JP7345362B2 - 駐車管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車管理システムに関する。
会員カードやクレジットカードなどのカード記録媒体に記憶されたIDを車室管理端末機で取得して中央精算機で記憶し、中央精算機にてカード記録媒体から取得したIDが記憶されている場合に精算処理を開始する発明が特許文献1に開示されている。
特開2006-48424号公報
特許文献1に開示された発明は、駐車位置番号が入力された場合には、入力された番号の駐車位置について駐車時間を計算して精算処理を行う。この場合、駐車位置番号の入力を間違えると、利用した駐車位置とは異なる駐車位置の駐車時間で精算処理が行われてしまう。
本発明は、間違った精算が行われるのを防ぐことを目的とする。
本発明は、車室に設けられた端末装置で取得した画像から認識した情報と精算機で取得した画像から認識した情報が同一の利用者を示す場合、前記車室に駐車された車両の駐車料金の精算のための処理を前記精算機により行う、という構成を第1の態様として提供する。
第1の態様の駐車管理システムによれば、間違った精算が行われるのを防ぐことができる。
第1の態様の駐車管理システムにおいて、前記端末装置で取得した画像と前記精算機で取得した画像の各々から顔を認識し、認識した顔が同一の利用者を示す場合、前記精算のための処理を前記精算機により行う、という構成を第2の態様として採用してもよい。
第2の態様の駐車管理システムによれば、同一の利用者であることを容易に判定することができる。
また、本発明は、第2の態様において、前記端末装置は、前記利用者が所持する記録媒体に記録された画像から顔を認識する、という構成を第3の態様として採用してもよい。
第3の態様の駐車管理システムによれば、利用者の顔の画像を容易に取得することができる。
また、本発明は、第2の態様において、前記端末装置は、前記利用者の顔を撮影するカメラを備え、当該カメラで撮影した画像から前記利用者の顔を認識する、という構成を第4の態様として採用してもよい。
第4の態様の駐車管理システムによれば、利用者の顔の画像を容易に取得することができる。
また、本発明は、第2の態様から第4の態様のいずれか一の態様において、前記精算機は、前記利用者が所持する記録媒体に記録された画像から顔を認識する、という構成を第5の態様として採用してもよい。
第5の態様の駐車管理システムによれば、利用者の顔の画像を容易に取得することができる。
また、本発明は、第2の態様から第5の態様のいずれか一の態様において、前記精算機は、前記利用者の顔を撮影するカメラを備え、当該カメラで撮影した画像から前記利用者の顔を認識する、という構成を第6の態様として採用してもよい。
第6の態様の駐車管理システムによれば、利用者の顔の画像を容易に取得することができる。
また、本発明は、第2の態様から第6の態様のいずれか一の態様において、前記端末装置は、前記利用者の顔を認識すると、顔の認識を前記利用者に報知する、という構成を第7の態様として採用してもよい。
第7の態様の駐車管理システムによれば、利用者は、顔の画像登録されたことを知ることができる。
また、本発明は、第1の態様から第7の態様のいずれか一の態様において、前記端末装置で取得した画像から認識した交通系ICカードのID番号と、前記精算機で取得した前記交通系ICカードのID番号とが一致した場合、前記精算のための処理を行う、という構成を第8の態様として採用してもよい。
第8の態様の駐車管理システムによれば、同一の利用者であることを容易に判定することができる。
また、本発明は、第8の態様において、前記精算機は、取得した画像から前記交通系ICカードのID番号を認識する、という構成を第9の態様として採用してもよい。
第9の態様の駐車管理システムによれば、ID番号を容易に認識することができる。
本発明は、第8の態様において、前記精算機は、前記交通系ICカードから近距離無線通信により前記交通系ICカードのID番号を取得する、という構成を第10の態様として採用してもよい。
第10の態様の駐車場管理システムによれば、ID番号を容易に認識することができる。
本発明に係る駐車管理システム1の一例を示した図。 端末装置30の構成を示したブロック図。 精算機40の構成を示したブロック図。 管理テーブルの一例を示す図。 車番認識装置50の構成を示したブロック図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。
[実施形態]
(実施形態の構成)
図1は、本発明に係る駐車管理システム1の一例を示した図である。駐車場3は、車両を駐車する車室4を時間貸しで提供する駐車場であり、車室41~車室45を有する。本実施形態では、駐車場3は、所謂フラップレス式の駐車場であるが、フラップ式の駐車場であってもよい。駐車管理システム1は、車室41~車室45を時間貸し、利用時間に応じて精算処理を行うシステムである。なお、説明の便宜上、車室41~車室45の各々を区別する必要がない場合は車室4と称する。
