JP2021081811A - 駐車管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車場におけるカーシェアリングの車両の状況を管理する。【解決手段】端末装置30A1が撮影した画像から車室4A1からカーシェア車両の出庫を車番認識装置50が認識した場合、管理装置20は、カーシェア車両が出庫中であることを記憶する。端末装置30A1が撮影した画像から、カーシェア車両が車室4A1に入庫したことを車番認識装置50が認識した場合、管理装置20は、カーシェア車両が返却されたことを示す情報を記憶する。【選択図】図1

Description

本発明は、駐車管理システムに関する。
駐車場における車両を管理する発明として、例えば特許文献1に開示された駐車管理システムがある。この駐車管理システムは、ロック板が設置されていない駐車場においてカメラで駐車エリアを撮影し、駐車エリア毎に駐車した車両の車両番号、入場時刻などを管理する。
特許第3883638号公報
カーシェアリングのサービスにおいては、駐車する車室には車止めが配置されており、カーシェアリングの車両の使用に際してユーザが車止めを移動させて車両を使用する。カーシェアリングの車両は、予約した時間帯であれば車止めを移動させて自由に利用できるが、車両の状況をサービスの提供者が把握できるのが好ましい。
本発明は、駐車場におけるカーシェアリングの車両の状況を管理することを目的とする。
本発明は、駐車場に駐車されている車両を撮影した画像から当該車両を識別し、貸出対象である貸出車両の状況を識別結果に基づいて管理する駐車管理システムを、第1の態様として提供する。
第1の態様の駐車管理システムによれば、駐車場におけるカーシェアリングの車両の状況を管理することができる。
第1の態様の駐車管理システムにおいて、複数の車室毎に車両を撮影して各車室における車両の有無を識別し、各車室の車両の有無に基づいて、前記貸出車両の状況を管理する、という構成を第2の態様として採用してもよい。
第2の態様の駐車管理システムによれば、複数の貸出車両の状況を管理することができる。
また、本発明は、第2の態様において、前記貸出車両が駐車する予め定められた車室において前記貸出車両以外の車両を認識した場合、警告を行う、という構成を第3の態様として採用してもよい。
第3の態様の駐車管理システムによれば、貸出車両が駐車する車室に駐車しようとする貸出車両以外の車両の運転手に対して、他の車室に駐車するよう警告することができる。
また、本発明は、第2の態様又は第3の態様において、予め定められた車室で前記貸出車両を識別した場合、前記貸出車両を返却された車両として管理する、という構成を第4の態様として採用してもよい。
第4の態様の駐車管理システムによれば、貸出車両が返却されたことを知ることができる。
また、本発明は、第1の態様から第4の態様のいずれか一の態様において、複数の駐車場における前記貸出車両の状況を管理する、という構成を第5の態様として採用してもよい。
第5の態様の駐車管理システムによれば、複数の貸出車両の状況を管理することができる。
また、本発明は、第1の態様から第4の態様のいずれか一の態様において、前記貸出車両が保管場所である駐車場以外へ駐車されたことを認識し、当該駐車の駐車料金を精算する、という構成を第6の態様として採用してもよい。
第6の態様の駐車管理システムによれば、貸出車両が他の駐車場へ駐車したことを管理することができる。
また、本発明は、第1の態様から第6の態様のいずれか一の態様において、前記貸出車両が予め定められた車室を出た時間及び前記予め定められた車室に戻った時間に応じて前記貸出車両の使用料金を精算する、という構成を第7の態様として採用してもよい。
第7の態様の駐車管理システムによれば、貸出車両の使用料金を精算することができる。
また、本発明は、第1の態様から第7の態様のいずれか一の態様において、前記駐車場は、前記貸出車両の使用料金を精算する精算機を備える、という構成を第8の態様として採用してもよい。
第8の態様の駐車管理システムによれば、貸出車両の使用料金の精算を駐車場で行うことができる。
また、本発明は、第5の態様において、前記貸出車両が予め定められた保管場所以外の駐車場で識別されて前記貸出車両で返却処理が行われた場合、前記貸出車両を返却された車両として管理する、という構成を第9の態様として採用してもよい。
第9の態様の駐車管理システムによれば、予め定められた駐車場以外の駐車場に貸出車両を駐車して返却することができる。
本発明は、第1の態様において、前記画像から前記車両の車番及び車種を識別し、前記車番及び前記車種に基づいて前記状況を管理する、という構成を第10の態様として採用してもよい。
第10の態様の駐車場管理システムによれば、貸出車両の誤認識を抑えることができる。
本発明は、第1の態様において、前記貸出車両が駐車する予め定められた車室の路面に、前記貸出車両の車室であることを示す画像を表示する、という構成を第11の態様として採用してもよい。
第11の態様の駐車場管理システムによれば、貸出車両が駐車する車室へ貸出車両以外の車両が駐車するのを抑えることができる。
ができる。
本発明に係る駐車管理システム1の一例を示した図。 管理装置20の構成を示したブロック図。 管理テーブルの一例を示す図。 端末装置30の構成を示したブロック図。 精算機40の構成を示したブロック図。 車番認識装置50の構成を示したブロック図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。 実施形態の動作例を説明するためのシーケンス図。 端末装置30が表示する画面の一例を示す図。
[実施形態]
(実施形態の構成)
図1は、本発明に係る駐車管理システム1の一例を示した図である。駐車管理システム1は、駐車場3A〜駐車場3Cが有する車室4の管理と、車室4に駐車されるカーシェアリング用の車両の状況の管理を行うシステムである。通信網2は、データ通信などの通信サービスを提供する通信網である。通信網2は、インターネットや固定電話網、移動体通信網などを含む。
駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cは、カーシェアリングのサービスと、車両を駐車する車室4を時間貸しで提供するサービスを提供する駐車場であり、複数の車室4を有する。車室4は、本発明に係る車室の一例である。駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cは、所謂フラップレス式の駐車場であり、各々に精算機40と車番認識装置50が設置され、車室4への車両の入庫を検知する端末装置30が車室4毎に設置されている。以下の説明において、説明の便宜上、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cの各々を区別する必要がない場合は駐車場3と称する。また、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cのそれぞれには、車室4にカーシェアリング用の車両(以下、カーシェア車両と称する)が配置されている。本実施形態においては、カーシェア車両に対しては、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cのそれぞれに予め専用の車室4が定められている。カーシェア車両は、ユーザへの貸出対象の車両であり、本発明に係る貸出車両の一例である。
ユーザ端末10は、通信網2を介して通信を行うコンピュータ装置である。ユーザ端末10は、例えばスマートフォンである。ユーザ端末10は、スマートフォンに限定されるものではなく、通信網2を介して通信を行うタブレット端末やフィーチャフォン、データ通信に特化したコンピュータ装置、ラップトップ型のコンピュータ装置、デスクトップ型のコンピュータ装置などであってもよい。ユーザ端末10は、通信網2を介してデータ通信を行う。カーシェア車両を利用するユーザは、ユーザ端末10を操作して、カーシェア車両の利用予約を行う。
管理装置20は、駐車場3の車室4の状況を管理する装置である。管理装置20は、駐車場3の各車室4の状況を管理する。
端末装置30は、車室4毎に設置される装置である。端末装置30は、例えば所定の高さの柱状の装置であり、ディスプレイ装置や、警告音を放音するスピーカ、車両を撮影するカメラを有する。端末装置30の設置位置は、車室4に進入する車両の車番が撮影可能な位置であればよく、車室4の前方又は後方に設置される。なお、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cの端末装置30を区別する必要がある場合、設置されている駐車場3の末尾の符号を付して説明する。例えば、駐車場3Aの端末装置30について説明する場合は端末装置30Aと称し、駐車場3Bの端末装置30について説明する場合は端末装置30Bと称する。
車番認識装置50は、車室4への車両の進入、車室4からの車両の退出、車室4に入庫した車両の車番を認識する装置であり、同じ駐車場内に設置されている複数の端末装置30に接続されている。車番認識装置50は、端末装置30がカメラでの撮影により得た映像を取得し、取得した映像から公知の方法で、映像内の車両及び車両の車番を認識する。なお、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cの車番認識装置50を区別する必要がある場合、設置されている駐車場3の末尾の符号を付して説明する。例えば、駐車場3Aの車番認識装置50について説明する場合は車番認識装置50Aと称し、駐車場3Bの車番認識装置50について説明する場合は車番認識装置50Bと称する。
精算機40は、車室4の利用料金の精算を行う装置である。精算機40は、同じ駐車場内に設置されている複数の端末装置30と車番認識装置50に接続されている。また、精算機40は、通信網2に接続されており、管理装置20と通信を行う。なお、駐車場3A、駐車場3B及び駐車場3Cの精算機40を区別する必要がある場合、設置されている駐車場3の末尾の符号を付して説明する。例えば、駐車場3Aの精算機40について説明する場合は精算機40Aと称し、駐車場3Bの精算機40について説明する場合は精算機40Bと称する。
図2は、管理装置20の構成を示したブロック図ある。通信部205は、通信網2を介したデータ通信を行う通信インターフェースである。ディスプレイ装置203は、例えば液晶ディスプレイであり、管理装置20を操作するためのGUI画面や各種情報を表示する。操作部204は、キーボードやマウスなどの入力装置である。
記憶部202は、ハードディスク装置を有し、複数の駐車場3毎に、駐車場3が有する車室4に関する情報を管理する管理テーブルを記憶する。本実施形態においては、記憶部202は、駐車場3Aに対応した管理テーブル、駐車場3Bに対応した管理テーブル及び駐車場3Cに対応した管理テーブルというように、複数の駐車場毎に管理テーブルを記憶する。
図3は、駐車場3Aに対応した管理テーブルの一例を示す図である。管理テーブルの各レコードは、一の車室4に対応している。各レコードは、車室4に関する情報として、車室を識別する車室ID、車室4の種別、車室4の状況、車室4への車両の入庫日時、車室4からの車両の出庫日時、車室4に入庫した車両の車番、車室4を専用車室とするカーシェア車両の車番を格納する。
車室4の種別のカラムには、車室4が時間貸しの車室である場合には、時間貸しであることを示す情報が格納され、車室4がカーシェア車両の専用の車室である場合には、カーシェア車両専用の車室であることを示す情報が格納される。カーシェア車両の車番のカラムには、車室4がカーシェア車両の専用車室である場合に駐車するカーシェア車両の車番が格納される。
例えば、車室4A1の車室IDがA001であり、車室4A1がカーシェア車両の保管場所となる専用車室である場合、図3に示す管理テーブルの1行目のレコードのように、車室4の種別のフィールドにはカーシェア車両専用の車室であることを示す情報が格納され、カーシェア車両の車番のフィールドには、カーシェア車両の車番が格納される。
また、記憶部202は、制御部201が実行するプログラムを記憶する。制御部201は、CPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部202に記憶されているプログラムを実行する。制御部201は、通信部205を介して精算機40と通信を行う。
