JP4271530B2 - タイヤバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤに取り付けられるタイヤバルブに関する。
従来より、タイヤ内に中空粒子を所定量充填し、さらに気体を充填することで、受傷によるタイヤ内圧の低下を復活させる技術がある(特許文献1参照)。この技術は、タイヤのサイド部の補強を必要としないため、転がり抵抗の悪化やタイヤの重量増加による乗り心地の低下を回避できる画期的な技術である。
また、この技術は、汎用タイヤと汎用ホイールにて実現できるため、中子式ランフラットタイヤに見られるような特殊ホイールや、専用のリム組み冶具等を必要とせず、既存のインフラを活用できる点でもメリットは大きい。
特開2003−118313号公報(段落[0034]〜[0039]、図1)
しかしながら、汎用ホイールには、バルブ取り付け孔が1つしかないため、本技術を適用するためには、1つのバルブで中空粒子や気体を充填でき、かつユーザーによるタイヤ内圧の増減等のメンテナンス作業時には、気体だけの出し入れを可能とする新規バルブが必要であった。
また、生産性の面から、中空粒子の充填はなるべく迅速に完了することが重要である。さらに、タイヤ内圧のメンテナンス時は、従来の汎用バルブによる内圧増減作業時にも使用されていた汎用のエアチャック及び汎用のバルブコアが同様に適用できることも汎用性を満たす上で重要である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、中空粒子が充填されたタイヤに用いることが可能なタイヤバルブの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るタイヤバルブ(10,70)は、中空粒子(63)と気体(65)とが充填されるタイヤ(62)用のタイヤバルブ(10,70)であって、タイヤ(62)の内外を連通した筒形のバルブステム(20)と、バルブステム(20)の内部に装着されたバルブコア(12)と、バルブステム(20)のうちバルブコア(12)より奥側を塞いで中空粒子(63)を堰き止めかつ気体(65)のみをバルブコア(12)側に通過可能としたフィルター(45)とを備え、バルブステム(20)は、タイヤ(62)に固定された第1ステム(30)と、第1ステム(30)に嵌合装着された第2ステム(40)とで構成され、第1ステム(30)は、第2ステム(40)を離脱したときに、タイヤ(62)内に中空粒子(63)が充填可能となり、第2ステム(40)は、バルブコア(12)とフィルター(45)とによって両端が塞がれると共に、フィルター(45)の周縁部を挟持した挟持部(40K)を備え、挟持部(40K)は、第2ステム(40)の一端に形成されて軸方向を向き、フィルター(45)の周縁部が敷設される端部壁(44A)と、端部壁(44A)の外縁部から起立して、先端部が端部壁(44A)側にかしめられて、端部壁(44A)との間でフィルター(45)の周縁部を挟持した筒壁(48)とを備えてなるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のタイヤバルブ(10,70)において、フィルター(45)は、不織布であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のタイヤバルブ(10,70)において、不織布は、JIS−B8356−8又はISO16889で規定されるろ過性能試験において、中空粒子(63)を除去可能なろ過精度であるところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のタイヤバルブ(10,70)において、フィルター(45)の周縁部と、かしめられた筒壁(48)の先端部との間に環状部材(46)を介在させ、端部壁(44A)及び環状部材(46)の一方と他方とに、径が異なる1対の環状突部(47A,47B)を突出形成して、フィルター(45)の周縁部に押し付けたところに特徴を有する。
[請求項1,2の発明]
請求項1のタイヤバルブ(10,70)では、バルブステム(20)のうちバルブコア(12)より奥側に、気体(65)のみを通過可能なフィルター(45)を設けたので、タイヤ(62)内に充填された中空粒子(63)がバルブコア(12)内に進入することが防がれる。これにより汎用のバルブコア(12)が正常に作動し、タイヤ(62)内への気体(65)の充填及びタイヤ(62)からの気体(65)の放出が可能になる。従って、汎用のエアポンプや圧力計が使用可能となる。
