JP2021089570A - 通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】駐車料金の未納が故意であるか判定する。【解決手段】精算機40は、精算後に駐車料金が発生しない時間内に車室4から車両が出庫しないことにより精算後に新たに駐車料金が発生した場合、駐車料金の全額に対する未納の金額の比率に基づいて、未納の出庫が故意か否かを判定する。精算機40は、入庫日時から精算日時までの経過時間に応じた第1の駐車料金と、精算日時から出庫の時点までの経過時間に応じた第2の駐車料金を算出する。精算機40は、第1の駐車料金と第2の駐車料金を合算した料金における第2の駐車料金の比率を計算する。精算機40は、計算した比率が予め定められた比率未満である場合、新たに発生した駐車料金についての未納が故意ではないと判定し、計算した比率が予め定められた比率以上である場合、新たに発生した駐車料金についての未納が故意であると判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、通知システムに関する。
駐車場の駐車料金を精算する発明として、例えば特許文献1に開示された駐車管理システムがある。この駐車管理システムは、駐車エリア毎に設置されたカメラで駐車エリア内の車両を撮影して車両の車番を認識し、認識した車番と入場時刻を駐車エリアの番号に対応付けて記憶する。駐車料金の精算のときには、利用者が料金精算装置で入力した駐車エリアの番号に対応付けられている入場時刻と現在時刻から駐車時間を求めて駐車料金を算出して表示する。利用者が料金精算装置で駐車料金の精算を行うと、精算時刻を駐車エリアに対応付けて記憶する。駐車エリアの車両の退場を駐車エリアの映像から判定すると、退場した車両が駐車していた駐車エリアに対応付けて記憶されている精算時刻を基にして正規の退場か不正な退場かを判定する。
特許文献1に開示された駐車管理システムにおいては、精算時刻から退場までの経過時間が規定時間を超えていると、未納の駐車料金があるとし、退場した車両の車両番号、入場時刻、退場時刻、正規の駐車料金、支払った精算金額、撮影した画像データなど不正利用情報として登録する。しかしながら、規定時間を超えた分の駐車料金が発生したことは利用者に知らされないため、規定時間を超えた分の料金を支払う意思があっても、その場で精算を行うことが困難となっている。
本発明は、駐車料金の未納が故意であるか判定することを目的とする。
本発明は、駐車場から退場する車両の駐車料金に未納がある場合、前記駐車料金の支払及び前記駐車料金から軽減する金額の少なくとも一方の状況に基づき前記未納が故意であるか否かの判定を行い、前記判定の結果に応じた通知を行う通知システムを、第1の態様として提供する。
第1の態様の通知システムによれば、駐車料金の未納が故意であるか判定することができる。
また、本発明は、第1の態様の通知システムにおいて、前記未納の金額に基づき前記判定を行う、という構成を第2の態様として採用してもよい。
第2の態様の通知システムによれば、故意の未納か否かを判定することができる。
また、本発明は、第2の態様において、前記駐車料金の全額に対する前記未納の金額の比率に基づき前記判定を行う、という構成を第3の態様として採用してもよい。
第3の態様の通知システムによれば、故意の未納か否かを判定することができる。
また、本発明は、第1の態様から第3の態様のいずれか一の態様において、前記駐車料金の一部の支払タイミングと、前記車両の出庫タイミング及び退場タイミングの少なくとも一方とに基づき前記判定を行う、という構成を第4の態様として採用してもよい。
第4の態様の通知システムによれば、故意の未納か否かを確実に判定することができる。
また、本発明は、第1の態様から第4の態様のいずれか一の態様において、前記駐車場で撮影された画像から特定した前記車両のユーザの挙動に基づき前記判定を行う、という構成を第5の態様として採用してもよい。
第5の態様の通知システムによれば、故意の未納か否かを確実に判定することができる。
また、本発明は、第5の態様において、前記駐車料金の支払を促す通知を行い、前記画像から特定した当該通知を行ったタイミングにおける前記車両のユーザの状態に基づき前記判定を行う、という構成を第6の態様として採用してもよい。
第6の態様の通知システムによれば、故意の未納か否かを確実に判定することができる。
また、本発明は、第5の態様又は第6の態様において、前記画像は前記駐車場の複数の車室の各々に応じて設けられた撮影装置により撮影された画像である、という構成を第7の態様として採用してもよい。
第7の態様の通知システムによれば、車室毎に故意の未納か否かを確実に判定することができる。
また、本発明は、第5の態様又は第6の態様において、前記画像は前記駐車場の複数の車室の各々に対応しない領域を撮影する撮影装置により撮影された画像である、という構成を第8の態様として採用してもよい。
第8の態様の通知システムによれば、撮影装置の設置のコストを抑えることができる。
また、本発明は、第1の態様から第9の態様のいずれか一の態様において、前記車両のユーザ、前記ユーザに対し貸与される前記車両の管理者及び前記駐車場の管理者の1以上に前記通知を行う、という構成を第9の態様として採用してもよい。
第9の態様の通知システムによれば、駐車場で発生した駐車料金の未納が故意か否かをユーザ又は管理者に伝えることができる。
