JP7329482B2 - バルブステム及びタイヤバルブ - Google Patents

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Description

本開示は、タイヤホイールのバルブ装着孔を貫通した状態に固定され、バルブコアを収容するバルブステム及びバルブステムを備えたタイヤバルブに関する。
従来より、タイヤバルブの先端側の電気回路と基端側の電気回路とを、バルブコアを介して接続するタイヤバルブが知られている(例えば、特許文献1参照)。このタイヤバルブでは、これら電気回路同士を、バルブキャップが装着されているときに接続できる。
WO2019/194303(段落[0026]、[0027]等)
しかしながら、上述した従来の構成では、例えばタイヤ内にエアーを供給しているとき等、バルブキャップを外している間は、電気回路同士の接続ができないという問題があった。
上記課題を解決するためになされた請求項1のバルブステムは、管状構造をなし、タイヤホイール(80)のバルブ装着孔(81H)を貫通した状態に固定され、バルブコア(20)を収容するバルブステム(10)であって、タイヤ(82)内の内部回路(91)に接続される1対の内部電極(11N,31N)と、前記バルブステム(10)のうち前記タイヤ(82)外に突出するタイヤ外突出部(17)の外周面に配置されて、前記タイヤ(82)外の外部回路(96)と接続可能な1対の外部電極(11G,31G)と、前記内部電極(11N,31N)と前記外部電極(11G,31G)とを有して互いに絶縁された第1と第2の導電部材(11,31)と、前記タイヤ外突出部(17)の先端寄り位置に設けられ、前記バルブコア(20)の筒形固定ベース(29)が嵌合されるコア嵌合部(11S)と、管状構造をなして前記コア嵌合部(11S)を内側に有し、前記タイヤ外突出部(17)に一部が含まれる導電性のステム本体(11)と、導電性のインナースリーブ本体(31)の外側面を絶縁層(32)で被覆してなり、前記ステム本体(11)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側部分の内側に嵌合されるインナースリーブ(30)と、を備え、前記1対の外部電極(11G,31G)は、前記タイヤ外突出部(17)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側に配置されているバルブステム(10)である。
請求項のバルブステムは、前記タイヤ外突出部(17)の前記ステム本体(11)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側部分に側方から貫通する側面貫通孔(11K)を有し、前記インナースリーブ(30)は、前記側面貫通孔(11K)を密閉し、前記第1の導電部材(11)一部又は全体前記ステム本体(11)で構成され、前記第1の導電部材(11)の前記外部電極(11G)は、前記ステム本体(11)のうち前記側面貫通孔(11K)の開口縁又はその開口縁に固定された付加部品(41)で構成され、前記第2の導電部材(31)一部又は全体前記インナースリーブ本体(31)で構成され、前記第2の導電部材(31)の前記外部電極(31G)は、前記絶縁層(32)に前記側面貫通孔(11K)に対応する開口(32K)を設けて外部に露出された前記インナースリーブ本体(31)の一部でなるか、前記絶縁層(32)を貫通して、一端部が前記インナースリーブ本体(31)に接続され他端部が前記側面貫通孔(11K)内で露出する貫通部品(41)でなる請求項に記載のバルブステム(10)である。
請求項のバルブステムは、前記側面貫通孔(11K)は、前記外部回路(96)のうち前記1対の外部電極(11G,31G)と接続されるコネクタ(40)が嵌合される外側コネクタ嵌合部(11K)をなし、前記第1の導電部材(11)の前記外部電極(11G)は、前記ステム本体(11)のうち前記側面貫通孔(11K)の開口縁で構成され、前記第2の導電部材(31)の前記外部電極(31G)は、前記絶縁層(32)の前記開口(32K)により外部に露出された前記インナースリーブ本体(31)の一部で構成される請求項に記載のバルブステム(10)である。