図4は、端末装置30の構成を示したブロック図である。通信部305は、精算機40や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。カメラ306は、撮像素子を有しており、車室4を撮影する。ディスプレイ303は、液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。スピーカ307は、制御部301から出力される信号に対応した音声や警告音を出力する。記憶部302は、不揮発性メモリであり、端末装置30が設置されている車室4を識別する車室IDと、制御部301が実行するプログラムを記憶する。制御部301は、CPUを有し、記憶部302に記憶されているプログラムを実行して各部を制御し、通信部305を介して精算機40や車番認識装置50と通信を行う。
図5は、精算機40の構成を示したブロック図である。通信部405は、端末装置30や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。タッチパネル403は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせた装置である。スピーカ407は、制御部401から出力される信号に対応した音声を出力する。精算部406は、車室4の利用料金の精算に係る紙幣や硬貨の入出金を行う。
記憶部402は、不揮発性メモリであり、精算機40が設置されている駐車場3が有する車室4に関する情報を管理する管理テーブルを記憶する。管理テーブルは、図3に示した管理テーブルと同じテーブルである。また、記憶部402は、制御部401が実行するプログラムを記憶する。制御部401は、CPUを有し、記憶部402に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行している制御部401は、通信部405を介して端末装置30や車番認識装置50と通信を行う。また、制御部401は、タッチパネル403が検出した指の位置と、タッチパネル403に表示されている画面に応じてユーザの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や精算処理などの各種処理を実行する。
図6は、車番認識装置50の構成を示したブロック図ある。通信部505は、端末装置30や精算機40と通信を行う通信インターフェースである。記憶部502は、不揮発性メモリを有し、制御部501が実行するプログラムを記憶する。制御部501は、CPUを有し、記憶部502に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行中の制御部501は、車室4への車両の進入や退出を検知し、車室4に入庫した車両の車番を端末装置30から送られる映像を解析して認識する。また、制御部501は、通信部505を介して端末装置30や精算機40と通信を行う。
(実施形態の動作例)
次に実施形態の動作例について説明する。図7は、カーシェア車両が専用車室から出庫するときの動作を説明するためのシーケンス図である。
ユーザは、車室4A1に駐車されているカーシェア車両の予約をユーザ端末10で行った後、カーシェア車両の利用を開始する日時に駐車場3Aへ行く。車室4A1にある端末装置30A1においては、図8に示す画面が表示されている。この画面においては、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であることと、カーシェア車両の車番が示されている。ユーザは、画面を見ることにより、カーシェア車両が入庫している車室4A1を特定することができる。
ユーザは、車室4A1に駐車されているカーシェア車両のドアロックを解錠し、カーシェア車両を運転して車室4A1にから出庫する。端末装置30A1は、カメラ306で撮影している車室4A1の映像を車番認識装置50Aへ送信しており、車両が車室4A1から退出すると、車室4A1から退出する車両の映像が車番認識装置50Aへ送信される。
車番認識装置50Aは、端末装置30A1から送られる映像を解析し、車室4A1からの車両の退出を公知の技術を用いて判定する(ステップSA1)。車番認識装置50Aは、車室4A1からの車両の退出を判定すると、車両が退出した車室4A1の車室IDを含む出庫メッセージを精算機40Aへ送信する(ステップSA2)。
精算機40Aは、車番認識装置50Aから送信された出庫メッセージを受信する。精算機40Aは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した出庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSA3)。ここで精算機40Aは、受信した出庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されている場合、出庫を示す情報を状況のフィールドに格納し、出庫メッセージを受信した日時を出庫日時のフィールドに格納し、入庫した車両の車番のフィールドに格納されている車番を消去する。
次に精算機40Aは、駐車場3Aの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSA4)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSA5)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Aの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Aの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4A1について出庫を示す情報が表示されるため、オペレータは、カーシェア車両が出庫し、カーシェア車両の状況として、カーシェア車両が利用中であることを知ることができる。
次に精算機40Aは、出庫メッセージに含まれている車室IDの端末装置30A1へ、カーシェア車両が出庫中であることを示す画面の表示を指示するメッセージを送信する(ステップSA6)。このメッセージを受信した端末装置30A1は、図9に示すように、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であり、カーシェア車両が出庫中であることを示す画面を表示する(ステップSA7)。この画面により、駐車場3Aを利用する利用者は、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であり、カーシェア車両が利用中であることを知ることができる。