また、本発明は、第9の態様において、前記駐車場から前記車両が退場した後、いずれかの駐車場の精算機において前記車両の新たな駐車料金の支払が行われるときに、前記車両のユーザに前記未納に関する通知を行う、という構成を第10の態様として採用してもよい。
第10の態様の通知システムによれば、未納の発生の通知の機会が増え、未納の発生をユーザに伝えることができる。
[実施形態]
(実施形態の構成)
図1は、本発明に係る通知システム1の一例を示した図である。駐車場3は、車両を駐車する車室4を時間貸しで提供する駐車場であり、車室41〜車室45を有する。本実施形態では、駐車場3は、所謂フラップレス式の駐車場である。通知システム1は、車室41〜車室45を時間貸し、利用時間に応じて精算処理を行うシステムである。なお、説明の便宜上、車室41〜車室45の各々を区別する必要がない場合は車室4と称する。
(実施形態の構成)
図1は、本発明に係る通知システム1の一例を示した図である。駐車場3は、車両を駐車する車室4を時間貸しで提供する駐車場であり、車室41〜車室45を有する。本実施形態では、駐車場3は、所謂フラップレス式の駐車場である。通知システム1は、車室41〜車室45を時間貸し、利用時間に応じて精算処理を行うシステムである。なお、説明の便宜上、車室41〜車室45の各々を区別する必要がない場合は車室4と称する。
駐車場3においては、精算機40と車番認識装置50が設置され、車室4への車両の入庫を検知する端末装置301〜端末装置305が車室41〜車室45に設置されている。なお、説明の便宜上、端末装置301〜端末装置305の各々を区別する必要がない場合は端末装置30と称する。
端末装置30は、例えば所定の高さの柱状の装置であり、ディスプレイ装置や、警告音を放音するスピーカ、車室4を撮影するカメラを有する。端末装置30の設置位置は、車室4に入庫する車両の車番が撮影可能な位置であればよく、車室4の前方又は後方に設置される。
車番認識装置50は、車室4に入庫した車両の車番を認識する装置であり、同じ駐車場内に設置されている複数の端末装置30に接続されている。車番認識装置50は、端末装置30のカメラでの撮影により得た映像を取得し、取得した映像内の車両のナンバープレートの車番を公知の方法で認識する。
精算機40は、車室4の駐車料金の精算を行う装置である。精算機40は、同じ駐車場内に設置されている車番認識装置50と複数の端末装置30に接続されている。
図2は、端末装置30の構成を示したブロック図である。通信部305は、精算機40や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。カメラ306は、撮像素子を有しており、車室4を撮影範囲とする。カメラ306は、本発明に係る撮影装置の一例である。ディスプレイ303は、液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。スピーカ307は、制御部301から出力される信号に対応した音声や警告音を出力する。記憶部302は、不揮発性メモリであり、端末装置30が設置されている車室4を識別する車室番号と、制御部301が実行するプログラムを記憶する。制御部301は、CPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部302に記憶されているプログラムを実行して各部を制御し、通信部305を介して精算機40や車番認識装置50と通信を行う。
図3は、精算機40の構成を示したブロック図である。通信部405は、端末装置30や車番認識装置50と通信を行う通信インターフェースである。タッチパネル403は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサとを組み合わせた装置である。スピーカ407は、制御部401から出力される信号に対応した音声を出力する。精算部406は、車室4の駐車料金の精算に係る紙幣や硬貨の入出金を行う。記憶部402は、不揮発性メモリであり、制御部401が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部402は、駐車テーブル、未納テーブル及び警告テーブルを記憶する。
図4は、駐車テーブルの一例を示す図である。駐車テーブルの各レコードは、一の車室4に対応している。各レコードは、車室4に関する情報として、車室4に付された車室番号、車室4への車両の入庫日時、駐車料金の精算日時、車室4からの車両の出庫日時、車室4に入庫した車両の車番などを格納する。例えば、車室番号として1が格納されているレコードには、車室41への車両の入庫日時、車室41へ入庫した車両の駐車料金の精算日時、車室41へ入庫した車両の出庫日時、車室41へ入庫した車両の車番が格納される。精算日時は、本発明に係る支払いタイミングの一例であり、出庫日時は、本発明に係る出庫タイミングの一例である。
図5は、未納テーブルの一例を示す図である。未納テーブルは、駐車料金を未納で出庫した車両に係る情報を格納するテーブルである。未納テーブルの各レコードは、車室4に入庫した車両の入庫日時、駐車料金の精算日時、車室4に入庫した車両の出庫日時、車室4に入庫した車両の車番などを格納する。
