JP2019099091A - 車両用視認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容体の支持体に対する移動を妨げることなく、支持体と収容体との間の隙間で発生する風切音を抑制する。【解決手段】アウタミラー装置10は、車両の乗員の視認を補助するミラーと、ミラーを収容するバイザ12と、バイザ12を移動可能に支持するベース14と、ベース14に設けられたシール部材16と、を備えている。シール部材16は、車両の速度が所定の速度以下の際にバイザ12と離間され、車両の速度が所定の速度を超えた際にバイザ12と当接して、バイザ12とベース14との間の少なくとも一部を封止する。【選択図】図7

Description

本発明は、車両用視認装置に関する。
下記特許文献1には、車両のサイドドア付近に設けられるアウタミラー(車両用視認装置)が開示されている。この文献に記載されたアウタミラーは、サイドドア等に固定されるミラーベース(支持体)と、車両の乗員の視認を補助するミラー(視認手段)と、ミラーを収容すると共にミラーベースに対して回動可能とされたハウジング(収容体)と、ミラーベースとハウジングとの間の隙間を塞ぐ風防部材と、を備えている。この防風部材を有することによって、ミラーベースとハウジングとの間の隙間で発生する笛吹き音(風切音)が防止されている。
ところで、ハウジングはミラーベースに対して移動(回動)する。そのため、ハウジングのミラーベースに対する移動を妨げることなく、ミラーベースとハウジングとの間の隙間で発生する風切音を抑制できることが望ましい。
特開2009−269580号公報
本発明は上記事実を考慮し、収容体の支持体に対する移動を妨げることなく、支持体と収容体との間の隙間で発生する風切音を抑制することができる車両用視認装置を得ることが目的である。
第1の態様に係る車両用視認装置は、車両の乗員の視認を補助する視認手段と、前記視認手段を収容する収容体と、前記収容体を移動可能に支持する支持体と、前記収容体及び前記支持体の一方に設けられ、車両の速度が所定の速度以下の際に前記収容体及び前記支持体の他方と離間され、車両の速度が所定の速度を超えた際に前記収容体及び前記支持体の他方と当接して、前記収容体と前記支持体との間の少なくとも一部を封止するシール体と、を備えている。
第2の態様に係る車両用視認装置は、第1の態様の車両用視認装置において、前記シール体は、前記収容体及び前記支持体の一方に係止される被係止部と、前記被係止部側から前記収容体及び前記支持体の他方へ向けて延びる封止部と、を含んで構成されている。
第3の態様に係る車両用視認装置は、第2の態様の車両用視認装置において、前記被係止部が前記封止部よりも硬質とされている。
第4の態様に係る車両用視認装置は、第2の態様又は第3の態様の車両用視認装置において、車両前後方向及び上下方向に沿って切断した断面視で、前記封止部が前記収容体及び前記支持体の他方側へ向かうにつれて車両前方側へ傾斜している。
第5の態様に係る車両用視認装置は、第2の態様〜第4の態様のいずれかの車両用視認装置において、前記封止部が前記収容体及び前記支持体の他方側へ向けて湾曲している。
第6の態様に係る車両用視認装置は、第1の態様〜第5の態様のいずれかの車両用視認装置において、前記シール体は、前記支持体に固定されている。
第1の態様に係る車両用視認装置では、シール体が、収容体及び支持体の一方に設けられている。そして、車両の速度が所定の速度以下の場合、シール体が、収容体及び支持体の他方と離間される。この状態では、収容体が支持体に対して移動したとしても、シール体が、収容体及び支持体の他方と摺動しない。これにより、収容体の支持体に対する移動がシール体によって妨げられることを防止又は抑制することができる。また、車両の速度が所定の速度を超えると、シール体が、収容体及び支持体の他方と当接して、収容体と支持体との間の少なくとも一部がシール体によって封止される。これにより、支持体と収容体との間の隙間への走行風の侵入が抑制され、支持体と収容体との間の隙間で発生する風切音を抑制することができる。
第2の態様に係る車両用視認装置では、シール体の被係止部を収容体及び支持体の一方に係止させることにより、シール体を収容体及び支持体の一方に取付けることができる。また、封止部が車両の走行風を受けて収容体及び支持体の他方に当接することで、収容体と支持体との間の少なくとも一部をシール体によって封止することができる。
第3の態様に係る車両用視認装置では、シール体において収容体及び支持体の一方に係止される被係止部が封止部よりも硬質とされていることにより、シール体を収容体及び支持体の一方により安定した状態で取付けることができる。
第4の態様に係る車両用視認装置では、シール体の封止部が収容体及び支持体の他方側へ向かうにつれて車両前方側へ傾斜している。これにより、シール体の封止部が走行風を受けた際に、封止部における被係止部とは反対側の端部を収容体及び支持体の他方へ当接させ易くすることができる。
