JPH0651256B2 - ガントリーローダ - Google Patents

ガントリーローダ

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JPH0651256B2
JPH0651256B2 JP2264552A JP26455290A JPH0651256B2 JP H0651256 B2 JPH0651256 B2 JP H0651256B2 JP 2264552 A JP2264552 A JP 2264552A JP 26455290 A JP26455290 A JP 26455290A JP H0651256 B2 JPH0651256 B2 JP H0651256B2
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JP
Japan
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frame
lifting
elevating frame
elevating
chuck
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JP2264552A
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久巧 島
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、旋盤等の工作機械に設置されるガントリー
ローダに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、旋盤に設置するガントリーローダとして、架設レ
ール上を走行する走行台に、昇降ロッドを昇降可能に垂
下させ、昇降ロッドの下端にチャックを設けたものが使
用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のガントリーローダによると、昇降ロッド
の全体が一体に形成されているため、チャック位置を上
昇させると、昇降ロッドの上端が走行台の上方に高く突
出する。
そのため、占有空間が高さ方向に大きくなり、天井高さ
が低い工場や、上方にクレーン等が走行する箇所等では
設置できない場合がある。
チャックの昇降ストロークを短くすると、昇降ロッドの
上方突出高さを低くできるが、その場合ワークを必要な
経路で搬送することができなくなる。例えば、旋盤の機
体カバーから上方へワークを取り出して搬送すること等
ができなくなる。
このような問題点を解消するものとして、昇降ロッドを
テレスコープ状に構成したものが提案されているが、ス
トロークの長い昇降動作に高価な部品であるボールねじ
を使用しているため、装置全体のコストが高くなるとい
う問題点がある。
この発明の目的は、チャック上昇時の全体高さを低く構
成でき、かつチャックの昇降ストロークを長く得ること
ができ、さらに安価な部品で昇降駆動が行えてコスト低
下が図れるカントリーローダを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、レールに沿って水平走行する走行台に、昇
降枠を昇降可能に垂下させ、その下端にチャックを設け
たガントリーローダにおいて、前記昇降枠を、互いにテ
レスコープ状に伸縮可能に連結された複数個の単位昇降
枠で構成し、前記昇降枠を昇降させるラック・ピニオン
機構を設けると共に、走行台と昇降枠との間に昇降枠の
持ち上げ力補助用のシリンダを設けたものである。
〔作 用〕
この構成によると、昇降枠の全体が昇降すると共に、昇
降枠の単位昇降枠がテレスコープ状に伸縮して、下端の
チャックの高さを変える。そのため、昇降枠が上方に高
く突出せず、チャックの昇降ストロークが長く得られ
る。昇降枠の昇降はラック・ピニオン機構で行うため、
減衰率が小さくてモータ負荷が大きくなるが、昇降枠の
荷重の一部は前記シリンダで負担されるため、モータ負
荷が軽減され、円滑な昇降が行える。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図ないし第7図に基づいて説
明する。
第1図はガントリーローダを設置した旋盤の正面図であ
