JP7335797B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7335797B2 JP7335797B2 JP2019217238A JP2019217238A JP7335797B2 JP 7335797 B2 JP7335797 B2 JP 7335797B2 JP 2019217238 A JP2019217238 A JP 2019217238A JP 2019217238 A JP2019217238 A JP 2019217238A JP 7335797 B2 JP7335797 B2 JP 7335797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- cup
- housing
- container
- processing space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施の形態に係る現像装置の概略構成を説明するための模式的斜視図である。図1に示すように、現像装置1は、基本的に筐体CA内に2つの液処理ユニットLPA,LPBが収容された構成を有する。図1では、2つの液処理ユニットLPA,LPBの概略形状が点線で示される。液処理ユニットLPA,LPBの構成の詳細については後述する。
図1の2つの液処理ユニットLPA,LPBは、同じ構成を有する。以下、2つの液処理ユニットLPA,LPBを代表して液処理ユニットLPAの構成を説明する。図2は図1の液処理ユニットLPAの構成を説明するための模式的外観斜視図であり、図3は図2の液処理ユニットLPAの構成を説明するための模式的平面図であり、図4は図2の液処理ユニットLPAの構成を説明するための模式的縦断面図である。図4では、液処理ユニットLPAのうち一部の構成が示される。また、図2~図4では、処理対象の基板Wが点線で示される。
図8は、図1の現像装置1の制御部90の構成を示すブロック図である。図8に示すように、制御部90は、昇降制御部91、液制御部92、回転制御部93および吸引制御部94を含む。図8の制御部90の各部の機能は、例えばCPUがメモリに記憶された所定のプログラムを実行することにより実現される。
現像装置1の基本動作について説明する。図9は、現像装置1による基板Wの現像処理時の基本動作を示すフローチャートである。初期状態においては、気体供給部10から現像装置1に温度および湿度等が調整された空気が供給されている。また、筐体CA内の雰囲気は、液処理ユニットLPA,LPBの排気管61から図示しない排気装置に導かれている。それにより、筐体CA内には清浄な下降気流が形成されている。さらに、初期状態においては、カップ40は、第1の状態で維持されているものとする。
(1)本実施の形態に係る現像装置1においては、基板Wの現像処理前に、各液処理ユニットLPA,LPBのカップ40が第1の状態で維持され、各液処理ユニットLPA,LPBの筐体CA内に搬入される基板Wが基板保持装置70に渡される。基板Wの現像処理時には、基板保持装置70により基板Wが保持された状態で、カップ40が第1の状態から第2の状態に移行する。これにより、筐体CA内に処理空間SPaと非処理空間SPbとが形成される。この状態で、複数の現像ノズル33から基板Wに現像液が供給される。また、複数のリンスノズル34から基板Wにリンス液が供給される。このようにして基板Wの現像処理が終了すると、カップ40が第2の状態から第1の状態に移行する。また、基板保持装置70により保持された基板Wが取り出され、筐体CA外に搬出される。
上記の液処理ユニットLPA,LPBにおいては、カップ40が第2の状態にあるときに、カップ40と収容器50との間に処理空間SPaと非処理空間SPbとを連通させる隙間が形成される。この隙間は、基板Wの現像処理時における処理空間SPaの密閉性を低下させる。そこで、液処理ユニットLPA,LPBの各々は、カップ40が第2の状態にあるときに、カップ40と収容器50との間に形成される隙間を閉塞するリングシールを備えてもよい。
図12は、図1の現像装置1を備える基板処理装置の一例を示す模式的ブロック図である。図12に示すように、基板処理装置100は、露光装置300に隣接して設けられ、制御装置110、搬送装置120、塗布処理部130、現像処理部140および熱処理部150を備える。
(1)上記実施の形態に係る現像装置1においては、筐体CA内に収容される液処理ユニットLPA,LPBにより2枚の基板Wが同時に現像処理されるが、本発明はこれに限定されない。液処理ユニットLPAにおける基板Wの現像処理と液処理ユニットLPBにおける基板Wの現像処理とは、同時に行われてもよいし、互いに異なるタイミングで行われてもよい。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明する。上記実施の形態では、基板保持装置70が基板保持装置の例であり、複数の現像ノズル33がノズルの例であり、ノズルカバー20がノズルカバーの例であり、収容器50が収容器の例であり、カップ40がカップの例であり、昇降駆動部49が昇降駆動部の例である。
[10]参考形態
参考形態に係る現像装置は、基板を水平姿勢で保持する基板保持部と、基板保持部の上方に設けられかつ基板保持部により保持された基板に現像液を供給するノズルと、平面視でノズルを取り囲みかつ側面視でノズルの少なくとも一部と重なるように構成されたノズルカバーと、ノズルカバーの下方の位置でノズルカバーから離間するように設けられ、基板保持部の少なくとも下部を収容する収容器と、平面視で基板保持部を取り囲むように構成されるとともに、側面視で収容器に重なりかつノズルカバーから離間する第1の状態と側面視でノズルカバーの下端および収容器の上端に重なる第2の状態とに移行するように上下方向に昇降可能に構成されたカップと、第1の状態と第2の状態とに移行するように、カップを上下動させる昇降駆動部と、上部開口を有し、基板保持部、ノズル、ノズルカバー、収容器、カップを収容する筐体と、筐体の上部開口に配置され、筐体内に下降気流を形成する気流形成部とを備え、収容器は、筐体内の雰囲気を筐体の外部に排出する排気部を有し、カップが第2の状態にあるときに、ノズルカバー、カップおよび収容器により取り囲まれる処理空間が形成されるとともに、筐体内でかつノズルカバー、カップおよび収容器の外部に処理空間よりも高い圧力を有する非処理空間が形成される。