駐車場3においては、精算機40と車番認識装置50が設置され、車室4への車両の入庫を検知する端末装置301~端末装置305が車室41~車室45に設置されている。なお、説明の便宜上、端末装置301~端末装置305の各々を区別する必要がない場合は端末装置30と称する。
端末装置30は、例えば所定の高さの柱状の装置であり、ディスプレイ装置や、警告音を放音するスピーカ、車室4を撮影するカメラを有する。端末装置30の設置位置は、車室4に進入する車両の車番が撮影可能な位置であればよく、車室4の前方又は後方に設置される。
車番認識装置50は、車室4に入庫した車両の車番を認識する装置であり、同じ駐車場内に設置されている複数の端末装置30に接続されている。車番認識装置50は、端末装置30がカメラでの撮影により得た映像を取得し、取得した映像内の車両の車番を公知の方法で認識する。
精算機40は、車室4の利用料金の精算を行う装置である。精算機40は、同じ駐車場内に設置されている複数の端末装置30と車番認識装置50に接続されている。
図2は、端末装置30の構成を示したブロック図である。通信部305は、精算機40や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。カメラ306は、撮像素子を有しており、車室4を撮影範囲とする。ディスプレイ303は、液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。スピーカ307は、制御部301から出力される信号に対応した音声や警告音を出力する。読取部308は、ICチップを有するICカードに記録された情報を読み取るインターフェースである。読取部308は、例えば、運転免許証、マイナンバーカード、交通系ICカードなどのICカードに記憶されている情報を近距離無線通信により取得する。これらのICカードは、本発明に係る記録媒体の一例である。記憶部302は、不揮発性メモリであり、端末装置30が設置されている車室4を識別する車室IDと、制御部301が実行するプログラムを記憶する。制御部301は、CPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部302に記憶されているプログラムを実行して各部を制御し、通信部305を介して精算機40や車番認識装置50と通信を行う。
図3は、精算機40の構成を示したブロック図である。通信部405は、端末装置30や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。カメラ404は、撮像素子を有しており、利用者の顔を撮影する。読取部408は、ICチップを有するICカードに記録された情報を読み取るインターフェースである。読取部408は、例えば、運転免許証、マイナンバーカード、交通系ICカードなどのICカードに記憶されている情報を近距離無線通信により取得する。タッチパネル403は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせた装置である。スピーカ407は、制御部401から出力される信号に対応した音声を出力する。精算部406は、車室4の利用料金の精算に係る紙幣や硬貨の入出金を行う。記憶部402は、不揮発性メモリであり、制御部401が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部402は、車室4に関する情報を管理する管理テーブルを記憶する。
図4は、管理テーブルの一例を示す図である。管理テーブルの各レコードは、一の車室4に対応している。各レコードは、車室4に関する情報として、車室4に付された車室ID、車室4への車両の入庫日時、車室4に入庫した車両の車番、車室4に入庫した車両の利用者の顔の画像ファイルを格納する。
制御部401は、CPUを有し、記憶部402に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行している制御部401は、通信部405を介して端末装置30や車番認識装置50と通信を行う。また、制御部401は、タッチパネル403が検出した指の位置と、タッチパネル403に表示されている画面に応じてユーザの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や精算処理などの各種処理を実行する。
図5は、車番認識装置50の構成を示したブロック図ある。通信部505は、端末装置30や精算機40と通信を行う通信インターフェースである。記憶部502は、不揮発性メモリを有し、制御部501が実行するプログラムを記憶する。制御部501は、CPUを有し、記憶部502に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行中の制御部501は、車室4への車両の進入や退出を検知し、車室4に入庫した車両の車番を端末装置30から送られる映像を解析して認識する。また、制御部501は、通信部505を介して端末装置30や精算機40と通信を行う。
