JP7356289B2 - 紫外線照射装置及び環状凸部除去装置 - Google Patents

紫外線照射装置及び環状凸部除去装置 Download PDF

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Description

本発明は、紫外線照射装置及び環状凸部除去装置に関する。
半導体ウェーハや樹脂パッケージ基板、ガラス基板、セラミックス基板等板状の被加工物を切削ブレードやレーザー光線で加工して分割する加工では、分割後もハンドリングが容易になるよう、被加工物は環状フレームに粘着テープで固定された状態で加工される。加工中は剥がれず、加工後は剥離しやすいよう、粘着層が紫外線の照射によって硬化する、紫外線硬化型の粘着層を備えるUVテープが用いられる事がある(特許文献1参照)。UVテープは所定以上の照度の紫外線の照射によって、強固に貼着されていた粘着テープが糊が固くなることで容易に剥離できる効果がある。
特開2012-156344号公報
ところで、特許文献1にも示すように、半導体ウェーハを極薄に研削後、裏面に金属膜を形成する際に、極薄のウェーハが反ったりうねったりするのを抑制するため、外周以外の中央領域のみを研削して円形凹部とし、ウェーハの反りを防ぐ環状凸部を円形凹部の外周側に形成する、所謂TAIKO(登録商標)研削技術が知られている。TAIKO研削された半導体ウェーハは、所定の処理を実施後、外周側の環状凸部を除去するため、円形凹部のある内周側の半導体ウェーハの裏面に粘着テープが貼着され、円形凹部と環状凸部の境界が分断された状態から、環状凸部のみを粘着テープから除去する。その際、通常は、多くのUV蛍光ランプを並べた紫外線照射装置に環状の透光部があるマスクを設置して、環状凸部に対応する粘着テープの領域に紫外線を照射する。しかし、UV蛍光ランプは消費電力が多くなり、コストが高くなるという課題が有る。
そこで、本願発明は、UVLED光源を用いて消費電力を抑制しコストを低減することが可能な紫外線照射装置及び環状凸部除去装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の紫外線照射装置は、デバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを備えるウェーハに貼着された紫外線硬化型の粘着テープに紫外線を照射する紫外線照射装置であって、該ウェーハの該外周余剰領域に対応する環状の透光部と該デバイス領域に対応したマスク部とを備え、該粘着テープを介して該ウェーハを支持する支持板と、該支持板の該透光部を介して該粘着テープに紫外線を照射するUVLED光源と、該UVLED光源を環状の該透光部に沿って周方向に移動させる回転ユニットと、を備え、該回転ユニットは、環状の該透光部の中心に設定された回転軸と、一端側にUVLED光源が設けられ他端側を該回転軸に固定するブラケットと、該回転軸の回転速度又は回転数を制御する回転制御部と、を備える。
本発明の環状凸部除去装置は、デバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを表面に備え、裏面に該デバイス領域に対応する円形凹部と該円形凹部を囲繞する環状凸部とを有し、該円形凹部と該環状凸部との境界部分に分断溝が形成されたウェーハと、該ウェーハの裏面に貼着された紫外線硬化型の粘着テープと、該粘着テープの外周部分が装着された環状フレームとから構成されるウエーハユニットから該環状凸部を除去する環状凸部除去装置である。環状凸部除去装置は、該粘着テープの該環状凸部に対応した領域に紫外線を照射する紫外線照射ユニットと、該紫外線が照射された該ウェーハユニットの該環状凸部を該粘着テープから離脱させる環状凸部除去ユニットと、を備え、該紫外線照射ユニットは、前述した紫外線照射装置である。
本願発明は、UVLED光源を用いて消費電力を抑制しコストを低減することが可能な紫外線照射装置及び環状凸部除去装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る環状凸部除去装置により環状凸部が除去されるウェーハを表面側から見た斜視図である。 図2は、図1のウェーハを裏面側から見た斜視図である。 図3は、図1に示されたウェーハを備えるウェーハユニットの分解斜視図である。 図4は、図1に示されたウェーハを備えるウェーハユニットの斜視図である。 図5は、実施形態に係る紫外線照射ユニット及び環状凸部除去ユニットを含む加工装置の全体を概略的に示す模式図である。 図6は、実施形態に係る環状凸部除去装置の分断溝形成ユニットを一部断面で示す側面図である。 図7は、図6の一部を拡大した断面図である。 