次に、カーシェア車両が出庫した後の車室4A1にカーシェア車両以外の車両が進入したときの動作例について、図10を用いて説明する。
端末装置30A1は、カメラ306で撮影している車室4A1の映像を車番認識装置50Aへ送信しており、車両が車室4A1に進入すると、車室4A1に進入する車両の映像が車番認識装置50Aへ送信される。車番認識装置50Aは、端末装置30A1から送られる映像を解析し、車室4A1への車両の進入を公知の技術を用いて判定する(ステップSB1)。車番認識装置50Aは、車室4A1への車両の進入を判定すると、車室4A1に進入した車両の車番を端末装置30A1から送信される映像を解析して認識する(ステップSB2)。車番認識装置50Aは、認識した車番と、車両が進入した車室4A1の車室IDを含む入庫メッセージを精算機40Aへ送信する(ステップSB3)。ここで、車室4A1に進入した車両が車室4A1から出庫したカーシェア車両ではない場合、カーシェア車両の車番とは異なる車番が車番認識装置50Aから精算機40Aへ送信される。
精算機40Aは、車番認識装置50Aから送信された入庫メッセージを受信する。精算機40Aは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSB4)。
ここで精算機40Aは、管理テーブルにおいて受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているか判定する。ここでは、入庫メッセージに含まれている車室4A1の車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているため、精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていると判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されている場合、カーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、入庫メッセージに含まれている車番が同じであるか判定する。カーシェア車両以外の車両が車室4A1に進入した場合、カーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が異なるため、精算機40Aは、カーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が同じではないと判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードのカーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が同じではないと判定した場合、受信した出庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、状況のフィールドにカーシェア車両以外の車両が入庫したことを示す情報を格納し、入庫日時のフィールドに入庫メッセージを受信した日時を格納し、入庫した車両の車番のフィールドに、受信した入庫メッセージに含まれている車番を格納する。
次に精算機40Aは、駐車場3Aの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSB5)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSB6)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Aの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Aの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4A1について、カーシェア車両以外の車両がカーシェア車両の専用車室に入庫したことを示す情報が表示されるため、オペレータは、カーシェア車両以外の車両がカーシェア車両の専用車室に入庫したことを知ることができる。
次に精算機40Aは、受信した車室IDの車室4A1に設置してある端末装置30A1へ、警告の出力を指示するメッセージを送信する(ステップSB7)。このメッセージを受信した端末装置30A1は、カーシェア車両専用の車室4であることを知らせ、車両の移動を促す画面(図11)をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から車両の移動を促す音声を出力する(ステップSB8)。このように、カーシェア車両の専用車室である車室4A1において、予め登録されたカーシェア車両以外の車両が進入した場合、警告の画面と音声が出力される。この画面と音声により、駐車場3Aを利用する利用者は、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であり、駐車が不可であることを知ることができる。
次に、出庫したカーシェア車両が車室4A1に入庫したときの動作例について、図12を用いて説明する。
端末装置30A1は、カメラ306で撮影している車室4A1の映像を車番認識装置50Aへ送信しており、車両が車室4A1に進入すると、車室4A1に進入する車両の映像が車番認識装置50Aへ送信される。車番認識装置50Aは、端末装置30A1から送られる映像を解析し、車室4A1への車両の進入を公知の技術を用いて判定する(ステップSC1)。車番認識装置50Aは、車室4A1への車両の進入を判定すると、車室4A1に進入した車両の車番を端末装置30A1から送信される映像を解析して認識する(ステップSC2)。車番認識装置50Aは、認識した車両の識別結果である車番と、車両が進入した車室4A1の車室IDを含む入庫メッセージを精算機40Aへ送信する(ステップSC3)。ここで、車室4A1に進入した車両が車室4A1から出庫したカーシェア車両である場合、カーシェア車両の車番が車番認識装置50Aから精算機40Aへ送信される。
精算機40Aは、車番認識装置50Aから送信された入庫メッセージを受信する。精算機40Aは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSC4)。