(実施形態の動作例)
次に実施形態の動作例について説明する。図6は、車室4に車両が入庫したときの動作を説明するためのシーケンス図である。
端末装置301は、カメラ306で撮影している車室41の映像を車番認識装置50へ送信している。車両が車室41に進入すると、車室41に進入する車両の映像が車番認識装置50へ送信される。車番認識装置50は、端末装置301から送られる映像を解析し、車室41への車両の進入を公知の技術を用いて判定する(ステップSA1)。車番認識装置50は、車室41への車両の進入を判定すると、車室41に進入した車両の車番を端末装置301から送信される映像を解析して認識する(ステップSA2)。車番認識装置50は、映像から認識した車番と、車両が進入した車室41の車室IDを含む入庫メッセージを精算機40へ送信する(ステップSA3)。
精算機40は、車番認識装置50から送信された入庫メッセージを受信する。精算機40は、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSA4)。具体的には、精算機40は、受信した車室IDが格納されているレコードにおいて、入庫メッセージを受信した日時を入庫日時のセルに格納し、入庫メッセージに含まれている車番を入庫した車両の車番のセルに格納する。
次に精算機40は、受信した車室IDが示す車室41に設置してある端末装置301へ、顔の画像の取得を指示するメッセージを送信する(ステップSA5)。このメッセージは、入庫メッセージに含まれている車番を含む。このメッセージを受信した端末装置301は、例えば図7に示すように、顔の画像の登録を利用者に促すメッセージと、メッセージに含まれていた車番をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から顔の画像の登録を促す音声を出力する(ステップSA6)。
車室41の利用者が運転免許証の写真又はマイナンバーカードの写真をカメラ306に近づけると、カメラ306は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSA7)。端末装置301は、設置されている車室41の車室IDと、生成した顔の画像のファイルを精算機40へ送信する(ステップSA8)。また、端末装置301は、顔を認識して顔の画像の登録が終了したことを報知する画面をディスプレイ303で表示する(ステップSA9)。
精算機40は、端末装置301から送信された車室IDと顔の画像のファイルを受信すると、管理テーブルにおいて受信した車室IDを格納したレコードの情報を更新する(ステップSA10)。ここで精算機40は、受信した車室IDが格納されているレコードにおいて、受信した顔の画像のファイルを格納する。
図8は、車室4の利用料金の精算を行うときの動作を説明するためのシーケンス図である。車室41の利用者は、利用料金の精算を行う場合、精算機40のタッチパネル403において、利用した車室41の車室IDを入力する。精算機40は、車室IDが入力されると精算処理を開始する。まず精算機40は、顔を撮影する旨のメッセージをディスプレイ303で表示し、スピーカ307から顔の撮影を行う旨の音声を出力する(ステップSB1)。
車室41の利用者が運転免許証の写真又はマイナンバーカードの写真をカメラ404に近づけると、カメラ404は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSB2)。精算機40は、タッチパネル403で入力された車室IDを格納している管理テーブルのレコードから顔の画像ファイルを取得し、取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であるか公知の技術を用いて判定する(ステップSB3)。
精算機40は、管理テーブルから取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であると判定した場合、管理テーブルにおいてタッチパネル403で入力された車室IDを格納しているレコードから入庫日時を取得し、入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する(ステップSB4)。利用者は、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算機40は、投入された紙幣や硬貨で駐車料金の精算を行う(ステップSB5)。精算機40は、投入された金額と駐車料金から、釣銭がある場合には釣銭を出金する。