第5の態様に係る車両用視認装置では、シール体の封止部が収容体及び支持体の他方側へ向けて湾曲している。これにより、シール体の封止部が走行風を受けた際に、封止部における被係止部とは反対側の端部を収容体及び支持体の他方へより一層当接させ易くすることができる。
第6の態様に係る車両用視認装置では、シール体が支持体に固定されていることにより、収容体が支持体に対して移動したとしても、シール体が移動しない。これにより、収容体が支持体に対して移動した際に、シール体が支持体に対してずれ動くことを防止又は抑制することができる。
アウタミラー装置を示す正面図である。 ベースを示す斜視図である。 シール部材が取付けられたベースを示す図2に対応する斜視図である。 シール部材を示す斜視図である。 シール部材を示す平面図である。 シール部材を示す側面図である。 図1に示された7−7線に沿って切断したアウタミラー装置の一部を拡大して示す拡大断面図である。 他の形態のシール部材を示す図4に対応する斜視図である。 シール部材を示す図5に対応する平面図である。 他の形態のシール部材を備えたアウタミラー装置の一部を拡大して示す図7に対応する拡大断面図である。
図1〜図7を用いて本発明の車両用視認装置としてのアウタミラー装置について説明する。なお、図中に適宜示す矢印FR、矢印OUT及び矢印UPは、アウタミラー装置を備えた車両の車両前方、車幅方向外側及び車両上方をそれぞれ示している。また以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態のアウタミラー装置10は、図示しない車両のフロントサイドドアの外側に支持されている。このアウタミラー装置10は、視認手段としての図示しないミラーによって車両の乗員の視認を補助するためのものである。具体的には、アウタミラー装置10は、ミラーを収容する収容体としてのバイザ12と、バイザ12を移動可能に支持する支持体としてのベース14と、ベース14に取付けられたシール体としてのシール部材16と、を備えている。なお、ミラーに代えて撮像により乗員の視認を補助するカメラにしてもよい。
バイザ12は、内部にミラー等が配置される空間を有する箱状に形成されている。バイザ12におけるベース14側は、図示しないスタンドに支持されている。なお、図7に示されるように、バイザ12におけるスタンドの下端の周囲部を底壁部12Aと呼ぶ。そして、スタンドがベース14に移動可能(回動可能)に固定されることで、バイザ12がベース14に対して前後方向に傾動するようになっている。なお、バイザ12のベース14に対する傾動は電動で行ってもよいし、手動で行ってもよい。ここで、図1に示された状態は、バイザ12がニュートラル位置に位置している状態である。この状態では、車両の乗員が、車両斜め後方側をミラーを介して視認することが可能となっている。また、バイザ12がベース14に対して傾動されることで、バイザ12が格納位置に配置される。この状態では、バイザ12のフロントサイドドアに対する突出が抑制される。
図2に示されるように、ベース14は、ベース本体18と、ベース本体18に取付けられることで当該ベース本体18を覆うベースカバー20と、を含んで構成されている。ベース本体18には、前述のスタンドが回動可能に固定されている。また、ベース本体18には、バイザ12をベース14に対して傾動させるためのモータへの給電を行う図示しない配線が挿通される配線挿通孔18Aが形成されている。
図2及び図7に示されるように、ベースカバー20は、バイザ12の底壁部12Aと対向して配置されると共に当該底壁部12Aと略平行に延びる頂壁部20Aと、ベース本体18の側方側を覆う側壁部20Bと、を備えている。なお、本実施形態では、ベースカバー20は、車幅方向外側の部分を構成する外側カバー部22と、車幅方向内側の部分を構成する内側カバー部24と、による分割構造とされている。また、頂壁部20Aには、図示しないスタンドとベース本体18とを接続可能とするための開口20C及び後述するシール部材16の係止爪部16Cが係止される係止孔20Dが形成されている。なお、図2においては、係止孔20Dの図示を省略している。
図3及び図4に示されるように、ベース14に取付けられるシール部材16は、ゴム等の粘弾性を有する素材を用いて形成されている。具体的には、図4、図5及び図7に示されるように、シール部材16は、ベースカバー20の頂壁部20Aに沿って配置される基板部16Aを備えている。この基板部16Aの各部の厚み寸法は、略一定の厚み寸法に設定されている。また、基板部16Aをその厚み方向から見た外形は、ベースカバー20の頂壁部20Aと対応する形状とされていると共に頂壁部20Aの寸法よりもやや小さな寸法に設定されている。また、基板部16Aにおいて、図示しないスタンドとベース本体18との接続部と対応する部分には、円形の開口16Bが形成されている。
