JP7346664B1 - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】展望用エレベータにおける状態検知に適した基準画像を生成して、状態検知を精度良く行うことが可能なエレベータシステムを提供すること。【解決手段】一実施形態に係るエレベータシステムは、外部景観を目視可能な展望窓が設けられた乗りかごと、乗りかご内に設置されたカメラとを含む。エレベータシステムは、乗りかご内が無人の時にカメラにより撮影された画像であって、予め決められた時間帯毎に撮影された画像を所定期間分記憶する第1記憶手段と、第1記憶手段から時間帯毎に所定期間分の画像を取得し、取得された所定期間分の画像の平均値に基づいて時間帯毎に基準画像を生成する生成手段と、カメラで撮影された画像と、この画像の撮影時刻に対応する時間帯の基準画像とを比較して、乗りかご内の状態を検知する状態検知手段とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、乗りかご内にカメラを備えたエレベータシステムに関する。
従来、エレベータの乗りかご内にカメラを設置しておき、このカメラで撮影した画像と基準画像とを比較することで、乗りかご内の状態(利用者の有無、混雑度状態など)を検知し、その検知結果をエレベータの運転制御に反映させるシステムが知られている。
特開2020-142896号公報 特許第5483702号公報
上記した基準画像には、初期設定時に乗りかご内が無人の状態で撮影された画像が用いられる。しかしながら、外部景観を目視可能な展望窓を有する乗りかご内(展望用エレベータ)においてこのような状態検知を行う場合、乗りかご内の環境(明るさ)は展望窓から取り込まれる外光の量によって大きく変化してしまうため、現在の乗りかご内の環境と、基準画像を撮影した時の乗りかご内の環境とが合わなくなり、上記した状態検知を精度良く行うことができない可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、展望用エレベータにおける状態検知に適した基準画像を生成して、状態検知を精度良く行うことが可能なエレベータシステムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータシステムは、外部景観を目視可能な展望窓が設けられた乗りかごと、前記乗りかご内に設置されたカメラとを備える。前記エレベータシステムは、第1記憶手段と、生成手段と、状態検知手段とを具備する。前記第1記憶手段は、前記乗りかご内が無人の時に前記カメラにより撮影された画像であって、予め決められた時間帯毎に撮影された画像を所定期間分記憶する。前記生成手段は、前記第1記憶手段から前記時間帯毎に前記所定期間分の画像を取得し、前記取得された所定期間分の画像の平均値に基づいて前記時間帯毎に基準画像を生成する。前記状態検知手段は、前記カメラで撮影された画像と、この画像の撮影時刻に対応する時間帯の基準画像とを比較して、前記乗りかご内の状態を検知する。前記生成手段は、前記乗りかご内が無人であることが検知された場合であって、現在時刻に対応する時間帯の当日の画像が前記第1記憶手段に記憶されていない場合、前記カメラにより前記乗りかご内を撮影し、この撮影画像を前記現在時刻に対応する時間帯の当日の画像として前記第1記憶手段に記憶する。
図1は、第1実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。 図2は、同実施形態における展望用エレベータの構成例を示す図である。 図3は、同実施形態における画像バッファエリアを説明するための図である。 図4は、同実施形態における画像バッファエリアを説明するための別の図である。 図5は、同実施形態における画像バッファエリアに画像を記憶する処理の一例を示すフローチャートである 図6は、同実施形態における基準画像生成処理の概要を説明するための図である。 図7は、同実施形態における基準画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。 図9は、同実施形態における画像バッファエリアを説明するための図である。 図10は、同実施形態における基準画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。なお、ここでは、1台の乗りかごを例にして説明するが、複数台の乗りかごでも同様の構成である。
