JP7359069B2 - 乗物用内装材 - Google Patents

乗物用内装材 Download PDF

Info

Publication number
JP7359069B2
JP7359069B2 JP2020068788A JP2020068788A JP7359069B2 JP 7359069 B2 JP7359069 B2 JP 7359069B2 JP 2020068788 A JP2020068788 A JP 2020068788A JP 2020068788 A JP2020068788 A JP 2020068788A JP 7359069 B2 JP7359069 B2 JP 7359069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle interior
covering
attachment
overlapping
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020068788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021165082A (ja
Inventor
将之 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2020068788A priority Critical patent/JP7359069B2/ja
Publication of JP2021165082A publication Critical patent/JP2021165082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7359069B2 publication Critical patent/JP7359069B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、乗物用内装材に関する。
従来、乗物用内装材として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の乗物用内装材(内装材)は、ドアトリムと、一部がドアトリムの外縁から例えば上方に延び出した形で配されたガーニッシュと、を備えるものとなっている。
特開平11-129754号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内装材では、ガーニッシュの形状によっては乗員がガーニッシュの上側部分(ドアトリムの外縁から延び出した部分)を車室外側から掴む場合がある。その場合、車室内外方向に力が加わってガーニッシュが変形したり破損したりする虞がある。また、乗物用内装材において、乗員から視認される部分は好適な意匠性を有することが望まれる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、剛性を向上することができる乗物用内装材を提供することを目的の一つとする。また、意匠性を向上することができる乗物用内装材を提供することをさらなる目的の一つとする。
本発明は、ボデーパネルの乗物室内側に取り付けられる乗物用内装材であって、前記ボデーパネルに重畳する重畳部と、前記重畳部の端部から延在し前記ボデーパネルに重畳しない非重畳部と、を有するボード部材と、前記ボード部材の乗物室外側に配され、少なくとも前記非重畳部を覆う被覆部を備えた被覆部材と、を備え、前記被覆部材は、前記ボデーパネルに取り付けられる第1取付部と、前記重畳部に取り付けられる第2取付部と、を備え、前記第2取付部は、前記第1取付部に対し、前記被覆部とは反対側に配されていることに特徴を有する。
このような乗物用内装材によると、被覆部によって非重畳部を覆うことで、非重畳部が乗物室外側から視認されることによる意匠性の低下を防ぐことができる。また、例えば乗員が非重畳部の端部や被覆部を掴んで乗物室内側の方向に力を加えた場合には、第2取付部が第1取付部を支点として乗物室外側の方向に変位しようとするが、第2取付部が重畳部に取り付けられているため、その変位が規制される。これにより、非重畳部が乗物室内側(又は乗物室外側)の方向へ撓んでしまうことを抑制することができる。
上記構成において、前記第2取付部は、前記第1取付部と前記被覆部とを通る直線上からずれた位置に配されていることとすることができる。このような乗物用内装材によると、仮に被覆部が第1取付部によってボデーパネルに対し比較的強固に取り付けられていた場合であったとしても、非重畳部の端部や被覆部に加わる力が第2取付部に伝わりやすくなる。これにより、第2取付部が取り付けられた重畳部によって非重畳部や被覆部の撓みを抑制しやすくなる。