また、図6及び図7に示されるように、シール部材16は、基板部16Aからベースカバー20の頂壁部20A側へ向けて突出すると共に突出方向の先端側がL字状に屈曲された被係止部としての複数の係止爪部16Cを備えている。なお、本実施形態では、前後方向に間隔をあけて配置された2つの係止爪部16Cが設けられている。この係止爪部16Cが、ベースカバー20の頂壁部20Aに形成された係止孔20Dに挿入されることで、基板部16Aがベースカバー20の頂壁部20Aに沿って配置された状態で、シール部材16がベースカバー20に固定される。なお、シール部材16がベースカバー20に固定された状態では、図3に示されるように、基板部16Aがベースカバー20を構成する外側カバー部22と内側カバー部24との境界20Eの一部を覆っている。また、図7に示されるように、係止爪部16Cが、ベースカバー20の頂壁部20Aに形成された係止孔20Dに挿入された状態では、係止爪部16Cの先端部16Dがベースカバー20の頂壁部20Aに対してベース本体18側へ配置される。これにより、係止爪部16Cの係止孔20Dへの挿入完了状態では、係止爪部16Cが係止孔20Dから抜け出すことが抑制されて、シール部材16がベースカバー20から外れることが抑制される。また、本実施形態では、シール部材16が二色成型等により成形されることにより、頂壁部20A及び係止爪部16Cが後述する封止部16Eよりも硬質とされている。
また、図4、図6及び図7に示されるように、シール部材16は、基板部16Aの外周端からバイザ12の底壁部12A側へ向けて延びる封止部16Eを備えている。本実施形態では、封止部16Eが基板部16Aの外周端の全周にわたって設けられている。なお、封止部16Eは、基板部16Aの外周端の前方側の部分にのみ設けられていてもよい。また、封止部16Eは、基板部16A側からバイザ12の底壁部12A側へ向かうにつれて基板部16Aの略径方向へ傾斜されていると共にバイザ12の底壁部12A側へ向けて略凸状に湾曲している。ここで、アウタミラー装置10が組立てられた状態(図1に示された状態)でかつ車両が走行していない状態では、封止部16Eの先端部16F(基板部16Aとは反対側の端部)がバイザ12の底壁部12Aと離間するように、封止部16Eの寸法等が設定されている。
ここで、図7には、前後方向及び上下方向に沿って切断したアウタミラー装置10の一部の拡大断面図が示されている。この図に示されるように、封止部16Eにおける前方側の部分16EFRは、基板部16A側からバイザ12の底壁部12A側へ向かうにつれて車両前方側へ傾斜されている。そして、本実施形態では、前方側から後方側への走行風Fが封止部16Eにおける前方側の部分16EFRに当たると、封止部16Eがその基端部16G(基板部16A側の端部)を傾動中心として後方側へ傾動されて、封止部16Eの先端部16Fがバイザ12の底壁部12Aに当接するようになっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、バイザ12がニュートラル位置に位置している状態では、車両の乗員が、車両斜め後方側をミラーを介して視認することができる。
ここで、本実施形態のアウタミラー装置10を備えた車両が停止している状態では、図7において実線で示されるように、シール部材16の封止部16Eの先端部16Fがバイザ12の底壁部12Aと離間している。そのため、バイザ12をニュートラル位置から格納位置に格納させる際に、又は、バイザ12を格納位置からニュートラル位置に展開させる際に、シール部材16の封止部16Eの先端部16Fとバイザ12の底壁部12Aとが摺動しない。これにより、本実施形態では、シール部材16がバイザ12の格納及び展開の妨げになることを防止又は抑制することができる。
また、本実施形態のアウタミラー装置10を備えた車両が走行している状態では、前方側から後方側への走行風Fが封止部16Eにおける前方側の部分16EFRに当たる。そして、車両の速度が所定の速度を超えると、一点鎖線で示されるように、シール部材16の封止部16Eが傾動されて、封止部16Eの先端部16Fがバイザ12の底壁部12Aに当接する。これにより、バイザ12とベースカバー20との間の車両前方側の部分がシール部材16の封止部16Eによって封止される。その結果、ベースカバー20とバイザ12との間の隙間への走行風の侵入が抑制され、ベースカバー20とバイザ12との間の隙間で発生する風切音を抑制することができる。なお、上記所定の速度とは、シール部材16が設けられていない場合において、ベースカバー20とバイザ12との間の隙間で発生する風切音が気になり出す速度であり、例えば、時速100kmほどの車速であるが、ベースカバー20やバイザ12の形状等によっては、時速100km以下の速度でも風切音が気になり出す場合もある。この所定の速度で、シール部材16の封止部16Eが傾動されて、封止部16Eの先端部16Fがバイザ12の底壁部12Aに当接するように、封止部16Eの硬度や厚み、形状等が設定されていればよい。一例として、本実施形態では、封止部16Eにおける前方側の部分16EFRは、基板部16A側からバイザ12の底壁部12A側へ向かうにつれて車両前方側へ傾斜している(基板部16Aの略径方向に傾斜している)と共にバイザ12の底壁部12A側へ向けて略凸状に湾曲している。これにより、走行風Fが封止部16Eにおける前方側の部分16EFRに当たった際に、封止部16Eにおける前方側の部分16EFRの前後の圧力差を大きくすることができる。その結果、封止部16Eの先端部16Fをバイザ12の底壁部12Aにより低速で当接させ易くすることができる。