乗りかご11の出入口上部にカメラ12が設置されている。具体的には、カメラ12は、乗りかご11の出入口上部を覆う幕板11aの中にレンズ部分を直下方向に向けて設置される。カメラ12は、例えば魚眼レンズ等の超広角レンズを有し、180度以上の視野角で乗りかご11内を含む撮影対象を広範囲に撮影する。カメラ12は、1秒間に数コマ(例えば30コマ/秒)の画像を連続的に撮影可能である。
なお、カメラ12の設置場所は、かごドア13付近であれば、乗りかご11の出入口上部でなくてもよい。例えば、乗りかご11の出入口に近い天井面など、乗りかご11内の床面全域を含むかご室内全体と戸開時に出入口付近の乗場15を撮影可能な場所であればよい。
また、乗りかご11には、利用者が外部景観を目視可能な展望窓14が設けられている。このため、本実施形態に係る乗りかご11は展望用エレベータと称されてもよい。展望窓14は、乗りかご11内の壁面のうち、少なくとも1つの壁面に設けられ、例えば、かごドア13とは反対側の壁面全体に設けられている。なお、本実施形態においては、乗りかご11が展望窓14を有する展望用エレベータである場合について説明するが、乗りかご11はかご室内の一部または全てが、例えばガラス等の透明部材により作られたいわゆるシースルーエレベータであっても構わない。
各階の乗場15において、乗りかご11の到着口には乗場ドア16が設置されている。乗場ドア16は、乗りかご11の到着時にかごドア13に係合して開閉動作する。なお、動力源(ドアモータ)は乗りかご11側にあり、乗場ドア16はかごドア13に追従して開閉するだけである。
カメラ12によって連続的に撮影された各画像(映像)は、画像処理装置20によってリアルタイムに解析処理される。なお、図1では、便宜的に画像処理装置20を乗りかご11から取り出して示しているが、実際には、画像処理装置20はカメラ12と共に幕板11aの中に収納されている。
画像処理装置20には、記憶部21と検知部22とが備えられている。記憶部21は、カメラ12によって撮影された画像を逐次保存すると共に、検知部22の処理に必要なデータを一時的に保存しておくためのバッファエリアを有する。バッファエリアの1つとして、記憶部21は、後述する状態検知で用いられる基準画像を生成するための画像を記憶しておく画像バッファエリア21aを有する。また、記憶部21は、後述する状態検知で用いられる基準画像を記憶しておくための基準画像記憶エリア21bを有する。なお、記憶部21には、撮影画像に対する前処理として、歪み補正や拡大縮小、一部切り取り等の処理が施された画像が保存されるとしてもよい。
検知部22は、カメラ12の撮影画像を用いた検知処理を行う。この検知部22を機能的に分けると、検知部22は、状態検知部22aと、基準画像生成部22bとで構成される。なお、これらは、ソフトウェアによって実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
状態検知部22aは、カメラ12によって撮影された画像と基準画像とを比較して、以下のような乗りかご11内の状態検知を行う。
・利用者検知(利用者の有無を検知)
・乗車位置検知(利用者の位置を検知)
・混雑度の検知(利用者の乗車人数を検知)
・倒れ検知(乗りかご内で倒れている利用者を検知)
・閉じ込め検知(乗りかご内に閉じ込められている利用者を検知)
・車イス検知(車イス利用者を検知)
・滞留物検知(乗りかご内に滞留している荷物等を検知)
・破損検知(ボタンや機器、壁等の破損を検知)
なお、本発明はこれらの検知機能に限定されるものではなく、撮影画像と基準画像との比較によって乗りかご11内の状態を検知する機能を少なくとも1つ備えていればよい。
基準画像生成部22bは、画像バッファエリア21aに記憶された画像に基づいて、上記した状態検知で用いられる基準画像を生成する。生成された基準画像は、基準画像記憶エリア21bに記憶される。なお、画像処理装置20の一部あるいは全部の機能をエレベータ制御装置30に持たせるとしてもよい。
エレベータ制御装置30は、乗りかご11に設置される各種機器類(行先階ボタンや照明機器等)の動作を制御する。エレベータ制御装置30は、運転制御部31と、戸開閉制御部32と、通知部33とを備える。運転制御部31は、乗りかご11の運転制御を行う。戸開閉制御部32は、乗りかご11が乗場15に到着したときのかごドア13の戸開閉を制御する。詳しくは、戸開閉制御部32は、乗りかご11が乗場15に到着したときにかごドア13を戸開し、所定時間経過後に戸閉する。
