JP7343935B2 - 受け具、及び当該受け具の施工方法 - Google Patents
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Description
側壁と接触する下壁部は、前記排水部側壁に接触する目地材を備えることを特徴とする。
120 裁置部
130 下壁部
200 受け具
300 排水構造物
320 蓋掛部
321 底壁
322 側壁
310 排水部
311 排水部側壁
500 蓋体
まず、図1に、本願発明の実施形態1にかかる受け具200を示す。なお、図1(a)は、受け具200の全体斜視図、図1(b)は、A-A断面図である。
図、図2(b)は、B-B断面図である。
ず、下壁部130が、蓋掛部320の底壁321よりも下方へ延出すると共に、底壁321に隣接する排水部310の排水部側壁311に接触するように配置されてもよい。このように、下壁部130が下方へ延長されることで、受け具200の上下方向の設置される位置を変更しても、下壁部130が、排水部側壁311に接触した状態を維持出来る。また、蓋掛部320の底壁321の一部が欠損していても、下壁部130が、排水部側壁311に接触した状態を維持出来る。そして、受け具200と蓋掛部320との間には、蓋掛部320と受け具200とで囲まれた空間Xが形成され、後述するように、空間X内に固定材を流し込んでも、固定材が空間Xから漏れ出ることを防止出来るのである。また、下壁部130と排水部側壁311との間に隙間が確実に出来ないようにするために、下壁部130には、排水部側壁311に接触する目地材を設けてもよい。
ら離間しているので、側壁322と側壁部110の間の空間を利用して、蓋体500を固定するための固定具400を容易に取り付けることが出来る。同様に、裁置部120が蓋掛部320の底壁321よりも上方に配置されているので、底壁321と裁置部120の間の空間を利用して、蓋体500を固定するための固定具400を容易に取り付けることが出来るのである。特に、既存の排水構造物300の蓋掛部320に、蓋体を固定するための固定具400を取り付ける場合は、既存の蓋掛部320周辺に孔をあける等の加工が別途必要となるため、作業が煩雑であった。しかしながら、本願発明の受け具200によれば、受け具200と蓋掛部320との間の空間を利用して、任意の固定具400を容易に取り付けることが出来るのである。
では以下に、本願発明の実施形態2について、図6を参照して説明する。この実施形態2に係る受け具200Aは、固定部材600Aを備えた点で、実施形態1にかかる受け具200と異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図6(a)は、排水構造物300に受け具200Aを取り付けた状態の平面図であって、固定部材600A付近を拡大した平面図、図6(b)はD-D断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態3について、図7を参照して説明する。この実施形態
3に係る受け具200Bは、固定部材600Bを備えた点で、実施形態1にかかる受け具200と異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図7(a)は、排水構造物300に受け具200Bを取り付けた状態の平面図であって、固定部材600B付近を拡大した平面図、図7(b)はE-E断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態4について、図8を参照して説明する。この実施形態4に係る受け具200Cは、延長部140Cを備えた点で、実施形態3にかかる受け具200Bと異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図8(a)は、排水構造物300に受け具200Cを取り付けた状態の平面図であって、固定部材600C付近を拡大した平面図、図8(b)はF-F断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態5について、図9を参照して説明する。この実施形態5に係る受け具200Dは、調節部材700Dを備えた点と目地材133Dを備えた点で、実施形態1にかかる受け具200と異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図9(a)は、排水構造物300に受け具200Dを取り付けた状
態の平面図であって、調節部材700D付近を拡大した平面図、図9(b)はG-G断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態6について、図10及び図11を参照して説明する。この実施形態6に係る受け具200Eは、相対する受け具片100Eを連結板220Eで連結した点で、実施形態1にかかる受け具200と異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図10(a)は、受け具200Eの全体斜視図、図10(b)は、排水構造物300に受け具200Eを取り付けた状態の平面図である。また、図11(a)は、図10(b)のH-H断面図、図11(b)は、図10(b)のI-I断面図、図11(c)は、図10(b)のI-I断面図であって、蓋体500Eを取り付けた状態の断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態7について、図12を参照して説明する。この実施形態7に係る受け具200Fは、調節部材700F及び突張式固定具800Fを備えた点で、実施形態1にかかる受け具200と異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図12(a)は、受け具200Fの全体斜視図、図12(b)は、I-I断面図、図12(c)は、J-J断面図である。
