JP7362359B2 - 継手 - Google Patents
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Description
特許文献1には、建築物の床スラブを上下に貫通する排水管継手が記載されている。この構造において、排水立管が床スラブを貫通する部分に、貫通部分の全周を囲むように熱膨張性耐火材からなるパイプが内在されている。
特許文献2には、上胴部と下胴部からなる排水管継手が床スラブを貫通する構造が記載されている。この構造では、排水管継手の内部に火災の熱により膨張する熱膨張性材料からなる内装部材が設けられている。この内装部材の内周部には旋回ガイドと称される羽根部材が複数形成され、流下する排水の流速を減少させながら排水を旋回させることができる。
特許文献1に記載の構造では、排水を旋回流とするための旋回羽根が排水管継手の内部に設けられているので、熱膨張性耐火材のパイプの設置位置と旋回羽根の設置位置を高さ方向でずらす必要がある。旋回羽根の部分で管路を閉塞しようとすると、旋回羽根が邪魔となり、スムーズな管路の閉塞に支承を来すおそれがあるためである。
例えば、一般的なスラブの厚みは150~300mm程度で種々多彩であり、集合継手の設置環境によってはスラブの厚みが異なっているので、特許文献1に記載の構造を全ての設置環境に適用することが難しい問題があった。
「1」本形態に係る継手は、上部接続管と、この上部接続管に接続された中間管と、この中間管に接続された下部接続管と、を備える集合継手であって、前記中間管に熱膨張性耐火材料を含み、前記中間管の高さを150mm以下としたことを特徴とする。
火災時に火炎や煙によってスラブと貫通孔周りが加熱された場合、中間管に含まれる熱膨張性耐火材料が膨張し、上部接続管と下部接続管の接続部分を閉塞する。このため、下の階の火炎や煙が上の階に伝わることを防止でき、火災の延焼防止効果を発現する。
本実施形態の構造は、中間管に熱膨張性耐火材料を含む構造を採用するのみで実現できるので、別途新たな部材を配置するなどの必要は無く、低コストで容易に実施できる特徴を有する。
本実施形態の構造は、管どうしの接続部分の外周に熱膨張性耐火材料を含む耐火層を採用するのみで実現できるので、別途新たな部材を配置するなどの必要は無く、低コストで容易に実施できる特徴を有する。
本実施形態の構造は、管どうしの接続部分の外周に熱膨張性耐火材料を含む耐火層を採用するのみで実現できるので、別途新たな部材を配置するなどの必要は無く、低コストで容易に実施できる特徴を有する。
本実施形態に係る継手の耐火構造1は、建物排水用として用いられ、床スラブSに形成された貫通孔Hの部分に適用されている。
図1に示す実施形態では、床スラブSに形成されている貫通孔Hに対し、その上方に上の階の第1の縦管P1が設けられ、下方に下の階の第2の縦管P2が設けられている。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る継手の耐火構造1は、排水集合継手(継手)10を備えている。
本実施形態の排水集合継手10は、樹脂製継手構成部材である上部接続管11と下部接続管12と中間管15とから構成されている。
3つの横管接続部14のうちの2つが中心軸線Oを径方向に挟む位置に個々に配置されている。残りの横管接続部14は、中心軸線Oに直交する径方向のうち、前記2つの横管接続部14のそれぞれが延在する方向と、平面視で90°をなす方向に延在されている。
なお、横管接続部14の数量および延在方向は、このような態様に限られず、任意に変更することができる。図1に示すように、各横管接続部14の先端側には、横管(横枝管)P3が接続されている。
すなわち、熱膨張性黒鉛が1重量部未満であると、燃焼時に、十分な熱膨張性が得られず、所望の耐火性が得られないおそれがある。熱膨張性黒鉛が20重量部を超えると、加熱により熱膨張し過ぎたり、樹脂成分が不足するために、残渣が脆くなり、その形状を保持できずに残渣が貫通孔Hから脱落し、耐火性が低下してしまうおそれがある。
本発明においては、後述するように中間管15の高さ(スラブの厚さ方向における長さ)を一般的なスラブ厚さよりも小さな高さとしたため、熱膨張性黒鉛の含有量が比較的多く、例えば8重量部以上含有し残渣がもろい場合であっても、スラブ内に熱膨張後の残渣を保持し、脱落しにくくすることができる。
また、熱膨張性黒鉛の含有量が比較的多く、例えば8重量部以上含有する場合、中間管15の圧縮強度が低下し、JIS K 6741:2016で規定する偏平試験に基づいて測定される圧縮率が50%以下となる。ここで縦管P1や横管P3が熱伸縮したり、施工時の物理力が加わったりすると、排水集合継手10とモルタルMの上下面との接点に応力が集中する。そのため、圧縮強度の低い中間管15に応力が伝わると破損しやすい。しかしながら、中間管15の高さを150mm以下とし、言い換えると一般的なスラブ厚さよりも小さな高さとしたため、中間管15に応力が伝わりにくくなり、破損しにくくすることができる。
