JP7324613B2 - ワークストッカ - Google Patents

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本発明は、昇降装置による可動範囲を大きくしつつ、その昇降装置が収められるベースの高さ寸法を抑えたワークストッカに関する。
ワークを順番に搬送して加工を行う加工機械ラインは、加工前のワークを投入するために或は、加工後のワークを回収するためにワークストッカが用いられる。そうした加工機械ラインにはオートローダが設けられ、ワーク搬送ロボットによって工作機械やワークストッカなどに対しワークの受渡しが自動で行われる。その際、ワークストッカは、ワーク搬送ロボットが常に同じ高さでワークの受渡し作業が行えるように、ワークを搭載するパレットの高さ調整を行うための昇降装置が設けられている。
下記特許文献1には、そうした構成のワークストッカが開示されている。当該従来例の昇降装置は、昇降用モータの駆動によりスプロケットを介して昇降チェーンが回転し、そこに連結された昇降プレートが昇降する。昇降プレートに立設された4本のシャフトが上昇することにより、パレットは、ガイドピンに沿って持ち上げられるようにして上昇する。そのパレットに載せられて上昇するワークは、最上位のものが光電センサによって検出される。そして、検知信号に従って昇降用モータの駆動が停止し、ワークがワーク受渡し高さに位置決めされる。
特開2008-126392号公報
前記ワークストッカは、パレットの上昇制御が行われ、ワーク搬送ロボットによるワークの受渡し高さが常に一定になるように設定されている。そこで、パレット上に載せるワークの数を増加させようとすれば、ワーク搬送ロボットによるワークの受渡し高さがより高くなってしまう。そして、ワークの受渡し位置が高くなれば、パレットを持ち上げるシャフトが長くなって昇降装置の高さ寸法が大きくなり、その昇降装置が組み込まれるベースの高さも高くなってしまう。このとこはワークストッカに対してワークの出し入れを行う作業者にとって作業負担を大きくするほか、ワークの受渡し高さがより高くなることでワーク搬送ロボットの動作に不都合が生じる場合がある。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、可動範囲を大きくしつつコンパクトな構造の昇降装置を備えたワークストッカを提供することを目的とする。
本発明に係るワークストッカは、ワークを搭載する複数のパレットを周状に並べて移動させるパレット移動装置と、前記パレットを昇降させる受渡し位置にあり、同軸状に重ねられた筒状の内側シャフトと外側シャフトからなる昇降用シャフトが上下方向に伸縮するように設けられ、前記昇降用シャフトを伸縮させる伸縮機構および、前記昇降用シャフトを昇降させる昇降機構を備えたパレット昇降装置と、前記パレット移動装置および前記パレット昇降装置を駆動制御する制御装置と、を有し、前記昇降用シャフトは、固定された前記外側シャフト内に前記内側シャフトが移動可能な状態で挿入され、前記伸縮機構は、前記昇降用シャフト毎に、前記内側シャフト内に挿入されたネジ軸と、前記内側シャフトの下部に固定されたナットが螺合するボールネジが構成され、複数の前記ネジ軸には同じ従動ギヤが固定され、その全ての従動ギヤに対して伸縮用モータの回転軸に固定された駆動ギヤが噛合したものである
前記構成によれば、内側シャフトと外側シャフトとからなる昇降用シャフトを伸縮機構によって伸縮させ、その昇降用シャフトを昇降機構によって昇降させるようにしたので、パレットの昇降距離を大きくとりながらもパレット昇降装置の高さ寸法を抑えること及び、その昇降装置を組み込むベースの高さを従来よりも低くすることができる。
加工機械ラインの一部を示した正面図である。 ワークストッカ内のパレット移動装置を簡易的に示した平面図である。 ワークストッカの側面図である。 パレットを下限位置にしたパレット昇降装置を示した図である。 パレットを中間位置にしたパレット昇降装置を示した図である。 パレットを上限位置にしたパレット昇降装置を示した図である。 パレット昇降装置の伸縮機構を構成する駆動ギヤと従動ギヤとを示した図である。