図8は、実施形態に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットとウェーハユニットを示す断面図である。 図9は、実施形態に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットを上側から見た平面図である。 図10は、図8に示された紫外線照射ユニット及びウェーハユニットを上側から見た平面図である。 図11は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図である。 図12は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、環状凸部除去ユニットが図11の高さ位置から下降した状態を示す図である。 図13は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、フレーム固定手段が図12の高さ位置から下降した状態を示す図である。 図14は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、図13の状態から爪がウェーハに向けて水平移動している状態を示す図である。 図15は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、ウェーハユニットから離脱した環状凸部を環状凸部除去ユニットが持ち上げている状態を示す図である。 図16は、変形例に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットとウェーハユニットを示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態〕
本発明の実施形態に係る紫外線照射装置及び環状凸部除去装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係る環状凸部除去装置により環状凸部が除去されるウェーハを表面側から見た斜視図である。図2は、図1のウェーハを裏面側から見た斜視図である。図3は、図1に示されたウェーハを備えるウェーハユニットの分解斜視図である。図4は、図1に示されたウェーハを備えるウェーハユニットの斜視図である。
図1に示すように、ウェーハ10は、例えば、シリコン(Si)や炭化珪素(SiC)、サファイア(Al)等の材料で円盤状に形成されている。このウェーハ10の表面11は、格子状に設定された分割予定ライン12(ストリート)で区画され、IC(Integrated Circuit)、LED(Light Emitting Diode)等のデバイス13が設けられる。このように、ウェーハ10の表面11は、デバイス13が形成されたデバイス領域14と、デバイス領域14の外周側に位置しデバイス領域14を囲繞する外周余剰領域15と、を備える。図2に示すように、ウェーハ10の裏面16は、円形の円形凹部17と、円形凹部17の外周側に位置し円形凹部17を囲繞する円環状の環状凸部18と、を備える。円形凹部17は、デバイス領域14に対応する部位であり、研削によって、厚さが例えば50μmに薄く形成されている。環状凸部18は、外周余剰領域15に対応する部位であり、研削されずに残存されて厚さが例えば700μmに形成されている。すなわち、環状凸部18は、円形凹部17よりも厚い。このように、環状凸部18は、ウェーハ10の反りを抑制する補強部として作用し、円形凹部17よりも裏面側に突出している。また、ウェーハ10は、円形凹部17の底面に図示しない金属膜が形成されている。
図3及び図4に示すように、ウェーハユニット20は、ウェーハ10と、環状フレーム21と、粘着テープ23と、を備える。粘着テープ23は、円形に形成され、ウェーハ10よりも大径に形成され、ウェーハ10の裏面16に貼着される。粘着テープ23は、紫外線硬化型の粘着テープであり、紫外線が照射されると硬化して粘着力が低下する性質の糊層を有する。環状フレーム21は、内径が、粘着テープ23及びウェーハ10の外径よりも大きな環状に形成され、粘着テープ23の外周部分が装着される。ウェーハ10の外周縁19よりも外周側に環状フレーム21の内周縁22が位置する。すなわち、ウェーハ10の外径は、環状フレーム21の内径よりも小さい。環状フレーム21の内周縁22の内側は、開口されていて、ウェーハ10の外周側には、環状フレーム21が配置される。環状フレーム21の裏面には、粘着テープ23の外周部分の表面が貼着される。すなわち、ウェーハ10を粘着テープ23を介して環状フレーム21に固定することにより、ウェーハユニット20が構成される。