また、必要に応じて上記ポリ塩化ビニル系樹脂を塩素化してもよい。
表層および内層の厚みとしては、それぞれ0.3mm以上3.0mm以下であることが好ましく、0.6mm以上1.5mm以下が好ましい。被覆層の厚みが0.3mm以上であれば、管としての機械的強度を充分に確保でき、3.0mm以下であれば、耐火性の低下を抑制できる。
また、中間管15は、JIS K6741に記載の性能を満たすものであることが好ましい。
無機酸として、濃硫酸、硝酸、セレン酸等を用いることができる。強酸化剤として、濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等を用いることができる。
熱膨張性黒鉛の粒径は、特に限定されないが、例えば100~400μmの範囲、好ましくは120~350μmの範囲のものを使用することができる。
中間管15の高さが30mm以上150mm以下の範囲であるならば、一般的な床スラブ厚が150~300mmであり、いずれの厚さの床スラブに対し適用したとして、火災等による加熱時に熱膨張して管路を閉塞する目的を達成可能な高さとなる。また、この範囲の高さであれば、一般的な厚さの床スラブであれば、接合強度を確保でき、貫通孔H内に中間管15を収容できる高さとなる。
上記の通り中間管15の高さは150mm以下であるため中間管15内部の体積が小さい。そのため、中間管15の内径が縦管P1の内径未満である場合、縦管P1からの流下する排水により中間管15が閉塞しやすく、過剰正圧が発生しやすい。
一方、中間管15の内径が200mmより大きい場合、排水集合継手10が挿入される貫通孔Hの内径を大きくする必要があり、充填剤Mの充填がしにくく施工性が悪化する。
傾斜管部17の下端部における外径は、傾斜管部17の上端部の外径よりも小さくされている。
縦ブッシュ21は、嵌合部21aと、旋回羽根21bと、旋回羽根支持脚部21cと、を備えている。嵌合部21aは、縦ブッシュ21の上端部より小径で上部接続管11の縦管接続部13内に嵌合する筒状である。
なお、旋回羽根21bは建築物の規模や排水器具数に応じ高排水性能が要求される場合に適用されるので、高排水性能が要求されない建築物の場合は省略しても良い。
また、リップ部22aは、図2に示すように第1の縦管P1が挿入されていない状態では下端側に向かって徐々に小径となるように設けられている。リップ部22aは、上端側が第1の縦管P1の外径と略同径または少し大径とされ、下端側が第1の縦管P1の外径より小径となっている。リップ部22aの下端部には、径方向内側に突出する段部22bが形成されている。この段部22bには、第1の縦管P1の管端部が突き当たり、第1の縦管P1の熱伸縮を吸収するようになっている。
縦ブッシュ21~縦リング23は、予め組み立てて一体化したのち、縦ブッシュ21の嵌合部21aを上部接続管11の縦管接続部13に嵌合し、接着することができる。
横ブッシュ31の一端部が上部接続管11の横管接続部14に嵌合接着されるとともに、他端部が拡径されている。
また、縦ブッシュ21、縦リング23、及び横ブッシュ31、横リング33は、いずれもポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1~1.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物を射出成形して得られる。
上述のような排水集合継手10は、図1に示すように、多層階建築物の排水立管路の各階の横枝管合流部に用いられ、以下のように施工される。
すなわち、下部接続管12と中間管15と上部接続管11の嵌合接続部を含む部分を床スラブSの貫通孔Hに臨ませた状態で設置し、下側の階の第2の縦管P2(例えば、市販品である積水化学工業社製のエスロン(登録商標)耐火VPパイプが使用できる)を下部接続管12の下側管部18に嵌合させて接着する。この設置の際、下部接続管12の上端部と中間管15と上部接続管11の下端部が貫通孔Hの内側に収容される。
また、縦リング23を介して上側の階の第1の縦管P1の下端部を縦パッキン22に嵌合する。
そして、横リング33、横パッキン32を介して横管P3の端部を横ブッシュ31内に挿入して横管P3を接続する。
この構造であるならば、下の階で火災が発生し、貫通孔Hとその周囲部分が炎によって加熱されると、中間管15に含まれている熱膨張性黒鉛が膨張する。そして、膨張した中間管15が上部接続管11の下端部あるいは下部接続管12の上端部を閉塞状態とする。
このため、下の階から上の階への火炎や煙の流入を阻止し、延焼防止効果を発揮する。
このため、火災時に貫通孔Hを確実に閉塞でき、延焼防止効果を発現する。