本発明に係るワークストッカの一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態のワークストッカは、加工機械ラインの一部として構成されたものである。図1は、加工機械ラインの一部であるワーク供給部を示した正面図であり、ワークストッカ1と2台の工作機械3が示されている。加工機械ラインは、複数台の工作機械3が横並びに配置され、ワークWを加工順に従って搬送するオートローダが設けられている。オートローダは、並べられた工作機械3の前をワーク搬送ロボット4が移動し、前方(図面を貫く方向)からワークWの受渡しを行うようにしたものである。
ワークストッカ1は、加工機械ラインの上流側と下流側の端部に設置されるものであるが、図示する上流側のワークストッカ1には、加工機械ラインへと投入される複数のワークWが積み込まれる。そのワークストッカ1では、加工用のワークWがワーク搬送ロボット4によって掴み取られて外へと運び出され、工作機械3へ順番に搬送される。一方、下流側のワークストッカでは、工作機械3などによって処理された加工済みのワークWが積み込まれる。
ワークストッカ1は、複数のワークWを機内のパレット上に積み重ね、ワーク搬送ロボット4に対する受渡し位置へとワークWを送るためのパレット移動装置7が設けられている。図2は、そのパレット移動装置7を示すワークストッカ1の簡略化した平面図であり、図3は、ワークストッカ1の側面図である。パレット移動装置7は、複数のパレット13を長円形の進路に沿って周方向に移動させるものであり、ワークストッカ1を構成するベース9の上に設けられている。
パレット移動装置7は、走行台11に対して3本の長い位置決めピン12が上方に突き立てられており、パレット13は、この位置決めピン12に拘束されるようにして走行台11の上に搭載されている。円盤形状のパレット13は、3つのスリット131が放射状に形成され、3本の位置決めピン12によって貫かれた状態で走行台11に搭載されている。こうしたパレット13は、位置決めピン12によって横ずれを起こすことなく、水平な姿勢を保って鉛直方向の移動が可能であり、その上には複数のワークWが積み上げられることとなる。
パレット移動装置7では、複数の走行台11が、図2において一点鎖線で示す無端のローラチェーン15に連結されている。長円形進路の長手方向両端部には一対のスプロケット16が軸支され、そこにローラチェーン15が掛け渡されている。機体後方側のスプロケット16が駆動側となり、その回転軸には移動用モータ17が連結されている。移動用モータ17が駆動し、その出力がスプロケット16を介してローラチェーン15に伝達されることにより、回転送りされるローラチェーン15に牽引されるように、複数の走行台11が一斉にベース9上を長円形進路に従って移動するようになっている。
走行台11の進路上には、ワーク搬送ロボット4との間でワークWの受渡しを行う受渡し位置Pが設けられている。受渡し位置Pは機体前部にあり、図1に示すように、機体カバーの側部からワーク搬送ロボット4の進入が可能となっている。ワークストッカ1におけるワークWの受渡しは、受渡し位置Pにおいて常に一定の高さで行われる。そのため、ワークストッカ1は、受渡し位置Pに停止したパレット13を昇降させるためのパレット昇降装置8が設けられている。
図4乃至図6は、パレット昇降装置8を示した図であり、パレット13の下限位置、中間位置そして上限位置の3段階が示されている。パレット昇降装置8は、位置決めピン12に沿って上下方向に移動自在なパレット13に対して、昇降する3本の昇降用シャフト21を下から突き当てて支持するようにしたものである。特に、本実施形態の昇降用シャフト21は、同軸状に重ねられた筒状の内側シャフト23と外側シャフト24によって構成され、それ自体が伸縮することによってパレット13を昇降させることが可能になっている。
従って、パレット昇降装置8は、3本の昇降用シャフト21が昇降テーブル25の上に立設され、昇降テーブル25を昇降させる昇降機構と、3本の昇降用シャフト21を同時に伸縮させる伸縮機構の2つの異なる機構が設けられている。その一つである昇降機構は、従来のパレット昇降装置と同様に構成され、昇降チェーン26に吊り下げされた昇降テーブル25を上下に移動させるものである。