図5は、実施形態に係る紫外線照射ユニット及び環状凸部除去ユニットを含む加工装置の全体を概略的に示す模式図である。なお、加工装置3は、ウェーハユニット20を二点鎖線で示し、図示しない搬送手段を用いてウェーハユニット20を矢印で示す方向に移動させる。
図5に示すように、加工装置3は、カセット載置ユニット31と、分断溝形成ユニット32と、洗浄ユニット33と、紫外線照射ユニット34と、環状凸部除去ユニット35と、環状凸部廃棄ユニット36と、各構成要素の動作を制御する制御手段である制御ユニット110とを備える。なお、紫外線照射ユニット34と環状凸部除去ユニット35とは、ウェーハユニット20から環状凸部18を除去する環状凸部除去装置100を構成する。すなわち、環状凸部除去装置100は、紫外線照射ユニット34と環状凸部除去ユニット35とを備える。
カセット載置ユニット31には、複数枚のウェーハユニット20が入れられた図示しないカセットが設置される。カセット載置ユニット31において、図示しないカセットに入れたウェーハユニット20は、矢印で示すように、図6に示す分断溝形成ユニット32に送られてウェーハ10に分断溝24が形成される。こののち、洗浄ユニット33に送られたウェーハユニット20は、洗浄ユニット33において洗浄されたのち、分断溝形成ユニット32を介して紫外線照射ユニット34に送られる。紫外線照射ユニット34において、ウェーハユニット20の粘着テープ23に紫外線が照射されたのち、環状凸部除去ユニット35に送られる。環状凸部除去ユニット35において、ウェーハユニット20から環状凸部18が除去されたのち、環状凸部廃棄ユニット36の廃棄ボックス361に環状凸部18が投入される。なお、第1の搬送手段(不図示)によって、カセット載置ユニット31から分断溝形成ユニット32のチャックテーブル44(図6参照)の中心にウェーハユニット20を搬入する。また、第2の搬送手段(不図示)によって、分断溝形成ユニット32から紫外線照射ユニット34の所定位置にウェーハユニット20を搬入するとともに、紫外線照射ユニット34から環状凸部除去ユニット35のチャックテーブル71(図11参照)の中心にウェーハユニット20を搬入する。このように、実施形態では、ウェーハユニット20を搬送する手段として、第1の搬送手段と、第1の搬送手段とは別の第2の搬送手段と、を用いる。図5におけるカセット載置ユニット31と分断溝形成ユニット32と洗浄ユニット33とをダイサーユニットとし、紫外線照射ユニット34と環状凸部除去ユニット35と環状凸部廃棄ユニット36とをリングリムーバルユニットとする場合、例えば、ダイサーユニットを先に設置したのち、リングリムーバルユニットを後から設置することにより、加工装置3を構成することができる。ここで、ウェーハユニット20を搬送する手段を、第1の搬送手段と第2の搬送手段とに分けることにより、第1の搬送手段は分断溝形成ユニット32でウェーハユニット20が中心位置に合うよう調整すれば良く、第2の搬送手段は紫外線照射ユニット34と環状凸部除去ユニット35でウェーハユニット20が中心位置に合うように調整すれば良く、搬送手段の調整作業が容易になるメリットが得られる。
図6は、実施形態に係る環状凸部除去装置の分断溝形成ユニットを一部断面で示す側面図である。図7は、図6の一部を拡大した断面図である。分断溝形成ユニット32は、切削ユニット40と、チャックテーブル44と、を備える。切削ユニット40は、スピンドルハウジング41と、スピンドル42と、切削ブレード43と、を有する。スピンドルハウジング41の中には、回転可能なスピンドル42が収容され、スピンドル42の先端部がスピンドルハウジング41から突出している。スピンドル42の先端部には、円盤状の切削ブレード43が固定されている。チャックテーブル44は、上下方向に延びる回転軸47を中心として回転する。チャックテーブル44の上面の外周端部には、段差が形成されている。また、チャックテーブル44の側部441から外周側に向けてフレーム固定部48が延びている。フレーム固定部48には、クランプ46が設けられている。チャックテーブル44は、上面に、ウェーハユニット20のウェーハ10が載置され、図示しない真空吸引源によりウェーハ10を吸引することで、ウェーハユニット20のウェーハ10を吸引保持する。チャックテーブル44は、フレーム固定部48の上面にウェーハユニット20の環状フレーム21が載置される。クランプ46は、フレーム固定部48の上面に載置されたウェーハユニット20の環状フレーム21を把持する。