請求項のバルブステムは、前記ステム本体(11)の基端部には、前記内部回路(91)のうち前記1対の内部電極(11N,31N)と接続されるコネクタ(50)と結合される内側コネクタ結合部(11A)が設けられ、前記第1の導電部材(11)の前記内部電極(11N)は、前記ステム本体(11)の基端部で構成され、前記第2の導電部材(31)の前記内部電極(31N)は、前記インナースリーブ本体(31)の基端部で構成される請求項2又は3に記載のバルブステム(10)である。
請求項のバルブステムは、管状構造をなし、タイヤホイール(80)のバルブ装着孔(81H)を貫通した状態に固定され、バルブコア(20)を収容するバルブステム(10V)であって、タイヤ(82)内の内部回路(91)に接続される1対の内部電極(71N,72N)と、前記バルブステム(10)のうち前記タイヤ(82)外に突出するタイヤ外突出部(17)の外周面に配置されて、前記タイヤ(82)外の外部回路(96)と接続可能な1対の外部電極(71G,72G)と、前記内部電極(71N,72N)と前記外部電極(71G,72G)とを有して互いに絶縁された第1と第2の導電部材(71,72)と、管状構造をなし、前記バルブコア(20)が嵌合されるコア嵌合部(11S)を内側に有し、前記タイヤ外突出部(17)に一部が含まれる絶縁樹脂製のステム本体(11V)と、前記ステム本体(11V)に埋設されて、前記第1と第2の導電部材(71,72)を構成する1対のバスバー(71,72)と、前記ステム本体(11V)の外側面に陥没した状態に形成され、内部で前記1対のバスバーの一端寄り部分が露出する側面開口部(71K,72K)と、を備え、前記1対の外部電極(71G,72G)は、前記側面開口部(71,72)の内部で露出する前記1対のバスバー(71,72)の一端寄り部分で構成されているバルブステム(10V)である。
請求項のバルブステムは、前記1対のバスバー(71,72)の他端部は、前記ステム本体(11V)の基端面から突出して、前記1対の内部電極(71N,72N)を構成している請求項に記載のバルブステム(10V)である。
請求項7のバルブステムは、前記タイヤ外突出部(17)の外周面には、前記1対の外部電極(11G,31G)を有し、前記外部回路(96)に備えられたコネクタ(40)と結合されるコネクタ結合部(13)が備えられている、請求項1から6の何れか1の請求項に記載のバルブステム(10)である。
請求項のタイヤバルブは、請求項1から7の何れか1の請求項に記載のバルブステム(10,10V)と、前記バルブステム(10,10V)内に組み付けられるバルブコア(20)とを備えるタイヤバルブ(100,100V)である。
請求項1,5のバルブステム及び請求項のタイヤバルブでは、互いに絶縁された第1と第2の導電部材が設けられ、それら第1と第2の導電部材には、タイヤ内の内部回路に接続される内部電極と、タイヤ外の外部回路に接続される外部電極とがそれぞれ備えられる。ここで、外部電極は、バルブステムのうちタイヤ外に突出するタイヤ外突出部の外周面に配置される。これにより、バルブステムからバルブキャップを外した状態でもタイヤ内外の回路の接続を行うことができる。
請求項のバルブステムでは、タイヤ外突出部の外周面に、1対の外部電極を有すると共に外部回路に備えられたコネクタが結合されるコネクタ結合部が備えられているので、外部回路のコネクタをステム本体に結合し易くなり、外部回路との接続が容易となる。
請求項のバルブステムでは、1対の外部電極が、タイヤ外突出部のうちコア嵌合部より基端側に配置されているので、導電部材がバルブステムの内側に配置される場合でも、バルブコアと干渉することを防ぐことが可能となる。
第1と第2の導電部材は、バルブステムの径方向で重なるように配置されてもよい(請求項の構成)。この場合、第1の導電部材がステム本体であってもよい。この構成では、第2の導電部材を、ステム本体の内側又は外側に配置することができる。第2の導電部材をステム本体の内側に配置する場合、例えばステム本体に側面貫通孔を形成することで、第2の導電部材を露出させて外部電極を形成することができる。また、請求項のバルブステムのように、ステム本体の側面貫通孔を外部回路のコネクタが嵌合されるように構成すれば、バルブステムと外部回路との接続を容易にすることができる。また、請求項のバルブステムのように、内部電極をステム本体部の基端部とインナースリーブ本体の基端部とに設けて、それらを内部回路のコネクタと接続させてもよい。