ここで、例えば戸開動作中に状態検知部22aによって、かごドア13の近くにいる利用者が検知された場合には、戸開閉制御部32は、ドア事故(戸袋への引き込まれ事故)を回避するための戸開閉制御を行う。具体的には、戸開閉制御部32は、かごドア13の戸開動作を一時停止するか、逆方向(戸閉方向)に動かす、あるいは、かごドア13の戸開速度を遅くする。通知部33は、状態検知部22aの検知結果に基づいて、乗りかご11内の利用者に注意を喚起する。
図2は、展望用エレベータの構成例を示す図である。
乗りかご11内の壁面の1つ(図2には図示されないかごドア13とは反対側の壁面、以下では、奥側の壁面と称されてもよい)には展望窓14が設けられている。乗りかご11内の左右の壁面には、戸開閉ボタン41や行先階ボタン42などが配設された操作盤43が設けられている。図2の例では、展望窓14が奥側の壁面にのみ設けられている場合を示すが、展望窓14は左右の壁面にさらに設けられていてもよい。また、乗りかご11内の天井面には、例えばLEDを用いた照明機器44が設置されている。
本実施形態におけるエレベータシステムは、カメラ12によって撮影された画像を基準画像と比較することで、上記した状態検知(利用者検知、乗車位置検知、混雑度の検知、倒れ検知、閉じ込め検知、車イス検知、滞留物検知、破損検知など)を行う。通常、基準画像は、初期設定時に乗りかご11内が無人の状態で(利用者が乗車していない状態で)、カメラ12によって撮影されたかご室内の画像である。
ところで、一般的な乗りかごには、展望窓は設けられていないため、乗りかご内の明るさは照明機器の明るさによって決まる。このため、一般的な乗りかごにおいては、照明機器のオン・オフ以外の要因では、乗りかご内の明るさが大きく変化することはない。
一方、本実施形態における乗りかご11は展望窓14を有しているため、乗りかご11内の環境(明るさ)は展望窓14から取り込まれる外光の量によって大きく変化する。このため、展望窓14から取り込まれる外光の量によっては、現在の乗りかご11内の環境が、基準画像を撮影したときの乗りかご11内の環境と大きく異なってしまう可能性がある。これによれば、上記した状態検知のために撮影された現在時刻の画像と、基準画像とを比較したとしても、異なる環境下で撮影された2つの画像の比較になってしまうため、上記した状態検知を精度良く行うことができない可能性がある。例えば、上記した状態検知の1つである利用者検知を行う場合、未検知や誤検知が発生してしまう可能性がある。
このため、本実施形態に係るエレベータシステムにおいては、所定の時間帯毎に、上記した状態検知に用いられる基準画像を用意し、状態検知を行う際には、状態検知のために撮影された現在時刻の画像と同じ時間帯の基準画像を使用して状態検知を行う。なお、所定の時間帯とは、ある1日のうちの1つの時間帯を指し、例えば、ある1日が「朝(6時-9時)」、「昼(9時-15時)」、「夕方(15時-18時)」、「夜(0時-6時,18時-24時)」の4つの時間帯に分けられている場合、上記した所定の時間帯は、これら4つの時間帯のうちのいずれか1つを指すものとする。
以下では、まず、基準画像を生成するために使用される画像を記憶する画像バッファエリア21aと、当該画像バッファエリア21aに画像を記憶する処理とについて説明する。
図3は、第1実施形態における画像バッファエリア21aを説明するための図である。
図3に示すように、画像バッファエリア21aには、所定の時間帯毎に、所定期間分(例えば、1週間分)の画像が記憶されている。なお、図3では、一例として、1月8日に使用される基準画像を生成する時点の画像バッファエリア21aを示している。
図3に示す画像バッファエリア21aには、例えば、朝(6時-9時)の時間帯に撮影された画像として、1月1日に撮影された画像i1と、1月2日に撮影された画像i5と、1月3日に撮影された画像i9と、1月4日に撮影された画像i13と、1月5日に撮影された画像i17と、1月6日に撮影された画像i21と、1月7日に撮影された画像i25とが記憶されている。
また、昼(9時-15時)の時間帯に撮影された画像として、1月1日~1月7日に撮影された画像i2,i6,i10,i14,i18,i22,i26が記憶されている。
また、夕方(15時-18時)の時間帯に撮影された画像として、1月1日~1月7日に撮影された画像i3,i7,i11,i15,i19,i23,i27が記憶されている。
さらに、夜(0時-6時,18時-24時)の時間帯に撮影された画像として、1月1日~1月7日に撮影された画像i4,i8,i12,i16,i20,i24,i28が記憶されている。