以上の構成を有する分断溝形成ユニット32は、まず、第1の搬送手段によって運ばれたウェーハユニット20をチャックテーブル44及びフレーム固定部48に載置し、チャックテーブル44の上面にウェーハユニット20のウェーハ10を吸引保持し、クランプ46によって、ウェーハユニット20の環状フレーム21を把持する。次に、分断溝形成ユニット32は、切削ユニット40の切削ブレード43を高速回転させながら、ウェーハ10のチャックテーブル44に載置された円形凹部17と環状凸部18との境界部分に粘着テープ23に到達するまで切り込ませつつチャックテーブル44を回転軸47を中心として回転させる。これにより、分断溝形成ユニット32は、ウェーハ10の表面11側から円形凹部17と環状凸部18との境界部分を円形に切削して円形の分断溝24を形成する。この円形の分断溝24が形成されたウェーハ10は、円形凹部17と環状凸部18との間で分断された状態で、粘着テープ23に貼着されている。
図8は、実施形態に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットとウェーハユニットを示す断面図である。図9は、実施形態に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットを上側から見た平面図である。図10は、図8に示された紫外線照射ユニット及びウェーハユニットを上側から見た平面図である。図5で説明した環状凸部除去装置100は、図8から図10に示す紫外線照射装置5(紫外線照射ユニット34)を備える。
図8から図10に示すように、紫外線照射装置5(紫外線照射ユニット34)は、粘着テープ23における環状凸部18に対応した領域(粘着テープ23の領域のうち環状凸部18が貼着された領域)に紫外線を照射するものであり、筐体51と、支持板52と、回転ユニット53と、UVLED光源54と、を備える。なお、UVは、「ultraviolet(紫外線)」を意味し、LEDは、「Light Emitting Diode(発光ダイオード)」を意味する。筐体51は、下側に位置する底壁部511と、底壁部511の端部から上方に延びる側壁部512と、を有する。側壁部512の上端に底壁部511に沿って(図8の左右方向に沿って)支持板52が配置される。支持板52は、筐体51に着脱自在に設けられる。支持板52は、透光部521と、マスク部522と、を備え、粘着テープ23を介してウェーハ10を支持する。透光部521は、円環状の形状を有し、ウェーハ10における外周余剰領域15及び環状凸部18に対応する位置に配置される。換言すると、粘着テープ23の部位のうち、外周余剰領域15及び環状凸部18の裏面に貼着された部位に対応する位置に透光部521が配置されている。透光部521は、透明部材で構成される。マスク部522は、ウェーハ10におけるデバイス領域14に対応する位置に配置される。換言すると、粘着テープ23の部位のうち、デバイス領域14の裏面に貼着された部位に対応する位置にマスク部522が配置されている。マスク部522の外周側に透光部521が配置される。紫外線は、透光部521を通るが、マスク部522は紫外線を遮断する。従って、支持板52に向けて紫外線を照射したときに、透光部521を通った紫外線が粘着テープ23に当たる。なお、支持板52には、段差部523が設けられ、段差部523によってウェーハユニット20が位置決めされる。具体的には、段差部523で環状フレーム21の位置が定まることにより、ウェーハユニット20が位置決めされる。
回転ユニット53は、回転軸531と、ブラケット532と、回転モータ533(回転制御部)と、を備える。回転モータ533(回転制御部)は、筐体51の底壁部511に固定されている。回転モータ533は、例えばパルスモータであり、回転制御部の機能を有し、回転軸531の回転速度又は回転数を制御する。回転モータ533には、上方に延びる回転軸531が取り付けられている。回転軸531は、上側から見て、円環状の透光部521の中心に位置している。ブラケット532は、底壁部511及び支持板52に沿って延びる。ブラケット532の一端534側には、UVLED光源54が設けられ、他端535側は、回転軸531に固定されている。UVLED光源54は、ブラケット532の上面に固定されている。UVLED光源54は、紫外線を照射するLEDを少なくとも一つ備えている。また、回転モータ533の回転駆動力は、回転軸531を介してブラケット532及びUVLED光源54に伝達される。このように、回転ユニット53は、UVLED光源54を環状の透光部521に沿って周方向に移動させる。紫外線は透光部521を通るため、UVLED光源54は、透光部521を介して粘着テープ23に紫外線を照射することができる。