また、本発明のタイヤバルブ(10,70)では、第1ステム(30)から第2ステム(40)を離脱すると、タイヤ(62)内に中空粒子(63)を容易かつ迅速に充填することができる。そして、第1ステム(30)に第2ステム(40)を嵌合装着すると、その第2ステム(40)に備えたフィルター(45)によって中空粒子(63)がタイヤ(62)内に封止され、第2ステム(40)に備えたバルブコア(12)を通して、タイヤ(62)内に気体(65)を充填することが可能になる。このように本発明のタイヤバルブ(10,70)によれば、気体(65)と中空粒子(63)との両方をタイヤ(62)内に充填することができる。さらに、本発明のタイヤバルブ(10,70)によれば、筒壁(48)の先端部をかしめることで、フィルター(45)の周縁部を挟持部(40K)で挟んで第2ステム(40)の一端に固定することができる。なお、フィルター(45)は、不織布とすることが好ましい(請求項2の発明)。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、不織布は、JIS−B8356−8又はISO16889で規定されるろ過性能試験において、中空粒子(63)を除去可能なろ過精度を有するので、より確実にバルブコア(12)に中空粒子(63)が進入することが防がれ、バルブコア(12)内に中空粒子(63)が蓄積して詰まることを防止できる。
[請求項4の発明]
請求項のタイヤバルブ(10,70)では、端部壁(44A)と環状部材(46)とに形成された径が異なる1対の環状突部(47A,47B)により、フィルター(45)の周縁部がクランク状に屈曲され、挟持力を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1には、タイヤ62のうちリム60とそのリム60の外側に固定されたタイヤ本体64とが部分的に示されている。このタイヤ62の内部には、気体65(本実施形態では空気)と共に中空粒子63(本実施形態では、例えば、粒径約100μm)が充填されている。そして、本実施形態のタイヤバルブ10は、タイヤ62のうちリム60に貫通した状態で固定されている。
タイヤバルブ10は、筒形のバルブステム20の内部にバルブコア12を備えてなる。図2に示すように、バルブステム20は、タイヤ62のリム60を貫通して固定された第1ステム30と、第1ステム30に嵌合装着された第2ステム40とから構成されている。
第1ステム30は、外面に螺子部34を形成した円筒体の基端部からフランジ31を側方に張り出した形状をなしている。そして、リム60に形成されたバルブ挿通孔61に対して、タイヤ62の内側(図2の下側)から挿入組み付けされ、螺子部34に螺合したナット33とフランジ31との間でバルブ挿通孔61の縁部を挟んで固定されている。また、フランジ31とバルブ挿通孔61の縁部との間にはパッキン32が挟まれている。なお、第1ステム30の内径は、7mmとなっている。
第2ステム40は、第1ステム30より細長い筒体の中間部分から中間フランジ49を側方に張り出した形状をなしている。そして、その中間フランジ49より一端側の挿入部40Aが第1ステム30に嵌合挿入される。第2ステム40の外側には、挿入部40Aと反対側から筒形ナット41が嵌合され、その筒形ナット41の一端部から内側に突出させた内側突部41Aを中間フランジ49に係止し、他端部が挿入部40Aの外側を覆っている。そして、筒形ナット41の内側に形成された螺子部41Bを第1ステム30の螺子部34に螺合することで、第2ステム40が第1ステム30に抜け止めされる。
なお、第2ステム40のち中間フランジ49の近傍に形成された溝にはクリップ41Cが装着されており、このクリップ41Cによって、筒形ナット41が抜け止めされている。
挿入部40Aの外周面には、溝部42,42が軸方向に並んで形成されており、これら溝部42,42に装着したOリング43,43が、第1ステム30と挿入部40Aとの周面間で押し潰されてシールが図られるようになっている(図1参照)。
第2ステム40のうち中間フランジ49を挟んで挿入部40Aと反対側の外周面には、螺子部24が形成され、ここにバルブキャップ16が螺合されている。バルブキャップ16は、一端有底の筒状をなし、その奥面には、環状のゴム板18が敷設されている。そして、第2ステム40の端部に備えたチャージ口22の開口縁にゴム板18が押し付けられるようになっている。
第2ステム40のうちバルブキャップ16が装着される側の端部の内周面には雌螺子部23が形成され、ここにバルブコア12が螺合されている。バルブコア12は、筒形のコア本体13の内部に、可動シャフト14を貫通状態に組み付けてなる。可動シャフト14は、コア本体13内に設けた図示しないコイルバネによって一方側に付勢されており、その付勢力によって可動シャフト14の一端に設けた弁体15が、コア本体13の一端面に押し付けられている。これにより、バルブコア12は常には閉じられ、第2ステム40の内側の流路21が遮断されている。そして、チャージ口22側から可動シャフト14を押したとき、または、チャージ口22に圧縮された気体がチャージされたときに、弁体15がコア本体13の一端面から離れてバルブコア12が開き、流路21が開通状態になる。
