JP7333139B2 - ドアミラー - Google Patents
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Description
即ち、本発明に係るドアミラーは、ドアの内部に固定される取付ブロック部、及び、前記ドアのアウタパネルに形成された開口から少なくとも一部が前記アウタパネルの外側に突出する支持ブロック部を有するミラーベースと、前記ミラーベースにおける前記開口から前記アウタパネルの外側に突出する部分を取り囲むベースカバーと、基端が前記支持ブロック部に取り付けられていて先端が前記ベースカバーの開口部から外側に突出する支持軸と、前記支持軸の先端に支持されていて前記支持軸に対して回転自在であるドアミラー本体と、前記開口部の周縁において、前記ベースカバーと前記ドアミラー本体との間の隙間を閉塞するシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記ミラーベースと前記ベースカバーとに挟持された被固定部と、前記開口部の内部を通って前記被固定部から前記ドアミラー本体側に延び、前記ドアミラー本体に摺動自在に当接する環状シール部と、を有することを特徴とする。
ドアミラー10は、鏡体11を含むドアミラー本体12と、ドアミラー本体12を略水平方向に回動可能に支持する支持軸35(図3,図4参照)と、支持軸35を支持するとともに、支持軸35およびドアミラー本体12をフロントドア1に連結する金属製のミラーベース13と、ミラーベース13の一部(フロントドア1よりも車室外側、つまり左側方に位置される部位)の外周面を取り囲む樹脂製のベースカバー14と、ベースカバー14とドアミラー本体12の間の隙間を閉塞するシール部材40(図3,図4参照)と、を備えている。
図3,図4に示すように、ミラーベース13は、ドアミラー本体12の下方に配置されて、支持軸35を介してドアミラー本体12を支持する支持ブロック部13Aと、支持ブロック部13Aの車室側の端部から下方に屈曲して延びる取付ブロック部13Bと、を備えている。支持ブロック部13Aは、上下方向が板厚方向となる板状に形成されている。一方、取付ブロック部13Bは、車幅方向が板厚方向となる板状に形成されている。
図3中の軸線o1は、支持軸35に回動可能に支持されたドアミラー本体12の回動軸線である。
なお、図4中の符号18は、支持ブロック部13Aの下方と取付ブロック部13Bの上方部分とを取り囲むように配置され、ベースカバー14とフロントドア1(アウタパネル1o)の間を密閉するベースパッキンである。
図5に示すように、ベースカバー14は、支持ブロック部13Aにおけるドアミラー本体12と上下方向で重なる領域を取り囲むカバー主部14aを有する。より詳しくは、カバー主部14aは、ドアミラー本体12の下方において、支持ブロック部13Aの前方側の端部とフロントドア1側の一部を除く周域を取り囲んでいる。カバー主部14aには、ドアミラー本体12の下面と対向する平坦な上壁14a-uが設けられている。上壁14a-uには円形状の開口部8が形成されている。上壁14a-uの開口部8には、支持ブロック部13Aのボス部9から上方に突出した支持軸35が挿入される。したがって、支持軸35の上部は、ベースカバー14の開口部8を通して上方に突出している。
シール部材40は、ミラーベース13のボス部9の上面に重ねて載置される円環状のシール基部40aと、シール基部40aの外周面から径方向外側に向かって突出する6つの係合片40bと、シール基部40aの内周縁部から上方に延び、ドアミラー本体12のミラーハウジング15の下面に摺動自在に当接する環状シール部40cと、を備えている。シール基部40aは、ベースカバー14に対して、開口部8の下面側の周縁部(後に詳述する段部48)に環状に密接する。また、環状シール部40cは、ドアミラー10に組付けられた状態において、ベースカバー14の開口部8の内部(開口部8の周縁部に囲まれた領域)を通ってドアミラー本体12側に延び、支持軸35の周域において、ミラーハウジング15の下面に摺動自在に当接する。
本実施形態では、円環状のシール基部40aと複数の係合片40bとが、ミラーベース13とベースカバー14とに挟持固定される被固定部を構成している。
なお、6つの係合片40bは、シール基部40aの円周上において点対称となるように配置されている。また、6つの係合片40bは、シール基部40aの径方向を通る特定の直線Sに対して線対称となるように配置されている。なお、図6中の符号o2は、円環状のシール基部40aの中心軸線である。したがって、特定の直線Sを間に挟む両側が車両の左右と合致するようにシール部材40を組付けられるようにすれば、対称形状の左右のドアミラー10で同仕様のシール部材40をそのまま使用することができる。つまり、車両左右のドアミラー10において、シール部材40の各係合片40bと周囲の部材との干渉を同様に回避することができる。
シール部材40の各係合片40bは、図7,図8に示すように、径方向の断面が略三角形状(楔状)の断面形状に形成されている。具体的には、係合片40bは、平坦な上面40buと径方向内側から外側に向かって下方傾斜する傾斜下面40blとを有し、上面40buと傾斜下面40blの間の上下幅が径方向内側から外側に向かって漸増している。各係合片40bは、傾斜下面40blをボス部9の傾斜面13aに当接(係合)させることにより、ボス部9に対するシール部材40の径方向の位置ずれを規制する。