次いで、環状凸部除去ユニット35について説明する。前述したように、環状凸部除去装置100は、環状凸部除去ユニット35を備える。図11は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図である。図12は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、環状凸部除去ユニットが図11の高さ位置から下降した状態を示す図である。図13は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、フレーム固定手段が図12の高さ位置から下降した状態を示す図である。図14は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、図13の状態から爪がウェーハに向けて水平移動している状態を示す図である。図15は、実施形態に係る環状凸部除去装置の環状凸部除去ユニットとウェーハユニットを示す側面図であり、ウェーハユニットから離脱した環状凸部を環状凸部除去ユニットが持ち上げている状態を示す図である。
図11及び図12に示すように、環状凸部除去ユニット35は、爪アセンブリ6と、ウェーハユニット保持手段7と、を備える。爪アセンブリ6は、Z軸移動部材61と、矩形部材62と、案内部材63と、ボールねじ64と、水平移動部材65と、爪66と、を備える。Z軸移動部材61は、上下方向に移動可能である。Z軸移動部材61の下端には、矩形部材62が固定されている。矩形部材62から水平方向に向けて複数の案内部材63が延びている。案内部材63にはボールねじ64が取り付けられている。ボールねじ64は、矩形部材62の中に収容されたパルスモータに連結されている。水平移動部材65の中には、図示しないナットが配置されている。水平移動部材65の下端部には、爪66が設けられる。ボールねじ64の外周側のおねじ部は、水平移動部材65の中のナットのめねじ部と噛み合っている。従って、矩形部材62の中のパルスモータが回転駆動してボールねじ64が回転すると、ナットと一体となって水平移動部材65及び爪66が水平方向(図11から図15における左右方向)に移動する。
ウェーハユニット保持手段7は、チャックテーブル71と、フレーム固定手段72と、を備える。チャックテーブル71の上面は、ウェーハ10の保持面73である。ウェーハ10の円形凹部17を粘着テープ23を介して、チャックテーブル71の保持面73に吸引保持する。保持面73は、円形凹部17より僅かに小さい直径を有する。フレーム固定手段72は、チャックテーブル71の外周側に配置され、上下方向に移動可能である。フレーム固定手段72は、例えば電磁石であり、電磁石を励磁(オン)して、電磁石で環状フレーム21を固定することが可能である。
次に、環状凸部除去ユニット35の作動手順を簡単に説明する。まず、図11に示す待機状態では、ウェーハユニット20がウェーハユニット保持手段7の上に載置され、爪アセンブリ6はウェーハユニット保持手段7の上方位置に待機している。そして、図11の矢印81に示すように、爪アセンブリ6が下方に向けて移動する。爪66の高さが環状凸部18と粘着テープ23との界面部分の高さ(図12に示す高さ)になる高さ位置で爪アセンブリ6が停止する。次いで、図12に示すように、矩形部材62の中のパルスモータが回転駆動してボールねじ64が回転し、水平移動部材65及び爪66が矢印82に示すように水平方向に移動する。具体的には、左右に一対に示された爪66が互いに近づくように矢印82の方向に移動する。ここで、ウェーハ10の外周縁19の径方向中心が、チャックテーブル71の保持面73の中心に対して水平方向にずれている場合、爪66の内周側の先端がウェーハ10の外周縁19を押す。これにより、ウェーハ10がチャックテーブル71の保持面73の上を移動し、ウェーハ10の外周縁19の径方向中心が、チャックテーブル71の保持面73の中心に合致するようになる。
次に、図13の矢印81に示すように、フレーム固定手段72が下方に向けて移動する。このため、チャックテーブル71の保持面73は、フレーム固定手段72に対して相対的に上側に位置する。これにより、ウェーハ10の裏面16に貼着されている粘着テープ23は径方向に伸長する。そして、図14に示すように、ウェーハ10の外周側から、矢印82に示すように複数の爪66をウェーハ10の径方向の中心に向けて移動させて、環状凸部18と粘着テープ23との界面部分に侵入させる。ここで、粘着テープ23に紫外線が照射され糊層が硬化して粘着力が低下しているとともに径方向に伸長されるため、爪66が環状凸部18と粘着テープ23との界面部分に侵入し易い上、ウェーハ10の円形凹部17はチャックテーブル71の保持面73で吸引保持されているため破損しにくい。さらに、図15に示すように、矢印83に示すように、爪アセンブリ6を上方に移動させると、爪66で環状凸部18を保持したまま引き上げて、環状凸部18をウェーハユニット20から除去することができる。