ここで精算機40Aは、管理テーブルにおいて受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているか判定する。ここでは、入庫メッセージに含まれている車室4A1の車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているため、精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていると判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されている場合、カーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、入庫メッセージに含まれている車番が同じであるか判定する。カーシェア車両が車室4A1に進入した場合、カーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が同じであるため、精算機40Aは、受信した車室IDが格納されているレコードのカーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が同じであると判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードのカーシェア車両の車番のフィールドに格納されている車番と、受信した入庫メッセージに含まれている車番が同じであると判定した場合、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する。ここで精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、状況のフィールドにカーシェア車両が入庫したことを示す情報を格納し、入庫日時のフィールドに入庫メッセージを受信した日時を格納し、入庫した車両の車番のフィールドに、受信した入庫メッセージに含まれている車番を格納する。
次に精算機40Aは、駐車場3Aの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSC5)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSC6)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Aの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Aの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4Aについて、カーシェア車両がカーシェア車両の専用車室に入庫したことを示す情報が表示されるため、オペレータは、カーシェア車両がカーシェア車両の専用車室に入庫し、カーシェア車両が返却されたことを知ることができる。
次に精算機40Aは、受信した車室IDの車室4A1に設置してある端末装置30A1へ、カーシェア車両が入庫中であることを示す画面の表示を指示するメッセージを送信する(ステップSC7)。このメッセージが送信された端末装置30A1は、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であり、カーシェア車両が入庫中であることを示す図8の画面と同様の画面を表示する(ステップSC8)。この画面により、駐車場3Aを利用する利用者は、車室4A1がカーシェア車両の専用車室であり、カーシェア車両が入庫中であることを知ることができる。
次に、専用車室を車室4A1とするカーシェア車両が、駐車場3Aにおいて車室A1以外の車室4に入庫したときの動作例について、図13を用いて説明する。
駐車場3Aの車室4A2に設置されている端末装置30A2は、カメラ306で撮影している車室4A2の映像を車番認識装置50Aへ送信している。車室4A1から出庫したカーシェア車両が車室4A2に進入すると、車室4A2に進入するカーシェア車両の映像が車番認識装置50Aへ送信される。車番認識装置50Aは、端末装置30A2から送られる映像を解析し、車室4A2への車両の進入を公知の技術を用いて判定する(ステップSD1)。車番認識装置50Aは、車室4A2への車両の進入を判定すると、車室4A2に進入した車両の車番を端末装置30A2から送信される映像を解析して認識する(ステップSD2)。車番認識装置50Aは、認識した車番と、車両が進入した車室4A2の車室IDを含む入庫メッセージを精算機40Aへ送信する(ステップSD3)。ここでは、カーシェア車両の車番を含む入庫メッセージが車番認識装置50Aから精算機40Aへ送信される。
精算機40Aは、車番認識装置50Aから送信された入庫メッセージを受信する。精算機40Aは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSD4)。
ここで精算機40Aは、管理テーブルにおいて受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているか判定する。ここでは、図3の管理テーブルの2行目のカラムに示すように、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていないため、精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていないと判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていない場合、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの状況のフィールドに車両の入庫を示す情報を格納し、入庫日時のフィールドに入庫メッセージを受信した日時を格納し、入庫した車両の車番のフィールドに、受信した入庫メッセージに含まれている車番を格納する。
次に精算機40Aは、駐車場3Bの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSD5)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSD6)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Aの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Aの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4A2について、時間貸しの車室4A2に車両が入庫したことを示す情報が表示されるため、オペレータは、車両が時間貸しの車室4A2に入庫したことを知ることができる。また、車室4A2に入庫したカーシェア車両の車番が表示されるため、オペレータは、時間貸しの車室4A2に入庫した車両がカーシェア車両であることを知ることができる。