上記構成において、前記ボデーパネルは、貫通形成されたサービスホールを備え、前記第2取付部は、前記サービスホールの乗物室内側に配されていることとすることができる。 例えば、被覆部材が、第1取付部に対し、被覆部とは反対側に配され、ボデーパネルに当接する当接部を備える場合、非重畳部の端部や被覆部に対し乗物室内側の方向に力が加わったとしても、当接部の乗物室外側の方向への変位がボデーパネルによって規制され、非重畳部の乗物室内側への撓みを抑制し得ることが考えられる。ところが、ボデーパネルにサービスホールが設けられている場合、サービスホール付近ではこのような当接部によって乗物室外側から被覆部の変位を規制し、非重畳部の撓みを抑制することが難しい。しかしながら、上記のような乗物用内装材によると、上記当接部が不要となり、ボデーパネルのサービスホール付近であっても、そのサービスホールの内側に設けられた第2取付部が重畳部に取り付けられることで、被覆部および非重畳部の撓みを抑制することができる。
上記構成において、前記第1取付部から前記第2取付部までの距離は、前記第1取付部から前記被覆部までの距離よりも長いこととすることができる。このような乗物用内装材によると、第1取付部から第2取付部までの距離が、第1取付部から被覆部までの距離よりも短い場合に比して、非重畳部の端部や被覆部が第1取付部から乗物室内外方向に変位する変位量を小さくすることができる。これにより、非重畳部の端部や被覆部に力が加わった場合における乗物室内外方向への撓みを抑制することができる。
当該乗物用内装材は、ドアトリムとされ、前記重畳部は、前記ドアトリムの乗物室前側に配されたインストルメントパネルに隣接する加飾部を備え、前記加飾部は、前記非重畳部に対し乗物室内側に膨出する形とされ、前記第2取付部は、前記加飾部に取り付けられていることとすることができる。このような乗物用内装材によると、加飾部によってインストルメントパネルに対し一体的な意匠を有するドアトリムを提供することができる。また、第2取付部は、非重畳部よりも乗物室内側に膨出する形の加飾部に取り付けられているので、第1取付部から第2取付部までの距離を、第1取付部から被覆部までの距離よりも長くしやすい。その場合、非重畳部の端部や被覆部に力が加わった場合における乗物室内外方向への撓みを抑制しやすくなる。
本発明によれば、剛性を向上することができる乗物用内装材を提供することが可能となる。また、意匠性を向上することができる乗物用内装材を提供することが可能となる。
実施形態に係るドアトリムを車室内側から視た図 ボデーパネルとドアトリムの分解斜視図 被覆部材を前上方から視た斜視図 ドアトリムにおいて被覆部材付近を車室外側から視た拡大図 ドアトリムにおいて被覆部材付近の断面図(図4のV-V線断面)
<実施形態>
本発明の実施形態を図1から図5によって説明する。本実施形態では、図2に示すように、自動車(乗物)のドアの板金をなすドアパネル(ボデーパネル)2と、ドアパネル2の車室内側に取り付けられるドアトリム(乗物用内装材)1とを説明する。尚、矢印方向FRを前方、矢印方向RRを後方、矢印方向Uを上方、矢印方向Dを下方、矢印方向INを車室内側(乗物室内側)、矢印方向OUTを車室外側(乗物室外側)として各図を説明する。
図2に示すように、ドアパネル2は、大部分をなす本体部20と、本体部20の上側において枠状をなす枠部21と、を備える。本体部20の前上側には、作業者が手指を挿入するための開口であるサービスホール22と、貫通形成された孔部23,24と、が設けられている。ドアパネル2とドアトリム1との間には、ウィンドウガラスを上下方向に可動させるウィンドウ装置(不図示)が設けられている。枠部21の開口21Aは、ウィンドウガラスが上方に移動すると閉塞され、ウィンドウガラスが下方に移動すると開放される。
ドアトリム1は、ボード部材3と、ボード部材3の車室外側に配される被覆部材5と、を備える。ボード部材3は、ドアパネル2の本体部20と同程度の大きさの板状をなすボード本体10と、ボード本体10の車室内側に取り付けられるスイッチベース30、及び加飾部40と、を備える。スイッチベース30は、ウィンドウ装置を駆動させるスイッチ等が取り付けられる土台とされる。図1及び図2に示すように、加飾部40は、車室内側から視た場合に三角形状をなすとともに、ボード本体10から車室内側(後述する非重畳部15に対し車室内側)に膨出した形をなしている。
図1に示すように、ドアトリム1の車室前側には、インストルメントパネル6と、インストルメントパネル6の上側から後上方に延在する柱状のピラーガーニッシュ7と、が配されている。インストルメントパネル6は、上下方向における中央よりもやや上側の部分が後方に膨出した形をなしている。加飾部40は、インストルメントパネル6に隣接するとともに、インストルメントパネル6の後側の形に倣う形で凹状に窪んだ窪部41を備える。ドアパネル2(図2参照)にドアトリム1が取り付けられた場合は、加飾部40の上側部分であって窪部41付近の車室外側に、ドアパネル2のサービスホール22が位置する。
