した状態において、運転者から見た、左右方向、上下方向、及び背面をいうものとする。
表示板3は、スピードメータ等の車両に関する表示がなされる部分である。本実施形態では、表示板3はTFT液晶パネルである。
回路基板4は、表示板3の表示を制御するための制御回路が実装された基板である。回路基板4は、表示板3の背面側に表示板3に沿って設けられる。
回路基板4の背面には、図2及び図3に示すように、基板側コネクタ5と、ケーブル6と、電子部品7と、放熱部材8と、熱伝導部材9と、が設けられている。
ケーブル6は、車両用表示装置1と車両とを接続するワイヤハーネスである。ケーブル6は、具体的には、回路基板4と、車両に搭載された電源及びECU等とを電気的に接続する。ケーブル6は、その先端部にケーブル側コネクタ61を有する。ケーブル側コネクタ61は、回路基板4とケーブル6とを接続する端子のうち、ケーブル6側に設けられている端子である。一方、回路基板4とケーブル6とを接続する端子のうち、回路基板4側に設けられている端子が、基板側コネクタ5である。基板側コネクタ5は、放熱部材8よりも上側、具体的には放熱部材8の真上に位置している。ケーブル6は、ケーブル側コネクタ61が基板側コネクタ5に嵌合することによって回路基板4に電気的に接続される。
ケーブル側コネクタ61は、その上下に、ケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5に脱着する時につまんで保持される一対の保持部62を有する。保持部62は、具体的には、ケーブル側コネクタ61の上側の面及び下側の面に設けられている。ここでいう保持部62とは、ケーブル側コネクタ61において、ケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5に脱着する時に、指、工具等でつまんで保持するように設計されている部分をいう。本実施形態では、保持部62は、ケーブル側コネクタ61と基板側コネクタ5とが接続された状態で基板側コネクタ5にケーブル側コネクタ61を固定するロック機構である。基板側コネクタ5からケーブル側コネクタ61を取り外す時に、上下の保持部62を指で挟んで保持部62を押し込みながらケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5から引き抜く。上下の保持部62を指等で押し込むことによって、ケーブル側コネクタ61と基板側コネクタ5との固定状態が解除されて、基板側コネクタ5からケーブル側コネクタ61が取り外される。
電子部品7は、回路基板4に実装された熱を発しやすい電子部品である。本実施形態では、電子部品7はLSIである。
放熱部材8は、回路基板4から生じる熱、具体的には、電子部品7から生じる熱を発散するように構成された部材である。放熱部材8は、回路基板4上で電子部品7を覆うように設けられている。放熱部材8は、本実施形態では金属製である。
放熱部材8は、図2及び図3に示すように、基台部81と、複数のフィン82と、立設部83と、を有する。
基台部81は、放熱部材8においてフィン82を支持する部分である。基台部81は、回路基板4に略平行な板状の形状を有する。フィン82は、基台部81における回路基板4と反対側の面から回路基板4と離れる方向に向かって立設する板状の部分である。フィン82は、基台部81から略垂直に立設している。また、フィン82は、フィン82同士の隙間を通る空気が上下方向に沿って流れるように構成されている。具体的には、フィン82は、車両用表示装置1の背面側から見て上下方向に伸びる形状を有する。フィン82がこのような形状を有するのは、フィン82の下端部近傍の空気がフィン82と熱交換することにより温められてフィン82の上端部へ向かう自然対流を生じさせ、フィン82による放熱性を高めるためである。なお、フィン82の回路基板4から最も離れている先端は、図3に示すように、ケーブル6の根元よりも回路基板4から離れた位置にある。立設部83は、回路基板4から基台部81に向かって立設する部分である。立設部83は、車両用表示装置1の背面側から見て基台部81の全周にわたって設けられている。すなわち、電子部品7は、回路基板4上で立設部83によって囲まれている。
熱伝導部材9は、電子部品7と放熱部材8との間、具体的には、電子部品7と基台部81との間に設けられている。熱伝導部材9は、電子部品7及び基台部81のそれぞれと接触している。本実施形態では、熱伝導部材9は、電子部品7よりも一回り小さいシート状の形状を有する。電子部品7から発せられた熱は、熱伝導部材9を介して放熱部材8へと伝えられ、放熱部材8と空気との間で熱交換がなされる。
ケース2は、その背面2aに形成された、ケーブル用開口21と、放熱部材用開口22と、を有する。ケーブル用開口21は、ケース2内の回路基板4とケース2外の車両とをケーブル6が接続するための開口である。本実施形態では、ケーブル6が接続される基板側コネクタ5が、ケーブル用開口21を通じてケース2の外部に突出している。放熱部材用開口22は、放熱部材8が、ケース2の外部に突出するための開口である。