昇降チェーン26は、一端が昇降テーブル25の上面側に連結され、他端が昇降テーブル25の下面側に連結され、その間の4箇所では第1から第4スプロケット31,32,33,34に掛けられている。第1スプロケット31は、昇降テーブル25の上方に位置し、そこから鉛直に下した昇降チェーン26によって昇降テーブル25を吊るためのものである。第4スプロケット34は、昇降テーブル25の下方から昇降チェーン26を連結させ、上下に移動する昇降テーブル25の動きを安定させるためのものである。
第3スプロケット33は、回転軸の高さ調整を行う調整手段35に支持され、昇降チェーン26に対して一定のテンションを与えるよう構成されている。また、第2スプロケット32は、第1昇降用モータ27のモータ軸に連結されたものである。よって、この昇降機構では、第1昇降用モータ27の出力によって第2スプロケット32が回転し、それに従って昇降チェーン26が所定方向に送られる。昇降テーブル25が上方に引き上げられ或は下方に引き下げられ、昇降テーブル25に突き立てられた3本の昇降用シャフト21が上下動してパレット13の高さ調整が行われることとなる。
ところで、昇降テーブルの上下動だけでパレットの高さ調整を行う従来構造は、パレットの上に搭載するワークWの数を増加させることに限界があった。ワークWの数を増加させると、ワーク搬送ロボット4の受渡し位置が高くなってしまい、その分だけ昇降用シャフトを長くしなくてはならない。すると、パレット昇降装置の高さ寸法が大きくなってしまい、ワークストッカのベースの高さが高くなってしまう。これにより、ワークストッカに複数のワークWを積み込む位置が高くなり、作業者の負担が大きくなり作業性を低下させてしまう。また、ワークWの高さ増に加えてベースの高さも加わるため、ワークWの受渡し位置がより高くなってしまい、ワーク搬送ロボット4が図1に示すように前傾させらずに受渡しができなくなってしまう。
そこで、本実施形態のパレット昇降装置8は、ワーク搬送ロボット4に対するワークWの受渡し位置を高くすることなく、その一方でパレット13に搭載するワークWの増加を可能にした構成となっている。すなわち、パレット昇降装置8には、前述したように昇降チェーン26を利用した昇降機構に加え、3本の昇降用シャフト21を同時に伸縮させる伸縮機構が設けられている。なお、3本の昇降用シャフト21は、受渡し位置Pの走行台11を貫いてパレット13の下面に突き当てられるようになっている。
昇降用シャフト21は、内側シャフト23と外側シャフト24との間にボールネジが組み込まれている。昇降用シャフト21の中心に位置するネジ軸22には内側シャフト23が被せられ、更にその内側シャフト23に対して外側シャフト24が被せられている。ボールネジのネジ軸22は、その下端が従動ギヤ36の中心に固定されて一体になり、付け根部分が昇降テーブル25の軸受けホルダ251に組み付けられた軸受37によって回転支持されている。
内側シャフト23は、下端部内側にボールネジのナット28が固定され、ネジ軸22は、ナット28と螺合した状態で内側シャフト23内に収められている。内側シャフト23と外側シャフト24との間には回転止めが構成され、ネジ軸22の回転運動がナット28の直線運動に変換されるようになっている。つまり、外側シャフト24は、側面に軸方向に沿ったスリット241が形成され、内側シャフト23の側面に固定されたストッパ231がスリット241から突き出ている。よって、内側シャフト23は、ネジ軸22が回転しても螺合したナット28が供回することはなく、パレット13を支えたまま上下方向に移動するようになっている。
パレット13を上下動させる3本の昇降用シャフト21は、内側シャフト23の先端の高さが揃っていなければならない。そのため、3本の昇降用シャフト21は、全て同じ寸法で形成され、先端が揃うように組み付けられている。そして、3本の昇降用シャフト21の伸縮作動が同期するように、内側シャフト23に固定された3つの従動ギヤ36が、図7に示すように一つの駆動ギヤ38に噛合している。第2昇降用モータ39とそのモータ軸に固定された駆動ギヤ38および、昇降用シャフト21側の従動ギヤ36は、昇降テーブル25の下側に保持されるように一体に組み付けられている。
ワークストッカ1は、パレット移動装置7およびパレット昇降装置8などについて駆動を制御するための制御装置が設けられ、その記憶部に格納されたプログラムに従い、複数のパレット13を所定のタイミングで移動させ、受渡し位置Pにおいてパレット13に対する昇降が実行できるようになっている。そのため、パレット昇降装置8には第1、第2、第3近接スイッチ51,52,53が設けられ、各検知信号を基に第1昇降用モータ27と第2昇降用モータ39の駆動制御が行われるよう構成されている。