図6は、警告テーブルの一例を示す図である。警告テーブルは、駐車料金の精算を行ってから予め定められた時間内に車室4から出庫しなかった車両に係る情報を格納するテーブルである。警告テーブルの各レコードは、車室4に入庫した車両の入庫日時、駐車料金の精算日時、車室4に入庫した車両の出庫日時、車室4に入庫した車両の車番などを格納する。
制御部401は、CPUを有し、記憶部402に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行している制御部401は、通信部405を介して端末装置30や車番認識装置50などと通信を行う。また、制御部401は、タッチパネル403が検出した指の位置と、タッチパネル403に表示されている画面に応じて利用者の操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や精算処理などの各種処理を実行する。
図7は、車番認識装置50の構成を示したブロック図ある。通信部505は、端末装置30や精算機40と通信を行う通信インターフェースである。記憶部502は、不揮発性メモリを有し、制御部501が実行するプログラムを記憶する。制御部501は、CPUを有し、記憶部502に記憶されているプログラムを実行する。プログラムを実行中の制御部501は、車室4に入庫した車両の車番を端末装置30から送られる映像を解析して認識する。また、制御部501は、通信部505を介して端末装置30や精算機40と通信を行う。
(実施形態の動作例)
次に実施形態の動作例について説明する。図8は、車室4に車両が入庫したときの動作を説明するためのシーケンス図である。
次に実施形態の動作例について説明する。図8は、車室4に車両が入庫したときの動作を説明するためのシーケンス図である。
端末装置301は、カメラ306で車室41を撮影し、カメラ306で撮影している車室41の映像を車番認識装置50へ送信している。駐車場3の利用者の車両が車室41に入庫すると、端末装置301は、カメラ306で撮影している車室41の映像を解析し、車室41への車両の入庫を公知の技術を用いて判定する(ステップSA1)。端末装置301は、車両が車室41へ入庫したと判定すると、撮影した車両の映像を車番認識装置50へ送信する(ステップSA2)。
車番認識装置50は、端末装置301から送られる映像を解析し、車室41に入庫した車両のナンバープレートの車番を認識する(ステップSA3)。車番認識装置50は、映像から認識した車番を端末装置301へ送信する(ステップSA4)。端末装置301は、車番認識装置50から送信された車番を受信すると、車両が進入した車室41の車室番号及び車番認識装置50から受信した車番を含む入庫メッセージを精算機40へ送信する(ステップSA5)。
精算機40は、端末装置301から送信された入庫メッセージを受信する。精算機40は、記憶部402に格納されている駐車テーブルにおいて、受信した入庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードの情報を更新する。具体的には、精算機40は、受信した車室番号が格納されているレコードにおいて、入庫メッセージを受信した日時を入庫日時のセルに格納する(ステップSA6)。これにより、車室41の車室番号が格納されているレコードにおいては、車室41への車両の入庫日時が格納される。
また、精算機40は、受信した入庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードにおいて、入庫メッセージに含まれている車番を車番のセルに格納する(ステップSA7)。これにより、車室41の車室番号が格納されているレコードにおいては、入庫した車両のナンバープレートにある地名、分類番号、ひらがな、アルファベット文字、一連指定番号が格納される。
次に、利用者が精算を行うときの精算機40の動作について、図9を用いて説明する。車室41に車両を入庫した利用者は、駐車料金の精算を行う場合、精算機40のタッチパネル403において精算開始の操作を行い、利用した車室番号を入力する。
精算機40は、利用者が車室番号を入力すると、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、未納テーブルに格納されているか判定する(ステップSB1)。精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、未納テーブルに格納されている場合(ステップSB1でYES)、過去の未納の料金を算出する(ステップSB2)。具体的には、精算機40は、未納テーブルにおいて当該車番に対応付けて精算日時が格納されていない場合には、当該車番に対応付けて格納されている入庫日時から出庫日時までの経過時間に基づいて未納料金を算出し、未納テーブルにおいて当該車番に対応付けて精算日時が格納されている場合には、格納されている精算日時から出庫日時までの経過時間に基づいて未納料金を算出する。
次に精算機40は、駐車テーブルに基づいて駐車料金を算出する(ステップSB3)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されている場合、この精算日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出し、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されていない場合には、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられている入庫日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出する。精算日時からの経過時間に基づいて算出する駐車料金とは、例えば、駐車料金の精算を行った後に直に車両を車室4から出庫させず、所定時間が経過することにより新たに発生する駐車料金である。