ケース2の背面2aにおいて、基板側コネクタ5と放熱部材8との間の位置には、ケース2から立設するクランプ部23が設けられている。クランプ部23は、具体的には、基板側コネクタ5の真下であって、放熱部材8の真上に設けられている。また、クランプ部23は、ケース2と一体的に形成されている。
クランプ部23は、図3に示すように、放熱部材8の回路基板4からの高さよりも高い位置でケーブル6を挟んで保持するように構成されている。
クランプ部23は、具体的には、図4に示すように、土台部231と、突起部232a,232bと、を有する。土台部231は、ケース2の背面2aから離れる方向に向かってケース2の背面2aから立設する部分である。突起部232a,232bは、ケース2の背面2aから離れる方向に向かって土台部231から伸びる一対の突起である。突起部232a,232bは、土台部231における左右方向の両端部に設けられている。突起部232a,232bは、ケーブル6を挟むように構成されている。具体的には、突起部232aと突起部232bとの間には、ケーブル6の太さと同程度の空間が形成されており、当該空間に、基板側コネクタ5から下に向かって伸びるケーブル6が挟まれる。
また、図3に示すように、土台部231の回路基板4からの高さh1は、放熱部材8の回路基板4からの高さh2よりも高い。土台部231の高さh1とは、土台部231の回路基板4から離れた側の端231aの高さである。また、放熱部材8の高さh2とは、放熱部材8における回路基板4から離れた側の端の高さであり、具体的には、フィン82の先端の高さである。基板側コネクタ5から下に向かって伸びるケーブル6は、土台部231の端231aに当たることにより、放熱部材8の回路基板4からの高さよりも高い位置で保持される。
[1-2.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
放熱部材8が放熱部材用開口22を通じてケース2の外部に露出しているため、放熱部材8よりも上側に設けられた基板側コネクタ5から伸びるケーブル6が放熱部材8に接触する可能性がある。
これに対し、第1実施形態では、基板側コネクタ5と放熱部材8との間の位置に、ケース2から立設して設けられ、ケーブル6を、放熱部材8の回路基板4からの高さよりも高い位置で挟んで保持するクランプ部23が設けられている。
このような構成によれば、ケーブル6が放熱部材8から離れた位置を通るため、放熱部材8に接触しにくい。
なお、第1実施形態では、クランプ部23が、ケーブル6と放熱部材8との接触を規制するように構成された規制部材に相当する。
[2.第2実施形態]
[2-1.構成]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号のものは、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第2実施形態では、図5~図8に示すように、ケース2が、放熱部材8を覆うカバー部24を備える。カバー部24は、ケース2と一体的に形成されている。カバー部24は、ケーブル用開口21が形成されている面、すなわち、ケース2の背面2aよりも、回路基板4から離れる方向に向けて突出して放熱部材8を覆う。カバー部24は、具体的には、放熱部材8の外形に沿って、その内部が直方体状の空間となるように設けられている。
カバー部24は、上面部24aと、下面部24bと、左側面部24cと、右側面部24dと、背面部24eと、を有する。上面部24a、下面部24b、左側面部24c、及び右側面部24dは、それぞれ、カバー部24の上側、下側、左側、及び右側の面を構成する部分である。背面部24eは、カバー部24の背面を構成する部分であり、カバー部24の上面部24a、下面部24b、左側面部24c、及び右側面部24dから延在して回路基板4に沿って設けられている。カバー部24の背面部24eは、図7に示すように、ケーブル6の根元よりも回路基板4から離れた位置にある。
カバー部24には、図5に示すように、複数のスリット241と、開口242と、が設けられている。
スリット241は、図5~図8に示すように、フィン82同士の隙間に沿って設けられている。具体的には、スリット241は、カバー部24の背面部24eにおけるフィン82同士の隙間と対応する位置に設けられている。スリット241は、上下方向に細長い形状を有する開口である。また、スリット241の幅はケーブル6の太さよりも狭く形成されている。
スリット241は、図7に示すように、上面部24aから背面部24eを通り下面部24bに至るまで形成されており、スリット241が伸びる方向と交差する方向、具体的には、左右方向に延在する梁243によって上下に分断されている。スリット241は、上面部24aにおいて、フィン82同士の隙間空間と対向する部分が開口となるように形成されている。また、スリット241は、下面部24bにおいて、フィン82同士の隙間空間と対向する部分が開口となるように形成されている。
ただし、後に詳述する開口242の下に設けられているスリット241は、背面部24eから下面部24bにかけて形成されており、上面部24aには形成されていない。