なお、本実施形態では、係合片40bの貫通孔42が突起受容部を構成しているが、係合片40bの上面に凹部を形成し、その凹部を、係止突起43が嵌入される突起受容部としても良い。この場合、ベースカバー14側の係止突起43が単独でシール部材40の周方向の位置ずれを規制する。
本実施形態では、段部48の内周壁48aと上部底壁48bとが、ベースカバー14の変位規制部を構成している。
以上のように、本実施形態のドアミラー10では、シール部材40の環状シール部40cが、ベースカバー14の開口部8を通してドアミラー本体12の側に延び、ドアミラー本体12のミラーハウジング15の下面に摺動自在に当接している。このため、シール部材40は、ベースカバー14とミラーハウジング15(ドアミラー本体12)の間の隙間を閉塞し、車両走行時にベースカバー14とドアミラー本体12の隙間に走行風が進入して、風切り音が発生するのを抑制することができる。
したがって、本実施形態のドアミラー10を採用した場合には、シール部材40による風切り音の発生防止効果を長期にわたって安定して得ることができる。
10…ドアミラー
11…鏡体
12…ドアミラー本体
13…ミラーベース
14…ベースカバー
35…支持軸
40…シール部材
40a…シール基部(被固定部)
40b…係合片(被固定部)
40c…環状シール部
42…貫通孔(突起受容部)
43…係止突起
44…凹部
47…環状突起
48a…内周壁(変位規制部)
48b…上部底壁(変位規制部)
Claims (7)
- ドアの内部に固定される取付ブロック部、及び、前記ドアのアウタパネルに形成された開口から少なくとも一部が前記アウタパネルの外側に突出する支持ブロック部を有するミラーベースと、
前記ミラーベースにおける前記開口から前記アウタパネルの外側に突出する部分を取り囲むベースカバーと、
基端が前記支持ブロック部に取り付けられていて先端が前記ベースカバーの開口部から外側に突出する支持軸と、
前記支持軸の先端に支持されていて前記支持軸に対して回転自在であるドアミラー本体と、
前記開口部の周縁において、前記ベースカバーと前記ドアミラー本体との間の隙間を閉塞するシール部材と、を備え、
前記シール部材は、
前記ミラーベースと前記ベースカバーとに挟持された被固定部と、
前記開口部の内部を通って前記被固定部から前記ドアミラー本体側に延び、前記ドアミラー本体に摺動自在に当接する環状シール部と、を有することを特徴とするドアミラー。 - 前記被固定部は、前記環状シール部に連設され、前記ベースカバーの前記開口部の周域に密接する環状のシール基部を有することを特徴とする請求項1に記載のドアミラー。
- 前記ミラーベースは、端面が前記シール基部と当接する環状のボス部を有し、
前記被固定部は、前記シール基部の外周面から径方向外側に向かって突出する係合片を有し、
前記ボス部の外周面の上端には、径方向外側に向かって下方傾斜した傾斜面が設けられ、
前記係合片には、径方向内側から外側に向かって下方傾斜し、かつ、前記傾斜面に当接する傾斜下面が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のドアミラー。 - 前記係合片は、前記シール基部の周方向に偶数個突設されるとともに、対を成すもの同士が、前記シール基部の径方向で対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のドアミラー。
- 前記ベースカバーは、シール部材側に突出する係止突起を有し、
任意の前記係合片は、前記係止突起が嵌入される突起受容部を有することを特徴とする請求項4に記載のドアミラー。 - 前記突起受容部は、前記係合片を貫通する貫通孔によって構成され、
前記ボス部は、前記貫通孔を貫通した前記係止突起の先端部が嵌入される凹部を有することを特徴とする請求項5に記載のドアミラー。 - 前記シール基部は、前記環状シール部から離間した位置に、当該シール基部の周方向に沿って形成された環状突起を有し、
前記ベースカバーは、前記環状突起における前記ドアミラー本体側の面および前記環状突起の径方向外側の面と当接する変位規制部を有することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のドアミラー。
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JP2009269580A (ja) | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Murakami Corp | アウターミラー |
JP2018039403A (ja) | 2016-09-08 | 2018-03-15 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
JP2019099091A (ja) | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
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