る。旋盤本体1のベース2の両端に立設した支柱3にロ
ーダフレーム4が架設され、ローダフレーム4の上面の
レール5に、ガントリーローダ6の走行台7が走行自在
に設置されている。ローダフレーム4は、搬入搬出コン
ベヤ8の上方まで片持状に延び、ガントリーローダ6に
より、旋盤本体1の主軸9と搬入搬出コンベヤ8との間
のワークの搬送が行われる。
旋盤本体1は、ベッド10の上方部分が後部機体カバー
11と前部機体カバー12とで覆われ、第2図に示すよ
うに主軸9と並んで工具タレット13が後部機体カバー
11から露出して設けられている。
ガントリーローダ6は、走行台7に自走用モータ14を
搭載すると共に、第4図に示すようにベースフレーム1
5を介して昇降枠16を昇降可能に設置してある。昇降
枠16は、ミドル単位昇降枠17と、トップ単位昇降枠
18とをテレスコープ状に伸縮可能に連結したものであ
り、トップ昇降枠18の下端のローダヘッド19に2個
のチャック20が設けられている。両チャック20は、
支軸21回りで回動可能であり、シリンダ装置(図示せ
ず)の駆動で、互いの位置を入替え可能である。
第5図は昇降枠16およびベースフレーム15の拡大水
平断面を示す。トップ単位昇降枠18は角パイプからな
り、ミドル単位昇降枠17はトップ単位昇降枠18を遊
嵌する溝形に形成されている。両単位昇降枠17,18
は、トップ単位昇降枠18の両側面に設けたガイド突条
22がミドル単位昇降枠17の溝形ガイド23に嵌合す
ることにより、相互に伸縮自在に連結されている。ミド
ル単位昇降枠17は背面に2本の上下方向のガイド突条
24を有し、これらガイド突条24がベースフレーム1
5に設けられた溝形ガイド25に嵌合することにより、
昇降自在に支持されている。前記各溝形ガイド23,2
5は、各々上下方向に離れた複数箇所に設けてある。
ベースフレーム15の背面には、モータ台26を介して
昇降駆動モータ27が設置してあり、モータ軸のプーリ
28から回転軸29のプーリ30にベルト31を介して
回転伝達される。回転軸29は、軸受32でベースフレ
ーム15に支持され、駆動ピニオン33が取付けられて
いる。駆動ピニオン33は、ミドル単位昇降枠17の背
面のラック34(第7図)に噛み合い、ミドル単位昇降
枠17を昇降させる。第5図において、ミドル単位昇降
枠17の背面には連動ピニオン35が軸受36で回転自
在に取付けられていて、ベースフレーム15のラック3
7と、トップ単位昇降枠18のラック38とに噛み合っ
ている(第6図)。これら連動ピオン35と両ラック3
7,38とでラック・ピニオン機構からなる倍速連動機
構39が構成される。なお、ミドル単位昇降枠17に
は、連動ピニオン35を遊嵌する開口40(第5図)が
設けてある。
第4図において、走行台7には昇降枠16の持ち上げ力
補助用のエアシリンダ41が立設され、そのピストンロ
ッド41aの上端が、ミドル単位昇降枠17の上端に連
結部材42で連結されている。連結部材42には下方に
延びるガイドロッド43が設けてあり、ベースフレーム
15に設けられたガイド部材(図示せず)に昇降自在に
支持されている。このガイドロッド43と、ミドル単位
昇降枠17の背面のガイド突条24とで、ミドル単位昇
降枠17の昇降のガイドが行われる。
上記構成の動作を説明する。第1図において、ガントリ
ーローダ6は搬入搬出コンベヤ8の上方位置で、鎖線で
示すように昇降枠16を下降させ、搬入搬出コンベヤ8
上の未加工のワークを片方のチャック20で把持する。
把持ができると、昇降枠16を実線で示す上昇端まで上
昇させ、この後、走行台7を主軸9の上方位置まで走行
させ、再度昇降枠16を下降させる。ここで、主軸9の
加工済みのワークを空のチャック20で受け取った後、
他方のチャック20に把持している未加工のワークを主
軸9にロードする。ロードできると、昇降枠16を上昇
端まで上昇させた後、走行台7を搬入搬出コンベヤ8の
上方位置まで戻す。このような動作を繰り返す。
この場合に、昇降枠16の昇降は次のように行われる。
すなわち第5図において、昇降駆動モータ27を駆動す
ると、ベルト31を介して回転軸29が回転させられ、
駆動ピニオン33が回転する。そのため、駆動ピニオン
33にラック34で噛み合ったミドル単位昇降枠17が