そして精算機40は、ステップSB2で算出した料金、ステップSB3で算出した料金、ステップSB2で算出した料金とステップSB3で算出した料金を合算した料金をタッチパネル403に表示する(ステップSB4)。ここで精算機40は、例えば、ステップSB2で算出した料金については過去の未納の料金であることを表示し、ステップSB3で算出した料金については、今回の駐車に対する料金であることを表示する。これにより、利用者は、過去に未納の駐車料金があることを知ることができる。
利用者は、ステップSB4の後、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算機40は、投入された紙幣や硬貨で駐車料金の精算を行う(ステップSB9)。次に精算機40は、駐車テーブルを更新する(ステップSB10)。具体的には、精算機40は、駐車料金の精算を終えた日時を、入力された車室番号を格納しているレコードの精算日時のセルに格納する。
精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、未納テーブルに格納されていない場合(ステップSB2でNO)、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、警告テーブルに格納されているか判定する(ステップSB5)。精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、警告テーブルに格納されている場合(ステップSB5でYES)、駐車テーブルに基づいて駐車料金を算出する(ステップSB6)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されている場合、この精算日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出し、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されていない場合には、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられている入庫日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出する。そして精算機40は、ステップSB6で算出した料金と、速やかな出庫を促すメッセージをタッチパネル403に表示する(ステップSB7)。このメッセージにより、利用者は、速やかに出庫させる必要があることを知ることができる。
利用者は、ステップSB7の後、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算機40は、投入された紙幣や硬貨で駐車料金の精算を行う(ステップSB9)。次に精算機40は、駐車テーブルを更新する(ステップSB10)。具体的には、精算機40は、駐車料金の精算を終えた日時を、入力された車室番号を格納しているレコードの精算日時のセルに格納する。
精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられて格納されている車番が、警告テーブルにも格納されていない場合(ステップSB5でNO)、駐車テーブルに基づいて駐車料金を算出する(ステップSB8)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されている場合、この精算日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出し、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けて精算日時が格納されていない場合には、駐車テーブルにおいて入力された車室番号に対応付けられている入庫日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出する。
利用者は、ステップSB8の後、精算部406に紙幣や硬貨を投入して駐車料金を支払う。精算機40は、投入された紙幣や硬貨で駐車料金の精算を行う(ステップSB9)。次に精算機40は、駐車テーブルを更新する(ステップSB10)。具体的には、精算機40は、駐車料金の精算を終えた日時を、入力された車室番号を格納しているレコードの精算日時のセルに格納する。
精算機40は、入力された車室番号である車室41について精算処理を終えると、車室41からの車両の出庫を監視する。具体的には、端末装置301は、カメラ306で撮影している車室41の映像を解析し、車室41からの車両の出庫を公知の技術を用いて判定する。端末装置301は、車両が車室41へ出庫したと判定すると、車両が入庫した車室41の車室番号を含む出庫メッセージを精算機40へ送信する。精算機40は、端末装置301からの出庫メッセージを受信した場合、車両が車室41から出庫したと判定する。