開口242は、カバー部24の上端部においてケーブル側コネクタ61に設けられた保持部62のうち下側の保持部62と対向する位置に設けられている。また、開口242は、カバー部24の上面部24aから背面部24eにかけて設けられている。開口242の上下方向の長さは、スリット241の上下方向の長さよりも短い。そして、開口242の左右方向における長さは、スリット241の左右方向における長さよりも長い。
[2-2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)第2実施形態では、ケース2の背面2aよりも、回路基板4から離れる方向に向けて突出して放熱部材8を覆うカバー部24を有するため、ケーブル6が放熱部材8に接触しにくい。
(2b)第2実施形態では、カバー部24に、放熱部材8のフィン82同士の隙間に沿ってスリット241が設けられている。
放熱部材8をすべてカバー部24によって覆ってしまうと、ケーブル6が放熱部材8に接触しにくくすることはできるものの、カバー部24内に空気がこもり、カバー部24を設けない場合と比較して放熱部材8による放熱性能が低下する。
これに対し、第2実施形態ではスリット241を設けているため、フィン82同士の隙間を通る空気が、スリット241を通じてカバー部24の外部と出入りしやすくなる。その結果、スリット241を設けない場合と比較して、放熱部材8による放熱性能が向上する。
特に、スリット241は、カバー部24の上面部24aから背面部24eを通り下面部24bにかけて設けられている。そのため、スリット241におけるケース2の下面部24b部分から入った空気がフィン82と熱交換することにより温められてスリット241におけるケース2の上面部24a部分へ向かう流れが形成され、その流れによってケース2の外部から空気が引き寄せられる。その結果、フィン82の隙間を通る空気の流量が増え、放熱部材8の放熱性能が一層向上する。
(2c)カバー部24の上端部において、下側の保持部62と対向する位置には、スリット241とは異なる開口242が設けられている。このような構成によれば、上下の保持部62を指等で挟んでケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5に脱着する時に、指等がカバー部24の上面部24aと干渉しにくい。そのため、ケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5に脱着しやすい。
(2d)スリット241の幅はケーブル6の太さよりも狭く形成されている。そのため、スリット241にケーブル6が入り込みにくい。
(2e)カバー部24には、スリット241が伸びる方向と交差する方向、具体的には、左右方向に延在する梁243が設けられている。そのため、梁243を設けない場合と比較して、スリット241を形成することによるカバー部24の強度の低下が抑制される。
なお、第2実施形態では、カバー部24が、ケーブル6と放熱部材8との接触を規制するように構成された規制部材に相当する。
[3.第3実施形態]
[3-1.構成]
第3実施形態は、基本的な構成は第2実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第2実施形態と同じ符号のものは、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第3実施形態では、図9~図12に示すように、カバー部24に、第2実施形態におけるスリット241の代わりに、上側通気口244と、下側通気口245と、が形成されている。カバー部24には第2実施形態と異なりスリット241が形成されていないため、フィン82同士の隙間はカバー部24によって覆われている。
上側通気口244は、カバー部24の上端部に位置する、フィン82同士の隙間を通る空気の出口である。上側通気口244は、カバー部24の上端部において、上面部24aから背面部24eにかけて設けられている。そして、上側通気口244は、上面部24aにおいて、フィン82同士の隙間空間と対向する部分が開口となるように形成されている。
また、下側通気口245は、カバー部24の下端部に位置する、フィン82同士の隙間を通る空気の入口である。下側通気口245は、カバー部24の下端部において、下面部24bから背面部24eにかけて設けられている。そして、下側通気口245は、下面部24bにおいて、フィン82同士の隙間空間と対向する部分が開口となるように形成されている。
上側通気口244における、上側通気口244上をケーブル6が通過する部分は、塞ぎ板246によって塞がれている。塞ぎ板246は、具体的には、ケーブル6の根元部分の真下に設けられている。
[3-2.効果]
(3a)第3実施形態では、第2実施形態と同様に、ケース2の背面2aよりも、回路基板4から離れる方向に向けて突出して放熱部材8を覆うカバー部24を有するため、ケーブル6が放熱部材8に接触しにくい。