さて、図3に示すように、第2ステム40の挿入部40Aにおける先端部には、フィルター45を挟持した挟持部40Kが設けられている。フィルター45は、円板状にカットされた不織布で構成されている。この不織布は、タイヤ62に充填される中空粒子63(図1参照)の粒径(例えば、約100μm)より細かい布目となっている。具体的には、不織布は、安積濾紙(株)製の製品番号343(JIS−B8356−8で規定されるろ過性能試験におけるろ過精度が7〜10μm)であることが好ましい。これにより、中空粒子63はフィルター45を通過することができないが、気体65(図1参照)は通過することができる。なお、不織布は、例えば、安積濾紙(株)製の製品番号337又は製品番号340でもよい。
挟持部40Kには、第2ステム40の先端部の内径を段付状に拡げて大径部44が形成され、その大径部44の奥壁が、軸方向を向いた本発明に係る端部壁44Aをなし、大径部44の周壁が、本発明に係る筒壁48をなしている。また、筒壁48の先端部は、薄肉になっている。そして、フィルター45が端部壁44Aに敷設された状態で、大径部44の内側に環状部材46を嵌合し、さらにその環状部材46に重ねるようにして筒壁48の先端薄肉部が内側に押し倒すようにかしめられている。
ここで、端部壁44Aの内縁部からは第1環状突部47Aが突出しており、環状部材46の外縁部からは、第2環状突部47Bが突出している。そして、フィルター45の周縁部は、これら第1及び第2の環状突部47A,47Bに押されてクランク状に屈曲された状態で端部壁44Aと環状部材46との間に挟まれている。
次に本実施形態の作用・効果を説明する。
タイヤ62内へ気体65と中空粒子63とを充填する際には、まず中空粒子63を所定量充填した後で、タイヤ62内圧が所定値になるように気体65を充填する。
具体的には、第2ステム40を第1ステム30から取り外して、第1ステム30の上端開口に図示しない中空粒子充填用ホースを連結し、タイヤ62内に中空粒子63を充填する。なお、中空粒子63をタイヤ62内に充填する方法としては、図示しないポンプによって中空粒子63をタイヤ62内に圧送したり、タイヤ62内の気体65を吸引することでタイヤ62内を減圧し、タイヤ62内外の圧力差によってタイヤ62内に中空粒子63を吸引する等が考えられる。そして、第1ステム30から中空粒子63を充填するので、容易かつ迅速に充填作業が行える。
中空粒子63の充填が完了したら、第1ステム30に第2ステム40を嵌合装着する。すると、その第2ステム40に備えたフィルター45によって中空粒子63がタイヤ62内に封止され、第2ステム40に備えたバルブコア12を通して、タイヤ62内に気体65を充填することが可能になる。この間、中空粒子63が第2ステム40の外側に付着しても、バルブコア12の一端はバルブキャップ16によって中空粒子63から保護されると共に、バルブコア12の他端はフィルター45によって中空粒子63から保護されているので、バルブコア12に中空粒子63が付着することはない。
第2ステム40が第1ステム30に嵌合装着されたら、タイヤ62の外部に付着した中空粒子63を除去する。そして、バルブキャップ16を第2ステム40から外してチャージ口22に図示しない汎用のエアポンプを連結し、タイヤ62内に気体65(図1参照)を供給する。
ところで、気体65の充填が完了した後で、タイヤ62内圧を調整するために、バルブコア12のシャフト14を押下すると、中空粒子63が混入した気体65がタイヤバルブ10に向かって流れる。ところが、中空粒子63はフィルター45にて堰き止められ、気体65だけがフィルター45を通過してバルブコア12を通り、タイヤ62の外部へ放出することができる。これにより、従来の圧力計(例えば、ブルドン管圧力計)を使用してタイヤ62の内圧が測定可能となる。
このように本実施形態のタイヤバルブ10によれば、バルブステム20のうちバルブコア12より奥側に、気体65のみを通過可能なフィルター45を設けたので、タイヤ62内に充填された中空粒子63がバルブコア12内に進入することが防がれる。これによりバルブコア12が正常に作動し、タイヤ62内への気体65の充填及びタイヤ62からの気体65の放出が可能になる。また、気体65と中空粒子63との両方をタイヤ62内に充填することができる。
以下、実施例と比較例とを挙げて本発明をより具体的に説明する。
[実施例]
本発明に係る実施例のタイヤバルブ10の構成は上述の通りである。即ち、第1ステム30の内径は7mmで、フィルター45には、安積濾紙(株)製の製品番号343の不織布(厚さ1.00mm、圧力損失5Pa、破裂強度529kPa)を用いた。
[比較例]