ボード本体10は、板状をなすロアボード12と、前後方向を長手とする長板状をなし、ロアボード12の上側に配されたアッパーボード11と、を備える。アッパーボード11において、前後方向における中央部分のやや上側には、ドアインサイドハンドルが取り付けられるドアインサイドハンドル用取付部13が設けられている。図2に示すように、アッパーボード11は、三角形状の開口をなす三角開口部11Aを備え、当該三角開口部11Aの開口縁に、スイッチベース30と加飾部40とが取り付けられている。図4に示すように、アッパーボード11の前端部11Fの車室外側には、ドアパネル2の本体部20に設けられた孔部24(図2参照)に対しクリップで取り付けられた取付部16が設けられている。
図1及び図2に示すように、ボード部材3は、ドアパネル2にドアトリム1が取り付けられた場合に、ドアパネル2に重畳する部分である重畳部14と、ドアパネル2に重畳しない部分である非重畳部15と、を有する。重畳部14は、ボード本体10の大部分、スイッチベース30、及び加飾部40とされる。非重畳部15は、アッパーボード11の一部分であり、重畳部14の上側の端部(アッパーボード11においてドアパネル2に重畳する部分の上側の端部)11Uに沿って車室前後方向に延在した部分とされ、前方に向かうほど上方に張り出す形をなしている。非重畳部15は、ドアトリム1において前上端をなす部分であるともいえ、ピラーガーニッシュ7に隣接している。尚、非重畳部15は、特にウィンドウガラスが下方に移動したときに、乗員が手指で把持する可能性が考えられる。
ボード部材3の車室外側には、アッパーボード11の一部を車室外側から覆う被覆部材5が配されている。図3に示すように、被覆部材5は、前後方向に長手状をなす長手部51と、長手部51の前端51Fから前下方向に延在する前下側部56と、長手部51及び前下側部56の上側に配され、前方に向かうほど上方に延在する延在部(被覆部)52と、を備える。前下側部56は、長手部51及び延在部52よりも車室内側に突出した突出部53と、突出部53において車室外側に位置する部分である基端部53Aよりも車室外側に窪んだ凹部51Aと、を備える。また、図3から図5に示すように、被覆部材5は、凹部51Aに設けられ、ドアパネル2の本体部20の孔部23(図2参照)に対しクリップ61で取り付けられるパネル側取付部54(以下、第1取付部と呼ぶ)と、ボード部材3に対しビス62等で取り付けられた複数のボード側取付部55と、を備える。
延在部52は、その外形がアッパーボード11の非重畳部15に倣う形とされ、非重畳部15を車室外側から覆う部分とされる。延在部52の上端部52U(以下、被覆端部と呼ぶ)は、非重畳部15の上端部15Uの裏面側(車室外側の面側)に当接した部分とされ、非重畳部15の上端部15Uに沿って、車室前方に向かうほど上方に曲がった形をなしている。被覆端部52Uにおいて、最も前上方に位置する部分であって角状をなす部分は、被覆角部52U1とされる。
突出部53の最も車室内側の部分には、複数のボード側取付部55のうちの一つである第2取付部55Aが設けられている。図5に示すように、第2取付部55Aは、加飾部40において車室外側に立設したボス42に対しビス62によって締結されている。第2取付部55Aは、第1取付部54に対し、被覆端部52Uとは反対側に配されている。また、第1取付部54から第2取付部55Aまでの距離L2は、第1取付部54から被覆端部52Uまでの距離L1よりも長い。具体的には、第1取付部54は、被覆端部52Uよりも下方、及び車室内側に配されている。第2取付部55Aは、第1取付部54よりも下方であって、車室後方及び車室内側となる位置に配されている。尚、図4に示すように、第2取付部55Aは、第1取付部54と被覆端部52Uとを通る直線上からずれた位置に配されている。具体的には、第1取付部54と被覆端部52Uの被覆角部52U1とを通る直線をL0とすると、第2取付部55Aは、直線L0上に配されておらず、直線L0よりも後方に位置している。第1取付部54は、被覆端部52Uと第2取付部55Aとを通る直線上に配されていないと言うこともできる。また、図1に示すように、第2取付部55Aは、サービスホール22の車室内側に配されている。
続いて、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、ドアパネル2の車室内側に取り付けられる乗物用内装材1であって、ドアパネル2に重畳する重畳部14と、重畳部14の端部11Uから延在しドアパネル2に重畳しない非重畳部15と、を有するボード部材3と、ボード部材3の車室外側に配され、少なくとも非重畳部15を覆う被覆部52を備えた被覆部材5と、を備え、被覆部材5は、ドアパネル2に取り付けられる第1取付部54と、重畳部14に取り付けられる第2取付部55Aと、を備え、第2取付部55Aは、第1取付部54に対し、被覆部52とは反対側に配されている乗物用内装材1について示した。