請求項のバルブステムのように、第1と第2の導電部材を、絶縁樹脂製のステム本体に埋設した1対のバスバーで構成してもよい。この場合、外部電極を、ステム本体の外周面に1対のバスバーを露出させる側面開口部を設けることで形成してもよい。また、内部電極を、1対のバスバーの端部をステム本体の基端面から突出させることで形成してもよい(請求項の構成)。
本開示の第1実施形態に係るバルブステムを備えるタイヤバルブが取り付けられたタイヤホイールの断面図 バルブステムの側断面図 バルブステムの斜視図 (A)バルブステムの側面貫通孔周辺の拡大斜視図、(B)インナースリーブの斜視図 (A)コネクタが取り付けられたバルブステムの側面貫通孔周辺の拡大側断面図、(B)ステム本体の内側から側面貫通孔を通して見たコネクタの斜視図、(C)コネクタの正面図 (A)バルブステムの基端部の拡大側断面図、(B)コネクタの接続端子の斜視図 (A)第2実施形態に係るバルブステムを備えるタイヤバルブの斜視図、(B)第1と第2の導電部材の斜視図 (A)第2実施形態に係るバルブステムの外部電極付近の平断面図、(B)第2実施形態に係るバルブステムの基端寄り部分の平断面図
[第1実施形態]
図1には、第1実施形態のバルブステム10を備えるタイヤバルブ100が示されている。本実施形態のタイヤバルブ100は、タイヤホイール80のリム81に設けられたバルブ装着孔81Hに装着される。具体的には、タイヤバルブ100のバルブステム10の基端部が、バルブ装着孔81Hに貫通した状態で嵌合されて固定される。タイヤバルブ100がタイヤホイール80に装着されると、バルブステム10のうちエアー注入口18(図2参照)を有する先端側部分が、タイヤ82外に突出する。
図2に示されるように、バルブステム10は、円管状をなしたステム本体11の外側を弾性シール部材12で被覆してなる管状構造をなしている。具体的には、ステム本体11は、弾性シール部材12に基端部を覆われており、ステム本体11の先端側部分は、弾性シール部材12から露出している。ステム本体11の内側には、タイヤ82の内外を連通させるエアー流通孔Rが設けられている。ステム本体11の先端には、タイヤ82内にエアーを注入するための上述のエアー注入口18が設けられている。ステム本体11の先端部の外周面には、おねじ部16が形成され、おねじ部16には、外側からバルブキャップ19が螺合される。ステム本体11は、導電性を有し、例えば金属製である。
ステム本体11のエアー流通孔Rのうち先端寄り位置には、内径が最も絞られた小径孔部11Sが形成されている。また、エアー流通孔Rのうち小径孔部11Sよりも基端側には、小径孔部11Sよりも拡径されたストレート孔部11Bが、ステム本体11の基端まで延びている。また、ステム本体11の基端部には、外径が縮径されてステム本体11の基端まで延びる基端側小径部11Aが形成されている。基端側小径部11Aの外周面と弾性シール部材12の内周面との間には、環状の隙間が形成されている。
ステム本体11の内部には、バルブコア20が収容される。バルブコア20の外周面は、ステム本体11の内周面とシールされ、バルブコア20の開閉により、エアー流通孔Rが開閉される。詳細には、バルブコア20は、筒形固定ベース29に、シャフト22が直線移動可能に挿通された状態で支持されてなる。そして、シャフト22を直線移動させることで、シャフト22の端部の弁体21により、筒形固定ベース29の基端部の弁口20Kが開閉される。なお、弁体21は、圧縮コイルバネ23により弁口20Kを閉塞する状態に付勢されている。また、ステム本体11の小径孔部11Sが、バルブコア20(筒形固定ベース29)が嵌合されるコア嵌合部となっていて、小径孔部11Sの内周面と筒形固定ベース29の外周面とがシールされる。
弾性シール部材12の基端部の外周面には、環状の係合溝12Uが形成されている。弾性シール部材12は、タイヤバルブ100がタイヤホイール80のバルブ装着孔81Hに装着されるときに、バルブ装着孔81Hに圧入され、係合溝12Uがバルブ装着孔81Hの開口縁と係合する。従って、バルブステム10のうち係合溝12Uよりも先端側の部分が、タイヤ82外に突出するタイヤ外突出部17となっている(図2及び図3参照)。本実施形態では、ステム本体11の基端は、係合溝12Uよりもバルブステム10の先端側に配置されている。従って、タイヤ外突出部17は、ステム本体11と弾性シール部材12の一部とを含んでいる。なお、弾性シール部材12は、絶縁性のエラストマで構成される。