昇降駆動される。ミドル単位昇降枠17が昇降すると、
ミドル単位昇降枠17に支持された連動ピニオン35
が、ベースフレーム15のラック37との噛み合いのた
めに回転し、この回転によってトップ単位昇降枠18が
ラック38と共に昇降させられる。このとき、第6図か
らもわかるように、連動ピニオン35は、高さ固定のラ
ック37に噛み合って回転しながら昇降し、その昇降と
回転との両方で可動のラック38を昇降させる。そのた
め、トップ単位昇降枠18は、ミドル単位昇降枠17の
昇降高さの2倍の高さを2倍の速度で昇降する。
第4図において、実線は昇降枠16が最も上昇した状
態、鎖線は最も下降した状態を示す。エアシリンダ41
は、昇降時において昇降枠16の荷重の一部を負担し、
昇降駆動モータ27による昇降動作の円滑を図る。
このガントリーローダ6は、このように昇降枠16をミ
ドル単位昇降枠17とトップ単位昇降枠18とでテレス
コープ状に伸縮可能に構成したため、トップ単位昇降枠
18に設けたチャック20の昇降ストロークはミドル単
位昇降枠17の2倍のストロークになる。そのため、チ
ャック20の昇降ストロークを十分に得ながら、最上昇
時における昇降枠16の上方突出高さが低くなる。した
がって、このガントリーローダ6の設置場所の制限が少
なくなり、天井の低い室内等にも設置することができ
る。
なお、前記実施例では昇降枠16を2段のテレスコープ
状としたが、3段以上としても良い。また、走行台7に
走行方向と直交する方向に進退する移動台を搭載し、そ
の上に昇降枠16を設置しても良い。
〔発明の効果〕
この発明のガントリーローダは、テレスコープ状に伸縮
可能に連結された複数個の単位昇降枠で昇降枠を構成
し、その下端にチャックを設けたものであるため、チャ
ックの昇降ストロークを短くすることなく、チャック上
昇時の昇降枠の上方突出高さを低くすることができる。
また、昇降枠の昇降駆動にラック・ピニオン機構を使用
しているため、部品コストが安くて装置全体を安価に構
成できる。ラック・ピニオン機構を使用した場合、モー
タ負荷が大きくなるが、シリンダを設けて昇降枠を持ち
上げ力の補助を行うようにしたため、モータ負荷が軽減
され、円滑な昇降動作が得られる。シリンダは安価な部
品であるため、ラック・ピニオン機構に併用しても、ボ
ールねじを使用する場合に比べて安価なものとできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のガントリーローダを組付
けた旋盤の正面図、第2図はその旋盤の側面図、第3図
および第4図は各々同じくその昇降枠の正面図および側
面図、第5図は同じくその昇降枠の拡大水平断面図、第
6図は同じくその昇降枠の破断側面図、第7図は同じく
そのミドル単位昇降枠の背面図である。 1……旋盤本体、4……ローダフレーム、5……レー
ル、6……ガントリーローダ、7……走行台、8……搬
入搬出コンベヤ、9……主軸、13……工具タレット、
15……ベースフレーム、16……昇降枠、17……ミ
ドル単位昇降枠、18……トップ単位昇降枠、20……
チャック、22……ガイド突条、23……溝形ガイド、
24……ガイド突条、25……溝形ガイド、27……昇
降駆動モータ、33……駆動ピニオン、34……ラッ
ク、35……連動ピニオン、37,38……ラック、4
1……エアシリンダ、43……ガイドロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールに沿って水平走行する走行台に、昇
    降枠を昇降可能に垂下させ、前記昇降枠を、互いにテレ
    スコープ状に伸縮可能に連結された複数個の単位昇降枠
    で構成し、最先端の単位昇降枠の下端にワークを把持す
    るチャックを設け、前記昇降枠を昇降させるラック・ピ
    ニオン機構を設け、かつ前記走行台と昇降枠との間に昇
    降枠の持ち上げ力補助用のシリンダを設けたガントリー
    ローダ。
JP2264552A 1990-10-01 1990-10-01 ガントリーローダ Expired - Lifetime JPH0651256B2 (ja)

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