制御ユニット110は、加工装置1の上述した構成要素をそれぞれ制御して、ウェーハユニット20に対する加工動作を加工装置1に実施させるものである。なお、制御ユニット110は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット110の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、加工装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して加工装置1の上述した構成要素に出力する。
また、制御ユニット110は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される表示ユニット及びオペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力ユニットに接続されている。入力ユニットは、表示ユニットに設けられたタッチパネルにより構成される。
また、紫外線照射装置5には、図示しない照度センサが設けられ、その照度センサはUVLED光源54の照度を検出する。そして、制御ユニット110は、照度センサで検出された照度が所定の範囲の照度になるように、UVLED光源54の電圧又はパルス数を調整する。
以上、説明した実施形態に係る紫外線照射装置5は、ウェーハ10に貼着された紫外線硬化型の粘着テープ23に紫外線を照射する紫外線照射装置5である。ウェーハ10は、デバイス13が形成されたデバイス領域14とデバイス領域14を囲繞する外周余剰領域15とを備える。紫外線照射装置5は、粘着テープ23を介してウェーハ10を支持する支持板52と、支持板52の透光部521を介して粘着テープ23に紫外線を照射するUVLED光源54と、UVLED光源54を環状の透光部521に沿って周方向に移動させる回転ユニット53と、を備える。支持板52は、ウェーハ10の外周余剰領域15に対応する環状の透光部521とデバイス領域14に対応したマスク部522とを備える。
紫外線照射装置5は、UVLED光源54を備え、UVLED光源54を環状の透光部155に沿って移動させ紫外線を粘着テープ23に照射する。UVLED光源54は、LEDを有するため、UV蛍光ランプよりも消費電力を少なくしてコスト低減を図ることができる。また、回転ユニット53を用いてUVLED光源54を環状の透光部521に沿って周方向に移動させるため、複数のUV蛍光ランプを環状に沿って並べる場合よりも、UVLED光源54の個数をUV蛍光ランプの個数よりも少なくすることができるため、更にコスト低減を図ることができる。また、UVLED光源54を環状の透光部521に沿って移動させて照射するので、UV蛍光ランプよりも小さな光源で所望の領域に紫外線を照射でき、小型UVLEDを用いる事で更にコスト低減を図ることができる。なお、一般に、UVLEDは、UV蛍光ランプに対して例えば20倍~30倍程度の照度を有するため、紫外線を徐々に照射していっても、UV蛍光ランプを使用して全体に一括で紫外線を照射するのと大差無い処理時間になる。
回転ユニット53は、環状の透光部521,155の中心に設定された回転軸531と、一端534側にUVLED光源54が設けられ他端535側を回転軸531に固定するブラケット532と、回転軸531の回転速度又は回転数を制御する回転モータ533(回転制御部)と、を備える。従って、回転モータ533の回転速度や回転数を調整することで任意の積算光量や処理時間に調整出来るという効果を奏する。例えば、粘着テープが必要とする積算光量が従来使用していたタイプに比べ半分の粘着テープだった場合、回転モータ533の回転速度を2倍に上げることで、処理時間を半分に出来るし、UVLED光源54の照度を半分に低下させることにより、処理時間を変えず必要とする積算光量を照射することが出来、更にUVLED光源54の寿命を延ばす(劣化を防ぐ)効果も期待される運用等が可能となる。
環状凸部除去装置100は、ウェーハユニット20から環状凸部18を除去する。ウェーハユニット20は、ウェーハ10と、ウェーハ10の裏面に貼着された紫外線硬化型の粘着テープ23と、粘着テープ23の外周部分が装着された環状フレーム21とから構成される。ウェーハ10は、デバイス13が形成されたデバイス領域14とデバイス領域14を囲繞する外周余剰領域15とを表面に備え、裏面にデバイス領域14に対応する円形凹部17と円形凹部17を囲繞する環状凸部18とを有し、円形凹部17と環状凸部18との境界部分に分断溝24が形成されている。また、環状凸部除去装置100は、粘着テープ23の環状凸部18に対応した領域に紫外線を照射する紫外線照射ユニット34と、紫外線が照射されたウェーハユニット20の環状凸部18を粘着テープ23から離脱させる環状凸部除去ユニット35と、を備え、紫外線照射ユニット34として、紫外線照射装置5,105を適用することができる。