このような乗物用内装材1によると、被覆部52によって非重畳部15を覆うことで、非重畳部15が車室外側から視認されることによる意匠性の低下を防ぐことができる。また、例えば乗員が非重畳部15の端部15Uや被覆部52の被覆端部52Uを掴んで車室内側の方向に力を加えた場合、図5に示すように、非重畳部15の端部15Uや被覆部52の被覆端部52Uが、矢印F1の方向に変位しようとするとともに第2取付部55Aが第1取付部54を支点として車室外側の方向である矢印F2の方向に変位しようとするが、第2取付部55Aが重畳部14に取り付けられているため、その変位が規制される。これにより、非重畳部15が車室内側(又は車室外側)の方向へ撓んでしまうことを抑制することができる。
また、第2取付部55Aは、第1取付部54と被覆端部52Uとを通る直線L0上からずれた位置に配されている。このような乗物用内装材1によると、被覆部52が第1取付部54によってドアパネル2に対し比較的強固に取り付けられていたとしても、非重畳部15の端部や被覆部52の被覆端部52Uに加わる力が第2取付部55Aに伝わりやすくなる。これにより、第2取付部55Aが取り付けられた重畳部14によって非重畳部15や被覆部52の撓みを抑制しやすくなる。
また、ドアパネル2は、貫通形成されたサービスホール22を備え、第2取付部55Aは、サービスホール22の車室内側に配されている。例えば、被覆部52が、第1取付部54に対し、被覆端部52Uとは反対側に配され、ドアパネル2に当接する当接部を備える場合、非重畳部15の端部や被覆部52の被覆端部52Uに対し車室内側の方向に力が加わったとしても、当接部の車室外側の方向への変位がドアパネル2によって規制され、非重畳部15の車室内側への撓みを抑制し得ることが考えられる。ところが、ドアパネル2にサービスホール22が設けられている場合、サービスホール22付近ではこのような当接部によって車室外側から被覆部52の変位を規制し、非重畳部15の撓みを抑制することが難しい。しかしながら、上記のような乗物用内装材1によると、上記当接部が不要となり、ドアパネル2のサービスホール22付近であっても、そのサービスホール22の内側に設けられた第2取付部55Aが重畳部14に取り付けられることで、被覆部52および非重畳部15の撓みを抑制することができる。
また、第1取付部54から第2取付部55Aまでの距離L2は、第1取付部54から被覆端部52Uまでの距離L1よりも長い。このような乗物用内装材1によると、第1取付部54から第2取付部55Aまでの距離が、第1取付部54から被覆端部52Uまでの距離よりも短い場合に比して、非重畳部15の端部や被覆部52の被覆端部52Uが第1取付部54から車室内外方向に変位する変位量を小さくすることができる。これにより、非重畳部15の端部や被覆部52の被覆端部52Uに力が加わった場合における車室内外方向への撓みを抑制することができる。
また、当該乗物用内装材1は、ドアトリムとされ、重畳部14は、ドアトリム1の車室前側に配されたインストルメントパネルに隣接する加飾部40を備え、加飾部40は、非重畳部15に対し車室内側に膨出する形とされ、第2取付部55Aは、加飾部40に取り付けられている。このようなドアトリム1によると、加飾部40によってインストルメントパネルに対し一体的な意匠を有する乗物用内装材を提供することができる。また、第2取付部55Aは、非重畳部15よりも車室内側に膨出する形の加飾部40に取り付けられているので、第1取付部54から第2取付部55Aまでの距離を、第1取付部54から被覆端部52Uまでの距離よりも長くしやすい。その場合、非重畳部15の端部や被覆部52の被覆端部52Uに力が加わった場合における車室内外方向への撓みを抑制しやすくなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第2取付部は、ボード本体とは別体の加飾部に取り付けられるものとしたが、これに限られない。例えば、第2取付部は、ボード本体のアッパーボードの一部であって、車室内側に膨出した部分に取り付けられていてもよい。
(2)上記実施形態以外にも、延在部の形状は適宜変更可能である。上記実施形態では、延在部は、前方に向かうほど上方に延在する形としたが、これに限られない。例えば、延在部は、後方に向かうほど上方に延在する形や、上方にラウンド状に膨出する形であってもよい。
(3)上記実施形態では、第2取付部は、第1取付部と被覆端部とを通る直線L0の後方に配されるものとしたが、これに限られない。例えば、第2取付部は、第1取付部と被覆端部とを通る直線L0の前方に配されるものであってもよい。