図1に示す構造であれば、接続管部16の下端に周段部16aを設けているので、火災時に中間管15が膨張する場合、周段部16aが充填材Mに確実に引っ掛かる。このため、下部接続管12の溶け落ち落下を防止でき、中間管15の膨張により貫通孔Hを確実に閉塞でき、耐火性を確実に発現できる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る排水集合継手を耐火構造に適用した継手構造の一例を示す断面図である。
この実施形態では、第1実施形態に適用された中間管15と異なる構造の中間管50を設ける。この実施形態の中間管50は、先の中間管15と内外径、高さ、厚さ、形状等は同等であるが、熱膨張性黒鉛を含まない樹脂、例えば、ポリ塩化ビニル系樹脂からなる。
あるいは、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1~1.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物からなる。
即ち、全体が熱膨張性耐火材料を含む樹脂組成物からなる単層構造でもよいし、遮音層や吸音層などを含む複数の層からなる複層構造でもよい。複層構造の場合、いずれかの層が熱膨張性耐火材料を含む樹脂組成物から形成されていればよく、例えば、上部接続管11や下部接続管12の外周を覆う遮音層や吸音層の一部が、熱膨張性耐火材料を含む樹脂組成物によって形成されて耐火層として機能してもよい。あるいは、熱膨張性耐火材料を含む樹脂組成物からなる単層構造の耐火シートを巻き付けて複層構造とした耐火層であっても良い。これらの中でも、耐火シートを巻き付けた構造が施工現場での実施がし易く、望ましい。
なお、中間管50が熱膨張性黒鉛を含有しない場合には、熱膨張性黒鉛を含有するシート状の耐火材を中間管50の外面または中間管50を覆う遮音材の外面に巻きつけ、耐火材をスラブ貫通部に埋設するようにしてもよい。
即ち、耐火層51が30mm以上150mm以下の高さに形成されている。
その他の構造は先の第1実施形態の構造と同等であるので、その他の構造の説明は省略する。
火災時に加熱された耐火層51は、熱により軟化した上部接続管11の下端部9と接続管部16と中間管15を押し潰すように膨張して貫通孔Hを閉塞する。このため、下の階で発生した火災の火炎や煙を上の階に貫通孔Hを介し伝えることが無く、耐火性を発現できる。
図5に示す第1変形例では、上部接続管11の下端部9が差し口、下部接続管12の上端部(接続管部16)が受口となっている。上部接続管11の下端部9が下部接続管12の上端部内に嵌合されている。
図6に示す第2変形例では、上部接続管11の下端部9が受口、下部接続管12の上端部(接続管部16)が差し口となっている。下部接続管12の上端部が上部接続管11の下端部9内に嵌合されている。
これらの両変形例のいずれにおいても、上部接続管11と下部接続管12とが接続されている部分である接続部分の周囲(外周)に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層51が設けられている。なお前記接続部分は、上部接続管11と下部接続管12とが嵌合されている嵌合部分であるとも言える。耐火層51には、第2実施形態と同様の構成を採用することができる。例えば、耐火層51の高さは150mm以下である。
また、図5における上部接続管11の下端部9や、図6における下部接続管12の上端部(接続管部16)の内径も、中間管15の内径と同様に、縦管P1の内径よりも大きいことが好ましく、100mm以上200mm以下がより好ましく、110mm以上175mm以下がさらに好ましく、120mm以上150mm以下が最も好ましい。
さらに、図5における上部接続管11の下端部9や、図6における下部接続管12の接続管部16の外周に耐火層51が設置されている。そこで、下端部9や接続管部16の高さをスラブ厚以下とすることで、耐火層51を確実に貫通孔H内に設置できる。例えば、下端部9や接続管部16の高さは300mm以下であり、好ましくは150mm以下である。
これらの両変形例の場合、中間管50が不要となり、部品点数を少なくすることができる。
(1)上部接続管11、下部接続管12及び中間管50が互いに接続されていない部分、言い換えると、1つの管材によって形成されている部分
(2)上部接続管11と中間管50との接続部分、中間管50と下部接続管12との接続部分、及び、上部接続管11と下部接続管12との接続部分など、2つの管材が重なっている部分
遮音カバーとして、軟質塩化ビニルやブチルゴム、PP(ポリプロピレン)からなる厚さ0.8~2mm程度のシートを利用できる。または、これらのシートの内側に厚さ5~20mm程度のポリエステル繊維やウレタン発泡体やグラスウールを積層した積層構造の遮音カバーを採用することができる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10…排水集合継手、
11…上部接続管、
12…下部接続管、
13…縦管接続部、
15…中間管、
16…接続管部、
17…傾斜管部、
21b…旋回羽根、
50…中間管、