(3b)第3実施形態では、カバー部24に、カバー部24の上端部に位置し、複数のフィン82同士の隙間を通る空気の出口となる上側通気口244と、カバー部24の下端部に位置し、複数のフィン82同士の隙間を通る空気の入口となる下側通気口245と、が形成されている。このような構成によれば、下側通気口245から入った空気が、フィン82の隙間を通りフィン82と熱交換することにより温められて上昇し、上側通気口244から放出される。そのため、カバー部24が、複数のフィン82同士の隙間を覆うように構成されていても、カバー部24の上端部及び下端部に通気口を設けない場合と比較して、放熱部材8による放熱性能が向上する。
(3c)第3実施形態では、上側通気口244における上側通気口244上をケーブル6が通過する部分が、塞ぎ板246によって塞がれている。このような構成によれば、上側通気口244から放出される、放熱部材8との熱交換によって高温となった空気が、ケーブル6に当たることが抑制される。特に、第3実施形態では、カバー部24が、複数のフィン82同士の隙間を覆うように構成されているため、第2実施形態のようなスリット241が設けられている場合と比較して、カバー部24の上端部から放出される空気の量が多くなる。そのため、塞ぎ板246を設けることによって、上側通気口244から放出される高温の空気がケーブル6に当たりにくくすることが好ましい。
なお、第3実施形態では、第2実施形態と同様に、カバー部24が、ケーブル6と放熱部材8との接触を規制するように構成された規制部材に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態では、基板側コネクタ5が、ケーブル用開口21を通じてケース2の外部に突出しているが、ケーブル用開口21をケーブル6が通っていてもよい。すなわち、基板側コネクタ5及びケーブル6のうち少なくとも一つがケーブル用開口21を通っている。
(4b)上記実施形態では、保持部62は、ケーブル側コネクタ61と基板側コネクタ5とが接続された状態で、ケーブル側コネクタ61に基板側コネクタ5を固定するロック機構である。しかし、保持部62は、ケーブル側コネクタ61を基板側コネクタ5に脱着する時に保持される部分であれば、このような構成に限定されない。
(4c)上記実施形態では電子部品7がLSIであるが、電子部品7はこれに限定されない。例えば、電子部品7は、LSI以外のIC、ダイオード等であってもよい。
(4d)上記実施形態では、フィン82が上下方向に伸びる形状を有するが、フィン82の形状はこれに限定されない。例えば、フィン82は左右方向に伸びる形状であってもよい。この場合には、フィン82同士の隙間を通る空気が左右方向に沿って流れることになる。
(4e)上記実施形態では、基板側コネクタ5が放熱部材8の真上に設けられている。ここでいう放熱部材8の真上とは、車両用表示装置1を車両に搭載した状態において基板側コネクタ5が放熱部材8よりも上側に位置し、かつ、基板側コネクタ5の左右方向の位置が、放熱部材8の左右方向の位置と少なくとも一部で重なることをいう。しかし、基板側コネクタ5が放熱部材8の上側に設けられていれば、基板側コネクタ5の左右方向の位置が、放熱部材8の左右方向の位置と重ならなくてもよい。
また、第1実施形態では、クランプ部23が、基板側コネクタ5の真下であって、放熱部材8の真上に設けられている。しかし、クランプ部23の位置は、基板側コネクタ5と放熱部材8との間の位置に設けられていれば、これに限定されない。なお、基板側コネクタ5の真下とは、上記で述べた「真上」の場合と同様に、車両用表示装置1を車両に搭載した状態においてクランプ部23が基板側コネクタ5よりも下側に位置し、かつ、クランプ部23の左右方向の位置が、基板側コネクタ5の左右方向の位置と少なくとも一部で重なることをいう。
(4f)第1実施形態では、クランプ部23が、土台部231と、突起部232a,232bと、を有する構成であるが、ケーブル6を、放熱部材8の回路基板4からの高さよりも高い位置で挟んで保持する部材であれば、クランプ部23の構成はこれに限定されない。例えば、クランプ部23は、ケーブル6を挟む方向に付勢された2つの突起部によってケーブル6を固定するものであってもよい。
(4g)第2実施形態及び第3実施形態では、カバー部24が、その内部が直方体状の空間となるように設けられているが、カバー部24の形状は、ケース2の背面2aよりも、回路基板4から離れる方向に向けて突出して放熱部材8を覆う形状であれば、これに限定されない。
(4h)スリット241の形状、配置及び個数等は、上記第2実施形態に示したものに限定されない。例えば、第2実施形態では、スリット241は、カバー部24の上面部24aから背面部24eを通り下面部24bにかけて設けられているが、スリット241は、カバー部24の背面部24eだけに設けられていてもよい。また、第2実施形態では、スリット241が1つの梁243によって上下に分断されているが、梁243が設けられていなくてもよく、複数の梁243が設けられていてもよい。また、隣り合うスリット241同士で上下方向における分断位置が異なっていてもよい。
(4i)第2実施形態では、スリット241の幅がケーブル6の太さよりも狭く形成されているが、スリット241の幅がケーブル6の太さよりも広く形成されていてもよい。例えば、ケース2における左右の端部等の、ケーブル6が当たりにくい場所に形成されているスリット241の幅のみがケーブル6の太さよりも広く形成されていてもよく、すべてのスリット241の幅がケーブル6の太さよりも広く形成されていてもよい。