さらに、本実施形態では、シール部材16の係止爪部16Cがベースカバー20の頂壁部20Aに形成された係止孔20Dに挿入されることで、シール部材16をベースカバー20に固定することができる。すなわち、工具を用いることなく、シール部材16をベースカバー20に固定することができる。また、本実施形態では、シール部材16の頂壁部20A及び係止爪部16Cが封止部16Eよりも硬質とされていることにより、シール部材16をベースカバー20により安定した状態で固定することができる。
また、本実施形態では、シール部材16がベースカバー20に固定されている。当該構成では、バイザ12をニュートラル位置から格納位置に格納させる際に、又は、バイザ12を格納位置からニュートラル位置に展開させる際に、シール部材16が移動されない。これにより、バイザ12の移動に伴ってシール部材16がベース14(ベースカバー20)に対してずれ動くことを抑制することができる。
さらに、図3に示されるように、本実施形態では、シール部材16がベースカバー20に固定された状態では、当該シール部材16の基板部16Aがベースカバー20を構成する外側カバー部22と内側カバー部24との境界20Eの一部を覆っている。これにより、外側カバー部22と内側カバー部24との境界20Eの段差を通過する風切音を防止又は抑制することができる。
なお、本実施形態では、シール部材16がベースカバー20に固定されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、シール部材16がバイザ12に固定されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、シール部材16の頂壁部20A及び係止爪部16Cが封止部16Eよりも硬質とされている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。シール部材16の各部の硬度を異ならせるか否かについては、シール部材16のベースカバー20等への取付の態様を考慮して適宜設定すればよい。例えば、図8〜図10に示されるように、シール部材16がベースカバー20にタッピングスクリュ26を介して接合される構成においては、シール部材16の各部の硬度を異ならせなくてもよい。当該構成では、タッピングスクリュ26が挿通される挿通孔16H及びタッピングスクリュ26の頭部26Aが配置される窪み16Iがシール部材16の基板部16Aに形成されている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 アウタミラー装置(車両用視認装置)
12 バイザ(収容体)
14 ベース(支持体)
16 シール部材(シール体)
16C 係止爪部(被係止部)
16E 封止部

Claims (6)

  1. 車両の乗員の視認を補助する視認手段と、
    前記視認手段を収容する収容体と、
    前記収容体を移動可能に支持する支持体と、
    前記収容体及び前記支持体の一方に設けられ、車両の速度が所定の速度以下の際に前記収容体及び前記支持体の他方と離間され、車両の速度が所定の速度を超えた際に前記収容体及び前記支持体の他方と当接して、前記収容体と前記支持体との間の少なくとも一部を封止するシール体と、
    を備えた車両用視認装置。
  2. 前記シール体は、前記収容体及び前記支持体の一方に係止される被係止部と、前記被係止部側から前記収容体及び前記支持体の他方へ向けて延びる封止部と、を含んで構成されている請求項1記載の車両用視認装置。
  3. 前記被係止部が前記封止部よりも硬質とされた請求項2記載の車両用視認装置。
  4. 車両前後方向及び上下方向に沿って切断した断面視で、前記封止部が前記収容体及び前記支持体の他方側へ向かうにつれて車両前方側へ傾斜している請求項2又は請求項3記載の車両用視認装置。
  5. 車両前後方向及び上下方向に沿って切断した断面視で、前記封止部が前記収容体及び前記支持体の他方側へ向けて湾曲している請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用視認装置。
  6. 前記シール体は、前記支持体に固定されている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車両用視認装置。
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