JP7356913B2 - 建具 - Google Patents
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戸当接部8は、外周側連結壁27及び内周側連結壁28と接続されて中空部を構成する接続壁29と、接続壁29の内周側端部室外側より外周側にのびる戸当片30とを有している。戸当片30は、図7に示すように、戸2が開いた状態では室外側に傾斜しており、戸2を閉めると図1に示すように、戸2に押されて根元から室内側に曲がり、接続壁29の室外側に重なる。
タイト材3aは、係合部9をタイト材ホルダー5に係合して戸当たり部4aに取付けられ、延出部26が縦接着剤15と接着されることで、タイト材3aのベース部7と戸当たり部4aのフラット面6との間に裏漏りを防止するための密着部10が形成されている。
戸当接部8は、外周側連結壁27及び内周側連結壁28と接続されて中空部を構成する接続壁29と、接続壁29の内周側端部室外側より外周側にのびる戸当片30とを有している。戸当片30は、図7に示すように、戸2が開いた状態では室外側に傾斜しており、戸2を閉めると図2に示すように、戸2に押されて根元から室内側に曲がり、接続壁29の室外側に重なる。
タイト材3bは、係合部9をタイト材ホルダー5に係合して戸当たり部4bに取付けられ、延出部26が横接着剤20と接着されることで、タイト材3bのベース部7と戸当たり部4bのフラット面6との間に裏漏りを防止するための密着部10が形成されている。
図8,9は、室外側が半分程度の高さまで水38に浸かった状態を示している。このとき戸2は、戸2の下端より下側の蝶番11cまでの寸法L1が戸2の上端より上側の蝶番11aまでの寸法L2より長くしてあることで、図8(b)に示すように、戸2が外部水圧により下部が室内側に撓み変形し、これに伴い下枠13のタイト材3b及び縦枠14のタイト材3aにより強く押し付けられる。このときに下枠のタイト材3bは、図8(c)に示すように、戸当接部8が戸2のコーナー部37に沿う形で変形して戸2のコーナー部37をくわえ込む。また縦枠14のタイト材3aは、図9(a),(b)に示すように、戸当接部8が戸2のコーナー部37に沿って変形し、変形した戸当接部8が外周側連結壁27と内周側連結壁28の間に入り込む形で、戸2のコーナー部37をくわえ込む。戸2は、下に行くほど水圧による室内側への変位量が大きく、その分タイト材3aに強く圧着する。外周側連結壁27と内周側連結壁28を戸当接部8よりも硬い材質で形成したことで、水圧を受けても外周側連結壁27と内周側連結壁28が変形せずに元の形態を維持し、戸当接部8が水圧で内周側に押し流されて戸2との間に隙間があくのを防止できる。
さらに本建具は、縦枠14及び下枠13のタイト材3a,3bにベース部7から外周側に延出する延出部26が設けてあり、延出部26が縦接着剤15及び横接着剤20にて縦枠14及び下枠13の戸当たり部4a,4bのフラット面6に接着してある上、洪水等により室外側の水位が高まったときには、延出部26が水圧を受ける受圧部となって延出部26が水圧で戸当たり部4a,4bのフラット面6に強く押し付けられるため、タイト材3a,3bと縦枠14及び下枠13の戸当たり部4a,4bの間から水が室内に浸入するのを防止することができる。
タイト材3a,3bは、ベース部7と戸当接部8とを繋ぐ外周側連結壁27と内周側連結壁28とを有し、戸2に水圧がかかったときに、戸2のコーナー部37に沿って変形した戸当接部8が外周側連結壁27と内周側連結壁28との間に入り込むことで、洪水等で室外側の水位が高まったときに戸2とタイト材3a,3bの間から水が浸入するのを確実に防止できる。
またタイト材3a,3bは、戸2に水圧がかかったときに枠1に押し付けられる受圧部(延出部)26を有し、受圧部26と枠1との間に密着部10を有するので、洪水等で室外側の水位が高まったときにタイト材3a,3bと枠1の間から水が浸入するのを確実に防止できる。
さらにタイト材3a,3bは、係合部9を枠1のタイト材ホルダー5に係合する際に、受圧部26が枠1と密着しないように保持する保持片31を有し、係合部9を枠1のタイト材ホルダー5に係合した後に保持片31を切り離し、受圧部26を密着部10で枠1と密着させることで、タイト材3a,3bを容易に取付できると共に、受圧部26を密着部10できれいに枠1と密着させることができる。
密着部10は、横枠13に設けた横接着剤20と、縦枠14に設けた縦接着剤15とを有し、横接着剤20の小口が縦枠14の内周側面に当接し、縦接着剤15の小口が横接着剤20の内周側縁に当接していることで、横接着剤20と縦接着剤15とが連続し、密着部10を横枠13と縦枠14にわたって連続させることができる。