図2に示されるように、ステム本体11の内側には、インナースリーブ30が嵌合されて固定されている。具体的には、インナースリーブ30は、円筒状をなし、ステム本体11のストレート孔部11B内に嵌合していて、小径孔部11S及び筒形固定ベース29よりも基端側に配置されている。
図4(B)に示されるように、インナースリーブ30は、導電性を有する(例えば金属製の)インナースリーブ本体31の外周面を絶縁層32で被覆してなる。インナースリーブ本体31は、円筒状になっている。絶縁層32は、インナースリーブ本体31とステム本体11との間を絶縁する。
ここで、バルブステム10は、タイヤ82の内外の電気回路同士を接続できるようになっている。具体的には、図1に示されるように、バルブステム10がバルブ装着孔81Hに装着されると、例えば、バルブステム10の基端部は、ケーブル98A,98Bと接続されて、タイヤ82内に配置される内部回路91と接続できるようになっている。また、バルブステム10のうちタイヤ外突出部17(図2参照)は、例えば、車両の停止時にケーブル99A,99Bと接続されて、タイヤ82外に配置される外部回路96と接続できるようになっている。
なお、内部回路91を備えるタイヤ内機器90としては、例えば、タイヤ82の状態を検出するセンサ92を備え、そのセンサ92の検出結果を内部回路91により送信するもの等が挙げられる。このようなセンサ92は、例えば、タイヤ82の内圧を検出する圧力センサであってもよいし、温度センサであってもよい。また、外部回路96を備えるタイヤ外機器95としては、タイヤ内機器90に電力を供給する電源機器や、タイヤ内機器90のセンサ92等の検出データを受信する受信器等が挙げられる。
以下、タイヤ82の内外に配置される内部回路91と外部回路96とを接続するためのバルブステム10の構造について説明する。バルブステム10には、内部回路91と(即ち、ケーブル98A,98Bと)接続される1対の内部電極11N,31Nを有する共に(図6(A)参照)、外部回路96と(すなわち、ケーブル99A,99Bと)接続される1対の外部電極11G,31Gを有し(図4(A)及び図5(A)参照)、互いに絶縁された第1と第2の導電部材が備えられている。そして、本実施形態では、これら第1と第2の導電部材は、それぞれステム本体11とインナースリーブ本体31で構成されている。
図6(A)に示されるように、本実施形態では、内部回路91(ケーブル98A,98B)と接続される1対の内部電極11N,31Nは、それぞれステム本体11の基端部とインナースリーブ本体31の基端部とで構成される。ケーブル98A,98Bの先端には、コネクタ50の接続端子51,52がそれぞれ接続されていて、それら接続端子51,52が、バルブステム10の内部電極11N,31Nに例えば径方向内側から当接する。詳細には、コネクタ50は、一端有底の筒形のブラケット53を有し、ステム本体11の基端側小径部11Aの外周面に形成されたおねじ部と螺合してステム本体11の基端部に固定される。ブラケット53は、樹脂等の絶縁性材料からなり、接続端子51,52同士を絶縁している。ブラケット53の底壁の中心には、通気孔50Kが形成されている。なお、ブラケット53の外周壁54は、基端側小径部11Aと弾性シール部材12との間に形成された上述の環状の隙間に挿入される。本実施形態では、コネクタ50の接続端子51,52は、バルブステム10の軸方向に延びるバスバーからなり、例えば、接続端子51,52の先端部は、先端に向かうにつれてバルブステム10の径方向外側に折れ曲がってから径方向内側に折れ曲がる山形の折れ曲がり部51A,52Aを有し、折れ曲がり部51A,52Aにより、バルブステム10の内部電極11N,31Nと接触し易くなっている。なお、本実施形態では、基端側小径部11Aが、特許請求の範囲に記載の「内側コネクタ結合部」に相当する。
次に、バルブステム10のうち外部回路96と接続される外部電極11G,31Gについて説明する。図2及び図4(A)に示されるように、ステム本体11のうち弾性シール部材12から露出する部分には、内外を径方向に貫通する側面貫通孔11Kが形成されている。側面貫通孔11Kは、ステム本体11においてバルブコア20が嵌合する小径孔部11Sよりも基端側に配置されている。そして、図4(A)に示されるように、側面貫通孔11Kの開口縁が、バルブステム10の一方の外部電極11Gを構成している。なお、側面貫通孔11Kは、ステム本体11の外周面を平坦に切除した形状の部分に設けられ、側面貫通孔11Kの開口縁には、外形が四角形状の平坦面が設けられている。