精算機40は、図9の処理を終えた後、車室41について、出庫メッセージを受信するまで図10に示すフローチャートの処理を実行する。まず精算機40は、端末装置301が送信した出庫メッセージを受信したか判定する(ステップSC1)。
精算機40は、端末装置301が送信した出庫メッセージを受信していない場合(ステップSC1でNO)、駐車テーブルにおいて車室41車室番号を格納したレコードの精算日時を参照し、精算日時からの経過時間が第1閾値未満であるか判定する(ステップSC2)。第1閾値は、例えば5分であるが、5分に限定されるものではなく5分以外の時間であってもよい。また、第1閾値は、駐車場3の管理者が精算機40を操作することにより任意に設定可能な構成としてもよい。
精算機40は、精算日時からの経過時間が第1閾値未満の場合(ステップSC2でYES)、処理の流れをステップSC1へ戻す。精算機40は、精算日時からの経過時間が第1閾値以上の場合(ステップSC2でNO)、精算日時からの経過時間が第2閾値未満であるか判定する(ステップSC3)。第2閾値は、例えば、駐車料金を30分毎に課金する場合には30分とする。なお、第2閾値は、30分に限定されるものではなく30分以外の時間であってもよい。また、第2閾値は、駐車場3の管理者が精算機40を操作することにより任意に設定可能な構成としてもよい。例えば、駐車料金を15分毎に課金する設定である場合、第2閾値は、15分とする。第2閾値は、第1閾値より大きい値とする。
精算機40は、精算日時からの経過時間が第2閾値未満の場合(ステップSC3でYES)、即ち、精算日時からの経過時間が第1閾値以上且つ第2閾値未満である場合、第1の警告を行う(ステップSC4)。具体的には、精算機40は、端末装置301へ第1の警告の出力を指示するメッセージを送信する。このメッセージを取得した端末装置301は、「すみやかな出庫をお願いします」というメッセージをディスプレイ303で表示する。なお、このメッセージを取得した端末装置301は、スピーカ307から出庫を促す音声を出力してもよい。
精算機40は、精算日時からの経過時間が第2閾値以上の場合(ステップSC3でNO)、第2の警告を行う(ステップSC5)。具体的には、精算機40は、端末装置301へ第2の警告の出力を指示するメッセージを送信する。このメッセージを取得した端末装置301は、「精算から所定時間内に出庫していないため、駐車料金が発生しています。駐車料金を精算してください」というメッセージをディスプレイ303で表示する。なお、このメッセージを取得した端末装置301は、表示するメッセージをスピーカ307から音声で出力してもよい。
精算機40は、端末装置301が送信した出庫メッセージを受信した場合(ステップSC1でYES)、図10の処理を終了する。
次に、利用者が車室4から車両を出庫させたときの動作例について、図11に示すフローチャートを用いて車室41か例に説明する。利用者の車両が車室41から出庫すると、端末装置301は、カメラ306で撮影している車室41の映像を解析し、車両の車室41からの出庫を公知の技術を用いて判定する。端末装置301は、車両が車室41から出庫したと判定すると、車両が出庫した車室41の車室番号を含む出庫メッセージを精算機40へ送信する。精算機40は、端末装置301から送信された出庫メッセージを受信すると、図11の処理を実行する。
まず、精算機40は、駐車テーブルを更新する(ステップSD1)。具体的には、精算機40は、受信した出庫メッセージに含まれている車室番号を格納したレコードにおいて、出庫メッセージを受信した日時を出庫日時のセルに格納する。ここで駐車テーブルにおいて車室41に対応したレコードに、出庫日時が格納される。
次に精算機40は、出庫した車両の利用者が精算処理を行ったか判定する(ステップSD2)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードに精算日時が格納されているか判定する。
精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードに精算日時が格納されていない場合、出庫した車両が駐車料金を精算せずに出庫したと判定し、未納テーブルを更新する(ステップSD3)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードの情報を未納テーブルに格納する。これにより、駐車料金を未納で出庫した車両の車番が未納テーブルに格納されることとなる。次に精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードを更新する(ステップSD4)。ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードについて、入庫日時、精算日時、出庫日時及び車番を消去する。
精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードに精算日時が格納されている場合(ステップSD2でYES)、出庫した車両について、精算日時から出庫までの経過時間を算出する(ステップSD5)。ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードにある精算日時からの経過時間を計算する。
