JPS6348566Y2 - - Google Patents

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JPS6348566Y2
JPS6348566Y2 JP1983198591U JP19859183U JPS6348566Y2 JP S6348566 Y2 JPS6348566 Y2 JP S6348566Y2 JP 1983198591 U JP1983198591 U JP 1983198591U JP 19859183 U JP19859183 U JP 19859183U JP S6348566 Y2 JPS6348566 Y2 JP S6348566Y2
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JP
Japan
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movable part
spline shaft
drive source
shuttle bar
fixed part
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JP1983198591U
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JPS60107020U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、いわゆるリフトアンドキヤリー方
式の搬送装置に関する。
〔従来技術〕
従来のリフトアンドキヤリー搬送装置として
は、例えば第1,2図に示すようなものがある。
これは自動車車体の溶接ラインに設置して、ワー
クを各溶接工程毎に順次自動的に搬送しつつ、一
連のスポツト溶接作業を行うようにしたものであ
る。1はフインガ1aで支承したワークWを搬送
するシヤトルバーで、溶接ラインの全長にわたり
所定の高さに2本平行に設けてあり、その長手方
向に水平走行可能に、ローラ1b,1cで支承さ
れている。10はこのシヤトルバー1を丁度1工
程の間隔相当分だけ往復動させるためのラツクア
ンドピニオンを備えた走行機構である。20はシ
ヤトルバーの駆動源で、動力伝達手段であるカツ
プリング20aを介して、走行機構10と連係し
ている。走行機構10とその駆動源20は昇降台
e上に積載されて、可動部Eを形成している。こ
の可動部Eは、昇降装置f1を備えた基台f2を所定
間隔で床面FL上に配置してなる固定部Fにより、
昇降自在に支持されている。
シヤトルバー1は、水平往復作動と昇降作動の
組み合せで、第1図に矢符号A,B,C,Dで示
すスクエア運動を繰返すことにより、ワークWを
各工程間で搬送する。
しかしながら、このような従来のリフトアンド
キヤリー方式の搬送装置にあつては、比較的重量
のある回転駆動源20及びその取付台・取付ブラ
ケツト等を可動部Eに設けたものとなつていたた
め、次のような問題点があつた。
(イ) 昇降装置f1の能力を大きくしなければならな
いから、装置全体が大型化しコスト高となる。
(ロ) 駆動源への動力供給用の配線又は配管等が、
昇降動作に追従し易い吊下げ方式であり、耐久
性に欠ける。
〔考案の目的〕
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、シヤトルバー駆動源を可動部
から分離して固定部側に配置することにより、上
記問題点を解決することを目的としている。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するこの考案は、シヤトルバ
ーの走行機構を備えた可動部と、この可動部の昇
降装置を備えた固定部とを有する搬送装置におい
て、走行駆動源を前記固定部に設けるとともに、
その動力伝達手段は上下方向に支承した回動可能
なスプライン軸と、前記可動部の昇降に連動して
スプライン軸に対し相対的に摺動する伝動歯車機
構とにより形成したことを特徴とする搬送装置で
ある。
以下この考案を、図面に示す実施例に基づいて
説明する。
〔実施例〕
第3図、第4図は、この考案に係る一実施例を
示す図である。
まず構成を説明すると、シヤトルバー1を走行
自在に支承するローラ1b,1cは、昇降台eに
立設した支柱1dに軸支されている。走行機構1
0を構成するラツク11はシヤトルバー1に固定
され、このラツクに噛み合うピニオン12は回転
軸13に一体回転するように固着されている。回
転軸13は軸受14を介して昇降台e上に支持さ
れ、その一端にベベルギヤを固着してある。一
方、シヤトルバー1の駆動源20は、固定部Fの
基台f2上に取付ブラケツト21を介して固定した
正逆回転の電動または油圧モータ22と、そのモ
ータ出力軸23にカツプリング24で接続された
減速機25とにより構成されている。この駆動源
20の出力は、同じく固定部の基台f2上に立設し
た動力伝達手段30を介して、シヤトルバーの走
行機構10の回転軸13に伝達され、ラツク11
とピニオン12により直線運動に変換されシヤト
ルバー1を往復動させる。この往復動は、例えば
可動部Eが、昇降装置としての油圧シリンダf1
作動で上昇限に達したとき、シヤトルバー1前
進、反対に可動部Eが下降限にあるときシヤトル
バー後退となるように制御する必要がある。もつ
とも溶接作業との関係で逆動作にすることもあ
り、要は上・下の位置でシヤトルバー1を逆行さ
せればよい。そこで、上記動力伝達手段30は、
この上下2位置での動力伝達が可能なように形成
されている。すなわち、基台f2上に支持板31を
立設し、これに取り付けた軸受32,33によ
り、スプライン軸34を上下方向に長く支承して
いる。そしてこのスプライン軸34の下端は、駆
動源である減速機25の出力回転軸25aに、カ
ツプリング35を介して接続されている。36は
スプライン軸34上を上下に摺動可能な伝動歯車
機構であり、その詳細は第4図に示される。図