次に精算機40は、入力された車室IDが示す車室41に設置してある端末装置301へ、精算完了の表示を指示するメッセージを送信する(ステップSB6)。このメッセージは、入力された車室IDが格納されているレコードに格納されている車番を含む。このメッセージを受信した端末装置301は、例えば図9に示すように、駐車料金の精算が終了したことを知らせるメッセージと、メッセージに含まれていた車番をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から出庫が可能であることを知らせる音声を出力する(ステップSB7)。
なお、精算機40は、取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔でないと判定した場合、登録された顔ではないことを報知し、精算処理を中止することをタッチパネル403及びスピーカ407で報知する。
次に交通系ICカードを用いて精算処理を行う場合の動作例について説明する。交通系ICカードを用いて精算処理を行う場合においても、車両を車室41に入庫するときには前述のステップSA1~ステップSA6までの動作が行われる。
車室41の利用者は、顔の画像の登録を促すメッセージが端末装置301で表示されると、自身の顔をカメラ306に近づける。カメラ306は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSA7)。端末装置301は、設置されている車室41の車室IDと、生成した顔の画像のファイルを精算機40へ送信する(ステップSA8)。また、端末装置301は、顔を認識して顔の画像の登録が終了したことを報知する画面をディスプレイ303で表示する(ステップSA9)。
精算機40は、端末装置301から送信された車室IDと顔の画像のファイルを受信すると、管理テーブルにおいて受信した車室IDを格納したレコードの情報を更新する(ステップSA10)。ここで精算機40は、受信した車室IDが格納されているレコードにおいて、受信した顔の画像のファイルを格納する。
車両を車室41から出庫させるときに交通系ICカードを用いて精算処理を行う場合にも、精算機40のタッチパネル403において、利用した車室41の車室IDを入力する。精算機40は、車室IDが入力されると精算処理を開始する。まず精算機40は、顔を撮影する旨のメッセージをディスプレイ303で表示し、スピーカ307から顔の撮影を行う旨の音声を出力する(ステップSB1)。
車室41の利用者が自身の顔をカメラ404に近づけると、カメラ404は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSB2)。精算機40は、タッチパネル403で入力された車室IDを格納している管理テーブルのレコードから顔の画像ファイルを取得し、取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であるか公知の技術を用いて判定する(ステップSB3)。
精算機40は、管理テーブルから取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であると判定した場合、管理テーブルにおいてタッチパネル403で入力された車室IDを格納しているレコードから入庫日時を取得し、入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する(ステップSB4)。精算部406は、利用者が交通系ICカードを読取部408にかざすと、交通系ICカードを用いた周知の技術で駐車料金の精算を行う(ステップSB5)。
次に精算機40は、入力された車室IDが示す車室41に設置してある端末装置301へ、精算完了の表示を指示するメッセージを送信する(ステップSB6)。このメッセージは、入力された車室IDが格納されているレコードに格納されている車番を含む。このメッセージを受信した端末装置301は、例えば図9に示すように、駐車料金の精算が終了したことを知らせるメッセージと、メッセージに含まれていた車番をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から出庫が可能であることを知らせる音声を出力する(ステップSB7)。なお、駐車料金の精算が終了したことを知らせるメッセージを表示する際には、交通系ICカードのID番号を近距離無線通信で交通系ICカードから取得し、図10に示すように取得したID番号も表示する構成としてもよい。
次に利用者の顔をカメラ306で撮影して記憶し、現金で精算処理を行う場合の動作例について説明する。この場合においても、車両を車室41に入庫するときには前述のステップSA1~ステップSA6までの動作が行われる。
車室41の利用者は、顔の画像の登録を促すメッセージが端末装置301で表示されると、自身の顔をカメラ306に近づける。カメラ306は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSA7)。端末装置301は、設置されている車室41の車室IDと、生成した顔の画像のファイルを精算機40へ送信する(ステップSA8)。また、端末装置301は、顔を認識して顔の画像の登録が終了したことを報知する画面をディスプレイ303で表示する(ステップSA9)。