前記実施例とは、フィルター45を装着していない点のみが異なり、その他の構成は実施例のタイヤバルブ10と同じ構成とした。
[実験方法]
実施例のタイヤバルブ10と、比較例のタイヤバルブとを用いて、上述の充填方法によってタイヤ内に中空粒子63と気体65とを充填した後で、バルブコア12を操作してタイヤ内圧を減圧させた。
[比較結果]
Figure 0004271530
上記表1に示したように、比較例のタイヤバルブでは、タイヤ内圧を減圧する際に、タイヤバルブを通って空気65と共に中空粒子63が噴出した。これに対し、本発明を適用した実施例のタイヤバルブ10では、タイヤ62内圧を減圧する際に、中空粒子63が噴出することがなく、気体65のみを放出することができた。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、挿入部40Aの外周面にOリング43を備えて第2ステム40と第1ステム30との間のシールを図っていたが、例えば、図4に示すように中間フランジ49にパッキン52を敷設し、中間フランジ49と第1ステム30の先端面との間でパッキン52を挟んで押し潰すことで、第2ステム40と第1ステム30との間のシールを図ってもよい。
)前記実施形態では、かしめた筒壁48とフィルター45との間に環状部材46を介在させていたが、かしめた筒壁48をフィルター45に直に押し付けてもよい。
)前記実施形態では、フィルター45は、不織布であったが、気体65中に浮遊する中空粒子63を除去して気体65のみが通過可能なものであれば、これに限るものではない。例えば、ガラス繊維フィルターや、ポリウレタンフォームで構成されたフィルターでもよい。また、フィルター45の布目はタイヤに充填する中空粒子63の粒径に応じて適宜設定すればよい。
本発明の第一実施形態に係るタイヤバルブの側断面図 第2ステムと第1ステムとを取り外した状態のタイヤバルブの側断面図 第2ステムの終端部分の側断面図 他の実施形態(1)のタイヤバルブの側断面図
符号の説明
10,70 タイヤバルブ
12 バルブコア
バルブステム
第1ステム
第2ステム
40K 挟持部
44A 端部壁
45 フィルター
46 環状部材
47A,47B 環状突部
48 筒壁
62 タイヤ

Claims (4)

  1. 中空粒子(63)と気体(65)とが充填されるタイヤ(62)用のタイヤバルブ(10,70)であって、
    前記タイヤ(62)の内外を連通した筒形のバルブステム(20)と、
    前記バルブステム(20)の内部に装着されたバルブコア(12)と、
    前記バルブステム(20)のうち前記バルブコア(12)より奥側を塞いで前記中空粒子(63)を堰き止めかつ前記気体(65)のみを前記バルブコア(12)側に通過可能としたフィルター(45)とを備え、
    前記バルブステム(20)は、前記タイヤ(62)に固定された第1ステム(30)と、前記第1ステム(30)に嵌合装着された第2ステム(40)とで構成され、
    前記第1ステム(30)は、前記第2ステム(40)を離脱したときに、前記タイヤ(62)内に前記中空粒子(63)が充填可能となり、
    前記第2ステム(40)は、前記バルブコア(12)と前記フィルター(45)とによって両端が塞がれると共に、前記フィルター(45)の周縁部を挟持した挟持部(40K)を備え、
    前記挟持部(40K)は、前記第2ステム(40)の一端に形成されて軸方向を向き、前記フィルター(45)の周縁部が敷設される端部壁(44A)と、前記端部壁(44A)の外縁部から起立して、先端部が前記端部壁(44A)側にかしめられて、前記端部壁(44A)との間で前記フィルター(45)の周縁部を挟持した筒壁(48)とを備えてなることを特徴とするタイヤバルブ(10,70)。
  2. 前記フィルター(45)は、不織布であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤバルブ(10,70)。
  3. 前記不織布は、JIS−B8356−8又はISO16889で規定されるろ過性能試験において、前記中空粒子(63)を除去可能なろ過精度であることを特徴とする請求項2に記載のタイヤバルブ(10,70)。
  4. 前記フィルター(45)の周縁部と、かしめられた前記筒壁(48)の先端部との間に環状部材(46)を介在させ、
    前記端部壁(44A)及び前記環状部材(46)の一方と他方とに、径が異なる1対の環状突部(47A,47B)を突出形成して、前記フィルター(45)の周縁部に押し付けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のタイヤバルブ(10,70)。
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