画像バッファエリア21aには、基準画像を生成する日から所定期間前までの画像が常に記憶されている。画像バッファエリア21aは、基準画像生成部22bにより毎日更新され、例えば図4に示すように、1月9日に使用される基準画像を生成する時点の画像バッファエリア21aには、1月8日時点の画像バッファエリア21aに記憶されていた1月1日の画像i1~i4(つまり、画像バッファエリア21aに記憶された最も古い画像)に代えて、1月8日に撮影された画像i29~i32が新たに記憶される。
図5は、画像バッファエリア21aに画像を記憶する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートで示される処理は、基準画像生成部22b(または画像処理装置20)によって実行される。
乗りかご11内が無人であることが確認(検知)された場合(ステップS1のYes)、基準画像生成部22bは、現在時刻に対応した時間帯の当日(今日)の画像が画像バッファエリア21aに既に記憶されているか否かを確認する(ステップS2)。現在時刻に対応した時間帯の当日の画像が画像バッファエリア21aに既に記憶されていたことが確認された場合(ステップS2のNo)、基準画像生成部22bは、現在時刻に対応した時間帯の当日の画像を撮影する必要はないと判断し、ここでの処理を終了させる。
一方、現在時刻に対応した時間帯の当日の画像が画像バッファエリア21aに記憶されていないことが確認された場合(ステップS2のNo)、基準画像生成部22bは、カメラ12によって乗りかご11内を撮影し(ステップS3)、その撮影画像を、現在時刻に対応した時間帯の当日の画像として画像バッファエリア21aに記憶し(ステップS4)、ここでの処理を終了させる。
以上説明したステップS1~S4の処理が繰り返し実行されることにより、基準画像生成部22bは、朝(6時-9時)、昼(9時-15時)、夕方(15時-18時)、夜(0時-6時,18時-24時)に撮影された無人のかご室画像を、画像バッファエリア21aに記憶することができる。
なお、上記したステップS1の処理において、乗りかご11内が無人か否かを判断する方法には、任意の方法を採用することが可能であり、例えば乗りかご11の底部に設置された荷重検知器により検知された積載荷重値に基づいて判断してもよいし、カメラ12によって撮影された画像に基づいて判断してもよい。
図6は、基準画像生成部22bにより実行される基準画像生成処理の概要を説明するための図である。
基準画像生成部22bは、例えば日付が変わったタイミングで、画像バッファエリア21aから直前の1週間分の画像を取得し、所定の時間帯毎に当日の状態検知で使用される基準画像を生成する。
図6の例では、基準画像生成部22bは、1月8日になったタイミングで、画像バッファエリア21aから直前の1週間(1月1日~1月7日)分の画像を取得し、直前の1週間の朝(6時-9時)の時間帯の画像i1,i5,i9,i13,i17,i21,i25に基づいて、1月8日の朝の時間帯に状態検知を行う際に使用される基準画像Ref_i1を生成する。
同様に、基準画像生成部22bは、直前の1週間の昼(9時-15時)の時間帯の画像i2,i6,i10,i14,i18,i22,i26に基づいて、1月8日の昼の時間帯に状態検知を行う際に使用される基準画像Ref_i2を生成する。
また、基準画像生成部22bは、直前の1週間の夕方(15時-18時)の時間帯の画像i3,i7,i11,i15,i19,i23,i27に基づいて、1月8日の夕方の時間帯に状態検知を行う際に使用される基準画像Ref_i3を生成する。
さらに、基準画像生成部22bは、直前の1週間の夜(0時-6時,18時-24時)の時間帯の画像i4,i8,i12,i16,i20,i24,i28に基づいて、1月8日の夜の時間帯に状態検知を行う際に使用される基準画像Ref_i4を生成する。
生成された基準画像Ref_i1~Ref_i4は、基準画像記憶エリア21bに記憶される。
なお、本実施形態においては、1日が朝(6時-9時)、昼(9時-15時)、夕方(15時-18時)、夜(0時-6時,18時-24時)の4つの時間帯に分けられている場合を想定したが、1日がいくつの時間帯に分けられるかは任意に設定することが可能であり、例えば、1日を24個の時間帯(0時-1時,1時-2時,…,23時-24時)に分けるとしてもよい。この場合、基準画像記憶エリア21bには、各時間帯に対応した基準画像として、24個の基準画像が記憶される。
図7は、第1実施形態における基準画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートで示される処理は、基準画像生成部22b(または画像処理装置20)によって実行される。