精算機40は、端末装置301から送信された車室IDと顔の画像のファイルを受信すると、管理テーブルにおいて受信した車室IDを格納したレコードの情報を更新する(ステップSA10)。ここで精算機40は、受信した車室IDが格納されているレコードにおいて、受信した顔の画像のファイルを格納する。
利用者は、精算処理を行う場合、精算機40のタッチパネル403において、利用した車室41の車室IDを入力する。精算機40は、車室IDが入力されると精算処理を開始する。まず精算機40は、顔を撮影する旨のメッセージをディスプレイ303で表示し、スピーカ307から顔の撮影を行う旨の音声を出力する(ステップSB1)。
車室41の利用者が自身の顔をカメラ404に近づけると、カメラ404は、撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成する(ステップSB2)。精算機40は、タッチパネル403で入力された車室IDを格納している管理テーブルのレコードから顔の画像ファイルを取得し、取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であるか公知の技術を用いて判定する(ステップSB3)。
精算機40は、取得した画像ファイルが示す顔と、カメラ404が生成した画像が示す顔とが同じ顔であると判定した場合、管理テーブルにおいてタッチパネル403で入力された車室IDを格納しているレコードから入庫日時を取得し、入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する(ステップSB4)。利用者は、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算機40は、投入された紙幣や硬貨で駐車料金の精算を行う(ステップSB5)。精算機40は、投入された金額と駐車料金から、釣銭がある場合には釣銭を出金する。
次に精算機40は、入力された車室IDが示す車室41に設置してある端末装置301へ、精算完了の表示を指示するメッセージを送信する(ステップSB6)。このメッセージは、入力された車室IDが格納されているレコードに格納されている車番を含む。このメッセージを受信した端末装置301は、例えば図9に示すように、駐車料金の精算が終了したことを知らせるメッセージと、メッセージに含まれていた車番をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から出庫が可能であることを知らせる音声を出力する(ステップSB7)。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
本発明においては、精算処理を終えた車室4の車室IDが格納されたレコードから顔の画像ファイルを消去してもよい。
本発明においては、交通系ICカードで精算処理を行う場合、顔に替えてICカードに記載されているID番号を撮影してもよい。例えば、ステップSA7で端末装置301においてICカードに記載されているID番号を撮影し、ID番号が映る画像を生成する。これにより、管理テーブルで端末装置301の車室IDが格納されたレコードには、ID番号が映る画像ファイルが格納される。この場合、端末装置301は、ID番号が映る画像からID番号を認識し、例えば図11に示すように、車室41に入庫した車両の車番と、認識したID番号を表示してもよい。精算時においては、ステップSB2で精算機40においてICカードに記載されているID番号を撮影し、ID番号が映る画像を生成する。精算機40は、タッチパネル403で入力された車室IDを格納している管理テーブルのレコードから画像ファイルを取得し、取得した画像ファイルが示すID番号と、カメラ404が生成した画像が示すID番号とが同じであるか判定する。精算機40は、取得した画像ファイルがID番号と、カメラ404が生成した画像が示すID番号とが同じであると判定した場合、管理テーブルにおいてタッチパネル403で入力された車室IDを格納しているレコードから入庫日時を取得し、入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する。
また、交通系ICカードを精算処理に用いる場合、カメラ306で撮影したID番号の画像を精算機40の管理テーブルに格納し、精算機40において読取部408で取得したID番号と一致すると精算処理を開始してもよい。