前述したように、紫外線照射ユニット34は、UVLED光源54を有するため、UV蛍光ランプよりも消費電力を少なくしてコスト低減を図ることができる。また、回転ユニット53を用いてUVLED光源54を環状の透光部521に沿って周方向に移動させるため、複数のUV蛍光ランプを環状に沿って並べる場合よりも、UVLED光源54の個数をUV蛍光ランプの個数よりも少なくすることができるため、更にコスト低減を図ることができる。
〔変形例〕
図16は、変形例に係る環状凸部除去装置の紫外線照射ユニットとウェーハユニットを示す断面図である。図16に示すように、変形例に係る紫外線照射装置105は、図8から図10に示す紫外線照射装置5に適用するウェーハ10よりも小さいウェーハ10に対して紫外線を照射することが可能である。具体的には、例えば直径300mmのウェーハ10を紫外線照射装置5に適用し、例えば直径200mmのウェーハ10を紫外線照射装置105に適用することが可能である。紫外線照射装置105は、筐体151と、支持板152と、回転ユニット53と、UVLED光源54と、を備える。図10に示す紫外線照射装置105は、図8に示す紫外線照射装置5と比較すると、筐体151及び支持板152の外径が小さく形成されており、回転ユニット53は、同一の大きさである。筐体151は、底壁部153と、底壁部153の端部から上方に延びる側壁部154と、を有する。側壁部154の上部開口には、支持板152が設けられる。支持板152は、透光部155と、マスク部156と、を備える。透光部155及びマスク部156の大きさは、図7に示す透光部521及びマスク部522よりも外径が小さい。なお、支持板152は、筐体151に着脱自在に設けられる。また、支持板152には、段差部157が設けられ、段差部157によってウェーハユニット20が位置決めされる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
5,105 紫外線照射装置
10 ウェーハ
13 デバイス
14 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 円形凹部
18 環状凸部
20 ウェーハユニット
21 環状フレーム
23 粘着テープ
24 分断溝
34 紫外線照射ユニット
35 環状凸部除去ユニット
52 支持板
53 回転ユニット
54 UVLED光源
100 環状凸部除去装置
152 支持板
155 透光部
156 マスク部
521 透光部
522 マスク部
531 回転軸
532 ブラケット
533 回転モータ(回転制御部)
534 一端
535 他端

Claims (2)

  1. デバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを備えるウェーハに貼着された紫外線硬化型の粘着テープに紫外線を照射する紫外線照射装置であって、
    該ウェーハの該外周余剰領域に対応する環状の透光部と該デバイス領域に対応したマスク部とを備え、該粘着テープを介して該ウェーハを支持する支持板と、
    該支持板の該透光部を介して該粘着テープに紫外線を照射するUVLED光源と、
    該UVLED光源を環状の該透光部に沿って周方向に移動させる回転ユニットと、
    を備え
    該回転ユニットは、環状の該透光部の中心に設定された回転軸と、一端側にUVLED光源が設けられ他端側を該回転軸に固定するブラケットと、該回転軸の回転速度又は回転数を制御する回転制御部と、を備える紫外線照射装置。
  2. デバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを表面に備え、裏面に該デバイス領域に対応する円形凹部と該円形凹部を囲繞する環状凸部とを有し、該円形凹部と該環状凸部との境界部分に分断溝が形成されたウェーハと、該ウェーハの裏面に貼着された紫外線硬化型の粘着テープと、該粘着テープの外周部分が装着された環状フレームとから構成されるウェーハユニットから該環状凸部を除去する環状凸部除去装置であって、
    該粘着テープの該環状凸部に対応した領域に紫外線を照射する紫外線照射ユニットと、
    該紫外線が照射された該ウェーハユニットの該環状凸部を該粘着テープから離脱させる環状凸部除去ユニットと、を備え、
    該紫外線照射ユニットは、請求項1に記載の紫外線照射装置である環状凸部除去装置。
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