基準画像生成部22bは、予め決められたタイミング(例えば、日付が変わったタイミング)になると、画像バッファエリア21aから所定の時間帯に対応する1週間分の画像を取得する(ステップS11)。
基準画像生成部22bは、所定の時間帯に対応する1週間分の各画像の平均値を算出して、当該所定の時間帯に対応する基準画像を生成する(ステップS12)。「各画像の平均値」には、各画素の輝度値の平均値が含まれる。つまり、基準画像生成部22bは、画素毎に1週間分の輝度値の平均値を算出して基準画像を生成する。
基準画像生成部22bは、生成した基準画像を基準画像記憶エリア21bに記憶する(ステップS13)。なお、基準画像生成部22bは、基準画像記憶エリア21bに記憶されている前日の基準画像に代えて、生成した新たな基準画像を基準画像記憶エリア21bに記憶する(つまり、前日の基準画像を新たな基準画像に更新する)。
基準画像生成部22bは、全ての時間帯について基準画像を生成したか否かを確認し(ステップS14)、基準画像を生成していない時間帯があった場合には(ステップS14のNo)、ステップS11の処理に戻り、まだ基準画像を生成していない時間帯の基準画像を生成する。
一方、全ての時間帯について基準画像を生成したことが確認された場合(ステップS14のYes)、ここでの一連の処理を終了させる。
以上説明したステップS11~S14の処理が実行されることにより、基準画像生成部22bは、当日の朝の時間帯の状態検知に用いられる基準画像と、当日の昼の時間帯の状態検知に用いられる基準画像と、当日の夕方の時間帯の状態検知に用いられる基準画像と、当日の夜の時間帯の状態検知に用いられる基準画像とを、基準画像記憶エリア21bに記憶することができる。
以上説明した第1実施形態に係るエレベータシステムは、乗りかご11内が無人の時にカメラ12により撮影された画像であって、所定の時間帯(例えば、朝・昼・夕方・夜の時間帯)毎に撮影された画像を所定期間分(例えば、1週間分)記憶する画像バッファエリア21aと、画像バッファエリア21aから所定の時間帯毎に所定期間分の画像を取得し、取得された所定期間分の画像の平均値に基づいて所定の時間帯毎に基準画像を生成する基準画像生成部22bと、カメラ12で撮影された画像と、この画像の撮影時刻に対応する時間帯の基準画像とを比較して、乗りかご11内の状態を検知する状態検知部22aと、を備えている。
これによれば、状態検知のために撮影された現在時刻の画像と同じ時間帯の基準画像を用いて状態検知を行うことができるため(つまり、現在の乗りかご11内の環境と同様な環境下で撮影された基準画像を用いて状態検知を行うことができるため)、時間帯によって乗りかご11内の環境(明るさ)が大きく変化する展望用エレベータにおいて、高精度な状態検知を実現することが可能である。
また、本実施形態においては、基準画像を、所定期間分の画像の「平均値」に基づいて生成しているため、所定期間分の画像間に生じる誤差が低減された状態の基準画像を用意することができ、高精度な状態検知を実現することが可能である。
なお、本実施形態においては、基準画像記憶エリア21bに記憶される基準画像は、状態検知部22aによる状態検知に用いられるとしたが、これに限定されず、例えば、ディープラーニングを利用した領域識別(例えば、利用者/床の識別)の教師画像に用いられてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るエレベータシステムは、図8に示すように、画像処理装置20が天気予報システム50と通信可能に接続されている点で、上記した第1実施形態のエレベータシステムと相違している。天気予報システム50は、ある1日の所定の時間帯毎の天気予報を示す天気予報情報を画像処理装置20に送信する。
また、詳細については後述するが、第2実施形態に係るエレベータシステムにおいては、画像バッファエリア21aに記憶される各画像に、各画像が撮影された日の季節を示す季節情報と、各画像が撮影された時の天気を示す天気情報とが付加されている点でも、上記した第1実施形態のエレベータシステムと相違している。さらに、詳細については後述するが、第2実施形態に係るエレベータシステムは、基準画像生成部22bが、画像バッファエリア21aに記憶された画像であって、季節情報と天気情報とが付加された画像を用いて基準画像を生成する点でも、上記した第1実施形態のエレベータシステムと相違している。以下では、主に、第1実施形態と相違する点について説明し、第1実施形態と同様な点についての説明は適宜省略する。
図9は、第2実施形態における画像バッファエリア21aを説明するための図である。