第1、第2近接スイッチ51,52は、昇降機構による昇降テーブル25の下限位置と上限位置とを検知プレート29によって検出するものであり、第3近接スイッチ53は、伸縮機構による内側シャフト23と外側シャフト24の伸長状態と収縮状態とをストッパ231によって検出するものである。また、受渡し位置Pには、図2に示すように、ワークWがワーク搬送ロボット4に対する受渡し高さに位置したことを検出するための光電センサ55が設けられている。

続いて、本実施形態のワークストッカ1について作用効果を説明する。ワークストッカ1は、パレット移動装置7の駆動制御により、複数のパレット13が機内を移動し、加工機械ラインの供給側であれば、所定のパレット13が受渡し位置Pに位置決めされる。また、排出側に設置されたワークストッカ1であれば、加工済みワークWを受け取るパレット13が受渡し位置Pへと位置決めされる。供給側である本実施形態のワークストッカ1は、移動用モータ17に対する回転制御によってローラチェーン15の送り量が設定され、一斉に移動する複数の走行台11のうち、対象となるワークWを搭載したものが受渡し位置Pに配置される。
受渡し位置Pでは、パレット昇降装置8によってパレット13上のワークWが所定の高さにまで持ち上げられる。パレット昇降装置8には昇降機構と伸縮機構とが設けられているが、先ず伸縮機構によってワークWが持ち上げられる。第2昇降用モータ39が駆動し、モータ軸の回転出力が駆動ギヤ38から3つの従動ギヤ36に伝達される。昇降用シャフト21は、従動ギヤ36と一体のネジ軸22が回転し、ナット28を介して与えられる直線運動によって、内側シャフト23が外側シャフト24内を上方へと移動する。
こうした昇降用シャフト21の伸長作動により、内側シャフト23の先端に支えられたパレット13がワークWとともに持ち上げられる。そして、パレット13に積み上げられたワークWのうち最上位のものが光電センサ55によって検出されると、その検知信号が制御装置に送信され、第2昇降用モータ39の停止制御が行われる。このようなワークWの上昇は、ワーク搬送ロボット4によるワークWの取り出し毎に昇降用シャフト21が伸長作動してワーク1個分ずつ行われる。
外側シャフト24内を内側シャフト23が上昇する場合、図5に示すように、スリット241内をストッパ311も上昇する。そのストッパ311は、一定量上昇した位置で第3近接スイッチ53によって検出される。その際、検知信号を受けた制御装置では、パレット昇降装置8に対してパレット13の上昇が伸縮機構から昇降機構への切り替え制御が行われる。すなわち、第1昇降用モータ27の駆動制御に切り替えられる。よって、第2スプロケット32が回転し、それに従って昇降チェーン26が所定方向に送られ、昇降テーブル25が上方に引き上げられる。昇降用シャフト21は伸長状態が維持されたまま上昇し、次のワークWが受渡し高さにまで移動する。
昇降機構でも同じように、ワーク搬送ロボット4によるワークWの取り出し毎に、第1昇降用モータ27による昇降チェーン26の送りによって昇降テーブル25がワーク1個分ずつ上昇する。そして、昇降テーブル25が図6に示す位置まで上昇し、検知プレート29が第2近接スイッチ52によって検出されると、その検知信号を受けた制御装置では、第1昇降用モータ27の駆動を停止させ、ワークWの受渡しを全て終了したパレット13の上昇が下降に切り替えられる。
パレット13を走行台11に戻す下降では、上昇の場合と同じく、先ず伸縮機構の第2昇降用モータ39が駆動して昇降用シャフト21が収縮作動する。外側シャフト24内を内側シャフト23が下降し、スリット241内を移動するトッパ311が第3近接スイッチ53によって検出される。その検知信号を受けた制御装置では、伸縮機構から昇降機構の第1昇降用モータ27の駆動制御に切り替えられ、昇降チェーン26が所定方向に送られることにより、昇降テーブル25が引き下げられる。検知プレート29が第1近接スイッチ51に検出されると、その検知信号を受けた制御装置により第1昇降用モータ27の駆動が止められ、パレット13が図4に示す下限位置に戻る。