中、37aはスプライン軸34に摺動自在に嵌合
させたベベルギヤ、38,38は軸受、39はス
ペーサ、40はこれらを収納したギヤボツクスで
ある。37bはシヤトルバーの走行機構10の回
転軸13に固着した他のベベルギヤで、前記ベベ
ルギオ37aと噛み合うように、ギヤボツクス4
1内に収納されている。42は両ギヤボツクス4
0,41を一体的に連係させるための部材で、こ
れにより、ベベルギヤ37bが可動部Eの昇降に
より上下動すると、ベベルギヤ37aは噛み合い
状態を保つたまゝスプライン軸34上を上下に摺
動できるようになつている。
次に作用を説明する。
可動部Eが、第3図に実線で示す下降限にある
とき、動力伝達手段30の伝動歯車機構36も下
限位置にある。駆動源20のモータ22の正方向
(又は逆方向)回転力は、減速機25→スプライ
ン軸34→ベベルギヤ37a→ベベルギヤ37b
と伝達されて、シヤトルバー走行機構10の回転
軸13を駆動する。この駆動はピニオン12とラ
ツク11で直線運動に変換されるから、シヤトル
バー1を前進(又は後退)させることができる。
固定部Fに設けた昇降装置f1が作動して、可動
部Eが上昇を始めると、伝動歯車機構36もスプ
ライン軸34上を摺動しつつ、共に上昇する。そ
の上昇の間、両ベベルギヤ37aと37bとは噛
み合いを保つたまゝである。やがて可動部Eが第
3図に鎖線で示す上昇限に達すると、モータ22
が今度は逆方向(又は正方向)に回転を開始す
る。その回転は、前記と同様に伝達手段30を経
て走行機構10に伝わり、シヤルバー1を後退
(又は前進)させる。次で可動部Eは下降するが、
その際も伝動歯車機構36は噛み合いを保つた
まゝ共に下降するから、下降限に達して次の動作
に即応することが可能である。
第5図には、他の実施例を示す。
この実施例は、スプライン軸43と摺動自在に
係合する伝動歯車機構44を、固定部Fの基板f2
上に取付部材45により固定して駆動源20に係
合させるとともに、スプライン軸43の方を昇降
台eと連動的に上下動させるようにしたものであ
る。46は昇降台eに固着した支持板、47はこ
の支持板46に取り付けた軸受ユニツトであり、
この軸受ユニツト47に支承されたスプライン軸
43の回転は、その上端に装着されたマイタギヤ
ボツクス48を介して回転軸13に伝達される。
可動部Eの昇降台eが上下動すると、同時にスプ
ライン軸43が上下動する。換言すれば、伝動歯
車機構44のベベルギヤ49がスプライン軸43
上を相対的に上下に摺動することとなる。従つて
固定部Fにある駆動源20の回転出力を、いつで
も可動部Eにある回転軸13に伝達できる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
従来、可動部に設けられていた駆動源を分離して
固定部側に配置するとともに、可動部にあるシヤ
トルバー走行機構と固定部の駆動源とを常時連係
できるようにした動力伝達手段を形成したものと
したため、(イ)可動部の重量を軽減して、従来より
小型化できる。(ロ)駆動源である電動または油圧等
のモータへの動力配線または配管を固定して、装
置の耐久性や安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の搬送装置の要部側面図、第2図
は第1図の−矢視で示す正面図、第3図はこ
の考案に係る一実施例の正面図、第4図は第3図
に示す伝動歯車機構の拡大断面図、第5図はこの
考案に係る他の実施例の正面図である。 1……シヤトルバー、10……走行機構、E…
…可動部、f1……昇降装置、F……固定部、20
……駆動源、34,43……スプライン軸、3
6,44……伝動歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークを搬送するシヤトルバーの走行機構を備
    えた可動部と、この可動部の昇降装置を備えた固
    定部とを有する搬送装置において、走行駆動源を
    前記固定部に設けるとともに、その動力伝達手段
    は上下方向に支承した回動可能なスプライン軸
    と、前記可動部の昇降に連動してスプライン軸に
    対し相対的に摺動する伝動歯車機構とにより形成
    したことを特徴とする搬送装置。
JP19859183U 1983-12-26 1983-12-26 搬送装置 Granted JPS60107020U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19859183U JPS60107020U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19859183U JPS60107020U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107020U JPS60107020U (ja) 1985-07-20
JPS6348566Y2 true JPS6348566Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30757720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19859183U Granted JPS60107020U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60107020U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899220U (ja) * 1981-12-28 1983-07-06 日産自動車株式会社 リフトアンドキヤリイコンベア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60107020U (ja) 1985-07-20

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