次に精算機40は、算出した経過時間が前述の予め定められた第1閾値未満であるか判定する(ステップSD6)。第1閾値は、算出した経過時間に対応する駐車料金の未納が故意か否かを判定するための値であり、駐車料金が発生する単位時間未満の値である。精算機40は、算出した経過時間が予め定められた第1閾値未満である場合(ステップSD6でYES)、経過時間が駐車料金の発生する単位時間未満の値であるため、駐車料金を支払う必要がなく、算出した経過時間に応じた駐車料金の未納が故意ではないと判定し、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードを更新する(ステップSD7)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードについて、入庫日時、精算日時、出庫日時及び車番を消去する。
精算機40は、算出した経過時間が予め定められた第1閾値以上である場合(ステップSD6でNO)、算出した経過時間が前述の予め定められた第2閾値未満であるか判定する(ステップSD8)。第2閾値は、算出した経過時間に対応した駐車料金の未納が故意か否かを判定するための値であり、駐車料金が発生する単位時間に設定されている。精算機40は、算出した経過時間が予め定められた第1閾値以上且つ第2閾値未満である場合(ステップSD8でYES)、経過時間が駐車料金の発生する単位時間未満の値であるため、駐車料金を支払う必要がなく、算出した経過時間に応じた駐車料金の未納が故意ではないと判定し、警告テーブルを更新する(ステップSD9)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードの情報を警告テーブルに格納する。次に精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードを更新する(ステップSD10)。具体的には、ここで精算機40は、受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードについて、入庫日時、精算日時、出庫日時及び車番を消去する。
精算機40は、算出した経過時間が予め定められた第2閾値以上である場合(ステップSD8でNO)、即ち、精算後に駐車料金が発生しない時間内に車室41から車両が出庫せず、精算後に新たに駐車料金が発生した場合、経過時間が駐車料金の発生する単位時間以上の値であるため、駐車料金を支払う必要があり、算出した経過時間に応じた駐車料金の未納について故意の可能性があると判定し、駐車料金の全額に対する未納の金額の比率に基づいて、未納の出庫が故意か否かを判定する(ステップSD11)。例えば、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードの入庫日時から精算日時までの経過時間に応じた第1の駐車料金と、精算日時からステップSD12の判定を行う時点までの経過時間に応じた第2の駐車料金を算出する。次に精算機40は、第1の駐車料金と第2の駐車料金を合算した料金における第2の駐車料金の比率を計算する。そして精算機40は、計算した比率が予め定められた比率未満である場合、新たに発生した駐車料金についての未納が故意ではないと判定し(ステップSD11でNO)、所定の流れをステップSD9へ移す。
精算機40は、計算した比率が予め定められた比率以上である場合(ステップSD12でYES)、新たに発生した駐車料金についての未納が故意であると判定し、未納テーブルを更新する(ステップSD12)。具体的には、ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードの情報を未納テーブルに格納する。次に精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードを更新する(ステップSD13)。ここで精算機40は、駐車テーブルにおいて受信した出庫メッセージに含まれている車室番号が格納されているレコードについて、入庫日時、精算日時、出庫日時及び車番を消去する。
なお、精算機40は、ステップSD11の判定について、未納の料金の金額に基づいて、駐車料金の未納が故意であるか否かを判定してもよい。例えば、前述の第2の駐車料金が予め定められた金額未満である場合には、未納が故意ではないと判定し、第2の駐車料金が予め定められた金額以上である場合には、未納が故意であると判定してもよい。また、精算機40は、ステップSD11の判定について、精算日時からの経過時間が第2閾値を超える第3閾値未満である場合には、未納が故意ではないと判定し、精算日時からの経過時間が第3閾値を超える場合には、未納が故意であると判定してもよい。
また、精算機40は、出庫メッセージを受信すると図11の処理を行っているが、例えば、駐車場3を撮影する監視カメラを設置し、監視カメラの映像から駐車テーブルに格納されている車番の車両について、駐車場3からの退場を検知すると、図11の処理を行い、駐車テーブルにおいて退場した車両の車番を格納しているレコードの更新や、当該レコードに基づく未納テーブルや警告テーブルの更新を行ってもよい。監視カメラは、は、本発明に係る撮影装置の一例である。この退場の日時は、本発明に係る退場タイミングの一例である。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、車室4に入庫した車両の車番の認識を車番認識装置50が認識しているが、端末装置30がカメラ306の映像から認識してもよく、精算機40がカメラ306の映像から認識してもよい。