こうした本実施形態のワークストッカ1は、パレット昇降装置8が昇降機構と伸縮機構とを備えた構成であることにより、パレット13の昇降距離を大きくとりながらもパレット昇降装置8の高さ寸法を抑えることが可能になった。そのため、ベース9の高さを従来よりも低くすることができ、作業者によるワークWの積み込み或は積み出し作業が行い易くなったほか、パレット13上にこれまでよりも多くのワークWを搭載させることができ、その場合でも、従来通りのワーク搬送ロボット4に適したワークWの受取り高さを維持することが可能になる。
パレット昇降装置8は、第1、第2、第3近接スイッチ51,52,53の検知信号により、昇降機構と伸縮機構との切り換えや、昇降テーブル25の上限位置および下限位置の確認を行うようにしたため、第1昇降用モータ27および第2昇降用モータ39を安価なものにしつつ、スムーズなパレット13の昇降を行うことが可能となる。特に、第1および第2近接スイッチ51,52は従来のパレット昇降装置に存在するものであり、第3近接スイッチ53を追加することだけで、昇降機構と伸縮機構の連続した駆動制御が可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、3本の昇降用シャフト21の伸縮を同期させるため、第2昇降用モータ39の回転を駆動ギヤ38に対して3つの従動ギヤ36を噛合させたが、その回転伝達手段をベルトとプーリから構成されるものに変更してもよい。
1…ワークストッカ 4…ワーク搬送ロボット 7…パレット移動装置 8…パレット昇降装置 9…ベース 11…走行台 13…パレット 17…移動用モータ 21…昇降用シャフト 22…ネジ軸 23…内側シャフト 24…外側シャフト 25…昇降テーブル 26…昇降チェーン 27…第1昇降用モータ 28…ナット 31,32,33,34…第1、第2、第3、第4スプロケット 36…従動ギヤ 38…駆動ギヤ 39…第2昇降用モータ 51,52,53…第1、第2、第3近接スイッチ P…受渡し位置 W…ワーク




Claims (4)

  1. ワークを搭載する複数のパレットを周状に並べて移動させるパレット移動装置と、
    前記パレットを昇降させる受渡し位置にあり、同軸状に重ねられた筒状の内側シャフトと外側シャフトからなる昇降用シャフトが上下方向に伸縮するように設けられ、前記昇降用シャフトを伸縮させる伸縮機構および、前記昇降用シャフトを昇降させる昇降機構を備えたパレット昇降装置と、
    前記パレット移動装置および前記パレット昇降装置を駆動制御する制御装置と、
    を有し、
    前記昇降用シャフトは、固定された前記外側シャフト内に前記内側シャフトが移動可能な状態で挿入され、前記伸縮機構は、前記昇降用シャフト毎に、前記内側シャフト内に挿入されたネジ軸と、前記内側シャフトの下部に固定されたナットが螺合するボールネジが構成され、複数の前記ネジ軸には同じ従動ギヤが固定され、その全ての従動ギヤに対して伸縮用モータの回転軸に固定された駆動ギヤが噛合したワークストッカ。
  2. 前記伸縮機構によって昇降可能な前記昇降用シャフトが昇降プレートに組み付けられ、前記昇降機構は、所定位置に軸支された複数のスプロケットに昇降チェーンが掛け渡され、前記昇降チェーンの一端は前記昇降プレートの上側に固定され、前記昇降チェーンの他端は前記昇降プレートの下側に固定され、複数の前記スプロケットの一つに昇降用モータの回転軸が固定された請求項1に記載のワークストッカ。
  3. 前記パレット昇降装置は、前記昇降機構における前記昇降用シャフトの下限位置と上限位置をそれぞれ検出する下限スイッチおよび上限スイッチと、前記伸縮機構における前記昇降用シャフトの伸縮状態を検出する伸縮スイッチとを有し、前記制御装置は、前記各スイッチからの検知信号を基に前記パレット昇降装置を駆動制御する請求項1または請求項2に記載のワークストッカ。
  4. 前記制御装置は、前記パレットを昇降させる際、前記伸縮機構を駆動し、前記伸縮スイッチからの検知信号を基に前記昇降用シャフトの伸縮状態を確認した後、前記昇降機構を駆動して前記昇降用シャフトを昇降させるものである請求項3に記載のワークストッカ。
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