その現像装置においては、カップが第1の状態にあるときに基板保持部および収容器の側方から基板保持部に対するアクセスが可能になる。それにより、基板の現像処理前には、カップが第1の状態で維持され、筐体内に搬入される基板が基板保持部に渡される。基板の現像処理時には、基板保持部により基板が保持された状態で、カップが第1の状態から第2の状態に移行する。これにより、筐体内に処理空間と非処理空間とが形成される。この状態で、基板保持部により保持される基板に対して、基板の上方に位置するノズルから現像液が供給され、基板の現像が行われる。現像液の供給が停止され、基板の現像処理が終了すると、カップが第2の状態から第1の状態に移行する。また、基板保持部により保持された基板が取り出され、筐体外に搬出される。
上記のように、ノズルから基板への現像液の供給は処理空間内で行われる。処理空間および非処理空間を含む筐体内には、筐体の上部開口に配置された気流形成部により下降気流が形成されている。そのため、基板に供給されて基板から飛散する現像液の液滴は、処理空間内の下降気流により、ノズルカバーの下方に設けられた収容器の排気部に円滑に導かれ、筐体の外部に排出される。それにより、基板から飛散する現像液が基板よりも上方に位置する部材に付着することが防止される。したがって、ノズル以外の部材から基板上に現像液の液滴が落下することがない。
また、非処理空間の圧力は処理空間の圧力よりも高いので、処理空間内の雰囲気は非処理空間に進入しにくい。そのため、処理空間内で現像液を含む雰囲気が発生する場合でも、その雰囲気は非処理空間によりノズルカバー、カップおよび収容器の外部に漏洩しない。
これらの結果、基板の現像不良の発生を抑制しつつ現像装置周辺の作業環境の快適性の低下を抑制することが可能になる。
Claims (6)
- 基板を水平姿勢で保持する基板保持部と、
水平方向に延び前記基板保持部の上方に位置するノズルアームと、
前記ノズルアームに取り付けられて前記基板保持部の上方に設けられかつ前記基板保持部により保持された基板に現像液を供給する複数のノズルと、
円環形状の水平断面を有し、上下方向に延びるように形成され、前記ノズルアームを嵌め込み可能な切り欠き部を有し、当該切り欠き部に前記ノズルアームが嵌め込まれた状態で平面視で前記複数のノズルを取り囲みかつ側面視で前記複数のノズルの少なくとも一部と重なるように構成されたノズルカバーと、
前記ノズルカバーの下方の位置で前記ノズルカバーから離間するように設けられ、前記基板保持部の少なくとも下部を収容する収容器と、
平面視で前記基板保持部を取り囲むように構成されるとともに、側面視で前記収容器に重なりかつ前記ノズルカバーから離間する第1の状態と側面視で前記ノズルカバーの下端および前記収容器の上端に重なる第2の状態とに移行するように上下方向に昇降可能に構成されかつ円環形状の水平断面を有し、少なくとも上下方向に延びるカップと、
前記第1の状態と前記第2の状態とに移行するように、前記カップを上下動させる昇降駆動部と、
上部開口を有し、前記基板保持部、前記複数のノズル、前記ノズルカバー、前記収容器、前記カップを収容する筐体と、
前記筐体の前記上部開口に配置されかつ空気ガイドに供給された空気をフィルタを通して前記上部開口に導いて、前記筐体内に下降気流を形成する気流形成部とを備え、
前記収容器は、前記筐体内の雰囲気を前記筐体の外部に排出する排気部を有し、
前記カップが前記第2の状態にあるときに、前記ノズルカバー、前記カップおよび前記収容器により取り囲まれる処理空間が形成されるとともに、前記筐体内でかつ前記ノズルカバー、前記カップおよび前記収容器の外部に前記処理空間よりも高い圧力を有する非処理空間が形成される、現像装置。 - 前記筐体および前記排気部は、前記カップが前記第2の状態にあるときに前記非処理空間の圧力が前記処理空間の圧力よりも高くなるように構成された、請求項1記載の現像装置。
- 前記筐体は、前記カップが前記第2の状態にあるときに前記非処理空間を前記筐体の外部から閉塞する閉塞部を有する、請求項1または2記載の現像装置。
- 前記カップが前記第2の状態にあるときに、前記カップと前記収容器との間には、前記処理空間と前記非処理空間とを連通させる隙間が形成され、
前記現像装置は、
前記隙間を閉塞するシールをさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の現像装置。 - 前記複数のノズルの各々は、気体と前記現像液の液滴とを含む混合流体を噴射する二流体ノズルである、請求項1~4のいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記複数のノズルから基板に供給される現像液は、露光されたネガ型の感光性ポリイミドを溶解する現像液である、請求項1~5のいずれか一項に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019217238A JP7335797B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019217238A JP7335797B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021086994A JP2021086994A (ja) | 2021-06-03 |
JP7335797B2 true JP7335797B2 (ja) | 2023-08-30 |
Family
ID=76088449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019217238A Active JP7335797B2 (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7335797B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW202309684A (zh) * | 2021-07-30 | 2023-03-01 | 日商東京威力科創股份有限公司 | 顯影處理裝置及顯影處理方法 |
JP2023137995A (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-29 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
JP2023138049A (ja) | 2022-03-18 | 2023-09-29 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