図4(B)に示されるように、インナースリーブ30の円管状の絶縁層32には、インナースリーブ30の軸方向の先端寄り部分の一箇所に、絶縁層貫通孔32Kが形成されている。これにより、インナースリーブ本体31の先端寄り部分の外周面の一部が、絶縁層貫通孔32Kから露出する。また、絶縁層貫通孔32Kは、バルブステム10の側面貫通孔11Kに対応する位置に設けられる。即ち、絶縁層貫通孔32Kは、側面貫通孔11Kとバルブステム10の径方向で対向する位置に設けられる。従って、インナースリーブ本体31のうち絶縁層貫通孔32Kから露出した部分は、ステム本体11の側面貫通孔11Kから外部に露出する。そして、インナースリーブ本体31のこの露出部分が、バルブステム10のもう一方の外部電極31Gを構成する。なお、絶縁層貫通孔32Kの開口径は、ステム本体11の側面貫通孔11Kの開口径よりも小さくなっていて、絶縁層貫通孔32Kの開口縁全体が、ステム本体11の側面貫通孔11Kから露出する。また、インナースリーブ30は、ステム本体11の内面に密着し、側面貫通孔11Kを密閉している。
図5(A)に示されるように、例えば、タイヤ82外からのケーブル99A,99Bの先端には、コネクタ40の接続端子41,42が接続され、それら接続端子41,42が、バルブステム10の外部電極31G,11Gに径方向外側から当接する。具体的には、図5(B)及び図5(C)に示されるように、コネクタ40は、ケーブル99A,99Bと接続端子41,42とをそれぞれ連結して固定する絶縁部材からなるガスケット45を備える(なお、図5(B)では、インナースリーブ30の図示が省略されている)。ガスケット45は、円盤状ベース43を有すると共に、円盤状ベース43のうちバルブステム10との対向面から突出した1対の嵌合円弧突部44を有する。円盤状ベース43は、ステム本体11の側面貫通孔11Kの開口縁の平坦面に突き合わされる。そして、コネクタ40の円盤状ベース43から直線状に突出する一方の接続端子41の先端部が、絶縁層貫通孔32Kを通してインナースリーブ本体31の外周面の外部電極31Gに当接する。例えば、この接続端子41は、バスバーからなり、先端部が折れ曲がった形状になっている。また、コネクタ40の円盤状ベース43から円盤状ベース43に沿うように径方向外側に延びた他方の接続端子42が、ステム本体11の外部電極11G(例えば、側面貫通孔11Kの基端側開口縁)に当接する。例えば、この接続端子42は、バスバーからなると共に、先端部が円盤状ベース43から離れる側に若干折れ曲がった形状をなしている。これにより、接続端子42と、ステム本体11の外部電極11Gとの接触が容易となる。なお、1対の嵌合円弧突部44は、円盤状ベース43の外縁に沿った円弧状をなし、嵌合円弧突部44の外周面が、ステム本体11の側面貫通孔11Kに嵌合する(接続端子41,42は、1対の嵌合円弧突部44の間に配置される)。なお、例えば、ガスケット45をエラストマで形成し、嵌合円弧突部44の外周半径をステム本体11の側面貫通孔11Kの内周半径よりも大きくしておけば、嵌合円弧突部44を側面貫通孔11Kに押し込むことによって、コネクタ40のバルブステム10への取り付けを安定化させることが可能となる。なお、本実施形態では、ステム本体11の側面貫通孔11Kとその開口縁(外部電極11G)及び外部電極31Gが、コネクタ40と結合されるコネクタ結合部13を構成する。
以上のようにして、本実施形態のバルブステム10は、ケーブル98A,98B及びケーブル99A,99Bと接続され、タイヤ82内の内部回路91とタイヤ82外の外部回路96とを接続する。
本実施形態のバルブステム10及びタイヤバルブ100では、互いに絶縁された第1と第2の導電部材(ステム本体11とインナースリーブ本体31)が設けられ、それら第1と第2の導電部材には、タイヤ82内の内部回路91に接続される内部電極11N,31Nと、タイヤ82外の外部回路96に接続される外部電極11G,31Gとがそれぞれ備えられる。ここで、外部電極11G,31Gは、バルブステム10のうちタイヤ82外に突出するタイヤ外突出部17の外周面に配置される。これにより、バルブステム10からバルブキャップ19を外した状態でもタイヤ82の内外の回路の接続を行うことができる。例えば、バルブキャップ19を外し、バルブステム10を通してタイヤ82内にエアーを供給しながらでも、タイヤ82内の内部回路91へ給電することができる。また、外部電極11G,31Gが、バルブコア20と独立した構成となっているので、弁体21の位置にかかわらず内部回路91と外部回路96を接続することができる。
