JP2008019677A - 床下収納構造及びその施工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンクリートスラブ1上に設置され支持高さの調整が可能な複数の支持脚2と、これら支持脚の上に支持され前記床下収納部3を囲む根太枠4と、該根太枠の内側に設置される収納用トレー5と、該収納用トレーの上方を開閉可能に根太枠上に設置される前記開閉式床パネル6とを具備し、前記根太枠の上面の内周部に、前記収納用トレーの周縁部を載置して該収納用トレーの下面をコンクリートスラブから浮かせた状態に吊下げ支持するトレー支持部と、該トレー支持部よりも上方位置で前記開閉式床パネルを載置するパネル支持部とが形成され、根太枠の上面の外周部に、床下収納部の周囲の固定型床パネル51が載置されている。
【選択図】図1
Description
この種の二重床として、特許文献1に記載の支持脚を利用した構造のものがある。この二重床は、コンクリートスラブと床パネルとの間に支持脚を介在させることによって、これらコンクリートスラブと床パネルとの間に空間部を形成したものである。
また、この床下収納構造において、前記支持脚が、台座と、該台座に直立状態に支持されたアジャストボルトとを備え、前記根太枠は、その長さ方向に間隔をおいて配置された複数の雌ねじ部材に、前記支持脚のアジャストボルトが螺合している構成とされ、これらアジャストボルトを個々に回すことにより、根太枠の高さ調整、及び水平出しができるようになっている。
なお、前記根太枠の内周部に、コンクリートスラブから浮かせた状態の吊下げ部材を固定し、この吊下げ部材に、前記収納用トレーの下面を支持させるように構成してもよく、収納用トレーが、その周縁部だけでなく下面も支持されることになるから、強度を高め得て、収納量を多くすることができる。
また、前記開閉式床パネルの下面に補強用桟部材を固定すれば、厚さが薄くても十分な強度を確保することができる。
この床下収納構造は、図1から図5に示すように、コンクリートスラブ1上に設置され支持高さの調整が可能な複数の支持脚2と、これら支持脚2の上に支持され床下収納部3を囲む根太枠4と、該根太枠4の内側に設置される収納用トレー5と、収納用トレー5の上方を開閉可能に根太枠4上に設置される開閉式床パネル6とを具備した構造とされている。
そして、そのフック状フランジ部36を前記根太枠4上面における金属枠22の溝部材25に引っ掛けるようにして載置することにより、該根太枠4の内側に収納用トレー5が吊下げ状態に支持されるようになっている。すなわち、金属枠22の溝部材25により、本発明のトレー支持部が構成されるものである。
この開閉式床パネル6は、この実施形態の場合は、同じ面積のものが二枚使用されており、それぞれ金属製の蓋枠44の内側に、ベニヤ等のボード材45と、このボード材45の表面を覆うフローリング等の仕上げ材46とが固定されるとともに、このボード材45の裏面に補強用桟47が複数取り付けられ、表面には開閉操作用の取っ手48が取り付けられた構成とされている。そして、床下収納部3の中央部には、これら2枚の開閉式床パネル6を載置するための中桟49が、根太枠4の金属枠22の平面部23と同じ高さに設けられる。
まず、角柱材を組み合わせて根太枠4を組み立てる。この根太枠4の組み立て作業は工場等で実施しておいてもよい。この根太枠4をコンクリートスラブ1の上面に表裏逆にして置き、各貫通孔31に嵌合した雌ねじ部材32に図6に示すように支持脚2のアジャストボルト12をそれぞれ螺合する。
そして、この根太枠4の貫通孔31から図8に示すようにプラスドライバー等の工具61を挿入して、アジャストボルト12の工具挿入溝15に係止し、必要に応じてこのアジャストボルト12を回しながら、根太枠4の高さを部屋の内周面の際根太62の高さに合わせるとともに、水平方向を調整する。
この閉塞状態においては、開閉式床パネル6と固定型の床パネル51との上面は同一水平レベルに設置される。
すなわち、収納用トレー5は、根太枠4上面の金属枠22に周縁部36が係止され、この根太枠4に固定した吊下げ部材41によってコンクリートスラブ1上面から浮かせた状態に支持されており、この収納用トレー5内に収納物を投入する際等に発生する音がコンクリートスラブ1を経由して階下に伝わることを抑制することができる。しかも、支持脚2の台座11によっても衝撃音が吸収され、極めて高い遮音性、静粛性を発揮することができる。
また、複数本の支持脚2で高さ調整する構成であるから、コンクリートスラブ1表面に凹凸やうねり等が生じている場合でも、これらに影響されることなく、根太枠4の水平を確保することができる。
Claims (5)
- 建造物を構成するコンクリートスラブの上方に床下収納部を形成し、その上方を開閉式床パネルによって開閉可能とされた床下収納構造において、
前記コンクリートスラブ上に設置され支持高さの調整が可能な複数の支持脚と、これら支持脚の上に支持され前記床下収納部を囲む根太枠と、該根太枠の内側に設置される収納用トレーと、該収納用トレーの上方を開閉可能に根太枠上に設置される前記開閉式床パネルとを具備し、
前記根太枠の上面の内周部に、前記収納用トレーの周縁部を載置して該収納用トレーの下面をコンクリートスラブから浮かせた状態に吊下げ支持するトレー支持部と、該トレー支持部よりも上方位置で前記開閉式床パネルを載置するパネル支持部とが形成され、根太枠の上面の外周部に、床下収納部の周囲の固定型床パネルが載置されていることを特徴とする床下収納構造。 - 前記根太枠の外周部は、内周部よりも高く形成されており、この外周部に載置した固定型床パネルと、内周部の前記パネル支持部に載置した開閉式床パネルとは、その上面がほぼ同じ水平レベルに配置されていることを特徴とする請求項1記載の床下収納構造。
- 前記支持脚が、台座と、該台座に直立状態に支持されたアジャストボルトとを備え、
前記根太枠は、その長さ方向に間隔をおいて配置された複数の雌ねじ部材に、前記支持脚のアジャストボルトが螺合していることを特徴とする請求項1又は2記載の床下収納構造。 - 前記雌ねじ部材は、根太枠の前記内周部を貫通する貫通孔内に設けられ、前記アジャストボルトの上端面に、該アジャストボルトを操作するための工具挿入溝が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の床下収納構造。
- 請求項1から4のいずれかに記載の床下収納構造の施工方法であって、
コンクリートスラブ上に複数の前記支持脚により支持した状態の前記根太枠を設置した後、該根太枠の上面の外周部に、前記床下収納部の周囲の前記固定型床パネルを載置するとともに、根太枠の内側に前記収納用トレーを設置し、この収納用トレーの上方を開閉する前記開閉式床パネルを根太枠上に設置することを特徴とする床下収納構造の施工方法。
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