また本建具は、縦接着剤15の小口と横接着剤20の内周側縁との間に介在する片(水平片)24を有するパッキン23を設けたことで、縦接着剤15と横接着剤20の突き合せ部からの水の浸入を防止できる。
さらに本建具は、横枠13と縦枠14との間にパッキン23を有し、パッキン23は、縦接着剤15の小口と縦枠14の取付部5の小口とが当接する水平片24と、縦枠14の取付部5の室内側と横枠13の室外側面とに当接する垂直片25とを有することで、縦枠14の取付部5の小口と横枠13との間及び縦枠14の取付部5の背面側もパッキン23で保護でき、縦枠14と横枠13の取付部5同士の継ぎ目からの水の浸入を防止して止水性を向上できる。
本建具は、戸2に水圧がかかったときに、下枠13のタイト材3b及び縦枠14のタイト材3aの下部が戸2のコーナー部37をくわえ込むことで、戸2とタイト材3a,3bの間から水が室内側に浸入するのを確実に防止することができ、耐水性がより一層向上する。
2 戸
3a,3b,3c タイト材
4a,4b,4c 戸当たり部
5 タイト材ホルダー
6 フラット面
7 ベース部
8 戸当接部
9 係合部
10 密着部
11a,11b,11c 蝶番
13 下枠(横枠)
14 縦枠
Claims (1)
- 枠と戸とタイト材を備え、枠は、戸の室内側面に対向する戸当たり部を有し、戸当たり部は、タイト材ホルダーを室内側に突出してタイト材ホルダーよりも外周側の室外側面にフラット面を形成してあり、タイト材は、ベース部と、ベース部の戸側に設けた戸当接部と、ベース部と一体成形され枠のタイト材ホルダーに係合する係合部を有し、ベース部を枠の戸当たり部のフラット面と接着することで、ベース部と枠の戸当たり部のフラット面との間に裏漏りを防止するための密着部を有することを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000595A JP7356913B2 (ja) | 2020-01-07 | 2020-01-07 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000595A JP7356913B2 (ja) | 2020-01-07 | 2020-01-07 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021110101A JP2021110101A (ja) | 2021-08-02 |
JP7356913B2 true JP7356913B2 (ja) | 2023-10-05 |
Family
ID=77059296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020000595A Active JP7356913B2 (ja) | 2020-01-07 | 2020-01-07 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7356913B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6679005B1 (en) | 1998-05-02 | 2004-01-20 | Ronald Cebulla | Sealing profile including reinforcing sliding hard layers |
JP5872381B2 (ja) | 2012-05-23 | 2016-03-01 | 株式会社日立製作所 | 代替経路情報表示装置 |
-
2020
- 2020-01-07 JP JP2020000595A patent/JP7356913B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6679005B1 (en) | 1998-05-02 | 2004-01-20 | Ronald Cebulla | Sealing profile including reinforcing sliding hard layers |
JP5872381B2 (ja) | 2012-05-23 | 2016-03-01 | 株式会社日立製作所 | 代替経路情報表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021110101A (ja) | 2021-08-02 |
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