時間貸しの車室4A2に対応したレコードを更新した精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、カーシェア車両の車番のカラムに格納されているか判定する(ステップSD7)。ここで、車室4A2に入庫したカーシェア車両の車番は、車室4A1に対応したレコードのカーシェア車両の車番のカラムに格納されているため、精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、カーシェア車両の車番のカラムに格納されていると判定する。
精算機40Aは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、カーシェア車両の車番のカラムに格納されていると判定すると、警告の出力を指示するメッセージを端末装置30A2へ送信する(ステップSD8)。このメッセージを受信した端末装置30A2は、時間貸しの車室4であることを知らせ、車両の移動を促す画面(図14)をディスプレイ303で表示し、スピーカ307から車両の移動を促す音声を出力する(ステップSD9)。このように、時間貸しの車室である車室4A2において、カーシェア車両が進入した場合、警告の画面と音声が出力される。この画面と音声により、カーシェア車両の利用者は、車室4A2が時間貸しの車室4であり、駐車が不可であることを知ることができる。
次に、専用車室を駐車場3Aの車室4A1とするカーシェア車両が駐車場3Bに駐車したときの動作例について、図15を用いて説明する。
駐車場3Bの車室4B2に設置されている端末装置30B2は、カメラ306で撮影している車室4B2の映像を車番認識装置50Bへ送信している。車室4A1から出庫したカーシェア車両が車室4B2に進入すると、車室4B2に進入するカーシェア車両の映像が車番認識装置50Bへ送信される。車番認識装置50Bは、端末装置30B2から送られる映像を解析し、車室4B2への車両の進入を公知の技術を用いて判定する(ステップSE1)。車番認識装置50Bは、車室4B2への車両の進入を判定すると、車室4B2に進入した車両の車番を端末装置30B2から送信される映像を解析して認識する(ステップSE2)。車番認識装置50Bは、認識した車番と、車両が進入した車室4B2の車室IDを含む入庫メッセージを精算機40Bへ送信する(ステップSE3)。ここでは、カーシェア車両の車番を含む入庫メッセージが車番認識装置50Bから精算機40Bへ送信される。
精算機40Bは、車番認識装置50Bから送信された入庫メッセージを受信する。精算機40Bは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSE4)。
ここで精算機40Bは、管理テーブルにおいて受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されているか判定する。車室4B2がカーシェア車両の専用車室でない場合、ここでは、入庫メッセージに含まれている車室4B2の車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていないため、精算機40Bは、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていないと判定する。
精算機40Bは、管理テーブルにおいて受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドにカーシェア車両の専用車室であることを示す情報が格納されていない場合、受信した入庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの状況のフィールドに車両の入庫を示す情報を格納し、入庫日時のフィールドに入庫メッセージを受信した日時を格納し、入庫した車両の車番のフィールドに、受信した入庫メッセージに含まれている車番を格納する。
次に精算機40Bは、駐車場3Bの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSE5)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSE6)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Bの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Bの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4B2について、時間貸しの車室4B2に車両が入庫したことを示す情報が表示されるため、オペレータは、車両が時間貸しの車室4B2に入庫したことを知ることができる。
時間貸しの車室4B2に対応したレコードを更新した精算機40Bは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、自身が記憶している管理テーブルのカーシェア車両の車番のカラムに格納されているか判定する(ステップSE7)。ここで、車室4A2に入庫したカーシェア車両の車番は、精算機40Bが記憶している管理テーブルには格納されていないため、精算機40Bは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、カーシェア車両の車番のカラムに格納されていない判定する。
精算機40Bは、受信した入庫メッセージに含まれている車番と同じ車番が、カーシェア車両の車番のカラムに格納されていない判定すると、車両の入庫を示す画面の出力を指示するメッセージを端末装置30B2へ送信する(ステップSE8)。このメッセージを受信した端末装置30B2は、車両の入庫を示す画面(図16)をディスプレイ303で表示する(ステップSE9)。このように、カーシェア車両が専用車室を有する駐車場3A以外の駐車場3Bに駐車された場合、車両の入庫を示す画面が出力される。この画面により、カーシェア車両の利用者は、時間貸しの車室に駐車したことを知ることができる。