(4)上記実施形態で例示した乗物用内装材は、車両用に提供されるもの限られず、種々の乗物において提供されるものであってもよい。例えば、地上の乗物としての列車や遊戯用車両、飛行用乗物としての飛行機やヘリコプター、海上や海中用乗物としての船舶や潜水艇などの乗物についても上記乗物用内装材を適用することができる。
1…ドアトリム(乗物用内装材)、2…ドアパネル(ボデーパネル)、3…ボード部材、5…被覆部材、6…インストルメントパネル、10…ボード本体、14…重畳部、15…非重畳部、22…サービスホール、40…加飾部、52…延在部(被覆部)、52U…上端部(被覆端部)、54…パネル側取付部(第1取付部)、55A…第2取付部

Claims (5)

  1. ボデーパネルの乗物室内側に取り付けられる乗物用内装材であって、
    前記ボデーパネルに重畳する重畳部と、前記重畳部の端部から延在し前記ボデーパネルに重畳しない非重畳部と、を有するボード部材と、
    前記ボード部材の乗物室外側に配され、前記非重畳部を覆う部分である被覆部を備えた被覆部材と、を備え、
    前記被覆部材は、
    前記ボデーパネルに取り付けられる第1取付部と、
    前記重畳部に取り付けられる第2取付部と、を備え、
    前記第1取付部は、前記被覆部よりも下方、及び乗物室内側に配され、
    前記第2取付部は、前記第1取付部に対し、前記被覆部とは反対側であって、前記第1取付部よりも下方、及び乗物室内側に配されていることを特徴とする乗物用内装材。
  2. 前記被覆部は、前記被覆部材の上端を構成する被覆端部を備え、
    前記第2取付部は、前記第1取付部と前記被覆部の前記被覆端部とを通る直線上からずれた位置に配されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用内装材。
  3. 前記ボデーパネルは、貫通形成されたサービスホールを備え、
    前記第2取付部は、前記サービスホールの乗物室内側に配されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗物用内装材。
  4. 前記第1取付部から前記第2取付部までの距離は、前記第1取付部から前記被覆部までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用内装材。
  5. 当該乗物用内装材は、ドアトリムとされ、
    前記重畳部は、前記ドアトリムの乗物室前側に配されたインストルメントパネルに隣接する加飾部を備え、
    前記加飾部は、前記非重畳部に対し乗物室内側に膨出する形とされ、
    前記第2取付部は、前記加飾部に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用内装材。
JP2020068788A 2020-04-07 2020-04-07 乗物用内装材 Active JP7359069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020068788A JP7359069B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 乗物用内装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020068788A JP7359069B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 乗物用内装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021165082A JP2021165082A (ja) 2021-10-14
JP7359069B2 true JP7359069B2 (ja) 2023-10-11

Family

ID=78021755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020068788A Active JP7359069B2 (ja) 2020-04-07 2020-04-07 乗物用内装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7359069B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19951682A1 (de) 1998-10-29 2000-05-11 Sai Automotive Sal Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Ausstattungsteils eines Fahrzeugs und Ausstattungsteil eines Fahrzeugs