の上端側を拡大した斜視図、図13(b)は、K-K断面図である。
では以下に、本願発明の実施形態8について、図16を参照して説明する。この実施形態8に係る受け具200Gは、台座730Gを備える点で、実施形態7にかかる受け具200Fと異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。また、排水構造物300Gは、蓋掛部320Gの底壁321Gの欠損状態が、図14及び図15に示す排水構造物300Fと異なるが、その他の構成は共通するので、詳細な説明は省略する。なお、図16(a)は、排水構造物300Gの蓋掛部320G周辺の縦断面図、図16(b)は、受け具200Gを排水構造物300Gに取り付けた状態の調節部材700G周辺の縦断面図である。
定して当接することが難しいが、その代わりに、調節部材700Gは台座730Gに安定して当接している。この台座730Gは、可動側部材720Gの先端が当接する平坦な支持部731Gと、蓋掛部320Gの側壁322Gにネジ等によって固定される取付部732Gを備えた略L字形状をしている。そして、可動側部材720Gは、固定側部材710Gの螺孔711Gに螺号されており、先端722Gは台座730Gの支持部731Gに当接している。そのため、可動側部材720Gを回転させて固定側部材710Gに対して上下にスライドさせれば、受け具200Gと蓋掛部320Gとの上下方向の距離を調節することができ、その結果、受け具200Gの高さや姿勢を変えることが出来る。
Claims (6)
- 枠状の蓋掛部を備えた排水構造物において、
前記排水構造物の枠状の蓋掛部に取り付けられ、蓋体を取り付けるための受け具であって、
前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置される側壁部と、前記蓋体を裁置すると共に、前記排水構造物の蓋掛部の底壁よりも上方へ配置される裁置部と、前記裁置部の下方へ延出して、前記排水構造物の蓋掛部の底壁、又は前記底壁に隣接する排水部の排水部側壁と接触する下壁部と、を備えた受け具片を有し、
相対する前記受け具片を、前記蓋体を裁置する裁置部を備えない連結板で連結することで、前記受け具は枠状に構成されており、
前記連結板は、前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置され、
前記連結板は、当該連結板から側方へ突出する固定板を備えることを特徴とする受け具。 - 枠状の蓋掛部を備えた排水構造物において、
前記排水構造物の枠状の蓋掛部に取り付けられ、蓋体を取り付けるための受け具であって、
前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置される側壁部と、前記蓋体を裁置すると共に、前記排水構造物の蓋掛部の底壁よりも上方へ配置される裁置部と、前記裁置部の下方へ延出して、前記排水構造物の蓋掛部の底壁、又は前記底壁に隣接する排水部の排水部側壁と接触する下壁部と、を備えた受け具片を有し、
相対する前記受け具片を、前記蓋体を裁置する裁置部を備えない連結板で連結することで、前記受け具は枠状に構成されており、
前記連結板は、前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置され、
相対する両側の側壁部に、前記蓋掛部の側壁に向けて移動可能な突張式固定具を備えたことを特徴とする受け具。 - 枠状の蓋掛部を備えた排水構造物において、
前記排水構造物の枠状の蓋掛部に取り付けられ、蓋体を取り付けるための受け具であって、
前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置される側壁部と、前記蓋体を裁置すると共に、前記排水構造物の蓋掛部の底壁よりも上方へ配置される裁置部と、前記裁置部の下方へ延出して、前記排水構造物の蓋掛部の底壁、又は前記底壁に隣接する排水部の排水部側壁と接触する下壁部と、を備えた受け具片を有し、
相対する前記受け具片を、前記蓋体を裁置する裁置部を備えない連結板で連結することで、前記受け具は枠状に構成されており、
前記連結板は、前記蓋掛部の側壁と相対すると共に、当該側壁から離間して配置され、
前記排水構造物の蓋掛部の底壁に隣接する排水部の排水部側壁と接触する下壁部は、前記排水部側壁に接触する目地材を備えることを特徴とする受け具。 - 前記蓋掛部の底壁側に向けて突出し、前記蓋掛部との距離を調節可能な調節部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受け具。
- 前記蓋掛部の側壁に取り付けられ、前記調節部材が当接する台座を備えたことを特徴とする請求項4に記載の受け具。
- 請求項1から5のいずれかに記載の受け具の施工方法であって、
前記受け具を前記排水構造物の枠状の蓋掛部に取り付けた後、前記受け具と前記蓋掛部との間の空間に、固定材が流し込まれることを特徴とする施工方法。
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