また、バルブステム10では、タイヤ外突出部17の外周面に、1対の外部電極11G,31Gが設けられると共に、外部回路96に備えられたコネクタ40が嵌合されるコネクタ嵌合部(側面貫通孔11K)が備えられているので、外部回路96のコネクタ40をステム本体11に結合し易くなり、外部回路96との接続が容易となる。なお、外部電極11G,31Gにコネクタ40が接続されていないときには、ステム本体11に外部電極11G,31Gを覆うカバー部材が取り付けられてもよい。
また、バルブステム10では、1対の外部電極11G,31Gが、タイヤ外突出部17のうち小径孔部11Sより基端側に配置されているので、インナースリーブ30のように導電部材がバルブステム10の内側に配置される場合でも、バルブコア20と干渉することを防ぐことが可能となる。
[第2実施形態]
図7(A)には、第2実施形態のバルブステム10Vとそれを備えたタイヤバルブ100Vが示されている。バルブステム10V及びタイヤバルブ100Vでは、ステム本体11Vが、絶縁樹脂製となっている点が、上記第1実施形態のバルブステム10及びタイヤバルブ100と異なる。バルブステム10Vは、円管状のステム本体11の軸方向の途中部分が、弾性シール部材12で包囲された管状構造をなしている。なお、上記第1実施形態と同様に、弾性シール部材12がタイヤホイール80のバルブ装着孔81H(図1参照)に圧入されると共に、ステム本体11Vには、バルブコア20が嵌合される小径孔部11S(図2参照)が設けられ、バルブコア20が収容される。また、タイヤバルブ100Vでは、ステム本体11Vの先端部の外周面に設けられたおねじ部に、バルブキャップが外側から螺合される。
本実施形態では、ステム本体11Vに、タイヤ82内の内部回路91(図1参照)とタイヤ82外の外部回路96とを接続する第1と第2の導電部材71,72が、互いに絶縁された状態で埋設されている。図7(A)及び図7(B)に示されるように、第1と第2の導電部材71,72は、バルブステム10Vの軸方向に直線状に延びて例えば周方向に並び、タイヤ82内に配置される基端部をステム本体11Vから露出させている。そして、第1と第2の導電部材71,72のその露出した基端部が、内部回路91(ケーブル98A,98B)と接続される内部電極71N,72Nとなっている。なお、第1と第2の導電部材71,72は、バルブステム10Vの軸方向から見て、ステム本体11Vの外周面に沿った円弧状をなし(図8(A)及び図8(B)参照)、例えば金属バスバーで構成される。
図7(A)及び図8(A)に示されるように、第1と第2の導電部材71,72の先端寄り部分は、タイヤ外突出部17に配置され、ステム本体11Vの外周面に露出している。そして、その露出部分が、外部回路96(ケーブル99A,99B)と接続される1対の外部電極71G,72Gになっている。具体的には、ステム本体11Vのうち弾性シール部材12から露出した先端寄り部分の外周面には、側面開口部71K,72Kが陥没形成され、それら側面開口部71K,72Kの内部で、第1と第2の導電部材71,72の先端寄り部分の外側面が露出することで、外部電極71G,72Gが形成されている。なお、本実施形態においても、側面開口部71K,72Kを外部回路96のコネクタと嵌合するように形成することで、外部電極71G,72Gを有し、そのコネクタと結合するコネクタ結合部をステム本体11Vの外周面に形成することができる。
本実施形態のバルブステム10V及びタイヤバルブ100Vにおいても、外部電極71G,72Gがバルブステム10Vの外周面に形成されているので、バルブキャップを外した状態でもタイヤ82の内外の回路の接続を行うことができる。なお、第1及び第2導電部材71,72は、ステム本体11Vよりも内側には配置されていないため、バルブコア20に干渉しない。従って、外部電極71G,72Gは、バルブステム10Vのうちバルブコア20が嵌合するコア嵌合部よりも先端側であってもよいし、基端側であってもよいし、バルブステム10Vの軸方向でコア嵌合部と同じ位置であってもよい。
[他の実施形態]
(1)上記第1実施形態では、内部電極31Nと外部電極31Gを有する導電部材として管状の部材(インナースリーブ本体31)が設けられていたが、棒状の部材であってもよい。