US6213537B1 (en) 1999-06-18 2001-04-10 Prince Technology Corp Mirror trim panel
JP2012096690A (ja) 2010-11-02 2012-05-24 Toyoda Iron Works Co Ltd 車両用ドアトリム
JP2015047889A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用ドアトリム
JP2019214261A (ja) 2018-06-12 2019-12-19 トヨタ紡織株式会社 乗物用内装材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19951682A1 (de) 1998-10-29 2000-05-11 Sai Automotive Sal Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Ausstattungsteils eines Fahrzeugs und Ausstattungsteil eines Fahrzeugs
US6213537B1 (en) 1999-06-18 2001-04-10 Prince Technology Corp Mirror trim panel
JP2012096690A (ja) 2010-11-02 2012-05-24 Toyoda Iron Works Co Ltd 車両用ドアトリム
JP2015047889A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 ダイキョーニシカワ株式会社 車両用ドアトリム
JP2019214261A (ja) 2018-06-12 2019-12-19 トヨタ紡織株式会社 乗物用内装材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021165082A (ja) 2021-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1884418A2 (en) Airbag cover, instrumental panel, and airbag apparatus
US8424954B2 (en) Vehicle grab handle assembly
US5350191A (en) Lid of an air bag device for a passenger
JP3876279B2 (ja) 自動車のピラー補強構造
US20030146649A1 (en) Front pillar panel assembly structure of a vehicle
JP6900911B2 (ja) 車両用ピラー構造
JP7359069B2 (ja) 乗物用内装材
US10967901B2 (en) Gap concealing structure for vehicle
JP4257898B2 (ja) インストルメントパネル用ブラインド部材
JP7343401B2 (ja) 車両用ドア開口部構造
JP2020138566A (ja) 車両前部構造
CN109747562B (zh) 用于安装内饰部件的安装结构
JP5229097B2 (ja) 車両用ドア構造
CN220842305U (zh) 交通工具用把持构件
JP2008012946A (ja) 車室材構造
JP4918791B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP6897115B2 (ja) テールゲートスポイラの補強構造
JP7135774B2 (ja) カウルサイドトリムの取付構造
CN112208312B (zh) 后部车门构造
JP4225169B2 (ja) 車両の膝衝突保護構造
JP5152363B2 (ja) エアバッグ装置及びそのモジュールカバー
JP6667131B2 (ja) インストルメントパネルの構造
US11046223B2 (en) Armrest for vehicle
JP2022129295A (ja) 車両用インストルメント装置
WO2021200105A1 (ja) 車両のインストルメントパネル構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230911

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7359069

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151