図9に示すように、画像バッファエリア21aには、所定の時間帯毎に、所定期間分(例えば、去年1年間分)の画像が記憶されている。
図9に示す画像バッファエリア21aには、朝(6時-9時)の時間帯、昼(9時-15時)の時間帯、夕方(15時-18時)の時間帯、夜(0時-6時,18時-24時)の時間帯のそれぞれで撮影された画像として、1月1日~12月31日に撮影された1年間分の画像が記憶されている。これら画像には、撮影日の季節を示す季節情報と、撮影時の天気を示す天気情報とが付加されている。
例えば、朝(6時-9時)の時間帯に撮影された画像として、画像バッファエリア21aには、1月1日に撮影された画像i1が記憶されており、この画像i1には、撮影日の季節が冬であることを示す季節情報と、撮影時の天気が晴れであったことを示す天気情報とが付加されている。昼(9時-15時)の時間帯に撮影された画像として、画像バッファエリア21aには、1月1日に撮影された画像i2が記憶されており、この画像i2には、撮影日の季節が冬であることを示す季節情報と、撮影時の天気が晴れであったことを示す天気情報とが付加されている。ここでは1つ1つの画像の詳細な説明は省略するが、その他の画像にも同様に、季節情報と天気情報とが付加されている。
なお、本実施形態においては、3月~5月を春と定義し、6月~8月を夏と定義し、9月~11月を秋と定義し、12月~2月を冬と定義しているが、どの月をどの季節と定義するかは任意に設定することが可能である。
図10は、第2実施形態における基準画像生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示すフローチャートで示される処理は、基準画像生成部22b(または画像処理装置20)によって実行される。
基準画像生成部22bは、予め決められたタイミング(例えば、日付が変わったタイミング)になると、天気予報システム50から当日の所定の時間帯毎の天気予報を示す天気予報情報を取得する(ステップS21)。
基準画像生成部22bは、所定の時間帯に対応する基準画像を生成するために、ステップS21の処理により取得された天気予報情報により示される当日の天気のうち、当該所定の時間帯の天気を確認する(ステップS22)。その後、基準画像生成部22bは、画像バッファエリア21aに記憶された所定の時間帯に対応する1年間分の画像のうち、季節情報により示される季節が当日の季節と一致し、かつ、天気情報により示される天気がステップS22の処理により確認された天気と一致している少なくとも1つ以上の画像を、画像バッファエリア21aから取得する(ステップS23)。
基準画像生成部22bは、ステップS23の処理により取得された少なくとも1つ以上の画像の平均値を算出して、所定の時間帯に対応する基準画像を生成し(ステップS24)、生成した基準画像を基準画像記憶エリア21bに記憶する(ステップS25)。
基準画像生成部22bは、全ての時間帯について基準画像を生成したか否かを確認し(ステップS26)、基準画像を生成していない時間帯があった場合には(ステップS26のNo)、ステップS22の処理に戻り、まだ基準画像を生成していない時間帯の基準画像を生成する。
一方、全ての時間帯について基準画像を生成したことが確認された場合(ステップS26のYes)、ここでの一連の処理を終了させる。
以上説明したステップS21~S26の処理が実行されることにより、基準画像生成部22bは、当日の朝・昼・夕方・夜の時間帯の状態検知にそれぞれ用いられる基準画像を、季節と天気とを考慮した上で生成し、基準画像記憶エリア21bに記憶することができる。
以上説明した第2実施形態に係るエレベータシステムの画像バッファエリア21aに記憶される画像には、当該画像が撮影された日の季節を示す季節情報と、当該画像が撮影された時の天気を示す天気情報とが付加されている。また、第2実施形態に係るエレベータシステムの基準画像生成部22bは、当日の時間帯毎の天気予報を示す天気予報情報を天気予報システム50から取得し、画像バッファエリア21aに記憶される所定期間分(例えば、1年間分)の画像のうち、季節情報により示される季節が当日の季節と一致し、かつ、天気情報により示される天気が天気予報情報により示される天気と一致する少なくとも1つ以上の画像を、時間帯毎に画像バッファエリア21aから取得し、取得された少なくとも1つ以上の画像の平均値に基づいて時間帯毎に基準画像を生成する。
これによれば、状態検知のために撮影された現在時刻の画像と同じ時間帯、同じ季節、同じ天気に対応した基準画像を用いて状態検知を行うことが可能となり、展望用エレベータにおける状態検知の精度をより向上させることが可能である。