上述した実施形態においては、端末装置30で車両を撮影した映像に基づいて、車室4への車両の入庫の認識と、車室4に入庫した車両の車番の認識を行っているが、端末装置30が備えるカメラ306とは異なるカメラで得られた映像を用いて、車室4への車両の入庫の認識と、車室4に入庫した車両の車番の認識を行うようにしてもよい。例えば、駐車場3を撮影する監視カメラで得られた映像で各種認識を行うようにしてもよい。また、精算機40は、車番認識装置50の機能を有する構成とし、監視カメラの映像から車室4へ車両が入庫したと判定すると、入庫した車両の車番を認識してもよい。この変形例によれば、端末装置30がカメラ306を備えていない構成であっても、車両の入庫や出庫を検知することができる。
上述した実施形態においては、カメラ306で撮影した映像から車室4における車両の有無や車室4への車両の入庫、車室4からの車両の出庫を判定しているが、これらの判定は、カメラ306で撮影した映像を用いる方法に限定されるものではない。例えば、端末装置30が超音波センサを有する構成とし、超音波センサにより車室4における車両の有無や車室4への車両の入庫、車室4からの車両の出庫を判定してもよい。また、端末装置30又は精算機40に接続された光電センサを車室4に配置する構成とし、光電センサにより車室4における車両の有無や車室4への車両の入庫、車室4からの車両の出庫を判定してもよい。また、端末装置30から電波を車室4に向けて出力し、車室4にある車両で反射した電波を検出することにより、車室4における車両の有無や車室4への車両の入庫、車室4からの車両の出庫を判定してもよい。
上述した図10に示す処理においては、精算日時からの経過時間に応じて警告を行っているが、警告を行う構成は実施形態の構成に限定されるものではない。例えば精算機40は、精算日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出する。精算機40は、経過時間が駐車料金の発生する単位時間未満であり、駐車料金が発生していない場合、処理の流れをステップSC1に戻してもよい。また、精算機40は、経過時間が駐車料金の発生する単位時間を超えたことにより駐車料金が発生した場合、駐車料金が予め定められた閾値未満である場合には、第1の警告を行い、駐車料金が予め定められた閾値以上である場合には、第2の警告を行うようにしてもよい。
図11に示す処理においては、精算日時からの経過時間に応じて各テーブルの更新を行っているが、各テーブルの更新を行う構成は実施形態の構成に限定されるものではない。例えば精算機40は、ステップSD2でYESと判定した後、精算日時からの経過時間に基づいて駐車料金を算出する。精算機40は、経過時間が駐車料金の発生する単位時間未満であり、駐車料金が発生していない場合、ステップSD7の処理を行ってもよい。
本願発明においては、精算機40は、駐車券を発行するシステムとしてもよい。また、駐車券を店舗のテナントチェッカで処理することにより、駐車券に対して精算するときに駐車料金から減算する金額の情報を記録し、精算機40において駐車券に記録された金額を読み取り、読み取った金額を入庫日時から算出する駐車料金から減算する構成としてもよい。この変形例においては、精算機40は、未納の駐車料金がある場合、入庫日時から算出した料金に対する駐車券に記録されていた金額の比率に応じて、駐車料金の未納が故意であるか否かを判定してもよい。例えば精算機40は、ステップSD8でNOと判定した後、前述の第1の駐車料金に対する駐車券に記録されていた金額の比率を計算し、計算した比率が予め定められた比率未満である場合、新たに発生した駐車料金についての未納が故意であると判定し、計算した比率が予め定められた比率以上である場合、新たに発生した駐車料金についての未納が故意ではないと判定してもよい。換言すると、駐車券に記録されて駐車料金から軽減する金額に基づいて駐車料金についての未納が故意であるか否かを判定してもよい。
本発明においては、第2の警告の出力を行っているときに端末装置301で撮影される駐車場3のユーザである利用者の挙動を判定してもよい。例えば、精算機40は、第2の警告が行われているときに撮影された利用者が、端末装置301の方向へ顔を向けたか否かをカメラ306の撮影により得た映像から判定する。なお、この映像は、前述の監視カメラの映像であってもよい。この映像は、本発明に係る画像の一例であり、第2の警告が行われている期間は、本発明に係る通知を行ったタイミングの一例である。この変形例においては、精算機40は、第2の警告の後に車室41から車両が出庫すると、出庫するまでに行われた第2の警告に対して利用者が端末装置301の方向へ顔を向けていた場合、駐車料金の未納が故意であるか否かの判定において、未納が故意であると判定し、出庫するまでに行われた第2の警告に対して利用者が端末装置301の方向へ顔を向けていなかった場合、駐車料金の未納が故意であるか否かの判定において、未納が故意ではないと判定してもよい。