次にユーザが車室4B2からカーシェア車両を出庫したときの動作例について、図17を用いて説明する。
ユーザは、精算機40Bのタッチパネル403を操作し、カーシェア車両を入庫した車室4B2の番号を入力する。精算機40Bは、入力された番号に対応する車室4B2の車室IDに対応付けて管理テーブルに格納されている入庫日時からの経過時間を求め、経過時間に応じて駐車料金を算出してタッチパネル403に表示する。ユーザは、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算部406は、投入された金額と駐車料金から、釣銭がある場合には釣銭を出金する。
ユーザは、車室4B2に駐車されているカーシェア車両のドアロックを解錠し、カーシェア車両を運転して車室4B2にから出庫する。端末装置30B2は、カメラ306で撮影している車室4B2の映像を車番認識装置50Bへ送信しており、車両が車室4B2から退出すると、車室4B2から退出する車両の映像が車番認識装置50Bへ送信される。
車番認識装置50Bは、端末装置30B2から送られる映像を解析し、車室4B2からの車両の退出を公知の技術を用いて判定する(ステップSF1)。車番認識装置50Aは、車室4B2からの車両の退出を判定すると、車両が退出した車室4B2の車室IDを含む出庫メッセージを精算機40Bへ送信する(ステップSF2)。
精算機40Bは、車番認識装置50Bから送信された出庫メッセージを受信する。精算機40Bは、記憶部402に格納されている管理テーブルにおいて、受信した出庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードの情報を更新する(ステップSF3)。ここで精算機40Bは、受信した出庫メッセージに含まれている車室IDが格納されているレコードにおいて、種別のフィールドに時間貸しを示す情報が格納されている場合、出庫を示す情報を状況のフィールドに格納し、出庫メッセージを受信した日時を出庫日時のフィールドに格納する。
次に精算機40Bは、駐車場3Bの駐車場IDと、更新されたレコードを管理装置20へ送信する(ステップSF4)。管理装置20は、送信された駐車場IDとレコードを受信する。管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する(ステップSF5)。管理装置20のオペレータが、駐車場3Fの管理テーブルを表示する操作を行うと、駐車場3Fの管理テーブルの内容が表示される。ここで、車室4B2について出庫を示す情報が表示されるため、オペレータは、カーシェア車両が出庫したことを知ることができる。
次に精算機40Aは、出庫メッセージに含まれている車室IDの端末装置30B2へ、車室が利用可能であることを示す画面の出力を指示するメッセージを送信する(ステップSF6)。このメッセージが送信された端末装置30B2は、図18に示すように、車室4B2が利用可能であることを示す画面を表示する(ステップSF7)。この画面により、駐車場3Bを利用する利用者は、車室4B2が空き室であり利用可能であることを知ることができる。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
本発明においては、駐車管理システム1は、カーシェア車両の使用料金について、管理テーブルに格納されている出庫日時と入庫日時から使用時間を算出し、算出した使用時間に応じた料金を精算してもよい。使用料金の精算については、精算機40で精算してもよく、予め登録されたクレジットカードの番号で精算してもよい。
本発明においては、カーシェア車両の専用車室を設けない構成としてもよい。専用車室を設けない構成の場合、カーシェア車両の車番を管理装置20に登録し、入庫した車両の車番が登録されているカーシェア車両の車番と一致した場合、管理テーブルの種別のフィールドにカーシェア車両の車室であることを示す情報を格納し、入庫した車両の車番が登録されているカーシェア車両の車番と一致しなかった場合、管理テーブルの種別のフィールドに時間貸しの車室であることを示す情報を格納してもよい。この構成によれば、カーシェア車両について、どの車室に入庫しているか管理することができる。
本発明においては、カーシェア車両は、カーシェア車両用の専用の車室4を有する駐車場3以外の駐車場に乗り捨て可能な構成であってもよい。例えば、専用車室以外の車室において、カーシェア車両の返却処理が行われた場合、管理装置20は、返却されたカーシェア車両の車番が格納されている管理テーブルでのレコードにおいて、返却されたことを示す情報を対応付けて格納する。また、管理装置20は、返却処理されたカーシェア車両の車番が格納されている管理テーブルのレコードの内容を表示してもよい。この構成によれば、返却処理が行われたカーシェア車両が格納されている駐車場3と車室4をオペレータが知ることができる。
本発明においては、駐車場3Bの車室4B2に入庫した車両の車番がカーシェア車両の車番として他の駐車場3A、3Cの管理テーブルに格納されている場合、駐車料金を割引してもよい。例えば、精算機40Bは、時間貸しの車室に入庫した車両の車番について、他の駐車場3A、3Cにおいてカーシェア車両の車番として登録されているか管理装置20に問い合わせる。管理装置20は、問い合わせに係る車番が、駐車場3A、3Cの管理テーブルのカーシェア車両の車番のカラムに格納されている場合、登録されていることを精算機40Bへ通知する。精算機40Bは、この通知を受信すると、車室4B2の駐車料金の精算処理のときに駐車料金を割引又は無料とする。
上述した実施形態においては、駐車場3は精算機40を備えているが、精算機40を備えていない構成であってもよい。駐車場3が精算機40を備えていない構成の場合、車番認識装置50は、自身が設置されている駐車場3の駐車場IDと、実施形態で精算機40へ送信していた出庫メッセージ及び入庫メッセージを管理装置20へ送信する。管理装置20は、送信される駐車場ID、出庫メッセージ、入庫メッセージ用いて、受信した駐車場IDに対応する管理テーブルを、実施形態の精算機40と同様に更新する。なお、出庫日時については、車両の退出を判定した日時を出庫日時として出庫メッセージに含め、管理装置20は、出庫メッセージに含まれている出庫日時を管理テーブルに格納してもよい。また、入庫日時については、車両の入庫を判定した日時を入庫日時として入庫メッセージに含め、管理装置20は、入庫メッセージに含まれている入庫日時を管理テーブルに格納してもよい。