51…耐火層、
H…貫通孔、
M…遮音材(モルタル)、
S…床スラブ。
Claims (8)
- 上部接続管と、この上部接続管に接続された中間管と、この中間管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記中間管に熱膨張性耐火材料を含み、前記中間管の高さを150mm以下とし、
前記上部接続管の下端部と前記中間管と前記下部接続管の上端部が床スラブの貫通孔内に配置され、
前記下部接続管の上部側に前記中間管を接続する接続管部を形成し、前記下部接続管の下部側に下窄まり状の傾斜管部を形成するとともに、
前記接続管部全体と前記傾斜管部の上部を前記床スラブの貫通孔内に配置することを特徴とする継手。 - 上部接続管と、この上部接続管に接続された中間管と、この中間管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記中間管の周囲に相当する前記上部接続管の下端部外周と前記下部接続管の上端部外周に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層を設け、前記耐火層の高さを150mm以下とし、
前記上部接続管の下端部と前記中間管と前記下部接続管の上端部が床スラブの貫通孔内に配置され、
前記下部接続管の上部側に前記中間管を接続する接続管部を形成し、前記下部接続管の下部側に下窄まり状の傾斜管部を形成するとともに、
前記接続管部全体と前記傾斜管部の上部を前記床スラブの貫通孔内に配置することを特徴とする継手。 - 側面に横管接続部を備える上部接続管と、この上部接続管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記上部接続管と前記下部接続管とが接続されている部分の周囲に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層を設け、前記耐火層の高さを150mm以下とし、
前記上部接続管の下端部と前記下部接続管の上端部が床スラブの貫通孔内に配置され、
前記下部接続管の上部側に前記上部接続管を接続する接続管部を形成し、前記下部接続管の下部側に下窄まり状の傾斜管部を形成するとともに、
前記接続管部を前記床スラブの貫通孔内に配置し、
前記接続管部下端の外径を前記傾斜管部上端の外径より大きく形成し、前記接続管部の下端に段部を形成したことを特徴とする継手。 - 側面に横管接続部を備える上部接続管と、この上部接続管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記上部接続管の下端部と前記下部接続管の上端部が床スラブの貫通孔内に配置され、
前記下部接続管の上部側に前記上部接続管を接続する接続管部を形成し、前記下部接続管の下部側に下窄まり状の傾斜管部を形成するとともに、
前記接続管部を前記床スラブの貫通孔内に配置し、
前記接続管部下端の外径を前記傾斜管部上端の外径より大きく形成し、前記接続管部の下端に段部を形成し、
前記横管接続部の下端と前記接続管部の下端との間の外周に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層を設け、前記耐火層の高さを150mm以下としたことを特徴とする継手。 - 前記上部接続管は内部に堰止め板を備え、
前記耐火層は、前記堰止め板と前記段部の間の外周に配置されている請求項3または4に記載の継手。 - 上部接続管と、この上部接続管に接続された中間管と、この中間管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記中間管に熱膨張性耐火材料を含み、前記中間管の高さを150mm以下とし、
前記上部接続管の内部側であって前記中間管より上方に旋回羽根を設けたことを特徴とする継手。 - 上部接続管と、この上部接続管に接続された中間管と、この中間管に接続された下部接続管と、を備える継手であって、
前記中間管の周囲に相当する前記上部接続管の下端部外周と前記下部接続管の上端部外周に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層を設け、前記耐火層の高さを150mm以下とし、
前記上部接続管の内部側であって前記中間管より上方に旋回羽根を設けたことを特徴とする継手。 - 前記上部接続管の下端部と前記中間管と前記下部接続管の上端部が床スラブの貫通孔内に配置され、
前記下部接続管の上部側に前記中間管を接続する接続管部を形成し、前記下部接続管の下部側に下窄まり状の傾斜管部を形成するとともに、
前記接続管部を前記床スラブの貫通孔内に配置し、
前記接続管部下端の外径を前記傾斜管部上端の外径より大きく形成し、前記接続管部の下端に段部を形成したことを特徴とする請求項6または7に記載の継手。
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