(2)上記第1実施形態では、内部電極31Nと外部電極31Gを有する導電部材(インナースリーブ本体31)が、ステム本体11よりも内側に設けられていたが、外側に設けられていてもよい。この場合、例えばこの導電部材の先端部と基端部以外を、弾性シール部材12に埋設し、ステム本体11と絶縁させればよい。この導電部材は、例えば、棒状であってもよいし、円管状(例えばステム本体11と同心のもの)であってもよい。
(3)上記第1実施形態において、バルブステム10のうち内部回路91と接続される内部電極31Nを、インナースリーブ本体31に当接する導電性の付加部品で構成してもよい。また、バルブステム10のうち内部回路91と接続される内部電極11Nを、ステム本体11に当接する導電性の付加部品で構成してもよい。これらの部品としては、例えばバスバーからなる接続端子51,52が挙げられ、この構成では、接続端子51,52が、内部回路91側(ケーブル98A,98B側)に備えられる代わりに、それぞれステム本体11とインナースリーブ本体31とに固定されてバルブステム10に備えられる。
(4)上記第1実施形態において、バルブステム10のうち外部回路96と接続される外部電極11Gを、ステム本体11に当接する導電性の付加部品で構成してもよい。また、バルブステム10のうち外部回路96と接続される外部電極31Gを、インナースリーブ本体31に当接する導電性の部品で構成してもよい(例えば、一端部がインナースリーブ本体31に接続され他端部が側面貫通孔11K内で露出する貫通部品で構成してもよい)。これらの部品としては、例えばバスバーからなる接続端子41,42が挙げられ、この構成では、接続端子41,42が、外部回路96側(ケーブル99A,99B側)に備えられる代わりに、それぞれインナースリーブ本体31とステム本体11(例えば側面貫通孔11Kの開口縁)とに固定されてバルブステム10に備えられる。
(5)上記第1実施形態では、ステム本体11の外部電極11Gが、側面貫通孔11Kの開口縁に配置されていたが、側面貫通孔11Kの近傍(即ち、インナースリーブ本体31の外部電極31Gの近傍)に配置されていなくてもよい。例えば、ステム本体11の外部電極11Gが、バルブステム10の先端部の外周面に配置されていてもよい。
10,10V バルブステム
11,11V ステム本体
11G 外部電極
11N 内部電極
17 タイヤ外突出部
20 バルブコア
30 インナースリーブ
31 インナースリーブ本体
31G 外部電極
31N 内部電極
71 第1の導電部材
71G 外部電極
71N 内部電極
72 第2の導電部材
72G 外部電極
72N 内部電極
80 タイヤホイール
81H バルブ装着孔
82 タイヤ
91 内部回路
96 外部回路
100,100V タイヤバルブ

Claims (8)

  1. 管状構造をなし、タイヤホイール(80)のバルブ装着孔(81H)を貫通した状態に固定され、バルブコア(20)を収容するバルブステム(10)であって、
    タイヤ(82)内の内部回路(91)に接続される1対の内部電極(11N,31N)と、
    前記バルブステム(10)のうち前記タイヤ(82)外に突出するタイヤ外突出部(17)の外周面に配置されて、前記タイヤ(82)外の外部回路(96)と接続可能な1対の外部電極(11G,31G)と、
    前記内部電極(11N,31N)と前記外部電極(11G,31G)とを有して互いに絶縁された第1と第2の導電部材(11,31)と
    前記タイヤ外突出部(17)の先端寄り位置に設けられ、前記バルブコア(20)の筒形固定ベース(29)が嵌合されるコア嵌合部(11S)と、
    管状構造をなして前記コア嵌合部(11S)を内側に有し、前記タイヤ外突出部(17)に一部が含まれる導電性のステム本体(11)と、
    導電性のインナースリーブ本体(31)の外側面を絶縁層(32)で被覆してなり、前記ステム本体(11)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側部分の内側に嵌合されるインナースリーブ(30)と、を備え、
    前記1対の外部電極(11G,31G)は、前記タイヤ外突出部(17)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側に配置されているバルブステム(10)。