(4j)第2実施形態では、スリット241が、フィン82同士の隙間のすべてに対応して設けられているが、一部の隙間にのみ対応して設けられてもよい。また、図13に示すように、隣り合うスリット241同士がつながった幅広のスリット241bが設けられていてもよい。なお、幅広のスリット241bは部分的に形成されていてもよく、すべてのスリット241が幅広のスリット241bとなっていてもよい。例えば、ケース2における左右の端部等の、ケーブル6が当たりにくい場所にあるスリット241のみが幅広のスリット241bとなっていてもよい。
(4k)開口242は、下側の保持部62と対向する位置に設けられていれば、その形状は上記第2実施形態に示したものに限定されない。例えば、開口242は、上面部24aだけに設けられていてもよい。また、開口242は指等が入る大きさであれば、開口242の左右方向における長さが、スリット241の左右方向における長さよりも短くてもよい。
(4l)第2実施形態では、カバー部24における基板側コネクタ5の真下の部分に開口242を設けているが、カバー部24における基板側コネクタ5の真下の部分が第3実施形態のように塞がれていてもよい。また、第2実施形態の構成において、第3実施形態の上側通気口244及び下側通気口245を設け、上側通気口244及び下側通気口245とスリット241とをつなげてもよい。
(4m)第3実施形態では、上側通気口244に塞ぎ板246が設けられているが、塞ぎ板246を設けなくてもよい。
(4n)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
1…車両用表示装置、2…ケース、4…回路基板、5…基板側コネククタ、6…ケーブル、7…電子部品、8…放熱部材、9…熱伝導部材、21…ケーブル用開口、22…放熱部材用開口、23…クランプ部、24…カバー部、61…ケーブル側コネクタ、62…保持部、241,241a,241b…スリット、242…開口、243…梁、244…上側通気口、245…下側通気口、246…塞ぎ板。

Claims (7)

  1. 車両用表示装置(1)であって、
    回路基板(4)と、
    前記回路基板に設けられ、前記回路基板から生じる熱を発散するように構成された放熱部材(8)と、
    前記回路基板に設けられ、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において、前記放熱部材よりも上側に位置する基板側コネクタ(5)と、
    前記基板側コネクタに接続するケーブル(6)と、
    前記ケーブルと前記放熱部材との接触を規制するように構成された規制部材(23,24)と、
    前記回路基板を収納するケース(2)と、
    を備え
    前記ケースは、
    前記基板側コネクタ及び前記ケーブルのうち少なくとも一つが通るケーブル用開口(21)と、
    前記ケーブル用開口が形成されている面よりも前記回路基板から離れる方向に向けて突出して前記放熱部材を覆う、前記規制部材としてのカバー部(24)と、を有し、
    前記放熱部材は、複数のフィン(82)を有し、
    前記カバー部には、前記複数のフィン同士の隙間に沿ってスリット(241,241a,241b)が形成されており、
    前記基板側コネクタは、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において、前記放熱部材の真上に設けられ、
    前記ケーブルは、先端部に、前記基板側コネクタに接続されるケーブル側コネクタ(61)を有し、
    前記ケーブル側コネクタは、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態における上下に、前記ケーブル側コネクタを前記基板側コネクタに脱着する時につまんで保持される保持部(62)を有し、
    前記カバー部の、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態における上端部において、前記保持部と対向する位置に、前記スリットとは異なる開口(242)が形成されている、車両用表示装置。
  2. 前記スリットの幅は前記ケーブルの太さよりも狭い、請求項に記載の車両用表示装置。
  3. 車両用表示装置(1)であって、
    回路基板(4)と、
    前記回路基板に設けられ、前記回路基板から生じる熱を発散するように構成された放熱部材(8)と、
    前記回路基板に設けられ、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において、前記放熱部材よりも上側に位置する基板側コネクタ(5)と、
    前記基板側コネクタに接続するケーブル(6)と、
    前記ケーブルと前記放熱部材との接触を規制するように構成された規制部材(23,24)と、
    前記回路基板を収納するケース(2)と、
    を備え