上述した実施形態においては、端末装置30は、カメラ306で撮影して顔の画像を取得しているが、運転免許証やマイナンバーカードに記憶されている顔の画像を読取部308で近距離無線通信により取得し、この取得した画像を管理テーブルに格納してもよい。この場合、端末装置30は、運転免許証に記録されている免許証番号やマイナンバーカードに記録されている個人番号も近距離無線通信で取得し、例えば図12に示すように、取得した免許証番号又は個人番号の下4桁を表示してもよい。また、上述した実施形態においては、精算機40は、カメラ404で撮影して顔の画像を取得しているが、運転免許証やマイナンバーカードに記憶されている顔の画像を読取部408で近距離無線通信により取得し、管理テーブルに格納されている画像が示す顔と、読取部408で取得した画像が示す顔とが一致するかステップSB3で判定してもよい。この場合、精算機40は、運転免許証に記録されている免許証番号やマイナンバーカードに記録されている個人番号も近距離無線通信で取得し、精算が完了したときに、例えば図13に示すように、取得した免許証番号又は個人番号の下4桁を表示してもよい。
本発明においては、精算処理を行うときに車室IDを利用者が入力しない構成としてもよい。この場合、精算機40は、利用者が精算の操作を行うと、顔を撮影する旨のメッセージをディスプレイ303で表示し、スピーカ307から顔の撮影を行う旨の音声を出力する。精算機40は、カメラ404が撮影範囲内にある顔を認識して顔の画像を生成すると、撮影した顔と一致する顔が映る画像ファイルを管理テーブルにおいて検索し、精算機40で撮影した顔と一致する顔が映る画像ファイルが検索でヒットした場合、検索でヒットした画像ファイルが格納されているレコードから入庫日時を取得し、入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する。
上述した実施形態においては、精算部406は、投入された紙幣や硬貨で利用料金の精算を行っているが、キャッシュカードや電子決済などのキャッシュレスによる精算が可能な構成としてもよい。
上述した実施形態においては、利用者が精算機40を操作するための入力デバイスはタッチパネル403であるが、タッチパネル403に替えて複数のボタンを入力デバイスとして精算機40に設け、利用者は、ボタンを押下することにより精算機40を操作する構成としてもよい。
1…駐車管理システム、3…駐車場、4…車室、30…端末装置、40…精算機、50…車番認識装置、301…制御部、302…記憶部、303…ディスプレイ、305…通信部、306…カメラ、307…スピーカ、308…読取部、401…制御部、402…記憶部、403…タッチパネル、404…カメラ、405…通信部、406…精算部、407…スピーカ、408…読取部、501…制御部、502…記憶部、505…通信部

Claims (9)

  1. 車室に設けられた端末装置で取得した画像精算機で取得した画像の各々から顔を認識し、認識したが同一の利用者を示す場合、前記車室に駐車された車両の駐車料金の精算のための処理を前記精算機により行い、
    前記端末装置は、前記利用者が所持する記録媒体に記録された画像から顔を認識する
    駐車管理システム。
  2. 車室に設けられた端末装置で取得した画像精算機で取得した画像の各々から顔を認識し、認識したが同一の利用者を示す場合、前記車室に駐車された車両の駐車料金の精算のための処理を前記精算機により行い、
    前記精算機は、前記利用者が所持する記録媒体に記録された画像から顔を認識する
    駐車管理システム。
  3. 車室に設けられた端末装置で取得した画像精算機で取得した画像の各々から顔を認識し、認識したが同一の利用者を示す場合、前記車室に駐車された車両の駐車料金の精算のための処理を前記精算機により行い、
    前記端末装置及び前記精算機は、前記利用者が所持する記録媒体に記録された画像から顔を認識する
    駐車管理システム。
  4. 前記端末装置は、前記利用者の顔を撮影するカメラを備え、当該カメラで撮影した画像から前記利用者の顔を認識する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  5. 前記精算機は、前記利用者の顔を撮影するカメラを備え、当該カメラで撮影した画像から前記利用者の顔を認識する
    請求項から請求項のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  6. 前記端末装置は、前記利用者の顔を認識すると、顔の認識を前記利用者に報知する
    請求項から請求項のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  7. 前記端末装置で取得した画像から認識した交通系ICカードのID番号と、前記精算機で取得した前記交通系ICカードのID番号とが一致した場合、前記精算のための処理を行う
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  8. 前記精算機は、取得した画像から前記交通系ICカードのID番号を認識する
    請求項に記載の駐車管理システム。
  9. 前記精算機は、前記交通系ICカードから近距離無線通信により前記交通系ICカードのID番号を取得する
    請求項に記載の駐車管理システム。
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