なお、本実施形態においては、画像バッファエリア21aに記憶される画像には、季節情報と天気情報とが付加されているとしたが、これに限定されず、例えば、乗りかご11が設置された建物に設けられた雨水計の情報などがさらに付加されていてもよい。これによれば、基準画像生成部22bは、季節と天気に加えて、天気が雨の場合には、雨水計により測定された雨量も考慮した上で基準画像を生成することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、展望用エレベータにおける状態検知に適した基準画像を生成して、状態検知を精度良く行うことが可能なエレベータシステムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗りかご、11a…幕板、12…カメラ、13…かごドア、14…展望窓、15…乗場、16…乗場ドア、20…画像処理装置、21…記憶部、21a…画像バッファエリア、21b…基準画像記憶エリア、22…検知部、22a…状態検知部、22b…基準画像生成部、30…エレベータ制御装置、31…運転制御部、32…戸開閉制御部、33…通知部。

Claims (4)

  1. 外部景観を目視可能な展望窓が設けられた乗りかごと、前記乗りかご内に設置されたカメラとを備えるエレベータシステムであって、
    前記乗りかご内が無人の時に前記カメラにより撮影された画像であって、予め決められた時間帯毎に撮影された画像を所定期間分記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段から前記時間帯毎に前記所定期間分の画像を取得し、前記取得された所定期間分の画像の平均値に基づいて前記時間帯毎に基準画像を生成する生成手段と、
    前記カメラで撮影された画像と、この画像の撮影時刻に対応する時間帯の基準画像とを比較して、前記乗りかご内の状態を検知する状態検知手段と、
    を具備し、
    前記生成手段は、
    前記乗りかご内が無人であることが検知された場合であって、現在時刻に対応する時間帯の当日の画像が前記第1記憶手段に記憶されていない場合、前記カメラにより前記乗りかご内を撮影し、この撮影画像を前記現在時刻に対応する時間帯の当日の画像として前記第1記憶手段に記憶することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記当日の画像は、前記現在時刻に対応する時間帯の所定期間分の画像のうちの最も古い画像に代えて記憶される、請求項に記載のエレベータシステム。
  3. 前記第1記憶手段に記憶される画像には、当該画像が撮影された日の季節を示す季節情報と、当該画像が撮影された時の天気を示す天気情報とが付加され、
    前記生成手段は、
    当日の時間帯毎の天気予報を示す天気予報情報を外部装置から取得し、
    前記所定期間分の画像のうち、前記季節情報により示される季節が当日の季節と一致し、かつ、前記天気情報により示される天気が前記天気予報情報により示される天気と一致する少なくとも1つ以上の画像を、前記時間帯毎に前記第1記憶手段から取得し、
    前記取得された少なくとも1つ以上の画像の平均値に基づいて前記時間帯毎に基準画像を生成することを特徴とする、請求項1に記載のエレベータシステム。
  4. 外部景観を目視可能な展望窓が設けられた乗りかごと、前記乗りかご内に設置されたカメラとを備えるエレベータシステムであって、
    前記乗りかご内が無人の時に前記カメラにより撮影された画像であって、予め決められた時間帯毎に撮影された画像を所定期間分記憶する第1記憶手段と、
    前記第1記憶手段から前記時間帯毎に前記所定期間分の画像を取得し、前記取得された所定期間分の画像の平均値に基づいて前記時間帯毎に基準画像を生成する生成手段と、
    前記カメラで撮影された画像と、この画像の撮影時刻に対応する時間帯の基準画像とを比較して、前記乗りかご内の状態を検知する状態検知手段と、
    前記生成手段により生成された前記時間帯毎の基準画像を記憶する第2記憶手段と、
    を具備し、
    前記生成手段は、予め決められたタイミングに前記時間帯毎の新たな基準画像を生成し、前記第2記憶手段に記憶された前日の基準画像を前記新たな基準画像に更新することを特徴とするエレベータシステム。
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