    前記ケースは、
    前記基板側コネクタ及び前記ケーブルのうち少なくとも一つが通るケーブル用開口(21)と、
    前記ケーブル用開口が形成されている面よりも前記回路基板から離れる方向に向けて突出して前記放熱部材を覆う、前記規制部材としてのカバー部(24)と、を有し、
    前記放熱部材は、複数のフィン(82)を有し、
    前記カバー部には、前記複数のフィン同士の隙間に沿ってスリット(241,241a,241b)が形成されており、
    前記スリットの幅は前記ケーブルの太さよりも狭い、車両用表示装置。
  4. 前記複数のフィンは、前記複数のフィン同士の隙間を通る空気が、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において上下方向に沿って流れるように構成され、
    前記カバー部は、
    前記車両用表示装置を車両に搭載した状態における前記放熱部材の上端部に沿って、前記放熱部材の前記上端部を覆う上面部(24a)と、
    前記車両用表示装置を車両に搭載した状態における前記放熱部材の下端部に沿って、前記放熱部材の前記下端部を覆う下面部(24b)と、
    前記上面部及び前記下面部から延在して設けられ、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態における前記放熱部材における前記複数のフィンの先端を覆う背面部(24e)と、を有し、
    前記スリットは、前記上面部から前記背面部を通り前記下面部にかけて設けられている、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記スリットは、前記スリットが伸びる方向と交差する方向に延在する梁によって上下に分断されている、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  6. 車両用表示装置(1)であって、
    回路基板(4)と、
    前記回路基板に設けられ、前記回路基板から生じる熱を発散するように構成された放熱部材(8)と、
    前記回路基板に設けられ、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において、前記放熱部材よりも上側に位置する基板側コネクタ(5)と、
    前記基板側コネクタに接続するケーブル(6)と、
    前記ケーブルと前記放熱部材との接触を規制するように構成された規制部材(23,24)と、
    前記回路基板を収納するケース(2)と、
    を備え
    前記ケースは、
    前記基板側コネクタ及び前記ケーブルのうち少なくとも一つが通るケーブル用開口(21)と、
    前記ケーブル用開口が形成されている面よりも前記回路基板から離れる方向に向けて突出して前記放熱部材を覆う、前記規制部材としてのカバー部(24)と、を有し、
    前記放熱部材は、複数のフィンを有し、
    前記放熱部材は、前記複数のフィン同士の隙間を通る空気が、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において上下方向に沿って流れるように構成され、
    前記カバー部は、前記複数のフィン同士の隙間を覆うように構成され、
    前記カバー部には、前記カバー部の上端部に位置し、前記複数のフィン同士の隙間を通る空気の出口となる上側通気口(244)と、前記カバー部の下端部に位置し、前記複数のフィン同士の隙間を通る空気の入口となる下側通気口(245)と、が形成されており、
    前記基板側コネクタは、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において前記放熱部材の真上に設けられ、
    前記上側通気口における、前記上側通気口上を前記ケーブルが通過する部分が塞がれている、車両用表示装置。
  7. 車両用表示装置(1)であって、
    回路基板(4)と、
    前記回路基板に設けられ、前記回路基板から生じる熱を発散するように構成された放熱部材(8)と、
    前記回路基板に設けられ、前記車両用表示装置を車両に搭載した状態において、前記放熱部材よりも上側に位置する基板側コネクタ(5)と、
    前記基板側コネクタに接続するケーブル(6)と、
    前記ケーブルと前記放熱部材との接触を規制するように構成された規制部材(23,24)と、
    前記回路基板を収納するケースと、
    を備え
    前記ケースは、
    前記基板側コネクタ及び前記ケーブルのうち少なくとも一つが通るケーブル用開口と、
    前記放熱部材が前記ケースの外部に突出するための放熱部材用開口(22)と、を有し、
    前記規制部材は、前記基板側コネクタと前記放熱部材との間の位置に、前記ケースから立設して設けられ、前記ケーブルを、前記放熱部材の前記回路基板からの高さよりも高い位置で挟んで保持する部材(23)である、車両用表示装置。
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