  2. 前記タイヤ外突出部(17)の前記ステム本体(11)のうち前記コア嵌合部(11S)より基端側部分に側方から貫通する側面貫通孔(11K)を有し、
    前記インナースリーブ(30)は、前記側面貫通孔(11K)を密閉し、
    前記第1の導電部材(11)の一部又は全体が前記ステム本体(11)で構成され、
    前記第1の導電部材(11)の前記外部電極(11G)は、前記ステム本体(11)のうち前記側面貫通孔(11K)の開口縁又はその開口縁に固定された付加部品(41)で構成され、
    前記第2の導電部材(31)の一部又は全体が前記インナースリーブ本体(31)で構成され、
    前記第2の導電部材(31)の前記外部電極(31G)は、前記絶縁層(32)に前記側面貫通孔(11K)に対応する開口(32K)を設けて外部に露出された前記インナースリーブ本体(31)の一部でなるか、前記絶縁層(32)を貫通して、一端部が前記インナースリーブ本体(31)に接続され他端部が前記側面貫通孔(11K)内で露出する貫通部品(41)でなる請求項1に記載のバルブステム(10)
  3. 前記側面貫通孔(11K)は、前記外部回路(96)のうち前記1対の外部電極(11G,31G)と接続されるコネクタ(40)が嵌合される外側コネクタ嵌合部(11K)をなし、
    前記第1の導電部材(11)の前記外部電極(11G)は、前記ステム本体(11)のうち前記側面貫通孔(11K)の開口縁で構成され、
    前記第2の導電部材(31)の前記外部電極(31G)は、前記絶縁層(32)の前記開口(32K)により外部に露出された前記インナースリーブ本体(31)の一部で構成される請求項2に記載のバルブステム(10)。
  4. 前記ステム本体(11)の基端部には、前記内部回路(91)のうち前記1対の内部電極(11N,31N)と接続されるコネクタ(50)と結合される内側コネクタ結合部(11A)が設けられ、
    前記第1の導電部材(11)の前記内部電極(11N)は、前記ステム本体(11)の基端部で構成され、
    前記第2の導電部材(31)の前記内部電極(31N)は、前記インナースリーブ本体(31)の基端部で構成される請求項2又は3に記載のバルブステム(10)。
  5. 管状構造をなし、タイヤホイール(80)のバルブ装着孔(81H)を貫通した状態に固定され、バルブコア(20)を収容するバルブステム(10V)であって、
    タイヤ(82)内の内部回路(91)に接続される1対の内部電極(71N,72N)と、
    前記バルブステム(10)のうち前記タイヤ(82)外に突出するタイヤ外突出部(17)の外周面に配置されて、前記タイヤ(82)外の外部回路(96)と接続可能な1対の外部電極(71G,72G)と、
    前記内部電極(71N,72N)と前記外部電極(71G,72G)とを有して互いに絶縁された第1と第2の導電部材(71,72)と、
    管状構造をなし、前記バルブコア(20)が嵌合されるコア嵌合部(11S)を内側に有し、前記タイヤ外突出部(17)に一部が含まれる絶縁樹脂製のステム本体(11V)と、
    前記ステム本体(11V)に埋設されて、前記第1と第2の導電部材(71,72)を構成する1対のバスバー(71,72)と、
    前記ステム本体(11V)の外側面に陥没した状態に形成され、内部で前記1対のバスバーの一端寄り部分が露出する側面開口部(71K,72K)と、を備え、
    前記1対の外部電極(71G,72G)は、前記側面開口部(71K,72K)の内部で露出する前記1対のバスバー(71,72)の一端寄り部分で構成されているバルブステム(10V)。
  6. 前記1対のバスバー(71,72)の他端部は、前記ステム本体(11V)の基端面から突出して、前記1対の内部電極(71N,72N)を構成している請求項5に記載のバルブステム(10V)。
  7. 前記タイヤ外突出部(17)の外周面には、前記1対の外部電極(11G,31G)を有し、前記外部回路(96)に備えられたコネクタ(40)と結合されるコネクタ結合部(13)が備えられている、請求項1から6の何れか1の請求項に記載のバルブステム(10)。
  8. 請求項1から7の何れか1の請求項に記載のバルブステム(10,10V)と、前記バルブステム(10,10V)内に組み付けられるバルブコア(20)とを備えるタイヤバルブ(100,100V)。
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