本発明は、ゲート式の駐車場に適用してもよい。ゲート式の駐車場に駐車した車両の管理を管理装置20で行う場合、ゲートから入る車両を撮影するカメラと、ゲートから出る車両を撮影するカメラを駐車場に設置する。なお、ゲートから入る車両とゲートから出る車両を一台のカメラで撮影してもよい。車番認識装置50は、カメラから送られる映像を解析し、ゲートから駐車場3への車両の進入を判定すると、認識した車番、車番を認識した日時、駐車場IDを含む入庫メッセージを管理装置20へ送信する。車番認識装置50は、カメラから送られる映像を解析し、ゲートからの車両の退出を判定すると、認識した車番、車番を認識した日時、駐車場IDを含む出庫メッセージを管理装置20へ送信する。管理装置20は、入庫メッセージを受信すると、受信した入庫メッセージに含まれている車番と日時を駐車場IDに対応付けて、入庫した車両の情報を格納する入庫テーブルに格納する。管理装置20は、出庫メッセージを受信すると、受信した出庫メッセージに含まれている車番と日時を駐車場IDに対応付けて、出庫した車両の情報を格納する出庫テーブルに格納する。この変形例によれば、ゲート式の駐車場に入庫した車両や出庫した車両を管理することができる。
本発明においては、管理テーブルは、車両の車種を格納するカラムを設けてもよい。この構成においては、車番認識装置50は、端末装置30が撮影した画像から車室4に入庫又は車室4から出庫した車両の車種を認識し、認識した車種を示す車種情報を精算機40へ送信するメッセージに含めて送信する。精算機40は、管理テーブルにおいて、車番認識装置50から送信されたメッセージに含まれている車室IDを含むレコードを検索し、検索したレコードに格納されているカーシェア車両の車番及び車種情報と、車番認識装置50から送信された車番及び車種情報とが一致した場合、入庫日時又は出庫日時を更新する。精算機40は、設置されている駐車場の駐車場IDと、更新したレコードを管理装置20へ送信し、管理装置20は、受信した駐車場IDに対応した管理テーブルにおいて、受信したレコードに格納されている車室IDが格納されているレコードを、受信したレコードに更新する。
本発明においては、端末装置30は、設置されている車室4に画像を投写するプロジェクターを備える構成であってもよい。
端末装置30がプロジェクターを備える構成においては、精算機40は、カーシェア車両の車番が格納されている管理テーブルのレコードに出庫を示す情報を格納した場合、出庫メッセージを送信した端末装置30へ、カーシェア車両の専用車室であることを示す画像の出力を指示するメッセージを送信する。このメッセージを送信された端末装置30は、設置されている車室4の路面に対し、カーシェア車両の専用車室であることを知らせる画像を投写する。この構成によれば、駐車場3を利用する車両の運転手は、カーシェア車両の専用車室を容易に知ることができる。
上述した実施形態においては、精算部406は、投入された紙幣や硬貨などの現金で利用料金の精算を行っているが、キャッシュカードや電子決済などのキャッシュレスによる精算が可能な構成としてもよい。
上述した実施形態においては、利用者が精算機40を操作するための入力デバイスはタッチパネル403であるが、タッチパネル403に替えて複数のボタンを入力デバイスとして精算機40に設け、利用者は、ボタンを押下することにより精算機40を操作する構成としてもよい。
1…駐車管理システム、2…通信網、3…駐車場、4…車室、10…ユーザ端末、20…管理装置、30…端末装置、40…精算機、50…車番認識装置、201…制御部、202…記憶部、203…ディスプレイ装置、204…操作部、205…通信部、301…制御部、302…記憶部、303…ディスプレイ、305…通信部、306…カメラ、307…スピーカ、401…制御部、402…記憶部、403…タッチパネル、405…通信部、406…精算部、407…スピーカ、501…制御部、502…記憶部、505…通信部

Claims (11)

  1. 駐車場に駐車されている車両を撮影した画像から当該車両を識別し、貸出対象である貸出車両の状況を識別結果に基づいて管理する
    駐車管理システム。
  2. 複数の車室毎に車両を撮影して各車室における車両の有無を識別し、各車室の車両の有無に基づいて、前記貸出車両の状況を管理する
    請求項1に記載の駐車管理システム。
  3. 前記貸出車両が駐車する予め定められた車室において前記貸出車両以外の車両を認識した場合、警告を行う
    請求項2に記載の駐車管理システム。
  4. 予め定められた車室で前記貸出車両を識別した場合、前記貸出車両を返却された車両として管理する
    請求項2又は請求項3に記載の駐車管理システム。
  5. 複数の駐車場における前記貸出車両の状況を管理する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  6. 前記貸出車両が保管場所である駐車場以外へ駐車されたことを認識し、
    当該駐車の駐車料金を精算する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  7. 前記貸出車両が予め定められた車室を出た時間及び前記予め定められた車室に戻った時間に応じて前記貸出車両の使用料金を精算する
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  8. 前記駐車場は、前記貸出車両の使用料金を精算する精算機を備える
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の駐車管理システム。
  9. 前記貸出車両が予め定められた保管場所以外の駐車場で識別されて前記貸出車両で返却処理が行われた場合、前記貸出車両を返却された車両として管理する
    請求項5に記載の駐車管理システム。
  10. 前記画像から前記車両の車番及び車種を識別し、前記車番及び前記車種に基づいて前記状況を管理する
    請求項1に記載の駐車管理システム。
  11. 前記貸出車両が駐車する予め定められた車室の路面に、前記貸出車両の車室であることを示す画像を表示する
    請求項1に記載の駐車管理システム。
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