本発明においては、駐車場3が複数存在し、警告テーブル及び未納テーブルを複数の精算機40が共有する構成であってもよい。この場合、精算機40が接続するサーバ装置が警告テーブル及び未納テーブルを有する構成であってもよい。この変形例の場合、精算機40は、サーバ装置が有する未納テーブルを参照してステップSB1の処理を行い、サーバ装置が有する警告テーブルを参照してステップSB5の処理を行ってもよい。また、この変形例の場合、図11の処理で行う未納テーブルの更新及び警告テーブルの更新は、サーバ装置の警告テーブル及び未納テーブルを更新する。この変形例によれば、ある駐車場3で未納となった利用者の車両が他の駐車場3で精算を行うときには、他の駐車場3での未納の料金を請求することができる。また、この変形例によれば、ある駐車場3で精算後に第1閾値時間を超えて駐車した利用者の車両が他の駐車場3で精算を行うときには、速やかに出庫するよう警告することができる。
本発明においては、駐車料金の未納が故意であるか否かの判定結果に応じて、駐車場3の管理者に通知を行ってもよい。この変形例においては、例えば、管理者の電子メールアドレスを精算機40又は精算機40と通信可能なサーバ装置に登録する。精算機40は、例えばステップSD11で駐車料金の未納が故意ではないと判定した場合、管理者の電子メールアドレスを取得し、故意ではない料金の未納が発生したことを通知する電子メールを、管理者の電子メールアドレス宛に送信し、ステップSD11で駐車料金の未納が故意であると判定した場合、管理者の電子メールアドレスを取得し、故意による料金の未納が発生したことを通知する電子メールを、管理者の電子メールアドレス宛に送信してもよい。
また、本発明においては、駐車料金の未納が故意であるか否かの判定結果に応じて、車室4に入庫したカーシェア車両の利用者やカーシェア車両の管理者に対して通知を行ってもよい。この変形例においては、駐車場3を利用可能なカーシェア車両の車番、当該カーシェア車両の管理者、カーシェア車両の利用者の電子メールアドレスを精算機40又は精算機40と通信可能なサーバ装置に登録する。精算機40は、駐車料金の未納が故意ではないと判定し、駐車料金の未納が故意ではなかった車両の車番が当該カーシェア車両の車番である場合、故意ではない料金の未納が発生したことを通知する電子メールを、カーシェア車両の管理者とカーシェア車両の利用者の電子メールアドレス宛に送信し、駐車料金の未納が故意であると判定し、駐車料金の未納が故意である車両の車番が当該カーシェア車両の車番である場合、故意による料金の未納が発生したことを通知する電子メールを、カーシェア車両の管理者とカーシェア車両の利用者の電子メールアドレス宛に送信してもよい。
上述した実施形態においては、利用者が精算機40を操作するための入力デバイスはタッチパネル403であるが、タッチパネル403に替えて複数のボタンを入力デバイスとして精算機40に設け、利用者は、ボタンを押下することにより精算機40を操作する構成としてもよい。
上述した実施形態においては、精算部406は、投入された紙幣や硬貨などの現金で利用料金の精算を行っているが、キャッシュカードや電子決済などのキャッシュレスによる精算が可能な構成としてもよい。
1…通知システム、3…駐車場、4…車室、30…端末装置、40…精算機、50…車番認識装置、301…制御部、302…記憶部、303…ディスプレイ、305…通信部、306…カメラ、307…スピーカ、401…制御部、402…記憶部、403…タッチパネル、405…通信部、406…精算部、407…スピーカ、501…制御部、502…記憶部、505…通信部
Claims (10)
- 駐車場から退場する車両の駐車料金に未納がある場合、前記駐車料金の支払及び前記駐車料金から軽減する金額の少なくとも一方の状況に基づき前記未納が故意であるか否かの判定を行い、前記判定の結果に応じた通知を行う通知システム。
- 前記未納の金額に基づき前記判定を行う
請求項1に記載の通知システム。 - 前記駐車料金の全額に対する前記未納の金額の比率に基づき前記判定を行う
請求項2に記載の通知システム。 - 前記駐車料金の一部の支払タイミングと、前記車両の出庫タイミング及び退場タイミングの少なくとも一方とに基づき前記判定を行う
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通知システム。 - 前記駐車場で撮影された画像から特定した前記車両のユーザの挙動に基づき前記判定を行う
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通知システム。 - 前記駐車料金の支払を促す通知を行い、前記画像から特定した当該通知を行ったタイミングにおける前記車両のユーザの状態に基づき前記判定を行う
請求項5に記載の通知システム。 - 前記画像は前記駐車場の複数の車室の各々に応じて設けられた撮影装置により撮影された画像である
請求項5又は6に記載の通知システム。 - 前記画像は前記駐車場の複数の車室の各々に対応しない領域を撮影する撮影装置により撮影された画像である
請求項5又は6に記載の通知システム。 - 前記車両のユーザ、前記ユーザに対し貸与される前記車両の管理者及び前記駐車場の管理者の1以上に前記通知を行う
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通知システム。 - 前記駐車場から前記車両が退場した後、いずれかの駐車場の精算機において前記車両の新たな駐車料金の支払が行われるときに、前記車両のユーザに前記未納に関する通知を行う
請求項9に記載の通知システム。
Priority Applications (1)
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