JP2024035712A (ja) * | 2022-09-02 | 2024-03-14 | 株式会社Screenホールディングス | 二流体吐出装置、基板処理装置および二流体ノズル制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000232058A (ja) | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Tokyo Electron Ltd | 現像方法及びノズル装置 |
JP2003163147A (ja) | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Hitachi Electronics Eng Co Ltd | 基板液処理装置 |
JP2009027188A (ja) | 2008-10-02 | 2009-02-05 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
JP2010010433A (ja) | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置および基板処理方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07326555A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-12 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 回転式基板処理装置 |
JPH09106934A (ja) * | 1995-10-12 | 1997-04-22 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板現像装置 |
-
2019
- 2019-11-29 JP JP2019217238A patent/JP7335797B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000232058A (ja) | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Tokyo Electron Ltd | 現像方法及びノズル装置 |
JP2003163147A (ja) | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Hitachi Electronics Eng Co Ltd | 基板液処理装置 |
JP2010010433A (ja) | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置および基板処理方法 |
JP2009027188A (ja) | 2008-10-02 | 2009-02-05 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 基板処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021086994A (ja) | 2021-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7335797B2 (ja) | 現像装置 | |
TWI595583B (zh) | 基板處理裝置 | |
TWI623032B (zh) | 基板處理裝置 | |
TWI647754B (zh) | 基板處理裝置、基板處理方法及記錄媒體 | |
TWI381435B (zh) | Liquid treatment device, liquid treatment method and memory media | |
KR100897428B1 (ko) | 기판세정장치 및 기판세정방법 | |
KR102261616B1 (ko) | 기판 처리 장치, 더미 디스펜스 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 | |
TW200807541A (en) | Liquid processing apparatus | |
JP2003203892A (ja) | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 | |
JP2013110278A (ja) | 液処理装置及び液処理方法 | |
JP6473357B2 (ja) | 基板処理装置 | |
KR20110100136A (ko) | 액처리 장치 및 액처리 방법 | |
JP2008218535A (ja) | 基板処理装置 | |
JP4805051B2 (ja) | 液処理装置 | |
US11201067B2 (en) | Substrate treatment method and substrate treatment device | |
JP2004193568A (ja) | 基板処理装置及び洗浄方法 | |
JP2006190828A (ja) | 基板処理装置 | |
KR101958641B1 (ko) | 기판 처리 장치 및 홈포트 배기 방법 | |
JP2002166217A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2023138049A (ja) | 基板処理装置 | |
EP4246560A1 (en) | Substrate processing apparatus | |
WO2024047938A1 (ja) | 二流体吐出装置、基板処理装置および二流体ノズル制御方法 | |
KR102582493B1 (ko) | 세정 장치 및 기판 처리 장치 | |
JP2002153799A (ja) | 塗布処理装置および塗布処理方法 | |
JP2024035711A (ja) | 基板処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220617 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7335797 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |